JP2001104910A - 生ごみ処理機 - Google Patents

生ごみ処理機

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直樹 横尾
Tomoyuki Obunai
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昭雄 生野
Yukio Aizawa
幸雄 相澤
Atsushi Shiyounaka
淳 庄中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生ごみを乾燥するための熱量を安定して供給
し、生ごみを効率良く乾燥して乾燥時間を短縮するとと
もに、生ごみ処理機内部から臭気成分が漏れることを防
止し、さらに、臭気成分を確実に分解できる生ごみ処理
機を提供することを目的とする。 【解決手段】臭い空気吸引手段が乾燥容器内部の臭い空
気を吸引して乾燥容器内部に外部の空気を導入し、この
空気を直交熱交換器に連通された内部空気循環手段にて
加熱昇温させながら乾燥容器内部を循環させる構成とし
た生ごみ処理機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、工場、飲食店、ホ
テル、一般家庭等から出る生ごみを加熱乾燥処理して減
量化を計る生ごみ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生ごみを加熱乾燥処理する生ごみ処理機
としては、電気ヒータで高温に加熱する方式や、ガスま
たは灯油等の液体燃料をバーナで燃焼させ、その燃焼熱
と熱交換して得られる高温空気を生ごみに吹き付けて乾
燥させる方式があるが、灯油等の液体燃料をバーナで燃
焼させる方式としては図6に示すようなものが知られて
いる。
【0003】図6を説明すると、生ごみを加熱乾燥する
ための燃焼熱を生成するバーナ50上に、臭い空気燃焼
室51、脱臭触媒52を介して直交型の熱交換器53を
配置し、この熱交換器53と排気筒54と連通してい
る。また、熱交換器53の他の経路には、内部に粉砕・
撹拌をするための羽根55と底部に固定刃56を配設し
た乾燥容器57と外部の空気を導入する新気導入ファン
58と連通した構成としたものである。
【0004】この構成によれば、乾燥容器57内部の生
ごみから排出される臭気成分は、バーナ50の燃焼火炎
により臭い空気燃焼室51にて加熱分解され、加熱分解
されなかった臭気成分も、バーナ50の燃焼熱にて活性
化した脱臭触媒52により、酸化分解されてほとんど臭
気成分が無い空気として排気筒54から外部に放出され
ることになる。
【0005】また、脱臭触媒52の下流に配置した熱交
換器53も加熱されることから、新気導入ファン58に
より導入された外部の空気は、熱交換器53を通過する
間に高温空気となり、乾燥容器57内に入り生ごみを加
熱乾燥する。このように乾燥容器57内では、内部を高
温空気が拡散するため効率よく生ごみを乾燥でき、さら
に、生ごみの乾燥時に発生する臭気成分も臭い空気燃焼
室51及び脱臭触媒52にて分解されるため、臭気の少
ない生ごみ乾燥機を供給できることになる。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】ところで、係る生ごみ処理機において、生
ごみの乾燥効率を向上させて乾燥時間を短縮するには乾
燥容器に流入させる熱量を増加しなければならない。こ
の熱量を増加させるには、熱交換器を通過する風量を一
定にしたまま乾燥容器に導入する空気の温度上げるか、
または導入する空気の温度を一定にしたまま熱交換器を
通過する風量を上げるか、さらには温度と風量の両方を
上げることにより可能となる。
【0007】しかし、空気の温度を上げると乾燥容器内
の生ごみが焦げ付き、乾燥容器内壁や撹拌部にこびり付
いてしまうばかりか、可燃物が生ごみに混じっていた場
合には発火する可能性があるため、安易に空気の温度を
上げることができないといった問題があり、そのため、
乾燥容器に流入させる熱量を増加させるには、もっぱら
風量を増加させる方法が取られているのが現状である。
【0008】しかしながら、従来の生ごみ処理機の構成
において、乾燥容器に導入する空気の風量を増加させる
と、臭い空気燃焼室及び脱臭触媒を通過する空気の量も
同時に増加するため、臭い空気燃焼室と脱臭触媒の温度
低下を招き、臭気成分の分解が促進されず外部に臭気成
分が放出されることになる。さらに、脱臭触媒を通過す
る風量が多いため、脱臭触媒の脱臭性能が低下するなど
の問題があった。
【0009】また、新気導入ファンにより外部の空気を
強制的に導入しているため、乾燥容器内部等は正圧状態
となり、生ごみ処理機における部品の接続部等のシール
性が悪いとその部分から臭気成分が外部に漏れだし、こ
の臭気成分により使用者や周りの環境に悪影響を及ぼし
たり、さらにはシール性を確実なものにするためにシー
ル性の高い部品を使用しなければならず、結局部品コス
トの高い生ごみ処理機となっていた。
【0010】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、生ごみを乾燥するための熱量を安定して供給できる
ため、生ごみを効率良く乾燥でき乾燥時間も短縮できる
とともに、生ごみ処理機内部から臭気成分が漏れること
を防止でき、さらに、臭気成分を確実に分解できる生ご
み処理機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】係る目的を達成するために本発明は、生ご
みを乾燥する乾燥容器と、液体燃料を燃焼させ燃焼熱を
生成するバーナと、前記バーナの下流に設け前記乾燥容
器から排出する臭い空気を前記バーナの燃焼火炎にて加
熱分解する臭い空気燃焼室と、前記臭い空気燃焼室の下
流に設けた脱臭触媒と、前記脱臭触媒を通過した臭い処
理空気を外部に排出する排気筒と、該排気筒と前記脱臭
触媒とに一方の通路を連通しバーナの燃焼熱により空気
を加熱する直交熱交換器と、前記乾燥容器内部の空気を
循環させる内部空気循環手段と、外部の空気を前記乾燥
容器に導入する新気導入口を備え、前記内部空気循環手
段を前記直交熱交換器の他方の通路に連通させ、前記乾
燥容器内部の空気を加熱昇温させながら循環させるとと
もに、前記乾燥容器と前記臭い空気燃焼室とを臭い空気
吸引手段を介して連通させる構成とした生ごみ処理機に
係わるものである。
【0012】また、生ごみを乾燥する乾燥容器と、液体
燃料を燃焼させ燃焼熱を生成するバーナと、前記バーナ
の下流に設け前記乾燥容器から排出する臭い空気を前記
バーナの燃焼火炎にて加熱分解する臭い空気燃焼室と、
前記臭い空気燃焼室の下流に設けた脱臭触媒と、前記脱
臭触媒を通過した臭い処理空気を外部に排出する排気筒
と、該排気筒と前記脱臭触媒とに一方の通路を連通しバ
ーナの燃焼熱により空気を加熱する直交熱交換器と第2
の直交熱交換器と、前記乾燥容器内部の空気を循環させ
る内部空気循環手段と、外部の空気を前記乾燥容器に導
入する新気導入手段を備え、前記内部空気循環手段を前
記直交熱交換器の他方の通路に連通させ、前記乾燥容器
内部の空気を加熱昇温させながら循環させるとともに、
前記新気導入手段を前記第2の直交熱交換器の他方の通
路に連通させ前記乾燥容器内部に加熱昇温した空気を導
入し、さらに前記乾燥容器と前記臭い空気燃焼室とを臭
い空気吸引手段を介して連通させる構成とした生ごみ処
理機に係わるものである。
【発明の実施の形態】
【0013】係る構成とすれば、乾燥容器へ流入させる
熱量を増加させる場合、乾燥容器に導入する高温空気の
温度を内部の生ごみが焦げない程度の温度に保ちなが
ら、内部空気循環手段により直交熱交換器に送られる内
部空気の風量を増加させればよく、さらに、直交熱交換
器を通過する乾燥容器内部の循環空気量を増加させて
も、臭い空気燃焼室及び脱臭触媒を通過する風量は全く
影響を受けないことから、臭い空気吸引手段が吸引する
臭い空気の量を最小限に設定することにより、臭い燃焼
室及び脱臭触媒の温度を低下させることが無く、乾燥効
率の向上による乾燥時間の短縮と、乾燥容器内の生ごみ
から発生する臭気成分の確実な分解との両立が可能とな
る。
【0014】また、臭い空気吸引手段が乾燥容器内部の
臭い空気を吸引することにより、乾燥容器内部が負圧と
なっているから、乾燥容器のシール部に大きなコストを
かけなくても乾燥容器からの臭気成分の漏洩を防止でき
る。
【0015】さらに、新気導入手段を第2の直交熱交換
器に連通させ、乾燥容器内部に導入する空気を加熱昇温
することから、生ごみを乾燥するための熱量をさらに乾
燥容器内の生ごみに十分供給できるので、生ごみの乾燥
時間をさらに短縮することができる。
【実施例】
【0016】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
について図1から図4をもとに説明する。まず図1,図
2より、1は生ごみを乾燥する乾燥容器、2は生ごみを
乾燥するために必要な燃焼熱を生成するバーナ部、3は
乾燥容器1から排出される臭気成分をバーナ部2の燃焼
火炎にて加熱分解する臭い空気燃焼室である。4はバー
ナ部2の燃焼熱により活性化し臭気成分を酸化分解する
脱臭触媒であり、この脱臭触媒4の下流に直交熱交換器
5を配設している。6は乾燥処理した生ごみを排出する
排出部である。
【0017】乾燥容器1は上部に開閉自在の投入蓋7を
有する他、循環空気流入口8、循環空気吸入口9、臭い
空気排出口10、および外部より空気を導入するための
新気流入口11の各々を有している。そして循環空気流
入口8は高温空気ダクト12を介して直交熱交換器5と
連通しており、また、循環空気吸入口9の外部には循環
ファン13を配設し、該循環ファン13を介して循環空
気吸入口9と循環ダクト14を連通するとともに、該循
環ダクト14は直交熱交換器5と連通している。
【0018】つまり、循環空気吸入口9、循環ファン1
3、循環ダクト14、高温空気ダクト12、循環空気流
入口8、から構成された内部空気循環手段15が直交熱
交換器5と乾燥容器1に連通して空気循環経路を構成し
ている。また、17は臭い空気吸引手段16として乾燥
容器1から臭い空気を吸引し臭い空気燃焼室3へ送風す
る臭い空気吸引ファンであり、19は新気流入口11と
連通する新気導入口である。
【0019】一方、図3に示すように直交熱交換器5の
一方の経路は脱臭触媒4と排気筒18に連通しており
(斜線の矢印)、バーナ部2の燃焼熱により前述した空
気循環経路を循環する空気(白抜き矢印)を加熱昇温す
る構成となっている。また、乾燥容器1の底部付近には
固定刃20と、排出部6から離れた側に逆羽根部21を
設けた粉砕・撹拌手段としてスクリュー羽根22が内設
され、外部にスクリュー羽根22駆動用の撹拌モータ2
3を配設している。
【0020】バーナ部2は図4に示すように、燃焼ファ
ン24、バーナ25、バーナ25に燃料の気化ガスを噴
出供給する気化器26からなり、臭い空気燃焼室3は臭
い空気ダクト27を介して乾燥容器1に設けられた臭い
空気排出口10と臭い空気吸引ファン17とに連通して
いる。また、バーナ25は二次空気噴出用の二次空気孔
28を多数穿設した二次空気噴出板29が火口30の両
側に対向立設し、さらに、臭い空気燃焼室3は、臭い空
気ダクト27と連通する周縁通路31を外方に備えた二
重構造をなし、その内外は対向壁面の下側に多数穿設さ
れた臭い空気噴出孔32を介して連通している。
【0021】次に上記構成における動作を説明する。投
入蓋7を開けて生ごみを投入し運転操作を行うと、気化
器26を予熱する等の燃焼準備に入る。予熱が完了する
と、図示しない送油ポンプが始動して気化器26に灯油
が流入し、加熱気化した気化ガスがバーナ25に噴出す
る。その一方で燃焼ファン24も低回転始動し一次空気
がバーナ25に流入する。
【0022】よって、気化ガスと一次空気の予混合気が
火口30より噴出し、図示しない着火装置により着火し
燃焼開始となる。さらに燃焼火炎に二次空気噴出板29
から二次空気が強制的に供給されて完全燃焼する。そし
て、この燃焼排ガスの燃焼熱は、臭い空気燃焼室3、脱
臭触媒4、直交熱交換器5を加熱した後、排気筒18と
連通した排気ファン17により外部に排気される。
【0023】また、燃焼開始と相前後して撹拌モータ2
3が駆動するため、乾燥容器1内の生ごみはスクリュー
羽根22と固定刃20により撹拌・粉砕され、表面積の
大きい生ごみとなる。さらに撹拌・粉砕時において、撹
拌モータ23は正逆回転するので、乾燥容器1内の生ご
みは広がり状態と逆羽根部21により積み上げられた状
態とを繰り返すことになる。
【0024】一方、燃焼開始とほぼ同時に循環ファン1
3が始動するため、乾燥容器1内の空気は循環空気吸入
口9より循環ダクト14に流入して直交熱交換器5に送
られる。そして、直交熱交換器5を通過する間に燃焼排
ガスの燃焼熱と熱交換して高温空気となり、高温空気ダ
クト12を経て乾燥容器1に入り、粉砕・撹拌されて表
面積の拡大した生ごみを効率よく乾燥することになる。
この時、循環ファン13が直交熱交換器5に送る風量
は、乾燥効率を上げるために十分な熱量を確保するよう
設定されている。
【0025】一方、臭い空気吸引ファン17が強制的に
乾燥容器1内部の臭い空気を臭い空気排出口10を介し
て吸引することから、乾燥容器1内部は負圧となり、乾
燥容器1の新気流入口11に新気導入口19から外部の
空気が導入され、生ごみより水蒸気を奪い高湿の臭い空
気となる。
【0026】そして、臭い空気吸引ファン17によって
臭い空気燃焼室3に噴出された臭い空気の臭気成分は、
燃焼熱によって加熱分解される。さらに、臭い空気燃焼
室3で加熱分解されずに残った臭気成分は、臭い空気燃
焼室3下流の脱臭触媒4に流入し完全に酸化分解される
ことになる。この時、臭い空気吸引ファン17によって
臭い空気燃焼室3に送られる臭い空気の量は最小限に設
定して臭い空気燃焼室3及び脱臭触媒4の温度低下を抑
えているから、臭い空気を効率よく処理することができ
る。
【0027】さらに、臭い空気吸引ファン17が乾燥容
器1内の臭い空気を吸引することから、乾燥容器1内部
は負圧となっているため、乾燥容器1のシール部より臭
気成分が外部に漏れ出すことを防止できる。
【0028】このように本実施例の生ごみ処理機は、乾
燥効率を上げ乾燥時間の短縮をはかっても、臭い空気燃
焼室3及び脱臭触媒4の温度低下を防ぐことができるの
で、臭気成分の確実な分解処理ができるものである。さ
らに、乾燥容器1内を負圧にすることでシール部等から
の臭気成分の漏れを確実に防止することができるのであ
る。
【0029】(実施例2)次に第2の実施例を図5を用
いて説明する。なお、上記実施例1と同一部分について
は、同一符号を付してその説明を省略する。33は直交
熱交換器5の下流に配設され、排気ダクト34と排気筒
18と一方の通路を連通する第2の直交熱交換器、さら
に、第2の直交熱交換器33の他方の通路は、外部の空
気を導入する新気導入口19と乾燥容器1に配設された
新気流入口11と新気導入ダクト35から構成された新
気導入手段36と連通している。つまり、新気導入口1
9から外部より導入される空気は第2の直交熱交換器3
3を通過して乾燥容器1に導入される構成となってい
る。
【0030】上記構成における動作を説明する。臭い空
気燃焼室3、脱臭触媒4、直交熱交換器5、さらには第
2の直交熱交換器33は、バーナ25の燃焼排ガスの燃
焼熱により加熱され、燃焼排ガスは排気筒18により外
部に排気される。
【0031】ここで、臭い空気吸引ファン17が乾燥容
器1内の臭い空気を吸引することから、乾燥容器1内部
は負圧となり、新気導入口19からは外部の空気が導入
されることになる。そして、この空気は第2の直交熱交
換器33にてバーナ25の燃焼熱と熱交換して高温空気
となり乾燥容器1内に導入されるため、生ごみを乾燥す
るための熱量を乾燥容器1内の生ごみにさらに十分供給
することができる。したがって、生ごみの乾燥が一層促
進され乾燥時間をさらに短縮できる。また、乾燥容器1
内部は負圧となっているため、乾燥容器1のシール部よ
り臭気成分が外部に漏れ出すことを防止できる。
【発明の効果】
【0032】本発明は上述のような構成にしたので、乾
燥容器へ流入させる熱量を増加させる場合、乾燥容器に
導入する高温空気の温度を内部の生ごみが焦げない程度
の温度に保ちながら、内部空気循環手段により直交熱交
換器に送られる内部空気の風量を増加させればよく、さ
らに、直交熱交換器を通過する乾燥容器内部の循環空気
量を増加させても臭い空気燃焼室及び脱臭触媒を通過す
る風量は全く影響を受けないことから、臭い空気吸引手
段が吸引する臭い空気の量を最小限に設定することによ
り、臭い燃焼室及び脱臭触媒の温度を低下させることが
無くなり臭気成分の確実な分解処理が可能となる。ま
た、臭い空気吸引手段が乾燥容器内の臭い空気を吸引す
るから、乾燥容器内は負圧に保たれるので、乾燥容器の
シール部からの臭気成分の漏れを確実に防止できる。し
たがって、乾燥効率の向上による乾燥時間の短縮と、臭
い空気燃焼室及び脱臭触媒の温度を下げないことによる
脱臭性能の確保と、乾燥容器の接合部等からの臭気成分
の漏洩防止が、同時に達成できる生ごみ処理機となる。
【0033】また、新気導入手段を第2の直交熱交換器
に連通させ、乾燥容器内部に導入する空気を加熱昇温す
ることから、生ごみを乾燥するための熱量をさらに乾燥
容器内に十分供給できるので、脱臭性能の確保と乾燥容
器のシール部等からの臭気成分の漏洩防止を保った上
で、更なる乾燥時間の短縮がはかれる生ごみ処理機とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す生ごみ処理機の側
面の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す生ごみ処理機の正
面の構成図である。
【図3】本発明の実施例の直交熱交換器の概略を示す傾
斜図である。
【図4】本発明の実施例のバーナ部、臭い空気燃焼室、
脱臭触媒及び直交熱交換器の構成図である。
【図5】本発明の第2の実施例を示す生ごみ処理機の側
面の構成図である。
【図6】従来の実施例を示す生ごみ処理機の側面の構成
図である。
【符号の説明】
1 乾燥容器 3 臭い空気燃焼室 4 脱臭触媒 5 直交熱交換器 15 内部空気循環手段 16 臭い空気吸引手段 18 排気筒 19 新気導入口 25 バーナ 33 第2の直交熱交換器 36 新気導入手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生野 昭雄 新潟県白根市大字北田中780番地6 ダイ ニチ工業株式会社内 (72)発明者 相澤 幸雄 神奈川県横浜市中区千鳥町8番地 日石三 菱株式会社中央技術研究所内 (72)発明者 庄中 淳 東京都港区西新橋一丁目3番12号 日石三 菱株式会社内 Fターム(参考) 3L113 AA05 AC04 AC16 AC23 AC40 AC45 AC46 AC48 AC51 AC52 AC53 AC57 AC58 AC59 AC63 AC67 AC72 AC75 AC87 AC90 BA01 CB03 CB15 CB22 CB24 CB28 CB29 CB34 DA02 DA06 DA10 DA19 DA26 4D004 AA03 CA15 CA42 CA48 CB28 CB31 CB34 CC02 CC09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ごみを乾燥する乾燥容器と、液体燃料
    を燃焼させ燃焼熱を生成するバーナと、前記バーナの下
    流に設け前記乾燥容器から排出する臭い空気を前記バー
    ナの燃焼火炎にて加熱分解する臭い空気燃焼室と、前記
    臭い空気燃焼室の下流に設けた脱臭触媒と、前記脱臭触
    媒を通過した臭い処理空気を外部に排出する排気筒と、
    該排気筒と前記脱臭触媒とに一方の通路を連通しバーナ
    の燃焼熱により空気を加熱する直交熱交換器と、前記乾
    燥容器内部の空気を循環させる内部空気循環手段と、外
    部の空気を前記乾燥容器に導入する新気導入口を備え、
    前記内部空気循環手段を前記直交熱交換器の他方の通路
    に連通させ、前記乾燥容器内部の空気を加熱昇温させな
    がら循環させるとともに、前記乾燥容器と前記臭い空気
    燃焼室とを臭い空気吸引手段を介して連通させる構成と
    した生ごみ処理機。
  2. 【請求項2】 生ごみを乾燥する乾燥容器と、液体燃料
    を燃焼させ燃焼熱を生成するバーナと、前記バーナの下
    流に設け前記乾燥容器から排出する臭い空気を前記バー
    ナの燃焼火炎にて加熱分解する臭い空気燃焼室と、前記
    臭い空気燃焼室の下流に設けた脱臭触媒と、前記脱臭触
    媒を通過した臭い処理空気を外部に排出する排気筒と、
    該排気筒と前記脱臭触媒とに一方の通路を連通しバーナ
    の燃焼熱により空気を加熱する直交熱交換器と第2の直
    交熱交換器と、前記乾燥容器内部の空気を循環させる内
    部空気循環手段と、外部の空気を前記乾燥容器に導入す
    る新気導入手段を備え、前記内部空気循環手段を前記直
    交熱交換器の他方の通路に連通させ、前記乾燥容器内部
    の空気を加熱昇温させながら循環させるとともに、前記
    新気導入手段を前記第2の直交熱交換器の他方の通路に
    連通させ前記乾燥容器内部に加熱昇温した空気を導入
    し、さらに前記乾燥容器と前記臭い空気燃焼室とを臭い
    空気吸引手段を介して連通させる構成とした生ごみ処理
    機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003311237A (ja) * 2002-04-23 2003-11-05 Dainichi Co Ltd 生ごみ処理機

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