JPH08326968A - 絶縁パイプコネクター - Google Patents

絶縁パイプコネクター

Info

Publication number
JPH08326968A
JPH08326968A JP13424795A JP13424795A JPH08326968A JP H08326968 A JPH08326968 A JP H08326968A JP 13424795 A JP13424795 A JP 13424795A JP 13424795 A JP13424795 A JP 13424795A JP H08326968 A JPH08326968 A JP H08326968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attachment
union nut
main body
pipe
coupling main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13424795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Takahashi
昌也 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKASHIGE SANGYO KK
Original Assignee
TAKASHIGE SANGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKASHIGE SANGYO KK filed Critical TAKASHIGE SANGYO KK
Priority to JP13424795A priority Critical patent/JPH08326968A/ja
Publication of JPH08326968A publication Critical patent/JPH08326968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、小口径配管同士を高い機械
的強度を維持したまま絶縁して接続することができる新
規な絶縁パイプコネクターを提供することにある。 【構成】 本発明は配管8,8の端部同士を絶縁して連
結するための絶縁パイプコネクターにおいて、一端部に
上記一方の配管端部8を接続し、他端部にフランジ2を
形成したアタッチメント1と、一端部にこのフランジ2
を突き合わせ、他端部に上記他方の配管端部8を接続す
る継手本体4と、これらの突合せ面に介在してシールす
る絶縁性のガスケット5と、上記継手本体4側に螺合し
て上記アタッチメント1を継手本体4に圧接するユニオ
ンナット6と、このユニオンナット6と上記アタッチメ
ント1間に介在してこれらを絶縁する絶縁部材7とから
なることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管同士を電気的に絶縁
して接続するためのコネクターに係り、特に、シンクロ
トロン装置等に用いられる小口径高圧配管同士を接続す
るための絶縁パイプコネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体や気体などの流体を流通させ
る配管同士を突き合わせて接続する継手としてはフラン
ジ型固定軸継手、筒形軸継手、撓み軸継手等の代表的な
管継手の他、例えば、図5に示すように、配管a、aの
接続端部を突き合わせ、ガスケットbを介してそれぞれ
のフランジc、c同士をボルトdとナットeで連結した
フランジ型固定軸継手の一方のボルト孔fに絶縁部材g
を備えた絶縁管継手がある。この絶縁管継手は一方のボ
ルト孔fに絶縁部材gを介在させることで配管a、a同
士を電気的に絶縁して配管a、aからの漏電や電気防食
等の不都合を未然に防止しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
絶縁管継手は、口径が比較的大きいものには容易に適用
することができるが、口径が数cmの小口径配管、例え
ば、シンクロトロン装置等に用いられる小口径高圧配管
には機械的強度の都合により、そのままこのような継手
構造を適用することは困難であり、しかも、このような
小口径配管同士を高い機械的強度を維持したまま絶縁し
て接続するような具体的な小口径管継手は提案されてい
ないのが現状である。
【0004】そこで、本発明は上記課題を解決するため
に案出されたものであり、その目的は、小口径配管同士
を高い機械的強度を維持したまま絶縁して接続すること
ができる新規な絶縁パイプコネクターを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、配管の端部同士を絶縁して連結するため
の絶縁パイプコネクターにおいて、一端部に上記一方の
配管端部を接続し、他端部にフランジ部を形成したアタ
ッチメントと、一端部にこのフランジ部を突き合わせ、
他端部に上記他方の配管端部を接続する継手本体と、こ
れらの突合せ部に介在してシールする絶縁性のガスケッ
トと、上記継手本体側に螺合して上記アタッチメントを
継手本体に圧接するユニオンナットと、このユニオンナ
ットと上記アタッチメント間に介在してこれらを絶縁す
る絶縁部材とからなるものである。
【0006】
【作用】本発明は上述したように構成したため、小口径
管同士を連結するには、アタッチメント側に絶縁部材と
ユニオンナットを装着した後、このアタッチメントを一
方の小口径管側に接続すると共に、継手本体を他方の小
口径管側に接続する。その後、このアタッチメントある
いは継手本体のいずれかの突合せ面にガスケットを仮固
定した後、レンチ等の締結具を用いてユニオンナットと
継手本体を螺合させると、このユニオンナットによって
アタッチメントのフランジが絶縁性のガスケットを介し
て継手本体の突き合わせ面に圧接される。従って小口径
管同士が高い機械的強度を維持したまま電気的絶縁され
た状態で連結されることになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0008】図1及び図2は本発明に係る絶縁パイプコ
ネクターの一実施例を示したものである。図示するよう
に、この絶縁パイプコネクターは、他端部にフランジ2
が形成されたアタッチメント1と、ナット部3が固定さ
れた継手本体4と、この継手本体4端部とアタッチメン
ト1のフランジ2との突合せ面に介在されるガスケット
5と、継手本体4側に螺合してこのアタッチメント1を
継手本体4に圧接するユニオンナット6と、このユニオ
ンナット6と上記アタッチメント1間に介在する絶縁部
材7とから構成されており、小口径管8,8を絶縁して
連結するようになっている。
【0009】すなわち、このアタッチメント1はフラン
ジ2の反対側に雄ネジ1aが形成されており、一方の小
口径管8の内面端部に形成された雌ネジ(図示せず)に
螺合して小口径管8の端部を一体的に接続するようにな
っている。また、継手本体4の両端部にも同様な雄ネジ
が形成されており、小口径の雄ネジ4a側が他方の小口
径管8の内面に形成された雌ネジ(図示せず)に同様に
螺合して小口径管8の端部を一体的に接続するようにな
っている。また、この小口径の雄ネジ4aの反対側に形
成された雄ネジ4bの外径と上記アタッチメント1のフ
ランジ2の外径、及びこれらの内径は同径であり、これ
らが突き合わされることで、小口径管8,8が連通され
るようになっている。
【0010】また、ユニオンナット6は断面略コ字形に
形成されており、その一端部内面には上記継手本体4の
雄ネジ4b側に螺合する雌ネジ6aが形成されており、
他方には上記アタッチメント1のフランジ2外面に当接
する押圧部6bが形成されている。そして、この雌ネジ
6a側に継手本体4の雄ネジ4bを螺合させることで、
フランジ2を継手本体4の雄ネジ4b側に圧接してアタ
ッチメント1と継手本体4とを一体的に連結するように
なっている。尚、これらアタッチメント1、継手本体
4、ユニオンナット6、小口径管8,8はいずれも炭素
鋼、ステンレススチール、アルミニウム合金等の高強度
金属材料からなっており、高い強度で連結されるように
なっている。
【0011】絶縁部材7は図示するように、リング状を
したキャップ型に形成されており、アタッチメント1の
フランジ2外面を被覆するように雄ネジ1a側に嵌合さ
れるようになっている。また、この絶縁部材7及び上記
ガスケット5はいずれもセラミック、テフロン、ゴム等
の絶縁材料からなっており、アタッチメント1とユニオ
ンナット6間及びアタッチメント1と継手本体4間を電
気的に絶縁するようになっている。
【0012】そして、このようなコネクターを用いて小
口径管8,8を連結する一例としては、先ず、アタッチ
メント1側に絶縁部材7とユニオンナット6を装着した
後、このアタッチメント1を一方の小口径管8側に接続
すると共に、継手本体4を他方の小口径管8側に接続す
る。次に、このアタッチメント1あるいは継手本体4の
いずれかの突合せ面にガスケット5を仮固定した後、レ
ンチ等の締結具を用いてユニオンナット6あるいは継手
本体4側のナット部3のいずれかを固定し、いずれかを
回転させてユニオンナット6と継手本体4の雄ネジ4b
を螺合させ、所定のトルクで締めることで小口径管8が
連結される。
【0013】このように本発明は、アタッチメント1と
ユニオンナット6との間に絶縁材料からなる絶縁部材7
を設けると共に、アタッチメント1と継手本体4との間
をシールするガスケット5を絶縁部材7と同じ電気絶縁
材料で形成したことにより、小口径管8,8間を充分な
機械的強度を維持し、かつ電気的に絶縁した状態で連結
することができる。
【0014】尚、本発明は上記実施例に示した構成に限
られるものではなく、例えば、図3に示すように、予め
雌ねじ部を除くユニオンナット6の内面に、絶縁部材7
を一体的に設けるように構成しても良い。また、このコ
ネクターと小口径管8,8との連結は、図1及び図3に
示すような螺合によるものの他、図4に示すように、溶
接によるものであっても良く、その連結態様は本実施例
に限られるものではないことは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、小口径管
8,8間を充分な機械的強度を維持し、電気的に絶縁し
た状態で連結することができるため、漏電や電気防食等
の不都合を未然に防止すると共に、信頼性の高い継手を
行うことができる等といった優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第二実施例を示す部分断面図である。
【図4】本発明の第三実施例を示す部分断面図である。
【図5】従来の絶縁継手構造の一例を示す部分断面図で
ある。
【符号の説明】
1 アタッチメント 2 フランジ 3 ナット部 4 継手本体 5 ガスケット 6 ユニオンナット 7 絶縁部材 8 配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管の端部同士を絶縁して連結するため
    の絶縁パイプコネクターにおいて、一端部に上記一方の
    配管端部を接続し、他端部にフランジ部を形成したアタ
    ッチメントと、一端部にこのフランジ部を突き合わせ、
    他端部に上記他方の配管端部を接続する継手本体と、こ
    れらの突合せ部に介在してシールする絶縁性のガスケッ
    トと、上記継手本体側に螺合して上記アタッチメントを
    継手本体に圧接するユニオンナットと、このユニオンナ
    ットと上記アタッチメント間に介在してこれらを絶縁す
    る絶縁部材とからなることを特徴とする絶縁パイプコネ
    クター。
JP13424795A 1995-05-31 1995-05-31 絶縁パイプコネクター Pending JPH08326968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13424795A JPH08326968A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 絶縁パイプコネクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13424795A JPH08326968A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 絶縁パイプコネクター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08326968A true JPH08326968A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15123842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13424795A Pending JPH08326968A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 絶縁パイプコネクター

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08326968A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010169172A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Neriki:Kk 容器弁用配管接続装置
JP2013064428A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Jfe Steel Corp 鋼管継手構造
CN104565604A (zh) * 2013-10-24 2015-04-29 镇江华翔机电制造有限公司 高密封防爆活接头
CN106594415A (zh) * 2015-10-15 2017-04-26 陕西重型汽车有限公司 便拧式组合接头及其使用方法、气管路与阀的连接装置
CN107178667A (zh) * 2017-06-05 2017-09-19 中国工程物理研究院材料研究所 一种金属管绝缘密封装置及金属管绝缘密封方法
JP2017527725A (ja) * 2014-09-12 2017-09-21 エーエス・アイピー・ホールドシーオー・エルエルシー 呼び水型噴出便器
CN107222969A (zh) * 2016-03-22 2017-09-29 欧洲同步加速器辐射设备公司 用于电连接同步加速器环形部段的装置
WO2020213552A1 (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 東芝エネルギーシステムズ株式会社 荷電粒子加速器及びその施工方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010169172A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Neriki:Kk 容器弁用配管接続装置
JP2013064428A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Jfe Steel Corp 鋼管継手構造
CN104565604A (zh) * 2013-10-24 2015-04-29 镇江华翔机电制造有限公司 高密封防爆活接头
JP2017527725A (ja) * 2014-09-12 2017-09-21 エーエス・アイピー・ホールドシーオー・エルエルシー 呼び水型噴出便器
CN106594415A (zh) * 2015-10-15 2017-04-26 陕西重型汽车有限公司 便拧式组合接头及其使用方法、气管路与阀的连接装置
CN107222969A (zh) * 2016-03-22 2017-09-29 欧洲同步加速器辐射设备公司 用于电连接同步加速器环形部段的装置
CN107222969B (zh) * 2016-03-22 2020-09-15 欧洲同步加速器辐射设备公司 用于电连接同步加速器环形部段的装置
CN107178667A (zh) * 2017-06-05 2017-09-19 中国工程物理研究院材料研究所 一种金属管绝缘密封装置及金属管绝缘密封方法
WO2020213552A1 (ja) * 2019-04-15 2020-10-22 東芝エネルギーシステムズ株式会社 荷電粒子加速器及びその施工方法
JP2020177738A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 東芝エネルギーシステムズ株式会社 荷電粒子加速器及びその施工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08326968A (ja) 絶縁パイプコネクター
JP2003232473A (ja) 配管用継手及びパイプ接続構造
JPH06235484A (ja) スプリンクラー巻き出し配管の継手部
JP3328415B2 (ja) ネジ込式管継手
JP2003014174A (ja) 導管接続装置
JP2534967Y2 (ja) 鋼管接続用のメカニカル継手装置
JP3139941B2 (ja) 管継手の防食構造
JP2864183B2 (ja) 継 手
JP2702069B2 (ja) 銅管などの可塑性管の接手装置
JPH0144878Y2 (ja)
JPH11325340A (ja) フレア継手とフレアレス継手の接続装置
KR100453736B1 (ko) 고밀폐 관 접속구
KR200184215Y1 (ko) 비철금속관의 이음용 커플링
JP2000193157A (ja) 管継手
JPH0755424Y2 (ja) 薄肉管と継手の接続機構
KR970005209B1 (ko) 관 이음쇠
JP2604427Y2 (ja) 管継手
KR200179507Y1 (ko) 합성수지배관용 이음구
JPS5923917Y2 (ja) 管継手
KR200184216Y1 (ko) 비철금속관의 이음용 커플링
JPH0213830Y2 (ja)
JPH0356706Y2 (ja)
JPH0514072Y2 (ja)
JPH09100969A (ja) フレア形管継手
JPH0435666Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040217

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629