JP2000263248A - 溶接方法 - Google Patents

溶接方法

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JP2000263248A
JP2000263248A JP11069851A JP6985199A JP2000263248A JP 2000263248 A JP2000263248 A JP 2000263248A JP 11069851 A JP11069851 A JP 11069851A JP 6985199 A JP6985199 A JP 6985199A JP 2000263248 A JP2000263248 A JP 2000263248A
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welding
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welded
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control unit
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Atsuhiko Fujii
淳彦 藤井
Yasushi Saito
寧 齋藤
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁被覆導体の絶縁被覆を剥がすことなく、
直接他の導体に溶接可能な溶接方法を提供する。 【解決手段】 絶縁被覆導体20の絶縁被覆22をあら
かじめ剥がしておくことなく、前端部に所定角度の傾斜
面を有する突起31を設けた溶接ヘッド30を用いて、
絶縁被覆を破断しつつ電流又は超音波を印加し、絶縁被
覆導体20を電子制御ユニット13の導体131等に直
接溶接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面が絶縁被覆さ
れた導体を、絶縁被覆を剥がすことなく直接他の導体に
溶接可能な溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子制御ユニットを内蔵した電気
接続箱が実用化されている。従来の電子制御ユニット内
蔵電気接続箱の構成を図6に示す。
【0003】従来の電子制御ユニット内蔵電気接続箱
は、筺体を構成する上部ハウジング10及び下部ハウジ
ング11と、複数層のバスバーを絶縁基板を介して積層
したバスバーユニット12と、プリント基板上にCPU
等を実装した電子制御ユニット13と、電子制御ユニッ
ト13とバスバーユニット12とを電気的に接続するた
めの略L字状の端子15を有するコネクタ14と、コネ
クタ14の取り付けスペースを確保しつつ電子制御ユニ
ット13を保持するためのスペーサ16等で構成されて
いる。
【0004】従来の電子制御ユニット内蔵電気接続箱に
おいて、電子制御ユニット13とバスバー12との接続
部分にコネクタ14やスペーサ16を用いる場合、部品
点数が多くなり、コストアップにつながる。また、コネ
クタ14やスペーサ16による空間占有率が高いため、
電気接続箱の実装密度を高くしたり、あるいは小型化す
ることが困難であった。
【0005】そこで、電子制御ユニット13とバスバー
ユニット12とを電気的に接続するために、コネクタ1
4の代わりにフレキシブルプリント基板やフレキシブル
フラットケーブル等の絶縁被覆導体を用いることが考え
られる(自明につき図示せず)。その場合、絶縁被覆導
体の絶縁被覆を剥がし、電子制御ユニット13の端子部
やバスバーユニット12のバスバー部と露出した導体と
を半田付けするか又は溶接しなければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子制
御ユニット13とバスバー12とを絶縁被覆導体で接続
する場合、絶縁被覆を剥がして導体部分を露出させる必
要があり、そのための工数が増加し、コストアップにつ
ながるという問題を有していた。さらに、半田付けする
場合、半田に含まれる鉛の有害性や半田付けの信頼性の
低さ等も問題となる。
【0007】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、表面が絶縁被覆された導体
を、絶縁被覆を剥がすことなく直接他の導体に溶接可能
な溶接方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の絶縁被覆導体の溶接方法は、互いに溶接さ
れる2つの部材のうち、少なくとも一方の部材の非溶接
面が絶縁被覆されている場合において、当該絶縁被覆さ
れている面に、少なくとも一方向の断面形状が所定の角
度をなす溶接ヘッドを圧接させ、絶縁被覆を破断しつつ
電流又は超音波を印加して溶接することを特徴とする。
【0009】また、本発明の別の絶縁被覆導体の溶接方
法は、互いに溶接される2つの部材のうち、一方の部材
の溶接面が絶縁被覆されている場合において、他方の部
材の溶接面に前記絶縁被覆を破断するための少なくとも
一方向の断面形状が所定の角度をなす突起を形成し、突
起部裏面から溶接ヘッドを圧接させ、絶縁被覆を破断し
つつ電流又は超音波を印加して溶接することを特徴とす
る。
【0010】さらに、前記溶接ヘッドの被溶接物の絶縁
被覆された面に圧接される面に、絶縁被覆を破断可能な
ように、少なくとも一方向の断面形状が所定の角度をな
すように成型された突起を設けてもよい。また、前記断
面形状を段階的に変化させてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の絶縁被覆導体の溶接方法
の一実施形態である電子制御ユニット内蔵電気接続箱の
製造方法について説明する。まず、電子制御ユニット内
蔵電気接続箱の構成を図1に示す。
【0012】本実施形態の電子制御ユニット内蔵電気接
続箱は、筺体を構成する上部ハウジング10及び下部ハ
ウジング11と、複数層のバスバーを絶縁基板を介して
積層したバスバーユニット12と、プリント基板上にC
PU等を実装した電子制御ユニット13と、電子制御ユ
ニット13とバスバーユニット12とを電気的に接続す
るための絶縁被覆導体20等で構成されている。
【0013】絶縁被覆導体20の一例としては、可撓性
絶縁シート上に複数の薄板状導体を貼付した可撓性回路
基板(フレキシブルプリント基板)であってもよいし、
電線を可撓性絶縁被覆で覆った可撓性電線を平面的に複
数並列したもの(フレキシブルフラットケーブル)等で
あってもよい。
【0014】バスバーユニット12の場合、回路を構成
する各層のバスバーはそれぞれ絶縁基板上に保持され、
かつ絶縁基板により電気的に絶縁されているので、一般
的にバスバー自体の表面(両面)は絶縁被覆で覆われて
いない。一方、電子制御ユニット13は、熱硬化性樹脂
基板上に所定の回路パターン(薄板状導体)が形成され
たプリント基板上にCPU等の電子部品が実装されたも
のであり、端子部分を除いて絶縁被覆で覆われている。
【0015】超音波溶接方法により絶縁被覆導体20を
電子制御ユニット13の端子部に溶接する方法を図2
(a)に示す。この場合、絶縁被覆導体20の導体21
を覆う絶縁被覆22を剥がす必要はなく、直接電子制御
ユニット13のプリント基板131上の導体132の端
子部に絶縁被覆導体20の端部(溶接部分)を載置す
る。そして、溶接ヘッド30と32とで溶接部分を所定
の圧力で挟持し、超音波を印加する。
【0016】絶縁被覆導体20の上側の絶縁被覆22
は、溶接ヘッド30の先端に形成された突起31により
破断されるので、溶接ヘッド30側から印加される超音
波は絶縁被覆によっては減衰されず、ほぼそのまま導体
21に伝わる。超音波は、導体21を振動させるので、
超音波振動による熱及び摩擦により絶縁被覆導体20の
下側の絶縁被覆22が剥がれ、導体21の下面が露出す
る。さらに、超音波を印加し続けると、摩擦熱で絶縁被
覆導体20の導体21の端部と電子制御ユニット13の
導体132の端子部とが加熱され、絶縁被覆導体20の
導体21が電子制御ユニット13の導体132に溶接さ
れる。
【0017】また、抵抗溶接方法により絶縁被覆導体2
0を電子制御ユニット13の端子部に溶接する方法を図
2(b)に示す。この場合、絶縁被覆導体20の導体2
1を覆う絶縁被覆22のうち、少なくとも電子制御ユニ
ット13の導体132の端子部に溶接される側の端部を
剥がしておく必要がある。なお、後述するように、溶接
ヘッド30が圧接される側の絶縁被覆22は剥がす必要
はない。溶接ヘッド30と32との間に電子制御ユニッ
ト13のプリント基板131と絶縁被覆導体20とを所
定の圧力で挟持し、溶接ヘッド31と導体132との間
に所定の電流を流す。そうすると、ジュール熱で絶縁被
覆導体20の導体21の端部と電子制御ユニット13の
導体132の端子部とが加熱され、絶縁被覆導体20の
導体21が電子制御ユニット13の導体132に溶接さ
れる。
【0018】図から明らかなように、溶接ヘッド30の
絶縁被覆導体20に圧接する側の先端部には、少なくと
も紙面に平行な方向の断面形状が所定の角度をなすよう
に形成された突起31が設けられている。すなわち、溶
接ヘッド30の先端部の突起31を絶縁被覆導体20に
圧接させることにより、溶接ヘッド30の突起31で絶
縁被覆22を破断するように構成している。
【0019】抵抗溶接の場合、溶接部近傍に電流を流し
て発熱させる必要がある。そのため、溶接ヘッド30の
突起31を絶縁被覆導体20に圧接させて絶縁被覆22
を破断するという本実施形態の構成により、はじめて、
あらかじめ絶縁被覆22を剥がしておくことなく、抵抗
溶接することが可能となる。一方、超音波溶接の場合、
超音波が溶接ヘッド30の先端の突起31部分に集中す
るので、比較的短時間に絶縁被覆22を剥がすことがで
き、溶接時間を短縮することが可能となる。
【0020】なお、絶縁被覆導体20をバスバーユニッ
ト12のバスバーに溶接する場合も、基本的には同様で
ある。ただし、上記のようにバスバーの表面は絶縁物で
被覆されていないため、図3に示すような溶接方法も可
能である。図3中、(a)は溶接前の状態、(b)は溶
接中の状態、(c)は溶接後の状態を表す。
【0021】(a)に示すように、この溶接例では、バ
スバー120の溶接部分を略U字状に折り曲げ、かつ絶
縁被覆導体20に対向する面に突起121を形成してい
る。そして、(b)に示すように、導体21の両面が絶
縁被覆22で覆われた絶縁被覆導体20を対向する突起
121の間に介在させた状態で、バスバー120の上下
方向から溶接ヘッド33を圧接させ、突起121により
絶縁被覆22を破断し、さらに電流又は超音波を印加す
る。その結果、(c)に示すように、バスバー120と
導体21とが溶接される。この構成によれば、絶縁被覆
導体20がフレキシブルプリント基板やフレキシブルフ
ラットケーブル等のような導体21の両面又は全周が絶
縁被覆22で覆われたものであっても、あらかじめ絶縁
被覆22を剥がすことなく、抵抗溶接又は超音波溶接に
より他の導体に溶接することが可能となる。
【0022】次に、本実施形態の溶接方法の他の応用例
を図4に示す。図4(a)は、互いに溶接される2つの
被溶接部材50,51が共に片面のみ絶縁被覆60,6
1で覆われており、絶縁被覆60,61で覆われていな
い面同士を溶接する場合である。この場合、先端部に突
起341が形成された溶接ヘッド34を、それぞれ絶縁
被覆60,61で覆われた面に圧接し、絶縁被覆60,
61を破断しつつ電流又は超音波を印加する。
【0023】図4(b)は、互いに溶接される2つの被
溶接部材52,53のうち一方の被溶接部材52の片面
が絶縁被覆62で覆われており、絶縁被覆62で覆われ
ている面と絶縁被覆で覆われていない面とを溶接する場
合である。この場合、他方の被溶接部材53の溶接面に
突起531を形成し、先端部が平坦な溶接ヘッド35
を、それぞれ被溶接部材52,53の絶縁被覆で覆われ
ていない面に圧接し、突起531により絶縁被覆62を
破断しつつ電流又は超音波を印加する。
【0024】図4(c)は、互いに溶接される2つの被
溶接部材53,54のうち一方の被溶接部材54の両面
が絶縁被覆64で覆われており、絶縁被覆64で覆われ
ている面と絶縁被覆で覆われていない面とを溶接する場
合である。この場合、他方の被溶接部材53の溶接面に
突起531を形成し、先端部が平坦な溶接ヘッド35を
被溶接部材53の絶縁被覆で覆われていない面に圧接
し、先端部に突起341が形成された溶接ヘッド34を
被溶接部材54の絶縁被覆64で覆われた面に圧接し、
各絶縁被覆64を破断しつつ電流又は超音波を印加す
る。
【0025】これらの溶接方法を組み合わせることによ
り、様々な条件下で、絶縁被覆で覆われた導体を、その
絶縁被覆を剥がすことなく溶接することができる。
【0026】次に、溶接ヘッドの先端の突起の断面形状
が段階的に変化している変形例を図5に示す。この変形
例では、溶接ヘッド36の先端の突起361の傾斜角度
を一定としている。すなわち、突起361のうち第1段
目の傾斜面361aが絶縁被覆を破断し、第2段目の傾
斜面361cとの間の平坦面361bが絶縁被覆の破断
面を押し広げるように作用する。
【0027】なお、溶接ヘッド30,34,36の先端
の突起31,341,361の断面の角度が所定角度よ
りも鋭角の場合、絶縁被覆を破断するだけでなく、導体
をも破断してしまうおそれがある。一方、先端の突起3
1,341,361の断面の角度が所定角度よりも鈍角
の場合、絶縁被覆を破断することができない。従って、
溶接ヘッド30,34,36の先端部の突起31,34
1,361の傾斜面の角度は、絶縁被覆のみを破断し、
かつ導体を損傷しない角度が好ましい。この溶接ヘッド
30,34,36の先端部の突起31,341,361
の傾斜面の角度は、絶縁被覆の材質や厚さ及び導体の材
質や厚さにより一定でない。実際には、先端の突起の傾
斜角度が異なる溶接ヘッドを複数種類用意しておき、溶
接しようとする絶縁被覆導体等の被溶接物の種類や用途
等に応じて、溶接ヘッドを適宜交換し、最も好ましい溶
接ヘッドの先端の突起の形状や先端の傾斜面の傾斜角度
等を実験で求める。
【0028】また、溶接ヘッド30,34,36の先端
の突起31,341,361は、少なくとも一方向の断
面形状が所定の角度をなす(先端の傾斜面が所定の角度
をなす)ように形成されていればよく、必ずしも回転対
称である必要はない。例えば各図の紙面に垂直な方向に
おいて、一定の幅にわたって同一断面形状が続くように
構成してもよい。さらに、溶接ヘッド30,34,36
の先端部分(突起31,341,361を含む部分)を
超硬合金製とすることにより、溶接ヘッドの長寿命化を
はかることができる。
【0029】さらに、本発明の絶縁被覆導体の溶接方法
を利用して製造した電子制御ユニット内蔵電気接続箱
は、上部ハウジング10と下部ハウジング11で構成さ
れる筺体と、筺体内部に収納された少なくとも1層のバ
スバーを含むバスバーユニット12及び電子制御ユニッ
ト13とを具備し、電子制御ユニット13とバスバーユ
ニット12のバスバーとを絶縁被覆導体20で接続し、
電子制御ユニット13の導体部分131及びバスバーユ
ニット12と絶縁被覆導体20の少なくとも一方とを絶
縁被覆22上から溶接するので、従来必要としていたコ
ネクタやスペーサが不要となり、部品点数の削減による
コストダウン及び小型軽量化が可能となる。また、絶縁
被覆導体20の絶縁被覆をあらかじめ剥がしておく必要
がないので、電子制御ユニット13の導体部分131及
びバスバーユニット12と絶縁被覆導体20の溶接作業
が簡素化及び短時間化され、さらなるコストダウンが可
能となる。さらに、半田付けを行わないので、半田によ
る環境汚染や健康被害等の可能性はない。また、直接導
体同士を溶接しているので、電気的接続の信頼性が高い
という効果を有する。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の溶接方法
によれば、互いに溶接される2つの部材のうち、少なく
とも一方の部材の非溶接面が絶縁被覆されている場合に
おいて、当該絶縁被覆されている面に、少なくとも一方
向の断面形状が所定の角度をなす溶接ヘッドを圧接さ
せ、絶縁被覆を破断しつつ電流又は超音波を印加して溶
接する。また、本発明の別の溶接方法によれば、互いに
溶接される2つの部材のうち、一方の部材の溶接面が絶
縁被覆されている場合において、他方の部材の溶接面に
前記絶縁被覆を破断するための少なくとも一方向の断面
形状が所定の角度をなす突起を形成し、突起部裏面から
溶接ヘッドを圧接させ、絶縁被覆を破断しつつ電流又は
超音波を印加して溶接する。いずれの場合であっても、
絶縁被覆導体をの絶縁被覆をあらかじめ剥がしておく必
要がなく、溶接作業を簡素化及び短時間化することがで
きる。
【0031】さらに、溶接ヘッドの被溶接物の絶縁被覆
された面に圧接される面に、絶縁被覆を破断可能なよう
に、少なくとも一方向の断面形状が所定の角度をなすよ
うに形成された突起を設けているので、この溶接ヘッド
を用いることにより、上記溶接方法を容易に実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の絶縁被覆導体の溶接方法を用いて製
造される電子制御ユニット内蔵電気接続箱の一構成例を
示す分解斜視図である。
【図2】 (a)は本発明の絶縁被覆導体の溶接方法の
一実施形態において、絶縁被覆導体を電子制御ユニット
の端子部に超音波溶接方法を用いて溶接する場合を示
し、(b)は上記一実施形態における絶縁被覆導体を電
子制御ユニットの端子部に抵抗溶接方法を用いて溶接す
る場合を示す。
【図3】 上記一実施形態における絶縁被覆導体をバス
バーバスバーに溶接する方法の一例を示す図であり、
(a)は溶接前の状態、(b)は溶接中の状態、(c)
は溶接後の状態を表す。
【図4】 (a)〜(c)はそれぞれ上記一実施形態の
溶接方法の他の応用例を示す図である。
【図5】 上記一実施形態における溶接ヘッドの先端の
突起の変形例を示す図5である。
【図6】 従来の電子制御ユニット内蔵電気接続箱の構
成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10:上部ハウジング 11:下部ハウジング 12:バスバーユニット 13:電子制御ユニット 20:絶縁被覆導体 21:導体 22:絶縁被覆 30:溶接ヘッド 31:突起 32〜36:溶接ヘッド 50〜54:導体 60〜64:絶縁被覆 120:バスバー 121,531:突起 131:プリント基板 132:導体 341,361:溶接ヘッドの先端の突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/36 H05K 3/36 A // B23K 101:42 (72)発明者 藤井 淳彦 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 齋藤 寧 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 4E067 BF04 EA05 5E344 AA02 AA22 BB02 BB04 CC05 DD01 EE21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに溶接される2つの部材のうち、少
    なくとも一方の部材の非溶接面が絶縁被覆されている場
    合において、当該絶縁被覆されている面に、少なくとも
    一方向の断面形状が所定の角度をなす溶接ヘッドを圧接
    させ、絶縁被覆を破断しつつ電流又は超音波を印加して
    溶接することを特徴とする絶縁被覆導体の溶接方法。
  2. 【請求項2】 互いに溶接される2つの部材のうち、一
    方の部材の溶接面が絶縁被覆されている場合において、
    他方の部材の溶接面に前記絶縁被覆を破断するための少
    なくとも一方向の断面形状が所定の角度をなす突起を形
    成し、突起部裏面から溶接ヘッドを圧接させ、絶縁被覆
    を破断しつつ電流又は超音波を印加して溶接することを
    特徴とする絶縁被覆導体の溶接方法。
  3. 【請求項3】 前記溶接ヘッドの被溶接物の絶縁被覆さ
    れた面に圧接される面に、絶縁被覆を破断可能なよう
    に、少なくとも一方向の断面形状が所定の角度をなすよ
    うに成型された突起を設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の絶縁被覆導体の溶接方法。
  4. 【請求項4】 前記断面形状が段階的に変化してことを
    特徴とする請求項3記載の絶縁被覆導体の溶接方法。
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