JP2000287031A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2000287031A
JP2000287031A JP11092849A JP9284999A JP2000287031A JP 2000287031 A JP2000287031 A JP 2000287031A JP 11092849 A JP11092849 A JP 11092849A JP 9284999 A JP9284999 A JP 9284999A JP 2000287031 A JP2000287031 A JP 2000287031A
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誠 熊谷
Katsuaki Tajima
克明 田島
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英一 高濱
Hideaki Mizuno
英明 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿読取前からのよごれによる黒筋発生を抑
制するとともに、原稿読取中の汚れによる黒筋発生に対
してもその影響を軽減することができる画像読取装置を
提供する。 【解決手段】 画像読取装置は、ステップS501でE
DHガラスに付着した汚れを検出し、その検出結果に基
づきステップS503で、EDHガラス上の汚れの存在
しない最も幅の広いエリアをスライダ移動エリアとして
決定する。そして、ステップS505でスライダ移動エ
リア長がしきい値よりも大きいか否かを判断する。しき
い値以下の場合は、ステップS521で警告表示を行な
う。一方、、しきい値より大きい場合は、ステップS5
07で所設定値が決定された後、ステップS509〜ス
テップS515において、スライダを移動させながら、
原稿搬送による原稿画像の読取を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置に関
し、特に、読取部に対して原稿を移動させることにより
その画像を読み取る画像読取装置において、ごみの存在
により、読取画像ひいては出力画像に黒筋が発生するの
を防止するための画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、デジタル複写機等の画像読取
装置においては、いわゆる流し撮りという技術が用いら
れている。この技術は、読取部を移動させるのではな
く、固定された読取部に対して原稿を移動させることに
より画像を読み取るというものである。したがって、読
取位置にごみが付着しているような場合は、読取部は原
稿が流れている間中、常にごみを読み取ることになる。
そのため、ごみを黒筋として認識し、読取画像ひいては
出力画像に黒筋を発生させてしまうという問題が生じて
いた。
【0003】このような問題に鑑みて、例えば、特開平
10−56542では、原稿画像を読み取る前に原稿ガ
ラスに付着している汚れを検出し、汚れの無い位置に読
取部を移動させてから原稿画像を読み取るという技術が
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術では、原稿読取前から原稿ガラスに付着している
汚れに対しては黒筋の発生を防止することができるが、
原稿読取中に付着したような汚れに対しては、対処する
ことができなかった。したがって、最初汚れが付着して
なくても原稿読取中に付着した場合は、例えば図12に
示すように、読取位置に汚れが付着した時点から、原稿
搬送方向(矢印)全体にわたって、出力画像に黒筋Bが
発生するという問題が生じていた。
【0005】本発明はかかる実状に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、原稿読取前からの汚れによる黒
筋発生を抑制すると共に、原稿読取中の汚れによる黒筋
発生に対してもその影響を軽減することができる画像読
取装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像読取装置は、原稿画像の読取中に、原
稿台の読取位置を変化させるために、原稿台と読取部と
を相対的に移動させる移動部を設ける。
【0007】この発明によると、原稿読取前に原稿台の
読取位置に付着した汚れのための黒筋発生を抑制できる
のみならず、原稿読取中に原稿台に付着した汚れによる
黒筋発生も軽減することができ、良好な出力画像の得ら
れる画像読取装置を提供することが可能となる。
【0008】好ましくは、原稿台の汚れを検出する汚れ
検出手段と、汚れ検出手段による検出結果に基づいて、
原稿台上の移動エリアを設定する移動エリア設定手段と
をさらに備え、移動部は、原稿画像の読取中に移動エリ
ア設定手段により設定された移動エリア内で原稿台と読
取部とを相対的に移動させる。
【0009】これによると、原稿読取前の汚れが存在し
ない移動エリア内で原稿台と読取部とを相対移動させる
ため、原稿読取前に存在する汚れを読み取るという事態
が回避され、そのための黒筋発生を防止することができ
る。
【0010】また、好ましくは、移動部は、移動エリア
設定手段により設定された移動エリアに基づき決定され
る移動速度で原稿台と読取部とを相対的に移動させる。
【0011】これによると、適切な移動速度で原稿台と
読取部とを相対的に移動させることができるため、原稿
画像の読取中に発生する原稿台の汚れによる黒筋の発生
をより適切に軽減することが可能となる。
【0012】さらに、好ましくは、移動部は、原稿台を
固定し、移動エリア設定手段により設定された移動エリ
ア内で読取部を移動させる。
【0013】このように、原稿台を固定して読取部のみ
を移動させることにより、原稿台の移動という複雑な機
構を回避でき、より容易な機構とすることが可能とな
る。
【0014】さらに、好ましくは、画像読取装置は、移
動エリア設定手段により設定された移動エリアの原稿搬
送方向の幅が所定値以下のときに警告を発する警告手段
をさらに備える。
【0015】移動エリア幅が所定値以下のときは、原稿
台と読取部の相対的な移動による黒筋抑制効果が得られ
ないため、警告を発することにより、より適切な措置を
講ずることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形態
における画像読取装置の機構的な構成を示す図である。
図1を参照して、第1の実施の形態における画像読取装
置は、上に原稿を搬送等させるための原稿台であるED
H(Electric Document Handl
er)ガラス103と、原稿を押えるとともにEDHガ
ラス103の汚れ検出等の際に基準となる原稿押え白板
101と、原稿を照射する光源や反射光をCCDに送る
ためのミラー等を搭載した第1スライダ105と、第1
スライダ105からの反射光をCCDに送るためのミラ
ー等を搭載した第2スライダ107と、第2スライダ1
07からの反射光をCCD上に結像するためのレンズ1
09と、レンズ109により結像された原稿画像の反射
光のデータを電気信号に変換するCCD111と、を備
えている。
【0017】原稿100は、矢印D1の方向に搬送さ
れ、第1スライダ105および第2スライダ107は原
稿100の読取中、EDHガラス103上のCCD読取
位置Lを変化させるために、それぞれ矢印D2および矢
印D2’の方向に微速移動する。
【0018】図2は、本実施の形態である画像読取装置
の読取位置部分の構成を示す図である。本図において、
原稿100は矢印D1の方向に搬送される。そして、第
1スライダ105は原稿搬送方向と逆方向の矢印D2方
向に微速移動する。
【0019】このため、原稿搬送中にEDHガラス10
3に汚れが付着しても、第1スライダ105を移動させ
ることにより、その汚れを読み取る時間が短縮される。
したがって、例えば図3に示すように、短い黒筋B’が
発生するにとどまり、黒筋の発生範囲が大幅に抑制され
る。
【0020】次に、図4に、本実施の形態における画像
読取装置の制御ブロック図を示す。本図に示ように、画
像読取装置は、原稿100の画像を読み取るCCD11
1と、CCD111で読み取られた画像データを処理す
る画像処理部401と、画像処理後の画像データを記憶
するメモリ部407と、CCD111に駆動タイミング
信号を送るためのタイミング発生部403と、第1スラ
イダ105および第2スライダ107の移動を制御する
スライダ制御部405等とで構成されている。
【0021】CCD111で読み取られた画像データ
は、アナログデータとして、画像処理部401に送られ
る。そして、画像処理部401で、A/D変換や必要な
補正等の処理が行なわれ、最終的には、デジタルデータ
としてメモリ部407に送られる。
【0022】タイミング発生部403は、画像処理部4
03からの制御信号に基づいて、駆動タイミング信号を
CCD111に送信する。また、スライダ制御部405
は、画像処理部111からの制御信号に基づいて、スラ
イダ制御信号を第1スライダ105および第2スライダ
107に送信する。
【0023】図5は、第1の実施の形態における画像処
理装置のメイン処理を表わすフローチャートである。図
5を参照して、ステップS501において、EDHガラ
ス103をスキャンニングすることにより、EDHガラ
ス103に付着した汚れを検出する。即ち、まずここ
で、EDHガラス103の汚れ検出ライン番号mと、汚
れ検出ライン数nとを検出する。
【0024】次に、ステップS503において、ステッ
プS501の検出結果に基づき、EDHガラス103上
の汚れの存在しないエリアのうち原稿搬送方向に最も幅
の広いエリアを第1スライダ105移動可能なスライダ
移動エリアとして決定する。即ちここで、スライダ移動
情報であるスライダ移動エリア長max、スライダ移動
開始ラインs_address、および、スライダ移動
終了ラインe_addressが決定されることにな
る。
【0025】そして、ステップS505で、スライダ移
動エリア長maxがしきい値より大きいか否かが判断さ
れる。しきい値以下であると判断された場合、即ち、N
oの場合は、十分に第1スライダ105を移動させるこ
とができないため、ステップS521において、ユーザ
にEDHガラス103の清掃を促すなどの警告表示を行
なう。そして、ステップS519の処理に進み、次のジ
ョブがあるまで待機状態となる。
【0026】ステップS505で、スライダ移動エリア
がしきい値より大きいと判断された場合、即ち、Yes
の場合は、ステップS507において、ステップS50
3で決定されたスライダ移動エリア情報に基づいて、第
1スライダ移動速度Asや、画像読取システムスピード
(1ライン読取スピード)Tr等の諸設定値が決定され
る。
【0027】具体的には、As=(Ad・Xs)/(L
d−Xs)、Tr=P・(Ld−Xs)/(Ad・L
d)により決定される。ここで、Ad(m/s)は原稿
搬送速度、Xs(m)は第1スライダ移動幅、Ld
(m)は原稿搬送方向の原稿長、P(m)は画素サイズ
をそれぞれ表わしている。このうち、Ad、Ldおよび
Pは既知数であり、Xsはステップ503で決定された
スライダ移動エリアにより求められる数である(Xs=
max・P)。
【0028】そして、次に、ステップS509で、第1
スライダ105をスライダ移動エリア内のスタート位置
へ、そして、第2スライダ107をそれに伴うスタート
位置へ移動させ、ステップS511で、第1スライダ1
05および第2スライダ107の移動をスタートさせ
る。
【0029】ステップS513で、原稿を搬送させなが
ら、原稿画像の読取を行ない、原稿読取が終了すると、
ステップS515で、第1スライダ105および第2ス
ライダ107を停止させる。そして、ステップS517
で、次の原稿があるか否かが判断される。
【0030】次の原稿がある場合は、ステップS509
に戻り、再び第1スライダ105および第2スライダ1
07の移動と原稿読取を行なうために、ステップS51
7までの処理を繰り返し行なう。次の原稿が無い場合、
即ち、ステップS517の判断がNoの場合は、ステッ
プS519の処理に移り、次のジョブがあるまで待機状
態となる。そして、次のジョブがある場合は、処理の先
頭のステップS501に戻り、再びステップS519ま
での処理が繰り返される。
【0031】図6は、図5のEDHガラススキャンによ
る汚れ検出処理(ステップS501)を示すフローチャ
ートである。本図を参照して、まず、ステップS601
で、ラインカウンタのリセットを行なう(k=0)。次
に、ステップS603で、汚れ検出ライン数カウンタの
リセットを行なう(n=0)。
【0032】そして、ステップS605で、EDHガラ
ス103のスキャンニングにより、1ラインのデータを
読み取る。ステップS607で、その読み取ったデータ
を基に汚れ検出処理を行ない、汚れ検出ライン番号mを
検出する。そして、ステップS609で、次のラインの
データを読み取るために、ラインカウンタのカウントア
ップを行なう(k++)。
【0033】ステップS611で、ラインカウンタが汚
れ検出スキャンエリアのライン数以下か否かが判断され
る(k≦j?)。ラインカウンタが汚れ検出スキャンエ
リアのライン数以下である場合は、再度スキャンニング
により汚れを検出するために、ステップS605の処理
に戻る。そして、ステップS611までの処理を繰り返
す。
【0034】一方、ラインカウンタが汚れ検出スキャン
エリアのライン数より大きい場合、即ち、ステップS6
11でNoの場合は、EDHガラス103全面にわたっ
てのスキャンが終了したものとして、サブルーチンは終
了する。そして、汚れ検出ライン数nと汚れ検出ライン
番号mを戻り値として、図5のメインルーチンに戻り、
ステップS503の処理へと進む。
【0035】図7は、図6の汚れ検出処理(ステップS
607)を示すフローチャートである。図7を参照し
て、まず、ステップS701で、ピクセルカウンタをリ
セットする(l=0)。
【0036】次に、ステップS703において、ステッ
プS605でスキャンニングにより読み取られたデータ
がしきい値以上か否かを判断する(DATA(l)≧し
きい値?)。しきい値以上であると判断された場合、即
ち、Yesの場合は、読み取られたデータを汚れとして
は検出しない。したがって、ステップS705におい
て、次のデータを判断するため、ピクセルカウンタをカ
ウントアップする(l++)。
【0037】そして、ステップS707において、ピク
セルカウンタが1ラインのピクセル数以下か否かを判断
する(l≦i?)。1ラインのピクセル数以下である場
合、即ち、Yesの場合は、再度、ステップS703に
戻り、カウントアップされたピクセルのデータがしきい
値以上か否かの判断がなされる。一方、ピクセルカウン
タが1ラインのピクセル数より大きいと判断された場合
は、汚れが検出されなかったものとして1ラインの汚れ
検出処理を終了し、図6のステップS609へと進む。
【0038】ステップS703において、ピクセルデー
タがしきい値未満であると判断された場合、即ち、No
の場合は、読み取られたピクセルデータが、汚れとして
検出されることになる。したがって、ステップS709
において、現在のラインカウンタkが、汚れ検出ライン
番号として記憶され(m=k)、ステップS711にお
いて、汚れ検出ライン数カウンタがカウントアップされ
る(n++)。
【0039】この場合、1ラインに1つでも汚れが検出
されればそのラインは汚れ検出ラインとなるため、残り
のピクセルデータを判断することなくサブルーチンは終
了する。したがって、次のラインの汚れ検出を行なうた
め、図6のステップS609の処理へと進む。
【0040】図8は、図5のスライダ移動エリア決定処
理(ステップS503)を示すフローチャートである。
図8を参照して、ステップS801において、図5のス
テップS501により検出された、汚れ検出ライン数が
0か否か、即ち、EDHガラスに汚れが検出されたか否
かが判断される(n≠0?)。
【0041】汚れが検出されない場合は、EDHガラス
全体にわたって第1スライダ105の移動が可能となる
ため、ステップS819において、スライダ移動エリア
長maxがEDHガラス全体に設定される(max=e
nd、s_address=0、e_address=
end)。そして、メインルーチンへと戻る。
【0042】一方、汚れが検出された場合、即ちステッ
プS801でYesの場合は、汚れ検出ラインをカウン
トするために、ステップS803において、ラインカウ
ンタがリセットされる(k=0)。そして、ステップS
805において、スライダ幅(スライダ移動エリア長)
maxがEDHガラスのスキャン開始ラインから最初の
汚れ検出ラインまでに設定され(max=m(0)、s
_address=0、e_address=m
(0))、その情報が格納される。
【0043】次に、ステップS807において、ライン
カウンタkが、汚れ検出ライン数nから1を減じた数よ
り小さいか否かが判断される(k<n−1?)。即ち、
現在の汚れ検出ラインが、最後の汚れ検出ラインに該当
するか否かが判断される。
【0044】最後の汚れ検出ラインに該当しない場合、
即ち、ステップS807の判断においてYesの場合
は、より広いスライダ移動幅を設定するために、ステッ
プS809において、スライダ幅(スライダ移動エリア
長)の比較判定が行なわれる。具体的には、現在の汚れ
検出ラインのアドレスと次の汚れ検出ラインのアドレス
との差(汚れ検出ライン間幅)が、スライダ移動エリア
長よりも大きいか否かが判断される(|m(k)−m
(k+1)|>max?)。
【0045】この汚れ検出ライン間幅がスライダ移動エ
リア長よりも大きいと判断された場合、即ち、ステップ
S809でYesと判断された場合は、ステップS81
1において、スライダ移動エリア長maxがより幅の広
い汚れ検出ライン間幅の値に更新される(max=|m
(k)−m(k+1)|、s_address=m
(k)、e_address=m(k+1))。そし
て、ステップS813の処理へと進む。
【0046】一方、ステップS809において、汚れ検
出ライン間幅がスライダ移動エリア長以下であると判断
された場合、即ち、Noと判断された場合は、スライダ
移動エリア長maxの更新は行なわない。そして、次の
エリア情報を得るために、ステップS813においてラ
インカウンタのカウントアップを行ない(k++)、再
び、ステップS807の処理に戻る。
【0047】ステップS807において、現在の汚れ検
出ラインkが最後の汚れ検出ラインに該当すると判断さ
れた場合、即ち、Noの場合は、ステップS815にお
いて、最長のスライダ移動幅を設定するために、スライ
ダ幅の比較判定が行なわれる。具体的には、現在の汚れ
検出ラインのアドレスとEDHガラス全幅のアドレスと
の差(最後のエリア長)が、スライダ移動エリア長より
も大きいか否かが判断される(|m(k)−end|>
max?)。
【0048】この、最後のエリア長がスライダ移動エリ
ア長よりも大きいと判断された場合、即ち、Yesの場
合は、ステップS817において、最後のエリア長がス
ライダ移動エリア長として決定される(max=|m
(k)−end|、s_address=m(k)、e
_address=end)。そして、これらが最終的
なスライダ移動エリアの情報となり、サブルーチンが終
了する。
【0049】ステップS815において、最後のエリア
長がスライダ移動エリア長以下であると判断された場
合、即ち、Noと判断された場合は、現在のスライダ移
動エリア長maxが最長であるため、現在のエリア情報
が最終的なスライダ移動エリアの情報となる。そして、
サブルーチンを終了し、スライダ移動エリア情報(ma
x、s_address、e_address)を戻り
値として図5のメインルーチンに戻る。
【0050】このフローチャートに従ってスライダ移動
エリアが決定される過程を図9のような汚れが検出され
た場合について具体的に説明する。図9では、汚れが3
個検出されているため、汚れ検出ライン数nは3であ
り、汚れ1〜3に対応した汚れ検出ラインアドレスは、
m(0)〜m(2)である。この場合、スライダの移動
可能なエリアはエリア〜までの4つが存在し、これ
らのエリアのうち、最も幅の広いエリアの幅がスライダ
移動エリア長として決定されることになる。
【0051】図8および図9を参照して、まず、ステッ
プS801では、汚れ検出ライン数nは3であるため、
Yesと判断されて、ステップS803に進む。次に、
ステップS803でラインカウンタkがリセットされ、
ステップS805で図9のエリアのエリア情報が格納
される(max=m(0)、s_address=0、
e_address=m(0))。
【0052】そして、ステップS807では、ラインカ
ウンタkが0であり最後の汚れ検出ラインには該当しな
いため、Yesと判断されてステップS809に進む。
そして、エリアとエリアの幅の比較判断がされる。
エリアの幅の方が広いため(|m(0)−m(1)|
>max)、Yesと判断されてステップS811に進
む。ステップS811で、エリアのエリア幅がスライ
ダ移動エリア長とされ、エリアの情報が格納される
(max=|m(0)−m(1)|、s_addres
s=m(0)、e_address=m(1))。
【0053】次に、ステップS813で、ラインカウン
タkがカウントアップされ(k=1)、ステップS80
7の処理に戻る。現在の汚れ検出ラインは最後の汚れ検
出ラインではないため、ステップS807でYesと判
断され、ステップS809に進む。ステップS809で
は、エリアとエリアの幅の比較がされる。エリア
の幅がエリアの幅より広ため、Noであると判断され
て、エリア情報を更新することなくステップS813に
進み、ラインカウンタがカウントアップされる(k=
2)。
【0054】そして、再びステップS807に戻り、現
在のラインが最後の汚れ検出ラインに該当するか否かが
判断される。現在の汚れ検出ラインは最後の汚れ検出ラ
インであるので(k=n−1)、Noと判断されてステ
ップS815に進む。ステップS815では、最後のエ
リアであるエリアの幅と、現時点で最長のエリア幅を
有するエリアの幅の比較が行なわれる。ここでは、エ
リアの幅が広いため、Noと判断されて、最長の幅を
有するエリアがスライダ移動エリアとして決定される
ことになる。したがって、最終的なスライダ移動エリア
情報は、max=|m(0)−m(1)|、s_add
ress=m(0)、e_address=m(1)と
なる。
【0055】このような処理により、最長のスライダ幅
を有するスライダ移動エリアが決定されるため、より高
速でのスライダ移動が可能となり、汚れの影響の抑制効
果を最大限に高めることができる。
【0056】このように、本実施の形態における画像読
取装置は、画像読取前にEDHガラスの汚れを検出し、
汚れの存在しない範囲で画像を読み取るために、画像読
取前の汚れによる黒筋の発生を防止することができる。
そして、さらに、画像読取中に、例えば原稿搬送により
EDHガラスに汚れが付着したような場合でも、最も広
いエリア内で第1スライダ105を移動させることによ
り、EDHガラスの読取位置をより速く変化させること
ができ、その汚れの影響を最小限に止めることができ
る。 [第2の実施の形態]次に、本発明の第2の実施の形態
における画像読取装置について説明する。本実施の形態
は、第1の実施の形態と異なり、読取部が固定されて、
EDHガラス103が移動するというものである。図1
0は、本実施の形態における画像読取装置の読取位置部
分の構成外形を示した図である。(a)は斜視図を、
(b)は(a)のA−A面の断面図をそれぞれ示してい
る。
【0057】図10(a)および(b)を参照して、画
像読み取り装置は、EDHガラス103の他に、EDH
ガラス103が移動しても原稿100が正常に搬送され
るようにガイドする、外板1013と原稿ガイド101
1等とを備えている。なお、本図においては、図1に示
す原稿押え白板101やCCD111等は省略してい
る。
【0058】図10(b)によると、原稿100は、E
DHガラス103上を外板1013と原稿ガイド101
1にガイドされながらD1方向へ搬送される。そして、
CCD読取位置Lは不変のままEDHガラス103が原
稿読取中D3方向に微速移動するため、CCDはEDH
ガラス103上の異なる位置を読み取ることになる。
【0059】図11は、第2の実施の形態における画像
読読取装置の制御ブロック図である。画像読取装置は、
EDHガラス103を移動させるために、第1の実施の
形態と異なりスライダ制御部の代わりにEDHガラス制
御部1105が設けられている。そして、画像処理部4
01からの制御信号に基づいて、EDHガラス103の
移動動作を制御する。
【0060】このように、EDHガラス103を移動さ
せることによっても、第1の実施の形態の場合と同様
に、原稿読取中に発生した汚れによる出力画像への影響
を最小限に抑制することができる。
【0061】なお、図1では、CCDが搭載されていな
い第1スライダ105と第2スライダ107を設け、こ
れらを移動させているが、この構成に限定されるもので
はなく、例えば、スライダの数を1あるいは3以上にし
てもよいし、CCD自体をスライダに搭載して移動させ
るようにしてもよい。
【0062】また、第1の実施の形態および第2の実施
の形態はいずれも、読取部と原稿台のいずれか一方のみ
を移動させているが、両方を移動させるようにしてもよ
い。
【0063】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えるべきであ
る。本発明の範囲は、上記した説明ではなく特許請求の
範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び
範囲内ですべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像読取装
置の機構的な構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における画像読取装
置の読取位置部分の構成を示す図である。
【図3】画像読取中にEDHガラス103の読取位置に
ごみが付着した場合の本発明の第1の実施の形態におけ
る画像読取装置の出力画像を表した図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における画像読取装
置の制御ブロック図である。
【図5】画像処理装置401のメイン処理を表わすフロ
ーチャートである。
【図6】図5のEDHガラススキャン汚れ検出処理(ス
テップS501)を示すフローチャートである。
【図7】図6の汚れ検出処理(ステップS607)を示
すフローチャートである。
【図8】図5のスライダ移動エリア決定処理(ステップ
S503)を示すフローチャートである。
【図9】図8のフローチャートに従ってスライダ移動エ
リアが決定される過程を具体的に説明するための図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態における画像読取
装置の読取位置部分の構成外形を示した図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における画像読取
装置の制御ブロック図である。
【図12】従来の画像読取装置における、画像読取中に
EDHガラス103の読取位置にごみが付着した場合の
出力画像を表した図である。
【符号の説明】
100 原稿 101 原稿押え白板 103 EDHガラス 105 第1スライダ 107 第2スライダ 109 レンズ 111 CCD 401 画像処理部 403 タイミング発生部 405 スライダ制御部 407 メモリ部 1011 原稿ガイド 1013 外板 1105 EDHガラス制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 克明 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 高濱 英一 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 水野 英明 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C072 AA01 BA17 DA01 DA23 EA05 LA04 MB02 MB04 MB05 MB08 NA01 RA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取部に対して原稿を移動させることに
    より前記原稿の画像を原稿台を介して読み取る画像読取
    装置であって、 前記原稿画像の読取中に、前記原稿台の読取位置を変化
    させるために、前記原稿台と前記読取部とを相対的に移
    動させる移動部を設けた、画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿台の汚れを検出する汚れ検出手
    段と、 前記汚れ検出手段による検出結果に基づいて、前記原稿
    台上の移動エリアを設定する移動エリア設定手段とをさ
    らに備え、 前記移動部は、前記原稿画像の読取中に、前記移動エリ
    ア設定手段により設定された移動エリア内で前記原稿台
    と前記読取部とを相対的に移動させる、請求項1に記載
    の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記移動部は、前記移動エリア設定手段
    により設定された移動エリアに基づき決定される移動速
    度で前記原稿台と前記読取部とを相対的に移動させる、
    請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記移動部は、前記原稿台を固定し、前
    記移動エリア設定手段により設定された移動エリア内で
    前記読取部を移動させる、請求項2または請求項3に記
    載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記移動エリア設定手段により設定され
    た移動エリアの原稿搬送方向の幅が所定値以下のときに
    警告を発する警告手段をさらに備えた、請求項2〜4の
    いずれかに記載の画像読取装置。
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