JP4583337B2 - ベルト式伝動機構を備えるバーチカル内燃機関 - Google Patents

ベルト式伝動機構を備えるバーチカル内燃機関 Download PDF

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Description

本発明は、回転中心線が上下方向を指向してクランク室に収容されたクランク軸と、クランク軸の動力を被動装置に伝達するゴム製のベルトを備えると共にベルト室に収容された伝動機構とを備え、ベルトがオイルにより潤滑されるバーチカル内燃機関に関する。そして、該バーチカル内燃機関は例えば船外機に搭載される。
バーチカル内燃機関において、クランク軸の動力を被動装置に伝達するゴム製のベルトを備える伝動機構がベルト室に収容され、該ベルトがクランク室からベルト室に流入するオイルにより潤滑されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−275020号公報
ベルト室がクランク室に開放していて、伝動機構を構成するベルトやプーリなどがクランク室に露出していると、クランク室からベルト室に流入するミスト状のオイルやブローバイガスが混入している気体(以下、「オイル混入気体」という。)に含まれるオイルやブローバイガスにベルトが曝されやすく、さらにクランク軸の回転により飛散するオイルの滴がベルト室でそのままベルトに付着したり、プーリに一旦付着したオイルがプーリの回転により飛散してベルトに付着するなどして、ベルトに接触するオイルが潤滑に必要な量を越えて過剰になる。そして、オイル混入気体中のオイルやブローバイガスがベルトに過剰に接触し、さらに高温のオイル混入気体がベルトに接触すると、オイルの成分やブローバイガスの成分によりゴム製のベルトの劣化を早めることになって、ベルトの寿命が短くなる原因になる。そこで、劣化の影響を低減するために、ベルトの幅や厚みを大きくしたり、ベルトの強度を高めたりすると、伝動機構の大型化やコスト高を招来する。その一方で、ベルトの潤滑性が低下するとプーリとの摩擦が増加するために摩耗が生じやすく、やはりベルトの寿命が短くなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、請求項1〜3記載の発明は、バーチカル内燃機関において、クランク室からのオイル混入気体が伝動機構のゴム製のベルトに過剰に接触することを防止して、ベルトの寿命を延ばすことを目的とする。そして、請求項2記載の発明は、さらに、ベルト室内で底壁上のオイルがベルトに接触するのを抑制することを目的とする。
請求項1記載の発明は、回転中心線が上下方向を指向するようにクランク室に収容されたクランク軸と、前記クランク軸の動力により回転駆動される被動軸を備える被動装置と、前記クランク軸の動力を前記被動軸に伝達するゴム製のベルトを備えると共にベルト室に収容されたベルト式伝動機構と、前記ベルト室を形成する伝動ケースとを備え、前記ベルトがオイルにより潤滑されるバーチカル内燃機関において、前記ベルト室は通気口を通じて前記クランク室に連通し、前記伝動ケースには、前記ベルト室内で前記通気口と前記ベルトとの間に配置された障壁部材が設けられ、前記障壁部材は、前記クランク室から前記通気口を通って前記ベルト室に流入したオイル混入気体の流れを前記ベルトから逸らせる位置にあるバーチカル内燃機関である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のバーチカル内燃機関において、前記通気口は前記ベルト室の底壁に設けられ、前記底壁の、前記ベルト室内での底面のうち、前記ベルトの真下に位置する第1部分は、前記第1部分から前記通気口に達するまでの第2部分よりも高い位置にあるものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のバーチカル内燃機関において、前記障壁部材は、前記ベルト室の底壁と天井壁との間で前記底壁と前記天井壁との上下方向での間隔に等しい長さで上下方向に延びていると共に水平方向で前記ベルトをほぼ全周に渡って囲む周壁により構成されるものである。
請求項1記載の発明によれば、クランク室から通気口を通ってベルト室に流入したオイル混入気体は、障壁部材によりベルトから逸らされるために、ベルト室内でオイル混入気体が通気口からそのままベルトに向かう場合に比べて、オイル混入気体がベルトに過度に接触することが防止され、しかもオイル混入気体の温度も低下するので、オイル混入気体中のオイルやブローバイガスとの接触によるベルトの劣化が抑制されて、オイル混入気体中のオイルにより潤滑されるベルトの寿命が延び、メンテナンスまでの期間を長くすることができる。
請求項2記載の事項によれば、オイル混入気体が障壁部材に衝突するなどしてベルト室内で分離したオイルは、ベルト室の底壁の底面においてベルトの真下の第1部分よりも低い第2部分を流れて通気口に達し、通気口からベルト室外に流出するため、底面上のオイルとベルトと接触が抑制されるので、オイルとの接触によるベルトの劣化が抑制されて、ベルトの寿命が延びる。
請求項3記載の事項によれば、障壁部材である周壁は、ベルト室の高さに等しい高さでベルトをほぼ全周に渡って囲むので、オイル混入気体がベルトに過度に接触することが効果的に防止される。
以下、本発明の実施形態を図1〜図6を参照して説明する。
図1〜図5は第1実施形態を説明するための図である。
図1を参照すると、本発明が適用されたバーチカル内燃機関Eは船外機Sに搭載される。船外機Sは、上下方向を指向する回転中心線を有するクランク軸18を備える内燃機関Eのほかに、内燃機関Eを支持するマウントケース1と、マウントケース1の下端部に結合されるエクステンションケース2と、エクステンションケース2の下端部に結合されるギヤケースと、内燃機関Eの下部からエクステンションケース2の上部までの周囲を覆うアンダカバー3と、アンダカバー3の上端部に結合されるエンジンカバー4とを備える。
船外機Sは、クランク軸18の下軸端部18bに同軸に連結される駆動軸5と前記ギヤケース内に収容される前後進切換装置とプロペラとから構成される動力伝達装置を備え、内燃機関Eが発生する動力は、クランク軸18から駆動軸5および前記前後進切換装置を経て前記プロペラに伝達される。
船外機Sを船体の船尾に取り付ける取付装置は、マウントケース1およびエクステンションケース2に固定されるスイベル軸6を回動可能に支持するスイベルケース7と、スイベルケース7を上下方向に揺動可能に支持するチルト軸8を保持すると共に船体の船尾に固定されるブラケット9とを備える。この取付装置により、船外機Sは、船体に対してチルト軸8を中心に上下方向に揺動可能であると共に、スイベル軸6を中心に左右方向に揺動可能である。
図1,図2を参照すると、多気筒4ストローク内燃機関である内燃機関Eは、上下方向に直列に並んで一体成形された複数の、この実施形態では3つのシリンダ11nから構成されるシリンダブロック11と、シリンダブロック11の前端部に結合されるクランクケース12と、シリンダブロック11の後端部に結合されるシリンダヘッド13と、シリンダヘッド13の後端部に結合されるヘッドカバー14とから構成される機関本体(以下、「機関本体」という。)を備え、さらにマウントケース1の下端部に結合されてエクステンションケース2内に収容されたオイルパン15を備える。
各シリンダ11nに往復動可能に嵌合するピストン16は、シリンダブロック11およびクランクケース12により形成されるクランク室20に収容されたクランク軸18にコンロッド17を介して連結される。上下方向に延びて配置されて回転中心線が上下方向にほぼ平行な方向を指向し得るクランク軸18は、シリンダブロック11およびクランクケース12に主軸受19を介して回転可能に支持される。
シリンダヘッド13には、各シリンダ11n毎に、シリンダ軸線の方向でピストン16に対向する燃焼室21と、各燃焼室21に開口する吸気ポートおよび排気ポートと、各燃焼室21に臨む点火栓とが設けられる。さらに、シリンダヘッド13に設けられて前記吸気ポートおよび前記排気ポートをそれぞれ開閉する吸気弁および排気弁は、シリンダヘッド13とヘッドカバー14とにより形成される収容室としての動弁室22に収容される頭上カム軸型の動弁装置23により駆動されてクランク軸18の回転に同期して開閉動作を行う。
動弁装置23は、ベルト式伝動機構50を介して伝達されるクランク軸18の動力により回転駆動されるカム軸24と、カム軸24に設けられた動弁カムとしての吸気カム25aおよび排気カム25bと、1対のロッカアーム軸に揺動可能に支持される吸気ロッカアーム26aおよび排気ロッカアーム26bとを備える。そして、上下方向に延びて配置されてクランク軸18の回転中心線と平行な回転中心線を有するカム軸24が、吸気カム25aおよび排気カム25bによりそれぞれ駆動されて揺動する吸気ロッカアーム26aおよび排気ロッカアーム26bを介して前記吸気弁および前記排気弁を開閉駆動する。それゆえ、動弁装置23は、クランク軸18の動力により回転駆動される被動軸としてのカム軸24を備える被動装置である。
図3を併せて参照すると、内燃機関Eは、吸気消音器27aと、該吸気消音器27aから流入して気化器28のスロットル弁により計量された吸入空気を前記吸気ポートに導く吸気管27bとから構成される吸気装置27を備える。吸気装置27により形成される吸気通路を流通する吸入空気は、シリンダ11n毎に設けられた気化器28において燃料と混合して混合気を形成し、該混合気が吸気管27bおよび前記吸気ポートを経て燃焼室21に吸入される。燃焼室21で前記点火栓により点火された混合気が燃焼して発生した燃焼ガスの圧力により駆動されて往復運動するピストン16は、コンロッド17を介してクランク軸18を回転駆動する。
燃焼ガスは、排気ガスとして、燃焼室21から、前記排気ポートを経てシリンダブロック11に設けられた排気集合通路に流出し、さらにマウントケース1内、排気管内およびエクステンションケース2内の通路を通って水中に排出される。
内燃機関Eの潤滑系統は、シリンダブロック11、シリンダヘッド13およびクランクケース12の下方に配置されたオイルパン15と、シリンダヘッド13に設けられてカム軸24により駆動されるオイルポンプ29と、多数の油路とから構成される。そして、オイルポンプ29がオイルパン15からマウントケース1、シリンダブロック11およびシリンダヘッド13にそれぞれ設けられた吸入油路を経て吸入した後に吐出したオイルは、シリンダヘッド13およびシリンダブロック11に設けられた吐出油路およびオイルフィルタを経てメインギャラリに流入し、該メインギャラリからシリンダブロック11、シリンダヘッド13およびクランク軸18などに設けられた油路を経て、クランク室20内のクランク軸18における摺動部や主軸受19などの各潤滑箇所、および動弁室22内のカム軸24やロッカアーム26a,26bなどの動弁装置23における摺動部などの各潤滑箇所に供給された後、シリンダブロック11およびシリンダヘッド13に設けられた戻り油路およびマウントケース1に設けられた戻り油路を経てオイルパン15に戻る。
図1〜図4を参照すると、伝動機構50は、内燃機関Eに備えられる伝動ケース60により形成されるベルト室63に収容される。伝動ケース60は、機関本体の一部としての上端部Eaに結合されて設けられる第1ケースとしての下ケース61と、下ケース61に結合される第2ケースとしての上ケース62とから構成される。ベルト室63の第1室壁としての底壁W1および第2室壁としての天井壁W2をそれぞれ構成する下ケース61および上ケース62は、その周縁部61a,62a同士において、上ケース62の挿通孔H3に挿通されて下ケース61のネジ孔H1にねじ込まれる複数のボルト(図示されず)と、上ケース62の挿通孔H4および下ケース61の挿通孔H2に挿通されてシリンダブロック11およびクランクケース12の各上端部11a,12aにねじ込まれる複数のボルト(図示されず)とにより、油密に結合される。さらに、下ケース61は、複数のボルトB1によりシリンダヘッド13の上端部13aおよびカム軸ホルダ31を介して上端部13aに結合される。ここで、上端部11a,12a,13aは、機関本体の上端部Eaを構成する。また、底壁W1および天井壁W2はベルト室63の室壁である。
一方、伝動機構50は、下ケース61および上ケース62を下方から順次貫通して上方に延びるクランク軸18の上軸端部18aにベルト室63内で結合される駆動プーリ51と、下ケース61および上ケース62を下方から順次貫通して上方に延びるカム軸24の上軸端部24aにベルト室63内で結合される被動プーリ52と、両プーリ51,52に掛け渡されて水平面にほぼ平行な走行軌道を走行するゴム製の歯付ベルトから構成される無端ベルト53と、クランク軸18の動力をカム軸24に伝達するベルト53に張力を付与するテンショナ54とを備える。
図1,図2を参照すると、上軸端部18aにおいて上ケース62から上方に突出する部分には、上ケース62に結合されるカバー32により覆われる。カバー32内には、フライホイール33と、永久磁石34aが取り付けられた該フライホイール33をロータとすると共に上端部Eaなどに固定される点火用のエキサイタコイル34bや充電用コイル34cなどのコイルをステータとする交流発電機34とが収容される。そして、フライホイール33の外周には、クランクケース12に取り付けられたスタータモータ35のピニオン35aと噛合可能なリングギヤ36が設けられる。また、上軸端部24aには、パスサロータ37が設けられ、カム軸24の回転位置を検出するためのパルサコイル38が上ケース62に取り付けられる。
さらに、上ケース62には、両上軸端部18a,24aおよび被動プーリ52のボス部52cが油密状態で貫通する孔と、カバー39により覆われるテンショナ54の位置調整用の作業孔42とが設けられる。
図1〜図3を参照すると、上下方向でクランク室20とベルト室63との間に配置される下ケース61には、両上軸端部18a,24aがそれぞれ貫通する孔41a,41bと、クランク室20に連通するクランク室側通気口70と、動弁室22に連通する動弁室側通気口71とが設けられる。下ケース61と両上端部11a,12aとの間に形成される空間43に開放する通気口70は、該空間43と上端部11aに設けられた連通路44とを介してクランク室20に連通する。なお、孔41aの周囲で、下ケース61とシリンダブロック11およびクランクケース12とは油密状態で結合され、孔41bの周囲で、下ケース61とシリンダヘッド13およびカム軸ホルダ31とは密封状態で結合されている。
そして、円形の孔41aは上軸端部18aの円形のフランジ部18cよりも僅かに大きいだけであり、孔41aを通じてのクランク室20・ベルト室63間での気体の流通量は、それぞれ、通気口70,71を通じての気体の流通量に比べて、極めて少ないか、または無視できる程度である。それゆえ、クランク室20とベルト室63との間の気体の流通は実質的に通気口70のみを通じて行われ、動弁室22とベルト室63との間の気体の流通は実質的に通気口71のみを通じて行われる。
各通気口70,71は、ベルト53よりも下方に位置し、平面視で、ベルト室63がベルト53を境にしてベルト53により囲まれる内側領域とベルト53の外側の外側領域とに分けられるとき、該外側領域で、伝動機構50と周縁部61aとの間に配置される。このため、各通気口70,71は、平面視で、伝動機構50の全体と重なることがない位置にある。したがって、下ケース61は、伝動機構50の、平面視でクランク室20と重なる部分である重なり部の全体またはほぼ全体を、クランク室20から遮蔽する遮蔽部材または隔壁を構成し、各通気口70,71は、平面視で前記重なり部と重ならない位置に設けられる。そして、この実施形態において、前記重なり部は、伝動機構50の構成部材のうちで、少なくともベルト53における平面視でクランク室20と重なる部分53aから構成される。
図1,図2を参照すると、クランク室20内のブローバイガスを吸気装置27に還流するブリーザ機構は、動弁室22内に設けられたブリーザ室45と、ブリーザ室45と吸気消音器27a(図3参照)とを連通させる外部ブリーザ通路を形成するブリーザ管46とから構成される。ブリーザ室45は、上流側で動弁室22に連通し、下流側でブリーザ管46に連通する。そして、ブリーザ室45を通じてブローバイガスが前記吸気通路に導かれる。
より具体的には、クランク室20内には、クランク軸18の回転により飛散したオイルや主軸受19から噴出したオイルなどにより形成される滴状のオイルやミスト状のオイル、およびブローバイガスが存在する。このうち、ミスト状のオイルとブローバイガスとが混入した気体(すなわち、オイル混入気体)は、内燃機関Eの運転時に、クランク室20から、シリンダブロック11およびシリンダヘッド13に設けられた孔からなる内部ブリーザ通路(図示されず)を通じて、ブリーザ室45を通じて作用する吸気負圧により負圧状態になる動弁室22に流入する。同時に、オイル混入気体の一部は、クランク室20から、連通路44、空間43および通気口70を通ってベルト室63に流入し、さらにベルト室63から通気口71を通って動弁室22に流入する。そして、動弁室22内でのオイル混入気体は、ブリーザ室45においてオイルが分離された後、ブリーザ管46を通って吸気消音器27aに流入し、吸入空気と共に燃焼室21に吸入される。
このとき、クランク室20からベルト室63に流入したオイル混入気体に含まれるミスト状のオイルは、ベルト室63内でベルト53や各プーリ51,52をはじめとする伝動機構50に付着し、該オイルによりベルト53や各プーリ51,52などが潤滑される。一方、クランク室20から飛散した滴状のオイルは、下ケース61により遮られてベルト53を含む伝動機構50に付着することが抑制される。
また、クランク室20からベルト室63に向かうオイル混入気体は、空間43内で下ケース61に当たって偏向して、クランク室20からベルト室63に向かう方向から一旦逸れた後、通気口70を通ってベルト室63に流入する。この過程で、オイル混入気体中のオイルの一部は下ケース61に付着するので、ベルト室63に流入するオイル混入気体に含まれるオイルが減少する。
図1〜図4を参照すると、伝動ケース60には、ベルト室63内で通気口70,71と伝動機構50との間に配置される障壁部材としての内側壁Wiが設けられる。内側壁Wiは、クランク室20から通気口70を通ってベルト室63に流入したオイル混入気体の流れをベルト53、各プーリ51,52およびテンショナ54を含む伝動機構50から逸らせる位置にある。それゆえ、ベルト室63は、クランク室20からのオイル混入気体がベルト53をはじめとする伝動機構50から逸れるようにクランク室20から隔離され、伝動ケース60および内側壁Wiは、クランク室20からベルト室63を隔離する隔壁を構成する。
ベルト53の外側領域に配置される内側壁Wiは、ベルト室63の底壁W1と天井壁W2との間で底壁W1と天井壁W2との上下方向での間隔に等しい長さで上下方向に延びていると共に水平方向でベルト53、ひいては伝動機構50をほぼ全周に渡って囲む周壁により構成される。より具体的には、内側壁Wiは、下ケース61および上ケース62にそれぞれ一体成形されて上下方向にほぼ平行に延びている下内側壁64および上内側壁65が上下方向で突き合わされて構成される。各内側壁64,65は、水平方向でベルト53、各プーリ51,52およびテンショナ54の外側、すなわち伝動機構50をほぼ全周に渡って囲んでいる。
したがって、ベルト室63は、内側壁Wiを境にして、内側壁Wiの内側に位置して伝動機構50の全体が配置される内側室63aと、通気口70,71が開口する外側室63bとに二分される二重構造の室である。そして、内側壁Wiには、内側室63aと外側室63bとを連通させる複数の連通口73,74が設けられる。
連通口73,74は、シリンダ軸線方向でクランク室20寄りのクランク室側連通口73と、動弁室22寄りの動弁室側連通口74とから構成される。ベルト53に沿って1対の通気口70の間に位置する連通口73は、下内側壁64に設けられたスリットにより構成され、ベルト53に沿って被動プーリ52近傍の1対の通気口71aの間に位置する連通口74は、下内側壁64の端部および上内側壁65の端部にそれぞれ設けられた1対の切欠きまたはスリットにより構成され、双方の連通口73,74は、シリンダ軸線方向で、ベルト53および両プーリ51,52を挟んで配置される。各連通口73,74の通路面積は通気口70,71の通路断面積よりも小さく、かつ連通口73を通って内側室63aに流入するオイル混入気体中のオイルにより、ベルト53の所要の潤滑性が確保されるように設定される。
そして、ベルト室63内で下内側壁64および上内側壁65により逸らされたオイル混入気体の一部は、外側室63bから主に連通口73を通じて内側室63aに流入して、オイル混入気体中のミスト状のオイルがベルト53や各プーリ51,52に付着することにより、該オイルでベルト53が潤滑される。
図5を併せて参照すると、底壁W1(または下ケース61)において、内側室63aを形成する内側部分W1aは、外側室63bを形成する外側部分W1bよりも上方にあり、外側部分W1bは、底壁W1に設けられた凹部または溝部により構成される。そして、通気口70,71は、外側部分W1bの底部に設けられている。それゆえ、ベルト室63内での底壁W1の底面Fにおいて、ベルト53の真下に位置する第1部分Fa1を含む内側室63a内の内側底面Faは、通気口70,71の周縁部を含む外側室63bの外側底面Fbよりも高い位置にある。そして、第1部分Fa1は、第1部分Fa1から、内側底面Fa、連通口73,74および外側底面Fbを経て通気口70,71に達するまでの第2部分Fa2よりも高い位置にある。第2部分Fa2は、内側底面Faにおける第1部分Fa1以外の部分および外側底面Fbにより構成され、該第2部分Fa2のうちで内側底面Faに設けられる部分の一例が、図3に多数の点が付された領域で示されている。
このため、内側室63aにおいて、内側底面Fa上のオイルは、第1部分Fa1に滞留することなく、第2部分Fa2を構成する内側底面Faの部分を流れて連通口73,74を通って外側室63bに流出し、さらに通気口70,71を通ってクランク室20および動弁室22に流出する。
次に、前述のように構成された実施形態の作用および効果について説明する。
内燃機関Eに備えられてベルト室63を形成する伝動ケース60は、クランク室20とベルト室63との間に遮蔽部材としての下ケース61を備え、下ケース61は、ベルト53の重なり部53aを、クランク室20から遮蔽することにより、重なり部53aが下ケース61により遮蔽されるため、クランク室20から飛散して来る滴状のオイルやクランク室20からのオイル混入気体が下ケース61により遮蔽されて、該滴状のオイルやオイル混入気体中のミスト状のオイルがベルト53に過剰に接触することが防止され、さらにオイル混入気体中のブローバイガスがベルト53に過剰に接触することも防止される。
また、伝動ケース60を構成する下ケース61が遮蔽部材を構成するので、該遮蔽部材を別途設ける必要がないので、部品点数およびコストが削減される。
下ケース61には、平面視で重なり部53aと重ならない位置に、クランク室20とベルト室63とを連通させる通気口70,71が設けられることにより、通気口70,71からベルト室63に流入するオイル混入気体中のオイルが過剰にベルト53に接触することが防止される。
伝動ケース60により形成されるベルト室63は通気口70,71を通じてクランク室20に連通し、伝動ケース60には、ベルト室63内で通気口70,71とベルト53をはじめとする伝動機構50との間に配置された内側壁Wiが設けられ、内側壁Wiはクランク室20から通気口70を通ってベルト室63に流入したオイル混入気体の流れをベルト53から逸らせる位置にあることにより、クランク室20から通気口70を通ってベルト室63に流入したオイル混入気体は、内側壁Wiによりベルト53から逸らされるために、ベルト室63内でオイル混入気体が通気口70からそのままベルト53に向かう場合に比べて、オイル混入気体がベルト53に過度に接触することが防止され、しかもオイル混入気体の温度も低下するので、オイル混入気体中のオイルやブローバイガスとの接触によるベルト53の劣化が抑制されて、オイル混入気体中のオイルにより潤滑されるベルト53の寿命が延び、メンテナンスまでの期間を長くすることができる。
通気口70,71はベルト室63の底壁W1に設けられ、底壁W1の、ベルト室63内での底面Fのうち、ベルト53の真下に位置する第1部分Fa1は、第1部分Fa1から通気口70,71に達するまでの第2部分Fa2よりも高い位置にあることにより、オイル混入気体が内側壁Wiに衝突するなどしてベルト室63の内側室63a内で分離したオイルは、ベルト室63の底面Fにおいてベルト53の真下の第1部分Fa1よりも低い第2部分Fa2を流れて通気口70,71に達し、通気口70,71からベルト室63外に流出するため、内側底面Fa上のオイルとベルト53と接触が抑制されるので、オイルとの接触によるベルト53の劣化が抑制されて、ベルト53の寿命が延びる。
内側壁Wiは、ベルト室63の底壁W1と天井壁W2との間で底壁W1と天井壁W2との上下方向での間隔に等しい長さで上下方向に延びていると共に水平方向でベルト53をほぼ全周に渡って囲む周壁により構成されることで、内側壁Wiはベルト室63の高さに等しい高さでベルト53をほぼ全周に渡って囲むので、オイル混入気体がベルト53に過度に接触することが効果的に防止される。
次に、図6を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態は、第1実施形態とは主に伝動ケース60の構造が相違し、その他は基本的に同一の構成を有するものである。そのため、同一の部分についての説明は省略または簡略にし、異なる点を中心に説明する。なお、第1実施形態の部材と同一の部材または対応する部材については、必要に応じて同一の符号を使用した。
ベルト室63を形成する伝動ケース60の下ケース61(底壁W1)は、機関本体の上端部Eaにより構成され、上ケース62は上端部Eaに結合される。内側壁Wiは、上下方向に延びて水平方向でベルト53を含む伝動機構50をほぼ全周に渡って囲む周壁66と、周壁66の下端に設けられて水平方向に平板状に延びる中間壁67とから構成される。周壁66および中間壁67は、一体成形されるか、別個の部材が互いに結合されて構成される。また、内側壁Wiのうち、少なくとも中間壁67が上端部Eaにボルトにより結合されて支持されてもよい。
この実施形態において、ベルト室63の底壁W1は、外側底壁としての上端部Eaおよび内側底壁としての中間壁67とにより構成され、ベルト室63の天井壁W2は上ケース62により構成される。ベルト室63は、内側壁Wiを境にして、伝動機構50の全体が配置される内側室63aと、通気口70,71が開口する外側室63bとに二分され、周壁66には連通口73,74が設けられる。そして、内側室63aを形成する内側部分W1aを構成する内側壁Wiは、外側室63bを形成する外側部分W1bを構成する上端部Eaよりも高い位置に設けられる。
そして、クランク室20からのオイル混入気体は、通気口70から外側室63b内に流入して、内側壁Wiにより逸らされた後に連通口73を通じて内側室63aに流入し、オイル混入気体中のミスト状のオイルがベルト53や各プーリ51,52に付着することにより、該オイルによりベルト53が潤滑される。
そして、ベルト室63内での底壁W1の底面Fにおいて、ベルト53の真下に位置する第1部分(第1実施形態の第1部分Fa1と同様である。)を含む内側室63aでの中間壁67の底面により構成される内側底面Faは、通気口70,71の周縁部を含む外側室63bでの上端部Eaの上面により構成される外側底面Fbよりも高い位置にある。そして、第1実施形態と同様に、前記第1部分は、該第1部分から通気口70,71に達するまでの第2部分(第1実施形態の第2部分Fa2と同様である。)よりも高い位置にある。
この第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用および効果が奏される。
以下、前述した実施形態の一部の構成を変更した実施形態について、変更した構成に関して説明する。
内側壁Wiは、連通口73,74を除いて、水平方向で伝動機構50を全周に渡って囲んでもよい。
被動装置は、回転軸を被動軸とするオイルポンプ29などの補機やその他の動力伝達装置であってもよい。
フライホイールがクランク軸18の下軸端部18bに設けられ、駆動軸5がフライホイールを介してクランク軸18に連結されてもよい。
ベルト室63は、前述の実施形態のように機関本体に対して上方に配置される場合以外に、機関本体に対して、その内部または下方に配置されてもよい。
バーチカル内燃機関は、単気筒内燃機関であってもよく、さらに船外機以外の機械に搭載されてもよい。
本発明の第1実施形態を示し、本発明が適用されたバーチカル内燃機関が搭載された船外機の模式的な左側断面図である。 図1の内燃機関の要部拡大断面図である。 図2のIII−III矢視での要部の平面図である。 図2のIV−IV矢視での上カバーの平面図である。 図3のV−V線断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、図1に相当する模式的な要部左側断面図である。
11…シリンダブロック、12…クランクケース、13…シリンダヘッド、18…クランク軸、20…クランク室、22…動弁室、23…動弁装置、24…カム軸、50…伝動機構、53…ベルト、60…伝動ケース、61…下ケース、62…上ケース、63…ベルト室、
E…内燃機関、Wi…内側壁、F,Fa,Fb…底面。

Claims (3)

  1. 回転中心線が上下方向を指向するようにクランク室に収容されたクランク軸と、前記クランク軸の動力により回転駆動される被動軸を備える被動装置と、前記クランク軸の動力を前記被動軸に伝達するゴム製のベルトを備えると共にベルト室に収容されたベルト式伝動機構と、前記ベルト室を形成する伝動ケースとを備え、前記ベルトがオイルにより潤滑されるバーチカル内燃機関において、
    前記ベルト室は通気口を通じて前記クランク室に連通し、前記伝動ケースには、前記ベルト室内で前記通気口と前記ベルトとの間に配置された障壁部材が設けられ、前記障壁部材は、前記クランク室から前記通気口を通って前記ベルト室に流入したオイル混入気体の流れを前記ベルトから逸らせる位置にあることを特徴とするバーチカル内燃機関。
  2. 前記通気口は前記ベルト室の底壁に設けられ、前記底壁の、前記ベルト室内での底面のうち、前記ベルトの真下に位置する第1部分は、前記第1部分から前記通気口に達するまでの第2部分よりも高い位置にあることを特徴とする請求項1記載のバーチカル内燃機関。
  3. 前記障壁部材は、前記ベルト室の底壁と天井壁との間で前記底壁と前記天井壁との上下方向での間隔に等しい長さで上下方向に延びていると共に水平方向で前記ベルトをほぼ全周に渡って囲む周壁により構成されることを特徴とする請求項1または2記載のバーチカル内燃機関。

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