JP2000258063A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP2000258063A
JP2000258063A JP11061308A JP6130899A JP2000258063A JP 2000258063 A JP2000258063 A JP 2000258063A JP 11061308 A JP11061308 A JP 11061308A JP 6130899 A JP6130899 A JP 6130899A JP 2000258063 A JP2000258063 A JP 2000258063A
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JP
Japan
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temperature
garbage
heating
storage container
detecting means
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Application number
JP11061308A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Higashiyama
義幸 東山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11061308A priority Critical patent/JP2000258063A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乾燥処理時間の短い安価な厨芥処理機を提供
する。 【解決手段】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器1と生
ゴミを加熱する加熱手段10と生ゴミ収納容器1内の温
度を検知する温度検知手段9とを備え、温度検知手段9
の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段10
の発熱量をW1とし、温度検知手段9がT1に達した
後、加熱手段10の発熱量をW1より小さいW2に制御
する制御手段を設けた厨芥処理機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ゴミ等の厨芥を処
理する厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機を図10、11を用い
て説明する。図10に於て、1は本体2に固着された底
断面円形の生ゴミ収納容器である。生ゴミ収納容器1内
には生ゴミの粉砕、撹拌手段として回転自在に水平配置
された回転手段4に羽根固定軸5を介して複数個の撹拌
羽根6が固着してある。撹拌羽根6は偏平で隣の羽根と
水平方向に若干のオーバーラップをしながら生ゴミ収納
容器1の内周壁面にこすれる程度に近接して設けられて
いる。
【0003】回転手段4は本体2の下部に固着した駆動
モータ7とチェーン8によって駆動される。生ゴミ収納
容器1の外側上面には生ゴミ収納容器1内の温度を検知
する温度検知手段9が当接している。生ゴミ収納容器1
の上部には熱風発生撹拌手段として上ヒータ10と、上
ヒータ10の熱を生ゴミ収納容器1内に送り込むための
送風ファン11が設けられ、送風ファン11外周には下
方に開口部を有するフード12を配している。
【0004】送風ファン11はファンモータ20と連結
して、回転駆動される。22は温度検知手段9の検知温
度に基づき上ヒータ10の通電を制御する制御手段であ
る。13は生ゴミから発生した臭気を脱臭する触媒脱臭
装置である。触媒脱臭装置13の上部には生ゴミが乾燥
したときの温度変化によって生ゴミが乾燥しているかど
うかを検知するための乾燥温度検知手段23が当接して
いる。
【0005】24は乾燥温度検知手段23の検知温度に
基づき生ゴミが乾燥しているかどうかを判定する乾燥判
定手段である。触媒脱臭装置13は排気ダクトA14に
よって排出装置15と連結されている。排出装置15内
には生ゴミ収納容器1内の蒸気を外部に排出するための
排出ファン16が設けられている。排出ファン16は排
出モータ21と連結によって回転され、生ゴミ収納容器
1内の蒸気を触媒脱臭装置13内に吸い込みさらに排気
ダクトA14、排気ダクトB17を通って本体外に排出
される。
【0006】以上のように構成された厨芥処理機につい
てその動作を説明する。生ゴミ収納容器1内に投入され
た生ゴミは、撹拌羽根6によって掻き上げられながら上
部の上ヒータ10と送風ファン11によって満遍なく加
熱乾燥していく。
【0007】このときの上ヒータ10の制御を図11で
説明する。上ヒータ10は温度検知手段9の検知温度が
T1に達するまでは通電し続けるが、温度検知手段9の
検知温度がT1に達してからは温度検知手段9の温度が
T1となるように制御手段22が上ヒータ10の通電を
制御する。そして、生ゴミから発生した蒸気は排出装置
15内の排出ファン16が回転することによって触媒脱
臭装置13内に吸い込まれ脱臭される。脱臭された蒸気
は排気ダクトA14、排気ダクトB17を通って本体外
へ排出される。そして、生ゴミが乾燥し蒸気の発生が少
なくなると乾燥温度検知手段23の検知温度が上昇し検
知温度がある温度に達すると乾燥判定手段24が生ゴミ
の乾燥が終了したと判定し機器を停止させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の構
成では温度検知手段9の検知温度がT1に達してから
は、乾燥判定手段24が乾燥が終了したと判断するまで
上ヒータ10はON−OFFをくり返すので、上ヒータ
10に通電されていない時間ができ、乾燥時間が延びる
という問題があった。また、上ヒータ10の制御と生ゴ
ミの乾燥判定のために温度検知手段9と乾燥温度検知手
段23の2つの温度検知手段が必要であり、コストが高
くなるという問題があった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、処理時間が短く、安価な厨芥処理機を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミ
を加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度
を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検知手段の
検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱
量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、加熱手
段の発熱量をW1より小さいW2に制御する制御手段を
設けることで乾燥処理中でも加熱手段は常に通電し続け
るので処理時間が短くなるとともに生ゴミの乾燥の判定
も1つの温度検知手段ででき、安価な厨芥処理機を提供
できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は生
ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するた
めの加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温
度検知手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所
定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1と
し、温度検知手段がT1に達した後、加熱手段の発熱量
をW1より小さいW2に制御する制御手段を設けたもの
で、乾燥処理中でも加熱手段は常に通電し続けるので処
理時間が短くなるとともに生ゴミの乾燥の判定も1つの
温度検知手段ででき、安価な厨芥処理機を提供できるも
のである。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は生ゴミを収
納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱
手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手
段と、生ゴミ収納容器内の温度の上昇率を測定する温度
上昇率測定手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度
が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1
とし、温度検知手段がT1に達した後、前記温度上昇率
測定手段の出力に応じて加熱手段の発熱量を制御するよ
うにしたもので、生ゴミの投入量に関係なく生ゴミ収納
容器内の温度を一定にできるので生ゴミの投入量による
ばらつきをなくすことができ、加熱手段は常に通電し続
けることになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供
できる。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は生ゴミを収
納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための加熱
手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度検知手
段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の
発熱量を制御する制御手段と、温度検知手段からの検知
温度に基づき加熱手段の発熱量を決定する発熱量決定手
段とを備え、温度検知手段の検知温度が所定温度T1に
達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手
段がT1に達した後、温度検知手段の検知温度がT1に
近づくように制御手段が加熱手段の発熱量を制御し、温
度検知手段の検知温度がT1に近づいた時点で発熱量決
定手段が加熱手段の発熱量を決定するようにしたもの
で、生ゴミ収納容器内の温度を一定にできるので本体に
よるばらつきをなくすことができ、加熱手段は常に通電
し続けることになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を
提供できる。
【0014】本発明の請求項4記載の発明は生ゴミを収
納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するための複数
の加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度
検知手段と、温度検知手段の検知温度がT1に達するま
では複数の加熱手段を通電し、温度検知手段がT1に達
した後、T1に達するまで運転した加熱手段より小さい
加熱手段で温度検知手段の温度がT1になるように制御
するようにしたもので、加熱手段のON、OFFによる
オーバーシュートやアンダーシュートを抑えることがで
き処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0015】本発明の請求項5記載の発明は温度検知手
段の検知温度がT2に達したときに乾燥判定手段が生ゴ
ミの乾燥が終了したと判定するようにしたもので、一つ
の温度検知手段で生ゴミの乾燥を判定することができ安
価な厨芥処理機を提供することができる。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下本発明の請求項1の一実施
例について図1〜3を参照しながら説明すると、図にお
いて1は本体2に固着された底断面円形の生ゴミ収納容
器である。生ゴミ収納容器1内には生ゴミの粉砕、撹拌
手段として回転自在に水平配置された回転手段4に羽根
固定軸5を介して複数個の撹拌羽根6が固着してある。
撹拌羽根6は偏平で隣の羽根と水平方向に若干のオーバ
ーラップをしながら生ゴミ収納容器の内周壁面にこすれ
る程度に近接して設けられている。回転手段4は本体2
の下部に固着した駆動モータ7とチェーン8によって駆
動される。生ゴミ収納容器1の外側上面には生ゴミ収納
容器1内の温度を検知する温度検知手段9が当接してい
る。
【0017】24は温度検知手段9の検知温度に基づき
生ゴミが乾燥しているかどうかを判定する乾燥判定手段
である。生ゴミ収納容器1の上部には熱風発生撹拌手段
として上ヒータ10と、上ヒータ10の熱を生ゴミ収納
容器1内に送り込むための送風ファン11が設けられ、
送風ファン11外周には下方に開口部を有するフード1
2を配している。送風ファン11はファンモータ20と
連結しており、送風ファン11はファンモータ20によ
って回転する。22は温度検知手段9の検知温度に基づ
き上ヒータ10の通電を制御する制御手段である。13
は生ゴミから発生した臭気を脱臭する触媒脱臭装置であ
る。
【0018】触媒脱臭装置13は排気ダクトA14によ
って排出装置15と連結されている。排出装置15内に
は生ゴミ収納容器1内の蒸気を外部に排出するための排
出ファン16が設けられている。排出ファン16は排出
モータ21と連結しており、排出モータ21によって排
出ファン16が回転することによって生ゴミ収納容器1
内の蒸気を触媒脱臭装置13内に吸い込みさらに排気ダ
クトA14、排気ダクトB17を通って本体外に排出さ
れる。図2において18は生ゴミ収納容器1の前方上部
に設けた生ゴミを投入する為の生ゴミ投入口19を開閉
する投入扉である。
【0019】以上のように構成された厨芥処理機につい
てその動作を説明する。投入口19から生ゴミ収納容器
1内に投入された生ゴミは、撹拌羽根6によって掻き上
げられながら生ゴミ収納容器1外底面の下ヒータ9によ
って加熱されるとともに掻き上げられた生ゴミは上部の
上ヒータ10と送風ファン11によって満遍なく加熱乾
燥していく。そして、生ゴミから発生した蒸気は排出装
置15内の排出ファン16が回転することによって触媒
脱臭装置13内に吸い込まれ脱臭される。脱臭された蒸
気は排気ダクトA14、排気ダクトB17を通って本体
外へ排出される。
【0020】このときの上ヒータ10の制御を図3を用
いて説明する。上ヒータ10は温度検知手段9の検知温
度がT1に達するまでは発熱量W1で生ゴミを連続して
加熱し、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は
制御手段22が上ヒータ10の発熱量を上記W1より低
い発熱量W2に制御し生ゴミを加熱する。上ヒータ10
を発熱量W2で加熱すると生ゴミから蒸気が出ている間
は温度検知手段9の検知温度はある温度で推移するが生
ゴミの乾燥が進行し、蒸気の発熱量が減少してくると生
ゴミ収納容器1内の温度が徐々に上昇し、温度検知手段
9の検知温度も生ゴミ収納容器1内の温度とともに上昇
しT2達する。温度検知手段9の検知温度がT2に達す
ると乾燥判定手段24が生ゴミが乾燥していると判定し
運転を停止する。
【0021】以上のような構成により生ゴミ収納容器1
内の温度が上昇するまでは上ヒータ10の発熱量W1で
生ゴミを加熱するので生ゴミの温度上昇が早くなるとと
もに、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は上
ヒータ10の発熱量をW2に落とすことで生ゴミが乾燥
した時に生ゴミ収納容器1の温度が上昇することになり
温度検知手段9と乾燥判定手段24のみによって生ゴミ
が乾燥していることを判定できるので安価な厨芥処理機
を提供することができる。
【0022】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて図4、5を用いて説明する。なお上記第1の実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。25は所定加熱時間での温度上昇率を測
定する温度上昇率測定手段であり、26は温度上昇率測
定手段25からの測定信号に基づき生ゴミの投入量を判
定する投入量判定手段である。
【0023】以上のように構成された厨芥処理機につい
て図5を用いて動作を説明する。上ヒータ10によって
生ゴミが加熱され温度検知手段9の検知温度が上昇しT
1に達するまでの時間t1によって温度上昇率測定手段
25が温度上昇率を測定する。生ゴミの投入量が多いほ
ど温度検知手段9で検知される温度が上昇しにくいこと
から温度上昇率測定手段25からの測定信号に基づき投
入量判定手段26が生ゴミの投入量を判定する。生ゴミ
の投入量が多いと蒸気の発生も多くなり、上ヒータ10
の発熱量が同じでも蒸気の発生量が多いと温度検知手段
9の温度が下がるために温度検知手段9の温度をT1に
近づけるために制御手段22が生ゴミの投入量が多いと
きには上ヒータ10の発熱量をW1、投入量が標準のと
きには発熱量をW2、投入量が少ないときには発熱量を
W3にするように制御を行う。そして、生ゴミが乾燥す
ると生ゴミ収納容器1内の温度が上昇し温度検知手段9
の検知温度も生ゴミ収納容器1内の温度とともに上昇し
T2に達する。温度検知手段9の検知温度がT2に達す
ると乾燥判定手段24が生ゴミが乾燥していると判定し
運転を停止する。
【0024】以上のような構成により生ゴミ収納容器1
内の温度が上昇するまでは上ヒータ10の発熱量W1で
生ゴミを加熱するので生ゴミの温度上昇が早くなるとと
もに、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は上
ヒータ10の発熱量をW2、またはW3にすることで生
ゴミが乾燥した時に生ゴミ収納容器1の温度が上昇する
ことになり温度検知手段9と乾燥判定手段24のみによ
って生ゴミが乾燥していることを判定できるので安価な
厨芥処理機を提供することができる。
【0025】(実施例3)次に本発明の第3の実施例に
ついて図6、7を用いて説明する。なお上記実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0026】27は温度検知手段9の検知温度から上ヒ
ータ10の発熱量を決定する発熱量決定手段である。
【0027】上記のように構成された厨芥処理機につい
てその動作を図7を用いて説明する。上ヒータ10によ
って生ゴミが加熱され温度検知手段9の検知温度が上昇
しT1に達するまで上ヒータ10の発熱量をW1とする
が、発熱量をW1で一定にしたままだとさらに温度が上
昇するので、温度検知手段9の検知温度がT1に達した
後は、上ヒータ10の発熱量をW2に下げる。そして、
一定時間後温度検知手段9の検知温度がT1より高けれ
ばさらに上ヒータ10の発熱量をW3に下げるというよ
うに温度検知手段9の検知結果に応じて、段階的に上ヒ
ータ10の発熱量を下げ、温度検知手段9の検知温度が
T1より下がった時点で発熱量決定手段27が上ヒータ
10の発熱量を決定し、それ以降は発熱量決定手段27
の決定した発熱量で運転を続ける。そして、生ゴミが乾
燥し、生ゴミ収納容器1内の温度が上昇し温度検知手段
9の検知温度がT2に達すると、乾燥判定手段24が生
ゴミの乾燥が終了したと判定し運転を停止する。
【0028】以上のような構成により生ゴミ収納容器1
内の温度が上昇するまでは上ヒータ10の発熱量W1で
生ゴミを加熱するので生ゴミの温度上昇が早くなるとと
もに、温度検知手段9の検知温度がT1に達した後は上
ヒータ10の発熱量をW2、またはW3にすることで生
ゴミが乾燥した時に生ゴミ収納容器1の温度が上昇する
ことになり温度検知手段9と乾燥判定手段24のみによ
って生ゴミが乾燥していることを判定できるので安価な
厨芥処理機を提供することができる。
【0029】(実施例4)次に本発明の第4の実施例に
ついて図8、9を用いて説明する。なお上記実施例と同
一構成部品については同一符号を付して、その説明を省
略する。
【0030】10Aは生ゴミを加熱するための第1の上
ヒータであり、10Bは第2の上ヒータである。
【0031】以上の構成において第1の上ヒータ10A
と第2の上ヒータ10Bの制御を図9で説明する。温度
検知手段9の検知温度がT1に達するまでは第1の上ヒ
ータ10Aと第2の上ヒータ10Bは通電し続けるが温
度検知手段9の検知温度がT1に達した後は、第1の上
ヒータ10Aは温度検知手段9の検知温度がT1になる
ようにON、OFFをくり返す。このとき第2の上ヒー
タ10Bは通電を続けている。
【0032】そして、生ゴミが乾燥してくると第2の上
ヒータ10Bの発熱量のみで温度検知手段9の検知温度
がT1を越えるために第1の上ヒータ10Aは通電され
なくなる。さらに生ゴミの乾燥が進むと温度検知手段9
の検知温度がT2に達し乾燥判定手段24が生ゴミの乾
燥が終了していると判定し運転を終了する。
【0033】以上のような構成により生ゴミ収納容器1
内の温度が上昇するまでは第1の上ヒータ10Aと第2
の上ヒータ10Bによって生ゴミを加熱するので生ゴミ
の温度上昇が早くなるとともに、温度検知手段9の検知
温度がT1に達した後は第1の上ヒータ10Aを制御し
温度検知手段9の検知温度がT1になるようするので、
蒸気発生時には生ゴミ収納容器1内の温度をほぼ一定に
保ちつつ生ゴミが乾燥した時に生ゴミ収納容器1の温度
が上昇することになり温度検知手段9と乾燥判定手段2
4のみによって生ゴミが乾燥していることを判定できる
ので安価な厨芥処理機を提供することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば生
ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するた
めの加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温
度検知手段とを備え、前記温度検知手段の検知温度が所
定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1と
し、温度検知手段がT1に達した後、加熱手段の発熱量
をW1より小さいW2に制御する制御手段を設けること
で乾燥処理中でも加熱手段は常に通電し続けるので処理
時間が短い厨芥処理機を提供できるものである。
【0035】本発明の請求項2記載の発明によれば生ゴ
ミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するため
の加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度
検知手段と、生ゴミ収納容器内の温度の上昇率を測定す
る温度上昇率測定手段とを備え、前記温度検知手段の検
知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発熱量
をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、前記温度
上昇率測定手段の出力に応じて加熱手段の発熱量を制御
するので、生ゴミの投入量に関係なく生ゴミ収納容器内
の温度を一定にできるので生ゴミの投入量によるばらつ
きをなくすことができ、加熱手段は常に通電し続けるこ
とになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供でき
る。
【0036】本発明の請求項3記載の発明によれば生ゴ
ミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するため
の加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知する温度
検知手段と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱
手段の発熱量を制御する制御手段と、温度検知手段から
の検知温度に基づき加熱手段の発熱量を決定する発熱量
決定手段とを備え、温度検知手段の検知温度が所定温度
T1に達するまでは加熱手段の発熱量をW1とし、温度
検知手段がT1に達した後、温度検知手段の検知温度が
T1に近づくように制御手段が加熱手段の発熱量を制御
し、温度検知手段の検知温度がT1に近づいた時点で発
熱量決定手段が加熱手段の発熱量を決定することで生ゴ
ミ収納容器内の温度を一定にできるので本体によるばら
つきをなくすことができ、加熱手段は常に通電し続ける
ことになり処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供でき
る。
【0037】本発明の請求項4記載の発明によれば生ゴ
ミを収納する生ゴミ収納容器と、生ゴミを加熱するため
の複数の加熱手段と、生ゴミ収納容器内の温度を検知す
る温度検知手段と、温度検知手段の検知温度がT1に達
するまでは複数の加熱手段を通電し、温度検知手段がT
1に達した後、T1に達するまで運転した加熱手段より
小さい加熱手段で温度検知手段の温度がT1になるよう
に制御するようにしたので加熱手段のON,OFFによ
るオーバーシュートやアンダーシュートを抑えることが
でき処理時間を短縮できる厨芥処理機を提供できる。
【0038】本発明の請求項5記載の発明は温度検知手
段の検知温度がT2に達したときに乾燥判定手段が生ゴ
ミが乾燥したと判定するので一つの温度検知手段で生ゴ
ミの乾燥を判定することができ安価な厨芥処理機を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す厨芥処理機の正面
からの縦断面図
【図2】同厨芥処理機の側面からの縦断面図
【図3】(a)同厨芥処理機の運転時間と温度検知手段
の温度の関係を示す図 (b)同厨芥処理機の運転時間と上ヒータの発熱量の関
係を示す図
【図4】本発明の第2の実施例を示す厨芥処理機の正面
からの縦断面図
【図5】(a)同厨芥処理機の運転時間と温度検知手段
の温度の関係を示す図 (b)同厨芥処理機の運転時間と上ヒータの発熱量の関
係を示す図
【図6】本発明の第3の実施例を示す厨芥処理機の正面
からの縦断面図
【図7】(a)同厨芥処理機の運転時間と温度検知手段
の温度の関係を示す図 (b)同厨芥処理機の運転時間と上ヒータの発熱量の関
係を示す図
【図8】本発明の第4の実施例を示す厨芥処理機の正面
からの縦断面図
【図9】(a)同厨芥処理機の運転時間と温度検知手段
の温度の関係を示す図 (b)同厨芥処理機の運転時間と第1の上ヒータの発熱
量の関係を示す図 (c)同厨芥処理機の運転時間と第1の上ヒータの発熱
量の関係を示す図
【図10】従来の厨芥処理機を示す正面からの縦断面図
【図11】(a)同厨芥処理機の運転時間と温度検知手
段の温度の関係を示す図 (b)同厨芥処理機の運転時間と上ヒータの発熱量の関
係を示す図
【符号の説明】
1 生ゴミ収納容器 9 温度検知手段 10 上ヒータ 22 制御手段 24 乾燥判定手段 25 温度上昇率測定手段 26 投入量判定手段 27 発熱量決定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生
    ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の
    温度を検知する温度検知手段とを備え、前記温度検知手
    段の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の
    発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、加
    熱手段の発熱量をW1より小さいW2に制御する制御手
    段を設けた厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生
    ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の
    温度を検知する温度検知手段と、生ゴミ収納容器内の温
    度の上昇率を測定する温度上昇率測定手段とを備え、前
    記温度検知手段の検知温度が所定温度T1に達するまで
    は加熱手段の発熱量をW1とし、温度検知手段がT1に
    達した後、前記温度上昇率測定手段の出力に応じて加熱
    手段の発熱量を制御することを特徴とする厨芥処理機。
  3. 【請求項3】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生
    ゴミを加熱するための加熱手段と、生ゴミ収納容器内の
    温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段からの検
    知温度に基づき加熱手段の発熱量を制御する制御手段
    と、温度検知手段からの検知温度に基づき加熱手段の発
    熱量を決定する発熱量決定手段とを備え、温度検知手段
    の検知温度が所定温度T1に達するまでは加熱手段の発
    熱量をW1とし、温度検知手段がT1に達した後、温度
    検知手段の検知温度がT1に近づくように制御手段が加
    熱手段の発熱量を制御し、温度検知手段の検知温度がT
    1に近づいた時点で発熱量決定手段が加熱手段の発熱量
    を決定することを特徴とする厨芥処理機。
  4. 【請求項4】 生ゴミを収納する生ゴミ収納容器と、生
    ゴミを加熱するための複数の加熱手段と、生ゴミ収納容
    器内の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段の
    検知温度がT1に達するまでは複数の加熱手段を通電
    し、温度検知手段がT1に達した後、T1に達するまで
    運転した加熱手段より小さい加熱手段で温度検知手段の
    温度がT1になるように制御するようにした厨芥処理
    機。
  5. 【請求項5】 温度検知手段の検知温度がT2に達した
    ときに乾燥判定手段が生ゴミの乾燥が終了したと判定す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の
    厨芥処理機。
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