JP2000266329A - 廃棄物処理装置 - Google Patents
廃棄物処理装置Info
- Publication number
- JP2000266329A JP2000266329A JP11068410A JP6841099A JP2000266329A JP 2000266329 A JP2000266329 A JP 2000266329A JP 11068410 A JP11068410 A JP 11068410A JP 6841099 A JP6841099 A JP 6841099A JP 2000266329 A JP2000266329 A JP 2000266329A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- waste
- gas
- combustion
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Incineration Of Waste (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃棄物を燃焼、又は、蒸し焼きにしたときに
発生するガスを完全燃焼させ、異臭の発生を防止する。 【解決手段】 廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにするガス発生室12と、このガス発生室12
に連通管33を介して接続され燃焼手段37を備えたガ
ス燃焼室30とを有する廃棄物処理装置においては、廃
棄物から発生するガスを完全燃焼させるには、助燃空気
の量を適性量にする必要があるので、ガス燃焼室30へ
の助燃空気として外気を取り込む給気口16aからガス
発生室12の周りを囲む余熱部14を経てガス燃焼室3
0へと通じる給気通路を形成し、廃棄物の処理過程を複
数段階(例えば水分蒸発・燃焼安定・冷却の三段階)に
分け、風量切替手段によって、各段階における適正量に
助燃空気の量を調節する。これにより、廃棄物の処理の
進行状況に合った量の助燃空気を取り込み、助燃空気が
足りなかったり多すぎたりしないようにする。
発生するガスを完全燃焼させ、異臭の発生を防止する。 【解決手段】 廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにするガス発生室12と、このガス発生室12
に連通管33を介して接続され燃焼手段37を備えたガ
ス燃焼室30とを有する廃棄物処理装置においては、廃
棄物から発生するガスを完全燃焼させるには、助燃空気
の量を適性量にする必要があるので、ガス燃焼室30へ
の助燃空気として外気を取り込む給気口16aからガス
発生室12の周りを囲む余熱部14を経てガス燃焼室3
0へと通じる給気通路を形成し、廃棄物の処理過程を複
数段階(例えば水分蒸発・燃焼安定・冷却の三段階)に
分け、風量切替手段によって、各段階における適正量に
助燃空気の量を調節する。これにより、廃棄物の処理の
進行状況に合った量の助燃空気を取り込み、助燃空気が
足りなかったり多すぎたりしないようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにして減量処理する廃棄物処理装置に関する。
蒸し焼きにして減量処理する廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物の処理方法としては、廃棄
物を蒸し焼きにして炭化させ、廃棄物を蒸し焼きにした
ときに発生するガスを燃焼させるようにした廃棄物処理
装置が提案されており、例えば、特開平7−28023
6号公報に記載されたものが知られている。
物を蒸し焼きにして炭化させ、廃棄物を蒸し焼きにした
ときに発生するガスを燃焼させるようにした廃棄物処理
装置が提案されており、例えば、特開平7−28023
6号公報に記載されたものが知られている。
【0003】この特許公開公報に記載されたものやこれ
に類する廃棄物処理装置は一次燃焼室と二次燃焼室とを
有している。一次燃焼室は、ガス発生室とこのガス発生
室を囲む加熱室とからなる二重構造になっている。廃棄
物は、ガス発生室に収納され、加熱室が加熱されること
により蒸焼にされ、ガスを発して炭化する。ガス発生室
で廃棄物から発生したガスは、二次燃焼室で燃焼され、
ここで完全に燃焼されると、無臭になる。
に類する廃棄物処理装置は一次燃焼室と二次燃焼室とを
有している。一次燃焼室は、ガス発生室とこのガス発生
室を囲む加熱室とからなる二重構造になっている。廃棄
物は、ガス発生室に収納され、加熱室が加熱されること
により蒸焼にされ、ガスを発して炭化する。ガス発生室
で廃棄物から発生したガスは、二次燃焼室で燃焼され、
ここで完全に燃焼されると、無臭になる。
【0004】ここで、加熱室及び二次燃焼室には、加熱
手段及び燃焼手段として、バーナー等が設けられてい
る。これらのバーナーは、燃料を燃焼させる酸素を得る
ために外気を取り込むファンを備えている。これらのフ
ァンは、バーナーの点火・消火に連動してON・OFF
される。また、これらのバーナーが備えるファンが取り
込む単位時間あたりの空気の量は一定である。
手段及び燃焼手段として、バーナー等が設けられてい
る。これらのバーナーは、燃料を燃焼させる酸素を得る
ために外気を取り込むファンを備えている。これらのフ
ァンは、バーナーの点火・消火に連動してON・OFF
される。また、これらのバーナーが備えるファンが取り
込む単位時間あたりの空気の量は一定である。
【0005】このような廃棄物処理装置は、生ゴミなど
の水分の多い廃棄物の処理にも用いられる。
の水分の多い廃棄物の処理にも用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】廃棄物の処理過程は、
大まかに分けて、廃棄物の水分が蒸発して乾燥するまで
の第一段階と、乾燥した廃棄物が炭化するまでの第二段
階とに分けられている。各段階で要する空気の量は異な
り、一般に、第一段階では少なく、第二段階では多い。
大まかに分けて、廃棄物の水分が蒸発して乾燥するまで
の第一段階と、乾燥した廃棄物が炭化するまでの第二段
階とに分けられている。各段階で要する空気の量は異な
り、一般に、第一段階では少なく、第二段階では多い。
【0007】しかし、従来の廃棄物処理装置では、廃棄
物処理中に空気を取り入れる手段は、バーナーが備える
ファンのみであって、このファンが取り込む空気の量は
一定である。このため、廃棄物処理中に取り込む空気の
量は、第一段階又は第二段階のいずれか一方の適正量に
合わせるか、両方の適正量を平均した量に合わせられて
いる。
物処理中に空気を取り入れる手段は、バーナーが備える
ファンのみであって、このファンが取り込む空気の量は
一定である。このため、廃棄物処理中に取り込む空気の
量は、第一段階又は第二段階のいずれか一方の適正量に
合わせるか、両方の適正量を平均した量に合わせられて
いる。
【0008】また、廃棄物処理後に廃棄物及び装置内を
冷却する冷却ファンを備えている廃棄物処理装置もある
が、このような廃棄物処理装置でも、冷却ファンは、廃
棄物処理中の空気の取り込みには活用されていない。
冷却する冷却ファンを備えている廃棄物処理装置もある
が、このような廃棄物処理装置でも、冷却ファンは、廃
棄物処理中の空気の取り込みには活用されていない。
【0009】したがって、第一段階で空気が多すぎた
り、第二段階で空気が足りなかったりしてしまう。
り、第二段階で空気が足りなかったりしてしまう。
【0010】第一段階では、廃棄物処理装置が冷えてい
る状態から加熱していくので、取り込まれる空気の量が
過剰であると、余剰の空気で熱が奪われてしまうため、
装置内が温まりにくく、燃料を過剰に消費してしまい時
間もかかるという不都合が生じる。さらに、二次燃焼室
の温度が適正値まで上昇する時間が長くかかると、温度
が上がりきる前に廃棄物から発生したガスが不完全燃焼
のまま排気されてしまい、異臭発生の原因となってしま
う。
る状態から加熱していくので、取り込まれる空気の量が
過剰であると、余剰の空気で熱が奪われてしまうため、
装置内が温まりにくく、燃料を過剰に消費してしまい時
間もかかるという不都合が生じる。さらに、二次燃焼室
の温度が適正値まで上昇する時間が長くかかると、温度
が上がりきる前に廃棄物から発生したガスが不完全燃焼
のまま排気されてしまい、異臭発生の原因となってしま
う。
【0011】第二段階では、廃棄物から発生したガスを
完全燃焼させなければならないが、空気が足りないと、
ガスの燃焼が不完全なまま排気されてしまい、異臭発生
の原因となるという不都合がある。
完全燃焼させなければならないが、空気が足りないと、
ガスの燃焼が不完全なまま排気されてしまい、異臭発生
の原因となるという不都合がある。
【0012】よって、廃棄物の処理を速くし、且つ、異
臭の発生を防ぐためには、装置内に取り込む空気の量
は、廃棄物の処理の進行状況に適するように調節される
のが望ましい。
臭の発生を防ぐためには、装置内に取り込む空気の量
は、廃棄物の処理の進行状況に適するように調節される
のが望ましい。
【0013】本発明は、廃棄物を処理したときに発生し
たガスを完全に燃焼させることができ、異臭の発生を確
実に防止することができる廃棄物処理装置を提供するこ
とを第一の目的とする。
たガスを完全に燃焼させることができ、異臭の発生を確
実に防止することができる廃棄物処理装置を提供するこ
とを第一の目的とする。
【0014】また本発明は、装置内に取り込む空気の量
を廃棄物の処理の進行状況に合わせて調節することを第
二の目的とする。
を廃棄物の処理の進行状況に合わせて調節することを第
二の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の廃
棄物処理装置は、廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又
は蒸し焼きにするガス発生室と、このガス発生室に連通
管を介して接続され燃焼手段を備えたガス燃焼室と、外
気を取り込むことにより前記ガス発生室及び前記ガス燃
焼室を冷却する冷却機構とを有する廃棄物処理装置にお
いて、前記ガス燃焼室への助燃空気として外気を取り込
む給気口から前記ガス発生室の周りを囲む余熱部を経て
前記ガス燃焼室へと通じる給気通路と、前記廃棄物の処
理過程を複数段階に分けた各段階における適正量に前記
助燃空気の量を調節する風量切替手段とを備える。
棄物処理装置は、廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又
は蒸し焼きにするガス発生室と、このガス発生室に連通
管を介して接続され燃焼手段を備えたガス燃焼室と、外
気を取り込むことにより前記ガス発生室及び前記ガス燃
焼室を冷却する冷却機構とを有する廃棄物処理装置にお
いて、前記ガス燃焼室への助燃空気として外気を取り込
む給気口から前記ガス発生室の周りを囲む余熱部を経て
前記ガス燃焼室へと通じる給気通路と、前記廃棄物の処
理過程を複数段階に分けた各段階における適正量に前記
助燃空気の量を調節する風量切替手段とを備える。
【0016】したがって、廃棄物の処理過程を、例え
ば、水分蒸発段階及び燃焼段階、というように複数段階
に分け、各段階で助燃空気の適正量を設定し、風量切替
手段によって、各段階の適正量に合うように、給気口か
ら取り込む助燃空気の量を変えることができる。また、
助燃空気は、余熱部で予熱されてからガス燃焼室へ送り
込まれ、ガス燃焼室の温度を低下させることがない。
ば、水分蒸発段階及び燃焼段階、というように複数段階
に分け、各段階で助燃空気の適正量を設定し、風量切替
手段によって、各段階の適正量に合うように、給気口か
ら取り込む助燃空気の量を変えることができる。また、
助燃空気は、余熱部で予熱されてからガス燃焼室へ送り
込まれ、ガス燃焼室の温度を低下させることがない。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の廃
棄物処理装置であって、前記給気口には給気ファンが設
けられており、前記風量切替手段は、前記給気ファンを
回転駆動させるモータに供給される電力の周波数を切り
替えることによって前記給気ファンの回転数を切り替え
る。
棄物処理装置であって、前記給気口には給気ファンが設
けられており、前記風量切替手段は、前記給気ファンを
回転駆動させるモータに供給される電力の周波数を切り
替えることによって前記給気ファンの回転数を切り替え
る。
【0018】したがって、モータに供給される電力の周
波数を切り替えることによってモータの回転数を切り替
えることができ、モータの回転数を切り替えることによ
って給気ファンの回転数を切り替えることができ、給気
ファンの回転数を切り替えることによって助燃空気の量
を切り替えることができる。
波数を切り替えることによってモータの回転数を切り替
えることができ、モータの回転数を切り替えることによ
って給気ファンの回転数を切り替えることができ、給気
ファンの回転数を切り替えることによって助燃空気の量
を切り替えることができる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の廃棄物処理装置であって、前記風量切替手段は、前
記ガス燃焼室内の気体の温度の経時変化に従って各温度
における適正量に前記助燃空気の量を調節する。
載の廃棄物処理装置であって、前記風量切替手段は、前
記ガス燃焼室内の気体の温度の経時変化に従って各温度
における適正量に前記助燃空気の量を調節する。
【0020】したがって、ガス燃焼室内の気体の温度に
基づいて、廃棄物から発生したガスの処理の進行状況を
推測して助燃空気の量を調節する。
基づいて、廃棄物から発生したガスの処理の進行状況を
推測して助燃空気の量を調節する。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の廃棄物処理装置であって、前記風量切替手段は、前
記ガス燃焼室内の気体の酸素含有率が適正値に保たれる
ように前記助燃空気の量を調節する。
載の廃棄物処理装置であって、前記風量切替手段は、前
記ガス燃焼室内の気体の酸素含有率が適正値に保たれる
ように前記助燃空気の量を調節する。
【0022】したがって、助燃空気が足りなくて廃棄物
から発生するガスが不完全燃焼したり、助燃空気が多す
ぎて装置内の温度がなかなか上昇しなかったりすること
を防止できる。
から発生するガスが不完全燃焼したり、助燃空気が多す
ぎて装置内の温度がなかなか上昇しなかったりすること
を防止できる。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の廃棄物処理装置であって、予め格納された廃棄物の
処理過程のデータに基づいて、前記風量切替手段は、前
記廃棄物の処理時間から推測される前記廃棄物の燃焼状
態に適する量に前記助燃空気の量を調節する。
載の廃棄物処理装置であって、予め格納された廃棄物の
処理過程のデータに基づいて、前記風量切替手段は、前
記廃棄物の処理時間から推測される前記廃棄物の燃焼状
態に適する量に前記助燃空気の量を調節する。
【0024】したがって、予め格納しておくデータとプ
ログラムによって風量切替手段を実現でき、所定時間毎
の測定等を要しないので、簡易な構成で風量切替手段を
実現できる。
ログラムによって風量切替手段を実現でき、所定時間毎
の測定等を要しないので、簡易な構成で風量切替手段を
実現できる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1,2,
3,4又は5記載の廃棄物処理装置であって、前記給気
ファンは、前記冷却機構としての役割を兼ねる。
3,4又は5記載の廃棄物処理装置であって、前記給気
ファンは、前記冷却機構としての役割を兼ねる。
【0026】したがって、従来用いていた冷却ファンを
利用することにより、部品点数を増加させることなく本
発明を実現できる。
利用することにより、部品点数を増加させることなく本
発明を実現できる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の廃棄物処理装置の実施の
一形態について、図1〜図5に基づいて説明する。ま
ず、図1は廃棄物処理装置の外観を示す斜視図であり、
図2は廃棄物処理装置の内部構造を示す縦断正面図であ
り、図3は廃棄物処理装置の内部構造を示す縦断右側面
図である。
一形態について、図1〜図5に基づいて説明する。ま
ず、図1は廃棄物処理装置の外観を示す斜視図であり、
図2は廃棄物処理装置の内部構造を示す縦断正面図であ
り、図3は廃棄物処理装置の内部構造を示す縦断右側面
図である。
【0028】廃棄物処理装置は直方体形状の外ケース1
を有し、その内部に廃棄物を蒸し焼きにするとともにそ
のときに発生するガスを燃焼させる燃焼機構部2(図2
及び図3参照)が収納されている。前記外ケース1の正
面中央には、両開きの投入口扉3が開閉自在に設けられ
ており、その右隣には操作ボックス4が設けられてい
る。この操作ボックス4は、開閉自在な扉5と、この扉
5の内側に位置して各種のスイッチが設けられた操作パ
ネル(図示せず)とを備えている。外ケース1の正面側
であって操作ボックス4の上部には、制御基板などを収
納した制御ボックス6が設けられている。外ケース1の
右側面下部には、蒸し焼きにされて炭化された廃棄物を
取り出す処理物排出扉7が設けられている。
を有し、その内部に廃棄物を蒸し焼きにするとともにそ
のときに発生するガスを燃焼させる燃焼機構部2(図2
及び図3参照)が収納されている。前記外ケース1の正
面中央には、両開きの投入口扉3が開閉自在に設けられ
ており、その右隣には操作ボックス4が設けられてい
る。この操作ボックス4は、開閉自在な扉5と、この扉
5の内側に位置して各種のスイッチが設けられた操作パ
ネル(図示せず)とを備えている。外ケース1の正面側
であって操作ボックス4の上部には、制御基板などを収
納した制御ボックス6が設けられている。外ケース1の
右側面下部には、蒸し焼きにされて炭化された廃棄物を
取り出す処理物排出扉7が設けられている。
【0029】前記燃焼機構部2について詳しく説明す
る。この燃焼機構部2は、図2及び図3に示すように、
下部タンク8と上部タンク9とを有し、下部タンク8内
には内側タンク10が収納されている。内側タンク10
は下部タンク8の片面に片持ち状態で支持されている。
この内側タンク10には、前記投入口扉3に対向して位
置する廃棄物投入口11が形成され、内側タンク10の
内部は廃棄物を収納してこの廃棄物を蒸し焼きにするガ
ス発生室である蒸焼室12とされている。廃棄物投入口
11には開閉扉13が設けられている。
る。この燃焼機構部2は、図2及び図3に示すように、
下部タンク8と上部タンク9とを有し、下部タンク8内
には内側タンク10が収納されている。内側タンク10
は下部タンク8の片面に片持ち状態で支持されている。
この内側タンク10には、前記投入口扉3に対向して位
置する廃棄物投入口11が形成され、内側タンク10の
内部は廃棄物を収納してこの廃棄物を蒸し焼きにするガ
ス発生室である蒸焼室12とされている。廃棄物投入口
11には開閉扉13が設けられている。
【0030】前記下部タンク8の内周面と前記内側タン
ク10の外周面との間には空間が形成されており、この
空間が、前記蒸焼室12を内側タンク10の外側から加
熱する加熱室14とされている。前記下部タンク8に
は、蒸焼用バーナー15と、外気を取り込む給気ファン
16とが設けられている。給気ファン16は、冷却機構
としての役割も果たす。下部タンク8の上部には、装置
を冷却する際に給気ファン16が取り込んだ空気を排気
するための排気弁17が設けられている。
ク10の外周面との間には空間が形成されており、この
空間が、前記蒸焼室12を内側タンク10の外側から加
熱する加熱室14とされている。前記下部タンク8に
は、蒸焼用バーナー15と、外気を取り込む給気ファン
16とが設けられている。給気ファン16は、冷却機構
としての役割も果たす。下部タンク8の上部には、装置
を冷却する際に給気ファン16が取り込んだ空気を排気
するための排気弁17が設けられている。
【0031】前記蒸焼室12内には、この蒸焼室12内
に収納した廃棄物を撹拌するための撹拌体18が回転自
在に設けられている。この撹拌体18は、図4に示すよ
うに、三角形状に形成された一対の支持板19と、これ
らの支持板19を連結する三本の撹拌棒20とから構成
されている。一方の支持板19の中心部には支軸21が
固定され、この支軸21が前記内側タンク10の一端を
閉止する端板22に軸受23を介して保持されている。
前記端板22から突出した前記支軸21の先端部にはス
プロケット24が固定され、このスプロケット24と撹
拌モータ25のモータ軸に固定されたスプロケット26
との間にチェーン27が懸け渡されている。前記端板2
2の下部には、開閉蓋28を備えた取出口29が設けら
れ、この取出口29は前記処理物排出扉7に対向して位
置している。
に収納した廃棄物を撹拌するための撹拌体18が回転自
在に設けられている。この撹拌体18は、図4に示すよ
うに、三角形状に形成された一対の支持板19と、これ
らの支持板19を連結する三本の撹拌棒20とから構成
されている。一方の支持板19の中心部には支軸21が
固定され、この支軸21が前記内側タンク10の一端を
閉止する端板22に軸受23を介して保持されている。
前記端板22から突出した前記支軸21の先端部にはス
プロケット24が固定され、このスプロケット24と撹
拌モータ25のモータ軸に固定されたスプロケット26
との間にチェーン27が懸け渡されている。前記端板2
2の下部には、開閉蓋28を備えた取出口29が設けら
れ、この取出口29は前記処理物排出扉7に対向して位
置している。
【0032】前記上部タンク9内にはガス燃焼室30が
形成され、このガス燃焼室30の内周面には断熱材31
が設けられている。前記下部タンク8と前記上部タンク
9とは外管32により連結され、この外管32により前
記加熱室14と前記ガス燃焼室30とが連通されてい
る。前記外管32内には前記内側タンク10から立ち上
げられた連通管である内管33が配置されており、この
内管33により前記蒸焼室12と前記ガス燃焼室30と
が連通され、蒸焼室12内で廃棄物を蒸し焼きにするこ
とに伴って発生したガスがこの内管33内を通ってガス
燃焼室30内に流入する。
形成され、このガス燃焼室30の内周面には断熱材31
が設けられている。前記下部タンク8と前記上部タンク
9とは外管32により連結され、この外管32により前
記加熱室14と前記ガス燃焼室30とが連通されてい
る。前記外管32内には前記内側タンク10から立ち上
げられた連通管である内管33が配置されており、この
内管33により前記蒸焼室12と前記ガス燃焼室30と
が連通され、蒸焼室12内で廃棄物を蒸し焼きにするこ
とに伴って発生したガスがこの内管33内を通ってガス
燃焼室30内に流入する。
【0033】前記ガス燃焼室30内には、燃焼空間30
aと緩衝空間30bとが形成されている。前記燃焼空間
30aは、前記外管32と前記内管33とが連通された
領域であり、ガス燃焼室30内の底面部から天井付近ま
で延出したスリーブ36により囲まれている。この燃焼
空間30aの容積は前記緩衝空間30bの容積に比べて
小さく形成されている。また、このスリーブ36の外周
部には燃焼手段である燃焼用バーナー37が対向して配
置され、この燃焼用バーナー37からの熱と前記外管3
2内を通って流入する前記蒸焼用バーナー15からの熱
とにより、前記燃焼空間30a内の温度が約900℃に
上昇する。
aと緩衝空間30bとが形成されている。前記燃焼空間
30aは、前記外管32と前記内管33とが連通された
領域であり、ガス燃焼室30内の底面部から天井付近ま
で延出したスリーブ36により囲まれている。この燃焼
空間30aの容積は前記緩衝空間30bの容積に比べて
小さく形成されている。また、このスリーブ36の外周
部には燃焼手段である燃焼用バーナー37が対向して配
置され、この燃焼用バーナー37からの熱と前記外管3
2内を通って流入する前記蒸焼用バーナー15からの熱
とにより、前記燃焼空間30a内の温度が約900℃に
上昇する。
【0034】上部タンク9の上部には、緩衝空間30b
と大気中とを連通する排気口である排気塔38が形成さ
れている。前記緩衝空間30b内には、上部タンク9の
内周面から互い違いに相反する方向へ互い違いに突出し
た隔壁39が設けられている。そして、緩衝空間30b
内には、これらの隔壁39により仕切られ、前記燃焼空
間30aを通過したガスが前記排気塔38に至るまでの
時間が少なくとも2秒間かかるようにした流路40が形
成されている。また、ガス燃焼室30の内周面に断熱材
31を設けることにより、この流路40を流れるガスの
温度が約900℃に維持されている。
と大気中とを連通する排気口である排気塔38が形成さ
れている。前記緩衝空間30b内には、上部タンク9の
内周面から互い違いに相反する方向へ互い違いに突出し
た隔壁39が設けられている。そして、緩衝空間30b
内には、これらの隔壁39により仕切られ、前記燃焼空
間30aを通過したガスが前記排気塔38に至るまでの
時間が少なくとも2秒間かかるようにした流路40が形
成されている。また、ガス燃焼室30の内周面に断熱材
31を設けることにより、この流路40を流れるガスの
温度が約900℃に維持されている。
【0035】前記外ケース1の上面部には、前記排気塔
38の上方を覆う排気塔屋根41が設けられている。こ
の排気塔屋根41は、屋根部42と側壁部43とから形
成され、側壁部43には、排気塔38から排気された排
気ガスが吹き出す吹出口44が形成されている。また、
外ケース1の上面部には、前記燃焼機構部2の周囲全体
を冷却するための冷却ファン45が設けられている。
38の上方を覆う排気塔屋根41が設けられている。こ
の排気塔屋根41は、屋根部42と側壁部43とから形
成され、側壁部43には、排気塔38から排気された排
気ガスが吹き出す吹出口44が形成されている。また、
外ケース1の上面部には、前記燃焼機構部2の周囲全体
を冷却するための冷却ファン45が設けられている。
【0036】給気ファン16の取り付け口を給気口16
aとし、余熱部である加熱室14と外管32とを経てガ
ス燃焼室30へ通じる給気通路が形成されている。給気
口16aから加熱室14内へ取り込まれた外気は、廃棄
物の処理中には、加熱室14内において予熱されてから
ガス燃焼室30へと供給されて、廃棄物から発生したガ
スを燃焼させる際の助燃空気となる。このように、助燃
空気が余熱部である加熱室14で予熱されてからガス燃
焼室30へ送り込まれることにより、ガス燃焼室30内
の気体の温度が低下することを防止でき、これにより、
廃棄物を処理したときに発生したガスを完全に燃焼さ
せ、異臭の発生を確実に防止することができる。助燃空
気として取り込む外気の量は、給気ファン16を回転駆
動させるモータ(図示せず)に供給する電力の周波数を
インバータにより切り替えて給気ファン16の回転数を
切り替えることによって、調節する。
aとし、余熱部である加熱室14と外管32とを経てガ
ス燃焼室30へ通じる給気通路が形成されている。給気
口16aから加熱室14内へ取り込まれた外気は、廃棄
物の処理中には、加熱室14内において予熱されてから
ガス燃焼室30へと供給されて、廃棄物から発生したガ
スを燃焼させる際の助燃空気となる。このように、助燃
空気が余熱部である加熱室14で予熱されてからガス燃
焼室30へ送り込まれることにより、ガス燃焼室30内
の気体の温度が低下することを防止でき、これにより、
廃棄物を処理したときに発生したガスを完全に燃焼さ
せ、異臭の発生を確実に防止することができる。助燃空
気として取り込む外気の量は、給気ファン16を回転駆
動させるモータ(図示せず)に供給する電力の周波数を
インバータにより切り替えて給気ファン16の回転数を
切り替えることによって、調節する。
【0037】図5は、ガス燃焼室30の温度の経時的推
移を示すグラフであり、グラフと合わせて、ガス燃焼室
30の温度の経時的推移に基づいて廃棄物の処理過程を
水分蒸発、燃焼安定、冷却の三段階に分けた各段階と、
これらの各段階での助燃空気の適正量と、適正量の助燃
空気を得るための周波数とを、概略的に示した。本実施
の形態では、廃棄物処理装置にマイクロコンピュータを
備え、予め格納された廃棄物の処理過程のデータに基づ
いて、処理開始からの経過時間から、水分蒸発、燃焼安
定、冷却のどの段階であるかを推測し、燃焼状態に適す
る量の助燃空気が取り入れられるようにインバータを調
節する風量切替手段を備えている。
移を示すグラフであり、グラフと合わせて、ガス燃焼室
30の温度の経時的推移に基づいて廃棄物の処理過程を
水分蒸発、燃焼安定、冷却の三段階に分けた各段階と、
これらの各段階での助燃空気の適正量と、適正量の助燃
空気を得るための周波数とを、概略的に示した。本実施
の形態では、廃棄物処理装置にマイクロコンピュータを
備え、予め格納された廃棄物の処理過程のデータに基づ
いて、処理開始からの経過時間から、水分蒸発、燃焼安
定、冷却のどの段階であるかを推測し、燃焼状態に適す
る量の助燃空気が取り入れられるようにインバータを調
節する風量切替手段を備えている。
【0038】廃棄物の処理が開始されて燃焼用バーナー
37が点火されると、ガス燃焼室30内の温度は徐々に
上昇していく。この段階では、風量切替手段は、低周波
数でモータを駆動し、給気ファン16が取り込む外気の
量を少なめに調節する。また、この段階では、廃棄物か
ら水分が蒸発する。
37が点火されると、ガス燃焼室30内の温度は徐々に
上昇していく。この段階では、風量切替手段は、低周波
数でモータを駆動し、給気ファン16が取り込む外気の
量を少なめに調節する。また、この段階では、廃棄物か
ら水分が蒸発する。
【0039】ガス燃焼室30内の温度が所望の温度に達
すると、バーナーの消火・点火が繰り返されることによ
って、温度を許容範囲内で保つ。この段階では、廃棄物
からガスが発生し、このガスが完全燃焼するのに充分な
だけの空気を取り込まなければならないため、風量切替
手段は、モータに供給する電力の周波数をやや上げて、
中周波数でモータを駆動する。
すると、バーナーの消火・点火が繰り返されることによ
って、温度を許容範囲内で保つ。この段階では、廃棄物
からガスが発生し、このガスが完全燃焼するのに充分な
だけの空気を取り込まなければならないため、風量切替
手段は、モータに供給する電力の周波数をやや上げて、
中周波数でモータを駆動する。
【0040】そして、所定の時間が経過して、廃棄物の
処理が終了すると、排気弁17を開放し、冷却ファン4
5を回して、さらに、風量切替手段が、高周波数でモー
タを駆動して給気ファン16の回転数を上げて、装置内
の温度を低下させる。
処理が終了すると、排気弁17を開放し、冷却ファン4
5を回して、さらに、風量切替手段が、高周波数でモー
タを駆動して給気ファン16の回転数を上げて、装置内
の温度を低下させる。
【0041】このような構成において、まず、この廃棄
物処理装置による廃棄物処理の概略を説明する。外ケー
ス1の投入口扉3と内側タンク10の開閉扉13とを開
き、処理する廃棄物を廃棄物投入口11から蒸焼室12
内へ投入する。そして、開閉扉13と投入口扉3とを閉
じた後、蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー37とに
点火する。この段階では、風量切替手段は、インバータ
により、モータに供給する電力の周波数を低くして給気
ファン16を低回転数で回転駆動させ、取り込む助燃空
気の量を少なめに調節している。これにより、余剰の空
気で熱が奪われることが防止できるので、装置内を速く
暖めることができる。ここで、従来は、蒸燃用バーナー
15が備えるファンは、ガス燃焼室30へ送る助燃空気
の給気も兼ねていたが、本実施の形態では、蒸燃用バー
ナー15が燃料を完全燃焼させるのに要する酸素が得ら
れる程度の空気を取り込むに留めておく。
物処理装置による廃棄物処理の概略を説明する。外ケー
ス1の投入口扉3と内側タンク10の開閉扉13とを開
き、処理する廃棄物を廃棄物投入口11から蒸焼室12
内へ投入する。そして、開閉扉13と投入口扉3とを閉
じた後、蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー37とに
点火する。この段階では、風量切替手段は、インバータ
により、モータに供給する電力の周波数を低くして給気
ファン16を低回転数で回転駆動させ、取り込む助燃空
気の量を少なめに調節している。これにより、余剰の空
気で熱が奪われることが防止できるので、装置内を速く
暖めることができる。ここで、従来は、蒸燃用バーナー
15が備えるファンは、ガス燃焼室30へ送る助燃空気
の給気も兼ねていたが、本実施の形態では、蒸燃用バー
ナー15が燃料を完全燃焼させるのに要する酸素が得ら
れる程度の空気を取り込むに留めておく。
【0042】また、必要に応じて撹拌モータ25を駆動
させ、撹拌体18を支軸21の周りに回転させることに
より蒸焼室12内の廃棄物を撹拌する。
させ、撹拌体18を支軸21の周りに回転させることに
より蒸焼室12内の廃棄物を撹拌する。
【0043】蒸焼用バーナー15を点火することにより
加熱室14内の温度が上昇し、加熱室14内の温度上昇
に伴い蒸焼室12内の温度も上昇し、蒸焼室12内に収
納されている廃棄物が蒸し焼きにされる。そして、廃棄
物が蒸し焼きにされることに伴いこの廃棄物からガスが
発生し、このガスが内管33内を通ってガス燃焼室30
内に流入する。そして、このガスが焼却用バーナー37
からの熱、及び、外管32内を通ってガス燃焼室30内
へ流入する蒸焼用バーナー15からの熱により加熱さ
れ、燃焼する。この段階では、風量切替手段は、インバ
ータにより、モータに供給する電力の周波数をやや高め
て、給気ファン16を中回転数で回転駆動させ、廃棄物
から発生したガスを完全燃焼させるのに充分な程度に、
取り込む助燃空気の量を多くしている。また、助燃空気
は、余熱部である加熱室14で予熱されてからガス燃焼
室30へ送り込まれるので、ガス燃焼室30内の気体の
温度を低下させることがない。
加熱室14内の温度が上昇し、加熱室14内の温度上昇
に伴い蒸焼室12内の温度も上昇し、蒸焼室12内に収
納されている廃棄物が蒸し焼きにされる。そして、廃棄
物が蒸し焼きにされることに伴いこの廃棄物からガスが
発生し、このガスが内管33内を通ってガス燃焼室30
内に流入する。そして、このガスが焼却用バーナー37
からの熱、及び、外管32内を通ってガス燃焼室30内
へ流入する蒸焼用バーナー15からの熱により加熱さ
れ、燃焼する。この段階では、風量切替手段は、インバ
ータにより、モータに供給する電力の周波数をやや高め
て、給気ファン16を中回転数で回転駆動させ、廃棄物
から発生したガスを完全燃焼させるのに充分な程度に、
取り込む助燃空気の量を多くしている。また、助燃空気
は、余熱部である加熱室14で予熱されてからガス燃焼
室30へ送り込まれるので、ガス燃焼室30内の気体の
温度を低下させることがない。
【0044】ここで、蒸焼室12内で発生したガスは、
ガス燃焼室30内における燃焼空間30a内に流入して
燃焼が開始される。この燃焼空間30aは、容積が小さ
く形成され、且つ、燃焼用バーナー37からの熱により
充分に加熱されるとともに加熱室14内からの熱気が流
入することにより、内部の温度が約900℃に上昇して
いる。このため、この燃焼空間30a内に流入したガス
は最も温度が高くなっているスリーブ36の内周面に接
する個所から自然発火し、スムーズに燃焼が開始され
る。
ガス燃焼室30内における燃焼空間30a内に流入して
燃焼が開始される。この燃焼空間30aは、容積が小さ
く形成され、且つ、燃焼用バーナー37からの熱により
充分に加熱されるとともに加熱室14内からの熱気が流
入することにより、内部の温度が約900℃に上昇して
いる。このため、この燃焼空間30a内に流入したガス
は最も温度が高くなっているスリーブ36の内周面に接
する個所から自然発火し、スムーズに燃焼が開始され
る。
【0045】燃焼空間30aの容積については、燃焼用
バーナー37の容量に合わせた大きさにし、廃棄物処理
時の燃焼空間30a内の温度を約900℃に維持できる
ようにする。燃焼用バーナー37の容量が小さい場合に
はそれに応じて燃焼空間30aの容積を小さくする。そ
して、燃焼空間30aの容積を小さくすることにより、
容量の小さい燃焼用バーナー37を用いても燃焼空間3
0a内の温度を少なくとも約900℃に維持することが
でき、容量の小さい燃焼用バーナー37を用いることに
より燃料消費量を少なくすることができる。
バーナー37の容量に合わせた大きさにし、廃棄物処理
時の燃焼空間30a内の温度を約900℃に維持できる
ようにする。燃焼用バーナー37の容量が小さい場合に
はそれに応じて燃焼空間30aの容積を小さくする。そ
して、燃焼空間30aの容積を小さくすることにより、
容量の小さい燃焼用バーナー37を用いても燃焼空間3
0a内の温度を少なくとも約900℃に維持することが
でき、容量の小さい燃焼用バーナー37を用いることに
より燃料消費量を少なくすることができる。
【0046】燃焼空間30a内で燃焼が開始されたガス
は、燃焼しつつ燃焼空間30a内を通過して緩衝空間3
0b内に流入し、隔壁39により仕切られて形成された
流路40内を流れて排気塔38から排気される。この緩
衝空間30bのガスは、燃焼空間30aで燃焼が開始さ
れているため、温度が上昇している。
は、燃焼しつつ燃焼空間30a内を通過して緩衝空間3
0b内に流入し、隔壁39により仕切られて形成された
流路40内を流れて排気塔38から排気される。この緩
衝空間30bのガスは、燃焼空間30aで燃焼が開始さ
れているため、温度が上昇している。
【0047】緩衝空間30bを含むガス燃焼室30の内
周面には断熱材31が設けられているために緩衝空間3
0b内の熱が上部タンク9の外周側へ伝わりにくく、さ
らに、緩衝空間30b内が隔壁39で仕切られているた
めに緩衝空間30b内の熱が排気塔38から逃げにく
い。このため、緩衝空間30b内に流入した燃焼中のガ
スの温度が約900℃に維持される。しかも、緩衝空間
30b内に流入した燃焼中のガスは隔壁39により仕切
られた流路40に沿って流れるため、この燃焼中のガス
が流れる距離が長くなるとともに排気塔38に到達する
までの時間が少なくとも2秒間かかるようになる。従っ
て、燃焼空間30aを通過して緩衝空間30b内に流入
した燃焼中のガスが約900℃の温度で少なくとも2秒
間維持されることにより完全燃焼し、未燃焼ガスが大気
中に排出されることがなくなり、異臭の発生が防止され
る。
周面には断熱材31が設けられているために緩衝空間3
0b内の熱が上部タンク9の外周側へ伝わりにくく、さ
らに、緩衝空間30b内が隔壁39で仕切られているた
めに緩衝空間30b内の熱が排気塔38から逃げにく
い。このため、緩衝空間30b内に流入した燃焼中のガ
スの温度が約900℃に維持される。しかも、緩衝空間
30b内に流入した燃焼中のガスは隔壁39により仕切
られた流路40に沿って流れるため、この燃焼中のガス
が流れる距離が長くなるとともに排気塔38に到達する
までの時間が少なくとも2秒間かかるようになる。従っ
て、燃焼空間30aを通過して緩衝空間30b内に流入
した燃焼中のガスが約900℃の温度で少なくとも2秒
間維持されることにより完全燃焼し、未燃焼ガスが大気
中に排出されることがなくなり、異臭の発生が防止され
る。
【0048】廃棄物の処理を開始した後に所定時間が経
過し、蒸焼室12内に投入した廃棄物からガスが発生し
なくなった時点で蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー
37とを停止させる。そして、排気弁17を開放し、冷
却ファン45を回して、さらに、風量切替手段が、高周
波数でモータを駆動して給気ファン16を高回転数で回
転駆動させ、冷却風を送風して内側タンク10を冷却す
る。冷却後に、処理物排出扉7と開閉蓋28とを開き、
蒸焼室12内に残留している炭化した廃棄物を取り出
し、廃棄物処理が終了する。
過し、蒸焼室12内に投入した廃棄物からガスが発生し
なくなった時点で蒸焼用バーナー15と燃焼用バーナー
37とを停止させる。そして、排気弁17を開放し、冷
却ファン45を回して、さらに、風量切替手段が、高周
波数でモータを駆動して給気ファン16を高回転数で回
転駆動させ、冷却風を送風して内側タンク10を冷却す
る。冷却後に、処理物排出扉7と開閉蓋28とを開き、
蒸焼室12内に残留している炭化した廃棄物を取り出
し、廃棄物処理が終了する。
【0049】なお、本実施の形態では、廃棄物の処理過
程を、水分蒸発、燃焼安定、冷却の三段階に分けて風量
切替手段により助燃空気の量を各段階における適正量に
調節したが、実施にあたっては、より細かい段階に分け
て調節してもよい。
程を、水分蒸発、燃焼安定、冷却の三段階に分けて風量
切替手段により助燃空気の量を各段階における適正量に
調節したが、実施にあたっては、より細かい段階に分け
て調節してもよい。
【0050】また、本実施の形態では、廃棄物の処理過
程のデータに基づき、廃棄物の処理時間から推測される
廃棄物の燃焼状態に適する量に助燃空気の量を調節した
が、実施にあたっては、ガス燃焼室30の温度を測定
し、その測定結果から推測される廃棄物の燃焼状態に適
する量に助燃空気の量を調節しても良く、さらに、実施
にあたっては、ガス燃焼室30内で廃棄物から発生した
ガスと助燃空気とが混合されて燃焼した後の気体の酸素
含有率を測定し、その測定値が適正値に保たれるように
助燃空気の量を調節してもよい。この気体の酸素含有率
は、5%程度であるのが好ましく、酸素含有率が5%程
度である状態は、取り入れられた助燃空気の量が、廃棄
物から発生したガスが完全燃焼するのに充分であって、
且つ、過剰でないことを示している。
程のデータに基づき、廃棄物の処理時間から推測される
廃棄物の燃焼状態に適する量に助燃空気の量を調節した
が、実施にあたっては、ガス燃焼室30の温度を測定
し、その測定結果から推測される廃棄物の燃焼状態に適
する量に助燃空気の量を調節しても良く、さらに、実施
にあたっては、ガス燃焼室30内で廃棄物から発生した
ガスと助燃空気とが混合されて燃焼した後の気体の酸素
含有率を測定し、その測定値が適正値に保たれるように
助燃空気の量を調節してもよい。この気体の酸素含有率
は、5%程度であるのが好ましく、酸素含有率が5%程
度である状態は、取り入れられた助燃空気の量が、廃棄
物から発生したガスが完全燃焼するのに充分であって、
且つ、過剰でないことを示している。
【0051】また、本実施の形態では、廃棄物を蒸焼室
12で蒸し焼きにしてそのときに発生するガスをガス燃
焼室30内で燃焼する方式の廃棄物処理装置を例に挙げ
て説明したが、本発明が適用できる廃棄物処理装置はこ
のような方式のものに限定されない。例えば、廃棄物を
1次燃焼室で燃焼させ、その燃焼に伴って発生するガス
を2次燃焼室で完全燃焼させるようにした廃棄物処理装
置にも本発明を適用することができる。
12で蒸し焼きにしてそのときに発生するガスをガス燃
焼室30内で燃焼する方式の廃棄物処理装置を例に挙げ
て説明したが、本発明が適用できる廃棄物処理装置はこ
のような方式のものに限定されない。例えば、廃棄物を
1次燃焼室で燃焼させ、その燃焼に伴って発生するガス
を2次燃焼室で完全燃焼させるようにした廃棄物処理装
置にも本発明を適用することができる。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、ガス燃焼室へ
の助燃空気として外気を取り込む給気口からガス発生室
の周りを囲む余熱部を経てガス燃焼室へと通じる給気通
路と、廃棄物の処理過程を複数段階に分けた各段階にお
ける適正量に助燃空気の量を調節する風量切替手段とを
備えるので、例えば、水分蒸発段階及び燃焼段階、とい
うように複数段階に分け、各段階で助燃空気の適正量を
設定し、風量切替手段によって、各段階の適正量に合う
ように、給気口から取り込む助燃空気の量を変えること
ができるため、廃棄物の処理の進行状況に合った量の助
燃空気を取り込むことができ、また、余熱部で助燃空気
を予熱することによりガス燃焼室内の気体の温度の低下
を防止できるため、廃棄物を処理したときに発生したガ
スを完全に燃焼させることができ、異臭の発生を確実に
防止することができる。。
の助燃空気として外気を取り込む給気口からガス発生室
の周りを囲む余熱部を経てガス燃焼室へと通じる給気通
路と、廃棄物の処理過程を複数段階に分けた各段階にお
ける適正量に助燃空気の量を調節する風量切替手段とを
備えるので、例えば、水分蒸発段階及び燃焼段階、とい
うように複数段階に分け、各段階で助燃空気の適正量を
設定し、風量切替手段によって、各段階の適正量に合う
ように、給気口から取り込む助燃空気の量を変えること
ができるため、廃棄物の処理の進行状況に合った量の助
燃空気を取り込むことができ、また、余熱部で助燃空気
を予熱することによりガス燃焼室内の気体の温度の低下
を防止できるため、廃棄物を処理したときに発生したガ
スを完全に燃焼させることができ、異臭の発生を確実に
防止することができる。。
【0053】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、給気口には給気ファンが設けられてお
り、風量切替手段は、給気ファンを回転駆動させるモー
タに供給される電力の周波数を切り替えることによって
給気ファンの回転数を切り替えるので、モータに供給さ
れる電力の周波数を切り替えることによってモータの回
転数を切り替えることができ、モータの回転数を切り替
えることによって給気ファンの回転数を切り替えること
ができ、給気ファンの回転数を切り替えることによって
助燃空気の量を切り替えることができ、つまり、助燃空
気の量を周波数によって任意に切り替えることができる
ため、装置内に取り込む空気の量を廃棄物の処理の進行
状況に合わせて調節できる。
発明において、給気口には給気ファンが設けられてお
り、風量切替手段は、給気ファンを回転駆動させるモー
タに供給される電力の周波数を切り替えることによって
給気ファンの回転数を切り替えるので、モータに供給さ
れる電力の周波数を切り替えることによってモータの回
転数を切り替えることができ、モータの回転数を切り替
えることによって給気ファンの回転数を切り替えること
ができ、給気ファンの回転数を切り替えることによって
助燃空気の量を切り替えることができ、つまり、助燃空
気の量を周波数によって任意に切り替えることができる
ため、装置内に取り込む空気の量を廃棄物の処理の進行
状況に合わせて調節できる。
【0054】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載発明において、風量切替手段は、ガス燃焼室内の気体
の温度の経時変化に従って各温度における適正量に助燃
空気の量を調節するので、ガス燃焼室内の気体の温度に
基づいて、廃棄物から発生したガスの処理の進行状況を
推測して助燃空気の量を調節できる。
載発明において、風量切替手段は、ガス燃焼室内の気体
の温度の経時変化に従って各温度における適正量に助燃
空気の量を調節するので、ガス燃焼室内の気体の温度に
基づいて、廃棄物から発生したガスの処理の進行状況を
推測して助燃空気の量を調節できる。
【0055】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、風量切替手段は、ガス燃焼室内の気
体の酸素含有率が適正値に保たれるように助燃空気の量
を調節するので、助燃空気が足りなくて廃棄物から発生
するガスが不完全燃焼したり、助燃空気が多すぎて装置
内の温度がなかなか上昇しなかったりすることを防止で
きる。
載の発明において、風量切替手段は、ガス燃焼室内の気
体の酸素含有率が適正値に保たれるように助燃空気の量
を調節するので、助燃空気が足りなくて廃棄物から発生
するガスが不完全燃焼したり、助燃空気が多すぎて装置
内の温度がなかなか上昇しなかったりすることを防止で
きる。
【0056】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、予め格納された廃棄物の処理過程の
データに基づいて、風量切替手段は、廃棄物の処理時間
から推測される前記廃棄物の燃焼状態に適する量に助燃
空気の量を調節するので、予め格納しておくデータとプ
ログラムによって風量切替手段を実現でき、所定時間毎
の測定等を要しないので、簡易な構成で風量切替手段を
実現できる。
載の発明において、予め格納された廃棄物の処理過程の
データに基づいて、風量切替手段は、廃棄物の処理時間
から推測される前記廃棄物の燃焼状態に適する量に助燃
空気の量を調節するので、予め格納しておくデータとプ
ログラムによって風量切替手段を実現でき、所定時間毎
の測定等を要しないので、簡易な構成で風量切替手段を
実現できる。
【0057】請求項6記載の発明は、請求項1,2,
3,4又は5記載の発明において、給気ファンは、冷却
機構としての役割を兼ねるので、従来用いていた冷却フ
ァンを利用することにより、部品点数を増加させること
なく本発明を実現できる。
3,4又は5記載の発明において、給気ファンは、冷却
機構としての役割を兼ねるので、従来用いていた冷却フ
ァンを利用することにより、部品点数を増加させること
なく本発明を実現できる。
【図1】本発明の一実施の形態を廃棄物処理装置の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】燃焼機構部の構造を示す縦断正面図である。
【図3】燃焼機構部の構造を示す縦断側面図である。
【図4】下部タンクの内部構造を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図5】ガス燃焼室の温度の経時的推移を示すグラフで
ある。
ある。
12 ガス発生室 14 余熱部 16 冷却機構、給気ファン 16a 給気口 30 ガス燃焼室 33 連通管 37 燃焼手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 稔 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 (72)発明者 杉山 浩 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 (72)発明者 山口 利広 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 Fターム(参考) 3K061 AA18 AB02 AC01 CA01 CA07 FA21 FA25 3K062 AA18 AB02 AC01 BA02 DA01 DA22 DB06 3K078 BA03 BA22 CA02 CA07 CA12
Claims (6)
- 【請求項1】 廃棄物を収納してこの廃棄物を燃焼又は
蒸し焼きにするガス発生室と、このガス発生室に連通管
を介して接続され燃焼手段を備えたガス燃焼室と、外気
を取り込むことにより前記ガス発生室及び前記ガス燃焼
室を冷却する冷却機構とを有する廃棄物処理装置におい
て、 前記ガス燃焼室への助燃空気として外気を取り込む給気
口から前記ガス発生室の周りを囲む余熱部を経て前記ガ
ス燃焼室へと通じる給気通路と、前記廃棄物の処理過程
を複数段階に分けた各段階における適正量に前記助燃空
気の量を調節する風量切替手段とを備えることを特徴と
する廃棄物処理装置。 - 【請求項2】 前記給気口には給気ファンが設けられて
おり、前記風量切替手段は、前記給気ファンを回転駆動
させるモータに供給される電力の周波数を切り替えるこ
とによって前記給気ファンの回転数を切り替えることを
特徴とする請求項1記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項3】 前記風量切替手段は、前記ガス燃焼室内
の気体の温度の経時変化に従って各温度における適正量
に前記助燃空気の量を調節することを特徴とする請求項
1又は2記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項4】 前記風量切替手段は、前記ガス燃焼室内
の気体の酸素含有率が適正値に保たれるように前記助燃
空気の量を調節することを特徴とする請求項1又は2記
載の廃棄物処理装置。 - 【請求項5】 予め格納された廃棄物の処理過程のデー
タに基づいて、前記風量切替手段は、前記廃棄物の処理
時間から推測される前記廃棄物の燃焼状態に適する量に
前記助燃空気の量を調節することを特徴とする請求項1
又は2記載の廃棄物処理装置。 - 【請求項6】 前記給気ファンは、前記冷却機構として
の役割を兼ねることを特徴とする請求項1,2,3,4
又は5記載の廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11068410A JP2000266329A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 廃棄物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11068410A JP2000266329A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 廃棄物処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000266329A true JP2000266329A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13372891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11068410A Pending JP2000266329A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 廃棄物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000266329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003145117A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 廃棄物処理装置 |
CN111288470A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-06-16 | 钟康亮 | 一种阻热高温废气循环掺合燃烧净化炉 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11068410A patent/JP2000266329A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003145117A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 廃棄物処理装置 |
CN111288470A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-06-16 | 钟康亮 | 一种阻热高温废气循环掺合燃烧净化炉 |
CN111288470B (zh) * | 2020-03-26 | 2021-09-07 | 钟康亮 | 一种阻热高温废气循环掺合燃烧净化炉 |
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