JPH0916200A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

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Publication number
JPH0916200A
JPH0916200A JP7166435A JP16643595A JPH0916200A JP H0916200 A JPH0916200 A JP H0916200A JP 7166435 A JP7166435 A JP 7166435A JP 16643595 A JP16643595 A JP 16643595A JP H0916200 A JPH0916200 A JP H0916200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
digital signal
reproducing apparatus
audio
Prior art date
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Application number
JP7166435A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fujibayashi
謙治 藤林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/671,967 priority patent/US6101474A/en
Publication of JPH0916200A publication Critical patent/JPH0916200A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L21/00Processing of the speech or voice signal to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
    • G10L21/02Speech enhancement, e.g. noise reduction or echo cancellation
    • G10L21/0208Noise filtering
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements

Abstract

(57)【要約】 【目的】不快な操作音を軽減し、所望の音のみを録音あ
るいは再生する音声記録再生装置を提供することを目的
とする。 【構成】音声信号をディジタル信号に変換するA/D変
換器4と、変換されたディジタル信号を符号化するディ
ジタル信号処理部5と、符号化された音声データを一時
的に保管するI/Oデータバッファ10と、所定のモー
ドを設定するための操作部入力部17と、録音中に操作
部入力部17により停止操作がされたことを認識した
後、上記I/Oデータバッファ10内の一定時間分の符
号化されたデータにノイズ軽減のための所定の処理を施
して、録音動作を終了する主制御部11とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声記録再生装置、詳
しくは、音声信号をディジタル信号に変換して記憶する
音声記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音声信号をディジタル信号に変換
して記憶する音声記録再生装置は種々提案されており、
その一例を本発明の一実施例を示した図1を参照して説
明する。
【0003】図に示したように、該音声記録再生装置
は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1を具備
し、該マイクロホン1からの音声出力は接続されたマイ
クアンプ2によって増幅されるようになっている。この
マイクアンプ2の出力はローパスフィルタ3を介してA
/D変換器4に入力されるようになっており、マイクア
ンプ2で増幅されたアナログの音声信号は、ローパスフ
ィルタ3でアンチエリアジングノイズの発生を防止する
ため不要な周波数帯域をカットされ該A/D変換器4に
入力される。
【0004】上記A/D変換器4においてアナログ信号
である音声信号はディジタル信号に変換された後、ディ
ジタル信号処理部5に入力されるようになっている。該
ディジタル信号処理部5では、ディジタル信号に変換さ
れた音声信号を一定のフォーマットのデータに変換(符
号化)する処理や、該符号化されたデータを再度ディジ
タル信号に変換(復号化)する処理が行われるようにな
っている。該ディジタル信号処理部5で復号化されたデ
ィジタル信号は、D/A変換器6に入力されるようにな
っている。
【0005】上記D/A変換器6でアナログ信号に変換
された音声信号は、不要な周波帯域をカットして量子化
雑音を軽減するローパスフィルタ7を介して、該音声信
号を増幅してスピーカを駆動するパワーアンプ8に入力
される。該パワーアンプ8で増幅された音声信号は音声
に変換して放音するスピーカー9より発音される。
【0006】一方、上記ディジタル信号処理部5には、
符号化されたデータを一時的に記憶するI/Oデータバ
ッファ10が接続されており、該I/Oデータバッファ
10からのデータは、各部の動作を制御する主制御部1
1に入力されるようになっている。
【0007】上記主制御部11は、CPUで構成され該
装置全体の制御を司るようになっている。該主制御部1
1には、上記I/Oデータバッファ10が接続されてい
るほか、I/Oインターフェイス12を介して記憶部1
6と接続されている。該記憶部16は、書き込み/読み
出し部13,記憶媒体14,制御部15とからなり、該
書き込み/読み出し部13は上記I/Oインターフェイ
ス12を介して上記主制御部11とデータの授受を行う
ようになっている。また、制御部15は、該主制御部1
1と接続され、主制御部11の制御のもと、上記書き込
み/読み出し部13を介して記憶媒体14にデータの書
き込み、読み出しを制御するようになっている。
【0008】上記主制御部11には、さらに、当該音声
記録再生装置の動作モードを指示する操作入力部17、
動作モードや記録時間などを表示する表示部18が接続
されている。
【0009】次に、このように構成される該音声記録再
生装置の動作を簡単に説明する。
【0010】上記操作部入力部17に配設された録音
(記録)釦を押すと主制御部11で録音モードを認識
し、録音(記録)動作が開始される。そして、マイクロ
ホン1からの音声信号がマイクアンプ2で増幅され、ロ
ーパスフィルタ3を通った後A/D変換器4でディジタ
ル信号に変更され、該信号がディジタル信号処理部5で
符号化データに変換され、該データがI/Oデータバッ
ファ10に順次記憶される。
【0011】そして、主制御部11は、I/Oデータバ
ッファ10に蓄えられたデータを順次読み出し、I/O
インターフェイス12へと出力する。このI/Oインタ
ーフェイス12で記憶部との適合性のある仕様に変換さ
れたデータが書き込み/読み出し部13へ送られ、記憶
媒体14へ記録(記憶)される。また、表示部18には
現在録音モードであるという表示がされ、録音の経過時
間が表示される。
【0012】録音状態の際に、上記操作部入力部17に
配設された停止釦を押すと、該釦が押されたことを認識
するまでに符号化したデータを全て記憶媒体14へ記録
し終った時点で録音(記録)モードを終了し、停止モー
ドになる。
【0013】次に、上記従来の音声記録再生装置の動作
のうち、録音動作について図12に示したフローチャー
トを参照して説明する。なお、該動作は主制御部11の
動作として説明する。
【0014】まず、録音(記録)を開始した後は録音処
理を続けながら操作部入力部17の操作釦を監視する
(ステップS11)。そして、該操作釦の内、停止釦が
押されたことを検知すると(ステップS12)、符号化
処理を停止する(ステップS13)。そして、I/Oデ
ータバッファ10のデータ記録が終了しているか否かを
検知し(ステップS14)、終了していると該I/Oデ
ータバッファ10には符号化済のデータが記憶されてい
るのでこれらのデータを記憶し(ステップS15)、該
記録が終わったところで録音(記録)動作を終了し、停
止モードに移行する(ステップS16)。
【0015】なお、上記ステップS15において、上記
記憶部16には音声を符号化したデータの他に個々の録
音内容が、記録媒体14のどの位置(もしくはアドレ
ス)から始まってどの位置(もしくはアドレス)で終わ
るかという情報(インデックス情報)が記憶される。
【0016】次に、上記従来の音声記録再生装置の動作
のうち、再生動作について図13に示したフローチャー
トを参照して説明する。なお、該動作は主制御部11の
動作として説明する。
【0017】再生を開始すると、上記記憶部16に記憶
された、インデックス情報で示された録音終了位置まで
再生を続け(ステップS31)、録音終了位置まで再生
し終わると復号化処理を停止し(ステップS32)、再
生を終了する(ステップS35)。また、再生動作の途
中であっても停止釦が押されると(ステップS33,ス
テップS34)、ステップS32に移行して再生を終了
して停止する。なお、上記ステップS34で停止釦以外
の操作釦がオンされた際には、対応する他のモードの処
理が行われる。
【0018】この再生動作により、録音終了位置の前ま
でに録音されている符号化音声データは全て復号化され
て音声として再生される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、従来の音声記録再生装置では、操作部入力部17に
おける釦を操作した際には必ず何らかの操作音が発生す
るものであるが、マイクロホンを内蔵した小型の録音機
(あるいは記録/再生装置)においては、操作釦とマイ
クロホンとの距離が比較的近いため、指が釦に触れてか
ら釦に連動したスイッチがオン状態になり、そして制御
部がチャタリング除去処理を終了してこのスイッチが確
実にオンになったと判断するまでの間に発生する操作音
が確実に録音(記録)されてしまう。したがって、録音
内容を再生した際に、この音が耳障わりになっていた。
【0020】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、不快な音を除き、所望の音のみを録音あるい
は再生する音声記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による第1の音声記録再生装置は、音声信号
をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、変換さ
れたディジタル信号を符号化するディジタル信号処理手
段と、符号化された音声データを一時的に保管するデー
タバッファ手段と、所定のモードを設定するための操作
手段と、録音中に操作手段により停止操作がされたこと
を認識した後、上記データバッファ手段内の一定時間分
の符号化されたデータにノイズ軽減のための所定の処理
を施して、録音動作を終了する制御手段とを具備する。
【0022】上記の目的を達成するために本発明による
第2の音声記録再生装置は、符号化された音声データお
よび録音開始・終了等の位置情報を記憶するデータ記憶
手段と、所定のモードを設定するための操作手段と、録
音中に上記操作手段により停止操作がなされたことを認
識し、そのときの位置データを修正して録音終了位置デ
ータとする制御手段とを具備する。
【0023】上記の目的を達成するために本発明による
第3の音声記録再生装置は、符号化された音声データお
よび録音開始・終了等の位置情報を記憶するデータ記憶
手段と、符号化された音声データを復号化するデジタル
信号処理手段と、復号化されたデジタル信号をアナログ
信号に変換するD/A変換手段と、上記データ記憶手段
から読み出された録音終了位置情報に基づき、再生され
る音声データの録音終了の所定時間前から録音終了まで
の間、再生音の音量を減少させる制御手段とを具備す
る。
【0024】
【作用】本発明による第1の音声記録再生装置は、A/
D変換手段で音声信号をディジタル信号に変換し、変換
されたディジタル信号をディジタル信号処理手段で符号
化する。また、符号化された音声データをデータバッフ
ァ手段に一時的に保管し、制御手段が録音中に操作手段
により停止操作がされたことを認識した後、上記データ
バッファ手段内の一定時間分の符号化されたデータにノ
イズ軽減のための所定の処理を施して、録音動作を終了
する。
【0025】本発明による第2の音声記録再生装置は、
データ記憶手段で符号化された音声データおよび録音開
始・終了等の位置情報を記憶する。また、制御手段は、
録音中に操作手段により停止操作がなされたことを認識
し、そのときの位置データを修正して録音終了位置デー
タとする。
【0026】本発明による第3の音声記録再生装置は、
データ記憶手段で符号化された音声データおよび録音開
始・終了等の位置情報を記憶する。また、デジタル信号
処理手段で符号化された音声データを復号化する。そし
て、復号化されたデジタル信号はD/A変換手段でアナ
ログ信号に変換し、制御手段で上記データ記憶手段から
読み出された録音終了位置情報に基づき、再生される音
声データの録音終了の所定時間前から録音終了までの
間、再生音の音量を減少させる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0028】図1は、本発明の第1実施例である音声記
録再生装置の構成を示したブロック回路図である。
【0029】図に示したように、本実施例の音声記録再
生装置は、音声を電気信号に変換するマイクロホン1を
具備し、該マイクロホン1からの音声出力は接続された
マイクアンプ2によって増幅されるようになっている。
このマイクアンプ2の出力はローパスフィルタ3を介し
てA/D変換手段としてのA/D変換器4に入力される
ようになっており、マイクアンプ2で増幅されたアナロ
グの音声信号は、ローパスフィルタ3でアンチエリアジ
ングノイズの発生を防止するため不要な周波数帯域をカ
ットされ該A/D変換器4に入力される。
【0030】上記A/D変換器4においてアナログ信号
である音声信号はディジタル信号に変換された後、ディ
ジタル信号処理手段としてのディジタル信号処理部5に
入力されるようになっている。該ディジタル信号処理部
5では、ディジタル信号に変換された音声信号を一定の
フォーマットのデータに変換(符号化)する処理や、該
符号化されたデータを再度ディジタル信号に変換(復号
化)する処理が行われるようになっている。そして、該
ディジタル信号処理部5で復号化されたディジタル信号
は、D/A変換手段としてのD/A変換器6に入力され
るようになっている。
【0031】上記D/A変換器6でアナログ信号に変換
された音声信号は、不要な周波帯域をカットして量子化
雑音を軽減するローパスフィルタ7を介して、該音声信
号を増幅してスピーカを駆動するパワーアンプ8に入力
されるようになっている。該パワーアンプ8で増幅され
た音声信号は音声に変換して放音するスピーカー9より
発音される。
【0032】一方、上記ディジタル信号処理部5には、
符号化されたデータを一時的に記憶するデータバッファ
手段としてのI/Oデータバッファ10が接続されてお
り、上記ディジタル信号処理部5において符号化された
データは、一時的に該I/Oデータバッファ10に記録
され、この後、主制御部11に対して伝送されるように
なっている。
【0033】この主制御部11は、マイクロプロセッサ
(CPU)で構成され、当該音声記録再生装置の各部の
動作を制御する制御手段としての役目を果たすようにな
っている。該主制御部11には、上述したように上記I
/Oデータバッファ10が接続されており、上記ディジ
タル信号処理部5を制御して該I/Oデータバッファ1
0からのデータを入力するようになっている。
【0034】また、上記主制御部11には、I/Oイン
ターフェイス12を介してデータ記憶手段としての記憶
部16が接続されている。該記憶部16は、書き込み/
読み出し部13,記憶媒体14,制御部15とからな
り、該書き込み/読み出し部13は上記I/Oインター
フェイス12を介して上記主制御部11とデータの授受
を行うようになっている。また、制御部15は、該主制
御部11と接続され、主制御部11の制御のもと、上記
書き込み/読み出し部13を介して記憶媒体14へのデ
ータの書き込み、読み出しを制御するようになってい
る。
【0035】上記主制御部11には、さらに、当該音声
記録再生装置の動作モードを指示する操作手段としての
操作入力部17、動作モードや記録時間などを表示する
表示部18が接続されている。また、上記操作部入力部
17には、各種操作釦、たとえば録音(記録)釦,停止
釦が配設されている。
【0036】次に、このように構成される本第1実施例
の録音動作を簡単に説明する。
【0037】上記操作部入力部17に配設された録音
(記録)釦を押すと主制御部11で録音モードを認識
し、録音(記録)動作が開始される。そして、マイクロ
ホン1からの音声信号がマイクアンプ2で増幅され、ロ
ーパスフィルタ3を通った後A/D変換器4でディジタ
ル信号に変更され、該信号がディジタル信号処理部5で
符号化データに変換され、該データがI/Oデータバッ
ファ10に順次記憶される。
【0038】そして、主制御部11は、I/Oデータバ
ッファ10に蓄えられたデータを順次読み出し、I/O
インターフェイス12へと出力する。このI/Oインタ
ーフェイス12で記憶部16との適合性のある仕様に変
換されたデータが書き込み・読み出し部13へ送られ、
記憶媒体14へ記録(記憶)される。また、表示部18
には現在録音モードであるという表示がされ、録音の経
過時間が表示される。
【0039】次に、本実施例の特徴である、録音状態の
際に上記操作部入力部17に配設された停止釦が押され
た際の動作について説明する。
【0040】まず、該動作の説明を行うに先だって、録
音状態の際に停止釦が押圧された際の、マイクロホンに
入力する音声について図2を参照して説明する。
【0041】図2は、本発明の音声記録再生装置におけ
るマイクロホンに入力する音声の一例を示した線図であ
り、所定の音声を録音中に停止釦が押圧された際の様子
を示している。なお、該図2において横軸は時間軸とな
っており、左から右へと時間が経過している。
【0042】ここで、上記第1実施例の音声記録再生装
置のマイクロホン1に図2に示すような波形を有する音
声が入力したとする。該マイクロホン1は、入力波形と
ほぼ相似した波形を有する信号を、入力とほぼ同時に出
力するものとする。したがって、マイクロホン1の出力
波形も図2に示す波形とほぼ同様となる。また、図中、
Aで示した時点は、説明の都合上、従来の技術手段にお
いて主制御部が停止釦が押されたことを認識して録音動
作を停止する時点を示している。
【0043】上述したように、本実施例の音声記録再生
装置においては、上記マイクロホン1,マイクアンプ
2,ローパスフィルタ3,A/D変換器4を経た音声信
号は、ディジタル信号処理部5で符号化され、該符号化
データはI/Oデータバッファ10を介して記憶部16
へ送られ、記録される。このように、音声データがI/
Oデータバッファ10を介して記録されているので、マ
イクロホン1に音声が入力する時点と、上記記憶部16
に上記データが記録される時点との間にはタイムラグが
生じる。たとえば、現時点がA時点であるとすると、す
なわち、マイクロホン1にA時点の音声が入力している
とすると、上記記憶部16には、同図中、B時点に相当
する簡所が現在記録されていることになる。
【0044】図2は、上述したように所定の音声を録音
している際に停止釦を押圧した際のマイクロホン1に入
力する音声を示しているが、図に示すように、上記A時
点の直前(C時点〜A時点の間)に該停止釦の押圧に伴
う大きな音(ノイズ)がマイクロホン1に入力すること
がわかる。
【0045】上記停止釦に伴う大きな音は、所望の音声
にはない耳障りなノイズ音であり、例えば、マイクロホ
ンに入力する音をリアルタイムに録音する従来の音声記
録再生装置では、このノイズ音まで録音(記録)されて
いたので、再生時には聞きづらいものとなっていた。
【0046】このノイズ音を再生しないためには、該ノ
イズ音を記録しなければ良いが、本第1実施例は、この
点に鑑みてなされており、例えば上記図2中、C時点ま
で記録し終わったところで記録を中止するようにして、
上記操作音等の耳障な音を記録することを予め防止する
ことを特徴としている。
【0047】以下、本第1実施例の音声記録再生装置の
動作のうち、録音動作について図3に示したフローチャ
ートを参照して説明する。なお、該動作は主制御部11
の動作として説明する。
【0048】まず、録音(記録)を開始した後は録音処
理を続けながら操作部入力部17の操作釦を監視する
(ステップS21)。そして、該操作釦の内、停止釦が
押されたことを検知すると(ステップS22)、符号化
処理を停止する(ステップS23)。その後、一定時間
経過した後(ステップS24)、データの記録を停止す
る(ステップS25)。そして、記憶部16に録音終了
位置をインデックス情報として記録し(ステップS2
6)、録音を終了し、停止モードに移行する(ステップ
S27)。
【0049】このように、従来の音声記録再生装置にお
いては、符号化済でI/Oデータバッファ10内に蓄え
られていたデータを全て記録し終わったところで録音を
終了するようにしていたのに対し(図12参照)、本実
施例では符号化処理を停止した後、一定時間経過した時
点(I/Oデータバッファ10内のデータを全て記録し
終わらない時点)で、記録を停止し、録音を終了するよ
うにしている。
【0050】図2を参照して更に詳しく説明すると、停
止釦が押されたことを検知した時点で、B時点のデータ
を記録中だったとすると、I/Oデータバッファ10内
にはB時点からA時点までのデータが蓄えられている。
B時点からC時点までのデータを記録し終わった時点
(すなわち一定時間経過後)で記録を停止するようにす
れば、C時点からA時点までの間に存在する不快な操作
音が録音されることはない。
【0051】次に、本実施例の音声記録再生装置の動作
のうち、再生動作について図13に示したフローチャー
トを参照して説明する。なお、該動作は主制御部11の
動作として説明する。
【0052】再生を開始すると、上記記憶部16に記憶
された、インデックス情報で示された録音終了位置まで
再生を続け(ステップS31)、録音終了位置まで再生
し終わると復号化処理を停止し(ステップS32)、再
生を終了する(ステップS35)。また、再生動作の途
中であっても再生停止釦が押されると(ステップS3
3,ステップS34)、ステップS32に移行して再生
を終了して停止する。なお、上記ステップS34で再生
停止釦以外の操作釦がオンされた際には、対応する他の
モードの処理が行われる。
【0053】この再生動作により、録音終了位置の前ま
でに録音されている符号化音声データは全て復号化され
て音声として再生される。
【0054】このように、本第1実施例によると、所定
の音声を録音中に停止釦を押圧しても、不快な操作音が
録音されず、快適な録音を行うことができる。
【0055】なお、本第1実施例では、主制御部11と
してマイクロプロセッサ(CPU)を想定しているが、
ゲートアレイや専用LSIを採用しても同様な効果を得
ることができる。また、ディジタル信号処理部5として
はDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)を想定して
いるが、専用LSIを採用してもよい。さらに、記憶部
16としては半導体メモリを想定しているが、磁気テー
プ装置あるいは磁気ディスク装置を用いてもよい。
【0056】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0057】この第2実施例の音声記録再生装置は、上
記停止釦の押圧動作に伴うノイズ音がマイクロホン1に
入力された時点より前に遡って、記録するレベルを徐々
に低減する、いわゆるフェードアウト方式を採用してい
ることを特徴とする。
【0058】図4は、上記第2実施例の音声記録再生装
置の構成を示したブロック回路図である。なお、上記第
1実施例と同様な構成要素には同一符号を付与してお
り、ここでの詳しい説明は省略する。
【0059】図に示すように、本第2実施例は上記第1
実施例に対して、さらにA/D変換器4とディジタル信
号処理部5との間にデータバッファ20を設けている。
これにより、A/D変換器4でディジタル信号に変換さ
れた音声信号は、遅延された後にディジタル信号処理部
5に入力されるようになっている。
【0060】また、本第2実施例では、上記ディジタル
信号処理部5において、フェードアウト処理、すなわ
ち、上記停止釦の押圧動作に伴うノイズ音がマイクロホ
ン1に入力された時点より前に遡って、記録するレベル
を徐々に低減する処理を行うようになっている。
【0061】このほかの構成、作用は上記第1実施例と
同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0062】次に、本第2実施例の音声記録再生装置の
動作のうち、録音動作について図5に示したフローチャ
ートを参照して説明する。なお、該動作は主制御部11
の動作として説明する。
【0063】まず、録音(記録)を開始した後は録音処
理を続けながら操作部入力部17の操作釦を監視する
(ステップS41)。そして、該操作釦の内、停止釦が
押されたことを検知すると(ステップS42)、一定時
間経過した後(ステップS43)、ディジタル信号処理
部5を制御して記憶部16に対して出力する音量レベル
を一定のレベルで徐々に下げていく(ステップS4
4)。そして、入力の音量レベルに対する相対レベルが
零(無音状態)になると(ステップS45)、符号化処
理を停止する(ステップS46)。その後、I/Oデー
タバッファ10、データバッファ20内のデータの記録
が終了したか否かを判定し(ステップS47)、終了し
たなら、記憶部16に録音終了位置をインデックス情報
として記録し(ステップS48)、録音を終了して停止
モードに移行する(ステップS49)。
【0064】上述した動作を図2を参照してさらに詳し
く説明すると、主制御部11が停止釦が押されたことを
認識したA時点では、ディジタル信号処理部5の前段階
に配設されたデータバッファ20にはB時点からA時点
までのデータが保存されている。そして、B時点からC
時点までのディジタル信号を符号化し終わった時点か
ら、ディジタル信号処理部5で順次レベルを下げて行く
処理を行い。A時点に到達した時点では音量レベルが零
になるようにする。
【0065】図6は、本第2実施例の音声記録再生装置
における、時間の経過と記録内容の入力レベルに対する
相当的なレベルの関係を示した線図である。この図に示
すように、本実施例では、C時点からA時点にかけてフ
ェードアウトを行っている。
【0066】このように、本第2実施例によると、上記
第1実施例の効果に加え、すなわち、不快な操作音を軽
減すると共に、音声が途中で急に途切れるといった不自
然さがなくなり、より快適な録音、再生を行うことがで
きる。
【0067】なお、本実施例では、録音中の停止釦の操
作を例に挙げたが、これに限らず、たとえば、録音中の
再生操作等、録音を中止して他のモードへ移行する場合
も同様である。
【0068】また、本第2実施例では、図2中、C時点
からA時点にかけてのフェードアウトを行ったが、不快
音の軽減に重点を置く場合は該A時点よりも前に音量レ
ベルが零になるように設定すればよい。
【0069】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0070】この第3実施例の音声記録再生装置は、そ
の構成は上記第1実施例と同等であり、録音動作の一部
が該第1実施例と相違している。すなわち、第1実施例
が録音終了位置をそのままインデックス情報として記録
していたのに対し、本第3実施例では録音終了位置情報
に修正を加えて記録する点に特徴を有している。したが
って、ここでは異なる点のみを説明し、構成、その他の
作用についての説明は省略する。
【0071】図7は、上記第3実施例の音声記録再生装
置における録音動作を示したフローチャートであり、以
下、本実施例の音声記録再生装置の動作のうち、録音動
作について該フローチャートを参照して説明する。な
お、該動作は主制御部11の動作として説明する。
【0072】まず、録音(記録)を開始した後は録音処
理を続けながら操作部入力部17の操作釦を監視する
(ステップS51)。そして、該操作釦の内、停止釦が
押されたことを検知すると(ステップS52)、符号化
処理を停止する(ステップS53)。その後、I/Oデ
ータバッファ10内のデータの記録が終了したか否かを
判定し(ステップS54)、終了しているなら録音終了
位置情報を修正する(ステップS55)。そして、修正
された録音終了位置をインデックス情報として記憶部1
6に記録して(ステップS56)、録音を終了し停止モ
ードに移行する(ステップS57)。
【0073】一般に、音声を符号化したデータとして記
録する装置においては、個々の録音内容についてそのデ
ータの開始位置(もしくはアドレス)と終了位置(もし
くはアドレス)とをインデックス情報として記録してい
るが、本実施例では、このインデックス情報を活用する
ことにより問題の解決を図っている。上記録音終了位置
情報の修正を具体的に説明すると、本実施例では、録音
を終了した時点よりも一定時間手前のところで録音を終
了したように該情報を修正するようになっている。
【0074】これを図2を参照してさらに詳しく説明す
ると、同図、A時点で録音を終了したとき、C時点を録
音終了位置としてインデックス情報を記録する。再生時
にはC時点からA時点までの符号化音声データは無効と
して扱われ、再生されない。これにより、実質的にC時
点からA時点までの間の耳障りな音が録音されなかった
ことと同等の効果が得られる。
【0075】このように、本第3実施例によると、上記
第1実施例と同様の効果を奏する。
【0076】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0077】この第4実施例の音声記録再生装置は、そ
の構成は上記第1実施例と同等であり、再生動作の一部
が該第1実施例と相違している。したがって、ここでは
異なる点のみを説明し、構成、その他の作用についての
説明は省略する。
【0078】本第4実施例は、録音(記録)時には音声
符号化データ及びインデックス情報データには一切手を
加えず、再生時に録音終了位置のインデックス情報のデ
ータを活用することを特徴としている。すなわち、録音
終了位置(図2のA時点参照)より少し前のC時点まで
再生した時点から、再生音量を急激に下げるることによ
り、C時点からA時点までの間に録音されている耳障り
な音の再生を防止、もしくは不快感の軽減を図ってい
る。
【0079】図8は、上記第4実施例の音声記録再生装
置における再生動作を示したフローチャートであり、以
下、本実施例の音声記録再生装置の動作のうち、再生動
作について該フローチャートを参照して説明する。な
お、該動作は主制御部11の動作として説明する。
【0080】再生動作が開始されると、録音終了位置の
一定時間手前まで再生したところで(ステップS6
1)、上記ディジタル信号処理部5における復号化出力
を零とする(ステップS62)。すなわち、D/A変換
器6でD/A変換した後のアナログ出力が零となるよう
なディジタル信号を出力する。この状態のまま録音終了
位置に達した時点で(ステップS63)、復合化処理を
停止して(ステップS64)、再生を終了する(ステッ
プS65)。すなわち、図2中、C時点まで再生した時
点からA時点までは再生出力を零とする。
【0081】なお、上記ステップS61において、録音
終了位置より一定時間手前の時点に達していない時点で
操作釦が押圧されると(ステップS66)、停止釦であ
るなら(ステップS67)、ステップS64に移行して
再生動作を終了し、停止釦以外なら、対応した処理を行
う。
【0082】この第4実施例によると、録音された符号
化音声データには一切手を加えることなく、再生時にお
いて、録音終了直前の耳障りな操作音の再生を防止して
不快感を軽減することができる。
【0083】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0084】この第5実施例の音声記録再生装置は、上
記第4実施例の動作の一部を変更した例であり、その構
成は上記第4実施例と同等であり、ここでは異なる点の
みを説明し、構成、その他の作用についての説明は省略
する。
【0085】本第5実施例は、上記第4実施例と同様
に、録音(記録)時には音声符号化データ及びインデッ
クス情報データには一切手を加えず、再生時に録音終了
位置のインデックス情報のデータを活用することを特徴
としている。上記第4実施例が、録音終了位置(図2の
A時点参照)より少し前のC時点まで再生した時点か
ら、再生音量を急激に下げるることにより、C時点から
A時点までの間に録音されている耳障りな音の再生を防
止、もしくは不快感の軽減を図っているのに対して、本
実施例では、再生音量を徐々に下げるようになってい
る。
【0086】図9は、上記第5実施例の音声記録再生装
置における再生動作を示したフローチャートであり、以
下、本実施例の音声記録再生装置の動作のうち、再生動
作について該フローチャートを参照して説明する。な
お、該動作は主制御部11の動作として説明する。
【0087】再生動作が開始されると、録音終了位置の
一定時間手前まで再生したところで(ステップS7
1)、上記ディジタル信号処理部5における復号化出力
を一定量づつ徐々に低下させる(ステップS72)。す
なわち、D/A変換器6でD/A変換した後のアナログ
出力が徐々に低下するようなディジタル信号を出力す
る。この状態で該出力レベルが零になった時点で(ステ
ップS73)、復合化処理を停止して(ステップS7
4)、再生を終了する(ステップS77)。すなわち、
録音終了位置の一定時間手前から、ディジタル信号処理
部5を制御することにより除々に再生出力を下げていっ
て、録音終了位置までの間に再生出力が零になるように
する。
【0088】なお、上記ステップS71において、録音
終了位置より一定時間手前の時点に達していない時点で
操作釦が押圧されると(ステップS75)、停止釦であ
るなら(ステップS76)、ステップS74に移行して
再生動作を終了し、停止釦以外なら、対応した処理を行
う。
【0089】なお、本第5実施例における再生レベルの
時間変化は図6に示したようになる。
【0090】このように本第5実施例によると、上記第
4実施例と同様に録音された符号化音声データには一切
手を加えることなく、再生時において、録音終了直前の
耳障りな操作者の再生音量を小さくして不快感を軽減す
ることができる。したがって、音量を除々に下げること
により音声が突然途切れる不自然さをなくしつつ、不快
な操作音を軽減することが可能となる。
【0091】また、図は省略するが、録音終了位置より
一定時間手前のところから録音終了位置のところまで、
再生音量を減少させる手段として、ディジタル信号処理
部5で音量を操作する代わりに、D/A変換器6を制御
することにより音量を操作することも可能である。
【0092】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。
【0093】図10は、上記第6実施例の音声記録再生
装置の構成を示したブロック回路図である。なお、上記
第1実施例と同様な構成要素には同一符号を付与してお
り、ここでの詳しい説明は省略する。
【0094】本第6実施例は、上記第4,第5実施例と
同様に、録音(記録)時には音声符号化データ及びイン
デックス情報データには一切手を加えず、再生時に音量
レベルを調整して不快な操作音を軽減するようになって
いる。
【0095】図に示すように、本第6実施例は、上記第
1実施例に対してさらにD/A変換後の音声信号に対し
て音量を調整する音量調整手段30を付け加えたことを
特徴とする。なお、図示はしないが、該音量調整手段3
0は、主制御部11により制御されるようになってい
る。
【0096】図11は、上記音量調整手段30の構成を
示した電気回路図である。
【0097】図に示すように、該音量調整手段30は、
抵抗R1,R2,トランジスタからなる、いわゆるミュ
ーティング回路で構成されており、主制御部11に制御
されて入力する音量レベルを一定量低下、あるいはほぼ
零にして出力するようになっている。
【0098】なお、本実施例では、このように音量調整
手段としてミューティング回路を採用したが、これに限
らず、たとえば音量を除々に下げて行く場合には電子ボ
リュームを用いてもよい。
【0099】本第6実施例においては、その再生時の音
量調整動作として、上記第4,第5実施例において説明
したような動作を行う。すなわち、主制御部11の制御
により、上記音量調整手段30を制御してディジタル信
号処理部5からの復号化出力を零、あるいは復合化出力
を一定量下げるようになっている。
【0100】このように、本第6実施例によると、上記
第4実施例と同様の効果が得られる。
【0101】なお、本第6実施例においては、パワーア
ンプ8の前に上記音量調整手段30を設けているが、該
パワーアンプ8のゲインを調整するように制御しても同
様の効果を得ることができる。
【0102】また、音量レベルを零にする場合は、該パ
ワーアンプ8の動作を停止させることも考えられる。
【0103】[付記]以上詳述した如き本発明の実施態様
によれば、以下の如き構成を得ることができる。即ち、
(1) 音声信号をディジタル信号に変換するA/D変
換器と、このA/D変換器で変換されたディジタル信号
を特定のフォーマットで符号化するディジタル信号処理
部と、符号化されたデータを一時的に保管するデータバ
ッファと、符号化されたデータを長時間記憶しておく記
憶部と、装置の動作モードを指示するための操作入力部
と、この操作入力部の入力に対応して各部の動作を制御
する制御部と、を具備し、音声信号を符号化して記憶し
ている際に停止操作をしたとき、上記制御部が停止操作
をされたことを認識してから一定時間前の分のデータに
一定の処理を加えてから上記記憶動作を終了することを
特徴とする音声記録再生装置。
【0104】(2) 上記A/D変換器とディジタル信
号処理部との間に接続され、A/D変換されたディジタ
ルデータを一時的に記憶する第2のデータバッファを具
備し、上記制御部が停止操作を認識してから一定時間前
の分のデーターから、除々に音量が小さくなるような信
号処理を行って記録を終了するようにしたことを特徴と
する上記(1)に記載の音声記録再生装置。
【0105】(3) 上記制御部が停止操作を認識して
から一定時間前の分のデータは無音化(消去)して記録
を終了するようにしたことを特徴とする上記(1)また
は(2)に記載の音声記録再生装置。
【0106】(4) 音声を符号化したデータ及び1つ
以上の録音内容について録音開始/終了位置のデータと
を記憶する記憶部と、装置の動作モードを指示するため
の操作入力部と、この操作入力部の入力に対応して各部
の動作を制御部と、を具備し、録音中に停止操作をした
際に、上記記憶部に記憶する録音終了位置情報データを
修正して記憶するようにしたことを特徴とする音声記録
再生装置。
【0107】(5) 上記記憶部に記憶する録音終了位
置情報データは、実際に録音を終了した時点よりも一定
時間分だけ手前の位置とすることを特徴とする上記
(4)に記載の音声記録再生装置。
【0108】(6) 音声信号を符号化したデータ及び
個々の録音内容について、録音開始位置情報と録音終了
位置情報のデータとを記憶もしくは記録する記憶部と、
符号化されたデータを復合化するディジタル信号処理部
と、復合化されたディジタル信号をアナログ音声信号に
変換するD/A変換器と、再生音量の調整を行う音量調
整手段と、各部の動作を制御する制御部と、を具備し、
再生時には読み出した録音終了位置情報に基づき、録音
終了の一定時間手前から録音終了までの間、再生音の音
量を絞るようにしたことを特徴とする音声録音再生装
置。
【0109】(7) 上記音量調整手段は、ディジタル
信号処理部を制御することにより復号化時に音量調整を
行うことを特徴とする上記(6)に記載の音声記録再生
装置。
【0110】(8) 上記音量調整手段は、上記D/A
変換器を制御することにより該D/A変換出力で音量調
整を行うことを特徴とする上記(6)に記載の音声記録
再生装置。
【0111】(9) 上記音量調整手段は、アナログ信
号に変換された後の音声信号のレベルを調整を行うこと
特徴とする上記(6)に記載の音声記録再生装置。
【0112】上記(1)に記載の音声記録再生装置によ
ると、不快な操作音を軽減し、快適な録音が行える音声
記録再生装置を提供できる。
【0113】上記(2)に記載の音声記録再生装置によ
ると、不快な操作音を軽減すると共に、不自然さのな
い、より快適な録音が行える音声記録再生装置を提供で
きる。
【0114】上記(3)に記載の音声記録再生装置によ
ると、確実に、不快な操作音を録音することなく、快適
な録音が行える音声記録再生装置を提供できる。
【0115】上記(4)に記載の音声記録再生装置によ
ると、不快な操作音を軽減し、快適な録音が行える音声
記録再生装置を提供できる。
【0116】上記(5)に記載の音声記録再生装置によ
ると、不快な操作音を軽減し、快適な録音が行える音声
記録再生装置を提供できる。
【0117】上記(6)に記載の音声記録再生装置によ
ると、不快な操作音を軽減し、快適な再生が行える音声
記録再生装置を提供できる。
【0118】上記(7)に記載の音声記録再生装置によ
ると、より簡単な構成で、不快な操作音を軽減し、快適
な再生が行える音声記録再生装置を提供できる。
【0119】上記(8)に記載の音声記録再生装置によ
ると、より簡単な構成で、不快な操作音を軽減し、快適
な再生が行える音声記録再生装置を提供できる。
【0120】上記(9)に記載の音声記録再生装置によ
ると、より簡単な構成で、不快な操作音を軽減し、快適
な再生が行える音声記録再生装置を提供できる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、不快な操作音を録音することなく、快適な
録音が行える音声記録再生装置を提供できる。
【0122】また、請求項2に記載の発明によれば、不
快な操作音を録音することなく、快適な録音が行える音
声記録再生装置を提供できる。
【0123】また、請求項3に記載の発明によれば、不
快な操作音を軽減すると共に、不自然さのない、より快
適な録音が行える音声記録再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である音声記録再生装置の
構成を示したブロック回路図である。
【図2】本発明の音声記録再生装置におけるマイクロホ
ンに入力する音声の一例を示した線図である。
【図3】上記第1実施例の音声記録再生装置における録
音動作を示したフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施例である音声記録再生装置の
構成を示したブロック回路図である。
【図5】上記第2実施例の音声記録再生装置における録
音動作を示したフローチャートである。
【図6】上記第2実施例の音声記録再生装置における、
時間の経過と記録内容の入力レベルに対する相当的なレ
ベルの関係を示した線図である。
【図7】本発明の第3実施例の音声記録再生装置におけ
る録音動作を示したフローチャートである。
【図8】本発明の第4実施例の音声記録再生装置におけ
る再生動作を示したフローチャートである。
【図9】本発明の第5実施例の音声記録再生装置におけ
る再生動作を示したフローチャートである。
【図10】本発明の第6実施例である音声記録再生装置
の構成を示したブロック回路図である。
【図11】上記第6実施例の音声記録再生装置における
音量調整手段の構成を示した電気回路図である。
【図12】従来の音声記録再生装置における録音動作の
一例を示したフローチャートである。
【図13】従来の音声記録再生装置における再生動作の
一例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1…マイクロホン 2…マイクアンプ 3…ローパスフィルタ 4…A/D変換器 5…ディジタル信号処理部 6…D/A変換器 7…ローパスフィルタ 8…パワーアンプ 9…スピーカ 10…I/Oデータバッファ 11…主制御部 12…I/Oインターフェイス 13…書き込み/読み出し部 14…記憶媒体 15…制御部 16…記憶部 17…操作部入力部 18…表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号をディジタル信号に変換するA
    /D変換手段と、 変換されたディジタル信号を符号化するディジタル信号
    処理手段と、 符号化された音声データを一時的に保管するデータバッ
    ファ手段と、 所定のモードを設定するための操作手段と、 録音中に操作手段により停止操作がされたことを認識し
    た後、上記データバッファ手段内の一定時間分の符号化
    されたデータにノイズ軽減のための所定の処理を施し
    て、録音動作を終了する制御手段と、 を具備したことを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】 符号化された音声データおよび録音開始
    ・終了等の位置情報を記憶するデータ記憶手段と、 所定のモードを設定するための操作手段と、 録音中に上記操作手段により停止操作がなされたことを
    認識し、そのときの位置データを修正して録音終了位置
    データとする制御手段と、 を具備したことを特徴とする音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 符号化された音声データおよび録音開始
    ・終了等の位置情報を記憶するデータ記憶手段と、 符号化された音声データを復号化するデジタル信号処理
    手段と、 復号化されたデジタル信号をアナログ信号に変換するD
    /A変換手段と、 上記データ記憶手段から読み出された録音終了位置情報
    に基づき、再生される音声データの録音終了の所定時間
    前から録音終了までの間、再生音の音量を減少させる制
    御手段と、 を具備したことを特徴とする音声記録再生装置。
JP7166435A 1995-06-30 1995-06-30 音声記録再生装置 Pending JPH0916200A (ja)

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