JP2000262781A - 穴かがり縫いミシンのボタン穴形成装置 - Google Patents

穴かがり縫いミシンのボタン穴形成装置

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JP2000262781A JP11070446A JP7044699A JP2000262781A JP 2000262781 A JP2000262781 A JP 2000262781A JP 11070446 A JP11070446 A JP 11070446A JP 7044699 A JP7044699 A JP 7044699A JP 2000262781 A JP2000262781 A JP 2000262781A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚手の加工布にもボタン穴を良好に形成する
共に、サイクルタイムを良好に短縮することのできる穴
かがり縫いミシンのボタン穴形成装置の提供。 【解決手段】 針板本体57の凹部63には、ゴム55
を挟んでカッタアンナイ53が移動可能に配設されてい
る。カッタアンナイ53の間に形成されるカッタ穴67
は、カッタ13を下降させていっても加工布Wの食い込
みが生じない程度の幅に充分に小さく設定されている
(A)。カッタ13を徐々に下降させていくと、カッタ
13の刃先または加工布Wの切断部がカッタアンナイ5
3のテーパ部と接触することにより、ゴム55を変形さ
せてカッタアンナイ53を外側へ移動させることができ
る。このため、カッタ穴67の幅を徐々に広げながら加
工布Wの切断が行え(B)、カッタ穴67への加工布W
の食い込みを生じることなく良好にボタン穴を形成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工布に穴かがり
縫い目を形成する穴かがり縫いミシンに設けられ、該形
成された穴かがり縫い目間の加工布を切断してボタン穴
を形成する穴かがり縫いミシンのボタン穴形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、加工布に穴かがり縫い目を形
成する縫製手段を備えた穴かがり縫いミシンに設けら
れ、上記縫製手段によって形成された穴かがり縫い目間
の加工布を切断してボタン穴を形成するカッタと、該カ
ッタを上下に駆動するカッタ駆動手段と、上面に上記加
工布を支持すると共に、下方に駆動された上記カッタの
刃先が挿入されるカッタ穴を有する支持手段と、を備え
た穴かがり縫いミシンのボタン穴形成装置が考えられて
いる。
【0003】この種のボタン穴形成装置では、縫製手段
によって穴かがり縫い目が形成された加工布を支持手段
の上面に支持し、カッタ駆動手段によってカッタを上下
に駆動すれば、カッタが上記加工布を突き抜けてカッタ
穴に挿入・抜去される。これによって、上記縫製手段に
よって形成された穴かがり縫い目間の加工布を切断し、
ボタン穴を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、カッタ駆動手
段として、ミシンモータ等から伝達される駆動力をリン
ク機構等を介して機械的にカッタに伝達し、加工布を切
断する形態が主として採用されていた。ところが、この
ような機械式のカッタ駆動手段を採用した場合、カッタ
の駆動力は充分に得られるもののカッタの動作が遅くな
り、穴かがり縫いミシンのサイクルタイムを充分に短縮
することができない。また、エアシリンダを用いてカッ
タ駆動手段を構成することも提案されている。この場
合、カッタの動作はある程度速くなるが、加工布の切断
能力が充分に確保できない。更に、ソレノイドを用いて
カッタ駆動手段を構成した場合、カッタの動作が一層速
くなることが予想されるが、この場合、次のようにカッ
タが加工布に食い込んで戻らなくなる可能性がある。
【0005】例えば、図11に示すように、カッタ13
の厚さとほぼ同じ幅のカッタ穴167を有する支持手段
としての針板151を、穴かがり縫いミシンのベッド上
に配設し、その針板151の上端面151a上に支持さ
れた加工布Wにボタン穴を形成する場合を想定する。こ
の場合、図示しない縫い針等の縫製手段によって図11
のAで示す領域に穴かがり縫い目(この場合、特に縁か
がり縫い目)を形成した後にカッタ13の刃先をカッタ
穴167に挿入し、加工布Wを切断してボタン穴を形成
する。ところがこの場合、図11からも明らかなよう
に、切断された加工布Wがカッタ穴167とカッタ13
の刃先との間に食い込み、カッタ13が図示しないソレ
ノイドの戻しバネ等の力だけでは戻らなくなる可能性が
ある。
【0006】また、このような加工布Wの食い込みは、
エアシリンダによっては充分な切断能力が確保できない
ことの一因とも考えられる。従って、エアシリンダやソ
レノイドを用いてカッタ駆動手段を構成した場合、サイ
クルタイムは短縮できるものの厚手の加工布Wにはボタ
ン穴が良好に形成できないといった課題が生じる。
【0007】そこで、本発明は、厚手の加工布にもボタ
ン穴を良好に形成する共に、サイクルタイムを良好に短
縮することのできる穴かがり縫いミシンのボタン穴形成
装置を提供することを目的としてなされた。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項1記載の発明は、加工布
に穴かがり縫い目を形成する縫製手段を備えた穴かがり
縫いミシンに設けられ、上記縫製手段によって形成され
た穴かがり縫い目間の加工布を切断してボタン穴を形成
するカッタと、該カッタを上下に駆動するカッタ駆動手
段と、上面に上記加工布を支持すると共に、下方に駆動
された上記カッタの刃先が挿入されるカッタ穴を有する
支持手段と、を備えた穴かがり縫いミシンのボタン穴形
成装置であって、上記支持手段の上記カッタ穴周辺に配
設され、上記カッタの刃先が上記カッタ穴に挿入される
に伴って上記カッタ穴の幅を広がらせる弾性体を、備え
たことを特徴とする。
【0009】このように構成された本発明では、上面に
加工布を支持する支持手段に設けられたカッタ穴の周辺
には、弾性体が配設されている。そして、その弾性体
は、カッタの刃先がカッタ穴に挿入されるに伴ってその
カッタ穴の幅を広がらせる。このため、カッタ穴の最初
の幅は加工布の食い込みが生じない程度に充分に小さく
することができ、そのカッタ穴の幅を広がらせながらカ
ッタを挿入することによって、上記食い込みを生じるこ
となく加工布を良好に切断することができる。
【0010】よって、本発明では、厚手の加工布も上記
食い込みを生じることなく良好に切断することができ、
カッタ駆動手段に加わる負荷も軽減することができてソ
レノイド等の採用が可能となる。従って、本発明では、
厚手の加工布にもボタン穴を良好に形成する共に、サイ
クルタイムを良好に短縮することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記カッタ穴の周囲に、そのカッタ穴の輪郭
を規定する剛体が上記カッタ穴の幅方向に移動可能に設
けられ、上記弾性体が、上記カッタの刃先が上記カッタ
穴に挿入されるに伴って上記剛体を上記カッタ穴の幅方
向外側へ移動させることを特徴とする。
【0012】本発明では、上記カッタ穴の周囲に、その
カッタ穴の輪郭を規定する剛体がカッタ穴の幅方向に移
動可能に設けられている。そして、上記弾性体は、カッ
タの刃先がカッタ穴に挿入されるに伴って上記剛体をカ
ッタ穴の幅方向外側へ移動させる。すなわち、カッタの
刃先または加工布の切断部と上記剛体とが接触すること
により、上記弾性体を変形させて上記剛体を外側へ移動
させ、カッタ穴の幅を広げている。このため、本発明で
は、カッタの切れ味等が変化しても上記カッタ穴を安定
して広がらせることができ、しかも、繰り返し使用して
も磨耗等によってカッタ穴の形状が変化することは殆ど
ない。
【0013】従って、本発明では、請求項1記載の発明
の効果に加えて、装置の切断能力や加工布の食い込み防
止効果を一層安定して維持することができるといった効
果が生じる。よって、厚手の加工布にもボタン穴を良好
に形成する共にサイクルタイムを良好に短縮することが
できるといった請求項1記載の発明の効果を、一層安定
して維持することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記弾性体がゴムであることを特徴
とする。加工布をカッタで切断する場合、繊維屑等のほ
こりが発生するが、本発明では上記弾性体をゴムによっ
て構成しているので、カッタ穴の周辺のその弾性体を設
けた部分は密閉状に構成されてほこりがたまり難い。こ
のため、カッタ穴の幅を広がらせる弾性体の機能は長期
間一層安定して維持される。よって、装置の切断能力や
加工布の食い込み防止効果を長期間一層安定して維持す
ることができる。また、カッタ穴の周辺に弾性体として
のゴムを装着するための装着部等の構成、及びその装着
作業は、弾性体としてバネ等の他部材を装着するための
構成及びその装着作業に比べて極めて簡単である。
【0015】従って、本発明では、請求項1または2記
載の発明の効果に加えて、サイクルタイムを良好に短縮
することができるといった前述の効果を長期間一層安定
して維持し、掃除等のメンテナンスを簡略化し、更に、
構成及び製造作業を簡単にして製造コストを低減するこ
とができるといった効果が生じる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項3記載の構
成に加え、上記ゴムが、上記支持手段の上面には開口し
ない中空部を有することを特徴とする。本発明では、上
記弾性体としてのゴムに中空部を設けているので、その
ゴムの柔軟性を向上させ、加工布の食い込みを一層良好
に防止すると共に装置の切断能力を一層良好に確保する
ことができる。このため、カッタ駆動手段の負荷を軽減
してサイクルタイムを一層良好に短縮することができ
る。しかも、その中空部は支持手段の上面には開口しな
いので、支持手段の上方から供給される前述のほこり等
が中空部にたまることもない。従って、本発明では、請
求項3記載の発明の効果に加えて、サイクルタイムを一
層良好に短縮すると共にその効果を一層長期間安定して
維持し、更に、掃除等のメンテナンスを一層良好に簡略
化することができるといった効果が生じる。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の構成に加え、上記カッタ駆動手段が、ソ
レノイドによって上記カッタを駆動することを特徴とす
る。本発明では、カッタ駆動手段がソレノイドによって
カッタを駆動するので、そのカッタの動作を極めて良好
に迅速化することができる。従って、本発明では、請求
項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、サイ
クルタイムを一層良好に短縮することができるといった
効果が生じる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のい
ずれかに記載の構成に加え、上記弾性体または剛体の浮
き上がりを防止する浮き上がり防止手段を、更に備えた
ことを特徴とする。加工布をカッタで切断したときに弾
性体または剛体が浮き上がると、その弾性体または剛体
の下方に前述のほこりが入り込む可能性があるが、本発
明では、浮き上がり防止手段によって弾性体または剛体
の浮き上がりを防止しているので、それらの下方にほこ
りが入り込むのを良好に防止することができる。
【0019】従って、本発明では、請求項1〜5のいず
れかに記載の発明の効果に加えて、サイクルタイムを良
好に短縮することができるといった前述の効果を長期間
一層安定して維持すると共に、掃除等のメンテナンスを
更に簡略化することができるといった効果が生じる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明が適用された穴かがり
縫いミシンMの外観を表す斜視図である。なお、本実施
の形態の穴かがり縫いミシンMは、加工布W(図10参
照)に穴かがり縫い目70(図6参照)を形成し、その
穴かがり縫い目70の縁かがり縫い目71,72の間を
切断してボタン穴80を形成するいわゆるボタン穴用の
穴かがり縫いミシンである。
【0021】図1に示すように、穴かがり縫いミシンM
には、ミシンテーブル1に、ミシンモータ2,そのミシ
ンモータ2を起動または停止するためのペダル3,穴か
がり縫い目70及びボタン穴80を形成するための種々
のデータを入力するための操作パネル4,及び後述の各
部の駆動制御を行う制御装置5等が設けられている。
【0022】穴かがり縫いミシンMは、ベッド部6と脚
柱部7とアーム部8とを有し、図2に示すように、加工
布Wに穴かがり縫い目70を形成する縫製手段としての
縫製機構10と、加工布Wを布送りする送り台11と、
送り台11を布送り方向へ駆動する送り台駆動機構12
(図3参照)と、加工布Wの穴かがり縫い目70の縁か
がり縫い目71,72間を切断してボタン穴80を形成
するカッタ13と、カッタ13を上下に駆動するカッタ
駆動手段としてのカッタ駆動機構14(図4参照)とを
備えている。
【0023】図2に示すように、縫製機構10は、アー
ム部8の頭部8aに設けられた針棒15及び針棒15の
下端部に着脱自在に装着された縫い針16と、針棒15
を上下に往復駆動し左右に揺動駆動する針棒駆動機構
(図示略)と、ベッド部6に設けられ縫い針16と共働
して穴かがり縫い目を形成するルーパ(図示略)とを備
えている。そして、送り台11で加工布Wを布送りしな
がらこの縫製機構10を駆動することにより、図6に示
す穴かがり縫い目70を形成することができる。図6に
示すように、穴かがり縫い目70は、左縁かがり縫い目
71と右縁かがり縫い目72とを有し、更に、その前端
部には前閂止め縫い目73を、後端部には後閂止め縫い
目74を、それぞれ有している。なお、通常の縫製時に
は、前閂止め縫い目73の一部、左縁かがり縫い目7
1、後閂止め縫い目74、右縁かがり縫い目72、前閂
止め縫い目73の残りの部分の順で縫い目が形成され
る。また、図6に示す長さg,a,f等は操作パネル4
にて設定されるデータである。
【0024】次に、前述の送り台11と送り台駆動機構
12について説明する。図2,図3に示すように、送り
台11は前後に長い板状に形成され、その前端部には、
穴かがり縫い目70及びボタン穴80を形成するための
長孔11aが形成されている。ベッド部6の上面部分に
は左右一対の案内板20がはめ込まれており、それらの
案内板20の間に、送り台11が前後に移動可能にガイ
ド支持されている。
【0025】送り台駆動機構12は、送り台11の後端
部下面側に固定された可動部材21と、前後に長い連結
ロッド23により可動部材21に固定的に連結された可
動部材22と、可動部材22を次に述べる機構によって
前後に駆動するステッピングモータ24とを備えてい
る。
【0026】連結ロッド23は、可動部材21,22の
左端部(図3の奥手側)を挿通して延び、可動部材2
1,22の前後両側において一対の軸受25を介してミ
シン機枠に前後に移動可能にガイド支持されている。ま
た、連結ロッド23の右側には、前後に長いロッド26
が固定的に設けられ、このロッド26に可動部材22の
右端部が軸受22aを介して前後に移動自在にガイド支
持されている。
【0027】ステッピングモータ24の出力軸には駆動
プーリ27が固着され、駆動プーリ27の後方には図示
しない従動プーリがミシン機枠に固定的に設けられ、こ
れら両プーリに無端状のベルト28が掛け渡されてい
る。このベルト28の一部に前述の可動部材22が固定
され、ステッピングモータ24が駆動されると、可動部
材22,21と共に送り台11が前後に駆動される。
【0028】ところで、可動部材22には、前端部に布
押え31を取り付けた押え腕30の後端部が、左右方向
向きの軸心回りに回動可能に連結されている。この布押
え31は、図示しない付勢部材により押え腕30を介し
て下方へ付勢されており、布押え31で送り台11上に
加工布Wを押圧固定できるようになっている。また、カ
ッタ13は、次に説明するカッタ駆動機構14により上
下動されるカッタ取付軸40下端のカッタホルダ41
に、ビス41aを介して取り付けられている。
【0029】図4は、カッタ駆動機構14の構成を表す
斜視図である。図4に示すように、カッタ13は縫い針
16よりも僅かに後方において前述のようにカッタ取付
軸40に取り付けられており、このカッタ取付軸40
は、カッタ駆動用ソレノイド(以下、単にソレノイドと
いう)45のプランジャ45aにカッタ作動腕46等を
介して連結されている。カッタ作動腕46は後端側が上
方に屈曲した略L字型に形成され、その中央部が、左右
方向に伸びる枢支軸46aを介してミシン機枠に揺動可
能に支持されている。カッタ作動腕46の前端部はカッ
タ取付軸40に連結され、カッタ作動腕46の後上端部
は、ソレノイド45から後方へ突出したプランジャ45
aにリンク47を介して連結されている。また、カッタ
作動腕46の前端部分は、バネ部材48により上方へ付
勢されている。
【0030】このため、ソレノイド45のプランジャ4
5aを突出/退避させることによって、カッタ取付軸4
0を介してカッタ13を上下動させることができる。な
お、ソレノイド45は、通電状態に応じてプランジャ4
5aを突出方向へも退避方向へも駆動することができる
いわゆる双方向ソレノイドである。このため、バネ部材
48はカッタ取付軸40からカッタ13に至る機構の重
量を補償する程度のものであればよく、省略することも
可能である。また、カッタ13は図5に詳細に示すよう
に、カッタホルダ41とカッタ押さえ41bとによって
挟まれた上でビス41aを介して固定されている。この
ため、カッタ13は、その上下動の際に厚さ方向に撓む
のが極めて良好に防止される。
【0031】次に、図7は、上端面51aを長孔11a
から突出させて(図10参照)送り台11の下に配設さ
れる支持手段としての針板51の構成を表す平面図であ
り、図8は、剛体としてのカッタアンナイ53及び弾性
体としてのゴム55をその針板51から除去した針板本
体57の構成を表す平面図である。また、図9(A),
(B)は、それぞれ図7のB−B,C−C線断面図であ
る。
【0032】図8に示すように、針板本体57には、縫
い針16が右または左に揺動駆動された状態でも貫通可
能なように左右方向に細長く形成された針穴59と、ボ
タン穴80の形成時にカッタ13の刃先が挿入される前
後に長い長孔61とが形成されている。また、図8及び
図9に示すように長孔61の周囲には下方に窪んだ凹部
63が形成され、その凹部63の左右端縁に沿ってピン
穴65が等間隔で形成されている。
【0033】一方、凹部63内で対向配置される一対の
カッタアンナイ53は、図7に示すように前後方向両端
が互いに対向する方向に突出しており、この一対のカッ
タアンナイ53を突き合わせると両者の間にカッタ穴6
7が形成される。また、図9に示すように、カッタアン
ナイ53の高さは、凹部63に配設したときその上端面
53aが針板本体57の上端面57aと揃うように設定
されており、カッタ穴67の左右端縁を規定する部分に
は上方にテーパが施されている。
【0034】この針板51は、カッタアンナイ53を凹
部63の中央で突き合わせて配置すると共に、全てのピ
ン穴65に針板本体57の上端面57aに達しない範囲
で下側からピン(図示略)を挿入した上で、凹部63に
流動状態のゴム55を上端面57aと同じ高さまで流し
込んで製造される。すると、ゴム55が固化してから上
記ピンを抜去することにより、図7及び図9(A)に示
すように、ゴム55には上端面55aに開口しない円筒
状の中空部69が等間隔に形成される。このため、ゴム
55の柔軟性が向上する。
【0035】次に、この針板51と、前述のカッタ13
及びカッタ駆動機構14とからなるボタン穴形成装置の
動作について、図10を参照して説明する。図10
(A)に示すように、カッタ穴67の最初の幅は、カッ
タ13を下降させていっても加工布Wの食い込みが生じ
ない程度に充分に小さく設定されている。カッタ駆動機
構14によりカッタ13を徐々に下降させていくと、カ
ッタ13の刃先または加工布Wの切断部がカッタアンナ
イ53のテーパ部と接触することにより、ゴム55を変
形させてカッタアンナイ53を外側へ移動させることが
できる。このため、図10(B)に示すようにカッタ穴
67の幅を徐々に広げながら加工布Wの切断が行え、カ
ッタ穴67への加工布Wの食い込みを生じることなく良
好にボタン穴80を形成することができる。
【0036】よって、本実施の形態では、厚手の加工布
Wも上記食い込みを生じることなく良好に切断すること
ができ、カッタ駆動機構14に加わる負荷も軽減するこ
とができる。従って、前述のようにソレノイド45を用
いてカッタ駆動機構14を構成し、カッタ13の動作を
極めて迅速化することができる。よって、本実施の形態
の穴かがり縫いミシンMでは、厚手の加工布Wにもボタ
ン穴80を良好に形成する共に、サイクルタイムを良好
に短縮することができる。
【0037】
【実施例】次に、前述の針板51(以下、本件針板とも
いう)を用いた穴かがり縫いミシンMを実際に試作し
(実施例)、従来から使用されている標準針板を用いた
穴かがり縫いミシンM(比較例)と加工布Wの切断性能
を比較した。結果を表1に示す。なお、表1には、カッ
タ駆動機構14の代わりに、ミシンモータ2の駆動力を
リンク等を介してカッタ13に伝達する機械式のカッタ
駆動機構を適用した穴かがり縫いミシン、及び、エアシ
リンダを用いてカッタ駆動機構を構成した穴かがり縫い
ミシンの加工布切断性能も比較例として列挙した。ま
た、表1において※は、加工布Wの切断はできたものの
針板とカッタ13の刃先との間に加工布Wが食い込み、
カッタ13が戻らなくなったことを表す。
【0038】
【表1】
【0039】表1に示すように、ソレノイド45を用い
てカッタ駆動機構14を構成したものにおいて、標準針
板を使用した場合はデニム(14オンス)を2枚重ねた
加工布Wでカッタ13が戻らなくなり、それより厚手の
加工布Wに対しては実験が行えなかった。これに対し
て、本実施例では、そのデニムを8枚重ねたものまで良
好に切断し、ボタン穴80を形成することができた。ま
た、この結果は、標準針板とエアシリンダとを使用した
ものよりも良好な加工布切断性能を表している。
【0040】ビニルレザーA,B,C,Dはそれぞれ異
なる種類のビニルレザーを表しているが、ソレノイド4
5と標準針板とを使用した場合はビニルレザーDでカッ
タ13が戻らなくなったのに対し、本実施例では全ての
ビニルレザーを良好に切断することができた。なお、機
械式のカッタ駆動機構において標準針板を使用したもの
は本実施例よりも加工布切断性能がよく、エアシリンダ
と標準針板とを使用したものも本実施例に比較的近い加
工布切断性能を有しているが、これらのカッタ駆動機構
を使用した場合はカッタ13の動作を本実施例のように
迅速化することができず、穴かがり縫いミシンのサイク
ルタイムはそれ程短縮できなかった。
【0041】以上、具体的な実施の形態を挙げて本発明
を説明したが、本発明は上記実施の形態に何等限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
の形態で実施することができる。例えば、カッタアンナ
イ53は特に設ける必要がなく、例えば、針板の上面に
ゴム板を貼着すると共に、カッタ13が上昇していると
きのカッタ穴67と同じ幅を有する切り込み(カッタ穴
に相当)をそのゴムに形成してもよい。この場合も、カ
ッタ13の刃先または加工布Wの切断部がそのゴムを内
側から押圧し、カッタ穴を徐々に広げて加工布Wを切断
することができる。
【0042】但し、上記実施の形態のように、剛体から
なるカッタアンナイ53がカッタ穴67の輪郭を規定す
る場合、カッタ13の切れ味等が変化してもカッタ穴6
7を安定して広がらせることができ、しかも、繰り返し
使用しても磨耗等によってカッタ穴67の形状が変化す
ることは殆どない。従って、装置の切断能力や加工布W
の食い込みを防止する効果を一層安定して維持すること
ができる。よって、厚手の加工布Wにもボタン穴80を
良好に形成する共にサイクルタイムを良好に短縮すると
いった前述の効果を、一層安定して維持することができ
る。
【0043】しかも、上記実施の形態では、カッタ13
が厚さ方向に撓むのをカッタ押さえ41bによって防止
していることと、カッタアンナイ53の、カッタ穴67
の左右端縁を規定する部分にテーパを施したこととによ
って、カッタアンナイ53の上記外側への移動を極めて
円滑に行うことができる。従って、上記実施の形態で
は、一層良好にボタン穴80を形成することができる。
【0044】また、カッタアンナイ53と凹部63の内
壁との間には、例えばバネ等、ゴム55以外の弾性体を
配設してもよい。但し、弾性体としてゴム55を採用し
たことにより、上記実施の形態では次のような効果が生
じる。すなわち、加工布Wをカッタ13で切断する場
合、繊維屑等のほこりが発生するが、本実施の形態で
は、カッタアンナイ53の上端面53aと針板本体57
の上端面57aとの間はゴム55によって密閉されてい
るので極めてほこりがたまり難い。このため、カッタ穴
67の幅を前述のように広がらせる機能は長期間一層安
定して維持される。よって、装置の切断能力や加工布W
の食い込みを防止する効果を長期間一層安定して維持す
ることができ、サイクルタイムを良好に短縮することが
できるといった前述の効果を長期間一層安定して維持す
ると共に、掃除等のメンテナンスを簡略化することがで
きる。
【0045】また、ゴム55は、流動状態にしてカッタ
アンナイ53の周囲の凹部63に流し込むだけでよく、
極めて簡単に製造することができる。更に、ゴム55を
装着するための特別な構成も必要ない。従って、弾性体
としてバネ等の他部材を装着する場合に比べて、その装
着のための構成及びその装着作業を極めて簡単にして製
造コストを低減することができる。
【0046】しかも、上記ゴム55は中空部69を有し
ているので、極めて良好な柔軟性を有し、加工布Wの食
い込みを一層良好に防止すると共に装置の切断能力を一
層良好に確保することができる。このため、カッタ駆動
機構14の負荷を更に軽減してサイクルタイムを一層良
好に短縮することができる。また、その中空部69はゴ
ム55の上端面55aには開口しないので、前述のほこ
り等が中空部69にたまることもない。従って、前述の
効果を長期間安定して維持し、掃除等のメンテナンスを
簡略化することができるといった効果も確保することが
できる。また、この中空部69も、ピン穴65にピンを
挿入した上で流動状態のゴム55を流し込み、ゴム55
が固化してからピンを抜去するといった簡単な作業によ
って製造されるので、本実施の形態では製造コストを一
層良好に低減することができる。
【0047】更に、針板51には、ゴム55またはカッ
タアンナイ53の浮き上がりを防止するための浮き上が
り防止手段としての構成を設けてもよい。例えば、図1
2(A)の平面図及び図12(B)のD−D線断面図に
示すように、凹部63の前後側内壁63b,63cをそ
れぞれ底部に行くに従って広がるテーパ状に構成し、カ
ッタアンナイ53の前後側端面53b,53cもその内
壁63b,63cに合わせてテーパ状に構成してもよ
い。この場合、いわゆるアリ溝構造によってカッタアン
ナイ53が凹部63から浮き上がるのを防止することが
できる。
【0048】また、図13(A)の平面図、図13
(B)のE−E線断面図、及び図13(C)のF−F線
断面図に示すように、カッタアンナイ53,ゴム55,
及び針板本体57を水平方向に貫通するピン91,93
を設け、このピン91,93に沿ってカッタアンナイ5
3及びゴム55を移動させることにより、それらの浮き
上がりを防止してもよい。なお、図13に示すカッタア
ンナイ53では、後側の突き合わせ部分53dを延長
し、その突き合わせ部分53dに一本のピン91を貫通
させている。このため、カッタ穴67にカッタ13を挿
入していくときにピン91は何等邪魔とならない。
【0049】一方、カッタアンナイ53の前側では、カ
ッタ穴67を針穴59の直近まで設ける必要があるた
め、突き合わせ部分53dを延長することができない。
そこで、針板本体57の左右両側から一対のピン93を
挿入している。ピン93はカッタアンナイ53の半ばま
で挿入されており、ピン93を挿入可能な穴部53eは
カッタアンナイ53を貫通して設けられている。従っ
て、ピン93もカッタ13を挿入していくときに邪魔と
ならない。
【0050】このように、カッタアンナイ53またはゴ
ム55の浮き上がりを防止する浮き上がり防止手段(凹
部63の内壁63b,63c、またはピン91,93)
を、更に設けた場合、前述の実施の形態の効果に加えて
次のような効果が生じる。すなわち、加工布Wをカッタ
13で切断したときにゴム55またはカッタアンナイ5
3が浮き上がると、そのゴム55またはカッタアンナイ
53の下方に前述のほこりが入り込む可能性があるが、
図12,図13に示したようにゴム55またはカッタア
ンナイ53の浮き上がりを防止した場合、それらの下方
にほこりが入り込むのを良好に防止することができる。
従って、この場合、サイクルタイムを良好に短縮するこ
とができるといった前述の効果を長期間一層安定して維
持すると共に、掃除等のメンテナンスを更に簡略化する
ことができる。
【0051】また更に、本実施の形態の針板51は、前
述の機械式のカッタ駆動機構やエアシリンダ式のカッタ
駆動機構を有する穴かがり縫いミシンMにも適用するこ
とができる。この場合も、加工布Wの食い込みを防止し
て装置の切断能力を向上させると共に、カッタ駆動機構
の負荷を軽減してサイクルタイムを短縮することができ
る。但し、前述のように双方向ソレノイドとしてのソレ
ノイド45を用いてカッタ駆動機構14を構成した場合
は、カッタ13の上下動を極めて良好に迅速化すること
ができるので、サイクルタイムを一層良好に短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した穴かがり縫いミシンの外観
を表す斜視図である。
【図2】 そのミシンの縫製機構の要部構成を表す右側
面図である。
【図3】 上記ミシンの送り台駆動機構の構成を表す斜
視図である。
【図4】 上記ミシンのカッタ駆動機構の構成を表す斜
視図である。
【図5】 上記ミシンのカッタ近傍の構成を詳細に表す
右側面図である。
【図6】 上記ミシンが形成する穴かがり縫い目の構成
を表す説明図である。
【図7】 上記ミシンの針板の構成を表す平面図であ
る。
【図8】 その針板の1部品としての針板本体の構成を
表す平面図である。
【図9】 その針板本体の構成を表す断面図である。
【図10】 上記ミシンにおけるボタン穴の形成動作を
表す説明図である。
【図11】 従来のミシンにおけるボタン穴の形成動作
を表す説明図である。
【図12】 針板の他の形態を表す平面図及び縦断面図
である。
【図13】 針板の更に他の形態を表す平面図及び横断
面図である。
【符号の説明】 10…縫製機構 11…送り台 13…カッタ
14…カッタ駆動機構 45…カッタ駆動用ソレノイド 51…針板
53…カッタアンナイ 55…ゴム 57…針板本体 67…カッタ穴
69…中空部 80…ボタン穴 M…穴かがり縫いミシン W
…加工布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 隆 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 蒲野 淳 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 (72)発明者 柴田 到 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA24 BA06 CC04 CE05 CE07 CE23 EE03 EE08 EE15 GA06 GE00 HA04 JA07 JA11 QA01 QA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工布に穴かがり縫い目を形成する縫製
    手段を備えた穴かがり縫いミシンに設けられ、 上記縫製手段によって形成された穴かがり縫い目間の加
    工布を切断してボタン穴を形成するカッタと、 該カッタを上下に駆動するカッタ駆動手段と、 上面に上記加工布を支持すると共に、下方に駆動された
    上記カッタの刃先が挿入されるカッタ穴を有する支持手
    段と、 を備えた穴かがり縫いミシンのボタン穴形成装置であっ
    て、 上記支持手段の上記カッタ穴周辺に配設され、上記カッ
    タの刃先が上記カッタ穴に挿入されるに伴って上記カッ
    タ穴の幅を広がらせる弾性体を、 備えたことを特徴とする穴かがり縫いミシンのボタン穴
    形成装置。
  2. 【請求項2】 上記カッタ穴の周囲に、そのカッタ穴の
    輪郭を規定する剛体が上記カッタ穴の幅方向に移動可能
    に設けられ、 上記弾性体が、上記カッタの刃先が上記カッタ穴に挿入
    されるに伴って上記剛体を上記カッタ穴の幅方向外側へ
    移動させることを特徴とする請求項1記載の穴かがり縫
    いミシンのボタン穴形成装置。
  3. 【請求項3】 上記弾性体がゴムであることを特徴とす
    る請求項1または2記載の穴かがり縫いミシンのボタン
    穴形成装置。
  4. 【請求項4】 上記ゴムが、上記支持手段の上面には開
    口しない中空部を有することを特徴とする請求項3記載
    の穴かがり縫いミシンのボタン穴形成装置。
  5. 【請求項5】 上記カッタ駆動手段が、ソレノイドによ
    って上記カッタを駆動することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載の穴かがり縫いミシンのボタン穴形
    成装置。
  6. 【請求項6】 上記弾性体または剛体の浮き上がりを防
    止する浮き上がり防止手段を備えたことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれかに記載の穴かがり縫いミシンのボ
    タン穴形成装置。
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