JP5104161B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

この発明は、シート本体をドア開口部側に回転させ、さらに車室外側へ移動させることにより乗員が車両への乗降を楽に行えるようにしたいわゆる福祉車両用のシートとして好適な車両用シートに関する。
この種の車両用シートに関する技術が例えば下記の特許文献1に示されている。この従来の車両用シートは、シートベルトを取り付けたシート本体と、これを車両フロアに対して車両前後方向に移動させる前後スライド機構との間に、シート本体を車両前向きの乗車位置とドア開口部側を向いた横向き位置との間で約90度水平回転させる回転機構を介装した構成を備えている。
また、シート本体と回転機構との間には、昇降スライド機構と昇降アームを備えて、シート本体を横向き位置にした状態でドア開口部を経て車室外側に前進させつつ路面に近い高さまで下降させ、逆に車室内側に後退させつつ車両フロアの高さまで上昇させる昇降機構が介装されている。
さらに、シート本体と昇降機構との間には、シート本体を上記昇降機構の昇降スライド機構とは独立してシート本体を水平移動させる外スライド機構が設置されている。
このようにシート本体が回転機構及び昇降機構等を介して車両フロアに支持された構成とした場合には、例えば車両前方衝突時等に乗員(着座者)を通じて大きなシートベルト荷重(慣性力)がシート本体に入力される。このため、この種の車両用シートでは、シートベルト荷重を直接的にかつ効率よく車両フロア側で強固に受けて乗員をシート本体に対して確実に拘束することが必要になる。従来、この課題を解決するために、別途ベルト荷重伝達機構を備えた車両用シートが提供されている。
特許文献1に開示された従来のベルト荷重伝達機構は、シート本体の後部に第1荷重伝達部材を設け、回転機構の回転ベースに第2荷重伝達部材を設け、車両フロア上に第3荷重伝達部材を設けて、シート本体に大きなシートベルト荷重が付加された時点で、これら各荷重伝達部材を相互に係合させて、当該シートベルト荷重を各機構を迂回させて車両フロア側で直接かつ強固に受ける構成となっていた。
特開2005−14672号
このように、従来この種の車両用シートにおいてシート本体に大きなシートベルト荷重が付加された場合にこれを車両フロア側で強固に受けて乗員の拘束を確実に行うための技術が提供されていたが、このシートベルト荷重対策とは別にシート本体にいわゆるチャイルドシート(主として幼児用の補助椅子)を取り付けた場合のシート本体の変形に対する対策が十分ではなかったため、これまでは実質的にチャイルドシートを取り付けることができなかった。
一般に、チャイルドシートは、通常の車室内シート(乗降補助のための回転機構等を備えない固定シート)に取り付ける場合には、当該車室内シートのシートクッションフレームの後部左右(シート幅方向)に一定の間隔をおいて設けた取り付け用のアンカに補助シート取り付けベルト等を引き掛けて取り付ける構成となっている。
係るチャイルドシートの取り付け形態を、シート本体の回転機能等を備えた車両用シートに適用した場合において、シートホルダ200に対するシート本体250のシートクッションフレーム210の結合状態の概略が図12及び図13に示されている。
このシートホルダ200は、シート前後方向に沿った相互に平行な左右一対の縦フレーム201,201と、シート幅方向に沿った相互に平行な前後一対の横フレーム202,203を備えている。一方、シート本体250のシートクッションフレーム210は、左右一対のサイドフレーム204,204を備えている。両サイドフレーム204,204の後部間に1本のアンカフレーム205が掛け渡し状態に固定されている。このアンカフレーム205に、前記したチャイルドシート取り付け用のアンカ206,206が取り付けられている。
シートホルダ200の前後の横フレーム202,203のそれぞれの端部間に跨ってサイドフレーム204が取り付けられて、シートクッションフレーム210がシートホルダ200に結合され、これによりシート本体250がシートホルダ200に支持されている。
このように設けたアンカ206,206を用いてチャイルドシートを取り付けた場合に、車両前方衝突等によりチャイルドシートに付加される大きな慣性力(以下、「補助シート荷重」という)に対してなんら対策を施さない場合には、当該補助シート荷重が図13中破線の矢印で示すようにアンカ206,206→アンカフレーム205→サイドフレーム204,204の経路を経て後ろ側の横フレーム203の左右両端部に対して図13中白抜きの矢印で示す上方への大きな曲げモーメントMとして付加される。当該後ろ側の横フレーム203の左右両側部は、片持ち支持状態であることも相まって上方への大きな曲げモーメントM,Mに対して変形しやすく、その結果、車両前突時等の乗員の拘束が十分になされないおそれがあるために、従来はこの種の車両用シートにチャイルドシートを取り付けることが実質的にできなかった。
そこで、本発明は、従来の回転機構や昇降機構を備えた車両用シートにチャイルドシートを取り付けた場合に、車両前突等により当該チャイルドシートに大きな補助シート荷重が付加された場合にもこれを強固に受け止めてシートホルダの変形を抑制し、これにより乗員の拘束を確実に行うことができる結果、当該チャイルドシート等の補助シートをシート本体に取り付け可能とした車両用シートを提供することを目的とする。
上記の課題は、以下の各発明により解決される。
第1の発明は、車両フロアに対してシート本体を水平回転させる回転機構と、この回転機構とシート本体との間に介装されて、シート本体を車両室内外間で移動させつつ昇降させる昇降機構と、この昇降機構の先端に設けられてシート本体を支持するシートホルダを備えた車両シートであって、シート本体は、シートバックとシートクッションを備え、シートクッションのシートクッションフレームは、左右一対のサイドフレームと両サイドフレーム間に跨って設けられたアンカフレームを備え、このアンカフレームに補助シート取り付け用のアンカが設けられており、アンカフレームを補強フレームによりシートホルダに対して直接結合して、アンカを経てアンカフレームに付加される上方への外力に対してアンカフレームの上方への変位を規制するとともに、シートホルダの後部を昇降機構に係合させてこの後部の上方への変位を規制する構成とした車両用シートである。
第1の発明によれば、チャイルドシート等の補助シートに乗員が拘束ベルトで拘束され、この補助シートが例えば補助シート取り付けベルトでシート本体に取り付けられた状態で、車両前方衝突等により乗員を経て補助シートに上方への大きな慣性力が付加されると、これが補助シート取り付けベルトを経てアンカフレームに前方斜め上方への大きな補助シート荷重として付加される。
しかしながら、請求項1記載の車両用シートによれば、当該アンカフレームが補強フレームによって補助シート荷重に対して補強され、かつシートホルダの後部の上方への変位が昇降機構によって規制された状態となっているため、当該補助シート荷重をシートホルダで強固に受けることができ、これによりこの種の車両用シートにいわゆるチャイルドシート等の補助シートを取り付けることができるようになる。
第2の発明は、第1の発明において、昇降機構は、回転機構により回転する回転ベース上に昇降スライド機構を介して水平方向にスライド可能に支持された昇降支持ベースと、昇降支持ベースに上下に傾動可能に支持され、昇降支持ベースの移動により上下に傾動する昇降アームと、昇降アームの傾動先端側にシートホルダを水平方向にスライド可能に支持する外スライド機構を備え、昇降支持ベースの水平移動に伴って昇降アームを上下に傾動させて、シート本体を車室内外間で移動させつつ着座姿勢を保って昇降させる構成であり、昇降スライド機構のスライド後端位置においてシート本体が外スライド機構のスライド後端位置に至ると、シートホルダの後部が昇降支持ベースの下方に進入してその上方への変位が規制される構成とした車両用シートである。
第2の発明によれば、昇降支持ベースが昇降スライド機構により移動することにより昇降アームが上下動してシート本体がその着座姿勢を保って車室内外間を移動しつつ昇降する。また、昇降スライド機構とは別にシート本体が外スライド機構によって水平方向にスライドする。この外スライド機構によるスライド後端位置にシート本体が至ると、シートホルダの後部が昇降支持ベースの下方に進入してその上方への変位が規制された係合状態となって、当該シートホルダの上方への変位が規制された状態となる。
第3の発明は、第2の発明において、シートホルダは、前後に沿った左右一対の縦フレームと、この左右の縦フレーム間に跨って両端部を左右側方に張り出した状態に固定された前後一対の横フレームを備え、前後の横フレームの端部間に跨って、シートクッションフレームのサイドフレームが結合されて当該シートホルダにシート本体が支持されており、アンカフレームと後ろ側の横フレームとの間を、左右の縦フレーム間において補強フレームで結合した車両用シートである。
第3の発明によれば、アンカフレームが補強フレームを介してシートホルダの後ろ側の横フレームに直接結合されている。この補強フレームは、左右の縦フレーム間において、アンカフレームと横フレームとの間を直接結合している。このため、アンカを経てアンカフレームに付加される上方への大きな補助シート荷重は、後ろ側の横フレームの左右両端部(左右の縦フレームから側方へ張り出す範囲)に付加されるのではなく、そのほとんどが補強フレームを経て後ろ側の横フレームの、左右縦フレーム間の範囲で直接かつ強固に受けられる。このことから、当該補助シート荷重が横フレームの端部に対して上方への曲げモーメントとして付加されることがなく、若しくはこれが大幅に低減されることから、当該横フレームの変形等を生じることなく、補助シート荷重を後ろ側の横フレーム及び左右の縦フレームで強固に受けることができる。
このように、シート本体を回転させる回転機構、シート本体を昇降させる昇降機構等を備える結果として、シートホルダにおいて横フレームが縦フレームから側方へ張り出す状態に設けられた車両用シートについて、補助シートを経てシートクッションフレームに付加される上方への大きな補助シート荷重を、シートホルダ側の横フレームの端部の変形を招くことなく縦フレームで強固に受けることができるので、この種の車両用シートにいわゆるチャイルドシート等の補助シートを取り付けることができるようになる。
第4の発明は、第3の発明において、左右の縦フレームの後部は後ろ側の横フレームから後方へ延びており、昇降スライド機構のスライド後端位置においてシート本体が外スライド機構のスライド後端位置に至ると、縦フレームの後部が昇降支持ベースの下方に進入して該縦フレームの後部の上方への変位が規制される構成とした車両用シートである。
第4の発明によれば、シート本体が外スライド機構のスライド後端位置に至ると、シートホルダの左右の縦フレームの後部がそれぞれ昇降支持ベースの下方に進入してその上方への変位が規制された係合状態となって、当該シートホルダの上方への変位が規制された状態となる。
次に、本発明の実施形態を図1〜図11に基づいて説明する。図1は、以下説明する車両用シート1を車両第2列左側に備えた車両Aを示している。この車両用シート1は、シート本体10を車両前方に向けた車両正面向きの乗車位置(図中実線で示す位置)とドア開口部K側に向けられた横向き位置(図中二点鎖線で示す位置)との間で水平に約90度回転させ、ドア開口部K側に向けた横向き位置でさらに当該ドア開口部Kを経て車室内外間を移動させつつ車室内高さとより路面に近い高さの乗降補助位置との間で昇降させる機能を備えている。
この車両用シート1の詳細が図2〜図5に示されている。この車両シート1は、シート本体10と、シート本体10を車両前後方向にスライドさせる前後スライド機構20と、シート本体10を車両正面向きの乗車位置とドア開口部K側を向いた横向き位置との間の約90度の範囲で水平回転させる回転機構30と、シート本体10をドア開口部Kを経て車室外側(図2において左側)に移動させつつ路面に近い高さまで下降させる昇降機構80と、昇降機構80とは独立してシート本体10を水平移動させる外スライド機構50を備えている。
シート本体10は、シートクッション11とシートバック12を備えている。このシート本体10には子供用の補助シートとしていわゆるチャイルドシートCを取り付けることができるようになっている。図9にはこのチャイルドシートCを取り付けたシート本体10が単独で示され、図10及び図11にはシートクッション11のシートクッションフレーム11dと、シートホルダ150との結合状態が示されている。この結合状態を経て、当該シート本体10がシートホルダ150に支持されている。シートホルダ150の詳細については後述する。
シートクッションフレーム11dは、左右一対のサイドフレーム11a,11aを備えている。この両サイドフレーム11a,11aの後部間に跨って1本のアンカフレーム11bが取り付けられている。このアンカフレーム11bに左右一つのアンカ11c,11cが設けられている。この両アンカ11c,11cがチャイルドシートCの取り付けに用いられる。図9に示すように両アンカ11c,11cに対してチャイルドシートC側の取り付けベルトCB,CBを引き掛けることにより当該チャイルドシートCがシート本体10のシートクッション11上に取り付けられる。図示は省略されているが、当該チャイルドシートCは独自の拘束ベルトを備えており、この拘束ベルトによって乗員がチャイルドシートC上に拘束される。以上の点は従来と同様であり、本実施形態において特に変更を要しない。
このシート本体10は、車両フロアF上に設置した前後スライド機構20により車両前後方向(図2において紙面に直交する方向)へ一定の範囲で移動可能となっている。この前後スライド機構20は、車両フロアFに固定したユニットベース21上に設置されている。
この前後スライド機構20は、ユニットベース21上に車両前後方向に沿って相互に平行に固定したスライドレール22,22と、このスライドレール22,22を介して車両前後方向に移動可能に支持された前後スライドベース23と、この前後スライドベース23とユニットベース21との間に介装された駆動機構24を備えている。駆動機構24は、前後スライドモータ24aとこれにより軸回りに回転するねじ軸24bとこれに噛み合わされたナット24cを備えている。前後スライドモータ24aはユニットベース21上に設置され、ねじ軸24bはユニットベース21上にその軸回りに回転可能に支持され、ナット24cは前後スライドベース23の下面に固定されている。このため、前後スライドモータ24aが起動するとねじ軸24bがその軸回りに回転し、これによりナット24cがねじ軸24bに沿って移動することにより前後スライドベース23が車両前後方向に一定の範囲で水平移動する。
次に、回転機構30は、前後スライドベース23の上面に設置されている。この回転機構30は、相互に同軸で回転可能に組み合わされた外輪30aと内輪30bを有する回転盤31を主体とするもので、外輪30aが前後スライドベース23の上面に固定され、内輪30bが回転ベース35の下面に固定されている。また、回転ベース35の下面には回転モータ32が取り付けられている。この回転モータ32の出力ギヤ32aは、外輪30aの外周面に設けたギヤ部31cに噛み合わされている。この回転モータ32が起動すると、回転ベース35およびその上面に設置された昇降機構80、外スライド機構50およびシート本体10が一体で回転する。
昇降機構80は、ドア開口部K側へ向けた状態のシート本体10を車幅方向(図2において左右方向)に移動させつつフロアFよりも高い位置(車室内における着座高さ)とこれよりも低くより路面に近い高さとの間で昇降させる機能を有している。この昇降機構80は、上記回転ベース35の上面に設置した昇降スライド機構40によりシート前後方向に移動する昇降支持ベース41と、この昇降支持ベース41の左右両側部に上下に傾動可能に支持された左右一対の四節リンク機構44,44を備えている。
昇降スライド機構40およびこれによりスライドする昇降支持ベース41の詳細が図2および図7に示されている。図示するように、昇降支持ベース41は、上記回転ベース35の両端縁に沿って相互に平行に取り付けた左右一対の直動案内機構42,42を介してスライド可能に支持されている。両直動案内機構42,42は、それぞれ1本の直動レール42aと、この直動レール42aにがたつきなくスムーズにスライド可能に組み付けられた二つのスライドブロック42b,42bを備えている。両直動レール42a,42aが回転ベース35側に取り付けられ、スライドブロック42b〜42bが昇降支持ベース41側に取り付けられている。
また、昇降支持ベース41と回転ベース35との間に、上記駆動装置70が設けられている。この駆動装置70によって昇降支持ベース41が回転ベース35に対してシート前後方向に移動する。この駆動装置70は、駆動モータ71とねじ軸72とナット73を備えている。駆動モータ71は、モータ本体71aとこのモータ本体71aの出力を減速するための減速装置71bを備えている。減速装置71bの入力側にモータ本体71aが連結され、出力側にねじ軸72が連結されている。ねじ軸72に噛み合わされたナット73は、昇降支持ベース41の下面に固定されている。
この駆動装置70によれば、駆動モータ71を起動してねじ軸72を回転させることにより、昇降支持ベース41をドア開口部Kから離間した後退位置(図3および図4に示す位置)とドア開口部Kに接近した前進位置(図5に示す位置)との間で移動させることができる。
この昇降支持ベース41の両側部に、左右一対の四節リンク機構44,44が設けられている。この両四節リンク機構44,44は、それぞれ2枚構造の内側昇降アーム44aと1枚構造の外側昇降アーム44bを備えている。両昇降アーム44a,44bの一端側は、それぞれ昇降支持ベース41の側部に支軸44c,44dを介して上下方向に回動可能に支持されている。図3〜図5に示すようにこの両支軸44c,44dは、シート本体10の前後方向にずれている。
両昇降アーム44a,44bの他端側は、昇降ベース45の側部に支軸44e,44fを介してそれぞれ上下に回動可能に連結されている。図示するようにこの両支軸44e,44fもシート本体10の前後方向(図8では左右方向)にずれている。
また、図2に示すように内側昇降アーム44aと外側昇降アーム44bは、相互に干渉しないようにシート本体10の幅方向(両昇降アーム44a,44bの板厚方向)に相互にずれて支持されている。
両昇降アーム44a,44bが上下に傾動することにより昇降ベース45が車幅方向に移動しつつ上下に変位し、これによりシート本体10が車幅方向に移動しつつ昇降する。昇降ベース45およびシート本体10は、その前後左右に傾くことなく常時一定の着座姿勢を保持しつつ変位するように、両昇降アーム44a,44bの長さおよび支軸44c,44d,44e,44f間の距離が適切に設定されている(四節平行リンク機構)。
左右の内側昇降アーム44a,44aには、それぞれ1個のガイドローラ46が設けられている。両ガイドローラ46は、それぞれ2枚構造の内側昇降アーム44aに両端支持状態で支持された支軸に回転自在に支持されている。この左右のガイドローラ46,46は、回転ベース35の両側部に沿って取り付けたガイドレール47,47の上面にそれぞれ乗せ掛けられて転動可能な状態で支持されている。図6に示すように両ガイドレール47,47の基端側(図6において右端側)からそのほぼ中央に至る範囲の上面は、水平に形成されて水平案内面47aとされている。これに対して、両ガイドレール47,47の先端部側の上面には、それぞれ前側(図6において左側)へ下る方向に傾斜するカム面47bが形成されている。
駆動装置70の作動により昇降支持ベース41がシート前後方向(車幅方向、図2において紙面に直交する方向、図6において左右方向)へ移動すると、左右の内側昇降アーム44a,44aのガイドローラ46,46がそれぞれガイドレール47の上面(水平案内面47a、カム面47b)を転動しつつ上下に変位することにより、左右の四節リンク機構44,44が上下に傾動する。
昇降支持ベース41が車室外側へ移動すると、左右のガイドローラ46,46がそれぞれガイドレール47の水平案内面47a上を転動し、その後カム面47b上に至ると、左右の四節リンク機構44,44がその先端側(シート本体10側)を下方へ変位させる方向に傾動し、これにより昇降ベース45及びシート本体10が車室外側へ移動しつつ車室内高さからより路面に近い高さまで下降する。図5は、昇降支持ベース41がドア開口部K側に最も接近した前進位置に移動することにより、両四節リンク機構44,44が最も下方まで傾動し、これによりシート本体10が最も車室外側へ移動し、かつ最も低い位置(路面に近い高さ)まで下降した状態を示している。
逆に、昇降支持ベース41が車室外側から車室内側へ移動すると、左右のガイドローラ46,46がそれぞれガイドレール47のカム面47b上から水平案内面47a上を転動して上方へ変位し、これにより左右の四節リンク機構44,44が上方へ傾動して昇降ベース45及びシート本体10が車室内側へ移動しつつ上昇する。図4は、昇降支持ベース41がドア開口部Kから車室内側へ最も離間した後退位置まで移動して、両四節リンク機構44,44がほぼ水平位置まで戻され、これによりシート本体10が上昇端に戻された状態を示している。
以上のように構成された昇降機構80により、シート本体10が車幅方向へ移動しつつ昇降する。
次に、図2および図8に示すように昇降ベース45の上面側には、外スライド機構50を介してシート本体10が支持されている。この外スライド機構50によってシート本体10は昇降ベース45に対してシート前後方向(車幅方向)へスライド可能に支持されている。
この外スライド機構50は、昇降ベース45に対してスライドする外スライドベース51を備えている。この外スライドベース51の上面にシート本体10が支持されている。具体的には、後述するようにシートホルダ150の左右の縦フレーム151,152が外スライドベース51の上面に固定されている。
外スライドベース51は、左右一対の直動案内機構74,74を介して昇降ベース45上にスライド可能に支持されている。両直動案内機構74,74は、前記昇降スライド機構40の直動案内機構42,42と同様の構成を備えるもので、それぞれ1本の直動レール74aと、この直動レール74aにがたつきなくスムーズにスライド可能に組み付けられた二つのスライドブロック74b,74bを備えている。但し、昇降スライド機構40とは逆に、直動レール74a,74aが外スライドベース51側に取り付けられ、スライドブロック74b〜74bが昇降ベース45側に取り付けられている。
この外スライドベース51のスライド方向は、上記昇降支持ベース41と同じくドア開口部K側に向けられた状態のシート本体10についてシート前後方向であり、従って車両Aの車幅方向となる。
また、昇降ベース45と外スライドベース51との間には、駆動モータ52aと、この駆動モータ52aにより回転するねじ軸52bと、このねじ軸52bに噛み合わされたナット52cを有する駆動装置52が設けられている。駆動モータ52aは外スライドベース51の下面に取り付けられている。また、駆動モータ52aの出力側に連結されたねじ軸52bは、外スライドベース51の下面に沿ってその軸回りに回転可能に支持されている。一方、ナット52cは、昇降ベース45の上面に固定されている。
シート本体10がドア開口部K側に向けられた状態で、駆動モータ52aが起動してねじ軸52bがその軸回りに回転すると、当該ねじ軸52bがナット52cとの噛み合い作用によりその軸方向へ移動し、これにより外スライドベース51及びこれに支持されたシート本体10が昇降ベース45に対して車幅方向へ移動する。上記外スライドベース51、駆動装置52および左右の直動案内機構74,74等により外スライド機構50が構成されている。
後述するように外スライド機構50の作動によってシート本体10が昇降ベース45に対して車室外側へ前進すると、シートホルダ150の左右の縦フレーム151,152の後部151a,152aが昇降支持ベース41の下側から離脱される。シートホルダ150の詳細については後述する。
このようにシート本体10は、昇降機構80と外スライド機構50により2段階で車幅方向に移動する。但し、外スライド機構50によるシート本体10の移動は車幅方向の水平移動であって上下には変位しない。これに対して、昇降機構80によるシート本体10の移動は、前述したように車幅方向の移動に加えて上下方向の移動を伴い、結果的にシート本体10は上側に膨らんだ円弧形状の軌跡に沿って移動する。すなわち、昇降支持ベース41を図4に示す車室内側の後退位置から図5に示す車室外側の前進位置へ移動させたときは、図示するように両四節リンク機構44,44が車室外側へ移動しつつ下方(その先端側を下方へ変位させる方向)に回動し、これにより昇降ベース45ひいてはシート本体10が円弧状の軌跡に沿って下降する。逆に、昇降支持ベース41を前進位置から後退位置へ移動させたときは、両四節リンク機構44,44が車室内側へ移動しつつ上方(その先端側を上方へ変位させる方向)へ回動し、これによりシート本体10が円弧状の軌跡に沿って上昇しつつ車室内側に戻される。
次に、本実施形態におけるシートホルダ150は、左右一対の縦フレーム151,152と前後一対の横フレーム153,154を備えている。両縦フレーム151,152は、シート前後方向に沿って相互に平行に固定されている。この両縦フレーム151,152が外スライドベース51の上面に固定されて、当該シートホルダ150が外スライドベース51上に取り付けられている。この両縦フレーム151,152の上面に跨って前後2本の横フレーム153,154が前後に一定の間隔をおいて固定されている。なお、前後左右の方向については、当該シート本体10に着座した乗員を基準とする。
図10及び図11に示すように前後の横フレーム153,154の端部間に、シートクッションフレーム11dの左右のサイドフレーム11a,11aがそれぞれ前後に跨った状態で取り付けられて、シートクッションフレーム11dひいてはシート本体10がシートホルダ150上(外スライド機構50側)に支持されている。
シートホルダ150に対するシートクッションフレーム11dの結合状態において、アンカフレーム11bは、シートホルダ150の後ろ側の横フレーム154の上方において当該横フレーム154と平行に配置されている。このアンカフレーム11bと後ろ側の横フレーム154との間は、2つの補強フレーム160,161によって直接結合されている。図示するように両補強フレーム160,161は、左右方向(シート本体10の幅方向)の位置について、左右の縦フレーム151,152間の範囲においてアンカフレーム11bと横フレーム154との間を上下に掛け渡し状に取り付けられている。両アンカ11c,11cは、それぞれ両補強フレーム160,161の外側(アンカフレーム11bの先端側)の位置に設けられている。
このように、アンカフレーム11bと後ろ側の横フレーム154が二つの補強フレーム160,161で直接結合されていることから、アンカ11c,11cを経てアンカフレーム11bに付加される上方への大きな補助シート荷重が付加された場合であっても、図11中破線の矢印で示すようにこれが両補強フレーム160,161を経て直接後ろ側の横フレーム154で強固に受けられるのであり、サイドフレーム11a,11aを経て当該後ろ側の横フレーム154の端部に上方への曲げモーメントMとして付加されることが大幅に低減され、若しくはほとんど付加されないようにすることができる。このため、特に後ろ側の横フレーム154の変形を抑制し、車両前方衝突時等の上方への大きな補助シート荷重を当該シートホルダ150で強固に受けて乗員の確実な拘束を行うことができる。
また、外スライド機構50によりシート本体10が車室内側の後退端に位置する状態では、左右の縦フレーム151,152の後部151a,152aが昇降支持ベース41の下側に進入した状態となる。これによっても、当該両縦フレーム151,152ひいてはシート本体10の上方への変位が規制されることによってチャイルドシートC等の補助シートに付加される上方への大きな外力が昇降機構80側で強固に受けられ、その結果チャイルドシートC及びシート本体10の変位が規制されて乗員の拘束が確実になされる。
以上のように構成した本実施形態の車両用シート1によれば、シート本体10にいわゆるチャイルドシートC等の補助シートを取り付けることができるようになっている。シート本体10のシートクッションフレーム11dは、左右のサイドフレーム11a,11aの後部間にアンカフレーム11bを備え、このアンカフレーム11bに左右一対のアンカ11c,11cを備えている。この左右一対のアンカ11c,11cにそれぞれチャイルドシートCの取り付けベルトCBを引き掛けることにより当該チャイルドシートCをシートクッション11上に取り付けることができる。
シートクッションフレーム11dのアンカフレーム11bと、シートホルダ150の後ろ側の横フレーム154との間は、補強フレーム160,161によって直接結合されている。この両補強フレーム160,161は、左右の縦フレーム151,152間においてアンカフレーム11bと横フレーム154とを結合している。このため、車両前方衝突等によりチャイルドシートCに前方斜め上向きの大きな補助シート荷重(慣性力)が付加され、これによりアンカフレーム11bに上向きの大きな荷重が付加された場合であっても、両補強フレーム160,161を介してこれを左右の縦フレーム151,152間において横フレーム154で直接受けることができる。このことから、従来のように後ろ側の横フレーム154の左右両端部に付加される曲げモーメントMを大幅に低減し、若しくはほぼ付加されない状態とすることができることから、当該横フレーム154の変形をほとんどなくすことができ、これによりチャイルドシートCに着座した乗員を拘束を確実に行うことができる。
このことから、シート本体10を水平回転可能とし、また車室内外間を移動させつつ昇降させる機能を備えた車両用シートにおいて、シート本体10に付加された大きなシートベルト荷重を車両フロアF側で直接かつ強固に受けるためのベルト荷重伝達機構に加えて、シートクッションフレーム11dのアンカフレーム11bを補強フレーム160,161を介してシートホルダ150側の横フレーム154に直接結合した構成としたことにより、この種の車両用シート1にチャイルドシートC等の補助シートを取り付けることができるようになる。
また、例示した車両用シート1によれば、シート本体10が外スライド機構50の後退端位置に至ると、シートホルダ150の左右の縦フレーム151,152の後部151a,152aが昇降支持ベース41の下側に進入することから、チャイルドシートCに上方への大きな補助シート荷重が付加された場合に、四節リンク機構44,44等を迂回して当該補助シート荷重を昇降支持ベース41側で直接受けることができ、この点でシートホルダ150ひいてはシート本体10の変位をより確実に規制することができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えて実施することができる。例えば、前後スライド機構20、回転機構30、昇降スライド機構40、外スライド機構50について、それぞれ駆動モータ24a,32,71,52aを駆動源として作動する構成(電動式)を例示したが、これら特別の駆動源を有しない手動式の場合にも、シートホルダ150について同様の補強フレーム160,161を用いることによりチャイルドシートC等の補助シートを取り付け可能とすることができる。
また、車両Aの第2列左側に適用した車両用シート1を例示したが、第2列右側、助手席、あるいは第3列席等その他のポジションのシートに適用することができる。
本願発明の実施形態に係る車両用シートを助手席に適用した車両の平面図である。 車両用シートを車両後ろ側(図1中矢印(2)方向、以下同じ)から見た図である。本図は、シート本体が車両正面向きの着座位置に位置する状態を示している。 車両用シートを車両後ろ側から見た図である。本図は、シート本体がドア開口部側に向けられた状態を示している。 車両用シートを車両後ろ側から見た図である。本図は、シート本体が外スライド機構により車室外側にスライドした状態を示している。 車両用シートを車両後ろ側から見た図である。本図は、シート本体が昇降機構により車室外側へ移動し、かつ路面に近い高さまで下降した状態を示している。 シート本体及びこれを支持する昇降機構等の側面図である。本図は、図3と同じ段階を示している。 昇降機構および昇降スライド機構の側面図である。 外スライド機構およびシート本体の側面図である。 本発明の実施形態に係る車両用シートのシート本体の正面図である。本図では、シートクッション上に取り付けたチャイルドシートが二点鎖線で示され、シートクッションフレーム及びシートホルダが破線で示されている。 本発明の実施形態に係る車両用シートにおいて、シートクッションフレームとシートホルダの結合状態の斜視図である。本図では、シートクッション及びシートバックが二点鎖線で示されている。 図10の(11)-(11)線断面矢視図であって、本発明の実施形態に係るシートホルダの縦断面図である。本図において、破線の矢印は、チャイルドシートを経て付加された荷重の伝達経路を示している。 従来のシートホルダを備えたシート本体の斜視図である。 図12の(13)-(13)線断面矢視図であって、従来のシートホルダの縦断面図である。本図でも、荷重の伝達経路が破線の矢印で示されている。
符号の説明
A…車両
K…ドア開口部
C…チャイルドシート(補助シート)
CB…取り付けベルト
1…車両用シート
10…シート本体
11…シートクッション
11a…サイドフレーム
11b…アンカフレーム
11c…アンカ
11d…シートクッションフレーム
20…前後スライド機構
23…前後スライドベース
30…回転機構
31…回転ベース
40…昇降スライド機構
41…昇降支持ベース
44…四節リンク機構
50…外スライド機構
70…駆動装置
80…昇降機構
90…シートベルト
100…回転ロック用フック
101…前後スライドロック用フック
110…回転係合部
120…前後スライド係合部
130…外スライド係合部
140…外スライドロック用フック
150…シートホルダ
151,152…縦フレーム
153,154…横フレーム
160,161…補強フレーム
200…シートホルダ(従来)

Claims (2)

  1. 車両フロアに対してシート本体を水平回転させる回転機構と、該回転機構と前記シート本体との間に介装されて、前記シート本体を車両室内外間で移動させつつ昇降させる昇降機構と、該昇降機構の先端に設けられて前記シート本体を支持するシートホルダを備え、前記昇降機構は、前記回転機構により回転する回転ベース上に昇降スライド機構を介して水平方向にスライド可能に支持された昇降支持ベースと、該昇降支持ベースに上下に傾動可能に支持され、該昇降支持ベースの移動により上下に傾動する昇降アームと、該昇降アームの傾動先端側に前記シートホルダを水平方向にスライド可能に支持する外スライド機構を備え、前記昇降支持ベースの水平移動に伴って前記昇降アームを上下に傾動させて、前記シート本体を車室内外間で移動させつつ着座姿勢を保って昇降させる構成を備え、前記シート本体は、シートバックとシートクッションを備え、該シートクッションのシートクッションフレームは、左右一対のサイドフレームと該両サイドフレーム間に跨って設けられたアンカフレームを備え、該アンカフレームに補助シート取り付け用のアンカが設けられた車両用シートであって、
    前記シートホルダは、前後に沿った左右一対の縦フレームと、該左右の縦フレーム間に跨って両端部を左右側方に張り出した状態に固定された前後一対の横フレームを備え、該前後の横フレームの端部間に跨って、前記シートクッションフレームのサイドフレームが結合されて当該シートホルダに前記シート本体が支持されており、前記アンカフレームと前記後ろ側の横フレームとの間を、前記左右の縦フレーム間において前記補強フレームで結合した構成とされ、
    前記アンカフレームを補強フレームにより前記シートホルダに対して直接結合して、前記アンカを経て前記アンカフレームに付加される上方への外力に対して該アンカフレームの上方への変位を規制するとともに、
    前記昇降スライド機構のスライド後端位置において前記シート本体が前記外スライド機構のスライド後端位置に至ると、前記シートホルダの後部が前記昇降支持ベースの下方に進入してその上方への変位が規制される構成とした車両用シート。
  2. 請求項記載の車両用シートであって、
    前記左右の縦フレームの後部は前記後ろ側の横フレームから後方へ延びており、前記昇降スライド機構のスライド後端位置において前記シート本体が前記外スライド機構のスライド後端位置に至ると、前記縦フレームの後部が前記昇降支持ベースの下方に進入して該縦フレームの後部の上方への変位が規制される構成とした車両用シート。
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