JP2002351496A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JP2002351496A
JP2002351496A JP2001153844A JP2001153844A JP2002351496A JP 2002351496 A JP2002351496 A JP 2002351496A JP 2001153844 A JP2001153844 A JP 2001153844A JP 2001153844 A JP2001153844 A JP 2001153844A JP 2002351496 A JP2002351496 A JP 2002351496A
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Wataru Shinozaki
渡 篠▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用形態が複数種あるデータ再生装置に於い
て、使用するときのみ効率よく簡便に電源のオン、オフ
を切換えて消費電力を少なくすることである。 【解決手段】少なくとも2種類以上の符号化データを復
号化可能であり、ヘッドホン端子R12、ヘッドホン端
子L13にヘッドホンが接続されているか否かがヘッド
ホン検出回路33によって検出され、ヘッドホン端子R
12、ヘッドホン端子L13により出カ信号が上記ヘッ
ドホンへ送信される。再生される符号化データはCPU
20で選択され、この選択された符号化データの符号化
方式はDSP21にて検出される。そして、上記検出さ
れた符号化方式に基いて、該データ再生装置の動作状態
が、CPU20によって通常動作時よりも動作電流の少
ない省電力モードヘ移行するように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型電子機器に関
し、より詳細には、音声信号を出力可能なデータ再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型ラジオ、ヘッドフォンステレオ、
ICレコーダ等の携帯型電子機器では、電池を用いて使
用することが多く、効率よく電源をオン、オフし、消費
電流を制御することが要求されている。また、このよう
な電子機器では、パワーアンプ使用時に消費電力が大き
く、音声を聞くときにより省電力できる回路構成が望ま
れている。
【0003】例えば、特開2000−152371号公
報には、(マイク)ジャックにプラグを挿抜することに
より、(マイク)アンプ回路に電源を供給するゲート回
路をオン/オフさせて、省電力化を図る回路が開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在に
於いて、データ再生装置等の電子機器は、CPU(中央
演算装置)が機器全体の制御を司っているため、上記特
開2000−152371号公報のように、回路全体を
構成する一部の回路のみの省電力を図るだけは不十分で
ある。
【0005】また、例えば、スピーカとイヤホン端子を
備えた電子機器(ICレコーダ、携帯型ラジオ、ヘッド
ホンステレオ、半導体メモリオーディオ)等では、CP
Uによる消費電力制御がなされないと、ラジオとレコー
ダ、レコーダと半導体メモリオーディオのような、複数
の機能を併せ持ったものの場合、使用用途により操作形
態、動作回路が異なるで、より効率的な省電力化が図れ
ないものであった。
【0006】加えて、イヤホンやヘッドフォン等のプラ
グを有する可聴機器を用いて音声を聞くことが多いデー
タ再生装置の場合、更に効率の良い電源供給の制御が望
まれていた。
【0007】したがって本発明は上記実状に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、ICレコーダ機能、ヘッ
ドホンステレオ機能等、複数の機能を併せ持ち、イヤホ
ン、ヘッドホン等のプラグを有する可聴機器で音声を聞
くことができるデータ再生装置に於いて、使用形態によ
って効率よく簡便に消費電力を少なくすることのできる
データ再生装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、少な
くとも2種類以上の符号化データを復号化可能なデータ
再生装置に於いて、出カ信号を外部装置へ送信するため
の出カ手段と、上記出力手段に上記外部装置が接続され
ているか否かを検出する接続検出手段と、再生する符号
化データを選択する選択手段と、上記選択された符号化
データの符号化方式を検出する符号化方式検出手段と、
上記検出された符号化方式に基いて、該データ再生装置
の動作状態を通常動作時よりも動作電流の少ない省電力
モードヘの移行を制御する制御手段と、を具備すること
を特徴とする。
【0009】またこの発明は、オーディオデータの記録
及び再生が可能な動作モードであるレコーダモードと、
再生専用の動作モードであるプレーヤモードとを有する
データ再生装置に於いて、出カ信号を外部装置へ送信す
るための出カ手段と、上記出カ手段に上記外部装置が接
続されているか否かを検出する接続検出手段と、動作モ
ードを検出する動作モード検出手段と、上記検出された
動作モードに基いて、該データ再生装置の動作状態を通
常動作時よりも動作電流の少ない省電カモードヘの移行
を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
【0010】この発明にあっては、少なくとも2種類以
上の符号化データを復号化可能なデータ再生装置に於い
て、出力手段に外部装置が接続されているか否かが接続
検出手段出力手段によって検出され、上記出力手段によ
り出カ信号が外部装置へ送信される。再生される符号化
データは選択手段で選択され、この選択された符号化デ
ータの符号化方式は符号化方式検出手段にて検出され
る。そして、上記検出された符号化方式に基いて、該デ
ータ再生装置の動作状態が、制御手段によって通常動作
時よりも動作電流の少ない省電力モードヘ移行するよう
に制御される。
【0011】またこの発明にあっては、オーディオデー
タの記録及び再生が可能な動作モードであるレコーダモ
ードと、再生専用の動作モードであるプレーヤモードと
を有するデータ再生装置に於いて、出力手段に外部装置
が接続されているか否かが接続検出手段出力手段によっ
て検出され、上記出力手段により出カ信号が外部装置へ
送信される。そして、動作モードが動作モード検出手段
で検出され、上記検出された動作モードに基いて、制御
手段にて、該データ再生装置の動作状態が、通常動作時
よりも動作電流の少ない省電カモードヘ移行するように
制御される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を、口述メモ用の録音・再生機能と、パーソナ
ルコンピュータと通信して音楽ファイルを記録・再生す
る機能とを併せ持った半導体メモリを記録媒体とする音
声記録再生装置を例にして説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施の形態である音声
記録再生装置の構成を示したブロック図である。
【0014】初めに、音声記録系の各部について説明す
る。
【0015】図1に於いて、この音声記録再生装置は、
音声を電気信号に変換するマイク1及び外部マイク等の
外部装置からの音声信号を入力するマイクジャックとし
てのライン入力端子2を備えている。そして、これらマ
イク1、ライン入力端子2のうち何れが使用されるか
は、端子3a、3b、3cで構成される入力切換スイッ
チ(SW)3によって選択される。
【0016】この入力切換スイッチ3は、上記ライン入
力端子2に外部装置に接続された端子が接続された場合
にはライン入力端子2が選択され、それ以外の場合には
マイク1が選択されるように構成されている。尚、本実
施の形態では、マイク1及びライン入力端子2は、何れ
も音声チャンネルが1つのモノラルでの入力とされてい
る。
【0017】入力切換スイッチ3によって選択された音
声信号は、プリアンプ4に入力されて増幅される。この
プリアンプ4の増幅率或いは電源供給の制御等は、本音
声記録再生装置の動作全体を制御する制御回路(CP
U)20によって制御されている。プリアンプ4によっ
て増幅された音声信号は、音声信号とデジタル信号との
間で信号を変換するステレオコーデック6の入力アンプ
6aに入力される。音声信号は、ここで再度増幅された
後に、アナログ信号である音声信号をデジタル信号に変
換するA/DコンバータR6b及びA/DコンバータL
6cに、それぞれ入力される。
【0018】そして、ここで音声信号はデジタル音声信
号に変換され、デジタルフィルタ6dに入力される。
尚、ステレオコーデック6自体は、ステレオ信号に対す
るアナログ信号からデジタル信号への変換、及びデジタ
ル信号からアナログ信号への変換に対応しているので、
A/Dコンバータも右チャンネル及び左チャンネル用の
6bと6cの2つが備えられている。しかしながら、マ
イク1またはライン入力端子2がモノラル入力であるた
め、上述したように、1つの入力信号をそれぞれのA/
Dコンバータ6b及び6cの両方に入力するように構成
されている。
【0019】デジタルフィルタ6dでは、上述の音声信
号からデジタル音声信号への変換が行われたときに発生
するエリアシングノイズと称される不要な量子化ノイズ
をデジタル音声信号から除去する、といった処理が行わ
れる。そして、量子化ノイズが除去されたデジタル音声
信号はデジタル信号処理部(Digital Sign
al Processor;以下DSPと略記する)2
1へ転送される。このDSP21では、CPU20の制
御の下で、入力されたデジタル音声信号がフレーム単位
で所定のフォーマットに従って符号化(圧縮変換)さ
れ、符号化データが生成される。
【0020】尚、本音声記録再生装置では、Diglt
al Speech Standerd(以下DSSと
略記する)と称される符号化方式を用いることとする。
また、DSS形式では、比較的高音質の標準モード(S
Pモード)と、該標準モードより音質が若干悪くなるが
圧縮率が高く長時間録音に適しているロングモード(L
Pモード)の2つの録音モードがある。これらのモード
の選択は、後述するメニュー釦44等が操作されること
により行われる。
【0021】こうして生成された符号化データは、双方
向バストランシーバIC22を介して、符号化データ記
録手段としてのメモリカード23へ転送される。メモリ
カード23は、本音声記録再生装置本体に対して着脱可
能なカード形状をした、フラッシュメモリ等の半導体メ
モリで構成されている。このメモリカード23は、具体
的にはSmart Media(登録商標)等があり、
本音声記録再生装置ではこれを用いることとする。
【0022】符号化データは、上記双方向バストランシ
ーバIC22を介したCPU20の制御の下で、メモリ
カード23内の所定のアドレスに順次書き込まれる。
尚、メモリカード23内に書き込まれた符号化データ
は、ファイルを1つの単位として扱われる(上記DSS
方式で符号化された符号化データファイルを、以降DS
Sファイルと称することとする)。
【0023】また、本音声記録再生装置での音声の記録
はモノラルで行われるようになっているので、A/Dコ
ンバータR6b側から出力されたデジタル音声信号の符
号化データのみ、メモリカード23に記録されるように
なっている。
【0024】次に、メモリカード23に記録された符号
化データを再生する際の信号の流れに沿って、再生系の
各部について説明する。
【0025】先ず、メモリカード23からDSP21
へ、符号化データが順次転送される。DSP21に転送
された符号化データは、CPU20の制御の下で、所定
のフレーム単位でデジタル音声信号に復号化(伸張変
換)される。尚、メモリカード23には、後述するよう
に、DSSファイル以外の符号化データも記録可能とな
っている。したがって、DSP21では、メモリカード
23から送られてきた符号化データに対して、どの符号
化方式が用いられているのかが判別され、その符号化方
式に従って符号化データが復号化される。
【0026】ここで、本実施の形態の音声記録再生装置
は、マイクロソフト社(登録商標)のWindows
Media(登録商標)方式(以下、WMA方式と略記
し、その符号化データファイルをWMAファイルと略記
する)、及びMotionPicture Exper
ts Groupe−1 Audio Layer3方
式(以下、MP3方式と略記し、その符号化データファ
イルをMP3ファイルと略記する)、更にDSS方式の
3つの復号化を行うことができるものとする。
【0027】復号化されたデジタル音声信号は、ステレ
オコーデック6へ転送される。転送されたデジタル音声
信号は、ステレオコーデック6内のデジタルフィルタ6
dに於いて、不要な量子化雑音の除去が行われる。その
後、左右各チャンネル毎に、D/AコンバータR6e及
びD/AコンバータL6fに於いてデジタル音声信号か
らアナログの音声信号への変換が行われ、更に出力アン
プR6g及び出力アンプL6hで信号の増幅が行われ
て、ステレオコーデック6から出力される。尚、元の符
号化データがモノラルでのデータであった場合には、左
右両チャンネルに同じ信号が入力されて処理された後、
出力される。
【0028】こうして、ステレオコーデック6から出力
された左右各チャンネルの音声信号は、互いに連動して
いる出力切換スイッチ8及び9によって、その出力先が
切換えられる。上記出力切換スイッチ8及び9は、それ
ぞれ端子8a、8b、8c及び9a、9b、9cを有し
て構成される。
【0029】上記音声信号の出力先には、図示されない
外部ヘッドホン等が接続されて、外部の再生機器が用い
られて音声信号が再生されるヘッドホン端子R12及び
ヘッドホン端子L13と、該音声記録再生装置本体に備
えられたスピーカ15の2つが用意されている。
【0030】出力切換スイッチ8及び9が、それぞれ端
子8a及び9a側に切換えられた場合には、出力先とし
てヘッドホン端子R12及びヘッドホン端子L13が選
択される。そして、ヘッドホンアンプR10及びヘッド
ホンアンプL11でヘッドホン端子からの出力に合わせ
た増幅率で音声信号が増幅され、左右各チャンネル毎に
出力される。一方、出力切換スイッチ8及び9が、それ
ぞれ端子8b及び9b側に切換えられた場合には、出力
先としてスピーカ15が選択される。尚、スピーカ15
は1つしか本体に内蔵されていないので、音声信号は左
右各チャンネルの信号が合成された後に、スピーカアン
プ14によってスピーカ15に適正な増幅率で増幅さ
れ、スピーカ15から出力される。
【0031】また、CPU20には、上述した各ブロッ
クの他にもいくつかの回路等が接続されている。すなわ
ち、CPU20には、表示駆動回路25を介して表示部
26が接続されると共に、操作スイッチ群28と、電源
回路29と、内蔵メモリ30と、DSP21と、双方向
バストランシーバIC22と、USBドライバ31を介
してUSB接続端子32と、ヘッドホン検出回路33と
が、それぞれ接続されている。
【0032】上記表示部26は、2色LEDと、バック
ライトを有する液晶ディスプレイとにより構成されるも
ので、本音声記録再生装置の動作状態等を表示する。表
示駆動回路25は、CPU20の制御の下で表示部26
を表示駆動するものである。
【0033】また、上記操作スイッチ群28は、詳細は
後述するが、本音声記録再生装置の外装に設けられ、各
種機能を制御するための操作スイッチである。電源回路
29は、本音声記録再生装置を駆動するための電力を供
給するための回路であり、図示されないが、バッテリ、
バッテリチェック回路、パワーオンリセット回路、昇圧
回路、降圧回路及び外部電源接続回路等の電源制御に関
する回路を含んでいる。
【0034】上記内蔵メモリ30は、本体内蔵の書換え
可能な不揮発性メモリであるEEPROMで構成されて
おり、ユーザID、録音モード(標準モード/長時間モ
ード)の選択設定、BEEP音(ON/OFF)の選択
設定、データの再生位置等、CPU20に電源が供給さ
れなくなっても記録しておきたい各種設定、パラメータ
等を記録している。尚、アラーム再生に於けるアラーム
再生の設定時刻及びアラーム再生対象ファイルを特定す
る情報等も、ここに記憶される。
【0035】更に、本音声記録再生装置は、パーソナル
コンピュータ等の外部機器と接続可能である。該音声記
録再生装置は、外部機器と接続し、双方向通信を行うこ
とで、例えば、パーソナルコンピュータのハードディス
ク等に記録されている符号化データファイルをメモリカ
ード23に転送したり、その逆に、メモリカード23に
記録されている符号化データファイルをパーソナルコン
ピュータ側の記録媒体に転送したり、或いは、マイク1
から入力された音声信号をステレオコーデック6でデジ
タル音声信号に変換し、DSP21で符号化した符号化
データを直接パーソナルコンピュータ側の記録媒体に記
録するようにしたりする等、この他にも様々な処理を行
うことができるようになる。
【0036】上述したパーソナルコンピュータ等の外部
機器との通信のために、本実施の形態の音声記録再生装
置では、Universal Serial Bus
(以下、USBと記す)と称されるインターフェースを
介して接続するように構成されている。上記USB接続
端子32は、USBケーブルに接続するための外部接続
端子であり、通信ドライバであるUSBドライバ31に
よって制御され、内部バスを介してCPU20に接続さ
れている。
【0037】また、双方向バストランシーバIC22
は、メモリカード23の音声記録再生装置側の接続端子
(図示せず)と、CPU20及びUSB接続端子32と
の間の接続を遮断するために、バスラインに設けられて
いるものである。これは、外部USB端子32にUSB
ケーブルが接続され、CPU20が外部機器と通信して
いるときに、メモリカード23の挿入動作が行われてし
まった場合に、バスライン間で電気的にショートしてし
まい、メモリカード23やCPU20が破損等してしま
うことを防止するためのものである。したがって、メモ
リカード23が装填されておらず、CPU20が外部機
器とUSB接続端子32を介して通信しているときに
は、双方向バストランシーバIC22は、メモリカード
23の音声記録再生装置側の接続端子と、CPU20と
の接続を遮断するように構成されている。
【0038】上記ヘッドホン検出回路33は、上記ヘッ
ドホン端子R12、ヘッドホン端子L13に挿入される
ヘッドホンプラグ挿入の有無を検出するためのものであ
る。そして、この検出結果の情報は、CPU20に伝送
される。
【0039】ここで、本音声記録再生装置の動作モード
について説明する。
【0040】本音声記録再生装置は、2つの動作モード
を有している。1つは、マイクやマイクジャック(ライ
ン入力端子)から入力される音声を記録し再生すること
が可能な第1のモード(以下、レコーダモードと記す)
であり、もう1つは、記録動作は行うことができず、記
録媒体に記録されている符号化データファイルを再生す
ることに特化した第2のモード(以下、プレーヤモード
と記す)である。
【0041】本実施の形態の音声記録再生装置に於いて
は、レコーダモードでは、主としてメッセージメモやデ
ィクテーション、会議録音等での使用を想定し、符号化
方式は高圧縮で長時間録音に適しているDSS方式を用
いることとする。一方、プレーヤモードでは、主として
音楽を聴くことを想定し、DSS方式よりも高音質な再
生が可能なWMA方式、及びMP3方式の符号化を用い
ることとする。
【0042】図2は、本発明の一実施の形態に於ける音
声記録再生装置の外観を示すもので、(a)は斜め前方
より見た斜視図、(b)は斜め後方より見た斜視図であ
る。
【0043】本音声記録再生装置の本体35の正面の上
部には、メイン表示部40が配置されている。このメイ
ン表示部40はLCD表示装置によって構成されてお
り、電池残量、録音モード、ファイル番号、ユーザI
D、各種時刻表示、動作状態表示等、様々な表示を行う
ことができる。また、操作釦を操作したときには、数秒
間バックライトが点灯するようになっている。
【0044】上記メイン表示部40の下方には、録音釦
41と、停止釦42と、インデクス/イコライザ釦43
と、メニュー釦44と、消去釦45と、再生音を出力す
るためのスピーカ46とが、それぞれ配置されている。
また、本体35の正面より右側側面部には、フォルダ/
リピート釦48と、再生釦49と、早戻釦50及び早送
釦51とが、順次配置されている。更に、本体35の上
面部には、マイク54と、インジケータ55と、マイク
ジャック56と、ヘッドホンジャック57と、ボリュー
ムつまみ58と、記録媒体挿入口59とが設けられてい
る。
【0045】上記録音釦41は、音声信号の記録の開始
を指示するための釦である。また、上記停止釦42は、
本機が録音、再生等の動作中である場合には、それらの
動作の停止を指示するための釦である。
【0046】上記インデクス/イコライザ釦43は、上
述のレコーダモードとプレーヤモードとで、その機能が
異なる釦である。レコーダモードの場合は、インデクス
マークを記録中或いは再生中の符号化データファイルに
付与するための釦となる。尚、インデクスマークの記録
可能数は、1ファイルにつき16個以内とする。一方、
プレーヤモードの場合は、再生する音楽に適した周波数
特性を予め数種類(同時シーケンスに於ける音声記録再
生装置では、ノーマル、ポップス、ジャズ、クラシッ
ク、ユーザ定義の5種類)用意しておき、その中から所
望の周波数特性を選択し、再生音を変更するための釦と
なる。
【0047】また、上記メニュー釦44は、録音モード
の設定、時計設定、ユーザIDの設定等、本音声記録再
生装置に関わる諸設定を行うための釦である。加えて、
プレーヤモードの場合は、サラウンド効果、或いは低音
増幅等の特殊効果の切換えを行うことができる。
【0048】上記消去釦45は、早戻釦50或いは早送
釦51等を用いて選択されている符号化データファイル
をメモリカード23から消去するための釦である。具体
的には、消去したい符号化データファイルを選択して、
一度消去釦45を押すと、メイン表示部40に消去しよ
うとしている符号化データファイルが点滅表示されるの
で、点滅表示している間にもう一度消去釦45を押す、
という動作を行う。これにより、所望の符号化データフ
ァイルをメモリカード23から消去することができる。
【0049】上記フォルダ/リピート釦48は、上述の
レコーダモードとプレーヤモードとで、その機能が異な
る釦である。レコーダモードの場合は、メモリカード2
3内には符号化データファイルを格納するのに複数のフ
ォルダが用意されているのであるが、それらを切換える
ための釦として機能する。一方、プレーヤモードの場合
は、再生モードの設定を行うための釦として機能する。
本実施の形態に於ける音声記録再生装置の場合には、プ
レーヤモードで扱う符号化ファイル全てを順番に1回だ
け再生(通常再生モード)、1ファイルのみの繰り返し
再生(1曲りピート再生モード)、プレーヤモードで扱
う符号化ファイルを全て順番に繰り返し再生(全曲リピ
ート再生モード)、プレーヤモードで扱う符号化ファイ
ルをランダムに繰り返し再生(ランダムリピート再生モ
ード)、及びプレーヤモードで扱う符号化ファイルを1
回ずつランダムな順番で再生(ランダム再生モード)、
の中から選択することができる。
【0050】再生釦49は、メモリカード23に記録さ
れている符号化データファイルの再生開始を指示するた
めの釦である。
【0051】また、早戻釦50は、再生中の符号化デー
タファイルの早戻しを行ったり、再生する符号化データ
ファイルの選択を行う際にファイル番号をデクリメント
したり、メニュー設定の際にパラメータをデクリメント
したりするための釦である。更に、早送釦51は、再生
中の符号化データファイルの早送り、或いは早送り再生
を行ったり、再生する符号化データファイルの選択を行
う際にファイル番号をインクリメントしたり、メニュー
設定の際にパラメータをインクリメントしたりするため
の釦である。尚、上記早戻釦50と早送釦51は一体的
に構成されており、いわゆるシーソースイッチとなって
いる。
【0052】上記インジケータ55は、主に再生または
記録動作の状態を表示するもので、2色LEDが用いら
れている。この場合、再生中には緑色に点灯し、記録中
は赤色に点灯するように構成されている。また、このイ
ンジケータ55は、警告表示にも用いられるもので、何
らかの理由でユーザに対して警告を発する場合に赤色の
点滅表示を行う。
【0053】マイク54は音声信号を入力するための内
蔵マイクであり、マイクジャック56は、外部マイク、
或いは外部音声処理装置からの音声信号を入力するため
のジャックである。これらの音声信号入力の切換機構
は、再生出力の場合と同様、マイクジャック56にプラ
グが差し込まれていればマイクジャック56から音声信
号を入力し、プラグが差し込まれていなければマイク5
4から音声信号を入力するように構成されている。
【0054】上記ヘッドホンジャック57は、ヘッドホ
ン、外部スピーカ或いは外部音声処理装置に音声信号を
出力するためのもので、内部には上記ヘッドホン端子R
12、ヘッドホン端子L13が配置されている。また、
スピーカ46からも再生音を出力することができる。
【0055】尚、再生出力の切換機構は、ヘッドホンジ
ャック57にプラグが差し込まれていればヘッドホンジ
ャック57を通じて再生信号を出力し、ヘッドホンジャ
ック57にプラグが差し込まれていなければスピーカ4
6から再生音を出力するように構成されている。また、
これらヘッドホンジャック57及びスピーカ46から
は、警告信号または警告音を発生することもできる。
【0056】ボリュームつまみ58は、ヘッドホンジャ
ック57及びスピーカ46からの出力レベルを調節する
ためのものである。また、記録媒体挿入口59は、メモ
リカード23を挿入するために設けられた開口部であ
る。
【0057】本音声記録再生装置の本体35を正面から
見て左側側面部には、動作モードスイッチ61と、マイ
ク感度スイッチ62と、ホールドスイッチ63と、電源
ジャック64が配置されている。また、本体35の背面
側には、メインスイッチ66と、イジェクトつまみ67
と、電池蓋68とが設けられている。更に、本体35の
下面部には、外部接続端子70が設けられている。
【0058】上記動作モードスイッチ61は、本音声記
録再生装置の動作モードを、上述したレコーダモードと
プレーヤモードとの間で切換えるためのスイッチであ
る。尚、動作モードスイッチ61はスライドスイッチに
より構成され、その位置に応じて動作モードを切換える
ようにしているが、例えば、押し釦スイッチで構成し
て、釦を押す度に動作モードがサイクリックに変わるよ
うにして、その動作モードを内蔵メモリ30等で保持す
るように構成しても良い。
【0059】マイク感度スイッチ62は、上記マイク5
4の入力レベルを設定するためのスイッチで、高感度
(会議モード)と低感度(口述モード)との間で切換え
が可能である。また、ホールドスイッチ63は、押し釦
スイッチの操作入力を無効にし、動作が停止している場
合には音声記録再生装置の動作モードを省電力モードに
移行させる、いわゆるホールド機能を設定、及び解除す
るためのスイッチである。上記電源ジャック64は、外
部電源と接続して外部から電力の供給を受けるためのも
のである。
【0060】上記メインスイッチ66は、本音声記録再
生装置の動作をオン/オフするスイッチである。また、
この電源スイッチ66は、オン状態に於いてイジェクト
つまみ67と機械的に係合して、メモリカード23を取
り出すことができないように構成されている。
【0061】イジェクトつまみ67は、上記記録媒体挿
入口59から挿入されているメモリカード23を取り出
すためのものである。更に、電池蓋224は、電池室を
覆っている蓋である。
【0062】また、上記外部接続端子70は、パーソナ
ルコンピュータ等の外部機器に接続して通信を行うため
の端子である。本音声記録再生装置では、USB端子を
用いることとする。
【0063】尚、上述した各種操作釦は押しボタンスイ
ッチとなっており、押圧の操作でスイッチ状態がオンと
なるように構成されているものとする。
【0064】次に、図3を参照して、本音声記録再生装
置に用いられているメモリカード23に、どのようにデ
ータが記録されているのかについて説明する。
【0065】メモリカード23のルートには、符号化デ
ータファイル75、曲順データファイル76、DSSフ
ァイルフォルダ77、78、79及びコーデックデータ
フォルダ80が記録されている。
【0066】上記符号化データファイル75は、拡張子
にmp3またはwmaを有しており、これらがMP3方
式或いはWMA方式で符号化された音楽データファィル
であることを示している。そして、これらは上述のプレ
ーヤモードで再生が可能な符号化データファイルであ
る。
【0067】曲順データファイル76は、上述のプレー
ヤモードで再生が可能な符号化データファイルの再生の
順番をテーブルデータとして有しているファイルであ
る。プレーヤモードで符号化データファイルの再生の順
番を変えたい場合には、この曲順ファイル76をCPU
20の制御により書換える。
【0068】上記DSSファイルフォルダ77、78、
79は、DSSファイルを格納しておくためのフォルダ
である。レコーダモードでは、DSSファイルを整理す
るためにA、B、Cの3つのフォルダが設けられてお
り、DSSファイルフォルダ77、78、79は、これ
らのフォルダA、B、Cに対応する。
【0069】DSSファイルフォルダ77、78、79
には、それぞれDSSファイル83、84、85が格納
されており、これらはレコーダモードにて再生が可能で
ある。また、記録時には、これらDSSファイルフォル
ダ77、78、79の何れかにDSSファイルが作成さ
れる。DSSファイル83、84、85の再生の順番
は、それぞれフォルダ毎に、テーブルデータとして再生
順データファイル88、89、90に記録されている。
【0070】尚、メイン表示部40の表示能力、或いは
操作者の使い勝手等を考慮し、本実施の形態の音声記録
再生装置では、レコーダモードでは1フォルダあたりの
記録可能ファイル数は199件とし、全体では597件
とする。
【0071】上記DSSファイルフォルダ77には、上
述のファイルの他に、フォルダ名データファイル86
と、リカバリーデータファイル87が記録されている。
本音声記録再生装置では、上述したフォルダA、B、C
は、メイン表示部40に於ける表示名を任意の表示名に
変更することができる。上記フォルダ名データファイル
86は、その表示名とDSSフォルダファイル77、7
8、79を対応付けさせるためのデータが記録されてい
る。
【0072】また、リカバリーデータファイル87は、
何らかの理由で、DSSファイルフォルダ77、78、
79内のデータが破壊されてしまったときに復旧を行う
ためのデータが記録されているファイルである。
【0073】上記コーデックデータフォルダ80は、プ
レーヤモードで再生される符号化データファイルのコー
デックファイル93、94を格納するためのフォルダで
ある。コーデックファイル93、94のファイル名の先
頭3文字は、対応する符号化データファイルの拡張子を
用いている。また、これらコーデックファイルの拡張子
はimgが用いられている。尚、レコーダモードで使用
するコーデックファィルは、CPU20内にあるROM
(図示せず)に格納されている。
【0074】次に、図4乃至図8のフローチャートを参
照して、本実施の形態に於ける音声記録再生装置の動作
について説明する。
【0075】図4は、本音声記録再生装置のメインの動
作を説明するフローチャートである。
【0076】電池の装填等により電源が各回路に供給さ
れると動作が開始され、先ず、ステップS1にて、メモ
リ内のクリア、各種パラメータ設定、ハードリセット等
の初期設定が行われる。続いて、ステップS2にて現在
時刻の設定が行われる。現在時刻の設定は、早戻釦50
及び早送釦51が用いられて数値が上下され、再生釦4
9で確定されるようにして行われる。尚、ここで停止釦
42が押されれば、現在時刻の設定操作をキャンセルす
ることができる。
【0077】次に、ステップS3に於いて、動作モード
がレコーダモードに設定されているか、或いはプレーヤ
モードに設定されているかが検出される。具体的には、
動作モードスイッチ61が何れかのモードに設定されて
いるかが、CPU20によって検出される。その結果、
レコーダモードの場合はステップS4へ、プレーヤモー
ドの場合はステップS5へ移行する。
【0078】ところで、本音声記録再生装置では、メモ
リーカードが装填されていないとファイルの再生、録音
等ができない。したがって、メモリカード23が本体3
5に装填されているか否かを判定する必要がある。
【0079】そのため、ステップS4では、レコーダモ
ードが設定されている場合について、メモリカード23
が本体35に装填されているか否かが判定される。ここ
で、メモリカード23が本体35に装填されている場合
は、ステップS6へ移行して、後述するレコーダ可聴処
理が実行される。一方、メモリカード23が本体35に
装填されていなければ、ステップS7に移行して、レコ
ーダメモリ無し処理が実行される。
【0080】また、プレーヤモードが設定されている場
合も、ステップS5に於いてメモリカード23が本体3
5に装填されているか否かが判定される。ここで、メモ
リカード23が装填されている場合には、ステップS8
へ移行して、ヘッドホン端子にヘッドホンが挿入されて
いるか否かが判定される。
【0081】このステップS8にて、ヘッドホンが挿入
されている場合は、ステップS9に移行して、後述する
プレーヤ可聴処理が実行される。一方、ヘッドホンが挿
入されていなければ、ステップS10に移行して、後述
するヘッドホンオフ(OFF)処理が実行される。
【0082】更に、上記ステップS5に於いて、メモリ
カード23が本体35に装填されていなければ、ステッ
プS11に移行して、プレーヤメモリ無し処理が実行さ
れる。
【0083】このように、動作モード及びメモリカード
23の装填の有無、ヘッドホンプラグの挿抜の有無によ
り、それらに応じた処理が実行される。
【0084】尚、ここではレコーダメモリ無し処理及び
プレーヤメモリ無し処理の詳細については省略する。
【0085】次に、各レコーダモードの動作について説
明する。
【0086】図5は、動作モードがレコーダモードに設
定され、且つメモリカード23が本体35に装填されて
いる場合(レコーダ可聴処理)の動作を説明するフロー
チャートである。
【0087】先ず、ステップS21に於いて、音声記録
再生装置の録音釦41がオン(ON)されているか否か
が判定される。ここで、録音釦41がオンされた場合に
は、ステップS22へ移行して、入力された音声信号が
符号化されてメモリカード23へ記録する録音処理が行
われる。その後、ステップS23へ移行する。
【0088】上記ステップS21にて、録音釦41がオ
ンされていない場合には、ステップS23に移行して、
再生釦49がオンされているか否かが判定される。ここ
で、再生釦49がオンされた場合には、ステップS24
へ移行して再生処理が行われ、その後ステップS25に
移行する。
【0089】上記ステップS23にて再生釦49がオン
されていない場合には、ステップS25へ移行して、早
送釦51がオンされているか否かが判定される。早送釦
51がオンされた場合には、ステップS26に移行し
て、順方向のスキップ動作(F.SKIP)、すなわ
ち、データファイル番号が1つずつインクリメントされ
て、再生或いは編集対象のファイルが移動される動作が
行われる。その後、ステップS27へ移行する。
【0090】上記ステップS25にて早送釦51がオン
されていなかった場合には、ステップS27に移行し
て、早戻釦50がオンされているか否かが判定される。
ここで、早戻釦50がオンされた場合には、ステップS
28に移行して、逆方向のスキップ動作(R.SKI
P)、すなわち、データファイル番号が1つずつデクリ
メントされて、再生或いは編集対象のファイルが移動さ
れる動作が行われる。その後、ステップS29に移行す
る。
【0091】上記ステップS27にて早戻釦50がオン
されていない場合には、ステップS29に移行する。こ
のステップS29では、フォルダ/リピート釦48がオ
ンされているか否かが判定される。ここで、フォルダ/
リピート釦48がオンされた場合には、続くステップS
30にて、そのオン操作が0.5秒以上継続して行われ
たか否かが判定される。
【0092】ここで、フォルダ/リピート釦48が0.
5秒以上オンされている場合には、ステップS31に移
行して音声モニタ信号の出力が行われる。この音声モニ
タ信号とは、マイク1またはライン入力端子2から入力
された音声を、メモリカード23等に記録せずに、一旦
ステレオコーデック6にてデジタル変換した後にアナロ
グ信号に戻して、ヘッドホン端子R12及びヘッドホン
端子L13からモニタ用として出力される信号のことで
ある。
【0093】一方、上記ステップS30にて、フォルダ
/リピート釦48のオン時間が0.5秒に満たなかった
場合には、ステップS32に移行して、メモリカード2
3に設けられているDSSファイル格納用の3つのフォ
ルダの切換え動作が行われる。フォルダは、1回の操作
毎に、フォルダA→フォルダB→フォルダC→フォルダ
A→…、という具合にサイクリックに切替わる。
【0094】次に、ステップS33に於いて、メニュー
釦44がオンされているか否かが判定される。ここで、
メニュー釦23がオンされた場合には、ステップS34
に移行して、レコーダモードに関する各種設定を行うR
_MENU処理が実行される。
【0095】上記ステップS33にて、メニュー釦44
がオンされていない場合には、ステップS35に移行し
て消去釦45がオンされているか否かが判定される。こ
こで、消去釦45がオンされていた場合には、ステップ
S36に移行して、メモリカード23内にあるDSSフ
ァイルの中から指定されたDSSファイルの消去を行う
消去処理が実行される。
【0096】上記ステップS35にて、消去釦45がオ
ンされていない場合には、ステップS37へ移行して停
止釦42がオンされているか否かが判定される。ここ
で、停止釦42がオンされた場合には、ステップS38
に移行してメモリ残量表示が行われる。具体的には、メ
モリカード23の空き容量が検出され、現在設定されて
いる録音モードであとどれだけの時間録音が可能なの
か、という録音可能時間がCPU20によって算出さ
れ、その時間が停止釦42がオンされている間だけ、メ
イン表示部40に表示される。
【0097】上記ステップS37で停止釦42がオンさ
れていない場合には、ステップS39へ移行してアラー
ム再生時刻が到来したか否かが判定される。ここで、ア
ラーム再生時間が到来したと判定された場合には、ステ
ップS40に移行してアラーム再生が行われる。尚、ア
ラーム再生とは、予め設定されたアラーム再生時刻にな
るとアラームが鳴り、その間に何れかの釦が操作される
とアラームが解除され、その後に予め設定された符号化
データファイルが自動的に再生される、という機能であ
る。
【0098】上記ステップS39にて、アラーム再生時
刻が到来していないと判定された場合には、ステップS
41へ移行して、外部機器であるパーソナルコンピュー
タ(PC)とUSBケーブルを介して接続されているか
否かが判定される。ここで、パーソナルコンピュータと
接続されていると判定された場合には、ステップS42
に移行して、当該パーソナルコンピュータとの通信モー
ドに入る。
【0099】この通信モードが終了した後、及び上記ス
テップS41にてパーソナルコンピュータと接続されて
いないと判定された場合には、ステップS43に移行し
てスイッチ切換え処理が実行される。このスイッチ切換
え処理は、動作モードスイッチ61やホールドスイッチ
63の切換えが認知されて切換えられるものである。こ
れらのスイッチが切換えられたことが検出された場合に
は、上記ステップS21へ移行して、上述した処理が繰
り返される。
【0100】図6は、動作モードがプレーヤモードに設
定され、且つメモリカード23が本体35に装填されて
いる場合(プレーヤ可聴処理)の動作を説明するフロー
チャートである。
【0101】先ず、ステップS51に於いて、ヘッドホ
ンプラグがヘッドホン端子R12、L13に挿入されて
いるか否かが判定される。ヘッドホンプラグがヘッドホ
ン端子R12、L13から抜かれると、ステップS52
に移行して、CPU20はヘッドホン検出回路33より
情報を得て、後述するヘッドホンオフ(OFF)モード
(省電力動作モード)処理が実行される。
【0102】ヘッドホンプラグがヘッドホン端子R1
2、L13に挿入されていると、ステップS53にて、
録音釦41がオンされているか否かが判定される。プレ
ーヤモードでは音声の記録はできないことを操作者に告
知するために、ステップS54に移行して、例えばスピ
ーカ46より警告音が出力される。
【0103】上記ステップS53にて録音釦41がオン
されていない場合には、ステップS55へ移行して、再
生釦49がオンされているか否かが判定される。ここ
で、再生釦49がオンされた場合には、ステップS56
に移行して後述するプレーヤ再生処理が行われる。
【0104】上記ステップS55にて再生釦49がオン
されていない場合には、ステップS57に移行して早送
釦51がオンされているか否かが判定される。ここで、
早送釦51がオンされた場合には、ステップS58に移
行して順方向のスキップ動作(F.SKIP)、すなわ
ち、データファイル番号が1つずつインクリメントされ
て、再生或いは編集対象のファイルを移動させる動作が
行われる。
【0105】上記ステップS57にて早送釦51がオン
されていなかった場合には、ステップS59に移行して
早戻釦50がオンされているか否かが判定される。ここ
で、早戻釦50がオンされた場合には、ステップS60
に移行して、逆方向のスキップ動作(R.SKIP)、
すなわち、データファイル番号が1つずつデクリメント
されて、再生或いは編集対象のファイルを移動させる動
作が行われる。
【0106】尚、上述したF.SKIP及びR.SKI
P動作が行われた場合には、移動先のファイルのファイ
ル名が、動作停止後の所定時間、メイン表示部40上に
表示される。
【0107】上記ステップS59にて早戻釦50がオン
されていない場合には、ステップS61に移行して、フ
ォルダ/リピート釦48がオンされているか否かが判定
される。フォルダ/リピート釦48は、プレーヤモード
ではリピートモード切換釦として機能する。したがっ
て、フォルダ/リピート釦48がオンされた場合には、
ステップS62に移行し、一度オンされる毎に、通常再
生モード、1曲リピート再生モード、全曲リピート再生
モード、ランダム再生リピートモード、ランダム再生モ
ード、通常再生モードの順番に、リピートモードがサイ
クリックに切換えられる。
【0108】上記ステップS61にて、フォルダ/リピ
ート釦48がオンされていない場合には、ステップS6
3に移行して、インデクス/イコライザ釦43がオンさ
れているか否かが判定される。このインデクス/イコラ
イザ釦43は、プレーヤモードでは、イコライザ(周波
数特性)切換釦として機能する。したがって、一度オン
される毎に、ステップS64にて、イコライザモード
が、ノーマル、ポップス、ジャズ、クラシック、ユーザ
定義、ノーマルの順番にサイクリックに切換えられる。
【0109】上記ステップS63にて、インデクス/イ
コライザ釦43がオンされていない場合には、ステップ
S65に移行して、メニュー釦44がオンされているか
否かが判定される。ここで、メニュー釦44がオンされ
た場合には、ステップS66に移行して、プレーヤモー
ドに関する各種設定を行うプレーヤメニュー設定(P_
MENU)処理が実行される。
【0110】上記ステップS65にてメニュー釦44が
オンされていない場合には、ステップS67へ移行し
て、消去釦45がオンされているか否かが判定される。
ここで、消去釦45がオンされていた場合には、ステッ
プS68に移行して、メモリカード23内にあるプレー
ヤモードで再生可能なファイルのうち、指定されたファ
イルの消去処理が実行され、所望のMP3若しくはWM
A等の音楽データが消去される。
【0111】上記ステップS67にて消去釦45がオン
されていない場合には、ステップS69に移行して、停
止釦42がオンされているか否かが判定される。ここ
で、停止釦42がオンされた場合には、ステップS70
に移行してプロパティ表示が行われる。具体的には、カ
レントファイルの符号化アルゴリズムとビットレート
が、停止釦42がオンされている間だけメイン表示部4
0に表示される。ちなみに、停止中はファイルの再生番
号と現在位置が表示されている。
【0112】上記ステップS69にて停止釦42がオン
されていない場合には、ステップS71に移行して、ア
ラーム再生時刻が到来したか否かが判定される。ここ
で、アラーム再生時間が到来したと判定された場合に
は、ステップS72に移行して、アラーム再生が行われ
る。ここで、アラーム再生とは、予め設定されたアラー
ム再生時刻になるとアラームが鳴り、その間に何れかの
釦が操作されるとアラームが解除され、その後に予め設
定された符号化データファイルが再生される、という機
能である。
【0113】上記ステップS71にて、アラーム再生時
刻が到来していないと判定された場合には、ステップS
73へ移行して、外部機器であるパーソナルコンピュー
タ(PC)とUSBケーブルを介して接続されているか
否かが判定される。ここで、パーソナルコンピュータと
接続されていると判定された場合には、ステップS74
に移行して、パーソナルコンピュータとの通信モードに
入る。
【0114】一方、上記ステップS73にて、パーソナ
ルコンピュータと接続されていないと判定された場合に
は、ステップS75へ移行して、上述と同じ要領でスイ
ッチ切換え処理が実行された後、上記ステップS51へ
移行する。
【0115】図7は、動作モードがプレーヤモード時の
再生処理(プレーヤ再生)の動作を説明するフローチャ
ートである。
【0116】先ず、ステップS81では、ファイルの現
在位置情報の位置から再生が開始される。尚、このと
き、ファイルの再生が開始されてから所定時間、アーチ
スト名、曲名といった再生ファイルに関する情報が、メ
イン表示部40上に表示された後、ファイル番号及び現
在位置の表示に切換えられる。
【0117】次に、ステップS82に於いて、ヘッドホ
ンプラグがヘッドホン端子R12、L13に挿入されて
いるか否かが判定される。ヘッドホンプラグがヘッドホ
ン端子R12、L13から抜かれると、ステップS83
に移行して、CPU20はヘッドホン検出回路からの接
続の情報(ON/OFF)を得て、後述するイヤホンオ
フ(OFF)モード(省電力動作モード)処理が実行さ
れる。このとき、CPU20により、ファイルの再生位
置が内蔵メモリ30に記録され、ヘッドホンオフモード
から復帰されたときは、記録された再生位置が読み出さ
れてその位置から再生が行われる。
【0118】次いで、ステップS84に於いて、再生釦
49がオンされたか否かが判定される。ここで、再生中
に再生釦49がオンされた場合には、ステップS85に
移行して、再生が一時停止状態とされる。或いは、再生
が一時停止状態であった場合には、一時停止された位置
から再生が再開される。
【0119】上記ステップS84にて再生釦49がオン
されなかったと判定された場合には、ステップS86に
移行して早送釦51或いは早戻釦50がオンされたか否
かが判定される。そして、早送釦51或いは早戻釦50
がオンされたと判定された場合には、ステップS87に
移行して、更にその釦のオンの継続時間が0.5秒以上
であるか否かが判定される。
【0120】ここで、該釦のオンの継続時間が0.5秒
未満であった場合は、ステップS88に移行する。そし
て、早送釦51がオンされていた場合には順方向スキッ
プ(F.SKIP)が行われ、早戻釦50がオンされて
いた場合には逆方向スキップ(R.SKIP)が行われ
る。
【0121】一方、上記ステップS87にて早送釦51
或いは早戻釦50のオンの継続時間が0.5秒以上であ
った場合には、ステップS89に移行する。そして、早
送釦51がオンされていた場合には早送り処理が、早戻
釦50がオンされていた場合には早戻し処理が、それぞ
れ実行される。
【0122】上記ステップS86に於いて、早送釦51
或いは早戻釦50がオンされなかった場合には、ステッ
プS90に移行して、フォルダ/リピート釦48がオン
されたか否かが判定される。プレーヤモードでは、レコ
ーダモードのときのようなフォルダは存在しないので、
フォルダ/リピート釦48はリピートモード切換釦とし
て機能する。したがって、フォルダ/リピート釦48が
オンされたと判定された場合には、ステップS91に移
行し、上述した図6のフローチャートに於けるステップ
S62と同様のリピートモード切換えが行われる。
【0123】上記ステップS90にてフォルダ/リピー
ト釦48がオンされなかった場合には、ステップS92
に移行して、インデクス/イコライザ釦43がオンされ
たか否かが判定される。ここで、インデクス/イコライ
ザ釦43がオンされたと判定された場合には、上述した
図6のフローチャートに於けるステップS64と同様の
イコライザ切換えが行われる。
【0124】上記ステップS92にて、インデクス/イ
コライザ釦43がオンされなかった場合には、ステップ
S94に移行して、メニュー釦44がオンされたか否か
が判定される。ここで、プレーヤモードに於いて、ファ
イルが再生或いは再生一時停止がされている際は、メニ
ュー釦44は特殊効果切換釦として機能する。したがっ
て、メニュー釦43がオンされると、ステップS95に
移行して、サラウンド設定、及び低音増強設定を行うこ
とができる。この2つの設定は、早送釦51及び早戻釦
50が操作されることで、0〜5の6段階の強度設定が
可能である。尚、設定中も再生或いは再生一時停止状態
は継続される。
【0125】上記ステップS94にてメニュー釦44が
オンされなかった場合には、ステップS96に移行し
て、消去釦45がオンされたか否かが判定される。ここ
で、消去釦45がオンされた場合には、ステップS97
に移行して、上述したファイル消去処理である消去処理
が実行される。
【0126】一方、上記ステップS96にて消去釦45
がオンされなかった場合には、ステップS98に移行し
て、停止釦42がオンされたか否かが判定される。ここ
で、停止釦42がオンされた場合には、ステップS99
へ移行して、再生動作(再生一時停止も含む)が停止さ
れる。次いで、ステップS100にて、ファイルの現在
位置情報が、再生中であったファイルの先頭へ移動され
る。その後、本プレーヤ再生処理が終了され、上述した
プレーヤ可聴処理(図6のフローチャートに於けるステ
ップS51)へ移行する。
【0127】また、上記ステップS98にて停止釦42
がオンされなかった場合には、ステップS101に移行
して、再生中のファイルの終端まで再生が終了(ファイ
ルEND)したか否かが判定される。ここで、再生がフ
ァイルの終端まで終了したならば、ステップS102に
移行して、再生動作(再生一時停止も含む)が停止され
る。次いで、ステップS103にて、再生が終了された
ファイルがプレーヤモードに於ける最終ファイル番号の
ファイルであるか否かが判定される。
【0128】その結果、最終ファイルでなければ、ステ
ップS104に移行して、ファイルの現在位置情報が次
の順番のファイルの先頭へ移動された後、プレーヤ可聴
処理(図6のフローチャートに於けるステップS51)
へ移行する。一方、最終ファイルであった場合には、ス
テップS105に移行して、ファイルの現在位置情報が
プレーヤモードに於ける最先のファイル番号の先頭位置
へ移動された後、プレーヤ可聴処理(図6のフローチャ
ートに於けるステップS51)へ移行する。
【0129】また、上記ステップS101に於いて、フ
ァイルの終端まで再生が終了していないと判定された場
合には、上記ステップS82へ移行して、上述の処理が
繰り返される。
【0130】図8は、ヘッドホンプラグがヘッドホン端
子から抜かれた(OFFされた)ときの処理(ヘッドホ
ンOFF処理)の動作を説明するフローチャートであ
る。
【0131】先ず、ステップS111にて、CPU20
によりタイマがスタートされる。次に、ステップS11
2に於いて、ヘッドホンOFF処理が開始されたときの
再生ファイルの現在位置等の情報が、内蔵メモリ30に
記憶される。
【0132】そして、ステップS113に於いて、ヘッ
ドホンプラグがヘッドホン端子に接続されているか否か
が確認される。ヘッドホンプラグがヘッドホン端子に接
続されていた場合には、タイマが停止され、元のフロー
チャートに戻る。一方、上記ステップS113にて、接
続されていない場合には、ステップS114に移行して
タイマがスタートされてから一定時間が経過したか否か
が判定される。
【0133】ここで、一定時間が経過していないと判定
された場合には、ステップS113に移行する。すなわ
ち、タイマがスタートされてから一定時間内にヘッドホ
ン端子にヘッドホンプラグが再接続されれば、元の処理
へ戻ることができる。
【0134】尚、上記一定時間は、あまり短すぎると、
すぐに後述する省電力モードに移行してしまうし、あま
りに長いと本発明の主旨である省電力の効果が小さくな
ってしまうので、例えば30秒程度が考えられる。しか
しながら、上述したように、使い勝手等を考慮して適宜
変更可能であることは言うまでもない。
【0135】上記ステップS114に於いて、一定時間
が経過したと判定された場合には、ステップS115に
移行し、ファイルが開かれている場合にはファイルを閉
じる等の退避動作が行われる。そして、ステップS11
6では、メイン表示部40の表示消灯、CPU20の動
作クロックを落とす等して、省電力モードに移行する。
【0136】次に、ステップS117では、ヘッドホン
プラグがヘッドホン端子に接続されたか否かが判定さ
れ、接続されるまで待機する。ヘッドホンプラグがヘッ
ドホン端子に接続された場合には、ステップS118へ
移行して、ホールドスイッチ63の状態が判定される。
【0137】ここで、ホールドスイッチ63がオンの場
合には再びステップS117へ移行し、ホールドスイッ
チ63がオフの場合にはステップS119へ移行する。
すなわち、ヘッドホンプラグがヘッドホン端子に接続さ
れ、且つ、ホールドスイッチ63がオフされるまで省電
力モードで待機する。
【0138】ステップS119では、省電力モードから
通常モードヘ復帰するための復帰動作、例えばCPU2
0の動作クロックを元に戻し、メイン表示部40の表示
の点灯等が行われる。その後、ステップS120へ移行
し、動作モードスイッチ61の状態が判定される。
【0139】そして、ステップS120にて、動作モー
ドスイッチ61でレコーダモードが設定されていた場合
には、ステップS121に移行して、更に、メモリカー
ド23が本体35に装填されているか否かが判定され
る。ここで、メモリカード23が本体35に装填されて
いると判定された場合には、上述したレコーダ可聴処理
(図5のフローチャートに於けるステップS21)へ移
行する。
【0140】一方、上記ステップS121にて、メモリ
カード23が本体35に装填されていなければ、ステッ
プS122に移行して、図4のフローチャートに於ける
ステップS7と同じく、レコーダメモリ無し処理が行わ
れる。
【0141】また、上記ステップS120に於いて、プ
レーヤモードが設定れている場合は、ステップS123
に移行して、メモリカード23が本体35に装填されて
いるか否かが判定される。そして、メモリカード23が
本体35に装填されていなければ、ステップS124に
移行して、図4のフローチャートに於けるステップS1
1と同じくプレーヤメモリ無し処理が行われる。
【0142】一方、上記ステップS123にて、メモリ
カード23が本体35に装填されていると判定された場
合には、ステップS125に移行して、上述したプレー
ヤ再生のフローチャートから本ヘッドホンOFFのフロ
ーチャートに入ったか、及びそのとき再生中だったファ
ィルが再生可能であるかの判定が行われる。
【0143】上述したプレーヤ再生のフローチャートか
ら本ヘッドホンOFFのフローチャートに入り、且つ、
そのとき再生中であったファイルが再生可能であると判
定された場合には、ステップS126に於いてファイル
の現在位置情報が、上記ステップS112で記憶された
位置へ移動され、図7のプレーヤ再生のフローチャート
へ戻る。そうでない場合には、本フローチャートを抜け
て、図6のプレーヤ可聴処理のステップS51へ移行す
る。
【0144】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ICレコ
ーダ機能、ヘッドホンステレオ機能等、複数の機能を併
せ持ち、イヤホン、ヘッドホン等のプラグを有する可聴
機器で音声を聞くことができるデータ再生装置に於い
て、使用形態によって効率よく簡便に消費電力を少なく
することのできるデータ再生装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である音声記録再生装置
の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に於ける音声記録再生装
置の外観を示すもので、(a)は斜め前方より見た斜視
図、(b)は斜め後方より見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に於ける音声記録再生装
置に用いられているメモリカード23に、どのようにデ
ータが記録されているのかについて説明するブロック図
である。
【図4】本発明の一実施の形態に於ける音声記録再生装
置のメインの動作を説明するフローチャートである。
【図5】動作モードがレコーダモードに設定され、且つ
メモリカード23が本体35に装填されている場合(レ
コーダ可聴処理)の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】動作モードがプレーヤモードに設定され、且つ
メモリカード23が本体35に装填されている場合(プ
レーヤ可聴処理)の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】動作モードがプレーヤモード時の再生処理(プ
レーヤ再生)の動作を説明するフローチャートである。
【図8】ヘッドホンプラグがヘッドホン端子から抜かれ
た(OFFされた)ときの処理(ヘッドホンOFF処
理)の動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイク、 2 ライン入力端子、 3 入力切換スイッチ(SW)、 4 プリアンプ、 6 ステレオコーデック、 8 出力切換スイッチ(SW)R、 9 出力切換スイッチ(SW)L、 10 ヘッドホンアンプR、 11 ヘッドホンアンプL、 12 ヘッドホン端子R、 13 ヘッドホン端子L、 14 スピーカアンプ、 15 スピーカ、 20 制御回路(CPU)、 21 デジタル信号処理部(DSP)、 22 双方向バストランシーバIC、 23 メモリカード、 25 表示駆動回路、 26 表示部、 28 操作スイッチ群、 29 電源回路、 30 内蔵メモリ、 31 USBドライバ、 32 USB接続端子、 33 ヘッドホン検出回路、 35 本体、 40 メイン表示部、 41 録音釦、 42 停止釦、 43 インデクス/イコライザ釦、 44 メニュー釦、 45 消去釦、 46 スピーカ、 48 フォルダ/リピート釦、 49 再生釦、 50 早戻釦、 51 早送釦、 54 マイク、 55 インジケータ、 56 マイクジャック、 57 ヘッドホンジャック、 58 ボリュームつまみ、 59 記録媒体挿入口、 61 動作モードスイッチ、 62 マイク感度スイッチ、 63 ホールドスイッチ、 64 電源ジャック、 66 メインスイッチ、 67 イジェクトつまみ、 68 電池蓋、 70 外部接続端子。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2種類以上の符号化データを
    復号化可能なデータ再生装置に於いて、 出カ信号を外部装置へ送信するための出カ手段と、 上記出力手段に上記外部装置が接続されているか否かを
    検出する接続検出手段と、 再生する符号化データを選択する選択手段と、 上記選択された符号化データの符号化方式を検出する符
    号化方式検出手段と、 上記検出された符号化方式に基いて、該データ再生装置
    の動作状態を通常動作時よりも動作電流の少ない省電力
    モードヘの移行を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記検出された符号化
    方式が、相対的に高音質の符号化方式であった場合、上
    記外部装置への接続が検出されないときには、該データ
    再生装置の動作状態を省電力モードに移行するよう制御
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装
    置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記外部装置への接続
    が検出されなくなってから所定時間経過の後に、該デー
    タ再生装置の動作状態を省電力モードに移行するよう制
    御することを特徴とする請求項2に記載のデータ再生装
    置。
  4. 【請求項4】 オーディオデータの記録及び再生が可能
    な動作モードであるレコーダモードと、再生専用の動作
    モードであるプレーヤモードとを有するデータ再生装置
    に於いて、 出カ信号を外部装置へ送信するための出カ手段と、 上記出カ手段に上記外部装置が接続されているか否かを
    検出する接続検出手段と、 動作モードを検出する動作モード検出手段と、 上記検出された動作モードに基いて、該データ再生装置
    の動作状態を通常動作時よりも動作電流の少ない省電カ
    モードヘの移行を制御する制御手段と、 を具備することを特徴とするデータ再生装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記検出された動作モ
    ードが、プレーヤモードであった場合、上記外部装置へ
    の接続が検出されないときには、該データ再生装置の動
    作状態を省電カモードに移行するよう制御することを特
    徴とする請求項4に記載のデータ再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025824A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Sony Corp 情報処理装置、メモリ状態通知方法、メモリ状態通知プログラム及びグラフィカルユーザインタフェース
JP2008511905A (ja) * 2004-08-27 2008-04-17 トムソン ライセンシング データ・バスを介してディジタルおよびアナログのデータ通信を可能にするための装置および方法

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