JPH07301384A - 配管継手構造 - Google Patents

配管継手構造

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JPH07301384A
JPH07301384A JP6092387A JP9238794A JPH07301384A JP H07301384 A JPH07301384 A JP H07301384A JP 6092387 A JP6092387 A JP 6092387A JP 9238794 A JP9238794 A JP 9238794A JP H07301384 A JPH07301384 A JP H07301384A
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JP
Japan
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pipe
main
main pipe
screw thread
branch pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP6092387A
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English (en)
Inventor
Satoshi Katsuno
敏 勝野
Kazuhiko Ryu
和彦 龍
Masahiro Inoue
雅裕 井上
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Kuken Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kuken Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 それぞれ熱特性が異なる管体の接続部分にお
いて、接続後も加熱条件の変化によって内部流体の漏れ
を確実に防止できる接続構造の提供。 【構成】 内部流体の漏洩を防止するための主管と枝管
との連結するための配管継手装置であって、枝管先端部
分に設けた連結部を主管の連結部分に穿設した挿通穴に
挿入し、同挿入した連結部を、メインヘッダー内に配置
するシール用の補助部材によって前記主管と枝管とを連
結固定した。主管と枝管との連結シールは、それぞれ主
管と枝管、そのものに設けられた機構によって形成され
るのではなく、シール連結のための専用の補助手段によ
って形成される。したがって、主管と枝管とが、それぞ
れ熱特性の異なる材料から形成されている場合でも、そ
れぞれの特性の差によって、その連結部のシールが破壊
されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密閉式冷却塔の塩ビパ
イプのメインヘッダーからから分岐する形で熱交換器コ
イル用銅管を取り付ける場合、散水ノズルとヘッダーの
接続する場合、各種散水装置の組立ての場合、さらに
は、給水配管とヘッダーの接続の場合のように、熱膨張
率のような熱特性が大きく異なる材料からなる主管と枝
管の取付けに関する。
【0002】
【従来の技術】従前の密閉式冷却塔の循環水配管のヘッ
ダー部分は、図6に示すように、鋼管製のメインヘッダ
ーAと銅管製の枝管Bを分岐するための銅管製の分岐ヘ
ッダーCとを、それぞれの接続管D,Dを塩ビ製のルー
ズフランジEとゴムパッキンFを介してボルト・ナット
Gで接続した構造を有していた。
【0003】近年、かかる密閉式冷却塔の製造費低減の
一つとして、分岐ヘッダーCと接続管D、Dを廃止し
て、銅管製の枝管BをメインヘッダーAと直接連結した
構造が採用されるようになり、さらには、メインヘッダ
ーAを塩ビパイプ製とすることが広く行われるようにな
った。
【0004】図7は、かかる大径の塩ビパイプ製のメイ
ンヘッダー1の一側外周面に、導管コイルの銅管2を直
接取付けた管接手構造の例を示す。
【0005】同図において、3は継手部材を示し、この
継手部材3の略中央に固定された係止ナット31を挟ん
で、一端側外面には、銅製枝管2の接続部21の内面に
形成された螺子山22に螺合する螺子山32が形成さ
れ、他端側外面には、塩ビパイプ1の取付け面11から
内方に向かって穿設された挿入穴の内面に形成された螺
子山12と螺合する螺子山33が形成されている。そし
て、継手部材3の塩ビパイプへの挿入側の螺子山33を
塩ビパイプ1に形成された螺子山22と螺合させて取り
付けたのち、継手部材3の外側螺子山32に導管コイル
の銅管2の接続部21の内面に形成された螺子山22を
螺合嵌合して取付けたものである。
【0006】これによって、塩ビパイプ製のメインヘッ
ダー1と銅管2ノズルとの連結が可能になり、また、金
属管同士の直接接触による電気腐食が発生する恐れがな
くなるという利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この管継手
構造は、元来が金属管同士の接続を対象とした接続構造
そのものであって、上記図7に示すように、塩ビ等の樹
脂配管と金属管との接続に適用した場合には、配管内部
を流れる流体温度あるいは外部温度が常温から大きく変
化した場合、塩ビパイプ1の螺子山12と継手3の螺合
螺子山33との間の密着状態が外れて流体の漏れを生
じ、これが内部圧力の変化により漏れが大きくなって、
設備全体に支障を与える問題がある。したがって、この
ような接続機構の改善は、ビル、工場あるいは劇場など
の大型建屋において安定した空調を維持する上で最も重
要な解決課題の一つである。
【0008】本発明の目的は、それぞれ熱特性が異なる
管体の接続部分において、接続後も加熱条件の変化によ
って内部流体の漏れを確実に防止できる配管継手構造を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の配管継手構造
は、内部流体の漏洩を防止するための主管と枝管との連
結するための配管継手装置であって、枝管先端部分に設
けた連結部を主管の連結部分に穿設した挿通穴に挿入
し、同挿入した連結部をシール用の補助部材によって前
記主管と枝管とを連結固定したことを特徴とする。
【0010】このシール用の補助部材の実施態様とし
て、主管の内面に当て板を配置し、枝管先端部分に設け
た連結部の先端と同当て板と緊締して主管と同主管に連
結された枝管との間のシールを形成することができる。
【0011】また、その第2の実施態様として、シール
用の補助部材が、押え板を主管の外周面に配置して、同
押え板によって主管の挿通穴に挿入した止めリブ付き枝
管の止めリブを、主管の挿通穴の内部側面に設けた段部
に押し付けることによって主管と同主管に連結された枝
管との間のシールを形成することもできる。
【0012】
【作用】主管と枝管との連結シールは、それぞれ主管と
枝管、そのものに設けられた機構によって形成されるの
ではなく、シール連結のための専用の補助手段によって
形成される。
【0013】したがって、主管と枝管とが、それぞれ熱
特性の異なる材料から形成されている場合でも、それぞ
れの特性の差によって、その連結部のシールが破壊され
ることはない。
【0014】
【実施例】
実施例1 この実施例においては補助部材として当て板を使用した
例を示す。図1〜図2は、本発明の継手構造の第1の実
施例を示すもので、図7に示す従来例と同一部分は同一
符号によって示している。
【0015】図1は本実施例の接続構造を形成する構成
部材を示す。同図においては、塩ビパイプ製のメインヘ
ッダー1には、所定間隔に銅管取付け用の挿入穴13が
穿設されている。導管コイルの銅管2は、ユニオンナッ
トからなる連結部21を有し、銅管2の先端部はフラン
ジ23を形成し、その下面にパッキン24が配置され
る。継手部材3は、実質的に図7に示す従来例と同様で
あって、係止ナット31を挟んで、両端には、銅管の接
続部21であるユニオンナットの螺子山と螺合する継手
部材3の螺子山32と螺子山33が形成されている。4
はシール用のOリングである。また、5は塩ビパイプ製
のメインヘッダー1の内面に穿設されている挿入穴12
との対応位置に取付け穴51を有する金属製の当て板を
示し、この当て板5の取付け穴51には、継手部材3の
先端部外面に形成された螺子山33と螺合する螺子山5
2が形成されている。
【0016】図2は、上記図1に示す部材を使用した配
管継手構造10を示す。
【0017】まず、塩ビパイプ製のメインヘッダー1の
内面に挿入穴12を穿設し、その上面を平坦に加工した
取付け面11を形成し、取付け穴をメインヘッダー1の
それぞれの挿入穴12に対応して配置した当て板5を、
メインヘッダー1の内面に接着剤によって取り付ける。
次いで、Oリング4を挿通した継手部材3の先端の螺子
山33を当て板5の螺子山51と螺合せしめて、継手部
材3の係止ナット31の下面が接するように緊締して、
継手部材3をメインヘッダー1に密着固定する。その
後、パッキン24を介して、ユニオンナット21を回動
して、その内面に設けられた螺子山を継手部材3の上面
の螺子山32と螺合することによって、銅管2とメイン
ヘッダー1に連結する。
【0018】このようにして形成された継手構造は、図
2に示すような、熱伝導性が良い銅管2と、熱伝導性が
低く、耐熱対抗性の低い塩ビパイプからなるメインヘッ
ダー1と直接接触によるシール構造を形成する部分がな
く、加熱による膨張率の差と内部流体圧力の上昇によっ
てもシール構造が破壊されることがない。
【0019】実施例2 添付図3〜図5は、本願発明の第2の実施例を示すもの
で、補助部材として主管の外周面に配置された押え板を
使用した例を示す。
【0020】図3は配管継手構造20を示すもので、同
図において、枝管である導管コイルの銅管2の先端部分
に設けた連結部は係止リブ25からなる。これを合成樹
脂からなる主管1の連結部分である挿通穴12に内部側
面に設けた段部14にOリング4を介して、主管の外周
面に配置された押え板6によって押しつけて、主管1と
銅管2との間の連結に際してシールを形成する。
【0021】図4は、主管の外周面に配置された押え板
6の構造を示す。同図に示すように押え板6は、主管を
緊締するための金属製の2枚のバンド61からからな
り、同バンド61の銅枝管の挿通穴62が上部に開けら
れている。63は両バンド61を主管の回りに配置し
て、ボルト64とナット65を通すための穴66を設け
たフランジ部を示す。
【0022】図5は、図3に示す配管継手構造20の詳
細を示すもので、導管コイルの銅管2の先端部分に設け
た連結部は係止リブ22を押さえるためのバンド61に
設けられた穴62には下方に向かっての押さえフランジ
66が形成され、これがバンド61の緊締時に、主管1
の挿通穴12に内部側面に設けた段部14にOリング4
を押しつけられる。また、7はその取付け時に配置され
る絶縁部材を示す。
【0023】これによって、主管と枝管とが異種金属材
によって形成されていても、電気的に完全な絶縁状態で
の連結が可能になり、腐食の心配がない。
【0024】
【発明の効果】本発明の配管継手装置によって以下の効
果を奏する。
【0025】(1)その熱的特性が著しく異なる異種材
料からなる配管であっても、比較的簡単に、且つ、熱環
境の変化に関係なく、収縮・膨張にも密着性が維持で
き、流体の漏れが生じない構造とすることができる。
【0026】(2)主管と枝管の場合で、それぞれが機
械強度が異なる異種材料から形成されていても、強度の
小さい材料側が破壊されることはない。
【0027】(3)異種材料が金属材料同士であって
も、間に絶縁材料を挿入することによって適用でき、そ
の上、局部電池の形成による腐食を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の配管継手構造の第1の実施例におけ
る構成部材を示す。
【図2】 第1の実施例における配管継手構造の断面図
を示す。
【図3】 第2の実施例における配管継手構造の断面図
を示す。
【図4】 同じく第2の実施例における外周バンドの構
造を示す。
【図5】 同じく第2の実施例における継手構造の断面
図を示す。
【図6】 従前の密封型の冷却塔における循環水の配管
の連結構造を示す。
【図7】 メインヘッダーを塩ビパイプと循環用銅管と
の従来の接続の態様を示す。
【符号の説明】
1 塩ビパイプ製のメインヘッダー 11 取付け面 12 挿入穴 13
挿入穴の内面の螺子山 14 段部 2 導管コイルの銅管 21 銅管の連結部 22 銅管の接続部内面
に形成された螺子山 23 フランジ 24 パッキン 25 係
止リブ 3 継手部材 31 係止ナット 32 銅管の接続部と螺合する継手部材の螺子山 33 挿入穴の内面の螺子山と螺合する継手部材の螺子
山 4 シール用のOリング 5 当て板 51 取付け穴 6 押さえ板 61 バンド 62 挿通穴 63 ボルト
64 ナット 65 止め穴 66 押さえフランジ 7 シール部材 10,20 本発明の実施例に係る配管接続構造

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部流体の漏洩を防止するための主管と
    枝管との連結するための配管継手構造であって、枝管先
    端部分に設けた連結部を主管の連結部分に穿設した挿通
    穴に挿入し、同挿入した連結部をシール用の補助部材に
    よって前記主管と枝管とを連結固定した配管継手構造に
    おいて、 シール用の補助部材が、主管の内面に配置される当て板
    であって、枝管先端部分に設けた連結部の先端と同当て
    板と緊締して主管と同主管に連結された枝管との間のシ
    ールを形成したことを特徴とする配管継手構造。
  2. 【請求項2】 シール用の補助部材が、主管の外周面に
    配置された押え板であって、同押え板によって主管の挿
    通穴に挿入した止めリブ付き枝管の止めリブを、主管の
    挿通穴の内部側面に設けた段部に押し付けることによっ
    て主管と同主管に連結された枝管との間のシールを形成
    したことを特徴とする配管継手構造。
JP6092387A 1994-04-28 1994-04-28 配管継手構造 Pending JPH07301384A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008657A1 (en) * 2000-07-25 2002-01-31 In Seon Jeong Clamp used in branching a soft hose
KR100926784B1 (ko) * 2008-01-30 2009-11-12 경상대학교산학협력단 히트 파이프형 태양열 집열기의 헤드 분기관 연결구조
JP2015083858A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 前澤化成工業株式会社 分岐継手
JP2015124776A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 前澤化成工業株式会社 分岐継手
JP2015140824A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 前澤化成工業株式会社 分岐継手

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