JP4252401B2 - 生ごみ処理機 - Google Patents

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Description

本発明は、工場、飲食店、ホテル、一般家庭等から出る生ごみの減量化を計る生ごみ処理機に関するものである。
生ごみを加熱乾燥処理する生ごみ処理機としては、電気ヒータの温風で乾燥釜上部から生ごみの表面を加熱する方式や、ガスまたは灯油等の液体燃料をバーナで燃焼させ、その燃焼熱と熱交換して得られる温風で乾燥釜上部から生ごみの表面を乾燥させる方式がある。このような生ごみ処理機では乾燥釜底部の温度が所定温度となったときに生ごみの乾燥終了と判定するような制御が一般的に行われている。
具体的には、乾燥中の生ごみの温度は、水分が多く含まれているときには水の沸点以下(例えば80℃から90℃)に保たれ、水分が無くなってくると徐々に温度が高くなってくることから、生ごみの温度が水の沸点以上(例えば100℃)となったときに十分乾燥したと判断し、機器の運転を停止するような制御となっている。しかし、乾燥釜上部より温風で生ごみの表面を加熱する生ごみ処理機は、生ごみの表面は加熱されやすいが、乾燥釜底部に接する生ごみには温風の熱が伝わり難くいため生ごみへの熱伝導効率が悪くなり、乾燥処理時間が長くなるという問題があった。
そこで、乾燥処理時間を短縮するために、乾燥釜上部より温風で生ごみの表面を加熱すると同時に乾燥釜底部に電気ヒータを設けて直接加熱する方式を併用する生ごみ処理機が知られている。そして、生ごみの乾燥時間を短縮するために、乾燥釜底部の電気ヒータ温度は、水の沸点100℃以上、生ごみの炭化防止のため150℃以下とすることが望ましいことから、120℃から130℃で制御され、また、乾燥釜底部に設けられた温度センサの検知温度をもとに生ごみの乾燥終了を判定する制御が行われている。
特開平08−233465号公報
しかしながら、前述の乾燥釜上部と底部を同時に加熱する方式の場合、電気ヒータの通電により乾燥釜上部からの温風温度や乾燥釜底部温度を制御し易く、乾燥時間を短縮できるという利点があるが、生ごみの乾燥終了を判定することが難しいという問題がある。なぜなら、生ごみの水分が少なくなり乾燥が終了すれば生ごみの温度は水の沸点である100℃以上となるため、乾燥釜底部に設けた温度センサによりこの温度変化を検知すれば、生ごみの乾燥終了を判定することができる。しかし、乾燥釜底部を電気ヒータで直接加熱しているため、乾燥釜底部に設けた温度センサの検知温度は、電気ヒータの熱影響を受け、その結果、実際の生ごみの温度を検知することが難しく、乾燥終了による生ごみの温度変化を正確に検知できないからである。
したがって、生ごみの乾燥終了を正確に判定できないため、乾燥処理物が焦げ付いたり未乾燥のまま運転を終了してしまうという問題があった。また、焦げ付きや未乾燥を防止するためには、乾燥釜内の温度センサの数を増やしたり、湿度センサを設けることにより解決できるが、部品費用が増加し運転制御が複雑になるという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、生ごみ処理機の乾燥処理時間を短縮し、生ごみの乾燥終了を確実に判定することができるため、生ごみの焦げ付きや未乾燥を防止できる生ごみ処理機を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、生ごみを乾燥する乾燥釜と、前記乾燥釜内の生ごみの上部を温風加熱する温風加熱手段と、前記乾燥釜底部近傍を直接加熱する直接加熱手段と、前記乾燥釜上部付近の生ごみの温度を検知する釜側面温度検知手段と、前記乾燥釜底部近傍の温度を検知する釜底部温度検知手段とを備え、乾燥運転開始後、前記直接加熱手段を第1制御温度で制御し、前記釜側面温度検知手段が一定温度を検知したなら、前記直接加熱手段を前記第1制御温度より低い第2制御温度で制御するとともに、前記釜底部温度検知手段が前記第2制御温度より高い所定温度を検知したとき乾燥運転を終了することを特徴とする生ごみ処理機である。
すなわち、請求項1の発明では、乾燥運転開始後、乾燥釜底部に設けられた直接加熱手段の温度を第1制御温度で制御し、乾燥が進み生ごみの水分量が少なくなったときに直接加熱手段を第1制御温度より低い第2制御温度で制御するとともに、乾燥釜底部近傍に設けられた釜底部温度検知手段が第2制御温度より高い所定温度を検知したとき乾燥運転を終了することにより、釜底部温度検知手段が直接加熱手段からの熱影響を受けないで乾燥釜底部の生ごみの温度を検知でき、生ごみの乾燥終了を確実に判定することができる。
請求項2の発明は、生ごみを乾燥する乾燥釜と、前記乾燥釜内の生ごみの上部を温風加熱する温風加熱手段と、前記乾燥釜底部近傍を直接加熱する直接加熱手段と、前記乾燥釜上部付近の生ごみの温度を検知する釜側面温度検知手段と、前記乾燥釜底部近傍の温度を検知する釜底部温度検知手段とを備え、乾燥運転開始後、前記直接加熱手段を第1制御温度で制御し、前記釜側面温度検知手段が一定温度を検知したなら、前記直接加熱手段を前記第1制御温度より低い第2制御温度で制御するとともに、前記第2制御温度で制御を開始してから所定時間経過後に前記釜底部温度検知手段の検知を開始し、該釜底部温度検知手段の検知温度が前記第2制御温度より高い所定温度を検知したとき乾燥運転を終了することを特徴とする生ごみ処理機である。
すなわち、請求項2の発明では、乾燥運転開始後、乾燥釜底部に設けられた直接加熱手段の温度を第1制御温度で制御し、乾燥が進み生ごみの水分量が少なくなったときに直接加熱手段を第1制御温度より低い第2制御温度で制御するとともに、第2制御温度で制御を開始してから所定時間経過後に乾燥釜底部近傍に設けられた釜底部温度検知手段の検知を開始し、該釜底部温度検知手段の検知温度が第2制御温度より高い所定温度を検知したとき乾燥運転を終了することにより、熱容量の大きい乾燥釜で第2制御温度に切り替えても直ぐに乾燥釜底部温度が低下しない場合であっても、低下するのに必要な所定時間を経過した後に釜底部温度検知手段が乾燥釜底部温度を検知するので、釜底部温度検知手段が直接加熱手段からの熱影響を受けないで乾燥釜底部の生ごみの温度を検知でき、生ごみの乾燥終了を確実に判定することができる。
請求項3の発明は、前記第2制御温度を100゜C以下としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の生ごみ処理機である。
すなわち、請求項3の発明では、直接加熱手段の第2制御温度を水の沸点である100℃以下としたことにより、直接加熱手段からの熱影響がさらに少なくなり、釜底部温度検知手段が乾燥釜底部の生ごみの温度を検知することができるので、生ごみの乾燥終了をさらに確実に判定することができる。
請求項1の発明によれば、釜底部温度検知手段が直接加熱手段からの熱影響を受けないで乾燥釜底部の生ごみの温度を検知でき、生ごみの乾燥終了を確実に判定することができる。したがって、生ごみの焦げ付きや未乾燥を防止できる生ごみ処理機を提供することができる。
また、請求項2の発明によれば、熱容量の大きい乾燥釜で第2制御温度に切り替えても直ぐに乾燥釜底部温度が低下しない場合であっても、低下するのに必要な所定時間を経過した後に釜底部温度検知手段が乾燥釜底部温度を検知するので、釜底部温度検知手段が直接加熱手段からの熱影響を受けないで乾燥釜底部の生ごみの温度を検知でき、生ごみの乾燥終了を確実に判定することができる。したがって、生ごみの焦げ付きや未乾燥を防止できる生ごみ処理機を提供することができる。
また、請求項3の発明によれば、直接加熱手段の第2制御温度を水の沸点である100℃以下としたので、直接加熱手段からの熱影響がさらに少なくなり、釜底部温度検知手段が乾燥釜底部の生ごみの温度を検知することができるので、生ごみの乾燥終了をさらに確実に判定することができる。したがって、生ごみの焦げ付きや未乾燥を防止できる生ごみ処理機を提供することができる。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。尚、本実施例では乾燥釜の上部は灯油の燃焼熱により温風加熱し、底部は電気ヒータにて直接加熱して生ごみを乾燥減量化する生ごみ処理機について説明する。さらに、実施例1及び実施例2における直接加熱手段の第1制御温度は130℃、第2制御温度は90℃として説明する
図1は生ごみ処理機の外観傾視図、図2は側面構成図、図3は正面構成図である。まず、図1より1は生ごみ処理機の本体、2は本体1に生ごみを投入するための開閉自在の扉である。また、3は生ごみ処理機の運転を制御するための操作部であり、この操作部3の下部には本体1内で乾燥処理された乾燥処理物を受けるための容器を格納する処理物容器収納部4を有している。
図2より、5は本体1内に収納され生ごみを乾燥処理する乾燥釜、6は生ごみを乾燥するために必要な燃焼熱を生成するバーナ部、7は乾燥釜5から排出される臭気成分をバーナ部6の燃焼火炎にて加熱分解する臭い空気燃焼室である。8はバーナ部6の燃焼熱により活性化し臭気成分を酸化分解する脱臭触媒であり、この脱臭触媒8の下流に直交熱交換器9を配設し、その下流は排気筒10に連通している。
さらに、乾燥釜5内の上部には、乾燥釜5から臭い空気を吸引し臭い空気燃焼室7へ送風する臭い空気吸引ファン11を外側に配設した臭い空気吸入口12を設け、この臭い空気吸入口12と臭い空気燃焼室7は臭い空気ダクト13を介して連通している。つまり、乾燥釜5からの臭い空気は臭い空気燃焼室7で加熱分解された後、脱臭触媒8を通過して完全に脱臭処理され、直交熱交換器9を通過して排気筒10から無臭の空気として外部に排出される構成としている。
図3より、循環空気吸入口14の外側には循環ファン15を配設し、この循環ファン15を介して循環空気吸入口14と循環ダクト16を連通し、この循環ダクト16は脱臭触媒8と直交熱交換器9の周囲に空気の通路となる空隙を形成するように設けられた箱体17と連通している。18は乾燥釜5内に高温空気を導入するための温風吹出口ダクトである。つまり、循環空気吸入口14、循環ファン15、循環ダクト16、箱体17、直交熱交換器9、温風吹出口ダクト18から構成された温風加熱手段19が乾燥釜5に連通して空気循環経路を構成している。
さらに、乾燥釜5底部には生ごみを撹拌する撹拌手段20が内設され、この撹拌手段20は、回転自在の回転軸21に複数の撹拌アーム22が取り付けられており、撹拌アーム22の先端には生ごみを効率よく撹拌するための撹拌羽根23が所定の角度で取り付けられている。また、外部には撹拌手段20の回転軸21を回転させる撹拌駆動手段24を配設し、さらに、25は生ごみの乾燥処理物を排出するための排出口、26は排出口25からの処理物を収容する処理物容器である。27は排出口25を開閉するための排出口開閉手段であり、モーターにより排出口25の開閉を行うようにしている。
図4より、28は乾燥釜5上部付近の生ごみの温度を検知する釜側面温度検知手段であり、乾燥釜5に最大乾燥処理量の生ごみを投入した場合に、生ごみの上面位置より低い位置に取り付けられている。29は乾燥釜5底部近傍を直接加熱する直接加熱手段としての面状電気ヒータであり、30は乾燥釜5底部近傍の温度を検知する釜底部温度検知手段である。なお、釜側面温度検知手段28は面状電気ヒータ29の温度制御を行うための温度検知手段であり、釜底部温度検知手段30は生ごみの乾燥終了の判定を行うための検知手段である。
図5より、バーナ部6は燃焼ファン31、バーナ32、バーナ32に燃料の気化ガスを噴出供給する気化器33からなっている。また、バーナ32の下流には二次空気噴出用の二次空気孔34を多数穿設した二次空気噴出板35が火口36の両側に対向立設し、さらに、臭い空気燃焼室7は臭い空気ダクト13と連通する周縁通路を外方に備えた二重構造をなし、その内外は対向壁面に多数穿設された臭い空気噴出孔36を介して連通している。
次に上記構成における動作を説明する。本体1の扉2を開けて乾燥釜5に生ごみを投入し操作部3にて運転操作を行うと、気化器33を予熱する等の燃焼準備に入る。予熱が完了すると、図示しない送油ポンプが始動して気化器33に灯油が流入し、加熱気化した気化ガスがバーナ32に噴出する。その一方で燃焼ファン31も低回転始動し一次空気がバーナ32に流入する。
よって、気化ガスと一次空気の予混合気が火口36より噴出し、図示しない着火装置により着火し燃焼開始となる。さらに燃焼火炎に二次空気噴出板35から二次空気が強制的に供給されて完全燃焼する。そして、この燃焼排ガスの燃焼熱は、臭い空気燃焼室7、脱臭触媒8、直交熱交換器9を加熱した後、排気筒10より外部に排出される。
さらに、燃焼開始と相前後して撹拌駆動手段24により撹拌手段20が回転し、同時に循環ファン15が始動すると、乾燥釜5内の空気は循環空気吸入口14より循環ダクト16に流入して箱体17に送られ、箱体17内の空隙を通り直交熱交換器9に流入する。そして、直交熱交換器9を通過する空気はバーナ32の燃焼熱と熱交換して高温空気となり、温風吹出口ダクト18から乾燥釜5へ流入し、粉砕・撹拌されて表面積の拡大した生ごみを効率よく乾燥することになる。また、乾燥釜5底部近傍に取り付けられている面状電気ヒータ29の発熱部にも通電が開始され、乾燥釜5底部近傍を直接加熱することになる。
一方、乾燥処理により乾燥釜5内部に発生した臭い空気は、臭い空気吸引ファン11により臭い空気吸入口12から臭い空気ダクト13を通って臭い空気燃焼室7に噴出されるため、臭い空気の臭気成分は、バーナ32の燃焼火炎によって加熱分解され、さらに、臭い空気燃焼室7で加熱分解されずに残った臭気成分は、臭い空気燃焼室7下流の脱臭触媒8に流入し完全に酸化分解されることになる。
ここで、図6のチャート図により制御方法について説明する。まず、燃焼開始後、面状電気ヒータ29の制御温度は第1制御温度(130℃)で制御されるが、釜底部温度検出手段30の検知温度は第1制御温度より低い温度となる。さらに、釜側面温度検知手段28で検知される温度は、釜底部温度検知手段30の温度より低い温度になるようにバーナ部6での燃焼量を調節して温風吹出口ダクト18から温風を供給している。
そして、生ごみの乾燥が進み乾燥釜5内部の水分が残り少なくなると、乾燥釜5上部より徐々に温度が上昇し、乾燥釜5内に設けられた釜側面温度検知手段28が一定温度(100℃)を検知したなら、面状電気ヒータ29の通電を制御して第1制御温度(130℃)より低い第2制御温度(90℃)に切り替える(a点)。なお、第2制御温度を100℃以下とするのは、乾燥釜5底部の生ごみの温度が100℃となったときに乾燥終了を判定するため、釜底部温度検知手段30が、面状電気ヒータ29の熱影響を受けないで乾燥釜5底部の生ごみの温度を確実に検知できるようにするためである。
その後、面状電気ヒータ29を第2制御温度(90℃)で制御して乾燥釜5底部近傍に設けられた釜底部温度検知手段30が第2制御温度(90℃)より高い所定温度(100℃)を検知すると生ごみの乾燥終了と判定し、バーナ32の燃焼火力を下げ、所定時間運転した後バーナ32を消火する(b点)。この後、循環ファン15、臭い空気吸引ファン11及び撹拌手段20を所定時間運転させ乾燥釜5及び乾燥処理物を冷却し生ごみの乾燥処理を完了する。そして排出口開閉手段27のモーターが作動して乾燥釜5に設けられた排出口25が開き、撹拌手段20により乾燥処理物を排出口25から処理物容器26に排出して全ての運転が終了する。
つまり、釜側面温度検知手段28は、乾燥釜5上部の生ごみの温度を検知して乾燥釜5内の水分量を判断し、乾燥釜5底部の面状電気ヒータ29の通電を制御することにより、釜底部温度検知手段30が面状電気ヒータ29の熱影響を受けないで乾燥釜5底部の生ごみの温度を検知でき、生ごみの乾燥終了を確実に判定できるので生ごみの焦げ付きや未乾燥を防止できるのである。なお、本実施例では乾燥釜5内の水分量を釜側面温度検知手段28で判断しているが、湿度センサ等の検知手段でも良く本実施例に限定されるものではない。
次に、本発明の実施例2を図7のチャート図をもとに説明する。なお、実施例1と構成部品については同一符号を付し説明を省略する。
まず、燃焼開始後、面状電気ヒータ29の制御温度は第1制御温度(130℃)で制御するが、釜温度検出手段30の検知温度は第1制御温度(130℃)より低い温度となる。さらに、釜側面温度検知手段28で検知される温度は、釜底部温度検知手段30の温度より低い温度になるようにバーナ部6での燃焼量を調節して温風吹出口ダクト18から温風を供給している。
そして、生ごみの乾燥が進み乾燥釜5内部の水分が残り少なくなると、乾燥釜5上部より徐々に温度が上昇し、乾燥釜5内に設けられた釜側面温度検知手段28が一定温度(100℃)を検知したなら、面状電気ヒータ29の通電を制御して第1制御温度(130℃)より低い第2制御温度(90℃)に切り替える(a点)。そして、第2制御温度(90℃)で制御を開始してから所定時間(10分)経過後、釜底部温度検知手段30が乾燥釜5底部温度の検知を開始する(b点)。
その後、面状電気ヒータ29を第2制御温度(90℃)で制御して釜底部温度検知手段30が第2制御温度(90℃)より高い所定温度(100℃)を検知すると、生ごみの乾燥終了と判定し、バーナ32の燃焼火力を下げ、所定時間運転した後バーナ32を消火する(c点)。そして、循環ファン15、臭い空気吸引ファン11及び撹拌手段20を所定時間運転させ乾燥釜5及び乾燥処理物を冷却し生ごみの乾燥処理を完了する。そして排出口開閉手段27のモーターが作動して乾燥釜5に設けられた排出口25が開き、撹拌駆動手段24により乾燥処理物を排出口25から処理物容器26に排出して全ての運転が終了する。
つまり、釜側面温度検知手段28は、乾燥釜5上部の生ごみの温度を検知して乾燥釜5内の水分量を判断し、乾燥釜5底部の面状電気ヒータ29の通電を制御する。そして、第2制御温度(90℃)で制御を開始してから所定時間経過後に釜底部温度検知手段30が温度検知を開始することにより、熱容量の大きい乾燥釜5で面状電気ヒータ29の制御温度を切り替えても直ぐに乾燥釜5底部温度が低下しない場合であっても、低下するのに必要な所定時間を経過した後に釜底部温度検知手段30が乾燥釜5底部温度を検知するので、釜底部温度検知手段30が面状電気ヒータ29の熱影響を受けないで乾燥釜5底部の生ごみの温度を検知でき、生ごみの乾燥終了を確実に判定できるので生ごみの焦げ付きや未乾燥を防止できるのである。なお、本実施例では乾燥釜5内の水分量を釜側面温度検知手段28で判断しているが、湿度センサ等の検知手段でも良く本実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例の外観傾視図である。 本発明の実施例の側面構成図である。 本発明の実施例の正面構成図である。 本発明の実施例の乾燥釜の側面構成図である。 本発明の実施例のバーナ部、臭い空気燃焼室の構成図である。 本発明の実施例1の制御方法を説明するチャート図である。 本発明の実施例2の制御方法を説明するチャート図である。
符号の説明
5 乾燥釜
19 温風加熱手段
29 面状電気ヒータ(直接加熱手段)
30 釜底部温度検知手段

Claims (3)

  1. 生ごみを乾燥する乾燥釜と、前記乾燥釜内の生ごみの上部を温風加熱する温風加熱手段と、前記乾燥釜底部近傍を直接加熱する直接加熱手段と、前記乾燥釜上部付近の生ごみの温度を検知する釜側面温度検知手段と、前記乾燥釜底部近傍の温度を検知する釜底部温度検知手段とを備え、乾燥運転開始後、前記直接加熱手段を第1制御温度で制御し、前記釜側面温度検知手段が一定温度を検知したなら、前記直接加熱手段を前記第1制御温度より低い第2制御温度で制御するとともに、前記釜底部温度検知手段が前記第2制御温度より高い所定温度を検知したとき乾燥運転を終了することを特徴とする生ごみ処理機。
  2. 生ごみを乾燥する乾燥釜と、前記乾燥釜内の生ごみの上部を温風加熱する温風加熱手段と、前記乾燥釜底部近傍を直接加熱する直接加熱手段と、前記乾燥釜上部付近の生ごみの温度を検知する釜側面温度検知手段と、前記乾燥釜底部近傍の温度を検知する釜底部温度検知手段とを備え、乾燥運転開始後、前記直接加熱手段を第1制御温度で制御し、前記釜側面温度検知手段が一定温度を検知したなら、前記直接加熱手段を前記第1制御温度より低い第2制御温度で制御するとともに、前記第2制御温度で制御を開始してから所定時間経過後に前記釜底部温度検知手段の検知を開始し、該釜底部温度検知手段の検知温度が前記第2制御温度より高い所定温度を検知したとき乾燥運転を終了することを特徴とする生ごみ処理機。
  3. 前記第2制御温度を100゜C以下としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の生ごみ処理機。
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