JP2000257953A - 給湯器および浴槽お湯張り洗浄方法 - Google Patents

給湯器および浴槽お湯張り洗浄方法

Info

Publication number
JP2000257953A
JP2000257953A JP11063189A JP6318999A JP2000257953A JP 2000257953 A JP2000257953 A JP 2000257953A JP 11063189 A JP11063189 A JP 11063189A JP 6318999 A JP6318999 A JP 6318999A JP 2000257953 A JP2000257953 A JP 2000257953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
instruction
bathtub
cleaning
water filling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11063189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3930658B2 (ja
Inventor
康二 ▲高▼倉
Koji Takakura
Shin Miyamoto
伸 宮本
Yukiaki Tsuda
幸明 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chofu Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Chofu Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chofu Seisakusho Co Ltd filed Critical Chofu Seisakusho Co Ltd
Priority to JP06318999A priority Critical patent/JP3930658B2/ja
Publication of JP2000257953A publication Critical patent/JP2000257953A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3930658B2 publication Critical patent/JP3930658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control For Baths (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽自動お湯張りを指示した後に浴槽自動洗
浄を指示した場合であっても、浴槽自動洗浄を行った後
に浴槽自動お湯張りを行うことができる給湯器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張り機
能とを有する給湯器であって、制御部4は、指示後経過
時間を計測するタイマ制御手段44と、リモートコント
ローラ3からの指示の内容を判定し指示後経過時間が待
機時間を越えているか否かを判定するリモコン入力判定
手段41と、指示後経過時間が待機時間を越えたときリ
モコン入力判定手段の指示に基づきお湯張り処理を行う
お湯張り制御手段42と、指示後経過時間が待機時間内
でかつリモートコントローラからの指示の内容に浴槽自
動洗浄が含まれていたときリモコン入力判定手段41の
指示に基づき洗浄処理を行う洗浄制御手段43とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽自動洗浄機能
と浴槽自動お湯張り機能とを有する給湯器およびその給
湯器における浴槽お湯張り洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の風呂システムを示す構成図
である。風呂システムは一般的に、図4に示すように、
給湯器本体1と浴槽2とリモートコントローラ3とから
成る。また、給湯器本体1とリモートコントローラ3と
は給湯器を構成する。図4において、1aはリモートコ
ントローラから入力される運転指示、浴槽自動お湯張り
指示、浴槽自動洗浄指示等の指示を入力して指示内容を
認識するリモコン入力認識部、4Aは給湯器本体1全体
を制御する従来の制御部、5は一端が浴槽2に接続され
他端が後述の循環ポンプ6に接続された循環吸水管、5
aは上流側端部が循環ポンプ6のケーシングの底部やケ
ーシングに形成されたドレン栓に接続された水抜き管、
5bは循環給水管5に接続された吐出圧調整管、6は吸
込側が循環吸水管5に接続された循環ポンプ、7はポー
ト7aが水抜き管5aに接続されポート7bが吐出圧調
整管5bに接続されポート7cが排水管8に接続され、
閉止機能を持った排水弁、9は循環ポンプ6の吐出側に
接続された熱交送水管、10は熱交換器、11は熱交換
器10を加熱するバーナ、12は熱交換器10の出湯口
に接続された出湯管、13は下流側端部が後述の洗浄ノ
ズル23に接続された洗浄出水管、14は一端が出湯管
12に接続された追焚用出水管、15はポート15aが
出湯管12に接続されポート15bが追焚用出水管14
に接続されポート15cが洗浄出水管13に接続され、
閉止機能を持った三方弁、16は給水装置や水道に接続
されお湯張り用の水を供給する給水管、17は一端が給
水管16に連通し熱交換器10内を通る加熱管、18は
上流側端部が後述の逆止弁20に接続された浴槽側給水
管、19は上流側端部が加熱管17に接続されお湯張り
時に開となるお湯張り電磁弁、20は上流側端部がお湯
張り電磁弁19に接続され下流側端部が浴槽側給水管1
8に接続された逆止弁、21は加熱管17に連通する蛇
口、22は浴槽2に連通する追焚用出水管14に接続さ
れ追い焚き時に出湯するための追い焚き出湯口、23は
洗浄出水管13に接続され浴槽2の洗浄時の水噴射のた
めの洗浄ノズル、24は浴槽2の底部付近の側壁に配設
された循環吸水部、25は循環吸水部24に接続され浴
槽底面に向かって開口された吸引管である。
【0003】以上のように構成された従来の給湯器にお
ける浴槽自動お湯張り動作および浴槽自動洗浄動作を説
明する。図4において、リモートコントローラ3から浴
槽自動お湯張りを指示した場合、制御部4Aはその指示
をリモコン入力認識部1aを介して受け取り、浴槽自動
お湯張り動作を開始する。また、リモートコントローラ
3から浴槽自動洗浄を指示した場合、制御部4Aはその
指示をリモコン入力認識部1aを介して受け取り、浴槽
自動洗浄動作を開始する。まず浴槽自動お湯張り動作に
ついて説明する。浴槽自動お湯張り動作においては、排
水弁7は「閉」、三方弁15はポート15aと15bが
連通状態、お湯張り電磁弁19は「開」、循環ポンプ6
は動作状態となっている。この状態において、給水管1
6からの水道水は熱交換器10で熱交換され、加熱管1
7へ出湯され、加熱管17のお湯は、お湯張り電磁弁1
9、逆止弁20、浴槽側給水管18を介して循環ポンプ
6の吸込側に供給される。循環ポンプ6から吐出された
お湯は、熱交送水管9、熱交換器10、出湯管12、三
方弁15、追焚用出水管14を介して追い焚き出湯口2
2から出湯される。追い焚き出湯口22の出湯量は水位
検出用圧力スイッチや水量計で検出する。浴槽内湯量が
所定の湯量になると、お湯張り電磁弁19は「閉」とな
り、また循環ポンプ6は停止状態となり、追い焚き出湯
口22からの出湯が停止される。
【0004】次に浴槽洗浄動作について説明する。浴槽
自動洗浄動作においては、まず浴槽2内の水を排水す
る。この排水は、吸引管25、循環吸水部24、循環吸
水管5、循環ポンプ6、水抜き管5a、排水弁7、排水
管8を介して行われる。この後、浴槽2内に洗剤を投入
し、お湯張り電磁弁19を開き所定量の水を給水し、浴
槽2内に洗浄水を溜める。次に、洗浄水を循環ポンプ6
で循環させる。この循環は、吸引管25、循環吸水部2
4、循環吸水管5、循環ポンプ6、熱交送水管9、熱交
換器10、出湯管12、三方弁15、洗浄出水管13、
洗浄ノズル23という循環である。次に、洗浄水を排水
するが、これは前述した排水と同じようにして排水管8
から排水する。その後、すすぎ水をお湯張り電磁弁19
を開き給水し、循環すすぎを上記循環により行い、さら
にすすぎ水を給水し、さらに循環すすぎを行い、これを
所定回数繰り返す。
【0005】このような給湯器においては操作者は、浴
槽自動洗浄を指示した後に浴槽自動お湯張りを指示する
場合もあれば、浴槽自動お湯張りを指示した後に浴槽自
動洗浄を指示する場合もある。浴槽自動洗浄を指示した
直後に浴槽自動お湯張りを指示した場合は、制御部4A
は、浴槽自動洗浄を行った後に浴槽自動お湯張りを行う
ので、特に問題は生じない。しかし、浴槽自動お湯張り
を指示した直後に浴槽自動洗浄を指示した場合は、制御
部4Aは、浴槽自動お湯張りを行った後に直ちに浴槽自
動洗浄を行うこととなり、浴槽自動お湯張りの動作やお
湯が無駄になるという不具合がある。このため、従来の
給湯器では、特開平10−267401号公報に開示さ
れているように、操作者が浴槽自動お湯張りを指示した
後に浴槽自動洗浄を指示した場合は給湯器を動作させな
いようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の給湯器では、リモートコントローラ3から浴槽自動お
湯張りを指示した直後に浴槽自動洗浄を指示した場合
は、制御部4Aは、浴槽自動お湯張りを行った後に直ち
に浴槽自動洗浄を行うこととなるので、浴槽自動お湯張
りの動作やお湯が無駄になるという問題点を有してい
た。また、浴槽自動お湯張りを指示した後に浴槽自動洗
浄を指示した場合に給湯器を動作させないため、操作者
が間違って浴槽自動お湯張りを指示した後に浴槽自動洗
浄を指示し、すぐにその場を離れた場合、給湯器の停止
に気付かず、また再度指示を選択する必要性があり、取
扱性に欠けるという問題点を有していた。この給湯器お
よび浴槽お湯張り洗浄方法では、浴槽自動お湯張りを指
示した直後に浴槽自動洗浄を指示した場合であっても、
浴槽自動洗浄を行った後に浴槽自動お湯張りを行うこと
が要求されている。
【0007】本発明は、浴槽自動お湯張りを指示した後
に浴槽自動洗浄を指示した場合であっても、浴槽自動洗
浄を行った後に浴槽自動お湯張りを行うことができる給
湯器、および、浴槽自動お湯張りを指示した後に浴槽自
動洗浄を指示した場合であっても、浴槽自動洗浄を行っ
た後に浴槽自動お湯張りを行うための浴槽お湯張り洗浄
方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の給湯器は、浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯
張り機能とを有し、浴槽自動お湯張りを指示するお湯張
りスイッチと浴槽自動洗浄を指示する洗浄スイッチとを
有するリモートコントローラと、リモートコントローラ
からの信号を入力して信号内容を認識するリモコン入力
認識部と制御部とを有する給湯器本体とを備えた給湯器
であって、制御部は、待機時間を固定的に設定すると共
に浴槽自動お湯張りの指示後の経過時間である指示後経
過時間を計測するタイマ制御手段と、リモートコントロ
ーラからの指示の内容を判定すると共に指示後経過時間
が待機時間を越えているか否かをタイマ制御手段の計測
結果に基づいて判定するリモコン入力判定手段と、指示
後経過時間が待機時間内でかつリモートコントローラか
らの指示の内容に浴槽自動洗浄が含まれていたとリモコ
ン入力判定手段が判定した場合にはリモコン入力判定手
段からの指示に基づいて洗浄処理を行う洗浄制御手段
と、指示後経過時間が待機時間を越えたとリモコン入力
判定手段が判定した場合またはリモートコントローラか
ら浴槽自動お湯張りの指示があったと洗浄処理後にリモ
コン入力判定手段が判定した場合にはリモコン入力判定
手段からの指示に基づいてお湯張り処理を行うお湯張り
制御手段とを有する構成を備えている。これにより、浴
槽自動お湯張りを指示した後に浴槽自動洗浄を指示した
場合であっても、浴槽自動洗浄を行った後に浴槽自動お
湯張りを行うことができる給湯器が得られる。
【0009】この課題を解決するために本発明の浴槽お
湯張り洗浄方法は、浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張
り機能とを有し、浴槽自動洗浄指示と浴槽自動お湯張り
指示とを行うリモートコントローラを備えた給湯器にお
ける浴槽お湯張り洗浄方法であって、待機時間を固定的
に設定する初期化ステップと、リモートコントローラか
らの指示の内容が浴槽自動お湯張り指示か浴槽自動洗浄
指示かを判定するリモコン入力判定ステップと、リモコ
ン入力判定ステップにおいてリモートコントローラから
浴槽自動お湯張りの指示があったと判定した場合に浴槽
自動お湯張り指示からの経過時間である指示後経過時間
を計測する計測ステップと、指示後経過時間が待機時間
を越えているか否かを判定すると共に指示後経過時間が
待機時間内である場合に浴槽自動洗浄指示があったか否
かを判定する第1の判定ステップと、判定ステップで指
示後経過時間が待機時間を越えず且つ浴槽自動洗浄指示
があったと判定したときは洗浄処理を行う洗浄制御ステ
ップと、洗浄処理後にリモートコントローラから浴槽自
動お湯張りの指示があったか否かを判定する第2の判定
ステップと、第1の判定ステップで指示後経過時間が待
機時間を越えていると判定したとき又は第2の判定ステ
ップでリモートコントローラから浴槽自動お湯張りの指
示があったと洗浄処理後に判定したときはお湯張り処理
を行うお湯張り制御ステップとを有する構成を備えてい
る。これにより、浴槽自動お湯張りを指示した後に浴槽
自動洗浄を指示した場合であっても、浴槽自動洗浄を行
った後に浴槽自動お湯張りを行うための浴槽お湯張り洗
浄方法が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の給湯器
は、浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張り機能とを有
し、浴槽自動お湯張りを指示するお湯張りスイッチと浴
槽自動洗浄を指示する洗浄スイッチとを有するリモート
コントローラと、リモートコントローラからの信号を入
力して信号内容を認識するリモコン入力認識部と制御部
とを有する給湯器本体とを備えた給湯器であって、制御
部は、待機時間を固定的に設定すると共に浴槽自動お湯
張りの指示後の経過時間である指示後経過時間を計測す
るタイマ制御手段と、リモートコントローラからの指示
の内容を判定すると共に指示後経過時間が待機時間を越
えているか否かをタイマ制御手段の計測結果に基づいて
判定するリモコン入力判定手段と、指示後経過時間が待
機時間内でかつリモートコントローラからの指示の内容
に浴槽自動洗浄が含まれていたとリモコン入力判定手段
が判定した場合にはリモコン入力判定手段からの指示に
基づいて洗浄処理を行う洗浄制御手段と、指示後経過時
間が待機時間を越えたとリモコン入力判定手段が判定し
た場合またはリモートコントローラから浴槽自動お湯張
りの指示があったと洗浄処理後にリモコン入力判定手段
が判定した場合にはリモコン入力判定手段からの指示に
基づいてお湯張り処理を行うお湯張り制御手段とを有す
ることとしたものである。この構成により、浴槽自動お
湯張りを指示した後、指示後経過時間が待機時間を越え
た場合には浴槽自動お湯張りが行われるが、指示後経過
時間が待機時間内であるとき浴槽自動洗浄が指示された
場合には浴槽自動お湯張りの前に浴槽自動洗浄が行われ
るという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の浴槽お湯張り洗浄方法
は、浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張り機能とを有
し、浴槽自動洗浄指示と浴槽自動お湯張り指示とを行う
リモートコントローラを備えた給湯器における浴槽お湯
張り洗浄方法であって、待機時間を固定的に設定する初
期化ステップと、リモートコントローラからの指示の内
容が浴槽自動お湯張り指示か浴槽自動洗浄指示かを判定
するリモコン入力判定ステップと、リモコン入力判定ス
テップにおいてリモートコントローラから浴槽自動お湯
張りの指示があったと判定した場合に浴槽自動お湯張り
指示からの経過時間である指示後経過時間を計測する計
測ステップと、指示後経過時間が待機時間を越えている
か否かを判定すると共に指示後経過時間が待機時間内で
ある場合に浴槽自動洗浄指示があったか否かを判定する
第1の判定ステップと、判定ステップで指示後経過時間
が待機時間を越えず且つ浴槽自動洗浄指示があったと判
定したときは洗浄処理を行う洗浄制御ステップと、洗浄
処理後にリモートコントローラから浴槽自動お湯張りの
指示があったか否かを判定する第2の判定ステップと、
第1の判定ステップで指示後経過時間が待機時間を越え
ていると判定したとき又は第2の判定ステップでリモー
トコントローラから浴槽自動お湯張りの指示があったと
洗浄処理後に判定したときはお湯張り処理を行うお湯張
り制御ステップとを有することとしたものである。この
構成により、浴槽自動お湯張りを指示した後、指示後経
過時間が待機時間を越えた場合には浴槽自動お湯張りが
行われるが、指示後経過時間が待機時間内であるとき浴
槽自動洗浄が指示された場合には浴槽自動お湯張りは行
われず、浴槽自動洗浄が先に行われた後、浴槽自動お湯
張りが行われるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図4を用いて説明する。 (実施の形態)図1は本発明の実施の形態による給湯器
を示す制御ブロック図である。図1において、1は図4
と同様の給湯器本体、1aは図4と同様のリモコン入力
認識部、3は図4と同様のリモートコントローラ、4は
制御部である。すなわち、図4の制御部4Aを制御部4
に置き換えたものが本実施の形態による給湯器であり、
本実施の形態による他の風呂システムの構成は図4と同
様である。また、図1で、31は運転開始と運転停止の
指示を入力するための運転スイッチ、32は浴槽自動洗
浄の指示を入力するための洗浄スイッチ、33は浴槽自
動お湯張りの指示を入力するためのお湯張りスイッチ、
41はリモコン入力認識部1aにおける認識結果および
後述のタイマ制御手段44における時間計測に基づいて
種々の判定を行うリモコン入力判定手段、42はリモコ
ン入力判定手段41での判定結果に基づいて浴槽自動お
湯張り動作を行うお湯張り制御手段、43はリモコン入
力判定手段41での判定結果に基づいて浴槽自動洗浄動
作を行う洗浄制御手段、44は時間設定、時間計測を行
うタイマ制御手段である。なお、本実施の形態では各手
段はソフトウェアで構成されるとするが、ハードウェア
で構成しても同様の作用効果を奏する。
【0013】このように構成された給湯器における浴槽
自動お湯張り動作および浴槽自動洗浄動作について、図
2〜図4を用いて説明する。図2は制御部4におけるメ
インフロー(制御部4のメイン動作)を示すフローチャ
ート、図3は制御部4におけるサブフロー(制御部4の
サブ動作)としての浴槽お湯張り洗浄処理を示すフロー
チャートである。まず図2に示すメインフローにおける
動作について説明する。運転スイッチ31により運転開
始が指示されると、給湯器が起動され、制御部4が動作
を開始すると、初期設定として待機時間(例えば5秒)
TSがタイマ制御手段44にセットされ(S1、初期化
ステップ)、またお湯張りフラグFAと洗浄フラグFB
が0にセットされる(S2、S3)。その後、A処理
(本実施の形態による給湯器動作とは直接には関係のな
い或る処理)が行われ(S4)、浴槽お湯張り洗浄処理
が行われる(S5)。A処理以降のすべての処理が行わ
れると、ステップ4へ戻り、以下同様の動作を繰り返
す。なお、待機時間TSのセットは、リモコン入力判定
手段41からの指示に基づき、タイマ制御手段44で行
われる。また、タイマ制御手段44にセットされる待機
時間は以後変化しない固定値である。
【0014】次に、図2のステップ5の浴槽お湯張り洗
浄処理について図3を用いて説明する。この浴槽お湯張
り洗浄処理はリモートコントローラ3からの指示内容に
応じて次の6つの場合に分けられる。第1は、お湯張り
スイッチ33により浴槽自動お湯張りを指示してから所
定時間(待機時間)内に洗浄スイッチ32による浴槽自
動洗浄を指示した場合であり、第2は、お湯張りスイッ
チ33により浴槽自動お湯張りを指示してから所定時間
(待機時間)を経過した後に洗浄スイッチ32による浴
槽自動洗浄を指示した場合である。また、第3は、お湯
張りスイッチ33による浴槽自動お湯張りと洗浄スイッ
チ32による浴槽自動洗浄とを同時に指示した場合、第
4は洗浄スイッチ32による浴槽自動洗浄を指示した後
にお湯張りスイッチ33による浴槽自動お湯張りを指示
した場合である。さらに、第5は、お湯張りスイッチ3
3による浴槽自動お湯張りのみを指示した場合、第6
は、洗浄スイッチ32による浴槽自動洗浄のみを指示し
た場合である。
【0015】まず、お湯張りスイッチ33により浴槽自
動お湯張りを指示してから所定時間(待機時間)TS内
に洗浄スイッチ32による浴槽自動洗浄を指示した第1
の場合について説明する。図3において、リモコン入力
判定手段41は、リモコン入力認識部1aからの信号に
基づき、お湯張りスイッチ33のオン信号(お湯張りス
イッチ33をオンとしたときに生じる信号)が入力され
たか否かを判定する(S11、リモコン入力判定ステッ
プ)。お湯張りスイッチ33のオン信号が入力されたと
判定したときには、お湯張りスイッチ33のオン信号が
検出されてからの経過時間である指示後経過時間TPの
タイマ制御手段44による計測を開始し(S12)、所
定お湯張りフラグFA=1とする(S13)。なお、お
湯張りスイッチ33から入力されるオン信号はリモコン
入力認識部1aで自己保持されるが、ステップ12、1
3の処理の終了後はオン信号が解消され、オフ信号とな
る。そして、再度お湯張りスイッチ33のオン信号が入
力されると、そのオン信号は再びリモコン入力認識部1
aで自己保持される。このことは洗浄スイッチ32、運
転スイッチ31も同様である。次に、リモコン入力判定
手段41は、リモコン入力認識部1aからの信号に基づ
き、洗浄スイッチ32のオン信号が入力されたか否かを
判定する(S14、リモコン入力判定ステップ)。オン
信号が入力されたと判定したときには、洗浄フラグFB
=1とする(S15)。次に、リモコン入力判定手段4
1は、お湯張りフラグFAが1か否かを判定する(S1
6、リモコン入力判定ステップ)。第1の場合はお湯張
りフラグFA=1となっているのでステップ17へ移行
し、上述の指示後経過時間TPが待機時間(所定時間)
TSを越えているか否かを判定する(第1の判定ステッ
プ)。指示後経過時間TPは、リモコン入力判定ステッ
プ41の指示に基づき、タイマ制御手段44において計
測される(計測ステップ)。最初は指示後経過時間TP
は待機時間TSを越えていないので、ステップ18へ移
行し、洗浄フラグFBが1か否かを判定する(第1の判
定ステップ)。第1の場合、この時点では洗浄スイッチ
32による浴槽自動洗浄の指示がなされていないので、
図示してない他の処理を経由してステップ4にリターン
する(図2参照)。図3の浴槽お湯張り洗浄処理を何回
か繰り返す待機時間TS内に洗浄スイッチ32をオンと
する第1の場合、洗浄スイッチ32がオンされステップ
18で洗浄フラグFB=1と判定されると、リモコン入
力判定手段41は洗浄制御手段43に洗浄処理を指示す
る。この指示を受けて洗浄制御手段43は洗浄処理を開
始する(S19、洗浄制御ステップ)。洗浄処理終了後
はリモコン入力判定手段41はフラグFB=0とする
(S20)。次に、リモコン入力判定手段41はFA=
1か否かを判定する(S21、第2の判定ステップ)。
第1の場合はFA=1であるので、ステップ22へ移行
する。ステップ22のお湯張り処理が終了すると、各フ
ラグFA=FB=0とし(S23)、指示後経過時間T
P=0として(S24)、ステップ4へリターンする。
これで第1の場合の処理を終了する。
【0016】次に、お湯張りスイッチ33により浴槽自
動お湯張りを指示してから所定時間(待機時間)TSを
経過した後に洗浄スイッチ32による浴槽自動洗浄を指
示した第2の場合について説明する。第2の場合におい
て、ステップ11〜15は第1の場合と同様であるの
で、説明は省略する。まず、リモコン入力判定手段41
は、お湯張りフラグFAが1か否かを判定する(S1
6)。お湯張りスイッチ33をオンとした場合はお湯張
りフラグFA=1となっているのでステップ17へ移行
し、お湯張りスイッチ33オンによる浴槽自動お湯張り
の指示がリモコン入力判定手段41に入力されてからの
経過時間(指示後経過時間)TPが待機時間(所定時
間)TSを越えているか否かを判定する。最初は指示後
経過時間TPは待機時間(例えば5秒)TSを越えてい
ないので、ステップ18へ移行し、洗浄フラグFBが1
か否かを判定する。この時点では洗浄スイッチ32によ
る浴槽自動洗浄の指示がなされていないので、ステップ
4にリターンする(図2参照)。図3の浴槽お湯張り洗
浄処理を何回か繰り返すことにより指示後経過時間TP
が待機時間TSを越えると(S17)、リモコン入力判
定手段41はお湯張り制御手段42にお湯張りを指示す
る。この指示を受けてお湯張り制御手段42はお湯張り
処理を開始する(S22)。お湯張り処理終了後はリモ
コン入力判定手段41は各フラグFA=FB=0とし
(S23)、指示後経過時間TP=0として(S2
4)、ステップ4へリターンする。したがって、お湯張
り処理を開始した後は洗浄スイッチ33からの信号は受
け付けないことになる。ここで、図3の浴槽お湯張り洗
浄処理を何回か繰り返す場合のステップ11〜15の動
作について説明する。ステップ11において、リモコン
入力認識部1aにおいてはお湯張りスイッチ33のオン
信号は解消されているので(前述したようにステップ1
2、13の処理が終了した後はお湯張りスイッチ33の
オン信号は解消される)、ステップ11からステップ1
4へ移行する。また、洗浄スイッチ32はオン信号を出
力していないので、ステップ14からステップ16へ移
行する。ステップ11〜15では上記動作を繰り返す。
以上で、第2の場合の処理を終了する。なお、指示後経
過時間TPが待機時間TSを越えた後に洗浄スイッチ3
2による浴槽自動洗浄の指示がなされた場合は、第6の
洗浄スイッチ32のみがオンの場合と同様であるので、
その説明は省略する。
【0017】次に、お湯張りスイッチ33による浴槽自
動お湯張りと洗浄スイッチ32による浴槽自動洗浄とを
同時に指示した第3の場合について説明する。第3の場
合において、ステップ11〜15は第1の場合と同様で
あるので、説明は省略する。まず、リモコン入力判定手
段41は、お湯張りフラグFAが1か否かを判定する
(S16)。お湯張りスイッチ33および洗浄スイッチ
32をオンとした場合はお湯張りフラグFA=1(また
FB=1)となっているのでステップ17へ移行し、指
示後経過時間TPが待機時間TSを越えているか否かを
判定する。最初は指示後経過時間TPは待機時間(例え
ば5秒)TSを越えていないので、ステップ18へ移行
し、洗浄フラグFBが1か否かを判定する。この時点で
洗浄スイッチ32による浴槽自動洗浄の指示がなされて
おりFB=1であるので、リモコン入力判定手段41は
洗浄制御手段43に対して洗浄処理を行うように指示
し、この指示を受けて洗浄制御手段43は洗浄処理を開
始する(S19)。洗浄処理終了後はリモコン入力判定
手段41はフラグFB=0とする(S20)。次に、リ
モコン入力判定手段41はFA=1か否かを判定する
(S21)。第3の場合、FA=1であるので、ステッ
プ22へ移行し、お湯張り処理が行われる。これ以後は
第1の場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0018】次に、洗浄スイッチ32による浴槽自動洗
浄を指示した後にお湯張りスイッチ33による浴槽自動
お湯張りを指示した第4の場合について説明する。第4
の場合において、ステップ11〜15は第1の場合と同
様であるので、説明は省略する。まず、リモコン入力判
定手段41は、お湯張りフラグFAが1か否かを判定す
る(S16)。ここではFB=1、FA=0であるの
で、ステップ18へ移行する。ステップ18で、リモコ
ン入力判定手段41は、FB=1であるので、洗浄処理
を洗浄制御手段43に指示し、洗浄制御手段43は洗浄
処理を行う(S19)。洗浄処理終了後はリモコン入力
判定手段41はフラグFB=0とし(S20)、次にF
A=1か否かを判定する(S21)。ステップ21でF
A=1でないと判定された場合には、ステップ4へリタ
ーンする(図2参照)。ステップ4の処理等を経由して
ステップ5の浴槽お湯張り洗浄処理へ移行することによ
り、ステップ16に移行すると、リモコン入力判定手段
41はFA=1か否かを判定する。FA=0が維持され
ている場合、ステップ18を経由してステップ4へリタ
ーンする動作を繰り返す。次に、ステップ16でFA=
1と判定されると、ステップ17へ移行する。ステップ
17で、指示後経過時間TPが待機時間TSを越えてい
るか否かが判定され、越えていない場合、ステップ18
を経由してステップ4へリターンする動作を繰り返す。
ステップ17でTP>TSと判定されると、ステップ2
2のお湯張り処理へ移行する。これ以降の処理は第1の
場合と同様であるので、その説明は省略する。これによ
り第4の場合の処理を終了する。
【0019】次に、お湯張りスイッチ33による浴槽自
動お湯張りのみを指示した第5の場合について説明す
る。なお、ステップ11〜15の動作は第1の場合と同
様であり、その説明は省略する。まず、リモコン入力判
定手段41は、お湯張りフラグFAが1か否かを判定す
る(S17)。ここではFA=1、FB=0であるの
で、ステップ17から18へ移行して、ステップ4へリ
ターンする。これを繰り返すことによりTP>TSとな
ると、ステップ22のお湯張り処理へ移行する。ステッ
プ22で、お湯張り制御手段42はお湯張り処理を開始
する(S22)。お湯張り処理終了後はリモコン入力判
定手段41は各フラグFA=FB=0とし(S23)、
指示後経過時間TP=0として(S24)、ステップ4
へリターンする。最後に、洗浄スイッチ32による浴槽
自動洗浄のみを指示した第6の場合について説明する。
なお、ステップ11〜15の動作は第1の場合と同様で
あり、その説明は省略する。まず、リモコン入力判定手
段41は、お湯張りフラグFAが1か否かを判定する
(S17)。ここではFA=0、FB=1であるので、
ステップ16から18へ移行し、洗浄処理を開始する
(S19)。洗浄処理終了後はリモコン入力判定手段4
1はフラグFB=0とし(S20)、次にFA=0と判
定し(S21)、ステップ4へリターンする。
【0020】以上のように本実施の形態によれば、待機
時間TSを固定的に設定する初期化ステップ(S1)
と、リモートコントローラ3からの指示の内容が浴槽自
動お湯張り指示か浴槽自動洗浄指示かを判定するリモコ
ン入力判定ステップ(S11、S14、S16)と、リ
モコン入力判定ステップにおいてリモートコントローラ
から浴槽自動お湯張りの指示があったと判定した場合に
浴槽自動お湯張り指示からの経過時間である指示後経過
時間TPを計測する計測ステップと、指示後経過時間T
Pが待機時間TSを越えているか否かを判定すると共に
指示後経過時間TPが待機時間内TSである場合に浴槽
自動洗浄指示があったか否かを判定する判定ステップ
(S17、S18)と、判定ステップで指示後経過時間
TPが待機時間TSを越えていると判定したときはお湯
張り処理を行うお湯張り制御ステップと(S22)、判
定ステップで指示後経過時間TPが待機時間TSを越え
ず且つ浴槽自動洗浄指示があったと判定したときは洗浄
処理を行う洗浄制御ステップ(S19)とを有するよう
にしたことにより、自動お湯張り指示後に、指示後経過
時間TPが待機時間TSを越えた場合には浴槽自動お湯
張りが行われるが、指示後経過時間TPが待機時間TS
内であるとき浴槽自動洗浄が指示された場合には浴槽自
動洗浄を先に行った後に浴槽自動お湯張りを行うように
することができるので、浴槽自動お湯張りを指示した後
に浴槽自動洗浄を指示した場合であっても、指示後経過
時間TPが待機時間TS内の浴槽自動洗浄の指示であれ
ば、浴槽自動洗浄を行った後に浴槽自動お湯張りを行う
ことができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の給湯器によれ
ば、浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張り機能とを有
し、浴槽自動お湯張りを指示するお湯張りスイッチと浴
槽自動洗浄を指示する洗浄スイッチとを有するリモート
コントローラと、リモートコントローラからの信号を入
力して信号内容を認識するリモコン入力認識部と制御部
とを有する給湯器本体とを備えた給湯器であって、制御
部は、待機時間を固定的に設定すると共に浴槽自動お湯
張りの指示後の経過時間である指示後経過時間を計測す
るタイマ制御手段と、リモートコントローラからの指示
の内容を判定すると共に指示後経過時間が待機時間を越
えているか否かをタイマ制御手段の計測結果に基づいて
判定するリモコン入力判定手段と、指示後経過時間が待
機時間内でかつリモートコントローラからの指示の内容
に浴槽自動洗浄が含まれていたとリモコン入力判定手段
が判定した場合にはリモコン入力判定手段からの指示に
基づいて洗浄処理を行う洗浄制御手段と、指示後経過時
間が待機時間を越えたとリモコン入力判定手段が判定し
た場合またはリモートコントローラから浴槽自動お湯張
りの指示があったと洗浄処理後にリモコン入力判定手段
が判定した場合にはリモコン入力判定手段からの指示に
基づいてお湯張り処理を行うお湯張り制御手段とを有す
ることにより、自動お湯張り指示後に浴槽自動洗浄の指
示が行われることなく指示後経過時間が待機時間を越え
た場合には浴槽自動お湯張りが行われるが、指示後経過
時間が待機時間内であるとき浴槽自動洗浄が指示された
場合には浴槽自動洗浄を先に行った後に浴槽自動お湯張
りを行うようにすることができるので、浴槽自動お湯張
りを指示した後に浴槽自動洗浄を指示した場合であって
も、指示後経過時間が待機時間内の浴槽自動洗浄の指示
であれば、浴槽自動洗浄を行った後に浴槽自動お湯張り
を行うことができるという有利な効果が得られる。
【0022】請求項2に記載の浴槽お湯張り洗浄方法に
よれば、浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張り機能とを
有し、浴槽自動洗浄指示と浴槽自動お湯張り指示とを行
うリモートコントローラを備えた給湯器における浴槽お
湯張り洗浄方法であって、待機時間を固定的に設定する
初期化ステップと、リモートコントローラからの指示の
内容が浴槽自動お湯張り指示か浴槽自動洗浄指示かを判
定するリモコン入力判定ステップと、リモコン入力判定
ステップにおいてリモートコントローラから浴槽自動お
湯張りの指示があったと判定した場合に浴槽自動お湯張
り指示からの経過時間である指示後経過時間を計測する
計測ステップと、指示後経過時間が待機時間を越えてい
るか否かを判定すると共に指示後経過時間が待機時間内
である場合に浴槽自動洗浄指示があったか否かを判定す
る第1の判定ステップと、判定ステップで指示後経過時
間が待機時間を越えず且つ浴槽自動洗浄指示があったと
判定したときは洗浄処理を行う洗浄制御ステップと、洗
浄処理後にリモートコントローラから浴槽自動お湯張り
の指示があったか否かを判定する第2の判定ステップ
と、第1の判定ステップで指示後経過時間が待機時間を
越えていると判定したとき又は第2の判定ステップでリ
モートコントローラから浴槽自動お湯張りの指示があっ
たと洗浄処理後に判定したときはお湯張り処理を行うお
湯張り制御ステップとを有することにより、自動お湯張
り指示後に浴槽自動洗浄の指示が行われることなく指示
後経過時間が待機時間を越えた場合には浴槽自動お湯張
りが行われるが、指示後経過時間が待機時間内であると
き浴槽自動洗浄が指示された場合には浴槽自動洗浄を先
に行った後に浴槽自動お湯張りを行うようにすることが
できるので、浴槽自動お湯張りを指示した後に浴槽自動
洗浄を指示した場合であっても、指示後経過時間が待機
時間内の浴槽自動洗浄の指示であれば、浴槽自動洗浄を
行った後に浴槽自動お湯張りを行うことができるという
有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による給湯器を示す制御ブ
ロック図
【図2】図1の給湯器の制御部のメイン動作を示すフロ
ーチャート
【図3】図1の給湯器の制御部のサブ動作を示すフロー
チャート
【図4】従来の給湯器を有する風呂システムを示す構成
【符号の説明】
1 給湯器本体 1a リモコン入力認識部 2 浴槽 3 リモートコントローラ 4 制御部 5 循環吸水管 5a 水抜き管 5b 吐出圧調整管 6 循環ポンプ 7 排水弁 7a、7b、7c、15a、15b、15c ポート 8 排水管 9 熱交送水管 10 熱交換器 11 バーナ 12 出湯管 13 洗浄出水管 14 追焚用出水管 15 三方弁 16 給水管 17 加熱管 18 浴槽側給水管 19 お湯張り電磁弁 20 逆止弁 21 蛇口 22 追い焚き出湯口 23 洗浄ノズル 24 循環吸水部 25 吸引管 31 運転スイッチ 32 洗浄スイッチ 33 お湯張りスイッチ 41 リモコン入力判定手段 42 お湯張り制御手段 43 洗浄制御手段 44 タイマ制御手段
フロントページの続き (72)発明者 津田 幸明 山口県下関市長府扇町2番1号 株式会社 長府製作所内 Fターム(参考) 3L024 CC03 DD02 DD17 DD27 EE02 GG38 GG41 HH38 HH52

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張り機
    能とを有し、浴槽自動お湯張りを指示するお湯張りスイ
    ッチと浴槽自動洗浄を指示する洗浄スイッチとを有する
    リモートコントローラと、前記リモートコントローラか
    らの信号を入力して前記信号内容を認識するリモコン入
    力認識部と制御部とを有する給湯器本体とを備えた給湯
    器であって、 前記制御部は、待機時間を固定的に設定すると共に前記
    浴槽自動お湯張りの指示後の経過時間である指示後経過
    時間を計測するタイマ制御手段と、前記リモートコント
    ローラからの指示の内容を判定すると共に前記指示後経
    過時間が前記待機時間を越えているか否かを前記タイマ
    制御手段の計測結果に基づいて判定するリモコン入力判
    定手段と、前記指示後経過時間が前記待機時間内でかつ
    前記リモートコントローラからの指示の内容に浴槽自動
    洗浄が含まれていたと前記リモコン入力判定手段が判定
    した場合には前記リモコン入力判定手段からの指示に基
    づいて洗浄処理を行う洗浄制御手段と、前記指示後経過
    時間が前記待機時間を越えたと前記リモコン入力判定手
    段が判定した場合または前記リモートコントローラから
    前記浴槽自動お湯張りの指示があったと前記洗浄処理後
    に前記リモコン入力判定手段が判定した場合には前記リ
    モコン入力判定手段からの指示に基づいてお湯張り処理
    を行うお湯張り制御手段とを有することを特徴とする給
    湯器。
  2. 【請求項2】 浴槽自動洗浄機能と浴槽自動お湯張り機
    能とを有し、浴槽自動洗浄指示と浴槽自動お湯張り指示
    とを行うリモートコントローラを備えた給湯器における
    浴槽お湯張り洗浄方法であって、待機時間を固定的に設
    定する初期化ステップと、前記リモートコントローラか
    らの指示の内容が浴槽自動お湯張り指示か浴槽自動洗浄
    指示かを判定するリモコン入力判定ステップと、前記リ
    モコン入力判定ステップにおいて前記リモートコントロ
    ーラから浴槽自動お湯張りの指示があったと判定した場
    合に前記浴槽自動お湯張り指示からの経過時間である指
    示後経過時間を計測する計測ステップと、前記指示後経
    過時間が前記待機時間を越えているか否かを判定すると
    共に前記指示後経過時間が前記待機時間内である場合に
    前記浴槽自動洗浄指示があったか否かを判定する第1の
    判定ステップと、前記判定ステップで前記指示後経過時
    間が前記待機時間を越えず且つ前記浴槽自動洗浄指示が
    あったと判定したときは洗浄処理を行う洗浄制御ステッ
    プと、前記洗浄処理後に前記リモートコントローラから
    前記浴槽自動お湯張りの指示があったか否かを判定する
    第2の判定ステップと、前記第1の判定ステップで前記
    指示後経過時間が前記待機時間を越えていると判定した
    とき又は前記第2の判定ステップで前記リモートコント
    ローラから前記浴槽自動お湯張りの指示があったと前記
    洗浄処理後に判定したときはお湯張り処理を行うお湯張
    り制御ステップとを有することを特徴とする浴槽お湯張
    り洗浄方法。
JP06318999A 1999-03-10 1999-03-10 給湯器および浴槽お湯張り洗浄方法 Expired - Lifetime JP3930658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06318999A JP3930658B2 (ja) 1999-03-10 1999-03-10 給湯器および浴槽お湯張り洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06318999A JP3930658B2 (ja) 1999-03-10 1999-03-10 給湯器および浴槽お湯張り洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000257953A true JP2000257953A (ja) 2000-09-22
JP3930658B2 JP3930658B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=13222046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06318999A Expired - Lifetime JP3930658B2 (ja) 1999-03-10 1999-03-10 給湯器および浴槽お湯張り洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3930658B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195632A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Rinnai Corp 浴槽自動洗浄装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195632A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Rinnai Corp 浴槽自動洗浄装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3930658B2 (ja) 2007-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6111619B2 (ja) 浴槽洗浄装置
JP2007155251A (ja) 風呂装置
JP2003106643A (ja) 電気温水器
JP2000257953A (ja) 給湯器および浴槽お湯張り洗浄方法
JPH11299671A (ja) 自動洗浄浴槽
JPH10300188A (ja) 浴槽自動洗浄装置
JP7424329B2 (ja) 浴槽洗浄システム、給湯システムおよび浴槽洗浄制御方法
JP2559308B2 (ja) 風呂装置
JP3593841B2 (ja) 風呂装置
JPH0727356A (ja) 食器洗浄機を含む複数端末に対して一台の給湯機を用いて給湯するための制御装置
JP2832396B2 (ja) 浴槽蓋の開閉状態検出方法およびその方法を利用した風呂装置と浴槽洗浄装置並びにそれら装置の運転方法
JP2010119530A (ja) 洗浄装置
JP4672159B2 (ja) 残り湯送水装置
JP2791507B2 (ja) 浴槽洗浄始動の制御方法
JPH11173658A (ja) 風呂釜洗浄装置
JP2002228255A (ja) 洗濯注水ユニット
JP2604366Y2 (ja) 洗浄機能付全自動風呂釜
JP2000234802A (ja) 自動風呂装置
JP5239844B2 (ja) 洗浄装置
JP2971583B2 (ja) 浴槽洗浄装置
JP3836954B2 (ja) 洗濯注湯装置
JPH0587401A (ja) 浴槽装置
JPH05261060A (ja) 浴槽洗浄装置および自動洗浄浴槽
JP2002300976A (ja) 風呂装置
JPH05296560A (ja) 自動風呂装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 6