JP2000272383A - キャブオーバー型車両のシート昇降装置 - Google Patents
キャブオーバー型車両のシート昇降装置Info
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
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- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両のシートを昇降装置により昇降して、乗
員の乗降を容易とする。 【解決手段】 キャブオーバー型の車両1のフロアパネ
ル3上にブラケット42を介してアーム40を設け、シ
ートプレート50を介してシート60を吊り下げる。リ
ヤマウントレール2上に取り付けたブラケット20は、
スパイラルロッド24を摺動自在に支持する。スパイラ
ルロッド24はリンクロッド26を介してアーム40に
連結される。モータ30が駆動されると、アーム40は
シート60をキャブフロアと地上Gに接近した位置に旋
回動させる。アーム40内にはスプロケットとチェーン
を有する同期機構が装備され、シート60を垂直姿勢に
保つ。
員の乗降を容易とする。 【解決手段】 キャブオーバー型の車両1のフロアパネ
ル3上にブラケット42を介してアーム40を設け、シ
ートプレート50を介してシート60を吊り下げる。リ
ヤマウントレール2上に取り付けたブラケット20は、
スパイラルロッド24を摺動自在に支持する。スパイラ
ルロッド24はリンクロッド26を介してアーム40に
連結される。モータ30が駆動されると、アーム40は
シート60をキャブフロアと地上Gに接近した位置に旋
回動させる。アーム40内にはスプロケットとチェーン
を有する同期機構が装備され、シート60を垂直姿勢に
保つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシート昇
降装置に係り、特にトラック、トレーラ等の車室が高い
位置にある車両のシート昇降装置に関する。
降装置に係り、特にトラック、トレーラ等の車室が高い
位置にある車両のシート昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トラック、ダンプトラック、
タンクローリ、トレーラ等の作業車は、年々大型化して
着座位置も益々高くなる傾向にある。しかし、乗員が着
座するシートは、もっぱら長時間運転・作業をする着座
姿勢にのみに考慮されているに過ぎず、車室の乗り降り
は、ステップ、グリップ等の乗降具を設ける程度の配慮
しか成されていない。一方乗員にあっても、壮健な運転
車のみに限らず、女性運転者、及び老人・身体の不自由
な乗員が関係するようになり、前記乗降具のみでは不自
由であるばかりでなく、ときには他人の手助けを必要と
する場合もある。
タンクローリ、トレーラ等の作業車は、年々大型化して
着座位置も益々高くなる傾向にある。しかし、乗員が着
座するシートは、もっぱら長時間運転・作業をする着座
姿勢にのみに考慮されているに過ぎず、車室の乗り降り
は、ステップ、グリップ等の乗降具を設ける程度の配慮
しか成されていない。一方乗員にあっても、壮健な運転
車のみに限らず、女性運転者、及び老人・身体の不自由
な乗員が関係するようになり、前記乗降具のみでは不自
由であるばかりでなく、ときには他人の手助けを必要と
する場合もある。
【0003】例えば、特開平5−319157号公報
は、車室フロアに対して接離可能に配設されたシートを
車外へ移動可能に構成したシート昇降装置を開示してい
る。
は、車室フロアに対して接離可能に配設されたシートを
車外へ移動可能に構成したシート昇降装置を開示してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
あっては、昇降装置によってシートは略円弧運動を描き
ながら昇降し、その運動速度を所定角度位置で減速する
構成を採用している。駆動源としては油圧が利用され、
減速は油圧絞り弁を介することにより達成している。
あっては、昇降装置によってシートは略円弧運動を描き
ながら昇降し、その運動速度を所定角度位置で減速する
構成を採用している。駆動源としては油圧が利用され、
減速は油圧絞り弁を介することにより達成している。
【0005】また、昇降装置の旋回機構を平行リンクで
構成しているので、車外へのシートの移動距離が制限さ
れ、タイヤが曲げられた状態でのシートとの干渉を回避
することが難しくなる。本発明は、ギヤードモータと、
スプロケットチェーン同期アームを用いたシート昇降装
置を提供するものである。
構成しているので、車外へのシートの移動距離が制限さ
れ、タイヤが曲げられた状態でのシートとの干渉を回避
することが難しくなる。本発明は、ギヤードモータと、
スプロケットチェーン同期アームを用いたシート昇降装
置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシートを昇降装
置は、基本的な手段として、キャブ後面下部に車幅方向
に亘って設けたキャブの骨格をなすリヤマウントレール
と、該リヤマウントレールに連結されるキャブのフロア
と、上記フロア後端助手席側端部にブラケットを介して
固定される支持軸と、支持軸に旋回自在に支持されるア
ームと、上記リヤマウントレールの上面の運転席側にブ
ラケットを介して固定される電磁ブレーキ付ギアードモ
ータと、上記ギアードモータに連結されるスパイラルロ
ッドと、スパイラルロッドに螺合するスライダと、上記
スライダと上記アームの中央部を繋ぐリンクロッドと、
シートプレートをアームの先端に連結する支持軸を備え
る。さらに、上記助手席側端部のブラケットに固定され
るアーム軸に取り付けられる第1のスプロケットと、ア
ームの先端のアーム軸に取り付けられる第1のスプロケ
ットと同一歯数を有する第2のスプロケットと、第1の
スプロケットと第2のスプロケットを連結するチェーン
を有し、第1のスプロケットと第2のスプロケットの位
相を同期させるものである。また、電磁ブレーキ付ギヤ
ードモータは、車両のバッテリーに電流を回生させる回
生ブレーキ回路を備える。
置は、基本的な手段として、キャブ後面下部に車幅方向
に亘って設けたキャブの骨格をなすリヤマウントレール
と、該リヤマウントレールに連結されるキャブのフロア
と、上記フロア後端助手席側端部にブラケットを介して
固定される支持軸と、支持軸に旋回自在に支持されるア
ームと、上記リヤマウントレールの上面の運転席側にブ
ラケットを介して固定される電磁ブレーキ付ギアードモ
ータと、上記ギアードモータに連結されるスパイラルロ
ッドと、スパイラルロッドに螺合するスライダと、上記
スライダと上記アームの中央部を繋ぐリンクロッドと、
シートプレートをアームの先端に連結する支持軸を備え
る。さらに、上記助手席側端部のブラケットに固定され
るアーム軸に取り付けられる第1のスプロケットと、ア
ームの先端のアーム軸に取り付けられる第1のスプロケ
ットと同一歯数を有する第2のスプロケットと、第1の
スプロケットと第2のスプロケットを連結するチェーン
を有し、第1のスプロケットと第2のスプロケットの位
相を同期させるものである。また、電磁ブレーキ付ギヤ
ードモータは、車両のバッテリーに電流を回生させる回
生ブレーキ回路を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】図1,図2は、本発明のシート昇
降装置を備えたキャブオーバー型車両の正面図である。
キャブオーバー型車両1は、キャブフロア3と、キャブ
フロア3の後端部に形成されるリヤーマウントレール2
を有する。
降装置を備えたキャブオーバー型車両の正面図である。
キャブオーバー型車両1は、キャブフロア3と、キャブ
フロア3の後端部に形成されるリヤーマウントレール2
を有する。
【0008】全体を符号10で示すシート昇降装置は、
リヤマウントレール2上に固着されるブラケット20を
有する。ブラケット20は、その両端部に軸受部21,
22を有し、ねじ溝を有するスパイラルロッド23を回
転自在に支持する。スパイラルロッド23には、ねじ溝
を有するスライダ24が螺合し、スパイラルロッド23
の回転量に応じて直線運動を行なう。
リヤマウントレール2上に固着されるブラケット20を
有する。ブラケット20は、その両端部に軸受部21,
22を有し、ねじ溝を有するスパイラルロッド23を回
転自在に支持する。スパイラルロッド23には、ねじ溝
を有するスライダ24が螺合し、スパイラルロッド23
の回転量に応じて直線運動を行なう。
【0009】リヤマウントレール2上にブラケット32
を介して配設されるギヤードモータ30は、その出力軸
34がスパイラルロッド23に連結され、スライダ24
を駆動する。スライダ24は、リンクロッド26を介し
てアーム40に連結される。アーム40はキャブフロア
3上に固定された取付ブラケット42に固定される支持
軸に対して回動自在に支持され、その先端部がシートプ
レート50を介してシート60を吊り下げる構成となっ
ている。
を介して配設されるギヤードモータ30は、その出力軸
34がスパイラルロッド23に連結され、スライダ24
を駆動する。スライダ24は、リンクロッド26を介し
てアーム40に連結される。アーム40はキャブフロア
3上に固定された取付ブラケット42に固定される支持
軸に対して回動自在に支持され、その先端部がシートプ
レート50を介してシート60を吊り下げる構成となっ
ている。
【0010】図3は、シート昇降装置10の正面図、図
4は図3の右側面図である。スパイラルロッド23によ
り軸方向に駆動されるスライダ24は、リンクロッド2
6を介してアーム40に連結される。アーム40は、ブ
ラケット42に固定される支持軸を介してキャブフロア
3上に回動自在に支持されているので、スライダ24の
摺動に伴い、ブラケット42の支点を中心に揺動する。
アーム40のブラケット42の他端部は、シートプレー
ト50を介してシート60を吊り下げる。シート60上
には、乗員が着座するので、シート60は常に垂直方向
に保持する必要がある。そこで、このアーム40は、シ
ートを常に垂直方向に保持する機能を備える必要があ
る。
4は図3の右側面図である。スパイラルロッド23によ
り軸方向に駆動されるスライダ24は、リンクロッド2
6を介してアーム40に連結される。アーム40は、ブ
ラケット42に固定される支持軸を介してキャブフロア
3上に回動自在に支持されているので、スライダ24の
摺動に伴い、ブラケット42の支点を中心に揺動する。
アーム40のブラケット42の他端部は、シートプレー
ト50を介してシート60を吊り下げる。シート60上
には、乗員が着座するので、シート60は常に垂直方向
に保持する必要がある。そこで、このアーム40は、シ
ートを常に垂直方向に保持する機能を備える必要があ
る。
【0011】図5は、アーム40の正面図、図6は図5
の右側面図である。アーム40の両端部には、1対の支
持軸43,45を有し、支持軸43,45にはスプロケ
ット44,46が固定されている。
の右側面図である。アーム40の両端部には、1対の支
持軸43,45を有し、支持軸43,45にはスプロケ
ット44,46が固定されている。
【0012】一方の支持軸43は、キャブフロア2に固
定されたアーム取付用ブラケット42に対して固定さ
れ、アーム40は支持軸43に対して回転自在に支持さ
れる。したがって、アーム40がリンクロッド26によ
り揺動されても、支持軸43とスプロケット44は静止
している。アーム40の他方の支持軸45は、アーム4
0に回転自在に支持され、支持軸45に対してスプロケ
ット46が固定される。支持軸45に対して、シートプ
レート50も固定される。
定されたアーム取付用ブラケット42に対して固定さ
れ、アーム40は支持軸43に対して回転自在に支持さ
れる。したがって、アーム40がリンクロッド26によ
り揺動されても、支持軸43とスプロケット44は静止
している。アーム40の他方の支持軸45は、アーム4
0に回転自在に支持され、支持軸45に対してスプロケ
ット46が固定される。支持軸45に対して、シートプ
レート50も固定される。
【0013】そして、1対のスプロケット44,46の
間には、スプロケットに係合するチェーン48が張設さ
れる。1対のスプロケット44,46は、同一の歯数を
有する。そこで、1対のスプロケット44,46は、チ
ェーン48の作用によって、位相が同一に保持される。
間には、スプロケットに係合するチェーン48が張設さ
れる。1対のスプロケット44,46は、同一の歯数を
有する。そこで、1対のスプロケット44,46は、チ
ェーン48の作用によって、位相が同一に保持される。
【0014】したがって、アーム40が旋回動を行なっ
てもスプロケット46に連結されたシートプレート50
は、常に一定の姿勢を保つ。そこで、シート60を支持
するシートプレート50が、キャブフロア2に対して垂
直となる姿勢に設定することにより、シート60は常に
キャブフロア2に対して垂直の向きのままで昇降する。
てもスプロケット46に連結されたシートプレート50
は、常に一定の姿勢を保つ。そこで、シート60を支持
するシートプレート50が、キャブフロア2に対して垂
直となる姿勢に設定することにより、シート60は常に
キャブフロア2に対して垂直の向きのままで昇降する。
【0015】図7,図8は、本発明のシート昇降装置の
作動を示す説明図である。図7はシート60が車両のキ
ャブ内に搭載された状態を示す。この状態から、ギヤー
ドモータ30を駆動してスライダ24をモータ30から
離れる方向に駆動すると、アーム40は図7上で時計廻
りに旋回動する。上述した同期機構により、シート60
は、垂直位置を保持したままでキャブの側方に振り出さ
れ、図8の状態となり、リミットスイッチ70によりモ
ータ30は停止する。
作動を示す説明図である。図7はシート60が車両のキ
ャブ内に搭載された状態を示す。この状態から、ギヤー
ドモータ30を駆動してスライダ24をモータ30から
離れる方向に駆動すると、アーム40は図7上で時計廻
りに旋回動する。上述した同期機構により、シート60
は、垂直位置を保持したままでキャブの側方に振り出さ
れ、図8の状態となり、リミットスイッチ70によりモ
ータ30は停止する。
【0016】図2に示すように、シート60は地表Gか
ら適宜の高さで停止する。シート60は、静止状態を保
つので、乗員は容易に乗降することができる。ギヤード
モータ60を反対方向に駆動し、シート60をキャブ内
に戻す。アーム40の位置をリミットスイッチ72が検
知して、電磁ブレーキ付のギヤードモータ30を停止す
る。この位置で、シート60はキャブ内の所定の位置に
搭載される。
ら適宜の高さで停止する。シート60は、静止状態を保
つので、乗員は容易に乗降することができる。ギヤード
モータ60を反対方向に駆動し、シート60をキャブ内
に戻す。アーム40の位置をリミットスイッチ72が検
知して、電磁ブレーキ付のギヤードモータ30を停止す
る。この位置で、シート60はキャブ内の所定の位置に
搭載される。
【0017】図9は、本発明のシート昇降装置の駆動機
構の制御回路を示す。スピードコントローラユニット1
00は、アーム40が車両外側に降りる際の重力加速を
モータ30の端子電圧より検出し、重力加速によるモー
タを駆動する回転力をバッテリー110に電流を回生さ
せる回生ブレーキ回路によって制動させている。バッテ
リー110は、メインキースイッチである。第1のスイ
ッチ121に接続され、昇降装置を作動させるリレー1
30は、第3のスイッチ123により操作される。第2
のスイッチ122は、モータ30の正転、逆転を制御す
る。モータ30は過負荷リミッタ140、電磁ブレーキ
142を有し、出力軸34を駆動する。リミットスイッ
チ70,72は、アーム40の回転位置を制御する。
構の制御回路を示す。スピードコントローラユニット1
00は、アーム40が車両外側に降りる際の重力加速を
モータ30の端子電圧より検出し、重力加速によるモー
タを駆動する回転力をバッテリー110に電流を回生さ
せる回生ブレーキ回路によって制動させている。バッテ
リー110は、メインキースイッチである。第1のスイ
ッチ121に接続され、昇降装置を作動させるリレー1
30は、第3のスイッチ123により操作される。第2
のスイッチ122は、モータ30の正転、逆転を制御す
る。モータ30は過負荷リミッタ140、電磁ブレーキ
142を有し、出力軸34を駆動する。リミットスイッ
チ70,72は、アーム40の回転位置を制御する。
【0018】図10は、図9の制御回路の処理フローを
示す。ステップS10でメインキースイッチ121を投
入し、ステップS11で第2のスイッチ122を投入す
る。ステップS12で第3のスイッチ123を投入する
と、モータ30は第2のスイッチ122の投入方向に従
い回転し、シート60の昇降を開始する。ステップS1
3でモータ30に重力加速が加わったことを検知する
と、ステップS14で回生ブレーキ機能をオンとして、
回生ブレーキ力を発生し、シート60の降下速度を制動
する。
示す。ステップS10でメインキースイッチ121を投
入し、ステップS11で第2のスイッチ122を投入す
る。ステップS12で第3のスイッチ123を投入する
と、モータ30は第2のスイッチ122の投入方向に従
い回転し、シート60の昇降を開始する。ステップS1
3でモータ30に重力加速が加わったことを検知する
と、ステップS14で回生ブレーキ機能をオンとして、
回生ブレーキ力を発生し、シート60の降下速度を制動
する。
【0019】ステップS15でモータに過負荷が加えら
れたことをリミッタ140が検知すると、ステップS1
6でメインスイッチ121をオフとして、ステップS1
7で処理を終了する。ステップS18で第3のスイッチ
123がオフとなると、リレー130がオフとなり、ス
テップS20でステップS12へ戻るか、処理終了とな
る。
れたことをリミッタ140が検知すると、ステップS1
6でメインスイッチ121をオフとして、ステップS1
7で処理を終了する。ステップS18で第3のスイッチ
123がオフとなると、リレー130がオフとなり、ス
テップS20でステップS12へ戻るか、処理終了とな
る。
【0020】ステップS21でアーム40がリミットス
イッチ70、又は72の位置に達して、リミットスイッ
チをオフとすると、ステップS11へ戻るか処理を終了
する。アーム40がリミットスイッチで規定される所定
の位置に達していなければ、ステップS24でステップ
S12へ戻る。
イッチ70、又は72の位置に達して、リミットスイッ
チをオフとすると、ステップS11へ戻るか処理を終了
する。アーム40がリミットスイッチで規定される所定
の位置に達していなければ、ステップS24でステップ
S12へ戻る。
【0021】
【発明の効果】本発明のシート昇降装置は、キャブオー
バー型の車両等の、フロアの地上高が大きい車両にあっ
ても、乗員の乗り降りが容易となるので、特に、自力で
乗降が困難な乗員に対して有効である。
バー型の車両等の、フロアの地上高が大きい車両にあっ
ても、乗員の乗り降りが容易となるので、特に、自力で
乗降が困難な乗員に対して有効である。
【図1】本発明を実施する車両の正面図。
【図2】本発明を実施する車両の正面図。
【図3】本発明のシート昇降装置の正面図。
【図4】本発明のシート昇降装置の右側面図。
【図5】アームの正面図。
【図6】アームの右側面図。
【図7】本発明のシート昇降装置の作用を示す正面図。
【図8】本発明のシート昇降装置の作用を示す正面図。
【図9】制御回路図。
【図10】制御のフロー図。
1 車両 2 リヤマウントレール 3 キャブフロア 10 シート昇降装置 20 ブラケット 23 スパイラルロッド 24 スライダ 26 リンクロッド 40 アーム 50 シートプレート 60 シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥田 晋 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 加藤 忠 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 山崎 博之 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 高原 奨 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 Fターム(参考) 3B087 AA02 BA19 DE00 DE10
Claims (3)
- 【請求項1】 車室内フロアに接離可能に配設されるシ
ートを車両内外に移動可能に構成したシートを昇降装置
において、 キャブ後面下部に車幅方向に亘って設けたキャブの骨格
をなすリヤマウントレールと、該リヤマウントレールに
連結されるキャブのフロアと、上記フロア後端助手席側
端部にブラケットを介して固定される支持軸と、支持軸
に旋回自在に支持されるアームと、上記リヤマウントレ
ールの上面の運転席側にブラケットを介して固定される
電磁ブレーキ付ギアードモータと、上記ギアードモータ
に連結されるスパイラルロッドと、スパイラルロッドに
螺合するスライダと、上記スライダと上記アームの中央
部を繋ぐリンクロッドと、助手席シートの背面に固定さ
れる矩形状のシートプレートと、シートプレートをアー
ムの先端に連結する支持軸を備えることを特徴とするキ
ャブオーバー型車両のシート昇降装置。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載したものにおいて、 上記助手席側端部のブラケットに固定されるアーム軸に
取り付けられる第1のスプロケットと、アームの先端の
アーム軸に取り付けられる第1のスプロケットと同一歯
数を有する第2のスプロケットと、第1のスプロケット
と第2のスプロケットを連結するチェーンを有し、第1
のスプロケットと第2のスプロケットの位相を同期させ
ることを特徴とするキャブオーバー型車両のシート昇降
装置。 - 【請求項3】 上記請求項1に記載したものにおいて、 電磁ブレーキ付ギヤードモータは、車両のバッテリーに
電流を回生させる回生ブレーキ回路を備えることを特徴
とするキャブオーバー型車両のシート昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11083667A JP2000272383A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | キャブオーバー型車両のシート昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11083667A JP2000272383A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | キャブオーバー型車両のシート昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000272383A true JP2000272383A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13808831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11083667A Pending JP2000272383A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | キャブオーバー型車両のシート昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000272383A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136026A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Reiko Nishiwaki | 車椅子乗降装置 |
EP3231692A1 (de) * | 2016-04-13 | 2017-10-18 | MAN Truck & Bus AG | Verfahren und vorrichtung zur auswahl und automatischen einstellung einer innenraumkonfiguration eines fahrerhauses eines nutzfahrzeugs |
CN116176376A (zh) * | 2023-03-17 | 2023-05-30 | 扬州市高升机械有限公司 | 一种工程车座椅 |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP11083667A patent/JP2000272383A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007136026A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Reiko Nishiwaki | 車椅子乗降装置 |
EP3231692A1 (de) * | 2016-04-13 | 2017-10-18 | MAN Truck & Bus AG | Verfahren und vorrichtung zur auswahl und automatischen einstellung einer innenraumkonfiguration eines fahrerhauses eines nutzfahrzeugs |
EP3613658A1 (de) * | 2016-04-13 | 2020-02-26 | MAN Truck & Bus SE | Verfahren und vorrichtung zur auswahl und automatischen einstellung einer innenraumkonfiguration eines fahrerhauses eines nutzfahrzeugs |
CN116176376A (zh) * | 2023-03-17 | 2023-05-30 | 扬州市高升机械有限公司 | 一种工程车座椅 |
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