JP2000274563A - 流体荷役用継手 - Google Patents

流体荷役用継手

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JP2000274563A JP11080104A JP8010499A JP2000274563A JP 2000274563 A JP2000274563 A JP 2000274563A JP 11080104 A JP11080104 A JP 11080104A JP 8010499 A JP8010499 A JP 8010499A JP 2000274563 A JP2000274563 A JP 2000274563A
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茂明 森井
Masakatsu Kojima
正克 小島
Hisao Takezawa
久夫 竹澤
Hiroshi Matsui
博 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、極低温流体の荷役に用いられる流
体荷役用継手に関し、詳しくは、極低温時における極低
温流体の漏れを防止する構造に関し、極低温時において
も充分にシール性を確保し、簡便にガス漏れをチェック
することができる流体荷役用継手を提供することを目的
とする。 【解決手段】 環状座部の底壁面に、第1の管体のテー
パ部に向けて凸部を突設し、環状シール部材のシール底
面に、極低温時に凸部の側壁面に密着する内壁面を有す
る凹部を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極低温流体等の荷
役に用いられる流体荷役用継手に関し、詳しくは、極低
温時における極低温流体の漏れを防止する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、液化天然ガス等の極低温流体を
低温貯蔵タンクからタンクローリ等に荷役する際に、ロ
ーディングアームとタンクローリ側のパイプとを接続す
るための流体荷役用継手が用いられる。流体荷役用継手
は、極低温時における液化天然ガスの漏れを防止するた
めに、環状シール部材を内蔵したものが例えば、実開平
7−2693号公報に示すように知られている。実開平
7−2693号公報に示す流体荷役用継手を図9,図1
0により説明する。
【0003】図に示すように、流体荷役用継手101
は、ユニオンつば102と、ユニオンネジ103と、ユ
ニオンナット104と、環状シール部材105とで構成
されている。ユニオンつば102は、第1の管体106
と、第1の管体106の先端に形成された先細り状のテ
ーパ部107と、第1の管体106の外周面106Aに
外方に向けて突設された環状突起からなるつば部108
とを有している。第1の管体106にはローディングア
ーム109が溶接で接合されている。
【0004】ユニオンネジ103は、第1の管体106
に対向して配置された第2の管体110と、第2の管体
110の外周面110Aに形成された雄螺子部111
と、第2の管体110の接続端開口部112に凹設され
た環状座部113とを有している。環状座部113は、
第2の管体110の内周面110Bよりも大径の側壁面
114と、該第2の管体110の軸線Lに直交する方向
に沿って形成され内周面110Bから外方に拡がる底壁
面115とからなる。
【0005】ユニオンナット104は、円筒体に形成さ
れており、内周面104Aに内方に向けて突設されて前
記つば部108に係合するリング部116と、前記内周
面104Aに形成されて前記ユニオンネジ103の雄螺
子部111に螺合する雌螺子部117とを有している。
なお、ユニオンつば102,ユニオンネジ103,ユニ
オンナット104は、ステンレス鋼,銅合金等を材料と
している。
【0006】そして、前記環状座部113と前記テーパ
部107との間に環状シール部材105が介装されてい
る。環状シール部材105は、ポリフッ化エチレン系樹
脂(商品名;テフロン)を材料とした断面略三角形状の
リング体に形成されている。環状シール部材105の線
膨張率は前記ユニオンつば102,ユニオンネジ103
の線膨張率より大きい。環状シール部材105の内周面
には、テーパ面105Aが形成されている。このテーパ
面105Aは、前記第1の管体106に向けて拡径し、
前記テーパ部107に略線状に密着している。また、環
状シール部材105の折曲げ部105Bは第2の管体1
10の内周面110Bに接触している。
【0007】しかして、ユニオンナット104をユニオ
ンネジ103上に締め付けることにより、ユニオンナッ
ト104を介してユニオンつば102とユニオンネジ1
03とは連結される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の流体
荷役用継手101にあっては、極低温時において、環状
シール部材105の線膨張率がユニオンつば102,ユ
ニオンネジ103の線膨張率よりも大きいことから、環
状シール部材105はユニオンネジ103に対して熱収
縮が生じてシール性を損なうという欠点を依然として解
消できなかった。そのため、液化天然ガスのガス分が内
部から外部に漏れる虞があった。
【0009】すなわち、常温から極低温(例えば、−1
64℃)に温度降下した場合、図11に示すように、環
状シール部材105は点線で示す状態に熱収縮すること
から、環状シール部材105の折曲げ部105Bが第2
の管体110の内周面110Bから離れるとともに環状
座部113の底壁面115と環状シール部材105のシ
ール底面105Cとの接触圧が小さくなる。そのため、
矢印の漏れ経路に示すように、流体荷役用継手101の
内部を通過する液化天然ガスのガス分が内部から外部に
漏れる虞があった。そのため、通常締付けトルクを大き
くかける必要があった。
【0010】なお、液化天然ガスのガス分の外部への漏
れを防止しようとして、環状シール部材105を強く締
め付けると、ユニオンナット104の締付けトルクが大
きくなり、流体荷役用継手101の連結操作の際の作業
性が悪くなる。また、ユニオンナット104の締付けト
ルクを大きくすることに伴って環状シール部材105が
変形劣化して耐久性も劣ることになり、好ましくない。
【0011】また、シール性を確認するために、簡便に
連結時のガス漏れをチェックすることが望ましい。そこ
で、ユニオンナット104に細孔を設けることにより、
ガス漏れをチェックすることも考えられる。この場合に
は、細孔内に水分が入り込み、この水分が荷役時に極低
温となって環状シール部材105に着氷し、シール性に
悪影響を及ぼすことになり、好ましくない。また、ユニ
オンナット104の雌螺子部117とユニオンネジ10
3の雄螺子部111とが螺合する螺子部に水分が入り込
むことになる。この水分が螺子部に着氷すると、流体荷
役用継手の開閉トルクの増大にもつながり、流体荷役用
継手の連結操作の作業性が劣ることになる。
【0012】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、極低温時においても充分
にシール性を確保し、簡便にガス漏れをチェックするこ
とができる流体荷役用継手を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
先端に先細り状のテーパ部を形成してなる金属製の第1
の管体と、この第1の管体に対向して配置され、内周面
から外方に拡がる底壁面を形成してなる環状座部を接続
端開口部に凹設した金属製の第2の管体と、前記環状座
部と前記テーパ部との間に介装され、耐極低温性で且つ
線膨張率が第1,第2の管体の線膨張率より大きい材料
を用いて、前記環状座部の底壁面にシール底面を向けて
なる環状シール部材とを備え、前記第1の管体と前記第
2の管体とを連結してなる流体荷役用継手において、前
記環状座部の底壁面に、前記テーパ部に向けて凸部を突
設し、前記環状シール部材のシール底面に、極低温時に
前記凸部に密着する凹部を形成したことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、先端に先細り状の
テーパ部を形成してなる金属製の第1の管体と、この第
1の管体に対向して配置され、内周面から外方に拡がる
底壁面を形成してなる環状座部を接続端開口部に凹設し
た金属製の第2の管体と、前記環状座部と前記テーパ部
との間に介装され、耐極低温性で且つ線膨張率が第1,
第2の管体の線膨張率より大きい材料を用いて、前記環
状座部の底壁面にシール底面を向けてなる環状シール部
材とを備え、前記第1の管体と前記第2の管体とを連結
してなる流体荷役用継手において、前記環状座部の底壁
面に、前記テーパ部に向けて円錐状凸部を突設し、前記
環状シール部材のシール底面に、極低温時に前記円錐状
凸部に密着する円錐状凹部を形成したことを特徴とす
る。
【0015】請求項3記載の発明は、先端に先細り状の
テーパ部を形成してなる金属製の第1の管体と、この第
1の管体に対向して配置され、内周面から外方に拡がる
底壁面を形成してなる環状座部を接続端開口部に凹設し
た金属製の第2の管体と、前記環状座部と前記テーパ部
との間に介装され、耐極低温性で且つ線膨張率が第1,
第2の管体の線膨張率より大きい材料を用いて、前記環
状座部の底壁面にシール底面を向けてなる環状シール部
材とを備え、前記第1の管体と前記第2の管体とを連結
してなる流体荷役用継手において、前記環状座部の底壁
面を前記テーパ部に向けて円錐状凸面に形成し、前記環
状シール部材のシール底面を、極低温時に前記環状座部
の底壁面に密着する円錐状凹面に形成したことを特徴と
する。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3いずれか記載の流体荷役用継手において、ガス漏
れ検出装置を有し、このガス漏れ検出装置は、前記第1
の管体と前記第2の管体との間に一端が連通する第1パ
イプと、着脱自在のプラグ部を有して前記パイプの他端
に取り付けられ、該プラグ部の装着時には開くとともに
該プラグ部の抜脱時には閉じている着脱自在のコネクタ
と、前記コネクタのプラグ部に一端が取り付けられた第
2パイプとで構成されていることを特徴とする。
【0017】(作用)請求項1記載の発明においては、
環状シール部材の線膨張率は第1の管体,第2の管体の
線膨張率よりも大きいので、極低温時に、環状シール部
材は、第1の管体,第2の管体に対して相対的に内方に
向けて熱収縮することから、環状シール部材の凹部は熱
収縮し、環状座部の凸部に密着する。
【0018】これにより、環状シール部材は、第2の管
体の環状座部と第1の管体のテーパ部との間に押圧され
た状態で挟持されることになる。従って、環状シール部
材のシール性能が確保され、流体荷役用継手の内部の極
低温流体は、第2の管体の環状座部と環状シール部材の
間から外部へ漏れることはない。
【0019】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明と同様に、極低温時に、環状シール部材は内
方に向けて熱収縮することから、環状シール部材の円錐
状凹部は熱収縮し、環状座部の円錐状凸部に密着する。
従って、環状シール部材のシール性能が確保され、流体
荷役用継手の内部の極低温流体は、第2の管体の環状座
部と環状シール部材の間から外部へ漏れることはない。
【0020】請求項3記載の発明においては、請求項1
記載の発明と同様に、極低温時に、環状シール部材は内
方に向けて熱収縮することから、環状シール部材のシー
ル底面(円錐状凹面)は熱収縮し、環状座部の底壁面
(円錐状凸面)に密着する。従って、環状シール部材の
シール性能が確保され、流体荷役用継手の内部の極低温
流体は、第2の管体の環状座部と環状シール部材の間か
ら外部へ漏れることはない。
【0021】請求項4記載の発明においては、流体荷役
用継手の内部を極低温流体を通過させる際、ガス漏れ検
出装置は次の(イ),(ロ)の態様で使用される。 (イ)第1の管体と第2の管体の連結操作の際、コネク
タからそのプラグ部とともに第2パイプが取り外され
る。この状態では、コネクタは閉状態になっており、第
2パイプは前記連結操作の作業の邪魔にならない。ま
た、コネクタは閉状態になっているため、雨水等の水分
が外部より第1パイプを通過して環状シール部材の部位
に侵入するのを防止する。
【0022】(ロ)第1の管体と第2の管体の連結後、
極低温流体を流す前または流している途中にコネクタに
第2の管体を取り付けることにより、コネクタは開状態
になる。この状態でガス漏れの検出が行なわれる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。
【0024】図1ないし図3により請求項1,請求項4
記載の発明の実施の形態に係わる流体荷役用継手を、極
低温流体として液化天然ガスを例に挙げ、該流体荷役用
継手としてユニオン継手を例に挙げ、ローディングアー
ムとタンクローリ車側の接続パイプとを連結する場合を
例に挙げて説明する。図1,図2において、本実施の形
態に係わる流体荷役用継手1は、ユニオンつば2と、ユ
ニオンネジ3と、ユニオンナット4と、環状シール部材
5とを備えている。
【0025】ユニオンつば2は、ステンレス鋼を材料と
しており、第1の管体6と、第1の管体6の先端に外方
に凸となる湾曲形状に形成された先細り状のテーパ部7
と、該第1の管体6の外周面6Aに外方に向けて突設さ
れたつば部8とを有している。ここで、ステンレス鋼の
+20℃から−164℃までの平均の線膨張率α1は
1.5×10-5mm/mm℃である。つば部8はテーパ部7
に隣接して図1の右方に位置している。第1の管体6に
はローディングアーム9のドロップパイプ9Aが溶接で
接合されている。
【0026】ユニオンネジ3は、ステンレス鋼を材料
(線膨張率はユニオンつば2の線膨張率と同じ)として
おり、第1の管体6に対向して配置された第2の管体1
0と、第2の管体10の外周面10Aに形成された環状
溝部11と、第2の管体10の外周面10Aに形成され
前記環状溝部11に隣接する雄螺子部12と、第2の管
体10の接続端開口部13に凹設された環状座部14と
を有している。第2の管体10の内周面10Bは、径方
向で前記第1の管体6の内周面6Bとほぼ同じ位置にあ
る。
【0027】図3に示すように、環状座部14は、前記
内周面10Bよりも大径の外側壁面15と、第2の管体
10の軸線L(図1に図示)に直交する方向に沿って形
成され前記内周面10Bから外方に拡がる底壁面16と
からなる。前記外側壁面15は、径方向で第1の管体6
の外周面6Aとほぼ同じ位置にある。前記底壁面16の
中央に、前記テーパ部7に向けて短円柱体からなる凸部
17が突設されている。この凸部17の前面17Bに
は、環状突起18が設けられている。この環状突起18
は後述する環状シール部材5の凹部26の凹面26Bに
食い込み、確実に環状シール部材5と環状座部14とを
密着させる。
【0028】ユニオンナット4は、耐食耐熱超合金を材
料として円筒体に形成されており、ユニオンナット4の
内周面4Aに内方に向けて突設されて前記つば部8に係
合するリング部19と、前記内周面4Aに形成されて前
記ユニオンネジ3の雄螺子部12に螺合する雌螺子部2
0とを有しており、ユニオンナット4を、ユニオンネジ
3に締め込むことによりユニオンネジ3と該ユニオンつ
ば2とが連結される。ここで、上述のように、ユニオン
ナット4は、耐食耐熱超合金を材料としており、ユニオ
ンつば2,ユニオンネジ3はステンレス鋼を材料として
いるので、ユニオンナット4の締め付け時の螺子部(雄
螺子部12,雌螺子部20)相互間におけるいわゆるか
じり現象が防止されている。
【0029】なお、ユニオンナット4には複数のボルト
21を介して円板22が固着されている。円板22に複
数の棒部材23の一端23Aが固着され、棒部材23の
他端23Bにハンドル24が固着されている。そして、
前記環状座部14と前記テーパ部7との間に環状シール
部材5が介装されている。
【0030】環状シール部材5は、ポリフッ化エチレン
系樹脂(商品名;テフロン)を材料とした断面略三角形
状に形成されたリング体からなる。ポリフッ化エチレン
系樹脂として、例えば四フッ化エチレン樹脂,四フッ化
エチレン・六フッ化プロピレン共重合樹脂,四フッ化エ
チレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂等
が挙げられる。ポリフッ化エチレン系樹脂の+20℃か
ら−164℃までの平均の線膨張率α2は9.1×10
-5 mm/mm℃である。この材料により耐極低温性(例えば
−164℃)が確保され、且つ線膨張率が前記ユニオン
つば2,ユニオンネジ3の線膨張率より大きくなってい
る(α2/α1=6.1)。
【0031】図3において、環状シール部材5の外周面
5Aは軸線L(図1に図示)に対して平行になってお
り、シール底面5Bは軸線Lに対して直交している。こ
のシール底面5Bに凹部26が形成されている。この凹
部26の内壁面26Aは、常温時に前記凸部17の側壁
面17Aに接触し、極低温時に熱収縮して前記凸部17
の側壁面17Aに密着する径方向寸法となっている。ま
た、環状シール部材5の内周テーパ面5Dは、平面状に
形成され、第1の管体6に向けて拡径している。
【0032】そして、常温で、前記内周テーパ面5Dは
前記テーパ部7に略線状に密着している。また、常温及
び極低温時に、凸部17の前面17Bは凹部26の凹面
26Bに密着しており、シール底面5Bにおける凸部1
7より外側の部分5Eと前記環状座部14の底壁面16
との間には隙間Sが形成されている。これにより、凸部
17の前面17Bと凹部26の凹面26Bとの密着部分
の面積が小さくなり、密着圧が高くなる。従って、環状
シール部材5と環状座部14との密着力が大きくなり、
シール性が向上している。
【0033】なお、図2に示すように、ユニオンネジ3
の基端3Aにはフランジ3Bが設けられ、このフランジ
3Bは、タンクローリ車側の接続パイプ25の先端のフ
ランジ25Aにボルト27,ナット28を介して連結さ
れている。次に、図2により液化天然ガスのガス漏れを
検出するためのガス漏れ検出装置29について説明す
る。図において、この漏れ検出装置29は、ユニオンナ
ット4に形成された細孔4Bに装着されている。細孔4
Bは第1の管体6と第2の管体10との間に連通してお
り、この細孔4Bに第1パイプ30の一端30Aが連通
している。第1パイプ30の他端30Bにコネクタ31
が取り付けられている。
【0034】コネクタ31は、ソケット部31Aと、ソ
ケット部31Aに着脱自在でナット31Bを有するプラ
グ部31Cとで構成され、プラグ部31Cの装着時には
開き、プラグ部31Cの抜脱時には閉じている。コネク
タ31のプラグ部31Cに第2パイプ32の一端32A
が取り付けられている。第2パイプ32はビニールチュ
ーブからなり、その他端32Bには小孔(図示せず)が
開けられている。
【0035】しかして、ユニオンナット4をユニオンネ
ジ3上に締め付けることにより、ユニオンナット4を介
してユニオンつば2とユニオンネジ3とは連結(ユニオ
ン結合)され、ローディングアーム9とタンクローリ車
側の接続パイプ25とは流体荷役用継手1を介して連結
されている。次に、環状シール部材5による天然ガスの
漏れ防止作用について説明する。
【0036】先ず、常温において、環状シール部材5
は、前記環状座部14における凸部17の前面17Bと
前記テーパ部7との間に押圧された状態で挟持され、凸
部17の前面17B,テーパ部7に密着している。これ
により、流体荷役用継手1の内部の天然ガスは、環状シ
ール部材5を介して、外部への漏れが防止されている。
次に、極低温(例えば、−164℃)の液化天然ガスを
荷役する場合について説明する。
【0037】環状シール部材5の材料であるポリフッ化
エチレン系樹脂の平均の線膨張率α2は、ユニオンつば
2,ユニオンネジ3の材料であるステンレス鋼の平均の
線膨張率α1よりも大きいので(α2/α1=6.
1)、環状シール部材5は、ユニオンつば2,ユニオン
ネジ3に対して相対的に内方に向けて熱収縮し、図3の
点線で示す状態になる。これにより、環状シール部材5
は、前記環状座部14における凸部17と前記テーパ部
7との間に押圧された状態で挟持されることになる。
【0038】上述のように、環状シール部材5は内方に
向けて熱収縮することから、その凹部26の内壁面26
Aは熱収縮して前記凸部17の側壁面17Aに密着す
る。また、環状シール部材5の内周テーパ面5Dは、ユ
ニオンつば2のテーパ部7に略線状に接触して密着され
る。このように、環状シール部材5は前記環状座部14
における凸部17,前記テーパ部7に密着し、流体荷役
用継手1の内部を流れる液化天然ガスは、環状シール部
材5を介して、外部への漏れが防止される。
【0039】次に、ガス漏れ検出装置29の使用方法に
ついて説明する。ガス漏れ検出装置29は次の(イ),
(ロ)の態様で使用される。 (イ)ユニオンつば2とユニオンネジ3の連結操作の
際、コネクタ31からそのプラグ部31Cとともに第2
パイプ32が取り外される。この状態では、コネクタ3
1は閉状態になっている。
【0040】ユニオンつば2とユニオンネジ3の連結の
際、ユニオンナット4を回す作業が必要になるが、第2
パイプ32はその作業の邪魔にならない。また、コネク
タ31は閉状態になっているため、雨水等の水分が外部
より第1パイプ30を通過して環状シール部材5の部位
に侵入するのを防止する。 (ロ)ユニオンつば2とユニオンネジ3の連結後、液化
天然ガスを流す前または流している途中にコネクタ31
に第2パイプ32を取り付けることにより、コネクタ3
1は開状態になる。この状態で、第2パイプ32の他端
32Bの小孔に石鹸水をかけることにより、ガス漏れの
検出が行なわれる。
【0041】以上の如き構成によれば、液化天然ガスの
荷役時に流体荷役用継手1が常温から極低温度に温度降
下した場合ても、環状シール部材5の線膨張率がユニオ
ンつば2,ユニオンネジ3の線膨張率よりも大きいこと
から生じる熱収縮量の差を利用することにより、環状シ
ール部材5を介しての液化天然ガスの外部への漏れを防
止することができる。
【0042】この結果、ユニオンつば2とユニオンネジ
3の連結操作の際、ユニオンナット4の締付けトルクを
小さくでき、連結操作の作業性を向上させることがで
き、また、環状シール部材5の変形劣化を防止して耐久
性を向上させることができる。さらに、環状シール部材
5は、断面略三角形状のリング体に形成されており、厚
みも十分なので、弾力性を確保できるため、環状シール
部材5と環状座部14とのシール性を向上させることが
できる。
【0043】そして、流体荷役用継手1をユニオン継手
(ユニオンナット4をユニオンネジ3上に締め付けるこ
とにより、ユニオンナット4を介してユニオンつば2と
ユニオンネジ3とをユニオン結合するもの)に適用して
いるので、フランジ継手を流体荷役用継手として用いた
場合と比較して連結作業を迅速に行なうことができる。
なお、本実施の形態においては、液体として液化天然ガ
スを例に挙げて説明したが、これに限定されることはな
く、例えば液化窒素ガス,液体ヘリウム等に適用するこ
とができる。
【0044】また、本実施の形態においては、ユニオン
つば2,ユニオンネジ3の材料としてステンレス鋼を例
に挙げて説明したが、これに限定されることなく、例え
ば、銅合金にすることもできる。さらに、本実施の形態
においては、環状シール部材5の材料として、ポリフッ
化エチレン系樹脂を例に挙げて説明しているが、これに
限定されることなく、例えば、カーボンやグラファイト
等の充填材を混入した充填材入りポリフッ化エチレン系
樹脂やポリエチレン樹脂等を用いることもできる。
【0045】そして、本実施の形態においては、図4に
示すように、図3における凸部17の側壁面17Aの位
置を外方に位置させることもできる。この場合、凸部1
7の前面17Bは凹部26の凹面26Bに接触している
が、凸部17の前面17Bの接触面積が大きくなり、環
状シール部材5とユニオンネジ3の環状座部14との圧
力は小さくなる。しかし、極低温時に温環状シール部材
5は内方に向けて熱収縮することから、その凹部26は
熱収縮して前記凸部17の側壁面17Aに接触して密着
しているので、環状シール部材5とユニオンネジ3の環
状座部14とのシール性は確保されている。
【0046】図5は請求項2,請求項4記載の発明の実
施の形態に係わる流体荷役用継手を示す。請求項2,請
求項4記載の発明の実施の形態に係わる流体荷役用継手
は、請求項1,請求項4記載の発明の実施の形態に係わ
る流体荷役用継手と同様の構造であり、同一構成部品に
ついては同一の符号を付して説明を省略し、相違する部
分についてのみ説明する。
【0047】図5において、環状座部14の底壁面16
の中央に、テーパ部7に向けて円錐状凸部33が突設さ
れている。一方、環状シール部材5のシール底面5B
に、極低温時に前記円錐状凸部33に密着する円錐状凹
部34が形成されている。かかる構成によれば、極低温
時に、環状シール部材5は内方に向けて熱収縮すること
から、その円錐状凹部34は熱収縮して前記円錐状凸部
33に密着する。
【0048】従って、環状シール部材5と環状座部14
との間のシール性を確保することができ、請求項1,請
求項4記載の発明の実施の形態に係わる流体荷役用継手
と同様の効果を奏する。なお、請求項1,請求項4記載
の発明の実施の形態にて述べたガス漏れ検出装置29に
ついても、同様の構造であり、同様の効果を奏する。図
6は請求項3,請求項4記載の発明の実施の形態に係わ
る流体荷役用継手を示す。請求項3,請求項4記載の発
明の実施の形態に係わる流体荷役用継手は、請求項1,
請求項4記載の発明の実施の形態に係わる流体荷役用継
手と同様の構造であり、同一構成部品については同一の
符号を付して説明を省略し、相違する部分についてのみ
説明する。
【0049】図6において、環状座部14の底壁面16
はテーパ部7に向けて全面に亘って円錐状凸面に形成さ
れている。また、環状シール部材5のシール底面5C
は、極低温時に前記環状座部14の底壁面16に密着す
る円錐状凹面に形成されている。かかる構成によれば、
極低温時に、環状シール部材5は内方に向けて熱収縮す
ることから、環状シール部材5のシール底面5Cは、熱
収縮して前記環状座部14の底壁面16に全面に亘って
接触して密着する。
【0050】従って、環状シール部材5と環状座部14
との間のシール性を確保することができ、請求項1,請
求項4記載の発明の実施の形態に係わる流体荷役用継手
と同様の効果を奏する。なお、請求項1,請求項4記載
の発明の実施の形態にて述べたガス漏れ検出装置29に
ついても、同様の構造であり、同様の効果を奏する。な
お、上記実施の形態においては、第1の管体6のテーパ
部7は、先細り状で、外方に凸となる湾曲形状に形成さ
れており、環状シール部材5の内周テーパ面5Dは平面
になっているが、図7(イ)に示すように、第1の管体
6のテーパ部41を、平面形状に形成するとともに、環
状シール部材5の内周テーパ面5Fを外方に凸となる湾
曲形状に形成することもできる。また、図7(ロ)に示
すように、第1の管体6のテーパ部42を、先細り状で
外方に凸となる湾曲形状に形成するとともに、環状シー
ル部材5の内周テーパ面5Gを外方に凸となる湾曲形状
に形成することもできる。
【0051】また、上記実施の形態においては、流体荷
役用継手としてユニオン継手を例に挙げて説明したが、
これに限定されることはなく、他の形式のものでも良
い。例えば、図8に示すように、フランジ型の流体荷役
用継手に適用することもできる。図において、ステンレ
ス鋼を材料とした第1の管体51には第1の環状フラン
ジ部52が形成されるとともに先端に先細り状のテーパ
部53が形成されている。この第1の管体51に対向し
てステンレス鋼を材料とした第2の管体54が配置され
ている。第2の管体54は第2の環状フランジ部55を
有し、第2の管体54の接続端開口部54Aには、内周
面54Bから外方に拡がる底壁面56Aを形成してなる
環状座部56が凹設されている。環状座部56は、図3
に示す環状座部14と同形状であり、説明を省略する。
環状座部56と前記テーパ部53との間に環状シール部
材57が介装されている。環状シール部材57は、材料
として上述のポリフッ化エチレン系樹脂(商品名;テフ
ロン)を使用し、図3に示す環状シール部材5と同形状
になっており、説明を省略する。
【0052】そして、第1の環状フランジ部52と第2
の環状フランジ部55とは、複数のボルト58,ナット
59で締め付けることにより連結されている。かかる構
成によれば、請求項1,請求項4記載の発明の実施の形
態に係わる流体荷役用継手と同様に環状シール部材57
により液化天然ガスの外部への漏れを防止することがで
きる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、常温から
極低温に温度変化が生じても、環状シール部材の線膨張
率が第1,2の管体の線膨張率よりも大きいことから生
じる熱収縮量の差を利用することにより、第2の管体に
おける環状座部の凸部に環状シール部材の凹部を密着さ
せることができる。従って、環状シール部材のシール性
能を確保し、当該流体荷役用継手の内部の極低温流体の
外部への漏れを防止することができる。
【0054】また、第1の管体と第2の管体とを連結す
るための締付け力を小さくすることができるため、環状
シール部材にかかる締付力による圧力を小さくし、環状
シール部材の変形劣化を防止して耐久性を向上させるこ
とができ、また、連結操作時の作業性を向上させること
ができる。請求項2,請求項3記載の発明によれば、請
求項1記載の発明と同様の効果を奏する。
【0055】請求項4の発明によれば、シール性に影響
を及ぼすことなく、また、流体荷役用継手の連結操作の
際に作業性を確保しつつ、簡便にガス漏れをチェックす
ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,請求項4記載の発明の実施の形態に
係わる流体荷役用継手の要部断面図である。
【図2】同流体荷役用継手の全体を示す一部断面図であ
る。
【図3】図1の環状シール部材の周りを示す拡大断面図
である。
【図4】環状座部,環状シール部材の変形例を示す拡大
断面図である。
【図5】請求項2,請求項4記載の発明の実施の形態に
係わる流体荷役用継手の環状シール部材付近を示す断面
図である。
【図6】請求項3,請求項4記載の発明の実施の形態に
係わる流体荷役用継手の環状シール部材付近を示す断面
図である。
【図7】請求項1,4,請求項2,4,及び、請求項
3,4記載の発明の実施の形態に係わる流体荷役用継手
の変形例を示す拡大断面図である。
【図8】請求項1,4,請求項2,4,及び、請求項
3,4記載の発明の実施の形態に係わる流体荷役用継手
の変形例を示す拡大断面図である。
【図9】従来における流体荷役用継手の一部断面図であ
る。
【図10】図9の環状シール部材付近の断面図である。
【図11】従来における流体荷役用継手の不具合の断面
説明図である。
【符号の説明】
1 流体荷役用継手 5 環状シール部材 5B シール底面 6 第1の管体 7 テーパ部 10 第2の管体 10B 内周面 13 接続端開口部 14 環状座部 16 底壁面 17 凸部 17A 側壁面 26 凹部 26A 内壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F17D 5/02 F16L 23/02 D (71)出願人 000220745 東京貿易株式会社 東京都中央区八丁堀2丁目13番8号 (71)出願人 000003931 株式会社新潟鉄工所 東京都大田区蒲田本町一丁目10番1号 (72)発明者 関口 優 横浜市鶴見区末広町1−7−7 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 山森 直樹 名古屋市熱田区桜田町19番18号 東邦瓦斯 株式会社内 (72)発明者 飯田 淳 大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪 瓦斯株式会社内 (72)発明者 森井 茂明 大阪市北区芝田一丁目1番4号 阪急ター ミナルビル 東京貿易株式会社内 (72)発明者 小島 正克 東京都大田区蒲田本町一丁目9番3号 株 式会社新潟鐵工所エンジニアリングセンタ ー内 (72)発明者 竹澤 久夫 東京都大田区蒲田本町一丁目9番3号 株 式会社新潟鐵工所エンジニアリングセンタ ー内 (72)発明者 松井 博 東京都大田区蒲田本町一丁目9番3号 株 式会社新潟鐵工所エンジニアリングセンタ ー内 Fターム(参考) 3E083 AA13 AG21 AJ11 3H014 AA08 AA12 DA01 3H016 AB07 AD04 AD13 3J071 AA23 BB11 CC11 EE37 FF03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に先細り状のテーパ部を形成してな
    る金属製の第1の管体と、 この第1の管体に対向して配置され、内周面から外方に
    拡がる底壁面を形成してなる環状座部を接続端開口部に
    凹設した金属製の第2の管体と、 前記環状座部と前記テーパ部との間に介装され、耐極低
    温性で且つ線膨張率が第1,第2の管体の線膨張率より
    大きい材料を用いて、前記環状座部の底壁面にシール底
    面を向けてなる環状シール部材とを備え、 前記第1の管体と前記第2の管体とを連結してなる流体
    荷役用継手において、 前記環状座部の底壁面に、前記テーパ部に向けて凸部を
    突設し、 前記環状シール部材のシール底面に、極低温時に前記凸
    部に密着する凹部を形成したことを特徴とする流体荷役
    用継手。
  2. 【請求項2】 先端に先細り状のテーパ部を形成してな
    る金属製の第1の管体と、 この第1の管体に対向して配置され、内周面から外方に
    拡がる底壁面を形成してなる環状座部を接続端開口部に
    凹設した金属製の第2の管体と、 前記環状座部と前記テーパ部との間に介装され、耐極低
    温性で且つ線膨張率が第1,第2の管体の線膨張率より
    大きい材料を用いて、前記環状座部の底壁面にシール底
    面を向けてなる環状シール部材とを備え、 前記第1の管体と前記第2の管体とを連結してなる流体
    荷役用継手において、 前記環状座部の底壁面に、前記テーパ部に向けて円錐状
    凸部を突設し、 前記環状シール部材のシール底面に、極低温時に前記円
    錐状凸部に密着する円錐状凹部を形成したことを特徴と
    する流体荷役用継手。
  3. 【請求項3】 先端に先細り状のテーパ部を形成してな
    る金属製の第1の管体と、 この第1の管体に対向して配置され、内周面から外方に
    拡がる底壁面を形成してなる環状座部を接続端開口部に
    凹設した金属製の第2の管体と、 前記環状座部と前記テーパ部との間に介装され、耐極低
    温性で且つ線膨張率が第1,第2の管体の線膨張率より
    大きい材料を用いて、前記環状座部の底壁面にシール底
    面を向けてなる環状シール部材とを備え、 前記第1の管体と前記第2の管体とを連結してなる流体
    荷役用継手において、 前記環状座部の底壁面を前記テーパ部に向けて円錐状凸
    面に形成し、 前記環状シール部材のシール底面を、極低温時に前記環
    状座部の底壁面に密着する円錐状凹面に形成したことを
    特徴とする流体荷役用継手。
  4. 【請求項4】 ガス漏れ検出装置を有し、 このガス漏れ検出装置は、 前記第1の管体と前記第2の管体との間に一端が連通す
    る第1パイプと、 着脱自在のプラグ部を有して前記パイプの他端に取り付
    けられ、該プラグ部の装着時には開くとともに該プラグ
    部の抜脱時には閉じている着脱自在のコネクタと、 前記コネクタのプラグ部に一端が取り付けられた第2パ
    イプとで構成されていることを特徴とする請求項1ない
    し請求項3いずれか記載の流体荷役用継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013504019A (ja) * 2009-09-03 2013-02-04 シングル・ブイ・ムーリングス・インコーポレイテッド 低温のコネクタから負荷を逸らす構造コネクタ
CN107288788A (zh) * 2017-06-30 2017-10-24 东风(十堰)汽车管业有限公司 一种高压油管结构的设计方法

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