JP2000259193A - 音声再生装置 - Google Patents

音声再生装置

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JP2000259193A
JP2000259193A JP11063805A JP6380599A JP2000259193A JP 2000259193 A JP2000259193 A JP 2000259193A JP 11063805 A JP11063805 A JP 11063805A JP 6380599 A JP6380599 A JP 6380599A JP 2000259193 A JP2000259193 A JP 2000259193A
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JP11063805A
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Hideo Okano
秀生 岡野
Michio Nagai
通夫 永井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型化及びコストの削減に適した音声再生装置
を提供すること。 【解決手段】メニュー釦14は、up方向とそれとは異
なるdown方向に対して付勢可能に構成される。そし
て、各種設定を行うMENUモード時には、上記upあ
るいはdown方向に付勢されることにより、該MEN
Uモードにおける複数の選択肢を昇順あるいは降順させ
る。また、記録媒体13に記録されている音声データの
再生時には、上記上記upあるいはdown方向に付勢
されることにより、再生音量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の音声データ
ファイルの中から所望の音声データファイルを再生する
音声再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ローラの回転操作でメニューを選択し、
ローラの押圧動作でメニューを確定するリモートコント
ローラが、特開平10−69349号公報に送受新装置
と題されて開示されている。
【0003】そして、この公報に開示された技術を応用
した音声再生装置が発表されている。これは、音声デー
タファイルの選択をローラの回転で行い、その後、ロー
ラを押下操作すると、その選択された音声データファイ
ルが再生されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な特開平10−69349号公報に開示された技術を応
用した音声再生装置では、音量調節は、上記ローラとは
別の回転部材が設けられており、該回転部材の操作で制
御するようになっている。
【0005】しかしながら、このように音声データファ
イルの選択・再生のための操作部材と音量調節のための
操作部材とがそれぞれ別部材として構成されていると、
部材点数が増加し、コストアップにつながってしまう。
また、それらの部材の実装スペースも必要となり、音声
再生装置時代の自体の小型化にも不利である。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、小型化及びコストの削減に適した音声再生装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による音声再生装置は、記録媒体に記録さ
れた音声データを再生する再生手段と、それぞれ異なる
第1及び第2の方向に対して付勢可能な操作部材とを有
する音声再生装置であって、上記操作部材は、所定の設
定モード時には、上記第1あるいは第2の方向に付勢さ
れることにより、上記所定の設定モードにおける複数の
選択肢を昇順あるいは降順させ、上記再生手段による音
声データ再生時には、上記第1及び第2の方向に付勢さ
れることにより再生音量を調整することを特徴とする。
【0008】即ち、本発明の音声再生装置によれば、第
1及び第2の方向に付勢可能な操作部材が上記第1ある
いは第2の方向に付勢された場合、所定の設定モード時
(例えば音声データファイルの選択時)であれば上記所
定の設定モードにおける複数の選択肢を昇順あるいは降
順させ、音声データ再生時であれば再生音量を調整する
ようにしている。つまり、音声データファイルの選択・
再生のための操作部材と音量調節のための操作部材とを
別部材ではなく、一つの操作部部で構成するようにして
いるので、小型化及びコストの削減が可能となる。
【0009】また、本発明による音声再生装置は、複数
の音声データファイルが記録可能な記録媒体と、上記記
録媒体の音声データを再生する再生手段と、上記複数の
音声データファイルから所望の音声データファイルを検
索し且つ選択する操作部材とを有する音声再生装置であ
って、上記操作部材は、上記再生手段による音声データ
の再生中においては、再生音量の調整をすることができ
ることを特徴とする。
【0010】即ち、本発明の音声再生装置によれば、複
数の音声データファイルから所望の音声データファイル
を検索し且つ選択する操作部材を、音声データの再生中
においては、再生音量の調整に用いるようにしている。
つまり、音声データファイルの選択・再生のための操作
部材と音量調節のための操作部材とを別部材ではなく、
一つの操作部部で構成するようにしているので、小型化
及びコストの削減が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0012】図1の(A)は、本発明の一実施の形態に
係る音声再生装置を適用したデジタルレコーダの構成を
示すブロック図である。
【0013】同図において、マイクロホン1は、増幅器
(AMP)2,ローパスフィルタ(LPF)3,及びア
ナログデジタルコンバータ(A/D)4を介して、シス
テム制御部5に接続されている。このシステム制御部5
には、また、デジタルアナログコンバータ(D/A)
6,LPF7,及びAMP8を介して、スピーカ9が接
続されている。
【0014】また、上記システム制御部5には、データ
転送用データ変換部10、表示部111、電源制御部1
2、及び記録媒体(例えば、メモリ)13が接続されて
いる。なお、記録媒体13は、システム制御部5に着脱
自在に接続されていても良い。また、システム制御部5
は、音声データの圧縮/伸長を行うデジタル信号処理部
(DSP)と全体の制御を行うCPUとで構成すること
かできる。
【0015】さらに、上記システム制御部5には、図示
しない各種の操作釦(録音釦、再生釦、停止釦、早送り
釦、早戻し釦)と、第1乃至第3のスイッチ(SW1〜
SWSW3)を備えた一つの操作部材として構成された
メニュー釦14とが接続されている。
【0016】本実施の形態のデジタルレコーダは、デー
タ転送用データ変換部10を介して、パーソナルコンピ
ュータ(PC)等の外部機器に接続可能であり、この外
部機器とともに音声処理システムを構成する。当該デジ
タルレコーダに設けられた操作釦を操作することにより
所定の制御信号が外部機器に送信されて、外部機器に対
して種々の動作指示が与えられ、外部機器の動作を制御
することができる。なお、本実施の形態では、デジタル
レコーダと外部機器とがケーブルなどで接続されている
ことを想定しているが、無線によりデジタルレコーダか
ら外部機器を制御するようにしても良い。
【0017】以下に、上記したデジタルレコーダの一般
的な録音再生動作を説明する。即ち、操作者が録音釦を
押下操作すると録音モードとなり、マイクロホン1から
入力された音声が電気信号に変換された後、AMP2に
より増幅され、かつ、LPF3によりその不要成分が除
去される。その後、A/D4によりデジタル信号に変換
されてシステム制御部5に入力される。このシステム制
御部5でデジタル音声信号に対する圧縮処理が施された
後、音声データファイルとして記録媒体13に記録され
る。
【0018】また、操作者が再生釦を押下操作すると再
生モードとなり、システム制御部5は、記録媒体13か
ら音声データを読み出して伸長処理を施す。そして、そ
の伸長された音声信号は、D/A6でアナログ信号に変
換された後、LPF7でその不要成分が除去され、AM
P8で増幅された後、スピーカ9から音声として出力さ
れる。即ち、これらシステム制御部5及びD/A6乃至
スピーカ9は、再生手段として機能する。
【0019】上記した音声の録音動作中あるいは再生動
作中に、停止釦が押された場合には、そのときの動作が
停止される。また、表示部11には、モードに応じて各
種の情報が表示される。そして、電源制御部12は、当
該デジタルレコーダ内の各部に供給される電源を制御し
たり、省電力の制御を行なうものである。
【0020】図1の(B)は、上記したデジタルレコー
ダの外観を示す図であり、上記メニュー釦14と録音釦
15,再生釦16,停止釦17,早送り釦18,及び早
戻し釦19等の各種操作釦の他に、上記マイクロホン1
用の開口孔1A,上記表示部11としての液晶表示部1
1A,及び上記スピーカ9用の開口孔9Aが所定の位置
に配置されている。また、同図において、参照番号20
は外部マイクロホン接続用のマイクロホンジャックであ
り、21は外部イヤホン接続用のイヤホンジャックであ
る。さらに、同図においては見えない所定の位置に、外
部機器接続用のコネクタが配されている。
【0021】メニュー釦14は、図2の(A)に示すよ
うに、上下方向に回動し且つ本体方向に押下可能に構成
されている。そして、操作者が操作部14Aを第1の方
向としての矢印A方向即ちup方向に付勢して回動させ
ると、回動切片14Bが矢印a方向に回動して、回転A
方向検出スイッチ(上記スイッチSW1に相当)をオン
させ、逆に、第2の方向としての矢印B方向即ちdow
n方向に付勢して回動させると、回動切片14Bが矢印
b方向に回動して、回転B方向検出スイッチ(上記第2
のスイッチSW2に相当)をオンさせる。また、操作部
14Aを押下操作する即ち第3の方向(push方向)
に付勢すると、回動切片14Bが下降して、押圧用スイ
ッチ(上記第3のスイッチSW3に相当)をオンさせ
る。なお、この操作部14Aは、バネ部材14Cによ
り、操作者によるどのような付勢もない時には、その初
期位置に保持される。
【0022】図3は、操作者からの操作入力に基づいた
システム制御部5の処理の詳細を説明するためのメイン
ルーチンのフローチャートである。
【0023】即ち、電池を装填することで本メインルー
チンの動作がスタートし、まず、動作のための初期設定
を行ない(ステップS11)、その後は、各釦の操作に
応じた動作を行う。ここで、初期設定としては、各釦の
状態検出や電源制御部12による電源制御、当該システ
ム制御部5内の不図示内部メモリのクリア、音声データ
ファイルを識別するための特定情報(例えばファイル
名)の液晶表示部11Aでの表示、などを含む。
【0024】即ち、再生釦16がONされた場合には
(ステップS12)、詳細は後述するような再生処理
(PLAY処理)を行なう(ステップS13)。また、
録音釦15がONされた場合には(ステップS12)、
録音処理(REC処理)を行なう(ステップS15)。
なお、このREC処理における録音動作は、特にフロー
チャートで示さないが、停止釦17がONされるまで、
記録媒体13の記憶容量の残量が無くなるまで、あるい
は、電池が無くなるまで、継続される。
【0025】また、早送り釦18がONされた場合には
(ステップS16)、順方向音声データファイルスキッ
プ処理(FF処理)を行なう(ステップS17)。この
FF処理により、液晶表示部11Aに、次の音声データ
ファイルの特定情報が表示され、再生釦16のONによ
って再生すべき音声データファイルとしてその音声デー
タファイルが選択される。早戻し釦19がONされた場
合には(ステップS18)、逆方向音声データファイル
スキップ処理(REV処理)を行う(ステップS1
9)。このREV処理は、このREV処理により、液晶
表示部11Aに、一つ前の音声データファイルの特定情
報が表示され、再生釦16のONによって再生すべき音
声データファイルとしてその音声データファイルが選択
される。
【0026】また、停止釦17がONされた場合には
(ステップS20)、停止処理(STOP処理)を行う
(ステップS21)。このSTOP処理は、バッテリチ
ェック動作中あるいは記憶容量残量チェック動作中のモ
ードがあれば、停止する処理である。
【0027】そして、メニュー釦14がpush方向に
付勢された場合には(ステップS22)、該メニュー釦
14が所定時間以上(ここでは2秒とするが、これは使
い易いような値に設定すれば良い。)押し続けられてい
るかどうかを判断する(ステップS23)。メニュー釦
14が所定時間以上押し続けられた場合には、所定の設
定モードであるメニュー処理(MENU処理)を行う
(ステップS24)。このMENU処理の詳細について
は、後述する。また、メニュー釦14が所定時間以上押
し続けられなかった場合には、上記ステップS13と同
様のPLAY処理を行う(ステップS25)。さらに、
該フローチャート中には示さなかったが、音声データフ
ァイルを再生中にメニュー釦14が押下されたならば再
生を停止する、という様にすれば、音声データファイル
の選択、音声データファイルの再生・停止、及びメニュ
ー設定が一つの操作部材で行うことができる。
【0028】また、このメニュー釦14がup方向に付
勢された場合には(ステップS26)、上記ステップS
17と同様のFF処理を行った後(ステップS27)、
上記ステップS26に戻るようにしている。これによ
り、該メニュー釦14がup方向に付勢され続けている
間、順方向の音声データファイルのスキップ処理が繰り
返され、音声データファイルの特定情報が液晶表示部1
1Aに順方向にスクロール表示されることになる。
【0029】同様に、メニュー釦14がdown方向に
付勢された場合には(ステップS28)、上記ステップ
S19と同様のREV処理を行った後(ステップS2
9)、上記ステップS28に戻るようにしている。これ
により、該メニュー釦14がdown方向に付勢され続
けている間、逆方向の音声データファイルのスキップ処
理が繰り返され、音声データファイルの特定情報が液晶
表示部11Aに逆方向にスクロール表示されることにな
る。
【0030】そして、これらメニュー釦14のup方向
又はdown方向の付勢がなくなったとき、音声データ
ファイルの特定情報のスクロール表示が停止され、その
時表示されている音声データファイルの特定情報に対応
する音声データファイルが、再生釦16のONによって
再生すべき音声データファイルとして選択されることに
なる(ステップS30)。
【0031】図4は、上記ステップS13で実行される
PLAY処理のフローチャートである。
【0032】即ち、上記再生釦16のONに応じてこの
PLAY処理が開始されると、まず、再生を開始する
(ステップS31)。これは、前述したように、記録媒
体13から音声データを読み出して伸長してスピーカ9
から音声として出力するという処理である。
【0033】そして、この音声データの再生時に、上記
メニュー釦14がup方向に付勢された場合には(ステ
ップS32)、既に音量の上限に達しているかどうかを
確認し(ステップS33)、まだ音量を上げることがで
きるのであれば、音量を一段上げる(ステップS3
4)。なおここで、音量は、0から最大までを30分割
し、各段に設定できるようになっている。また、音量の
上限に達しているときには、もはや音量を上げることが
できないので、何も行わない。
【0034】これに対して、上記メニュー釦14がdo
wn方向に付勢された場合には(ステップS35)、既
に音量の下限に達しているかどうかを確認し(ステップ
S36)、まだ音量を下げることができるのであれば、
音量を一段下げる(ステップS37)。また、音量の下
限に達しているときには、もはや音量を下げることがで
きないので、何も行わない。
【0035】一方、メニュー釦14が操作されていない
場合には、早送り釦18がONされたかどうかを判別す
る(ステップS38)。そして、それがONされている
ときには、早送り再生を行い(ステップS39)、上記
ステップS38に戻るようになっている。つまり、再生
中に早送り釦18を押下したときには、その釦を押して
いる間だけ早送り再生になる。この早送り再生とは、所
定時間、例えば5秒分だけ先の音声データに飛んで1秒
分の音声データを再生するという動作を繰り返すスキッ
プ再生のことである。
【0036】また、早送り釦18がONされていないと
判断されたときには、次に、早戻し釦19がONされた
かどうかを判別する(ステップS40)。そして、それ
がONされているときには、早戻し再生を行い(ステッ
プS41)、上記ステップS40に戻るようになってい
る。つまり、再生中にこの早戻し釦19を押下したとき
には、その釦を押している間だけ早戻し再生になる。こ
の早戻し再生とは、所定時間、例えば5秒分だけ前の音
声データに飛んで1秒分の音声データを再生するという
動作を繰り返すスキップ再生のことである。
【0037】また、この早戻し釦19もONされていな
いと判断されたときには、次に、停止釦17がONされ
ているかどうかを判別し(ステップS42)、それがO
Nされた時には、音声データの再生を停止して(ステッ
プS43)、このPLAY処理を終了し、メインルーチ
ンへ戻る。
【0038】一方、何れの釦もONされないときには、
音声ファイル(File)の終わり(END)まで再生
が終了したかどうかを判別する(ステップS44)。そ
して、まだ音声ファイルの最後まで再生していない場合
には、上記ステップS32に戻る。これに対して、音声
ファイルの最後まで再生してしまった場合には、上記ス
テップS43に進み、音声データの再生を停止して、こ
のPLAY処理を終了し、メインルーチンへ戻る。
【0039】また、上記ステップS24で実行されるM
ENU処理は、図2の(B)に示すようにして行われ
る。
【0040】即ち、上記メニュー釦14のpush操作
に応じて、このMENU処理が開始されると、まず、録
音モード設定処理を行い(ステップS51)、次に、マ
イク感度設定処理を行う(ステップS52)。その後、
音声起動録音設定処理を行い(ステップS53)、ビー
プ(BEEP)音設定処理を行う(ステップS54)。
そして、ID設定処理を行って(ステップS55)、時
刻設定処理を行った後(ステップS56)、上位のルー
チンに戻る。
【0041】上記録音モード設定処理においては、図5
に示すように、メニュー釦14がpush方向に付勢さ
れたかどうか判別し(ステップS61)、そのような操
作がなされたときには、録音モードの設定を切り換える
(ステップS62)。即ち、現在の録音モードが通常の
録音モードであるスタンダードプレイ(SP)モードで
あれば、長時間の録音が可能なロングプレイ(LP)モ
ードに切り換え、逆に、現在の録音モードがLPモード
であればSPモードに切り換える。また、停止釦17が
ONされたときには(ステップS63)、該録音モード
設定処理を終了するだけでなく、上位のMENU処理も
終了して、メインルーチンへ戻る。これに対して、メニ
ュー釦14がup方向に付勢された場合には(ステップ
S64)、該録音モード設定処理を終了して、上位のM
ENU処理のルーチンにおける次の設定処理へ進む。こ
れに対して、メニュー釦14がdown方向に付勢され
た場合には(ステップS65)、該録音モード設定処理
を終了して、上位のMENU処理のルーチンにおける前
の設定処理へ進む。そして、停止釦17のONもメニュ
ー釦14のup又はdown方向の付勢もない場合に
は、上記ステップS61に戻る。
【0042】即ち、この録音モード設定処理において
は、メニュー釦14がpush方向に操作されたなら
ば、現在のモードがSPモードであればLPモードに、
LPモードであればSPモードに切り換え、メニュー釦
14がup又はdown方向に操作されたときには次又
は前の設定処理(この場合はマイク感度設定処理又は時
刻設定処理(あるいはメインルーチンでも良い))に進
み、また、停止釦17が操作されたときにはMENU処
理を終了してメインルーチンへ戻るという処理が行われ
る。
【0043】以下同様に、上記ステップS52でのマイ
ク感度設定処理においては、メニュー釦14がpush
方向に操作されたならば、現在のモードがマイクロホン
1の感度が低いディクテーション(DICT)モードで
あれば感度が高いカンファレンス(CONF)モード
に、CONFモードであればDICTモードに切り換
え、メニュー釦14がup又はdown方向に操作され
たときには次又は前の設定処理(この場合は音声起動録
音設定処理又は録音モード設定処理)に進み、また、停
止釦17が操作されたときにはMENU処理を終了して
メインルーチンへ戻るという処理が行われる。
【0044】上記ステップS53での音声起動録音設定
処理においては、メニュー釦14がpush方向に操作
されたならば、現在のモードが音声起動(VCVA)O
Nモードであればそれを行わないOFFモードに、OF
FモードであればONモードに切り換え、メニュー釦1
4がup又はdown方向に操作されたときには次又は
前の設定処理(この場合はBEEP音設定処理又はマイ
ク感度設定処理)に進み、また、停止釦17が操作され
たときにはMENU処理を終了してメインルーチンへ戻
るという処理が行われる。
【0045】上記ステップS54でのBEEP音設定処
理においては、メニュー釦14がpush方向に操作さ
れたならば、現在のモードがBEEP音を発するONモ
ードであればそれを発しないOFFモードに、OFFモ
ードであればONモードに切り換え、メニュー釦14が
up又はdown方向に操作されたときには次又は前の
設定処理(この場合はID設定処理又は音声起動録音設
定処理)に進み、また、停止釦17が操作されたときに
はMENU処理を終了してメインルーチンへ戻るという
処理が行われる。
【0046】これに対して、上記ステップS55でのI
D設定処理は、図6に示すようにして行われる。
【0047】即ち、まず、液晶表示部11Aに、ID設
定画面を表示するとともに、入力位置を示すカーソルを
最初の文字位置(一桁目)に表示して(ステップS7
1)、メニュー釦14又は停止釦17の操作待ちとなる
(ステップS72〜ステップS74)。そしてここで、
メニュー釦14がup又はdown方向に付勢された場
合には(ステップS72)、その付勢操作に応じて英数
字をスクロール表示する(ステップS73)。また、停
止釦17がONされたときには(ステップS74)、該
ID設定処理を終了するだけでなく、上位のMENU処
理も終了して、メインルーチンへ戻る。これに対して、
メニュー釦14がpush方向に付勢された場合には
(ステップS75)、現在のカーソル位置が最終桁(例
えば4桁目)位置かどうか判断し(ステップS76)、
そうでなければ、カーソルを次桁位置に移動して(ステ
ップS77)、上記ステップS72に戻る。これに対し
て、カーソルが最終桁位置にある場合には、一桁目から
最終桁までに設定された英数字の組み合わせをIDとし
て内蔵メモリに格納した後(ステップS78)、該ID
設定処理を終了して、上位のMENU処理のルーチンへ
戻る。
【0048】つまり、このID設定処理では、録音した
音声データファイルが誰のものであるかを特定するため
のIDを設定する処理であり、メニュー釦14のup又
はdown方向操作で文字をスクロールさせ、push
操作でその桁の文字を確定するものである。この場合、
最終桁まで確定しないと、IDの変更が有効にならな
い。従って、設定中に停止釦17を操作して設定を止め
てしまったときには、以前のIDのままとなる。
【0049】また、上記ステップS56で実行される時
刻設定処理も、このID設定処理と同様に、メニュー釦
14のup又はdown方向操作で数字をスクロールさ
せ、push操作でその桁の数字を確定し、最終桁まで
設定されたときに時刻の変更が有効になるというもので
ある。
【0050】なお、これらのMENU処理において、録
音モード設定処理,マイク感度設定処理,音声起動録音
設定処理,及びBEEP音設定処理の順番は、この順序
である必要はなく、同様に、ID設定処理と時刻設定処
理の順序を逆にしても良い。また、これら各設定処理の
全てを備えていなくても良く、また逆に、更に別の設定
処理を追加しても良いことは勿論である。
【0051】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、音声データファイルの選択・再生のための操作部材
と音量調節のための操作部材とを別部材ではなく、一つ
の操作部部で構成するようにしているので、小型化及び
コストの削減に適した音声再生装置を提供することがで
きる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
小型化及びコストの削減に適した音声再生装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施の形態に係る音声再生
装置を適用したデジタルレコーダの構成を示すブロック
図であり、(B)は(A)のデジタルレコーダの外観を
示す図である。
【図2】(A)はメニュー釦の構成を説明すための断面
図であり、(B)は図3中のMENU処理の詳細を説明
するためのフローチャートである。
【図3】操作者からの操作入力に基づいた図1の(A)
中のシステム制御部の処理の詳細を説明するためのメイ
ンルーチンのフローチャートである。
【図4】図3中のPLAY処理の詳細を説明するための
フローチャートである。
【図5】図2の(B)中の録音モード設定処理の詳細を
説明するためのフローチャートである。
【図6】図2の(B)中のID設定処理の詳細を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
5 システム制御部 13 記録媒体 14 メニュー釦 14A 操作部 14B 回動切片 14C バネ部材 15 録音釦 16 再生釦 17 停止釦 18 早送り釦 19 早戻し釦

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録された音声データを再生
    する再生手段と、 それぞれ異なる第1及び第2の方向に対して付勢可能な
    操作部材と、 を有する音声再生装置において、 前記操作部材は、 所定の設定モード時には、前記第1あるいは第2の方向
    に付勢されることにより、前記所定の設定モードにおけ
    る複数の選択肢を昇順あるいは降順させ、 前記再生手段による音声データ再生時には、前記第1及
    び第2の方向に付勢されることにより再生音量を調整す
    る、 ことを特徴とする音声再生装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は、更に第3の方向に付勢
    可能であり、 前記所定の設定モード時には、前記第1あるいは第2の
    方向に付勢されることにより、前記所定の設定モードに
    おける複数の選択肢を昇順あるいは降順させると共に、
    前記第3の方向に付勢されることにより複数の選択肢か
    ら1つの選択肢を選択するために操作されるものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の音声再生装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部材は、前記第1又は第2の方
    向に付勢されていない場合に初期位置に保持されること
    を特徴とする請求項1に記載の音声再生装置。
  4. 【請求項4】 複数の音声データファイルが記録可能な
    記録媒体と、 前記記録媒体の音声データを再生する再生手段と、 前記複数の音声データファイルから所望の音声データフ
    ァイルを検索し且つ選択する操作部材と、 を有する音声再生装置において、 前記操作部材は、前記再生手段による音声データの再生
    中においては、再生音量の調整をすることができること
    を特徴とする音声再生装置。
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