JP2000282888A - 船外機 - Google Patents
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- F02B2075/1812—Number of cylinders three
Abstract
トアップを伴うことなくエンジン下部にカム軸駆動機構
とオイルポンプとオイルシールハウジングを設置可能に
し、同時にエンジン下部における部品レイアウト性の向
上を図る。 【解決手段】エンジン2とエンジンホルダー8との間に
画成したカム軸駆動機構収容室35にチェーン駆動方式
のカム軸駆動機構27を収容した。カム軸駆動機構収容
室35はエンジン2側の下面に収容凹部35aを形成し
て画成し、カム軸駆動機構27をエンジンホルダー8の
上部接合面Aよりも上方に配置した。また、カム軸26
に駆動されるオイルポンプ37をエンジンホルダー8に
固定し、その固定面Cの高さをカム軸駆動機構27より
低く、かつエンジンホルダー8の下部接合面Bより高い
位置に設定した。
Description
ンを搭載した船外機に関するものである。
ク軸を直立させる姿勢で平板状のエンジンホルダーの上
に搭載され、クランク軸の下端に回転一体に連結された
ドライブ軸が下方に延びてスクリュープロペラを回転駆
動するようになっている。なお、近年では環境保全の観
点から船外機のエンジンは2サイクルエンジンに代わり
4サイクルエンジンが主流になりつつある。
回転をカム軸に伝達するカム軸駆動機構がエンジンの上
部に設けられている。このカム軸駆動機構は、クランク
軸がエンジン上面に突出した部分に回転一体に設けられ
るドライブプーリーと、カム軸がエンジン上面に突出し
た部分に回転一体に設けられるドリブンプーリーと、上
記ドライブプーリーおよびドリブンプーリーの周囲に巻
装されるコグドベルトとから成るベルト駆動方式のもの
が一般的である。
滑を担うオイルポンプが設けられ、このオイルポンプが
クランク軸やカム軸で駆動されることにより、エンジン
ホルダー下方に設けられたオイルパン内のオイルを汲み
上げてエンジン内部に供給するように構成されている。
また、クランク軸がエンジンの下面から突出する部分に
はオイルシールハウジングが設けられ、エンジン内から
のオイル漏出が防止される。
船外機は、上述の如くカム軸駆動機構がエンジン上部に
設けられているので、エンジン上方に多大なスペースを
必要とし、エンジン上部に他の部品を設置することが困
難である。そればかりか、ドライブプーリー設置のため
エンジン上面からのクランク軸の突出量を長くする必要
があり、クランク軸の先端には重量の大きなフライホイ
ールが回転一体に設けられるので、回転振動の発生原因
になりかねない。
部に設けると、その分だけエンジンの高さが高くなるの
で船外機の重心が高まるという問題がある。しかも、カ
ム軸駆動機構を収容する専用のケース部材が必要になる
ので重量増とコストアップを余儀無くされる。さらに、
エンジンの下面に設けられるオイルポンプやオイルシー
ルハウジングがカム軸駆動機構に近接するため、レイア
ウト上の制約が多くなり、設計が困難になる。
するべく発明されたもので、その目的は、エンジンの高
さを低く抑え、かつ重量増やコストアップを伴うことな
くエンジン下部にカム軸駆動機構とオイルポンプとオイ
ルシールハウジングを設置可能にし、同時にエンジン下
部における部品レイアウト性の向上と、オイルシールハ
ウジングの着脱性およびシール性ならびに位置決め性を
良くし、併せて船外機のチルトアップ後におけるエンジ
ン始動性の向上を図ることにある。
め、本発明に係る船外機は、請求項1に記載したよう
に、4サイクル方式のエンジンがクランク軸を直立させ
る姿勢で平板状のエンジンホルダーの上に搭載され、上
記クランク軸の回転をカム軸に伝達するカム軸駆動機構
を備えた船外機において、上記エンジンと上記エンジン
ホルダーとの間に画成したカム軸駆動機構収容室に上記
カム軸駆動機構を収容したことを特徴としており、これ
によれば、専用のケース部材をエンジン下部に設けるこ
となくカム軸駆動機構をエンジン下部に設置し、エンジ
ンの高さを低く抑えるとともに、重量増やコストアップ
を防ぐことができる。
記載したように、請求項1の構成において、前記エンジ
ン側の下面に収容凹部を形成して前記カム軸駆動機構収
容室を形成し、上記収容凹部内に前記カム軸駆動機構を
収容することにより、カム軸駆動機構を前記エンジンホ
ルダーの上部接合面よりも上方に配置しており、これに
よれば、エンジンホルダーの厚みを小さくしてエンジン
の高さを一段と低くすることができる。
に記載したように、請求項1の構成において、前記カム
軸駆動機構をチェーン駆動方式としたので、カム軸駆動
機構をベルト駆動方式にした場合よりもカム軸駆動機構
の厚みが小さくなり、これに関連してエンジンの高さを
さらに低くすることができる。
に記載したように、請求項1の構成において、前記カム
軸に駆動されるオイルポンプを前記エンジンホルダーに
固定し、その固定面の高さを前記カム軸駆動機構より低
く、かつエンジンホルダーの下部接合面より高い位置に
設定した。こうすれば、オイルポンプがエンジン下面に
設けられないのでエンジンの高さを低く抑えられ、かつ
オイルポンプがカム軸駆動機構から離間するのでエンジ
ン下部における部品レイアウト性が向上し、しかもオイ
ルポンプがオイルパンに近付くのでオイルの吸込揚程が
短縮されて潤滑性能が向上する。
記載したように、請求項1の構成において、前記エンジ
ン下面の前記クランク軸の突出部に設けられるオイルシ
ールハウジングを、前記カム軸駆動機構よりも下方に設
置し、前記エンジンホルダーの上面側には上記オイルシ
ールハウジングを収めるハウジング凹部を形成し、オイ
ルシールハウジングの下面を上記ハウジング凹部の内平
面に液密に接合した。この場合、オイルシールハウジン
グが上記ハウジング凹部内に収まるのでエンジンの高さ
を低く抑えられ、しかもオイルシールハウジングがカム
軸駆動機構から離間するのでエンジン下部における部品
レイアウト性が向上する。また、エンジン側からのオイ
ルが確実にシールされてオイル漏れが防止される。
に記載したように、請求項5の構成において、前記クラ
ンク軸が前記エンジンの下面から突出する部分を挟むよ
うに、シリンダーブロックとクランクケースの下面にそ
れぞれ締結ボスを突設し、かつシリンダーブロック側に
突設した上記締結ボスをカム軸駆動機構の巻装部材の内
側に配置し、これらの締結ボスに前記オイルシールハウ
ジングをボルト止めした。これによれば、オイルシール
ハウジングを固定するボルトをカム軸駆動機構の巻装部
材に邪魔されずに着脱できるので、オイルシールハウジ
ングの着脱性が良くなる。
に記載したように、請求項5の構成において、前記クラ
ンクケース側に突設した前記締結ボスに対し間隔を空け
て位置決めボスを突設し、この位置決めボスで前記オイ
ルシールハウジングを位置決めした。これにより、オイ
ルシールハウジングの位置決め性が良くなり、しかも船
外機のチルトアップ時にオイルシールハウジング内にオ
イルが残留しないので、チルトアップ後のエンジン始動
時におけるメカニカルロスが低減され、始動性が向上す
る。
て図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実
施形態が適用された船外機の一例を示す左側図である。
ンジン2は、例えば直列3気筒の4サイクルエンジンで
あり、そのクランク軸3を直立させる姿勢で縦向きに、
かつクランクケース4とシリンダーブロック5とシリン
ダーヘッド6とヘッドカバー7が前方から順に並ぶ向き
で平板状のエンジンホルダー8の上に固定されている。
また、エンジンホルダー8の下面にはオイルパン9が搭
載され、オイルパン9の下部にはドライブハウジング1
1とギヤハウジング12が順に固定されている。
パン9の部分は上下に分割可能なエンジンカバー13に
覆われて防水される。このエンジンカバー13は、エン
ジンホルダー8やオイルパン9に固定されるロアーカバ
ー13aと、その上に着脱可能に取着されるアッパーカ
バー13bとからなり、エンジン2の整備作業等はアッ
パーカバー13bを取り外して行う。
ブ軸14が回転一体に連結され、このドライブ軸14は
下方に延びてエンジンホルダー8とオイルパン9とドラ
イブハウジング11の内部を貫通してギヤハウジング1
2内に達する。また、ギヤハウジング12内にはプロペ
ラ軸15が水平(前後)方向に軸支され、その後端にス
クリュープロペラ16が回転一体に設けられている。
部分にはベベルギヤ機構17とクラッチシフター18が
設けられ、ドライブ軸14の回転はベベルギヤ機構17
を介してプロペラ軸15に伝達され、スクリュープロペ
ラ16が回転して推進力が発生する。また、クラッチシ
フター18により、常に一定方向に回転するドライブ軸
14の回転が正逆方向に切り換えられてプロペラ軸15
に伝達され、船外機1(船体)の前進、後進が選定され
る。
11の前縁にそれぞれ設けられたマウント部21,22
にはスイベル軸23の上端と下端が固定され、スイベル
軸23はクランプブラケット24に左右回動自在に軸支
され、クランプブラケット24が船体の尾部に固定され
る。船外機1はスイベル軸23を軸心に左右へ回動し、
これにより船体の操舵がなされる。また、船外機1はク
ランプブラケット24に設けられたチルト軸24aを軸
にチルトアップすることができる。
とオイルパン9の拡大図であり、図3は図2のIII−
III矢視によるエンジンの下面図である。
ム軸26が縦方向に軸支され、このカム軸26の回転に
より図示しない動弁機構が駆動される。カム軸26に
は、エンジン2の下部に設けられたチェーン駆動方式の
カム軸駆動機構27によりクランク軸3の回転が2分の
1に減速されて伝達される。カム軸駆動機構27は次の
ように構成されている。
突出するクランク軸3の下端にはドライブスプロケット
28が回転一体に設けられ、同じくエンジン2の下面に
突出するカム軸26の下端にはドリブンスプロケット2
9が回転一体に設けられている。そして、ドライブスプ
ロケット28およびドリブンスプロケット29の周囲に
巻装部材としてタイミングチェーン30が巻装され、こ
のタイミングチェーン30のテンション調整を行うチェ
ーンテンショナー31およびチェーンアジャスター32
と、タイミングチェーン30の走行を案内するチェーン
ガイド33がエンジン2の下面に設けられている。な
お、ドライブスプロケット28とドリブンスプロケット
29の歯数は1対2に設定される。
は、図2に示すように、エンジン2とエンジンホルダー
8との間に画成されたカム軸駆動機構収容室35に収容
されている。カム軸駆動機構収容室35は、エンジン2
の下面に形成された収容凹部35aを主体に形成されて
おり、この収容凹部35aに収容されたカム軸駆動機構
27はエンジンホルダー8の上部接合面Aよりも上方に
位置している。
共にドライブスプロケット28が回転し、その回転がタ
イミングチェーン30を経てドリブンスプロケット29
とカム軸26に伝達され、カム軸26がクランク軸3の
2分の1の回転速度で回転する。なお、チェーンアジャ
スターはチェーンテンショナーを押圧してタイミングチ
ェーン30のテンション調整を行う。
37が設けられている。このオイルポンプ37はエンジ
ンホルダー8の下面側に固定され、その固定面Cの高さ
がカム軸駆動機構27より低く、かつエンジンホルダー
8の下部接合面Bより高い位置に設定されている。オイ
ルポンプ37の主軸38は上方に延びてカム軸26の下
端に回転一体に連結され、オイルポンプ37からはオイ
ル吸入管39がオイルパン9の底部に向かって延び、そ
の下端にオイルストレーナー40が設けられている。
が駆動されると、オイルパン9内に貯溜されたオイルが
オイルストレーナー40とオイル吸入管39を経てオイ
ルポンプ37に吸入され、エンジン2の内部潤滑に供さ
れる。エンジン2を潤滑し終わったオイルは、図3中に
示す複数のオイル戻り孔41,42,43,44…から
オイルパン9内に自然落下する。
下面から突出する部分にはオイルシールハウジング46
が設けられている。図5〜図7は、それぞれオイルシー
ルハウジング46の下面図、縦断面図、上面図である。
オイルシールハウジング46は略凸形の断面形状を持
ち、エンジン2側に締結固定される固定フランジ部47
と、その中央部に突設されたシールホルダー部48とを
備えており、固定フランジ部47には2箇所のボルト締
結部49,50と1箇所の位置決め部51が形成され、
シールホルダー部48には軸孔52が形成されてオイル
シール53(図4参照)が嵌合される。
ブロック5の下面とクランクケース4の下面には、クラ
ンク軸3を挟むように一対の締結ボス55,56が突設
されている。シリンダーブロック5側の締結ボス55は
タイミングチェーン30の内側に配置され、タイミング
チェーン30と上下方向にオーバーラップしないように
されている。また、クランクケース4側の締結ボス56
の左右両側には間隔を空けて一対の位置決めボス57,
58が突設されている。
位置決めボス57,58(図4中には非図示)は、カム
軸駆動機構27(タイミングチェーン30)よりも下方
に延びており、締結ボス55,56と位置決めボス5
7,58の先端面がオイルシールハウジング46の固定
面となる。オイルシールハウジング46のボルト締結部
49,50はそれぞれ締結ボス55,56に整合し、位
置決め部51は片方の位置決めボス58に整合する。そ
して、位置決め部51と位置決めボス58に図示しない
ノックピンが差し込まれ、ボルト締結部49,50がボ
ルト59,60で締結ボス55,56に締結されること
により、オイルシールハウジング46がエンジン2側に
位置決めされて固定される。
はカム軸駆動機構27よりも下方に位置し、オイルシー
ルハウジング46のシールホルダー部48(軸孔52)
をクランク軸3の下端(ドライブスプロケット28のス
リーブ部28a)が貫通する。シールホルダー部48に
嵌合されたオイルシール53はスリーブ部28aの外周
面に圧接されるが、オイルシール53がクランク軸3の
下端部外周面に圧接されるように構成してもよい。
ウジング凹部62が形成され、このハウジング凹部62
にオイルシールハウジング46が収まる。そして、オイ
ルシールハウジング46(シールホルダー部48)の下
面がハウジング凹部62の内平面63にOリング64等
のパッキン材を介して液密に接合される。
た筒状凹部65と、この筒状凹部65と同心で内径が一
回り細い軸孔66が形成される一方、ドライブハウジン
グ11側には軸孔66に整合する軸室67が形成されて
いる。筒状凹部65にはドライブスプロケット28のス
リーブ部28aが挿入され、スリーブ部28aに回転一
体に繋がるドライブ軸14が軸孔66と軸室67に挿通
される。また、軸孔66の内周に嵌装されたオイルシー
ル68がドライブ軸14の外周面に圧接される。
エンジン2から流下するオイルは、オイルシールハウジ
ング46に設けられたオイルシール53と、ハウジング
凹部62の内平面63に設けられたOリング64と、軸
孔66に設けられオイルシール68とによってシールさ
れるので、筒状凹部65や軸孔66および軸室67側に
は漏出せず、シール性が極めて高い。
ン2とエンジンホルダー8との間に画成されたカム軸駆
動機構収容室35内にカム軸駆動機構27が収容されて
いるので、カム軸駆動機構27を収容する専用のケース
部材等をエンジン2下部に設ける必要がなく、よってエ
ンジン2の高さを低く抑えると同時に、エンジン2回り
の重量増やコストアップを防ぐことができる。
の下面に形成された収容凹部35aを主に形成されてお
り、この収容凹部35a内にカム軸駆動機構27を収容
することにより、カム軸駆動機構27をエンジンホルダ
ー8の上部接合面Aよりも上方に位置させたので、エン
ジンホルダー8の厚みを小さくしてエンジン2の高さを
一段と低くすることができる。なお、カム軸駆動機構2
7がエンジン2の下面から突出しないため、エンジン2
をエンジンホルダー8から切り離して作業台の上に載置
する場合等における安定性と作業性が非常に良い。ま
た、この船外機ではカム軸駆動機構27をチェーン駆動
方式としたため、従来のベルト駆動方式の場合よりもカ
ム軸駆動機構27の厚みを小さくし、エンジン2の高さ
をより一層低くすることができる。
をエンジンホルダー8に固定したので、オイルポンプ3
7をエンジン2の下面に設けた場合に比べてエンジン2
の高さを低く抑えることができる。しかも、オイルポン
プ37の固定面Cの高さがカム軸駆動機構27より低
く、かつエンジンホルダー8の下部接合面Bより高くさ
れているので、オイルポンプ37をカム軸駆動機構27
から離間させ、エンジン2下部における部品レイアウト
性を向上させるとともに、オイルポンプ37をオイルパ
ン9に近付けてオイルの吸込揚程を短くし、潤滑性能を
向上させることができる。
軸駆動機構27よりも下方に設置すると同時に、エンジ
ンホルダー8の上面側にハウジング凹部62を形成して
オイルシールハウジング46を収めたので、この点から
もエンジン2の高さを低く抑えることができ、しかもオ
イルシールハウジング46をカム軸駆動機構27から離
間させてエンジン2下部における部品レイアウト性を向
上させることができる。
面がハウジング凹部62の内平面63にOリング64を
介して液密に接合されるので、エンジン2側からのオイ
ルを確実にシールしてオイル漏れを防止することができ
る。なお、オイルポンプ37がカム軸駆動であるため、
オイルポンプ37とオイルシールハウジング46が近接
することがなく、この点でも部品レイアウト性が良い。
ト59,60で締結される一対の締結ボス55,56
が、クランク軸3を挟むようにしてシリンダーブロック
5とクランクケース4に設けられており、クランクケー
ス4側の締結ボス55がタイミングチェーン30の内側
に配置されているので、タイミングチェーン30に邪魔
されずにボルト59を着脱でき、この点でオイルシール
ハウジング46の着脱性が良い。
6に隣接する一対の位置決めボス57,58が、締結ボ
ス56との間に間隔を空けて設けられているので、オイ
ルシールハウジング46の位置決め性が良く、しかも船
外機1がクランプブラケット24のチルト軸24aを軸
にチルトアップされた際に、締結ボス56と位置決めボ
ス57,58の間からオイルが流出してオイルシールハ
ウジング46内に残留しないので、チルトアップ後のエ
ンジン始動時におけるメカニカルロスが低減し、始動性
が向上する。
外機によれば、エンジンの高さを低く抑え、かつ重量増
やコストアップを伴かずにエンジン下部にカム軸駆動機
構とオイルポンプとオイルシールハウジングを設置可能
にし、同時にエンジン下部における部品レイアウト性の
向上と、オイルシールハウジングの着脱性およびシール
性ならびに位置決め性を良くし、併せて船外機のチルト
アップ後におけるエンジン始動性の向上を図ることがで
きる。
を示す左側図。
分を示す拡大図であり、本発明の一実施形態を示す図。
面図。
ングの縦断面図。
ーン 35 カム軸駆動機構収容室 35a 収容凹部 37 オイルポンプ 46 オイルシールハウジング 53 オイルシール 55,56 締結ボス 57,58 位置決めボス 59,60 ボルト 62 ハウジング凹部 63 内平面 64 Oリング A エンジンホルダーの上部接合面 B エンジンホルダーの下部接合面 C オイルポンプの固定面
Claims (7)
- 【請求項1】 4サイクル方式のエンジンがクランク軸
を直立させる姿勢で平板状のエンジンホルダーの上に搭
載され、上記クランク軸の回転をカム軸に伝達するカム
軸駆動機構を備えた船外機において、上記エンジン2と
上記エンジンホルダー8との間に画成したカム軸駆動機
構収容室35に上記カム軸駆動機構27を収容したこと
を特徴とする船外機。 - 【請求項2】 前記エンジン2側の下面に収容凹部35
aを形成して前記カム軸駆動機構収容室35を形成し、
上記収容凹部35a内に前記カム軸駆動機構27を収容
することにより、カム軸駆動機構27を前記エンジンホ
ルダー8の上部接合面Aよりも上方に配置した請求項1
に記載の船外機。 - 【請求項3】 前記カム軸駆動機構27をチェーン駆動
方式とした請求項1に記載の船外機。 - 【請求項4】 前記カム軸26に駆動されるオイルポン
プ37を前記エンジンホルダー8に固定し、その固定面
Cの高さを前記カム軸駆動機構27より低く、かつエン
ジンホルダー8の下部接合面Bより高い位置に設定した
請求項1に記載の船外機。 - 【請求項5】 前記エンジン2下面の前記クランク軸3
の突出部に設けられるオイルシールハウジング46を、
前記カム軸駆動機構27よりも下方に設置し、前記エン
ジンホルダー8の上面側には上記オイルシールハウジン
グ46を収めるハウジング凹部62を形成し、オイルシ
ールハウジング46の下面を上記ハウジング凹部62の
内平面63に液密に接合した請求項1に記載の船外機。 - 【請求項6】 前記クランク軸3が前記エンジン2の下
面から突出する部分を挟むように、シリンダーブロック
5とクランクケース4の下面にそれぞれ締結ボス55,
56を突設し、かつシリンダーブロック5側に突設した
上記締結ボス55をカム軸駆動機構27の巻装部材(3
0)の内側に配置し、これらの締結ボス55,56に前
記オイルシールハウジング46をボルト止めした請求項
5に記載の船外機。 - 【請求項7】 前記クランクケース4側に突設した前記
締結ボス56に対し間隔を空けて位置決めボス57,5
8を突設し、この位置決めボス57,58で前記オイル
シールハウジング46を位置決めした請求項5に記載の
船外機。
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