JP2004208061A - 情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動原稿搬送手段により搬送された搬送原稿の読み取り時に、バックアップ部材(読取ローラ等)の汚れ等の裏写りを補正することが可能な情報読取装置を提供する。
【解決手段】原稿載置台104上に載置された原稿108を原稿読取光学系101が走査して読み取る第1の原稿読取モード時における第1のシェーディング補正係数を、原稿搬送手段103によって原稿108aを搬送しつつ原稿読取光学系101が特定位置で停止した状態で搬送原稿108aを読み取る第2の原稿読取モード時に読取ローラ125を読み取った値で補正した値を第2のシェーディング補正係数とし、この第2のシェーディング補正係数を用いて第2の原稿読取モード時におけるシェーディング補正処理を行うようにCPU117が制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿の情報(画像)を読み取る複写装置等の情報読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、原稿載置台上に載置された原稿を原稿読取光学系が走査して該原稿の画像を読み取る第1の原稿読取モードと、自動原稿搬送手段によって原稿を搬送しつつ前記原稿読取光学系が特定位置で停止した状態で前記搬送原稿の画像を読み取る第2の原稿読取モードと、前記原稿を読み取る読取ローラ等のバックアップ部材とを有する画像読取装置は公知である。
【0003】
この種の画像読取装置においては、絶対白色レベルを定義しておく必要がある。この絶対白色レベルとは、真白な原稿を読んだ場合の光電変換素子の出力であって、主走査方向の1ライン分が読み取られたものであり、通常、シェーディング波形と呼ばれる。また、原稿を照射する露光ランプは、環境温度や点灯時間或いは累積使用時間によって出力が変化することから、これらの変化に伴いシェーディング波形も変化する。更に、前記露光ランプの長手方向(主走査方向)において光度が変化する。
【0004】
このような露光ランプによって照射される原稿を読み取るに際しては、真白な面を読み取ったシェーディング波形を出力の最大値とみなし、読み取った画像信号に対してシェーディング波形を用いて補正(シェーディング補正と呼ばれる)を行って適正な画像信号を得ている。
【0005】
このシェーディング補正を行うため、画像読取装置には基準となる白色反射面を有する基準白色板が設けられており、原稿を読み取るに際して、その都度この基準白色板を読み取り、その結果を画像信号処理系内に設けた記憶手段にシェーディング波形として記憶しておくものである。
【0006】
図5は、原稿台ガラス(原稿載置台)の平面図であり、同図において、501は原稿を載置するための原稿台ガラスで、その読取開始端(位置A)には、基準となる白色反射面を有する載置原稿読取モード用の基準白色板502が貼り付けてある。503は原稿、504は自動原稿搬送手段により搬送される搬送原稿の読取面である。
【0007】
そして、前記第1の原稿読取モードにより、原稿台ガラス501の上に載置した原稿503を読み取る際には、読取開始に先立って位置Aにおいて、基準白色板502を原稿幅相当分読み取り、シェーディング波形を前記記憶手段に記憶する。これに引続き原稿読取光学系が位置Bの方向へ移動して原稿面を走査し、原稿台ガラス501上に載置された原稿を終端まで読み取る。
【0008】
また、前記第2の原稿読取モードにより、シート状の原稿を読み取る際には、原稿読取光学系は、まず、位置Aにおいて基準白色板502を走査してシェーディング波形を読み取った後、図5の位置Cまで移動し、自動原稿搬送手段により搬送されて来るシート状の原稿(搬送原稿)を読み取っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の画像読取装置においては、読み取る原稿の裏面に、読取ローラ等のバックアップ部材がある場合に、この裏面の汚れ等が透けて、原稿の表面画像を読み取る際に、その画像の下地輝度を正確に判断することができず、読み取り画像を適切な濃度で表現することができなくなるという問題があった。
【0010】
この様な原稿の裏面画像が表面に透けて見える現象を裏写りと称する。このような裏写りは、特に、原稿の厚さが薄い場合に発生する。そして、もし、下地輝度を誤検出すると、それを元に行っている濃度制御が不正確となり、文字が白く飛んで読めなくなる等の不具合が生じる。
【0011】
一般的な複写機では、この様な裏写りを回避するために、ある一定濃度以下の画像を読み飛ばしてしまうことにより下地輝度を一定にし、且つ裏写り画像そのものを除去するものがある。
【0012】
しかし、この様に一律に低濃度画像を読み飛ばす場合、濃度は低いが、本来必要な表面の画像も飛んでしまうという不具合があった。
【0013】
そこで、このような不具合を解決した従来の装置として、例えば、特開平7−87295号公報には、原稿の画像を読み取る面とその裏面の画像をも読み取り、読み取った裏面の画像データに一定比率を掛け合わせたものを裏面成分と仮定し、実際に画像を読み取る面の画像データからこれらを差し引くことにより読み取り面成分のみを抽出して、正確な下地濃度を得ている。
【0014】
このような従来の画像読み取り装置においては、両面に画像を有する原稿を読み取る場合には有効であるが、片面搬送原稿を移動させながら読み取る読取手段により、読取ローラ等のバックアップ部材の汚れが原稿に透過した状態で、その原稿画像が読み取られる場合は、生産性が著しく低下するという不具合があった。
【0015】
本発明は、上述した従来技術の有する問題点を解消するためになされたもので、その目的は、自動原稿搬送手段により搬送された搬送原稿の読み取り時に、バックアップ部材(読取ローラ等)の汚れ等の裏写りを補正することが可能な情報読取装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、原稿載置台上に載置された原稿を原稿読取光学系が走査して該原稿の情報を読み取る第1の原稿読取モードと、自動原稿搬送手段によって原稿を搬送しつつ前記原稿読取光学系が特定位置で停止した状態で搬送原稿の情報を読み取る第2の原稿読取モードと、原稿を読み取る読取ローラ等のバックアップ部材とを有する情報読取装置において、前記第1の原稿読取モードによる原稿読取時における第1のシェーディング補正係数を、前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時に前記バックアップ部材を読み取った値で補正した値を第2のシェーディング補正係数とし、この第2のシェーディング補正係数を用いて前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時におけるシェーディング補正処理を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態について、図面に基づき説明する。
【0018】
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図4に基づき説明する。
【0019】
図1は、本実施の形態に係る画像読取装置(情報読取装置)の構成を示す図であり、この画像読取装置は、原稿読取光学系101、画像信号処理系102、自動原稿搬送手段103及び原稿台ガラス(原稿載置台)104を主要構成要素としている。
【0020】
原稿読取光学系101は、各種の原稿を走査して読み取るものであり、画像信号処理系102は、画像信号の各種処理を行うものであり、自動原稿搬送手段103は、シート状の原稿108aを原稿読取位置へ搬送するものであり、原稿台ガラス104は、例えば、書籍等の原稿を載置するものである。
【0021】
原稿読取光学系101は、各種の原稿を照射する露光ランプ105と反射ミラー106a,106bと結像レンズ107とから構成される。露光ランプ105と反射ミラー106a,106bは、図示しない駆動源により原稿台ガラス104に平行に、所定の間(図5に示す位置Aと位置Bとの間に相当する)を往復移動可能に構成されており、原稿台ガラス104の上に載置された原稿108を光学走査する。また、露光ランプ105と反射ミラー106a,106bは、図示しない駆動源により図5に示す位置Cへも移動可能に構成されている。
【0022】
画像信号処理系102は、光電変換素子109とアンプ(AMP)110とアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)111とシェーディング補正回路112とシェーディング波形が記憶されるシェーディング波形記憶用のメモリ(第1の補正RAM:ランダムアクセスメモリ)113と画像処理部114と補正信号が記憶される補正用のメモリ(第2の補正RAM:ランダムアクセスメモリ)115と画像をハードコピーの形で再現する画像形成部116と画像信号処理系102の動作を制御するCPU117とセンサ駆動回路118とタイミング信号発生回路119とから構成される。
【0023】
自動原稿搬送手段103は、原稿トレー120と原稿挿入口121と原稿分離部123と原稿搬送用のピンチローラ124a,124bと読取ローラ(バックアップ部材)125と原稿排出口126と排出原稿トレー127とから構成される。自動原稿搬送手段103において、先端部が原稿挿入口121に挿入されて原稿トレー120上に載置されたシート状の原稿108aは、原稿分離部123のローラによって1枚づつ繰り出され、互いに逆方向に回転するピンチローラ124a,124bに挟持されて、搬送原稿読取面128(図5の504に相当する。)の上部にギャップを有して設けられた読取ローラ(バックアップ部材)125へ供給された後、排出原稿トレー127の上へ排出される。
【0024】
原稿台ガラス104には、図5と同様に載置原稿読取モード用の基準白色板129が貼り付けてある。
【0025】
次に、上記構成に成る本実施の形態に係る画像読取装置における各読取モードについて説明する。
【0026】
通常、一回の連続した使用が終了した後、或いは電源投入時には、原稿読取光学系101は、図5の位置Aにある。
【0027】
[載置原稿読取モード:第1の原稿読取モード]
まず、原稿載置ガラス104の上に載置された原稿108を読み取るモードである載置原稿読取モード(第1の原稿読取モード)について説明する。
【0028】
載置原稿読取モードにおいては、従来例と同じく、載置原稿読取モード用の基準白色板129からシェーディング波形を読み取ってシェーディング波形記憶用のメモリ113にストアした後、原稿読取光学系101は位置Bへ向けて移動して、原稿台ガラス104の上に載置された原稿108を走査し、得た画像情報を光電交換素子109によって電気信号に変換して、ライン毎の画像情報を読み取る。読み取ったライン毎の画像情報は、シェーディング波形記憶用のメモリ113に記憶されたシェーディング波形情報を用いて補正され、画像処理部114及び画像形成部116で画像形成するのに適した情報に処理される。
【0029】
[搬送原稿読取モード:第2の原稿読取モード]
次に、自動原稿搬送手段103によりシート状の原稿108aを搬送しながら読み取る搬送原稿読取モード(第2の原稿読取モード)について説明する。
【0030】
搬送原稿読取モードにおいては、図示しない操作パネル上のコピーボタンが押下されると、載置原稿読取モード用の基準白色板129からシェーディング波形を読み取ってシェーディング波形記憶用のメモリ113にストアした後、読み取り位置を読取ローラ125の下に移動し、その位置での画像を読取ローラ125が読み取る。このとき、読取ローラ125は、所定の速度で回転している。
【0031】
読取ローラ125は、予め基準白色板129との濃度比率mが測定されて、その測定値は補正用のメモリ115に格納されている。この濃度比率mを読取ローラ125が読み取った画像に乗算することで、該読取ローラ125が読み取った画像の白色レベルに対しての補正が行える。
【0032】
図2の(a)は、基準白色板129から読み取った画像の波形を、(b)は読取ローラ125が読み取った画像の波形をそれぞれ示す。
【0033】
次に、基準白色板129から読み取った画像のシェーディング波形と読取ローラ14が読み取った画像に濃度比率mを乗算した波形との各画素間の差分dn(n:画素No.)をとる。この差分dnが所定の条件を満たしていれば、シェーディング補正は、基準白色板129から読み取ったシェーディング波形を用いて行う。
【0034】
ここでの所定の条件とは、例えば、差分dnの値がある閾値を超えた画素数が予め決められた値以下の場合である。また、予め決められた値の隣接した画素の差分dnの平均値が予め決められた値以下の場合であっても良い。
【0035】
図3の(a)は、基準白色板129からの読み取り画像の波形、(b)は読取ローラ125が読み取った画像に濃度比率mを乗算した状態の波形、(c)は差分dnの波形をそれぞれ示す。
【0036】
差分dnが所定の条件を満たしていない場合は、差分dnに透過比率kを乗算し、その値を基準白色板129から読み取った画像のシェーディング波形に加算し、この波形によりシェーディング補正を行う。透過比率kは、読取ローラ125の位置において、該読取ローラ125に付着した汚れ等が、原稿に使用している用紙を透過して見える度合いで、薄い用紙ほど透過比率kは大きくなる。
【0037】
透過比率kは、下記式(1)により求められる。
【0038】
k=a(用紙のある状態での読取ローラ125の値)/(用紙の無い状態での読取ローラ125の値) … 式(1)
但し、aは比例定数である。
【0039】
図4(a)は、差分dnの波形、(b)は、差分dnと透過比率kとを乗算した波形、(c)は、基準白色板129から読み取った画像の波形に、差分dnと透過比率kとを乗算した波形を加算した波形、(d)はシェーディング補正波形である。
【0040】
実際には、装置調整時に以下の動作で透過比率kを求める。
【0041】
読取ローラ125の位置において、ある濃度の明確なテスト用原稿を読み取らせる。次に、テスト用原稿に通常原稿に使用される白紙の用紙を重ねて読み取らせる。
【0042】
また、搬送原稿読取モードによる原稿読み取り時に、基準白色板129のままのシェーディング波形を用いるか、或いは透過比率kを補正したシェーディング波形を用いるかを、ユーザーが選択することもできる。
【0043】
以上により、搬送原稿読取モードによる原稿読み取り時に、読取ローラ125等のバックアップ部材の汚れ等による裏写りを補正することが可能である。
【0044】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0045】
透過係数kは原稿の用紙種類により変化するため、予め、複数用意しておき、ユーザーが図示しない操作パネル上で切り換えることで、厚さの異なる原稿に対応させることが可能である。
【0046】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
【0047】
上述した第1の実施の形態においては、シェーディング補正動作をコピーボタンの押下後に行われるようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、原稿給送間或いはジョブ終了後にシェーディング補正動作を行うようにしても、同様の効果を得ることが可能である。
【0048】
(他の実施の形態)
上述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても、本発明が達成されることは言うまでもない。
【0049】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0050】
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、RAM、NV−RAM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD(DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等)、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、他のROM等の上記プログラムコードを記憶できるものであれば良く、或いはネットワークを介したダウンロード等を用いることができる。
【0051】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0052】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】
以上では、本発明の様々な例と実施形態を説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は本明細書内の特定の説明と図に限定されるものではなく、本願特許請求の範囲に全て述べられた様々な修正と変更に及ぶことが可能であることは言うまでもない。
【0054】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0055】
[実施態様1] 原稿載置台上に載置された原稿を原稿読取光学系が走査して原稿の情報を読み取る第1の原稿読取モードと、原稿搬送手段によって原稿を搬送しつつ前記原稿読取光学系が特定位置で停止した状態で搬送原稿の情報を読み取る第2の原稿読取モードと、原稿を読み取る読取ローラ等のバックアップ部材とを有する情報読取装置において、
前記第1の原稿読取モードによる原稿読み取り時における第1のシェーディング補正係数を、前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時に前記バックアップ部材を読み取った値で補正した値を第2のシェーディング補正係数とし、この第2のシェーディング補正係数を用いて前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時におけるシェーディング補正処理を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする情報読取装置。
【0056】
[実施態様2] 前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時には、前記第1のシェーディング補正係数と前記第2のシェーディング補正係数のどちらを使用するかを選択する選択手段を有することを特徴とする実施態様1記載の情報読取装置。
【0057】
[実施態様3] 原稿載置台上に載置された原稿を原稿読取光学系が走査して原稿の情報を読み取る第1の原稿読取モードと、原稿搬送手段によって原稿を搬送しつつ前記原稿読取光学系が特定位置で停止した状態で搬送原稿の情報を読み取る第2の原稿読取モードと、原稿を読み取る読取ローラ等のバックアップ部材とを有する情報読取装置により情報を読み取る情報読取方法において、
前記第1の原稿読取モードによる原稿読み取り時における第1のシェーディング補正係数を、前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時に前記バックアップ部材を読み取った値で補正した値を第2のシェーディング補正係数とし、この第2のシェーディング補正係数を用いて前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時におけるシェーディング補正処理を行うように制御する制御工程を有することを特徴とする情報読取方法。
【0058】
[実施態様4] 前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時には、前記第1のシェーディング補正係数と前記第2のシェーディング補正係数のどちらを使用するかを選択する選択工程を有することを特徴とする実施態様3に記載の情報読取方法。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自動原稿搬送手段により搬送された搬送原稿の読み取り時に、バックアップ部材(読取ローラ等)の汚れ等の裏写りを補正することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報読取装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る情報読取装置における基準白色板から読み取った画像の波形と読取ローラが読み取った画像の波形を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る情報読取装置における基準白色板から読み取った画像の波形と読取ローラが読み取った画像に差分dnを乗算した波形と差分dnの波形をそれぞれ示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る情報読取装置における差分dnの波形、透過比率kの波形、差分dn×(基準白色板からの読取画像)+(差分dn×透過比率k)の波形及びシェーディング補正波形をそれぞれ示す図である。
【図5】従来の原稿台ガラスの平面図である。
【符号の説明】
101 原稿読取光学系
102 画像信号処理系
103 自動原稿搬送手段
104 原稿台ガラス(原稿載置台)
105 露光ランプ
106a 反射ミラー
106b 反射ミラー
107 結像レンズ
108 書籍等の原稿
108a シート状の原稿
109 光電変換素子
110 アンプ(AMP)
111 アナログ/デジタル変換器(A/D変換器)
112 シェーディング補正回路
113 シェーディング波形記憶用のメモリ(第1の補正RAM:ランダムアクセスメモリ)
114 画像処理部
115 補正信号が記憶される補正用のメモリ(第2の補正RAM:ランダムアクセスメモリ)
116 画像形成部
117 CPU(中央演算処理装置)
118 センサ駆動回路
119 タイミング信号発生回路
120 原稿トレー
121 原稿挿入口
123 原稿分離部
124a 原稿搬送用のピンチローラ
124b 原稿搬送用のピンチローラ
125 読取ローラ(バックアップ部材)
126 原稿排出口
127 排出原稿トレー
128 搬送原稿読取面
129 載置原稿読取モード用の基準白色板

Claims (1)

  1. 原稿載置台上に載置された原稿を原稿読取光学系が走査して原稿の情報を読み取る第1の原稿読取モードと、原稿搬送手段によって原稿を搬送しつつ前記原稿読取光学系が特定位置で停止した状態で搬送原稿の情報を読み取る第2の原稿読取モードと、原稿を読み取る読取ローラ等のバックアップ部材とを有する情報読取装置において、
    前記第1の原稿読取モードによる原稿読み取り時における第1のシェーディング補正係数を、前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時に前記バックアップ部材を読み取った値で補正した値を第2のシェーディング補正係数とし、この第2のシェーディング補正係数を用いて前記第2の原稿読取モードによる原稿読み取り時におけるシェーディング補正処理を行うように制御する制御手段を有することを特徴とする情報読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008160835A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Xerox Corp スキャン画像の不具合を除去する方法

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