JP2000281667A - ベンゾチアゾール化合物、その中間体、その製造法、液晶組成物及び液晶素子 - Google Patents

ベンゾチアゾール化合物、その中間体、その製造法、液晶組成物及び液晶素子

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JP2000281667A
JP2000281667A JP11088925A JP8892599A JP2000281667A JP 2000281667 A JP2000281667 A JP 2000281667A JP 11088925 A JP11088925 A JP 11088925A JP 8892599 A JP8892599 A JP 8892599A JP 2000281667 A JP2000281667 A JP 2000281667A
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幸一 藤沢
Masayoshi Minamii
正好 南井
Naoto Konya
直人 紺矢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きい屈折率異方性を有し、他の液晶と混合し
易く、かつ光に対する安定性がより有利である新規なベ
ンゾチアゾール化合物、このベンゾチアゾール化合物の
製造に有用な中間体化合物、その製造法、このベンゾチ
アゾール化合物用いた液晶組成物及びこの組成物を用い
た、光シャッターや表示素子等に使用できる液晶素子を
提供すること。 【解決手段】式(1)で示されるベンゾチアゾール化合
物、その中間体、その製造法、液晶組成物および液晶素
子。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子の構
成材料あるいは液晶組成物の配合成分として有用であ
り、骨格にベンゾチアゾール環を有する新規なベンゾチ
アゾール化合物、その製造に利用可能な中間体化合物、
その製造法、それを含む液晶組成物及びそれを用いた液
晶素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示素子の高性能化は、情報
化社会の進展に伴い不可欠となっている。液晶組成物と
しては、より高速化、あるいは高性能化等の物性を達成
するために、屈折率異方性の大きい材料の配合が必要と
されている。屈折率異方性が比較的大きい液晶としてト
ラン化合物が知られている[Mol.Cryst.Liq.
Cryst.,第23巻第233頁(1973)]が、屈折
率異方性は約0.2と満足できるほどの大きさではなか
った。また、下記式で表される化合物が開発されている
(特開平2−83340号公報)。
【0003】
【化6】 (式中、Alkylは、アルキル基を表す。) この化合物は、屈折率異方性が0.3以上の値を有する
が、他液晶との相溶性が悪く実用的ではない。そこで、
他液晶との相溶性を向上させることを目的として下記式
で表される化合物が開発されている(特開平9−216
841号公報)。
【0004】
【化7】 (式中、R5はアルキル基を示し、Yはアルキル基、フッ
素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子又はシアノ基
を示し、H1〜H12は水素原子、フッ素原子又は塩素原
子を示す(ここで、H1〜H12の少なくとも1つはフッ素
原子又は塩素原子である)。) この化合物は、他液晶との相溶性の点が改善されている
が、水素原子をフッ素原子等のハロゲン原子で置換して
いるため屈折率異方性が低下し、相溶性改善と引き替え
に屈折率異方性が犠牲にされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、大き
い屈折率異方性を有し、他の液晶と混合し易く、かつ光
に対する安定性がより有利である新規なベンゾチアゾー
ル化合物、このベンゾチアゾール化合物の製造に有用な
中間体化合物、その製造法、このベンゾチアゾール化合
物用いた液晶組成物及びこの組成物を用いた、光シャッ
ターや表示素子等に使用できる液晶素子を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討を加えた結果、ある種のベンゾ
チアゾール化合物が十分大きな屈折率異方性を有するこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。即ち、本発明
によれば、式(1)で示されるベンゾチアゾール化合物が
提供される。
【化8】 (式中、mは0〜2の整数を示す。Aは、
【化9】 のいずれかを示す(ここで、Xはフッ素原子または炭素
数1〜10のアルキル基を表す。sは0〜4の整数であ
り、p及びrは各々独立に0〜3の整数である)。R1
びR2は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、シア
ノ基、4−R3−(シクロアルキル)基、4−R3−(シク
ロアルケニル基)又はR4−(O)q基を示す(ここで、R3
は水素原子、直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換され
ていても良い炭素数1〜12のアルキル基を示し、R4
は直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換されていても良
い炭素数1〜12のアルキル基を示す。qは0又は1を
示す)。また、R1及びR2が同時に水素原子になること
はない。) また本発明によれば、式(IM−1)で示される化合物が
提供される。
【化10】 (式中、R1は上記式(1)のR1と同じ意味を示す。) 更に本発明によれば、上記式(IM−1)で示される化合
物と、式(IM−2)で示される誘導体とを、パラジウム
触媒及び塩基性物質の存在下に反応させることを特徴と
する、上記式(1)で示される化合物の製造法が提供され
る。
【化11】 (式中、A及びR2は、上記式(1)中のA及びR2と同じ
意味を示す。X1はIまたはBrを示す。) 更にまた本発明によれば、上記式(1)で示される化合物
を少なくとも1種含有することを特徴とする液晶組成物
が提供される。更に本発明によれば、上記液晶組成物を
一対の電極基板間に挟持してなることを特徴とする液晶
素子が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を更に詳細に説明す
る。本発明のベンゾチアゾール化合物は、上記式(1)で
表される化合物である。式(1)において、R1及びR
2は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、シアノ
基、4−R3−(シクロアルキル)基、4−R3−(シクロ
アルケニル基)又はR4−(O)q基を示す(ここで、R3
水素原子、直鎖もしくは分枝のフッ素で置換されていて
も良い炭素数1〜12のアルキル基を示し、R4は直鎖
もしくは分枝のフッ素原子で置換されていても良い炭素
数1〜12のアルキル基を示す。qは0又は1を示
す)。また、R1及びR2が同時に水素原子になることは
ない。
【0008】R1及びR2の具体例としては、例えば、水
素原子;フッ素原子;メチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、
オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデ
シル基等のアルキル基及びこれらがフッ素原子で置換さ
れたフルオロアルキル基(例えばトリフルオロメチル
基);メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキ
シ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチル
オキシ基、ノニルオキシ基、デシルオキシ基、ウンデシ
ルオキシ基、ドデシルオキシ基等のアルコキシ基及びこ
れらがフッ素原子で置換されたフルオロアルコキシ基
(例えば1〜3個のフッ素原子で置換されたメトキシ
基、1〜5個のフッ素原子で置換されたエトキシ基);
メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチ
ル基、ブトキシメチル基、ペンチルオキシメチル基、ヘ
キシルオキシメチル基、ヘプチルオキシメチル基、オク
チルオキシメチル基、ノニルオキシメチル基、デシルオ
キシメチル基、メトキシエチル基、エトキシエチル基、
プロポキシエチル基、ブトキシエチル基、ペンチルオキ
シエチル基、ヘキシルオキシエチル基、ヘプチルオキシ
エチル基、オクチルオキシエチル基、ノニルオキシエチ
ル基、デシルオキシエチル基、メトキシプロピル基、エ
トキシプロピル基、プロポキシプロピル基、ブトキシプ
ロピル基、ペンチルオキシプロピル基、ヘキシルオキシ
プロピル基、ヘプチルオキシプロピル基、オクチルオキ
シプロピル基、ノニルオキシプロピル基、メトキシブチ
ル基、エトキシブチル基、プロポキシブチル基、ブトキ
シブチル基、ペンチルオキシブチル基、ヘキシルオキシ
ブチル基、ヘプチルオキシブチル基、オクチルオキシブ
チル基、メトキシペンチル基、エトキシペンチル基、プ
ロポキシペンチル基、ブトキシペンチル基、ペンチルオ
キシペンチル基、ヘキシルオキシペンチル基、ヘプチル
オキシペンチル基等のアルコキシアルキル基及びこれら
がフッ素原子で置換されたフルオロアルコキシアルキル
基;2−メチルプロピル基、2−メチルブチル基、3−
メチルブチル基、3−メチルペンチル基等の分枝アルキ
ル基及びこれらがフッ素原子で置換されたフルオロ分枝
アルキル基;2−メチルプロピルオキシ基、2−メチル
ブチルオキシ基、3−メチルブチルオキシ基、3−メチ
ルペンチルオキシ基等の分枝アルキルオキシ基及びこれ
らがフッ素原子で置換されたフルオロ分枝アルキルオキ
シ基;4−メチルシクロヘキシル基、4−エチルシクロ
ヘキシル基、4−プロピルシクロヘキシル基、4−ブチ
ルシクロヘキシル基、4−ペンチルシクロヘキシル基、
4−ヘキシルシクロヘキシル基、4−ヘプチルシクロヘ
キシル基、4−オクチルシクロヘキシル基、4−ノニル
シクロヘキシル基、4−デシルシクロヘキシル基等の4
−アルキル−シクロアルキル基およびこれらがフッ素原
子で置換された4−フルオロアルキル−シクロアルキル
基;4−プロピルシクロヘキセニル基、4−ペンチルシ
クロヘキセニル基等の4−アルキル−シクロアルケニル
基及びこれらがフッ素原子で置換された4−フルオロア
ルキル−シクロアルケニル基;シアノ基等が挙げられ
る。
【0009】式(1)で示されるベンゾチアゾール化合物
の具体例としては、下記構造式で示される化合物等が挙
げられる。ここで、R1及びR2は、上記列挙した基が好
ましいがこれに限定されない。
【0010】
【化12】
【0011】
【化13】
【0012】
【化14】
【0013】
【化15】
【0014】本発明の上記式(IM−1)で示される化合
物は、上記式(1)で表されるベンゾチアゾール化合物の
製造等に有用な化合物である。式(IM−1)中のR1
具体例としては、上記式(1)のR1として列挙した基を
好ましく挙げることができる。
【0015】式(IM−1)で表される化合物は、例え
ば、下記化合物(5)、パラジウム触媒、塩基性物質、ヨ
ウ化銅の存在下に、トリメチルシリルエチンを反応さ
せ、下記化合物(6)を得た後、メタノールを仕込み、炭
酸カリウムを添加して反応させることにより得ることが
できる。
【化16】 (式(5)及び(6)において、R1は式(1)中のものと同じ
意味を示し、X1はIまたはBrを示す。)
【0016】本発明のベンゾチアゾール化合物は、例え
ば、m=1の場合、式(2)で表される化合物と式(3)で
表される化合物とを、ヨウ化銅、パラジウム触媒及びト
リエチルアミン等の塩基の存在下で反応させることによ
り製造することができる。
【化17】 (式(2)及び(3)において、A、R1及びR2は、上記式
(1)中のものと同じ意味を示す。)
【0017】式(3)で表される化合物は、例えば、式
(4)で表される化合物とトリメチルシリルエチンとを、
ヨウ化銅、パラジウム触媒及びトリエチルアミン等の塩
基の存在下で反応させ、さらに炭酸カリウム等の塩基の
存在下、脱トリメチルシリル化させる方法等により製造
できる。
【化18】 (式(4)において、A及びR2は、上記式(1)中のものと
同じ意味を示す。)
【0018】本発明のベンゾチアゾール化合物の製造法
は、式(1)中のm=2の化合物を製造するのに特に有用
であって、上記式(IM−1)で示される化合物と、上記
式(IM−2)で示される誘導体とを、パラジウム触媒及
び塩基性物質の存在下に反応させる。上記式(IM−2)
において、式中のA及びR2は、式(1)のものと同じ意
味であって、その具体例としては、上記列挙したものを
好ましく挙げることができる。またX1はI又はBrを
示す。上記反応において、式(IM−2)で示される化合
物の使用量は、式(IM−1)で示される化合物に対し
て、通常0.3〜3倍当量、好ましくは0.7〜1.5
倍当量である。上記パラジウム触媒としては、例えば、
塩化パラジウム;酢酸パラジウム;パラジウム/炭素;
テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム、ジクロ
ロジトリフェニルホスフィンパラジウム等のトリフェニ
ルホスフィンパラジウム錯体等が挙げられる。パラジウ
ム触媒の使用量は、使用する式(IM−2)で示される化
合物に対して、0.001〜0.1倍当量の範囲が好ま
しい。上記塩基性物質としては、例えば、アルカリ金属
の炭酸塩、カルボン酸塩、アルコキシド、水酸化物や、
あるいはトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミン、テトラメチルエチレンジ
アミン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、N
−メチルピペリジン等の有機塩基が挙げられる。特に、
トリエチルアミン等の3級アミンの使用が好ましい。塩
基性物質の使用量は、使用する式(IM−2)で示される
化合物に対して、1〜20倍当量が好ましい。前記反応
に際しては、更にヨウ化銅(I)を添加剤として加えるこ
ともできる。ヨウ化銅(I)の使用量は、使用する式(IM
−2)で示される化合物に対して、0〜0.1倍当量が
好ましい。前記反応に際しては、更に必要により、例え
ば、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジメチルホ
ルムアミド、ヘキサメチルホスホリルアミド、N−メチ
ルピロリドン、ベンゼン、トルエン等を反応溶媒として
使用することができる。反応条件は、適宜決定すること
ができるが、通常、温度−20〜120℃、1〜48時
間の範囲の条件で行なうことができる。
【0019】本発明の液晶組成物は、式(1)で示される
ベンゾチアゾール化合物を少なくとも1種配合成分とし
て含有する。混合する他の成分は特に限定されないが、
液晶相を示す化合物あるいは組成物が好ましい。本発明
の液晶組成物において、式(1)で表されるベンゾチアゾ
ール化合物の配合割合は、液晶組成物中に0.1〜9
9.9重量%、好ましくは1〜99重量%の範囲が好ま
しい。本発明の液晶組成物には、捩れ剤として、カイラ
ル化合物を一種もしくは複数種含有させることができ
る。カイラル化合物は、特に限定されないが、好ましく
は以下に示す化合物を例示することができる(ここで、
例示中の*は不斉炭素を表す)。
【0020】
【化19】
【0021】本発明の液晶組成物において、カイラル化
合物の配合割合は、配合組成等において適宜選択するこ
とができ、特に限定されない。
【0022】本発明の液晶表示素子は、上記液晶組成物
を一対の電極基板に挟持した素子であれば、特に限定さ
れず、公知の液晶表示素子と同様な構成ものが挙げられ
る。電極の種類及び形態も特に限定されず、公知の電極
等が使用できる。また、本発明の液晶表示素子の作製
は、通常の液晶表示素子の作製にしたがって同様に行う
ことができ、他の要素を適宜付加させることも可能であ
る。
【0023】
【実施例】以下実施例により、本発明に関してより詳細
に述べるが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。実施例1 撹拌装置及び温度計を装着したフラスコ内に、窒素雰囲
気下で下記中間体(M−1)3.60g、ジクロロビス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.14g、ヨウ
化銅(I)0.07g、トリフェニルホスフィン0.14
g、トリエチルアミン10.2g及び酢酸エチル20.
4gを仕込み、57℃に昇温し、更に下記中間体(M−
2)1.60gを酢酸エチル4.80gに溶解した溶液
を滴下し、55℃で4時間撹拌した。得られた反応物を
濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を濃縮後、得られ
た固体を、ヘキサン/クロロホルム=2/1を移動相と
するシリカゲルクロマトグラフィーにて分離し、粗生成
物3.25gを得た。さらにクロロホルム/ヘキサン=
1/1で抽出後、酢酸エチルで再結晶を繰り返し行い、
目的とする化合物1.11gを得た。得られた化合物を
1H−NMRスペクトルで測定した結果、下記構造式で
表される化合物(1−1)であった。
【0024】
【化20】
【0025】化合物(1−1)の1H−NMRスペクトル
データは以下のとおりであった。1 H−NMR:δ0.95(3H、t)、1.05(3H、
t)、1.34−1.52(4H、m)、1.76−1.
86(4H、m)、3.95(2H、t)、4.02(2
H、t)、6.90(2H、d)、7.10(1H、d
d)、7.28(1H、t)7.55(2H、d)、7.9
1(1H、d) また化合物(1−1)の融点は115℃であった。化合物
(1−1)を、ネマティック組成物MJ931381(メ
ルクジャパン社製)に10重量%添加して測定した屈折
率異方性Δnから濃度比で外挿したΔnを求めたとこ
ろ、0.34と極めて大きいものであった。なお、Δn
はアッベ屈折計で測定し、測定温度は20℃、測定波長
は589nmで行った。
【0026】また、上記(1−1)を得る際に用いたクロ
ロホルム/ヘキサン=1/1での抽出後の残渣を3回再
結晶したところ、下記化合物(1−2)が得られた。
【化21】 化合物(1−2)の1H−NMRスペクトルデータは以下
のとおりであった。1 H−NMR:δ0.95(6H、t)、1.34−1.
53(8H、m)、1.80−1.90(4H、m)、4.
05(4H、t)、7.13(2G、dd)、7.37(2
H、d)、8.00(2H、d) また化合物(1−2)の融点を測定したところ189℃で
あった。
【0027】なお、上記中間体(M−1)は下記ルートに
より合成することができる。
【化22】
【0028】実施例2 撹拌装置及び温度計を装着したフラスコ内に、窒素雰囲
気下で実施例1で用いた中間体(M−1)4.42g、ジ
クロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.1
0g、ヨウ化銅(I)0.05g、トリフェニルホスフィ
ン0.10g、トリエチルアミン12.1g及び酢酸エ
チル12.1gを仕込み、61℃に昇温し、更に下記中
間体(M−3)1.53gを酢酸エチル24.0gに溶解
した溶液を滴下し、62〜64℃で3時間撹拌した。得
られた反応物を濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を
濃縮後、得られた固体をヘキサン/酢酸エチル=10/
1にトリエチルアミン0.1%を加えたものを移動相と
するシリカゲルクロマトグラフィーにて分離した。さら
にヘキサン/クロロホルム=1/1を移動相とするシリ
カゲルクロマトグラフィーによる分離を繰り返した後、
ヘキサン/酢酸エチル=10/1による再結晶を行い、
目的とする化合物を1.60g得た。得られた化合物を
1H−NMRスペクトルで測定した結果、下記構造式で
表される化合物(1−3)であった。
【0029】
【化23】
【0030】化合物(1−3)の1H−NMRスペクトル
データは以下のとおりであった。1 H−NMR:δ0.95(3H、t)、1.34−1.
53(4H、m)、1.79−1.89(2H、m)、4.
03(2H、t)7.14(1H、dd)、7.39(1
H、d)、7.65ー7.74(4H、m)、7.96(1
H、d) 化合物(1−3)の融点を測定したところ162℃であっ
た。
【0031】実施例3 撹拌装置及び温度計を装着したフラスコ内に、窒素雰囲
気下で実施例1で用いた中間体(M−1)3.6g、ジク
ロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム0.14
g、ヨウ化銅(I)0.07g、トリフェニルホスフィン
0.14g、トリエチルアミン10.1g及び酢酸エチ
ル10.1gを仕込み、55℃に昇温し、更に下記誘導
体(M−4)1.56gを酢酸エチル3.1gに溶解した
ものを滴下し、55〜60℃で3時間撹拌した。得られ
た反応物を濾過し酢酸エチルで洗浄した。濾液を濃縮
後、得られた固体を、ヘキサン/クロロホルム=2/1
を移動相とするシリカゲルクロマトグラフィーにて分離
し、さらにメタノールによる再結晶を行い、目的の化合
物を2.15g得た。得られた化合物を1H−NMRス
ペクトルで測定した結果、下記構造式で表される化合物
(1−4)であった。
【0032】
【化24】 化合物(1−4)の1H−NMRスペクトルデータは以下
のとおりであった。1 H−NMR:δ0.95(3H、t)、1.05(3H、
t)、1.34−1.52(4H、m)、1.76−1.
86(4H、m)、3.95(2H、t)、4.02(2
H、t)、6.90(2H、d)、7.10(1H、d
d)、7.28(1H、t)、7.55(2H、d)、7.
91(1H、d) 化合物(1−4)の融点を測定したところ97℃であっ
た。また化合物(1−4)のΔnを実施例1に記載した方
法で測定したところ、0.24と高いものであった。
【0033】なお、中間体(M−4)は下記ルートで合成
することができる。
【化25】
【0034】実施例4 撹拌装置及び温度計を装着したフラスコ内に、窒素雰囲
気下で実施例1で用いた中間体(M−1)を3.85g、
トリフェニルホスフィンパラジウムジクロライド0.1
5g、トリフェニルホスフィン0.15g、ヨウ化銅
0.08g、トリエチルアミン13.0g及び酢酸エチ
ル26.0gを仕込み、続いて、56℃に昇温し、下記
中間体(M−5)2.10gを酢酸エチル10.5gに溶
解した溶液を滴下して2時間撹拌反応させた。その後室
温に戻して中間体(M−5)2.10g、トリフェニルホ
スフィンパラジウムジクロライド0.15g、ヨウ化銅
0.10gを追加し、さらに15時間撹拌した。得られ
た反応物を濾過し酢酸エチルで洗浄した。得られた固体
をヘキサン/クロロホルム=1.5/1にトリエチルア
ミン0.1%加えたものを移動相とするシリカゲルクロ
マトグラフィーにて分離し、さらに酢酸エチルによる再
結晶を行った。その後同様の条件でカラム精製を2回繰
り返し、目的の化合物を1.83g得た。得られた化合
物を1H−NMRスペクトルで測定した結果、下記構造
式で表される化合物(1−5)であった。
【0035】
【化26】 化合物(1−5)の1H−NMRスペクトルデータは以下
のとおりであった。 1H−NMR:δ 0.95(6H、t)、1.34−
1.53(8H、m)、1.79−1.89(4H、m)、
4.03(4H、t)、7.15(2H、dd)、7.31
(2H、d)7.98(2H、d) 化合物(1−5)の融点を測定したところ176℃であっ
た。
【0036】なお中間体(M−5)は下記のように合成し
た。撹拌装置及び温度計を装着したフラスコ内に、窒素
雰囲気下で実施例1で用いた中間体(M−1)21.01
g、トリフェニルホスフィンパラジウムジクロライド
0.84g、トリフェニルホスフィン0.84g、ヨウ
化銅0.42g、トリエチルアミン28.3g及び酢酸
エチル28.3gを仕込み、次いで、58℃に昇温して
トリメチルシリルエチン10.31gを滴下した。1時
間撹拌した後室温に冷却し、得られた反応物を酢酸エチ
ルで洗浄した。濾液を濃縮後、得られた固体をヘキサン
/酢酸エチル=10/1にトリエチルアミン0.1%加
えたものを移動相とするシリカゲルクロマトグラフィー
にて分離し、下記中間体(M−5−1)13.24gを得
た。
【0037】
【化27】
【0038】次いで、撹拌装置及び温度計を装着したフ
ラスコ内に、窒素雰囲気下で上記中間体(M−5−1)1
3.20g及びメタノール66.0gを仕込み、22℃
で炭酸カリウム0.1gを添加して1時間撹拌した。得
られた反応物を濃縮し、ヘキサン/酢酸エチル=10/
1にトリエチルアミン1%添加したものを移動相とする
シリカゲルクロマトグラフィーにて分離し、目的とする
上記中間体(M−5)6.52gを得た。得られた中間体
(M−5)の1H−NMRスペクトルデータは以下のとお
りであった。1 H−NMR:δ0.94(3H、t)、1.33−1.
51(4H、m)、1.77−1.88(2H、m)、3.
55(1H、s)、4.00(2H、t)、7.11(1
H、dd)、7.26(1H、d)、7.92(1H、d)
【0039】実施例5 撹拌装置及び温度計を装着したフラスコ内に、窒素雰囲
気下で実施例4で用いた中間体(M−5)0.79g、メ
タノール23.7g、NH2OH・HCl0.8g、水
2.57g、70%エチルアミン11.9g及び塩化銅
(I)0.16を仕込み、続いて、下記中間体(M−6)
0.64gを9.6gのメタノールに溶解した溶液を滴
下して室温で撹拌反応させた。反応終了後メタノールで
洗浄した。ろ液を濃縮し、得られた固体を、ヘキサン/
クロロホルム=1.5/1.0を移動相とするシリカゲ
ルクロマトグラフィーにて分離精製した。さらにヘキサ
ンで再結晶し、目的の化合物0.26gを得た。得られ
た化合物を1H−NMRスペクトルで測定した結果、下
記構造式で表される化合物(1−6)であった。
【0040】
【化28】 化合物(1−6)の1H−NMRスペクトルデータは以下
のとおりであった。1 H−NMR:δ0.94(3H、t)、1.04(3H、
t)、1.33−1.52(4H、m)、1.75−1.
88(4H、m)、3.94(2H、t)、4.01(2
H、t)、6.86(2H、d)、7.11(1H、dd)
7.26(1H、d)、7.49(2H、d)、7.92
(1H、d)
【0041】なお、中間体(M−6)は下記ルートで合成
することができる。
【化29】 化合物(1−6)の相系列を偏光顕微鏡観察により評価し
たところ融点は116℃であった。また159℃で結晶
相からネマティック相に転移し、この化合物は、液晶性
化合物であった。また化合物(1−6)を、ネマティック
組成物MJ931381(メルクジャパン社製)に5重量
%添加した組成物を調製し、実施例1に記載した方法で
Δnを測定したところ、0.48と極めて高いものであ
った。
【0042】実施例6 撹拌装置及び温度計を装着したフラスコ内に、窒素雰囲
気下で下記中間体(M−7)を1.29g、トリフェニル
ホスフィンパラジウムジクロライド0.1g、トリフェ
ニルホスフィン0.1g、ヨウ化銅0.05g、実施例
4で用いた中間体(M−5)1.18g及び酢酸エチル1
1.8gを仕込み、続いて、トリエチルアミン0.5g
を酢酸エチル5.0gに溶解した溶液を滴下し、1時間
撹拌反応させた。その後反応物を濃縮し、得られた固体
をヘキサン/クロロホルム=2/1にトリエチルアミン
1%加えたものを移動相とするシリカゲルクロマトグラ
フィーにて分離した。さらにヘキサンによる再結晶を2
回行って、目的の化合物を0.68g得た。得られた化
合物を1H−NMRスペクトルで測定した結果、下記構
造式で表される化合物(1−7)であった。
【0043】
【化30】 化合物(1−7)の1H−NMRスペクトルデータは以下
のとおりであった。1 H−NMR:δ0.95(6H、t)、1.34−1.
53(8H、m)、1.79−1.89(4H、m)、4.
03(4H、t)、7.15(2H、dd)、7.28(2
H、d)、7.96(2H、d)
【0044】なお、中間体(M−7)は下記ルートで合成
することができる。
【化31】
【0045】実施例7 実施例3で製造した化合物(1−4)を、表1に記載の組
成物Aに5重量%添加し、液相まで昇温、混合して組成
物1を調製した。組成物1及び組成物Aの屈折率異方性
Δnを実施例1と同様に測定したところ、組成物AのΔ
nは0.088であったのに対して、化合物(1−4)を
添加した組成物1のΔnは0.106であった。従っ
て、本発明の化合物を添加した組成物1の方が組成物A
よりもΔnが大きくなることから本発明の化合物は屈折
率異方性を向上させることが分かる。
【0046】
【表1】
【0047】
【発明の効果】本発明の骨格にベンゾチアゾール環を有
するベンゾチアゾール化合物及びこの化合物を用いた液
晶組成物は、屈折率異方性が大きく、安定で、他液晶に
混合し易く、例えば、STN(超ねじれネマティック)型
液晶素子やPDLC(ポリマー分散型液晶)型液晶素子に
代表される液晶素子を構成する材料として特に有用であ
る。本発明の式(IM−1)で示される化合物は、上記ベ
ンゾチアゾール化合物の製造に有用な化合物であり、こ
れを用いた本発明の製造法では、ほんはつめいのベンゾ
チアゾール化合物を容易に得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関根 千津 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内 (72)発明者 藤沢 幸一 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内 (72)発明者 南井 正好 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内 (72)発明者 紺矢 直人 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内 Fターム(参考) 4H027 BA01 BB04 BD01 BD07 BD24 CL01 DL01 DL04 DL05 DP01 DP04 DP05 4H039 CA31 CA41 CA42 CD10 CD20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)で示されるベンゾチアゾール化合
    物。 【化1】 (式中、mは0〜2の整数を示す。Aは、 【化2】 のいずれかを示す(ここで、Xはフッ素原子または炭素
    数1〜10のアルキル基を表す。sは0〜4の整数であ
    り、p及びrは各々独立に0〜3の整数である)。R1
    びR2は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、シア
    ノ基、4−R3−(シクロアルキル)基、4−R3−(シク
    ロアルケニル基)又はR4−(O)q基を示す(ここで、R3
    は水素原子、直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換され
    ていても良い炭素数1〜12のアルキル基を示し、R4
    は直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換されていても良
    い炭素数1〜12のアルキル基を示す。qは0又は1を
    示す)。また、R1及びR2が同時に水素原子になること
    はない。)
  2. 【請求項2】 式(IM−1)で示される化合物。 【化3】 (式中、R1はそれぞれ独立に水素原子、フッ素原子、シ
    アノ基、4−R3−(シクロアルキル)基、4−R3−(シ
    クロアルケニル基)又はR4−(O)q基を示す(ここで、
    3は水素原子、直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換
    されていても良い炭素数1〜12のアルキル基を示し、
    4は直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換されていて
    も良い炭素数1〜12のアルキル基を示す。qは0又は
    1を示す。)。)
  3. 【請求項3】 請求項2記載の式(IM−1)で示される
    化合物と、式(IM−2)で示される誘導体とを、パラジ
    ウム触媒及び塩基性物質の存在下に反応させることを特
    徴とする、請求項1記載の式(1)で示される化合物の製
    造法。 【化4】 (式中、Aは、 【化5】 のいずれかを示す(ここで、Xはフッ素原子または炭素
    数1〜10のアルキル基を表す。sは0〜4の整数であ
    り、p及びrは各々独立に0〜3の整数である)。R
    2は、それぞれ独立に水素原子、フッ素原子、シアノ
    基、4−R3−(シクロアルキル)基、4−R3−(シクロ
    アルケニル基)又はR4−(O)q基を示す(ここで、R3
    水素原子、直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換されて
    いても良い炭素数1〜12のアルキル基を示し、R4
    直鎖もしくは分枝のフッ素原子で置換されていても良い
    炭素数1〜12のアルキル基を示す。qは0又は1を示
    す)。X1はIまたはBrを示す。)
  4. 【請求項4】 請求項1記載の式(1)で示される化合物
    を少なくとも1種含有することを特徴とする液晶組成
    物。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の液晶組成物を一対の電極
    基板間に挟持してなることを特徴とする液晶素子。
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