JP2000285904A - 非水電解質電池及びその製造方法 - Google Patents
非水電解質電池及びその製造方法Info
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Abstract
ースに発電要素を収容した非水電解質電池における正極
及び負極の各リードの引き出し位置での接合強度及び耐
漏液性を向上させる。 【解決手段】 ラミネートシートによって形成された外
装ケース1内に収容された積層電極群2の正極板に正極
リード3、負極板に負極リード4を接合し、これらを外
装ケースのシール辺P3を通して外部に引き出す。正極
リード3及び負極リード4のシール辺P3の通過位置に
は、切り欠き15が形成され、この切り欠き15を含む
両側からPPシート25が接合されているので、リード
引き出し辺のシール性が強化され、漏液が抑制される。
Description
る外装ケースが一対のラミネートシートの周囲を溶着シ
ールして形成された非水電解質電池において、発電要素
から外部に引き出す正極リード及び負極リードの構造に
改良を加えた非水電解質電池及びその製造方法に関する
ものである。
質電池をラミネートシートによって形成した外装ケース
に収容することにより、薄型で且つ軽量の電池を構成す
ることができ、携帯機器の電源として用いるのに有効で
ある。
電池は、図11(a)に示すように、2つ折りにして上
下一対としたラミネートシートの両側部を熱溶着により
シールして封筒状に形成した外装ケース1内に、正極板
と負極板とをセパレータを介して積層した積層電極群2
8を挿入し、更に電解液が注入される。この外装ケース
1の開口辺は、図11(b)に示すように、前記積層電
極群28の正極板に接続された正極リード26及び負極
板に接続された負極リード27を外部に引き出して熱接
合によりシールし、外装ケース1内を密閉することによ
り、ラミネートシートを外装ケース1とした電池が完成
される。
極リード26及び負極リード27は、外装ケース1の開
口辺の上下のラミネートシートを熱溶着する間を通して
外部に引き出される。開口辺の正極リード26及び負極
リード27のない位置では上下のラミネートシートの樹
脂層間が溶融して完全なシールがなされるが、正極リー
ド26及び負極リード27が介在する位置では各リード
の金属面に樹脂層を溶着させる必要があるが、金属と樹
脂との接着は結合力が弱く、この境界面から電解液が漏
れる恐れがある。そのため、従来構成においては、正極
リード26及び負極リード27の所定位置に予めその両
面から樹脂シート29を溶着し、ラミネートシートとの
溶着性の向上を図っている。
7は箔状に薄く形成されているが、それでも端部には隙
間が生じやすく、この隙間から漏液する恐れがある。ま
た、外装ケース1の内圧が増加した場合のように、シー
ル部分を上下に引き剥がそうとする力が加わったとき、
樹脂シート29と各リードとの接合力が弱いため、正極
リード26及び負極リード27の部分からシールが剥が
れる恐れがある。
シートのシール部分に介在する正負極リードとラミネー
トシートとの溶着接合を強化した非水電解質電池とその
製造方法を提供することにある。
の本願の第1発明は、正極板と負極板とをセパレータを
介して積層した素電池を積み重ねて積層電極群が形成さ
れてなり、一対のラミネートシートの周囲をシールした
外装ケース内に前記積層電極群及び電解液を収容し、前
記正極板に一端側が接合された正極リードと、前記負極
板に一端側が接合された負極リードとを、外装ケースの
シール辺を通して外部に引き出してなる非水電解質電池
において、前記正極リード及び負極リードの少なくとも
幅方向の一側端に切り欠きが形成され、この切り欠きを
含む前記シール辺の通過位置に両面から樹脂シートが溶
着されてなり、外装ケースのシール時に両面のラミネー
トシートが前記樹脂シートを挟んで互いに溶着されてな
ることを特徴とする。
ードに形成した切り欠きを含む部位に両面から樹脂シー
トが溶着されているので、両面の樹脂シートは溶着時に
切り欠き内に溶融物を充填して正極リード及び負極リー
ドに対する密着性が向上する。外装ケースのラミネート
シートは正極リード及び負極リードの通過位置では樹脂
シートに溶着するので、正極リード及び負極リードを通
過させるシール辺の接合強度が強化され、外装ケース内
の内圧増加等に対するシール辺の引き剥がし方向の引っ
張りにも耐える強度が得られる。また、リードの金属と
樹脂との界面が電解液の漏液通路となりやすいが、切り
欠きにより漏液経路が物理的に延長され、漏液を抑制す
ることができる。
より内側寄りに切り欠き幅が大きくなるように形成され
てなることによって、切り欠きを形成するプレス加工時
に抜き滓が飛散することなく、飛散した抜き滓が付着す
ることによるリード製造の不良発生を防止できる。
ートの溶着部位に複数の切り欠きを列設形成することが
でき、両面の樹脂シートの接合強度が向上すると同時
に、界面に発生する漏液経路の距離を増加且つ複雑化し
て漏液を防止するのに有効である。
ート溶着部位が、その幅方向の端辺方向に厚さが薄くな
るように形成することにより、漏液経路となりやすいリ
ードの両端部に生じる樹脂シート接合間の隙間の発生を
より小さくすることができる。
とをセパレータを介して積層した素電池を積み重ねて積
層電極群が形成されてなり、一対のラミネートシートの
周囲をシールした外装ケース内に前記積層電極群及び電
解液を収容し、前記正極板に一端側が接合された正極リ
ードと、前記負極板に一端側が接合された負極リードと
を、外装ケースのシール辺を通して外部に引き出してな
る非水電解質電池の製造方法において、前記正極リード
又は負極リードの幅に形成された金属薄板のテープをプ
レス加工工程に搬送してテープの側辺に所定間隔で切り
欠き部を形成し、これをシート取付け工程に搬送して開
口部を含む両面の所定範囲にテープ幅より大きな幅の樹
脂シートを供給して両面の樹脂シート間を仮接合し、こ
れをシート溶着工程に搬送して両面から加熱及び加圧す
ることにより樹脂シートとテープとの間を接合し、これ
を所定位置で切断して正極リード又は負極リードに形成
し、この正極リードを正極板に負極リードを負極板にそ
れぞれ接合し、外装ケースのシール時に両面のラミネー
トシートを樹脂シートを挟んで互いに溶着することを特
徴とする。
リードは、それぞれに適合する材料によって形成された
テープに所定間隔で切り欠きを形成し、その切り欠きを
位置決め部位として両面から樹脂シートを溶着して、リ
ード部材が連続的に製造されるので、生産性が向上する
と同時に、箔状で且つ小さなリード部材の製造が効率的
になされる。このようなテープ状に連続したリード部材
は正負各極板への接合位置に搬送しやすく、所定長さに
切断して極板に接合、もしくは一端を極板に接合して切
断する接合加工により、生産性のよい電池製造を行うこ
とができる。
側辺に複数の切り欠きを列設形成し、この切り欠き部の
形成部位をテープの幅方向に両側辺に向けて板厚が薄く
なるようにプレス加工することによって、ラミネートシ
ートのシール辺に金属板を通過させることによる外装ケ
ース内の電解液の漏液発生が生じやすい状態において
も、漏液を阻止するリード構造を形成することができ
る。
の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
るリチウムポリマー二次電池について示すもので、図1
に平面図及び断面図として示すように、複数の素電池5
を積層して形成された積層電極群2を、ラミネートシー
トで形成された外装ケース1内に収容して構成されてい
る。
集電体12の両面に負極合剤層13、13を形成した負
極板8の両面に、正極集電体10の両面に正極合剤層1
1、11を形成した正極板7、7をそれぞれセパレータ
9、9を介して積層一体化して構成されている。この素
電池5を所要の電圧または電池容量が得られる複数層に
積み重ね、図3に示すように、積層した各素電池5の各
負極集電体12の一辺側に延出形成された負極端子12
aを束ねて、図1(b)に示すように、各負極端子12
aを束ねた部位を接合すると同時に、これに負極リード
4を接合し、同様に、各正極集電体10の一辺側に延出
形成された正極端子10aを束ねて、これに正極リード
3を接合して積層電極群2が形成される。
箔等の金属層の両面にポリプロピレン等の樹脂層を接合
したラミネートシートを、図4に示すように、2つ折り
にした両側のシール辺P1、P2で熱溶着によりシール
して封筒状に形成し、開口部から積層電極群2を挿入
し、更に電解液を注入した後、図1に示すように、開口
部は正極リード3及び負極リード4をシール辺P3を通
して外部に引き出し、シール辺P3を熱溶着によりシー
ルすることにより、外装ケース1内は密閉される。前記
正極リード3及び負極リード4には、前記シール辺P3
の通過位置に両面からポリプロピレンフィルム(樹脂シ
ート)25が熱溶着によって接合されているので、シー
ル辺P3の正極リード3及び負極リード4の通過位置で
は、上下のラミネートシートはポリプロピレンフィルム
(PPフィルム)25に融着し、シール辺P3に正極リ
ード3及び負極リード4の金属部を介在させることによ
るシール性の低下が防止される。また、正極リード3及
び負極リード4には、それぞれPPフィルム25の溶着
位置に切り欠き15を形成して、一対のPPフィルム2
5の接合性の向上を図っている。なお樹脂シート25と
しては、PPフィルムの外、ポリエチレンフィルムやポ
リプロピレンフィルムとポリエチレンフィルムとを積層
したフィルムなどを用いることができる。この正極リー
ド3及び負極リード4の製造方法について以下に説明す
る。
4は銅によって、それぞれ厚さ0.08mm、幅3mm
のフープ材に形成されたものを材料として製造される。
図5は正極リード3の製造工程を模式的に示すもので、
負極リード4についても同様に製造される。
たアルミニウムのフープ材23は端から引き出され、所
定間隔で間欠的にプレス加工部32に搬送され、プレス
加工部32により図6(a)に示すように、所定間隔に
切り欠き15が形成される。この切り欠き15は、切り
欠いた開放端側より内側寄りに切り欠き幅が大きくなる
ような形状に打ち抜くことによって、抜き滓がプレス加
工部32のパンチに付着し難くくなるので、飛散した抜
き滓がフープ材23上に載ることによる後加工での障害
の発生が防止できる。前記切り欠き15の形状は、開放
端側より内側寄りに切り欠き幅が大きくなるような形状
であれば、任意の形状に形成しても同様の効果が得られ
る。
は、その両面からそれぞれPPリール33a、33bか
らポリプロピレンテープ24、24が供給され、このポ
リプロピレンテープ24、24は、仮接合部34におい
て、切り欠き15を位置決め部位として切り欠き15を
含む位置に位置決めされ、図6(b)に示すように、所
定長さに切断してPPシート25、25とすると同時
に、フープ材23の両面にそれぞれ当接したPPシート
25、25は、切り欠き15の位置で両面の間が熱溶着
により仮接合される。PPシート25が仮接合されたフ
ープ材23は、熱接合部35に搬送され、フープ材23
を間にして両面にあるPPシート25、25側から加圧
すると同時に加熱して、図6(c)に示すように、フー
プ材23にその両面からPPシート25、25を熱溶着
させる。このとき、PPシート25、25は溶融してフ
ープ材23に接着すると同時に、両面のPPシート2
5、25は対面間で互いに融合して一体化される。ま
た、切り欠き15の位置においても両面のPPシート2
5、25は溶融して切り欠き15内に充填されるので、
この切り欠き15内での接合をアンカー効果として、フ
ープ材23とPPシート25、25とは一体的に接合さ
れる。このようにPPシート25が所定位置に両面から
接合されたフープ材23は巻き取りリール36に巻き取
られる。
形成のプレス工程とPPシート25の溶着工程とを連続
して行うようにしているが、フープ材23に切り欠き1
5を形成した後、これを別位置の溶着工程に移送するよ
うにしても、PPシート25は切り欠き15を位置決め
部位として位置決めできるので、それぞれの工程を別に
行うように構成することもできる。
ープ材23は、端から引き出されて図6(c)に示す破
線位置で所定長さdで切断することによって、図6
(d)に示すようにPPシート25が両面から接合され
た正極リード3に形成される。負極リード4について
も、フープ材23の素材が銅であることを除いて同様に
形成される。この正極リード3及び負極リード4は、図
1(b)に示すように、各素電池5の正極端子10aを
束ねた位置に正極リード3の一端側が、負極端子12a
を束ねた位置に負極リード4の一端側が、それぞれレー
ザー溶接等の接合手段によって接合される。
フープ材23を、図7に示すように、積層電極群2のリ
ード接合位置に供給し、一端側を正極端子10aにレー
ザー溶接あるいは抵抗溶接もしくは超音波溶接によって
接合し、所定長さに切断して、これを正極リード3と
し、次の積層電極群2がリード接合位置に位置決めされ
ると、巻き取りリール36からフープ材23を送り出す
動作を繰り返すことによって効率的なリード接合が可能
である。また、これを負極端子12aの側でも同時に行
うことによって、より効率的なリード接合を行い得る。
このようなリード接合方法により、正極リード3又は負
極リード4として切り出した場合に、切り出された小さ
い部材を所定の接合位置に合わせる困難な作業を行うこ
となく、接合作業を自動化することもできる。
極リード3及び負極リード4を外装ケース1から外部に
引き出し、外装ケース1の開口部を熱溶着によりシール
するとき、正極リード3及び負極リード4の通過位置で
は、外装ケース1の上下のラミネートシートはPPシー
ト25に熱溶着されるので、シール性のよい熱溶着シー
ルを行うことができる。しかし、このような樹脂間のシ
ール位置に金属板を通過させるような場合に、金属板が
正極リード3及び負極リード4のように箔状のものであ
っても、図8に示すように、正極リード3又は負極リー
ド4の両側部に三角形状の微小な隙間gが生じやすく、
それが外装ケース1内の電解液の漏液経路となるが、正
極リード3及び負極リード4に予めPPシート25をそ
の両面から溶着するとき、加熱と同時に適正な加圧が加
えられることにより、PPシート25の溶融物により正
極リード3及び負極リード4の両側部の隙間gが埋めら
れるようになる。それでも金属と樹脂との間の界面の接
合性は低いので、溶着のばらつきにより僅かに生じる隙
間から漏液が進行する可能性がある。
じやすい隙間gによる漏液を防止するために、図9に示
すように、正極リード3及び負極リード4の両側に切り
欠き15、15を形成することにより、漏液経路となる
リードの両側端の界面の物理的距離が延長されるので、
漏液の防止効果が向上する。また、正極リード3及び負
極リード4の引き出し位置からの漏液を、より確実に防
止する構造として、正極リード3及び負極リード4は、
図10に示すような形状に形成することができる。図示
は正極リード3aの場合を示し、その両側部に櫛形に凹
凸18、中央部に穴19を形成すると共に、凹凸18を
形成した両側部を端側に至るほど薄くなるようにプレス
成形した薄肉加工部20を形成し、これらの形成部位に
PPシート25をその両面から熱溶着させると、穴19
で両面のPPシート25は接合され、凹凸18の凹部は
溶融したPPシート25で充填される。また、両側端部
は薄肉加工部20により極めて薄くなるので、両側から
PPシート25を接合したときに端部に隙間gが生じ難
くなる。それでも端部に隙間gが生じたときには、それ
が漏液経路となるが、前記櫛形の凹凸18により漏液経
路の距離は物理的に長くなって、漏液の進行が抑制され
る。
リード4を用いて積層電極群2を構成することにより、
ラミネートシートを外装ケースとした電池における外装
ケース1のシール性と耐漏液性とを向上させることがで
きる。また、外装ケース1のリード引き出し辺のシール
強度が強化されるので、外装ケース1内の内圧が増加し
たときのような引き剥がし方向の引っ張りにも耐える接
合強度が得られ、更に、電池に振動や衝撃が加えられた
場合に、正極リード3及び負極リード4の変形が防止さ
れる。
ネートシートによって形成された外装ケース内に積層電
極群及び電解液を収容した電池において、積層電極群に
接合された正極リード及び負極リードを外装ケースのシ
ール辺を通して外部に引き出すとき、正極リード及び負
極リードのシール辺の通過位置に樹脂シートが両面から
一体的に接合されているので、シール辺のラミネートシ
ート間に樹脂シートが溶着してシール強度が向上し、ラ
ミネートシートを外装ケースとした電池においても電解
液の漏液を生じさせない密閉構造を形成することができ
る。
(a)は平面図、(b)はA−A線矢視断面図。
る斜視図。
図。
示す模式図。
(d)に示す平面図。
示す斜視図。
図。
面図。
(a)は平面図、(b)はB−B線矢視断面図。
スとして電池の組み立てを説明する(a)は積層電極群
の挿入時、(b)は完成時の斜視図。
Claims (6)
- 【請求項1】 正極板と負極板とをセパレータを介して
積層した素電池を積み重ねて積層電極群が形成されてな
り、一対のラミネートシートの周囲をシールした外装ケ
ース内に前記積層電極群及び電解液を収容し、前記正極
板に一端側が接合された正極リードと、前記負極板に一
端側が接合された負極リードとを、外装ケースのシール
辺を通して外部に引き出してなる非水電解質電池におい
て、 前記正極リード及び負極リードの少なくとも幅方向の一
側端に切り欠きが形成され、この切り欠きを含む前記シ
ール辺の通過位置に両面から樹脂シートが溶着されてな
り、外装ケースのシール時に両面のラミネートシートが
前記樹脂シートを挟んで互いに溶着されてなることを特
徴とする非水電解質電池。 - 【請求項2】 切り欠きが、開放端側より内側寄りに切
り欠き幅が大きくなるように形成されてなる請求項1記
載の非水電解質電池。 - 【請求項3】 正極リード及び負極リードの樹脂シート
の溶着部位に複数の切り欠きを列設形成してなる請求項
1記載の非水電解質電池。 - 【請求項4】 正極リード及び負極リードの樹脂シート
溶着部位が、その幅方向の端辺方向に厚さが薄くなるよ
うに形成されてなる請求項1〜3いずれか一項に記載の
非水電解質電池。 - 【請求項5】 正極板と負極板とをセパレータを介して
積層した素電池を積み重ねて積層電極群が形成されてな
り、一対のラミネートシートの周囲をシールした外装ケ
ース内に前記積層電極群及び電解液を収容し、前記正極
板に一端側が接合された正極リードと、前記負極板に一
端側が接合された負極リードとを、外装ケースのシール
辺を通して外部に引き出してなる非水電解質電池の製造
方法において、 前記正極リード又は負極リードの幅に形成された金属薄
板のテープをプレス加工工程に搬送してテープの側辺に
所定間隔で切り欠きを形成し、これをシート取付け工程
に搬送して開口部を含む両面の所定範囲にテープ幅より
大きな幅の樹脂シートを供給して両面の樹脂シート間を
仮接合し、これをシート溶着工程に搬送して両面から加
熱及び加圧することにより樹脂シートとテープとの間を
接合し、これを所定位置で切断して正極リード又は負極
リードに形成し、この正極リードを正極板に負極リード
を負極板にそれぞれ接合し、外装ケースのシール時に両
面のラミネートシートを樹脂シートを挟んで互いに溶着
することを特徴とする非水電解質電池の製造方法。 - 【請求項6】 プレス加工工程においてテープの両側辺
に複数の切り欠きを列設形成し、この切り欠き部の形成
部位をテープの幅方向に両側辺に向けて板厚が薄くなる
ようにプレス加工する請求項5記載の非水電解質電池の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09263999A JP4485614B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 非水電解質電池及びその製造方法 |
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