JP2000244718A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2000244718A
JP2000244718A JP11044372A JP4437299A JP2000244718A JP 2000244718 A JP2000244718 A JP 2000244718A JP 11044372 A JP11044372 A JP 11044372A JP 4437299 A JP4437299 A JP 4437299A JP 2000244718 A JP2000244718 A JP 2000244718A
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JP11044372A
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English (en)
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Takaaki Maehara
孝明 前原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面に画像情報が印刷された両面原稿の読取
りでも、裏写りがなく、階調再現性が良好な画像読取り
装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 原稿1を接する表面の反射率を可変する
ことができる原稿押圧手段を用意し、使用者が切り替え
ることができる手段を設けた。原稿1の裏写りが問題に
なる場合は、原稿押圧手段を黒系統に切り替えることで
裏写りを抑制できるようにし、原稿周辺部が黒く読み取
られては都合が悪い場合は白系統に切り替えるようにし
た。更に原稿周辺部より原稿押圧板の反射率レベルを検
出し、シェーディング補正回路に適切な係数を掛けるこ
とが出来る構成にして、原稿押圧手段の反射率の影響を
抑制して原稿1の読取り白レベルが変動せず、良好な階
調再現で両面原稿を含めて原稿1の画像データの読取り
を行うことができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャナ
装置、ディジタル複写機、ファクシミリ等に用いられる
画像読取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年イメージスキャナ装置、ディジタル
複写機等原稿の平面的画像データを多階調でディジタル
的に読み出し、中間調の再現をすることのできる画像読
取り装置が多く利用されるようになってきた。
【0003】カラー原稿などの中間調を含む原稿の画像
データを多階調で精度よく読み取るためには、照射光学
系を工夫してイメージセンサの露光光量を上げ、原稿白
部の読み取り出力を増大することで画像データのS/N
比を上げること、及び光源の照射光量を一定に保持し、
原稿白部の信号レベルの変動や、原稿黒部の黒レベルの
浮きを抑えることが重要になる。更に、予め白レベル及
び黒レベルの基準の読取りを行って、原稿読取り画像デ
ータを基準データを元にシェーディング補正と呼ばれる
ディジタル演算により正規化し、精度良く階調再現を行
うような技術がディジタル技術の進歩につれて主流にな
りつつある。これら画像読取りにおける階調再現技術の
進歩に伴ない、写真や印刷物等の原稿を画像データに変
換して簡便に入力することのできるフラットベッドタイ
プの画像読取り装置が普及してきている。更にフラット
ベットタイプの画像読取り装置のオプションとして、自
動原稿供給装置(以降ADFと呼称)が一般的に装着さ
れるようになってきた。ADFにより画像読取り装置に
複数の原稿をまとめて積載し、自動的に原稿を1枚ずつ
送出し順次画像読取りを行うことで、複数枚の原稿の画
像データを入力の介在無しに自動的に連続して入力する
ことができ、画像読取りの生産性を向上することが出来
るようになる。
【0004】以下図面を元に、このような従来の画像読
取り装置について説明する。
【0005】図13は従来の画像読取り装置の機構系の
ブロック図であり、1は原稿、2は光源、3はレンズ、
4はCCD等のライン型イメージセンサ、5は光源2の
余分な光束を制限するスリットが設けられた遮光部材、
6aは光透過材質で形成され、使用者により読取り原稿
が一枚ずつ積載される原稿ガラス部、6bはADFの原
稿読取り位置に配置されたADFガラス窓である。7は
光源2、レンズ3、イメージセンサ4、遮光部材5で構
成される光学系を保持し、矢印Aで示す副走査方向に移
動可能なキャリッジである。また8はキャリッジ駆動手
段で、駆動プーリ9、従動プーリ10、駆動ワイヤ1
1、モータ12で構成され、キャリッジ7を原稿面副走
査方向に移動できるように構成されている。13は白基
準板で、シェーディング処理時の白レベル基準を与え
る。14はADF本体であり、15は複数の原稿が積載
される原稿トレイである。16は原稿の有無を判定する
原稿検出センサである。17は第一の搬送ローラ、18
はリバースローラであり、複数の原稿を一枚ずつピック
アップし搬送する。19は原稿端部検出センサであり、
原稿の先端および後端を検出する。20は原稿抑え板
で、弾性部材(図示せず)で付勢されており、原稿をA
DFガラス窓6bに対し浮きがないよう密着させる。2
1は第二の搬送ローラであり22は第二の搬送ローラ1
8と対向して配置されたガイドローラである。23は排
紙トレイであり読取りが終了した原稿が順次積載され
る。
【0006】24は原稿押圧板で、原稿ガラス部6aに
セットした原稿全体に浮きが無いように一定の押圧で押
さえつけている。原稿押圧板24は、図12に示すよう
にスポンジ、ゴム等の弾性体25と、白樹脂板等のかと
う性を有する薄板26を張り合わせて構成されている。
【0007】図14は、従来の画像読取り装置の回路系
ブロック図であり、100はイメージセンサ4に走査開
始信号HSYNC及び走査クロック信号VCLKを与え
るイメージセンサ駆動回路、101はイメージセンサ4
よりの画像信号出力を適正なレベルまで増幅するアン
プ、102はイメージセンサ4よりの画像信号を量子化
しディジタル値の画像データへ変換するA/D変換器で
ある。また、103は光源の照射光の不均一性およびイ
メージセンサ4の各画素毎の感度ばらつき等がもたら
す、主走査方向の画像信号出力のばらつきを正規化し補
正するシェーディング補正回路であり、104は画像デ
ータを一定量蓄積し、外部装置(図示せず)の指示に従
って同期を取りながら読取った原稿の画像データを出力
するインターフェース回路、105はモータ12を任意
の速度で回転させるモータ駆動回路、106は光源2、
イメージセンサ駆動回路100、シェーディング補正回
路103、インターフェース回路104、モータ駆動回
路105を制御するCPUである。
【0008】以上の様に構成された従来の画像読取り装
置について以下にその動作を説明する。まずホストコン
ピュータ等の外部装置(図示せず)より画像読取りが指
示されると、CPU106はモータ12を駆動しキャリ
ッジ駆動手段8を介してキャリッジ7を原稿副走査方向
Aの左側方向へ駆動し、原稿1の読み出し開始位置(ホ
ーム位置)に移動させる原点復帰動作を実行する。原点
復帰動作が完了した後、CPU106は光源2を点灯さ
せキャリッジ7のホーム位置の上方に設置された白基準
板13の画像データを読取らせ、シェーディング補正回
路103内のメモリに白基準データとして保持する。
【0009】白基準データの書込みによる初期動作が終
了すると、CPU106は原稿検出センサ16によりA
DF上の原稿の有無を検出する。ADF上に原稿が検出
されなかった場合、CPU106はフラットベッド上に
手動で原稿1がセットされたものと判断して、モータ駆
動回路105を介してキャリッジ7を右側の原稿先端へ
移動させ、原稿ガラス6a上にセットされた原稿1の画
像データの読み出し動作に入る。
【0010】キャリッジ7が原稿先端部に到達すると、
原稿ガラス6aを通して光源2よりの光束が照射され、
この光束に対応する原稿からの反射光はレンズ3により
集光され、イメージセンサ4の受光部上に結像する。こ
の時遮光部材5は原稿1の読取り部分付近以外の光源2
よりの光束を制限する。
【0011】イメージセンサ4の受光部には、原稿の主
走査方向に1ラインまたは複数ライン分に渡り、受光素
子が配列されている。各々の受光素子は、対応する原稿
位置の原稿反射光の大小に比例した電荷が、イメージセ
ンサ駆動回路100より与えられるHSYNC信号の周
期の間蓄積され、電気信号としての画像信号に変換され
る。この画像信号はイメージセンサ駆動回路100より
与えるビデオクロック信号VCLKに同期して順次出力
される。
【0012】イメージセンサ4より出力された画像信号
は、十分なレベルまでアンプ101で増幅された後、つ
ぎのA/D変換器102により量子化されたディジタル
値の画像データに変換される。この画像データは、照射
光の不均一性およびイメージセンサ4の各画素毎の感度
ばらつき等がもたらす、主走査方向の画像信号出力ばら
つき、つまりシェーディング歪みを含んでいる。シェー
ディング補正回路103は読取り動作前に白基準板13
の読取りを行った白基準データが保持されているから、
画像データは白基準データを原稿の最大反射率として正
規化しシェーディング歪みが補正された後出力される。
補正後の画像データは、順次インターフェース回路10
4を介して外部装置(図示せず)の指示に従って出力さ
れる。こうして原稿の1ライン分の読み取り画像データ
の読み取りが完了すると、CPU106はキャリッジ7
を次の読み取りラインへ移動し、次ラインの画像データ
を注目ラインとして順次読み出しを継続する。
【0013】このようにして、1ライン分の画像データ
を得る度に、モータ駆動回路105により駆動手段8を
介してキャリッジ7を1ライン分に相当する移動距離づ
つ移動させていくことにより原稿の2次元の画像データ
を平面的に読み取ることが出来るよう構成されている。
また、A/D変換器102及びシェーディング補正回路
103の効果により、読み出し画像の階調性再現性を精
度良くすることができる。
【0014】次にADFを用いた原稿読取りを行う場合
の動作について説明する。
【0015】ここまで説明したフラットベッドによる読
取り動作時とは逆に、ADFの原稿トレイ15に積載さ
れた原稿が、原稿検出センサ16により検出されると、
初期動作が完了後、CPU106はADF上の原稿読取
り動作に入る。
【0016】まず、CPU106はキャリッジ駆動手段
8を介して、ADF読取り窓6bの直下の位置へキャリ
ッジ7を移動させる。
【0017】キャリッジ7はADF読取りにおいてはこ
の制御位置に固定され、原稿の搬送に従って原稿移動方
式により画像が読み取られる。
【0018】次にCPU106はADFユニット14に
独立して設けられたADF駆動モータ(図示せず)を回
転する。ADF駆動モータの回転が一定速度に達する
と、クラッチ機構(図示せず)の制御により、第一の搬
送ローラ17およびリバースローラ18が回転し、原稿
トレイ13にセットされた原稿の搬送が開始される。リ
バースローラ18はローラと原稿面の摩擦の違いを利用
して、原稿が複数枚同時に搬送される、いわゆる重送を
抑制する。次に、搬送された原稿の先端が原稿端部検出
センサ19によって検出されると、CPU106はこの
信号を一定時間遅延させて、画像データの読取り開始タ
イミングを生成する。
【0019】搬送されてきた原稿はADFガラス窓6b
に到達し、ここでランプ2よりの光束が照射され、この
光束に対応する原稿からの反射光はレンズ3によりイメ
ージセンサ4上に結像され、電気信号としての画像信号
に変換される。この時余分な光束は遮光部材5により制
限される。これよりの画像信号の処理はフラットベッド
読取り時の説明と同様のため省略する。ADFガラス窓
6bに達した原稿は、その後排紙トレイ13方向へ搬送
される。この時点で、原稿は第二の搬送ローラ21およ
びガイドローラ22に狭持され、以降の原稿搬送は第二
の搬送ローラ22によってなされる。このときCPU1
06はクラッチ機構の制御により、第一の搬送ローラ1
7およびリバースローラ18への駆動伝達を停止させ
る。
【0020】次に、原稿の後端が原稿端部検出センサ1
7により検出され、更に原稿検出センサ14が次の原稿
の存在を検出すると、再度のクラッチ機構の制御によ
り、第一の搬送ローラ17およびリバースローラ18が
再び回転し、原稿トレイ15にセットされた次の原稿の
搬送が開始される。読取りが完了した原稿は順次、排紙
トレイ23上に積載されていく。
【0021】以上の動作を繰り返すことで、原稿トレイ
13に積載された原稿は順次、ADF用ガラス窓2bへ
と搬送され、画像が読み取られる。このようにして原稿
の画像の読取りは原稿トレイ13上の原稿がすべて排紙
トレイ21に搬送された後に完了する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図15に示すような原稿の表裏に画像情報
が印刷された両面原稿の画像読取りでは、原稿の表面を
一旦透過した光束が、原稿押圧板の表面で反射され再び
原稿表面より透過し原稿表面の反射光に混じって出力さ
れることがある。このため、原稿裏面の印刷の影響が原
稿表面の印刷の読取りに影響を与え、はなはだしくは裏
面の画像情報がうっすらと表れてしまう、所謂裏写りと
いう現象を招いてしまっていた(図16参照)。この裏
写り現象を防止するために、白部でのわずかな階調変化
をカットする下地カットと呼ばれる画像処理を行った
り、原稿押圧板の表面を塗装したり顔料を混ぜて黒色に
することがある。しかし前者の対策では、原稿の微妙な
階調再現を損なう不具合があり、後者では、指定した読
取り範囲に対し設置した原稿サイズが小さい場合、原稿
周辺部の画像データが黒データとなり、特にディジタル
複写機の入力装置として画像読取り装置を用いるような
場合、得られるコピーの周辺が黒くなり画像品位を落と
してしまうなどの不具合があった。更に、押圧板の反射
率により、読取られる原稿表面の画像情報の大小に影響
を与えるため、樹脂表面の汚れや劣化による反射率の低
下により、経時的に原稿読取りの白レベルが低下し良好
な階調再現を損ねてしまう等の不具合があった。
【0023】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、特に両面に印刷された原稿の裏写りを防止し、かつ
原稿押圧板の表面状態の経年変化に関わらず精度良く原
稿の画像データ読取りができるようにした画像読取り装
置を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、原稿を接する表面の反射率を可変すること
ができる原稿押圧手段を用意し、使用者により切り替え
ることができる手段を設けたもので、この構成により、
原稿の裏写りが問題になる場合は、使用者により原稿押
圧手段を黒あるいは灰色系統に切り替えることで裏写り
を抑制できるようにし、原稿周辺部が黒く読み取られて
は都合が悪い場合は白あるいは灰色系統に切り替えるこ
とで、使用者の用途により読取り画像品位が常に高品位
である画像読取り装置を得る事ができるようにするもの
である。
【0025】また、更に原稿周辺部より原稿押圧板の反
射率レベルを検出し、シェーディング補正回路に適切な
係数を掛けることが出来る構成にしたことにより、原稿
押圧板が切り替えられた場合でも、原稿押圧板の表面の
反射率の影響を抑制して原稿の読取り白レベルが変動せ
ず、良好な階調再現で原稿の画像データの読取りを行う
ことができる。また、このことにより原稿押圧板表面の
反射率が経年変化で劣化したような場合でも、劣化量を
検出し係数を可変させることで、原稿の読取り白レベル
の変動等の悪影響を抑制することができるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、原稿を保持し光源よりの光束を透過する透過部材
と、該透過部材に対し原稿を中心として相対した位置に
押圧部材を具備し、該押圧部材の表面反射率を可変させ
る手段を設けたものであり、画像読取り時に原稿の裏写
りが問題になる場合には、原稿に接して読取り位置にあ
る押圧部材の表面反射率を低く切り替えることにより、
原稿裏写りを抑制出来るようにしたものである。
【0027】又、請求項2に記載の発明は、請求項1記
載の発明において、基準データによりシェーディング補
正を行う手段、シェーディング補正時に指定した係数を
掛ける積算器を有し、原稿読取り時に原稿の画像読取り
と同時に、原稿に接して読取り位置にある押圧部材の反
射率レベル検出を同時に行う構成として、前記係数を算
出して与え、新たなシェーディング補正値として得るよ
うに構成したことにより、押圧部材の反射率が可変して
も原稿の読取り画像信号レベルの変動を抑制できるとい
う作用を有するものである。
【0028】又、請求項3以降に記載の発明は、原稿に
接して読取り位置にある押圧部材の表面の反射率を可変
する手段について、フラットベッドによる原稿固定型お
よびADFによる原稿移動型の両方について具体的に記
載したものである。
【0029】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。
【0030】図1は、本発明の一実施の形態における画
像読取り装置の機構系ブロック図である。図2は本発明
の一実施例の原稿押圧板の構成を示す斜視図、図3は本
発明の一実施例による改良されたADFの原稿抑え手段
の構成を示す斜視図、図4は回路系のブロック図であ
る。図5は、本発明の一実施の形態における改良された
シェーディング補正回路のブロック図であり、図6は本
発明の実施例による原稿読取り装置の原稿押圧板および
原稿抑え手段の反射率の切り替え方式を説明する図で、
図7は本発明の原稿読取り装置全体の斜視図である。図
8は本発明の実施例による、両面印刷された原稿のフラ
ットベッドでの画像読取り動作を説明する図であり、図
9は同じく、ADFでの読取り動作について説明する図
である。
【0031】以下図面にそって説明を行う。ここで、従
来の技術と同一の構成については同一番号を付し、説明
を省略する。
【0032】図1において、24bはフラットベッドに
おける改良された原稿押圧板である。
【0033】図2に改良された原稿押圧板24bの構成
を示す。25はスポンジ、ゴム等の弾性材料で構成され
る薄板であり、29a、29bはプラスチック等のかと
う性材料で構成させる薄板であり、29aの外側は白色
に、29bの外側は黒色に塗装あるいは材料に顔料を混
合することで、材質表面を任意の色に加工している。
【0034】この弾性材料25を白色の薄板29a及び
黒色の薄板で狭持し、原稿押圧板24bを構成してい
る。更に原稿押圧板24b及びADF本体裏側の一部
に、マジックテープ等の粘着材料30を取付け、原稿押
圧板24bを取り外し、原稿に接する面を切り替え可能
な構成としている。
【0035】27は従来の技術の原稿抑え板20aに替
り、原稿をADFガラス窓6bに対し浮きがないよう密
着させる原稿抑えローラであり、図3に示すように軸を
中心にゴム、スポンジ等の弾性材料で構成され、ローラ
円周面に反射率が異なる複数の反射帯を構成している。
この反射帯は塗装、スパッタ、あるいは顔料を含浸させ
る等の処理により得ることができる。さらに、図に示す
ようにADF本体外側に回転つまみ28を設け、原稿抑
えローラ27を回転させることで、簡単に原稿と接する
面の反射率を切り替えられるように構成されている。
【0036】図4において、シェーディング補正回路1
03bが改良されている他は、従来の技術の回路ブロッ
ク図と同一である。図5において、107は白基準デー
タを保存する白基準メモリ、108は黒基準データを保
存する黒規準メモリである。また、108は白規準デー
タから黒規準データを減算する第一の減算器、110は
画像読取り時に、画像データより黒規準データを減算す
る第二の減算器である。さらに、111は乗算器で、第
二の減算器110の出力に、CPU106より与えられ
た係数を掛け合わせる。112は除算器であり、除算器
111の出力データを第一の減算器109の出力で割り
算を実行し、シェーディング補正出力として出力データ
を与える。
【0037】以上の様に構成された本発明の一実施の形
態における画像読取り装置について以下にその動作を説
明する。まずホストコンピュータ等の外部装置(図示せ
ず)より画像読取りが指示されると、CPU106はモ
ータ12を駆動しキャリッジ駆動手段8を介してキャリ
ッジ7を原稿副走査方向Aの左側方向へ駆動し、原稿1
の読み出し開始位置(ホーム位置)に移動させる原点復
帰動作を実行する。原点復帰動作が完了した後、CPU
106は光源2を点灯させキャリッジ7のホーム位置の
上方に設置された白基準板13の画像データを読取ら
せ、改良されたシェーディング補正回路103b内の白
基準メモリ107にしろ基準データとして保持する。
【0038】白基準データの書込みが修了すると、CP
U106は次に光源を消灯させて、画像データの読取り
を行い、黒基準データとして改良されたシェーディング
補正回路103b内の黒基準メモリ108に保持する。
これらの初期動作を完了すると、CPU106は原稿検
出センサ16によりADF上の原稿の有無を検出する。
ADF上に原稿が検出されなかった場合、CPU106
はフラットベッド上に手動で原稿1がセットされたもの
と判断して、モータ駆動回路105を介してキャリッジ
7を右側の原稿先端へ移動させ、原稿ガラス6a上にセ
ットされた原稿1の画像データの読み出し動作に入る。
【0039】イメージセンサ4上の各々の受光素子によ
り1ライン毎にVCLK信号に同期して順次出力される
画像信号は、従来の技術と同様にアンプ101を経由し
てA/D変換器102によりディジタル値の画像データ
に変換される。この画像データは改良された改良された
シェーディング補正回路103bへ入力される。改良さ
れたシェーディング補正回路103bの内部の白基準メ
モリ107及び黒基準メモリ108には、初期化動作に
より予め基準データが書込まれており、原稿の画像読取
り動作においては、VCLK信号に同期して出力される
画像データの画素位置に従って対応する基準データの読
み出しが行われる。まず、第一の減算器109により読
み出される画像データの画素位置に対応する白基準デー
タより黒基準データが差し引かれる。このデータは従来
の技術で説明した、シェーディング歪みを正規化して補
正するために参照するデータとなる。同様に読み出され
た画素データは第一の減算器110に入力されて画像デ
ータに含まれる黒基準データ成分が差し引かれる。さら
にこのデータは乗算器111により、CPU106より
与えられた補正係数k1が掛け合わされる。通常の白系
の原稿押圧板が選ばれている場合、補正係数k1=1と
する。ここで乗算器111および減算器109より出力
される2つのデータは除算器112で割り算されたシェ
ーディング補正データを得る。つまり、 (式−1) 補正データ − k1×(画像データ−黒基準データ)/(白基準データ
−黒基準データ) という演算が実行され、シェーディング歪みの補正が行
われる。
【0040】更に、改良されたシェーディング補正回路
103bより出力される補正後の画像データは、従来の
技術と同様に順次インタフェース回路104を介して外
部装置(図示せず)の指示に従って出力される。こうし
て原稿の1ライン分の読み取り画像データの読み取りが
完了すると、CPU106はキャリッジ7を次の読み取
りラインへ移動し、次ラインの画像データを注目ライン
として順次読み出しを継続し、一枚の原稿の画像データ
読取りを完了させる。
【0041】ここより、両面に画像情報が印刷された原
稿の読取りを行う場合の動作について説明する。
【0042】図8左側に示すように、両面に画像情報が
印刷された原稿の読取りを行う場合、従来の技術で説明
したように原稿表面を透過した光源2よりの光束が原稿
押圧板24bに反射し、再び原稿表面に再透過されるた
め、原稿表面に原稿裏側の情報がうっすらと現れる、所
謂裏写りという不具合が発生する。このような裏写りが
発生した場合には、使用者は原稿押圧板24bを取り外
し、原稿と接する面を白系より黒系に切り替え、再び原
稿の画像情報の読み出しを実行させる。
【0043】この場合図8右側に示すように、原稿を透
過した光束は、原稿押圧板24bの表面反射率が低いた
め、ここで吸収されて原稿表面に原稿裏側の画像情報が
現れることはなくなる。
【0044】しかし、そのままの処理では全体的に原稿
表面への透過光が少なくなるために、図8に示すように
原稿全体の画像信号出力の白レベルがH1→H2に、黒
レベルがL1→L2に低下し、階調再現性が劣化してし
まう。
【0045】そこで更に、CPU106は図8に示す検
出ポイントにて、原稿押圧板24の表面反射率Vを検出
する。原稿押圧板24bは原稿の最大読取りサイズより
大きい構造としているので、原稿両端部から外れた位置
の画像信号出力が即ち、原稿押圧板24bの表面反射率
となる。
【0046】図8にて示すように、原稿押圧板29b表
面が白系の場合はV1、原稿押圧板29b表面が黒系の
場合はV2という出力値を得た後、CPU106は、 (式−2) k1=k×(V1−V2)/(最大信号出力=最小信号
出力) という演算を実行して、補正係数k1を得る。ここで、
係数kは原稿の光透過率によって変化するが、例えば通
常使用されるのPPC用紙(201bs)では、光透過
率約7%程度であるので1.07という係数となる。
【0047】次にCPU106は、算出した係数k1を
改良したシェーディング補正回路103bの乗算器11
1に書込みを行う。これにより、図8に於いて、 (式−3) H1=K1×H2 (式−4) L1=k1×L2 となり、原稿押圧板表面の反射率低下による、原稿読取
り出力白レベル及び黒レベルの変動を抑制し、良好な階
調性再現性を保つことが出来るようになる。
【0048】次に、本発明の一実施の形態の画像読取り
装置にてADFによる原稿の画像読取りを行う場合につ
いて説明する。
【0049】従来の技術と同様に、ホストコンピュータ
等の外部装置(図示せず)により画像読取りが指示され
ると、CPU106は初期動作を完了した後、ADFの
原稿トレイ15に原稿が積載されているかどうか、原稿
検出センサ16により検出する。もし原稿の存在が検出
された場合CPU106はフラットベッド上の原稿読取
りを中断して、ADF上の原稿の読取り動作に入る。
【0050】原稿を搬送し、ADF読取り窓6bから原
稿の画像データを移動させつつ読み取っていく動作に
は、従来の技術と同一の為説明は省略する。
【0051】ここで、図6左側に示すように、原稿抑え
ローラ27の原稿に接する面は白系の反射率が選ばれ、
補正係数としてk1−1が選ばれているものとする。前
にフラットベッドでの読取りについて説明した際と同様
に、ここで両面に印刷された原稿の読取りを行うと、得
られる画像信号出力は図9左側に示すように、原稿裏側
の画像情報が原稿表面に影響を与える裏写り成分が含ま
れたものとなり、読取り画質が劣化してしまう。
【0052】その際は、図6で分かる様に、まず使用者
がADF外部に設けられた回転つまみ28を回転させ図
6右側のように、原稿抑えローラ27が原稿に接する面
の反射率を黒系に切り替える。
【0053】図9ではフラットベッドでの図8の動作説
明と同様に、原稿抑えローラ27を回転させることによ
り、原稿読取り面に接する部分の原稿押圧手段の表面反
射率を切り替えた場合の原稿読取り出力レベルは、白系
では白レベル=H1、黒レベル=L1、白系では白レベ
ルH2、黒レベルL2となる。
【0054】ADFの原稿押圧手段もフラットベッドの
場合と同様に原稿の横方向最大サイズより大きく構成さ
れているから、原稿の画像データ読取り時に図9に示す
検出ポイントにより、原稿押圧手段の表面反射率を検出
し、CPU106にて所定の演算を行った後、改良した
シェーディング補正回路103bに係数k1を与えるこ
とで、原稿読取り時の白レベルおよび黒レベルが適正な
値に補正され、良好な階調再現得ることができる。
【0055】次に図10に、本発明の第二の実施の形態
を示す。
【0056】ここで、ADFの原稿抑え手段が改良され
た原稿抑え板20bに、またフラットベッドでの原稿押
圧板24aが改良された原稿押圧板24cに変わってい
る他は、第一の実施の形態と同様である。
【0057】第二の実施の形態では図11に示すよう
に、かとう性を持った磁性体を狭持した弾性材31によ
り白色の薄板29aと黒色の薄板29bをサンドイッチ
して、改良した原稿押圧板24cとした。この場合、A
DF裏部を鉄板等磁性体吸着材料で構成することで、原
稿押圧板24cを取り外し、原稿に接する面の反射率を
切り替えて取り付けることができる。
【0058】また、図12に改良された原稿抑え板20
bの構成を示している。この原稿抑え板は、磁性体で構
成する、マジックテープ等の粘着性を持たせること等に
より、簡単にADF本体上で取り替えることができるよ
うに構成されている。原稿抑え板20bの表面は塗装あ
るいは材質に顔料を含浸させる等により、表面反射率を
変えたものが用意される。
【0059】第二の実施の形態については、動作及び効
果は第一の実施の形態と全く同様であるので、説明は割
愛する。
【0060】このように、原稿読取り面に接する部分の
原稿押圧手段について、表面反射率を切り替える手段を
持たせ、かつ原稿押圧手段の表面反射率を検出し、原稿
押圧手段の表面反射率に対応して補正係数を自動的に算
出し、シェーディング補正回路に補正係数を与えるよう
に構成したことにより、フラットベッド及びADFの両
方で、両面印刷の原稿等で裏写りが問題になる場合に
も、裏写りおよび白レベルおよび黒レベルの変動を抑制
しつつ階調再現の良好な読取りを行うことができる。も
ちろん、コピー使用時等の原稿周辺部が黒くなると不都
合な画像読取りについては、簡単に原稿押圧手段を白系
の表面反射率に切り替えて使用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明はフラットベッドに
よる原稿固定型の読取りにおいても、ADF等による原
稿移動型の画像読取りにおいても、両面印刷原稿等の裏
写りが問題となる原稿の読取りにおいて、出力レベルの
変動を抑えながら容易に裏写りを抑制した画像読取りを
実現できる。また、画像読み取り部と相対する原稿押圧
手段の汚れや劣化等による表面反射率の変動に対して
も、画像読取り出力レベルの変動を抑制することができ
るなど、常に階調性の再現の優れた画像読取り装置を提
供することができるものである。
【0062】なお、ここでは白黒スキャナとして説明し
たが、カラースキャナでもまったく問題無く同様に適用
できる。また、原稿移動方式専用の画像読取り装置に適
用してもよいことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置の
機構系ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置の
原稿押圧板の構造を示す斜視図
【図3】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置の
ADFの原稿抑え手段の構造を示す斜視図
【図4】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置の
回路系ブロック図
【図5】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置の
改良されたシェーディング補正回路のブロック図
【図6】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置の
原稿押圧板および原稿抑えローラあるいは原稿抑え板の
切り替え方法を説明する図
【図7】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置全
体の斜視図
【図8】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置に
よる両面印刷された原稿の読取り動作を説明する図
【図9】本発明の一実施の形態に係る画像読取り装置に
よる両面印刷された原稿のADF読取り動作を説明する
【図10】本発明の第二の実施の形態に係る画像読取り
装置の機構系ブロック図
【図11】本発明の第二の実施の形態に係る画像読取り
装置の原稿押圧板の構造を示す斜視図
【図12】本発明の第二の実施の形態に係る画像読取り
装置の原稿抑え手段の構造を示す斜視図
【図13】従来の画像読取り装置の機構系ブロック図
【図14】従来の画像読取り装置の回路系ブロック図
【図15】従来の画像読取り装置での両面印刷された原
稿の裏写り現象の発生原理を説明する図
【図16】従来の画像読取り装置での両面印刷された原
稿の読取り動作を説明する図
【符号の説明】
1 原稿 2 光源 3 レンズ 4 イメージセンサ 5 遮光部材 6a 原稿ガラス 6b ADFガラス窓 7 キャリッジ 8 キャリッジ駆動手段 9 駆動プーリ 10 従動プーリ 11 駆動ワイヤ 12 モータ 13 白基準板 14 ADF本体 15 原稿トレイ 16 原稿検出センサ 17 第一の搬送ローラ 18 リバースローラ 19 原稿端部検出センサ 20a,20b 原稿抑え板 21 第二の搬送ローラ 22 ガイドローラ 23 排紙トレイ 24a,24b,24c 原稿押圧板 25 弾性材料 26 薄板 27 原稿抑えローラ 28 回転つまみ 29a 白い薄板 29b 黒い薄板 30 粘着材料 31 磁性体を狭持した弾性材 100 イメージセンサ駆動回路 101 アンプ 102 A/D変換器 103a シェーディング補正回路 103b 改良されたシェーディング補正回路 104 インターフェース回路 105 モータ駆動回路 106 CPU 107 白基準メモリ 108 黒基準メモリ 109 第一の減算器 110 第二の減算器 111 乗算器 112 除算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/107 H04N 1/40 101A 1/401 Fターム(参考) 2H076 BA05 BA07 5B047 AA01 AB02 DA04 DB01 DB06 DC01 DC06 5C072 AA01 BA08 FB12 LA07 LA15 NA01 NA10 RA16 UA02 UA03 UA11 UA13 WA02 XA01 5C077 LL04 MM27 PP06 PQ08 PQ12 SS01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿主走査方向に対する受光画素列を有す
    るイメージセンサからなる読み取り手段と、画像データ
    を有する原稿を照射する光源と、原稿からの反射光を前
    記読み取り手段に結像する光学手段と、原稿と前記読み
    取り手段とを副走査方向に相対的に移動させる駆動手段
    とを有する画像読み取り装置であって、原稿を保持し光
    源よりの光束を透過する透過部材と、該透過部材に対し
    原稿を中心として相対した位置に押圧部材を具備し、該
    押圧部材の表面反射率を可変させる手段を設けたことを
    特徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】基準データによりシェーディング補正を行
    う手段、シェーディング補正時に指定した係数を掛ける
    積算器を有し、原稿読取り時に原稿の画像読取りと同時
    に、原稿に接して読取り位置にある押圧部材の一部の反
    射率レベル検出を同時に行う構成として、前記係数を算
    出して与え、新たなシェーディング補正値として得るよ
    うに構成したことを特徴とする特許請求項1記載の画像
    読取り装置。
  3. 【請求項3】前記押圧部材の反射率を可変させる手段と
    して、画像読取り装置本体の原稿ガラス等透過部材に相
    対する原稿蓋と、前記押圧部材として、押圧板の原稿に
    接する面の光反射率が各々異なる材料で構成された板状
    の押圧板を複数用意し、押圧板を切り替えて原稿蓋裏面
    に固定する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】前記押圧部材の反射率を可変させる手段と
    して、画像読取り装置本体の原稿ガラス等透過部材に相
    対する原稿蓋と、前記押圧部材として、表面および裏面
    の光反射率が異なる構造を持たせた板状の押圧板とを持
    たせた構造とし、該押圧板の原稿に接する面を切り替え
    て原稿蓋裏面に固定する手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の画像読取り装置。
  5. 【請求項5】前記押圧部材を原稿蓋裏面に固定する手段
    として原稿蓋裏面の一部と押圧板の一部にマジックテー
    プ(登録商標)等の粘着部を設けたことを特徴とする請
    求項3、4記載の画像読取り装置。
  6. 【請求項6】前記押圧部材を原稿蓋裏面に固定する手段
    として原稿蓋裏側を鉄板等の磁性体で構成し、押圧板表
    面あるいは内部にかとう性を持つ磁性体を組込んだこと
    を特徴とする請求項3、4記載の画像読取り装置。
  7. 【請求項7】原稿蓋として、原稿自動給紙装置を用いた
    ことを特徴とする請求項3〜6記載の画像読取り装置。
  8. 【請求項8】原稿ガラス等の透過部材の近傍に透明なス
    リット状の透過部材で構成された開口部を設け、前記開
    口部の下方で光学手段を固定し、前記原稿自動給紙装置
    により、原稿を光学手段に対し相対的に移動させながら
    画像読取りを行う画像読取り装置であって、前記開口部
    の上方に原稿を押圧する押圧手段を設け、押圧手段の表
    面反射率を可変できる手段を設けたことを特徴とする、
    特許請求項7記載の画像読取り装置。
  9. 【請求項9】前記押圧手段の反射率を切り替える手段と
    して、表面反射率が異なる複数の押圧手段を用意し、押
    圧手段及び押圧手段上部の構造体の全体あるいは一部に
    マジックテープ等の粘着部を設け、押圧手段を取り替え
    可能にしたことを特徴とする、特許請求項8記載の画像
    読取り装置。
  10. 【請求項10】前記押圧手段の反射率を切り替える手段
    として、開口部の上方に原稿を押圧する押圧ローラを設
    け、押圧ローラの円周面に沿って表面反射率を可変させ
    た構造を持たせ、かつ押圧ローラを回転する手段を設け
    たことを特徴とする、特許請求項8記載の画像読取り装
    置。
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