JP2000132190A - 音声記録再生装置 - Google Patents

音声記録再生装置

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JP2000132190A
JP2000132190A JP10302362A JP30236298A JP2000132190A JP 2000132190 A JP2000132190 A JP 2000132190A JP 10302362 A JP10302362 A JP 10302362A JP 30236298 A JP30236298 A JP 30236298A JP 2000132190 A JP2000132190 A JP 2000132190A
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Makoto Okazaki
誠 岡崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の再生装置は、記録開始位置のサーチ後、
所定レベル以上で記録されている最初の箇所のサーチを
行うために、記録内容を順次再生してレベル確認する必
要があり、短時間でサーチするには、通常の再生時より
数段早いスピードで再生を行い記録レベル確認を繰り返
す必要がある。通常より数段高速で音声や情報の処理が
行える構成が必要で、複雑で高価な構成となっている。 【解決手段】本発明は、記録媒体に音声や情報の記録再
生を行う記録再生部と、記録時に音声や情報の入力レベ
ルを検出する入力レベル検出部を備え、入力レベル検出
部によりレベル検出を行い、記録再生部による記録開始
後、最初に所定レベル以上の音声や情報が記録された箇
所の位置情報を保持する位置情報保持部を有し、頭出し
位置のサーチ時に位置情報保持部に保持された一定レベ
ル以上の音声や情報の記録開始箇所又は所定時間前の箇
所を頭出し位置として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録された音声や
情報等の再生を行う際、それら音声や情報等の記録開始
位置の頭出しを行うサーチ機能を有する音声記録再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、音声や情報の記録再生を行う
音声記録再生装置、例えば半導体(IC)メモリに音声
の記録再生を行うICメモリレコーダには、記録内容を
再生する際、記録内容の記録開始位置の頭出しを行うい
わゆる先頭サーチ機能が搭載されている。
【0003】他には、記録された記録内容を大まかに知
るためや、複数記録された記録内容の中から所望する内
容を素早く見つけるために、各記録内容の記録開始位置
を、順次サーチして、各記録内容の冒頭から数秒間のみ
を順に再生していくいわゆるイントロスキャンも知られ
ている。
【0004】しかし、音声の記録を行う時、必ずしも記
録開始直後から意味のある音声が記録されるとは限ら
ず、冒頭の数秒間の無音を経た後、音声の記録が開始す
ることは往々にしてある。
【0005】このように冒頭部分に数秒間の無音の期間
があった後、音声が記録されている例の場合、先頭サー
チを行って記緑内容の頭から再生を行ったとしても、記
録内容の確認を行う前に、まず意味のない数秒間の無音
を聞ことになる。
【0006】さらにイントロスキャンの場合は、無音を
聞く必要があるだけではなく、その無音の長さによって
は、どのような内容かの判別がつく前に次の記録内容の
イントロ再生に移ってしまうことも有り得る。
【0007】このような問題を解決するための手法とし
て、特開平5−298718号公報には、記録内容を再
生する際に、その記録開始位置をサーチした後、さらに
それに続く記録内容の記録レベルの確認を行い、記録レ
ベルが所定レベル以下の部分は飛ばして、所定レベル以
上で記録されている最初の箇所までサーチを行う再生装
置が提案されている。
【0008】また、これとは別に、デジタルシグナルプ
ロセッサ(DSP)等を内蔵しており、高圧縮アルゴリ
ズムで音声録再を行うICメモリレコーダでは、その多
くは「無音圧縮」と呼ばれる機能を持っている。
【0009】この機能は、記録時に所定レベル以下の音
声を無音と判定して、レベルが所定以上の有音部と区別
して扱い、この無音部についてはデータ量を落として記
録を行ったり、若しくは全く記録は行わずに無音部の長
さデータだけを記録するような処理を行っている。
【0010】このようなICメモリレコーダでは、無音
部の区別を元々行っているため、記録レベルが所定レベ
ル以下の部分は飛ばして、所定以上のレベルで記録され
ている最初の箇所をサーチするのは、比較的簡単な制御
プログラムの変更だけで対応することが出来る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した特開
平5−298718号公報に提案されている再生装置に
よる再生方法では、記録開始位置のサーチ後、それに続
いて所定レベル以上で記録されている最初の箇所のサー
チを行うために、記録内容を順次再生してレベル確認す
る必要があり、実用上を考えて短い時間でサーチを終え
るためには、通常の再生時よりは数段早いスピードで再
生を行い、記録レベル確認を繰り返す必要がある。
【0012】従って、この再生装置を実現するには、音
声や情報の記録再生を行う際に通常必要とするものより
数段高速で音声や情報の処理が行える部位による構成が
必要となり、その分、複雑で高価な構成となっている。
【0013】また無音圧縮機能をもつICレコーダにつ
いても、高速でデータ処理を実施するDSP等の搭載は
不可欠であり、このDSP等を用いず、より簡単で安価
に構成したICレコーダにより、この機能の実現するこ
とは難しい。そこで本発明は、より安価で簡単に構成さ
れ、所定レベル以上で記録されている最初の箇所のサー
チが可能な音声記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、音声や情報の記録及び再生を行う音声記録
再生装置において、記録媒体に音声や情報の記録再生を
行う記録再生手段と、記録時に音声や情報の入力レベル
を検出する入力レベル検出手段と、上記入力レベル検出
手段によるレベル検出を行いつつ、上記記録再生手段に
よる記録開始後、検出される入力レベルが予め定めた所
定レベルを越えた時に、その音声や情報が記録された上
記記録媒体上の位置情報を保持する位置情報保持手段
と、再生を行う際の頭出し位置のサーチ時に、上記位置
情報保持手段により保持された上記位置情報に基づく上
記記録媒体上の箇所、若しくはその箇所に記録した時間
よりも所定時間前に該当する箇所を再生開始の頭出し位
置として設定する頭出し位置サーチ手段とを備える音声
記録再生装置を提供する。
【0015】また上記音声記録再生装置は、上記記録再
生手段と入力レベル検出手段とを具備し、上記入力レベ
ル検出手段によるレベル検出を行いつつ、上記記録再生
手段による記録開始後、検出される入力レベルが予め定
めた所定レベルを越えた時に、その音声や情報が記録さ
れた上記記録媒体上の箇所に記録した時間よりも所定時
間前に該当する箇所を位置情報として保持する位置情報
保持手段を具備して、頭出し位置のサーチ時に該位置情
報保持手段により保持された位置情報による上記記録媒
体上の箇所を頭出し位置として設定する。
【0016】以上のような構成の音声記録再生装置は、
記録時に音声や情報の入力レベルを検出する入力レベル
検出手段は、口述録音用のテープレコーダやICレコー
ダの多くが音声起動録音用に普通に具備しており、これ
を利用することで、通常の記録再生に必要とする以上に
高速に音声や情報の処理が行える機構やDSP等の複雑
で高価な構成を用いることなく、より簡単で安価な構成
で、所定レベル以下の無音部をカットした先頭サーチや
イントロスキャンが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。図1には、本発明によ
る第1の実施例に係る音声記録再生装置の概略的な構成
を示し説明する。本実施形態では音声記録再生装置とし
て、ICメモリレコーダを例として説明する。
【0018】本実施形態は、大別すると、全体構成部位
の制御を行うCPU1と、音声や情報の記録媒体となる
FLASHメモリ2、データ量の圧縮/伸長を行うデー
タ圧縮伸長部3と、録音時若しくは再生時に音声や情報
に対して、種々の処理を施す信号入出力部4と、音声や
情報のレベルを検出し所定の処理を行うレベル検出部5
と、種々のモードの入力を行う操作入力部6とで構成さ
れる。
【0019】このような構成において、上記信号入出力
部4は、録音時には、マイクロフォン7により音声や情
報を入力し、入力された音声や情報のアナログ信号をア
ンプ部(AMP)8で増幅する。そして、ローパスフィ
ルタ(LPF)9により所望する帯域をフィルタリング
して、A/D変換部(A/D)10でデジタル信号への
変換を行った後、データ圧縮伸長部3に出力する。
【0020】さらに再生時には、データ圧縮伸長部3か
ら出力されるデジタル信号をD/A変換部11でアナロ
グ変換して、LPF12によりスムージングし、アンプ
部(AMP)13で増幅したのち、スピーカ14により
音声として外部へ出力される。
【0021】上記データ圧縮伸長部3では、A/D変換
部10から入力された音声や情報からなるデジタル信号
(記録データ)を圧縮し、若しくは出力する記録データ
を伸長してD/A変換部(D/A)11に出力する。
【0022】また、上記レベル検出部5は、音声や情報
の入力レベルを検出する入力レベル検出として機能し、
通常、口述録音用のテープレコーダやICレコーダの多
くが搭載する音声起動録音用(VCVA)の検出機構を
利用する。
【0023】このレベル検出部5は、記録時に音声や情
報の入力レベルが所定レベル以上の場合にCPU1へ信
号の入力を行い、上記操作入力部6は外部からICメモ
リレコーダヘ記録/再生/停止/サーチ等の動作モード
の入力を行う。
【0024】上記操作入力部6から記録/再生等の指示
がCPU1に入力されると、このCPU1は、各構成部
位をそれぞれ対応する状態に移行させる。例えば「記録
(記録モード)」が指示された場合、CPU1は信号入
出力部4により、マイクロフォン7を通じて音声や情報
を入力する。そしてCPU1は、信号入出力部4から入
力されるデジタル信号をデータ圧縮伸長部3で圧縮させ
て、データ量を減らした後、FLASHメモリ2内の所
定のアドレスに書き込む。
【0025】さらにCPU1は、レベル検出部5からの
検出信号に基づき、データ圧縮伸長部3から入力する圧
縮データのレベル判定を行い、記録を開始した後、最初
に所定レベルを越えた入力レベルの記録データがFLA
SHメモリ2内のどのアドレスに書き込まれたのかを示
す情報(例えば、インデックス情報)も、併せてFLA
SHメモリ2内の所定アドレスに書き込む。
【0026】一方、「再生(再生モード)」が指示され
た場合、CPU1は、まずFLASHメモリ2の所定の
アドレスから再生対象となるアドレス情報を読み出し、
その情報に示されるアドレスから再生対象の記録データ
を読み出す。そして読み出した記録データは、データ圧
縮伸長部3で伸長させて元のデータ量に戻して信号入出
力部のD/A変換部11へ出力する。
【0027】また操作入力部6から、所定レベル以下の
無音部をカットした先頭サーチやイントロスキャンの実
行が指示された場合、CPU1は、FLASHメモリ2
の所定アドレスから、記録開始後、入力したデータのレ
ベルが最初に所定レベルを越えたところのアドレス情報
を読み出し、その読み出したアドレスで停止もしくは再
生モードに移行する。
【0028】図2及び図3に示すフローチャートを参照
して、第1の実施形態の音声記録再生装置の動作につい
て説明する。まず、図2に示したフローチャートに沿っ
て、第1の実施形態における「記録モード」について説
明する。
【0029】操作入力部6から「記録モード」が指示さ
れると、前述したようにマイクロフォン7から音声や情
報を取り込まれ、さらに増幅及びフィルタリングした
後、デジタル信号に変換する記録動作が開始されるとと
もに、CPU1は、レベル検出部5からの検出信号によ
り、FLASHメモり2に書き込むデータの入力レベル
が所定レベル以上か否か判定を行う(ステップS1)。
【0030】この判定で、入力するデータのレベルが予
め定めた所定レベルを達しない場合は(NO)、引き続
き入力されているデータのレベルの判定を継続する。し
かし、入力したレベルが所定レベル以上と判定された場
合は(YES)、入力レベルの判定を終了し、その時、
書き込んだデータにおけるFLASHメモリ2内のアド
レス値を保持する(ステップS2)。本実施形態では、
入力したレベルが最初に所定レベル以上になった時に、
ステップS2の動作に移行するように設定している。勿
論、判定条件が変わった場合には、最初だけではなく、
自由に設定できるものとする。
【0031】その後、操作入力部6による指示や、メモ
リエンド等での記録モードの終了を受けて(ステップS
3)、前記ステップS2で保持したアドレス値(=記録
モード開始後、最初に入力レベルが所定以上と判定され
たデータが書き込まれているアドレス値)を、FLAS
Hメモリ2内の所定アドレスに書き込み(ステップS
4)、「記録モード」を終了する。
【0032】次に、図3に示すフローチャートに従っ
て、第1の実施形態における「先頭サーチモード」につ
いて説明する。まず、操作入力部6から「先頭サーチモ
ード」が指示され、再生を行う記録データが無音部をカ
ットした先頭サーチか、通常の先頭サーチかの判定を行
う(ステップS11)。
【0033】この判定で、無音部カットの先頭サーチが
指示された場合は(YES)、FLASHメモリ2内の
所定アドレスから上記ステップS4で書き込んだアドレ
スを読み出す(ステップS12)。
【0034】またステップS11で、通常の先頭サーチ
が指示された場合は(NO)、FLASHメモリ2内の
所定アドレスから、サーチ対象の記録開始アドレスを読
み出す(ステップS13)。
【0035】これらの算出されたアドレス若しくは読み
出されたアドレスを再生時の開始アドレスとしてセット
し(ステップS14)、先頭サーチモードを終了する。
従って、この先頭サーチ後に操作入力部6により再生モ
ードが入力された場合、無音部カットの先頭サーチ後
は、記録開始直後の無音部をカットした所定入力レベル
以上の箇所からの再生となり、通常の先頭サーチ後は、
記録開始した箇所からの再生となる。
【0036】次に図4に示すフローチャートを参照し
て、第2の実施形態に係る音声記録再生装置の「先頭サ
ーチモード」について説明する。本実施形態は、図1に
示した第1の実施形態と同様な構成であり、記録モード
は前述した第1の実施形態と同等であり、ここでの説明
は省略し、特徴となる先頭サーチモードについて詳細に
説明する。
【0037】まず、操作入力部6により「先頭サーチモ
ード」が指示されると、再生を行う記録データが無音部
をカットした先頭サーチか、通常の先頭サーチか否かの
判定を行う(ステップS21)。
【0038】この判定で、無音部カットの先頭サーチで
あった場合は(YES)、FLASHメモリ2内の所定
アドレスから、図2に示したステップS4で書き込んだ
アドレスを読み出し(ステップS22)、そのアドレス
の所定時間前のアドレスを算出する(ステップS2
4)。
【0039】しかしこの判定で、通常の先頭サーチであ
った場合は(NO)、FLASHメモリ2内の所定アド
レスから、サーチ対象の記録開始アドレスを読み出す
(ステップS23)。
【0040】これら上記ステップS24で算出されたア
ドレス若しくは上記ステップS23で読み出されたアド
レスを再生時の開始アドレスとしてセットし(ステップ
S25)、先頭サーチモードを終了する。
【0041】従って、この第2の実施形態では、無音部
カットの先頭サーチ後の再生時は、所定入力レベル以上
の箇所から少し戻った位置からの再生となる。この戻し
量は、任意に定めてよく、ユーザが不快に感じないレベ
ルとすることで、無音部カットの機能を果たした上、さ
らに第1の実施形態の場合に有り得た、再生開始直後に
意味のある内容があった場合、その箇所が聞き辛かった
り、聞き逃したりといった事態の発生を防ぐことができ
る。
【0042】次に図5に示すフローチャートを参照し
て、第3の実施形態に係る音声記録再生装置の「記録モ
ード」について説明する。本実施形態は、図1に示した
第1の実施形態と同様な構成であり、先頭サーチモード
は前述した第1の実施形態と同等であり、ここでの説明
は省略し、特徴となる記録モードについて詳細に説明す
る。
【0043】まず、操作入力部6により「記録モード」
が指示されると、前述したようなマイクロフォン7から
音声や情報を取り込まれ、さらに増幅及びフィルタリン
グした後、デジタル信号に変換する記録動作が開始され
るとともに、レベル検出部5からの検出信号により、F
LASHメモり2に書き込むデータの入力レベルが所定
レベル以上か否か判定を行う(ステップS31)。
【0044】この判定で、入力するデータのレベルが予
め定めた所定レベルに達しない場合は(NO)、引き続
き入力されているデータのレベルの判定を継続する。し
かし、データのレベルが所定レベル以上になったと判定
された場合は(YES)、入力レベルの判定を終了し、
その時、書き込んだデータにおけるFLASHメモリ2
内のアドレス値を保持する(ステップS32)。
【0045】その後、記録モードが終了か否か判定し
(ステップS33)、即ち、操作入力部6からの記録モ
ード終了指示や、メモリエンド等による記録モードの終
了を受けて(YES)、ステップS32で保持したアド
レス値(=記録モードの開始後、最初に入力レベルが所
定レベルを超えたと判定されたデータが書き込まれてい
るアドレス値)の所定時間前のアドレス値を、FLAS
Hメモリ2内の所定アドレスに書き込む(ステップS3
4)。
【0046】従って、本実施形態は、前述した第2の実
施形態と同様な効果が得られる。以上のように説明した
実施形態の音声記録再生装置によれば、「記録モード」
時に、音声や情報の入力レベルを検出する入力レベル検
出部として、通常、口述録音用のテープレコーダやIC
レコーダの多くが音声起動録音用(VCVA)を搭載し
ており、これを利用する。
【0047】よって従来技術のように、別途、通常の記
録再生に必要とする以上に高速に音声や情報の処理が行
える機構やDSP等の複雑で高価な構成を搭載する必要
が無く、より簡単な構成で安価なコストで、所定レベル
以下の無音部をカットした先頭サーチやイントロスキャ
ンを実現することができる。
【0048】以上の実施形態について説明したが、本明
細書には以下のような発明も含まれている。 (1) 音声や情報の記録と再生を行う音声記録再生装
置において、記録媒体に音声や情報の記録再生を行う記
録再生手段と、記録時に音声や情報の入力レベルを検出
する入力レベル検出手段と、 該入力レベル検出手段に
よりレベル検出を行い、該記録再生手段による記録開始
後、最初に所定レベル以上の音声や情報が記録された箇
所の位置情報を保持する位置情報保持手段と、頭出し位
置のサーチ時に該位置情報保持手段により保持された所
定レベル以上の音声や情報の記録開始箇所を頭出し位置
とする頭出し位置サーチ手段と、を具備したことを特徴
とする音声記録再生装置。
【0049】(2) 音声や情報の記録と再生を行う音
声記録再生装置において、記録媒体に音声や情報の記録
再生を行う記録再生手段と、記録時に音声や情報の入力
レベルを検出する入力レベル検出手段と、 該入力レベ
ル検出手段によりレベル検出を行い、該記録再生手段に
よる記録開始後、最初に所定レベル以上の音声や情報が
記録された箇所の位置情報を保持する位置情報保持手段
と、頭出し位置のサーチ時に該位置情報保持手段により
保持された所定レベル以上の音声や情報の記録開始箇所
の所定時間前の箇所を頭出し位置とする頭出し位置サー
チ手段と、を具備したことを特徴とする音声記録再生装
置。
【0050】(3) 音声や情報の記録と再生を行う音
声記録再生装置において、記録媒体に音声や情報の記録
再生を行う記録再生手段と、記録時に音声や情報の入力
レベルを検出する入力レベル検出手段と、 該入力レベ
ル検出手段によりレベル検出を行い、該記録再生手段に
よる記録開始後、最初に所定レベル以上の音声や情報が
記録された箇所の所定時間前の箇所の位置情報を保持す
る位置情報保持手段と、頭出し位置のサーチ時に該位置
情報保持手段により保持された所定レベル以上の音声や
情報の記録開始箇所を頭出し位置とする頭出し位置サー
チ手段と、を具備したことを特徴とする音声記録再生装
置。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、通
常の記録再生に必要とする以上に高速に音声や情報の処
理が行える機構や、DSP等の複雑で高価な構成を用い
ることなく、音声起動録音の機能を有しているICレコ
ーダ等が通常具備している構成のみで、所定レベル以下
の無音部をカットした先頭サーチやイントロスキャンが
可能な音声記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施例に係る音声記録再生
装置の概略的な構成を示す図である。
【図2】第1の実施形態における「記録モード」につい
て説明するためのフローチャートである。
【図3】第1の実施形態における「先頭サーチモード」
について説明するためのフローチャートである。
【図4】第2の実施形態に係る音声記録再生装置の「先
頭サーチモード」について説明するためのフローチャー
トである。
【図5】第3の実施形態に係る音声記録再生装置の「記
録モード」について説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…CPU 2…FLASHメモリ 3…データ圧縮伸長部 4…信号入出力部 5…レベル検出部 6…操作入力部 7…マイクロフォン 8…アンプ部(AMP) 9…ローパスフィルタ(LPF) 10…A/D変換部 11…D/A変換部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声や情報の記録及び再生を行う音声記
    録再生装置において、 記録媒体に音声や情報の記録再
    生を行う記録再生手段と、 記録時に音声や情報の入力レベルを検出する入力レベル
    検出手段と、 上記入力レベル検出手段によるレベル検出を行いつつ、
    上記記録再生手段による記録開始後、検出される入力レ
    ベルが予め定めた所定レベル以上になった時に、その音
    声や情報が記録された上記記録媒体上の位置情報を保持
    する位置情報保持手段と、 再生を行う際の頭出し位置のサーチ時に、上記位置情報
    保持手段により保持された上記位置情報に基づく上記記
    録媒体上の箇所を再生開始の頭出し位置として設定する
    頭出し位置サーチ手段と、を具備したことを特徴とする
    音声記録再生装置。
  2. 【請求項2】 音声や情報の記録と再生を行う音声記録
    再生装置において、 記録媒体に音声や情報の記録再生を行う記録再生手段
    と、 記録時に音声や情報の入力レベルを検出する入力レベル
    検出手段と、 上記入力レベル検出手段によるレベル検出を行いつつ、
    上記記録再生手段による記録開始後、検出される入力レ
    ベルが予め定めた所定レベル以上になった時に、その音
    声や情報が記録された上記記録媒体上の位置情報を保持
    する位置情報保持手段と、 再生を行う際の頭出し位置のサーチ時に、上記位置情報
    保持手段により保持された上記位置情報に基づく上記記
    録媒体上の箇所よりも所定時間前の箇所を再生開始の頭
    出し位置として設定する頭出し位置サーチ手段と、を具
    備したことを特徴とする音声記録再生装置。
  3. 【請求項3】 音声や情報の記録と再生を行う音声記録
    再生装置において、 記録媒体に音声や情報の記録再生を行う記録再生手段
    と、 記録時に音声や情報の入力レベルを検出する入力レベル
    検出手段と、 上記入力レベル検出手段によるレベル検出を行いつつ、
    上記記録再生手段による記録開始後、検出される入力レ
    ベルが予め定めた所定レベル以上になった時に、その音
    声や情報が記録された上記記録媒体上の箇所よりも所定
    時間前の箇所の位置情報を保持する位置情報保持手段
    と、 再生を行う際の頭出し位置のサーチ時に、上記位置情報
    保持手段により保持された上記位置情報に基づく上記記
    録媒体上の箇所を再生開始の頭出し位置として設定する
    頭出し位置サーチ手段と、を具備したことを特徴とする
    音声記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008026344A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Yamaha Corp 電子音楽装置及び音楽情報記録プログラム
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