JP2002228255A - 洗濯注水ユニット - Google Patents

洗濯注水ユニット

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JP2002228255A
JP2002228255A JP2001024799A JP2001024799A JP2002228255A JP 2002228255 A JP2002228255 A JP 2002228255A JP 2001024799 A JP2001024799 A JP 2001024799A JP 2001024799 A JP2001024799 A JP 2001024799A JP 2002228255 A JP2002228255 A JP 2002228255A
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water
circulation
valve
washing machine
bathtub
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JP2001024799A
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Yoshinori Shimizu
義則 清水
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Chofu Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Chofu Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価な三方弁を使用しながら、ウォータハン
マーにも十分耐えうる洗濯注水ユニットを提供する。 【構成】 給水口5と、出水口6と、強制循環式風呂釜
等1の循環経路で前記強制循環式風呂釜等に内蔵する循
環ポンプ1aの吐出側と接続された循環水入水口7と、
循環水戻水口8と、前記給水口からは注水電磁弁9、第
1の逆止弁10、水流センサ11、前記出水口の順に連
接され、前記循環水入口は三方弁12の入水口12aに
接続され、前記三方弁の出口は前記循環水戻水口8に連
接され、前記三方弁の注湯側出口12cは前記第1の逆
止弁と前記水流センサの間に連接するよう構成され、前
記三方弁の注湯側出口に第2の逆止弁を配設し、該第2
の逆止弁は前記三方弁の注湯側出口から前記水流センサ
に向かう方向にのみ流れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制循環式風呂
釜、強制循環式風呂釜付き給湯器(以下強制循環式風呂
釜等という)を用いて、入浴後の浴槽に残った浴槽水を
全自動洗濯機、非全自動洗濯機(二槽式洗濯機等)等に
供給する洗濯注水ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽水や給湯器からの湯を全自動
洗濯機に供給することが行われており、例えば特開平9
−94378号(以下イ号)及び特開2000−243
83号(以下ロ号)等が公知である。
【0003】イ号公報には残湯洗いコースを選択した場
合において、洗濯機を予約運転にセットすると、予約し
た時間が経過するまで洗濯機は停止しており、注水が行
われないから、水流センサ(水流スイッチ)はOFFし
ており、水流センサのOFFが第1待機時間経過するま
で継続した場合、即ち注湯管内に第1待機時間水流がな
い場合には、三方弁を循環位置に回動して循環ポンプを
停止させ、注水電磁弁を開いて給水分岐管を注湯管に連
通させて冷水を洗濯機に供給する水洗いコースの状態で
待機する制御方法が開示されている。
【0004】また、洗濯機が水すすぎ動作を終了して洗
濯機に内蔵された電磁弁を閉じたときに、発生するウォ
ータハンマー防止の手段として給水経路に水ガバナを設
け、洗濯機に内蔵された電磁弁を閉止する場合、水ガバ
ナで通水流量を制限することにより防止する技術が開示
されている。
【0005】また、ロ号公報には洗濯注水ユニットの制
御基板上にディップスイッチを設け、配管施工時に洗濯
機の種類(全自動洗濯機か非全自動洗濯機)を確認した
上で、前記ディップスイッチの切り替えを行い浴槽の残
り湯を洗濯機に注湯する回数を選択する技術が開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
洗濯注水ユニット及びその制御方法にあっては以下の課
題を有していた。
【0007】イ号にあっては、 a.給水経路に水ガバナを必要とするためコストアップ
となっていた。また、水ガバナを設けない場合には、三
方弁の注湯側出口と水流スイッチとの間にはフィルタ及
びフィルタ室があるだけなので、洗濯機に水道側からの
注水をするように選択した場合には循環側に切り替わっ
ている三方弁に水道圧が直接加わることになり、特に洗
濯機に対する給水を終了するにはには洗濯機に内蔵され
た電磁弁を閉止することにより行い、その際生じるウォ
ータハンマーの圧力は通常の水道圧(0.5MPa程
度)の1.5〜数倍近くにも達してしまうため、三方弁
のボディー、弁体、シール材等が破損するおそれがあ
り、これを防ぐためには強度を上げる必要があり、コス
トの上昇がさけられなかった。(イ号公報には三方弁を
一旦逆洗位置に回動して風呂循環側に圧力を逃がしこれ
によりウォーターハンマーを防止すると記載されている
が、三方弁を一旦逆洗位置に回動することにより風呂循
環側に圧力を逃がす効果があることは認めるもののウォ
ータハンマー防止に関しては意味不明である。)
【0008】b. 洗濯注水ユニットの運転スイッチを
入れた場合、浴槽水が無い場合でも循環ポンプを運転
し、第1待機時間水流スイッチがOFFを継続した場合
三方弁を循環位置に回動して循環ポンプを停止させ、そ
の後注水電磁弁を開いて給水分岐管を注湯管に連通させ
て水道水を洗濯機に供給するよう制御しているため、洗
濯機を予約運転以外で使用する場合には注水開始が遅れ
てしまい、使用者に待ち時間を強いるという問題があっ
た。
【0009】ロ号にあっては、 c.最近の洗濯機ではすすぎ行程を1回にするか2回に
するかを、洗濯機で選べるようになっているものがある
が、洗濯注水ユニットを使用する際制御基板上にディッ
プスイッチもうけているため、ユーザーがその都度浴槽
水注水回数を容易に変更できず、1回を選択した場合に
浴槽水ですすいでしまうため衛生的でなく、また、2回
を選択した場合には2回とも水道水を使用するため十分
な節水効果が得られないという問題があった。
【0010】d.また、先行技術文献としては見あたら
なかったが、洗濯機に浴槽水注水中に強制循環式風呂釜
等から浴槽水循環回路の循環要求(追焚や凍結防止のた
めの循環要求)があった場合でも循環要求を無視して洗
濯機に浴槽水の注水を継続するものや、洗濯機への浴槽
水注水を停止させて追焚を優先させ追焚後再び洗濯機に
浴槽水注水をさせるようにしたものがあった。しかし前
者では洗濯終了まで追焚ができないまたは、強制循環式
風呂釜等の戻り側循環配管が凍結してしまう。後者では
循環ポンプが頻繁にON・OFFを繰り返し、その都度
三方弁を回動し切り替えていたため洗濯が予定時間通り
に終了できず使い勝手の悪いものであった。
【0011】本発明は、簡単な構成及び制御方法で上記
従来の課題を解決する洗濯注水ユニットを得ることを目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の洗濯注水ユニットでは、水道水を受け入れる
給水口と、洗濯機に向けて出水する出水口と、強制循環
式風呂釜等の循環経路で強制循環式風呂釜等に内蔵する
循環ポンプの吐出側と接続され浴槽水を受け入れる循環
水入水口と、前記浴槽水を前記循環経路に戻す循環水戻
水口と、前記給水口からは注水電磁弁、第1の逆止弁、
水流センサ、前記出水口の順に連接され、前記循環水入
口は三方弁の入水口に接続され、前記三方弁の出口は前
記循環水戻水口に連接され、前記三方弁の注湯側出口は
前記第1の逆止弁と前記水流センサの間に連接するよう
構成された洗濯注水ユニットにおいて、前記三方弁の注
湯側出口に第2の逆止弁を配設し、該第2の逆止弁は前
記三方弁の注湯側出口から前記水流センサに向かう方向
にのみ流れるようにした構成を備えている。この構成に
より、水道水注水中はもちろんウォータハンマ発生時に
も第2の逆止弁で圧力をくい止めることが可能となり、
高い圧力が直接三方弁にかかることが無くなったので、
安価な三方弁が使用できるようになった。
【0013】また、上記課題を解決するために本発明の
洗濯注水ユニットでは、水道水を受け入れる給水口と、
洗濯機に向けて出水する出水口と、強制循環式風呂釜等
の循環経路で強制循環式風呂釜等に内蔵する循環ポンプ
の吐出側と接続され浴槽水を受け入れる循環水入水口
と、前記浴槽水を前記循環経路に戻す循環水戻水口と、
前記給水口からは注水電磁弁、第1の逆止弁、水流セン
サ、前記出水口の順に連接され、前記循環水入口は三方
弁の入水口に接続され、前記三方弁の出口は前記循環水
戻水口に連接され、前記三方弁の注湯側出口は前記第1
の逆止弁と前記水流センサの間に連接するよう構成され
た洗濯注水ユニットにおいて、少なくとも前記循環ポン
プ、前記注水電磁弁、前記三方弁を制御する制御装置を
有し、浴槽水を洗濯機に注水するよう操作した場合には
前記注水電磁弁を開き、前記水流センサにより水流を検
知した後一旦前記注水電磁弁を閉じ、その後浴槽水を洗
濯機に注水するように制御する制御手段を前記制御装置
に有する構成としている。この構成により洗濯機の予約
運転や、予備洗い後の付け置き時に循環ポンプを不必要
に回し続ける必要が無くなったので、循環ポンプの耐久
性を落とさずしかも消費電力の浪費を防ぐことができ
た。
【0014】また、上記課題を解決するために本発明の
洗濯注水ユニットでは、水道水を受け入れる給水口と、
洗濯機に向けて出水する出水口と、強制循環式風呂釜等
の循環経路で強制循環式風呂釜等に内蔵する循環ポンプ
の吐出側と接続され浴槽水を受け入れる循環水入水口
と、前記浴槽水を前記循環経路に戻す循環水戻水口と、
前記給水口からは注水電磁弁、第1の逆止弁、水流セン
サ、前記出水口の順に連接され、前記循環水入口は三方
弁の入水口に接続され、前記三方弁の出口は前記循環水
戻水口に連接され、前記三方弁の注湯側出口は前記第1
の逆止弁と前記水流センサの間に連接するよう構成さ
れ、少なくとも前記循環ポンプ、前記注水電磁弁、前記
三方弁を制御する制御装置と、制御装置に指示を与える
リモコンとを有した洗濯注水ユニットにおいて、浴槽水
を洗濯機に注水する回数を選択する選択手段をリモコン
に設けた構成としている。この構成により、洗濯機のす
すぎ回数に応じて浴槽水を洗濯機に注水する回数をリモ
コンで簡単に設定できるので、節水効果の高い洗濯注水
ユニットを提供できる。
【0015】また、上記課題を解決するために本発明の
洗濯注水ユニットでは、水道水を受け入れる給水口と、
洗濯機に向けて出水する出水口と、強制循環式風呂釜等
の循環経路で強制循環式風呂釜等に内蔵する循環ポンプ
の吐出側と接続され浴槽水を受け入れる循環水入水口
と、前記浴槽水を前記循環経路に戻す循環水戻水口と、
前記給水口からは注水電磁弁、第1の逆止弁、水流セン
サ、前記出水口の順に連接され、前記循環水入口は三方
弁の入水口に接続され、前記三方弁の出口は前記循環水
戻水口に連接され、前記三方弁の注湯側出口は前記第1
の逆止弁と前記水流センサの間に連接するよう構成さ
れ、少なくとも前記循環ポンプ、前記注水電磁弁、前記
三方弁を制御する制御装置を有した洗濯注水ユニットに
おいて、浴槽水を洗濯機に注水中に、前記強制循環式風
呂釜等側から前記制御装置に浴槽水循環回路の循環要求
があった場合には前記強制循環式風呂釜等の循環を優先
し、洗濯機へは水道水を注水した後は、前記強制循環式
風呂釜等側から浴槽水循環回路の循環停止の指示がでて
も前記循環ポンプを停止するだけで、洗濯機へは水道水
の注水を継続するようにした。この制御により、洗濯機
に注水中に強制循環式風呂釜等から浴槽水循環回路の循
環要求がでた場合、強制循環式風呂釜等の循環を実行す
るとともに洗濯機には水道水を注水するので洗濯機への
注水が途絶えることなく使い勝手がよくなり、さらに、
循環要求が凍結予防運転の場合には確実に凍結予防を行
うことができ循環回路の破損を防止することができると
ともに、凍結予防運転・ぬるめ運転などのように前記循
環ポンプのON・OFFを繰り返すような場合であって
も水道水により洗濯機に対して安定した注水を継続する
ことが可能となった。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明第1の実施の形態に係る
洗濯注水ユニットを使用したシステム全体図、図2は本
発明第2の実施の形態に係る洗濯注水ユニットを使用し
たシステム全体図、図3はこの発明に使用したリモコン
の操作面の平面図、図4はこの発明の制御ブロック図、
図5〜10はこの発明のフローチャート、図11はリモ
コンによる注水モード設定時の動作表である。
【0017】(実施例1)図1において、1は強制循環
式風呂釜等、1aは強制循環式風呂釜等1に内蔵された
循環ポンプ、1bは強制循環式風呂釜1に内蔵され前記
循環ポンプ1a・加熱装置1c等を制御する制御部、2
は浴槽、2aは浴槽2から前記強制循環式風呂釜等1ま
での浴槽水循環配管である循環往管、2bは前記強制循
環式風呂釜等1から後述する洗濯注水ユニットまでの浴
槽水循環配管である循環管、2cは後述する洗濯注水ユ
ニットから前記浴槽2までの浴槽水循環配管である循環
戻管、3は全自動洗濯機、3aは前記全自動洗濯機3に
内蔵された電磁弁、3bは全自動洗濯機3の近くに設け
られた給水栓、4は洗濯注水ユニット、4aは洗濯注水
ユニット4のケーシング、4bは前記洗濯注水ユニット
4に内蔵され後述する注水電磁弁9・三方弁12等を制
御する制御装置、5は前記ケーシング4aに配設され水
道からの給水を接続する給水口、6は前記ケーシング4
aに配設され前記洗濯注水ユニット4から前記洗濯機3
へ出水する出水口、7は前記ケーシング4aに配設され
前記強制循環式風呂釜等1に内蔵された前記循環ポンプ
1aの吐出側の前記循環管2bと接続する循環水入水
口、8は前記ケーシング4aに配設され前記浴槽2への
循環戻管2cに接続された循環水戻水口、9は前記洗濯
注水ユニット4に内蔵された注水電磁弁、10は前記洗
濯注水ユニット4に内蔵された第1の逆止弁で通常は浴
槽水が水道側に逆流しないように安全を確保するため複
数個を直列につなぐようにしている。11は洗濯注水ユ
ニット4に内蔵された水流センサで、前記給水口5から
注水電磁弁9、第1の逆止弁10、水流センサ11、出
水口6の順に直列に接続されている。
【0018】12は電気的に駆動される三方弁で3つの
配管接続口を有しており、12aは前記循環水入水口7
と接続される前記三方弁12の入水口、12bは前記循
環水戻水口8と接続される前記三方弁12の出口、12
cは前記三方弁12の注湯側出口で、回動することによ
り入水口12aに流入した水を出口12b(循環側)又
は注湯側出口12c(浴槽水注水側)に切り換えるよう
になっている。
【0019】13は前記注湯側出口12cに接続される
第2の逆止弁で、前記注湯側出口12cから第2の逆止
弁13を介して前記第1の逆止弁10と前記水流センサ
11の間に接続され、第2の逆止弁13は注湯側出口1
2cから水流センサ11側に向かっては流れるが、逆方
向には流れないようになっている。14は全自動洗濯機
3に浴槽2内の浴槽水を注水するか水道水を注水するか
を指示する、あるいは注水モードを設定するリモコンで
ある。
【0020】図3において、14aはリモコン14に設
けられ浴槽水の注水運転をON・OFF指示する運転ス
イッチ、14bはリモコン14に設けられ洗濯注水ユニ
ット4の注水モードを設定する時に使用する注水モード
設定スイッチ、14cはリモコン14に設けられ注水モ
ードの設定状況・運転状況あるいは運転中不具合が生じ
たときに不具合状況等を表示する表示部、14dはリモ
コン14に設けられ浴槽水の注水中であっても強制的に
水道水による注水に切り替える水洗いスイッチである。
【0021】図4において、4bは前記制御装置、4b
1は前記制御装置4bに内蔵され前記水流センサ11・
前記リモコン14等に対する入力インターフェースとな
る入力回路、4b2は前記制御装置4bに内蔵され全体
を制御するする中央処理装置、4b3は前記制御装置4
bに内蔵され計時を行って計時信号を出力するタイマ、
4b4は前記制御装置4bに内蔵され後述の駆動回路に
制御信号を出力する出力インターフェースとしての出力
回路、4b5・4b6・4b7は各々循環ポンプ1a・
三方弁12・注水電磁弁9を駆動する駆動回路である。
前記駆動回路4b5・4b6・4b7は制御装置4bの
外部に設けることもある。
【0022】以上のように構成された洗濯注水ユニット
4において動作を説明する。電源投入前に制御装置4b
に配設した切り替えスイッチ(図示せず)により全自動
洗濯機か非全自動洗濯機かの設定を行う。まず前記切り
替えスイッチが全自動洗濯機側に設定された場合の動作
を図5〜図7のフローチャートにより説明する。リモコ
ン14で注水モードの設定を行う場合、図11に従い注
水モード設定スイッチ14bを操作し表示部14cに現
れた表示により注水モードを選択し(ステップ1)、運
転スイッチ14aを入れると(ステップ2)洗濯のため
の注水動作を開始する。具体的には三方弁12を入水口
12aと出口12bが連通する循環側に回動し(ステッ
プ3)、水流センサ11がOFFかどうか判定する(ス
テップ4)。ここではまだ水が流れていないので水流セ
ンサ11はOFFのはずであるがもしもONの信号がで
ている場合には所定時間T1(実施例では10秒)の経
過を待って(ステップ5)さらにONが継続している場
合には水量センサ11の故障と判断しエラー表示を出し
(ステップ6)終了する。所定時間T1の途中でOFF
になるような場合にはステップ4に戻る。ステップ4で
水流センサ11がOFFの場合には正常なので注水電磁
弁9を開き(ステップ7)水道水を注水する。
【0023】全自動洗濯機3の電磁弁3aと給水栓3b
が開いて注水可能の状態の時には水道水は給水口5、注
水電磁弁9、第1の逆止弁10、水流センサ11、出水
口6、給水栓3b、電磁弁3aを通り全自動洗濯機3に
注水し、水流センサ11のONを所定時間T2(実施例
では5秒)確認する(ステップ8)。ステップ8で所定
時間T2水流センサ11のONが確認できない場合、
(例えば予約設定あるいは予備洗い後の付けおき待機等
により洗濯機3の電磁弁3aが開いてないような場合)
には水流センサ11はOFFのままなのでステップ7に
戻り、通水が確認されるまでこの状態で待機する。この
ステップ3からステップ8までは全自動洗濯機3の電磁
弁3a・給水栓3bが開いて注水可能な状態かどうかの
確認行程となる。また、水道の水圧は第2の逆止弁13
により阻止され三方弁12にはかからない。
【0024】ステップ8で水流センサ11のONが所定
時間T2確認できた場合には注水電磁弁9を閉じ(ステ
ップ9)、三方弁12を入水口12aと注湯側出口12
cが連通するよう浴槽水注水側に回動させ(ステップ1
0)、図4のように制御装置4bから制御部1bに信号
を送り強制循環式風呂釜等1の循環ポンプ1aを駆動さ
せる(ステップ11)。これにより浴槽水は循環往管2
a、循環ポンプ1a、循環管2b、循環水入水口7、三
方弁12の入水側12a、三方弁12の注湯側出口12
c、第2の逆止弁13、水流センサ11、出水口6、給
水栓3b、全自動洗濯機3の電磁弁3aを経て浴槽水を
全自動洗濯機3に注水することができる。循環ポンプ1
aの駆動中に水流センサ11のOFFが所定時間T3
(実施例では15秒)連続して継続したら(ステップ1
2)全自動洗濯機3の水位が設定水位に達し電磁弁3a
が閉じたか又は浴槽2の残水が無くなったと判断し、浴
槽水注水回数をカウントする(ステップ13)。ステッ
プ12で水流センサ11のOFFが所定時間T3継続し
ない場合には注水途中の一時的な乱れであると判断しス
テップ11に戻る。このステップ9からステップ12ま
では浴槽水を全自動洗濯機3に注水する浴槽水注水行程
となる。
【0025】次に三方弁12を入水口12aと出口12
bが連通するよう循環側に回動し(ステップ14)、循
環ポンプ1aをOFFし(ステップ15)、注水電磁弁
9を開き(ステップ16)水道水を注水する。これによ
り水流センサ11のONを所定時間T4(実施例では5
秒)連続して検知したら(ステップ17)浴槽水注水回
数が1回かどうか判断し(ステップ18)、浴槽水注水
回数が1回であればステップ9へ戻り、浴槽水注水回数
が2回であればステップ19へ進む。また、ステップ1
7で連続してT4時間ONを検知できなかった場合にも
ステップ19へ進む。これは、全自動洗濯機3の水位が
設定水位に達する前に1〜2回の中断(電磁弁3aを閉
じる動作)をする全自動洗濯機3が多く、中断後に注水
を再開したときにも浴槽水注水を継続するようにするた
めと、浴槽水が無くなった場合にはステップ9からステ
ップ18を2回行い、浴槽水が無くなったことを確定し
て水道水での注水を継続するためである。
【0026】ステップ19では水流センサ11のOFF
をステップ12の時点から所定時間T5(実施例では2
分)連続検知しなければステップ17に戻り、検知すれ
ば洗濯機3が洗濯注水行程を完了したとして浴槽水注水
回数をクリアし(ステップ20)、次にステップ1で設
定した注水モードがAかどうか判断する(ステップ2
1)。ここで注水モードがAの場合(洗濯のみ浴槽水を
利用しすすぎは水道水を使用する)にはステップ35に
進み水道水によるすすぎに備え、注水モードがBの場合
(洗濯とすすぎ1回に浴槽水を使用する)には全自動洗
濯機3の電磁弁3aが開いて再度浴槽水を注水するすす
ぎに備える。
【0027】全自動洗濯機3の排水が終わり電磁弁3a
が開くとステップ16ですでに注水電磁弁9が開いてい
るので水流センサ11がONとなる。所定時間T6(実
施例では5秒)連続して水流センサ11のONを検知す
ると(ステップ22)、注水電磁弁9を閉じ(ステップ
23)、三方弁12を入水口12aと注湯側出口12c
が連通するよう浴槽水注水側に回動させ(ステップ2
4)、制御部1bに信号を送り強制循環式風呂釜等1の
循環ポンプ1aを駆動させ(ステップ25)、浴槽水を
全自動洗濯機3に注水する。循環ポンプ1aの駆動中に
水流センサ11のOFFが所定時間T7(実施例では1
5秒)連続して継続したら(ステップ26)全自動洗濯
機3の水位が設定水位に達し電磁弁3aが閉じたか又は
浴槽の残水が無くなったと判断し、浴槽水注水回数をカ
ウントする(ステップ27)。ステップ26で水流セン
サ11のOFFが所定時間T7継続しない場合には注水
途中の一時的な乱れであると判断しステップ25に戻
る。このステップ23からステップ26までは浴槽水を
全自動洗濯機3に注水する浴槽水注水行程となる。
【0028】次に三方弁12を入水口12aと出口12
bが連通するよう循環側に回動し(ステップ28)、循
環ポンプ1aをOFFし(ステップ29)、注水電磁弁
9を開き(ステップ30)水道水を注水する。これによ
り水流センサ11のONを所定時間T8(実施例では5
秒)連続して検知したら(ステップ31)浴槽水注水回
数が1回かどうか判断し(ステップ32)、浴槽水注水
回数が1回であればステップ23へ戻り、浴槽水注水回
数が2回であればステップ33へ進む。また、ステップ
31で連続してT8時間ONを検知できなかった場合に
もステップ33へ進む。
【0029】ステップ33では水流センサ11のOFF
をステップ26の時点から所定時間T9(実施例では2
分)連続検知しなければステップ31に戻り、検知すれ
ば全自動洗濯機3の1回目すすぎ注水行程が完了したと
して浴槽水注水回数をクリアし(ステップ34)、制御
で自動的に運転スイッチ14aをOFFし(ステップ3
5)、表示部14cを消灯する。この時点ではまだ注水
電磁弁9は開いているので(ステップ30)、全自動洗
濯機3の電磁弁3aが開けば水道水をすすぎのために注
水することができる。水流センサ11が所定時間T10
(実施例では30分)OFFの状態が続けば(ステップ
37)すべての洗濯行程が終了したとして注水電磁弁9
を閉じ(ステップ38)終了となる。
【0030】ステップ3からステップ34までにおいて
使用者がリモコン14の運転スイッチ14aをOFFに
すると(図8、ステップ41)、注水電磁弁9を閉じ
(ステップ42)、表示部14cを消灯し(ステップ4
3)、三方弁12を入水口12aと出口12bが連通す
る位置(循環側)に回動し(ステップ44)終了とな
る。
【0031】また、すべての運転中においてリモコン1
4の水洗いスイッチ14dをONした場合には(図9、
ステップ51)、洗濯・すすぎともに水道水を使用する
ことになるので三方弁12が浴槽水注水側にあるか判定
し(ステップ52)、三方弁12が浴槽水注水側にある
場合には循環側に回動した後(ステップ53)注水電磁
弁9を開き(ステップ54)、三方弁12が浴槽水注水
側にない場合にはただちに注水電磁弁9を開く(ステッ
プ54)。全自動洗濯機3に設定されたプログラムによ
り洗濯・すすぎが行われ全自動洗濯機3の洗濯行程が終
了し、水流センサ11が所定時間T11(実施例では3
0分)OFFの状態が続けば(ステップ55)すべての
洗濯行程が終了したとして注水電磁弁9を閉じ(ステッ
プ56)、制御で自動的に運転スイッチ14aをOFF
し(ステップ57)、表示部14cを消灯し(ステップ
58)終了となる。
【0032】また、すべての運転中において強制循環式
風呂釜等1から追焚や凍結防止のために浴槽水循環回路
の循環循環要求があった場合(図4における強制循環式
風呂釜等1の制御部1bから循環ポンプON信号がでた
場合)には、入力回路4b1で受付け、中央処理装置4
b2、出力回路4b4、駆動回路4b5・4b6・4b
7を介して三方弁12を入水口12aと出口12bが連
通する循環側に回動し(図10、ステップ61)、注水
電磁弁9を開き(ステップ62)、制御部1bに循環ポ
ンプ1aの駆動信号を送り循環ポンプ12aを回転させ
る(ステップ63)。これにより全自動洗濯機3には水
道水の給水を継続するとともに、浴槽2、循環往管2
a、循環ポンプ1a、加熱装置1b、循環管2b、循環
水入水口7、三方弁12の入水口12a、三方弁12の
出口12b、循環水戻水口8、循環戻管2c、浴槽2で
回路が形成されるので追焚や凍結防止のための循環が可
能となる。水流センサ11が所定時間T51(実施例で
は30分)OFFの状態が続けば(ステップ64)、す
べての洗濯行程が終了したとして注水電磁弁9を閉じ
(ステップ65)、制御で自動的に運転スイッチ14a
をOFFし(ステップ66)、表示部14cを消灯し
(ステップ67)終了となる。この場合において強制循
環式風呂釜等1で循環ポンプ1aの循環指示がでている
場合にはこれにしたがう。
【0033】(実施例2)図2において、31は非全自
動洗濯機(例えば二槽式洗濯機)であり、31bは非全
自動洗濯機31の近くに設けられた給水栓である。非全
自動洗濯機31の場合実施例1の全自動洗濯機3に比べ
内部に電磁弁3aを有していない。その他構成は実施例
1と同様であるので同じ番号を付し説明を省略する。
【0034】次に制御装置4bに配設した切り替えスイ
ッチ(図示せず)が非全自動洗濯機側に設定された場合
の動作を図10のフローチャートにより説明する。リモ
コン14で注水モードの設定を行う場合、図12に従い
注水モード設定スイッチ14bを操作し表示部14cに
現れた表示により注水モードを選択し(ステップ7
1)、運転スイッチ14aを入れると(ステップ72)
洗濯のための注水動作を開始する。具体的には三方弁1
2を入水口12aと出口12bが連通する循環側に回動
し(ステップ73)、水流センサ11がOFFかどうか
判断する(ステップ74)。ここではまだ水が流れてい
ないので水流センサ11はOFFのはずであるがもしも
ONの信号がでている場合には所定時間T61(実施例
では10秒)の経過を待って(ステップ75)ONが継
続している場合には水量センサ11の故障と判断しエラ
ー表示を出し(ステップ76)終了する。所定時間T6
1の途中でOFFになるような場合にはステップ74に
戻る。ステップ74で水流センサ11がOFFの場合に
は正常なので注水電磁弁9を開き(ステップ77)水道
水を注水する。
【0035】給水栓31bが開いて注水可能の状態の時
には水道水は給水口5、注水電磁弁9、第1の逆止弁1
0、水流センサ11、出水口6、給水栓31bを通り非
全自動洗濯機31に注水し、水流センサ11のONを所
定時間T62(実施例では5秒)確認する(ステップ7
8)。ステップ78で所定時間T52水流センサ11の
ONが確認できない場合(非全自動洗濯機31への給水
栓31bが開いてない場合等)には水流センサ11はO
FFのままなのでステップ77に戻る。このステップ7
3からステップ78までは給水栓31bが開いて洗濯機
31へ注水可能な状態かどうかの確認行程となる。ま
た、水道の水圧は第2の逆止弁13により阻止され三方
弁12にはかからない。
【0036】ステップ78で水流センサ11のONが所
定時間T62確認できた場合には注水電磁弁9を閉じ
(ステップ79)、三方弁12を入水口12aと注湯側
出口12cが連通するよう浴槽水注水側に回動させ(ス
テップ80)、制御部1bに信号を送り強制循環式風呂
釜等1の循環ポンプ1aを駆動させる(ステップ8
1)。これにより浴槽水は循環往管2a、循環ポンプ1
a、循環管2b、循環水入水口7、三方弁12の入水側
12a、三方弁12の注湯側出口12c、第2の逆止弁
13、水流センサ11、出水口6、給水栓31bを経て
浴槽水を非全自動洗濯機31に注水することができる。
【0037】循環ポンプ1aの駆動中に水流センサ11
のONがステップ71の注水モード設定による設定時間
T63連続して継続したら(ステップ82)必要量洗濯
機に注水できたとして後述のステップS88に進み、継
続しなければ浴槽の残水が無くなったと判断し、水流セ
ンサ11のOFFを所定時間T64(実施例では15
秒)確認し(ステップ83)水道水による注水に切り替
える。水流センサ11のOFFが所定時間T64確認で
きない場合にはステップ82に戻る。このステップ79
からステップ82までは浴槽2の残水を洗濯機3に注水
する浴槽水注水行程となる。
【0038】ステップ83で水流センサ11のOFFを
所定時間T64確認した場合は、次に三方弁12を入水
口12aと出口12bが連通するよう循環側に回動し
(ステップ84)、循環ポンプ1aをOFFし(ステッ
プ85)、注水電磁弁9を開き(ステップ86)水道水
を注水する。これにより水流センサ11のONをステッ
プ82の残り時間の換算値時間(水道水での注水の場合
は給水圧が高いので残り時間と同じ時間給水すると希望
水量よりオーバーしてしまうため実験で求めた換算値を
採用する)が経過したら(ステップ87)注水が完了し
たとして注水電磁弁9を閉じ(ステップ88)、制御に
より自動的に運転スイッチ14aをOFFし(ステップ
S89)、表示部14cを消灯し(ステップ90)終了
となる。なお、すべての運転中において運転スイッチ1
4aをOFFした場合、水洗いスイッチ14dをONし
た場合及び、強制循環式風呂釜等1から循環要求がきた
場合の動作は実施例1の場合と同様であるので説明を省
略する。
【0039】以上の構成及び動作により以下のような作
用が得られる。 (1)注水電磁弁9が開いた状態で全自動洗濯機3の電
磁弁3aが閉じたときでも第2の逆止弁13があること
により、水道圧やウォータハンマの高い圧力が直接三方
弁12に加わることがないという作用を有する。
【0040】(2)洗濯注水ユニット4の運転スイッチ
14aを入れた初期に注水電磁弁9を開き水道水を通水
状態にして水流センサ11で水流の有無を確認するよう
にしている。これにより、水流センサ11で水流を検知
すれば全自動洗濯機3(非全自動洗濯機31)が通水状
態にあることがわかり、水流の検知ができなければ全自
動洗濯機洗濯機3が予約中であるか、予備洗い後の付け
置き中であるか、または給水栓3b(31b)が閉じら
れていることが判明するので循環ポンプ1aの無駄な運
転をしなくてすむという作用を有する。
【0041】(3)浴槽水を全自動洗濯機3(非全自動
洗濯機31)に注水するモード選択手段をリモコン14
に設けたので洗濯物の量、汚れの程度、浴槽内の残湯量
等により浴槽水注水の回数(非全自動洗濯機31の場合
は注水量)の設定が容易にできるという作用を有する。
【0042】(4)浴槽水注水中に強制循環式風呂釜等
1から循環要求(追焚開始や、循環往管2a・循環管2
b・循環戻管2cの凍結防止のため浴槽水を循環させる
等)があった場合には浴槽水の注水を中止し強制循環式
風呂釜等1の循環を優先し、全自動洗濯機3(非全自動
洗濯機31)には水道水を注水するようにしている。こ
れにより浴槽2の追焚や凍結防止運転等の循環と全自動
洗濯機3(非全自動洗濯機31)への水道水の注水を同
時に行うことができるという作用を有する。
【0043】(5)上記(4)において強制循環式風呂
釜等1から循環ポンプ1aOFFの指示がでたときに
は、循環ポンプ1aの循環を停止するだけで全自動洗濯
機3(非全自動洗濯機31)には水道水の注水を継続す
るようにしたので、凍結予防運転時のように循環ポンプ
がON・OFFを繰り返すような場合であっても全自動
洗濯機3(非全自動洗濯機31)への注水は安定した動
きを継続するという作用を有する。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明の洗濯注水ユニット
によれば、以下のような優れた効果を有する。
【0045】請求項1に記載の発明によれば、注水電磁
弁が開いた状態で全自動洗濯機の電磁弁が閉じたときで
も第2の逆止弁があることにより、水道圧やウォータハ
ンマーの高い圧力が直接三方弁に加わることがないの
で、耐圧強度の低い低コストの三方弁を使用することが
できる。これにより、安価な洗濯注水ユニットを提供す
ることができるという効果を有する。
【0046】請求項2に記載の発明によれば、洗濯注水
ユニットの運転スイッチを入れた初期に注水電磁弁を開
き水道水を通水状態にして水流センサで水流の有無を確
認するようにしている。これにより、水流センサで水流
を検知すれば洗濯機が通水状態にあることがわかり、水
流の検知ができなければ洗濯機が予約中であるかあるい
は給水栓が閉じられていることが判明するので、循環ポ
ンプの無駄な運転をしなくてすみ、循環ポンプのメカニ
カルシール等摩耗する部品の耐久力を落とさずしかも、
消費電力の浪費を防ぐことができるという効果を有す
る。
【0047】請求項3に記載の発明によれば、浴槽水を
洗濯機に注水する回数または注水量を選択する手段をリ
モコンに設けたので操作性が向上し、浴槽水量に応じて
洗濯条件(洗濯のみ浴槽水を使用する、洗濯と1回のす
すぎに浴槽水を使用する等)の設定が可能となり、使い
勝手がよくなり、節水効果の高い洗濯注水ユニットを提
供できるという効果を有する。
【0048】請求項4に記載の発明によれば、浴槽水を
注水中に強制循環式風呂釜等から循環要求があった場合
に強制循環式風呂釜等の循環を優先し、洗濯機へは水道
水を注水するようにしたので、強制循環式風呂釜等の要
求を満足できしかも洗濯機へも注水が途絶えることがな
くなり、使い勝手のよい洗濯注水ユニットを提供するこ
とができるという効果を有する。
【0049】請求項5に記載の発明によれば請求項4の
効果に加え、強制循環式風呂釜等からの循環ポンプON
の要求が凍結予防運転のようにON・OFFを頻繁に繰
り返すような場合であっても洗濯機への注水は水道水で
の注水を継続するようにしたので三方弁の切り替え等を
必要とせず安定した注水を行うことのできる洗濯注水ユ
ニットを提供することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態に係る洗濯注水ユニッ
トを使用したシステム全体図である。
【図2】本発明第2の実施の形態に係る洗濯注水ユニッ
トを使用したシステム全体図である。
【図3】本発明第1、第2の実施の形態に係るリモコン
操作面の平面図である。
【図4】本発明実施の形態に係る制御ブロック図であ
る。
【図5】本発明実施の形態のフローチャートである。
【図6】本発明実施の形態のフローチャートである。
【図7】本発明実施の形態のフローチャートである。
【図8】本発明実施の形態のフローチャートである。
【図9】本発明実施の形態のフローチャートである。
【図10】本発明実施の形態のフローチャートである。
【図11】本発明実施の形態のフローチャートである。
【図12】本発明実施の形態の注水モード設定表であ
る。
【符号の説明】
1 強制循環式風呂釜等 1a 循環ポンプ 1b 制御部 1c 加熱装置 2 浴槽 2a 循環往管 2b 循環管 2c 循環戻管 3 全自動洗濯機 3a 電磁弁 3b、31b 給水栓 4 洗濯注水ユニット 4a ケーシング 4b 制御装置 4b1 入力回路 4b2 中央処理装置 4b3 タイマ 4b4 出力回路 4b5、4b6、4b7 駆動回路 5 給水口 6 出水口 7 循環水入水口 8 循環水戻水口 9 注水電磁弁 10 第1の逆止弁 11 水流センサ 12 三方弁 12a 入水口 12b 出口 12c 注湯側出口 13 第2の逆止弁 14 リモコン 14a 運転スイッチ 14b 注水モード設定スイッチ 14c 表示部 14d 水洗いスイッチ 31 非全自動洗濯機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水道水を受け入れる給水口と、洗濯機に
    向けて出水する出水口と、強制循環式風呂釜等の循環経
    路で強制循環式風呂釜等に内蔵する循環ポンプの吐出側
    と接続され浴槽水を受け入れる循環水入水口と、前記浴
    槽水を前記循環経路に戻す循環水戻水口と、前記給水口
    からは注水電磁弁、第1の逆止弁、水流センサ、前記出
    水口の順に連接され、前記循環水入口は三方弁の入水口
    に接続され、前記三方弁の出口は前記循環水戻水口に連
    接され、前記三方弁の注湯側出口は前記第1の逆止弁と
    前記水流センサの間に連接するよう構成された洗濯注水
    ユニットにおいて、前記三方弁の注湯側出口に第2の逆
    止弁を配設し、該第2の逆止弁は前記三方弁の注湯側出
    口から前記水流センサに向かう方向にのみ流れるように
    したことを特徴とする洗濯注水ユニット。
  2. 【請求項2】 水道水を受け入れる給水口と、洗濯機に
    向けて出水する出水口と、強制循環式風呂釜等の循環経
    路で強制循環式風呂釜等に内蔵する循環ポンプの吐出側
    と接続され浴槽水を受け入れる循環水入水口と、前記浴
    槽水を前記循環経路に戻す循環水戻水口と、前記給水口
    からは注水電磁弁、第1の逆止弁、水流センサ、前記出
    水口の順に連接され、前記循環水入口は三方弁の入水口
    に接続され、前記三方弁の出口は前記循環水戻水口に連
    接され、前記三方弁の注湯側出口は前記第1の逆止弁と
    前記水流センサの間に連接するよう構成された洗濯注水
    ユニットにおいて、少なくとも前記循環ポンプ、前記注
    水電磁弁、前記三方弁を制御する制御装置を有し、浴槽
    水を洗濯機に注水するよう操作した場合には前記注水電
    磁弁を開き、前記水流センサにより水流を検知した後一
    旦前記注水電磁弁を閉じ、その後浴槽水を洗濯機に注水
    するように制御する制御手段を前記制御装置に有するこ
    とを特徴とする洗濯注水ユニット。
  3. 【請求項3】 水道水を受け入れる給水口と、洗濯機に
    向けて出水する出水口と、強制循環式風呂釜等の循環経
    路で強制循環式風呂釜等に内蔵する循環ポンプの吐出側
    と接続され浴槽水を受け入れる循環水入水口と、前記浴
    槽水を前記循環経路に戻す循環水戻水口と、前記給水口
    からは注水電磁弁、第1の逆止弁、水流センサ、前記出
    水口の順に連接され、前記循環水入口は三方弁の入水口
    に接続され、前記三方弁の出口は前記循環水戻水口に連
    接され、前記三方弁の注湯側出口は前記第1の逆止弁と
    前記水流センサの間に連接するよう構成され、少なくと
    も前記循環ポンプ、前記注水電磁弁、前記三方弁を制御
    する制御装置と、制御装置に指示を与えるリモコンとを
    有した洗濯注水ユニットにおいて、浴槽水を洗濯機に注
    水する回数を選択する選択手段をリモコンに設けたこと
    を特徴とする洗濯注水ユニット。
  4. 【請求項4】 水道水を受け入れる給水口と、洗濯機に
    向けて出水する出水口と、強制循環式風呂釜等の循環経
    路で強制循環式風呂釜等に内蔵する循環ポンプの吐出側
    と接続され浴槽水を受け入れる循環水入水口と、前記浴
    槽水を前記循環経路に戻す循環水戻水口と、前記給水口
    からは注水電磁弁、第1の逆止弁、水流センサ、前記出
    水口の順に連接され、前記循環水入口は三方弁の入水口
    に接続され、前記三方弁の出口は前記循環水戻水口に連
    接され、前記三方弁の注湯側出口は前記第1の逆止弁と
    前記水流センサの間に連接するよう構成され、少なくと
    も前記循環ポンプ、前記注水電磁弁、前記三方弁を制御
    する制御装置を有した洗濯注水ユニットにおいて、浴槽
    水を洗濯機に注水中に、強制循環式風呂釜等側から前記
    制御装置に浴槽水循環回路の循環要求があった場合には
    前記強制循環式風呂釜等の循環を優先し、洗濯機へは水
    道水を注水することを特徴とする洗濯注水ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の洗濯注水ユニットにお
    いて、浴槽水を洗濯機に注水中に強制循環式風呂釜等側
    から前記制御装置に浴槽水循環回路の循環要求があって
    前記強制循環式風呂釜等の循環を優先し、洗濯機には水
    道水を注水した後は、強制循環式風呂釜等側から浴槽水
    循環回路の循環停止の指示がでても循環ポンプを停止す
    るだけで、洗濯機へは水道水の注水を継続することを特
    徴とする洗濯注水ユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014044033A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Noritz Corp 排水システム、並びに、ドレン排水切り替えユニット
CN113577873A (zh) * 2021-08-24 2021-11-02 泰能天然气有限公司 一种过滤装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014044033A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Noritz Corp 排水システム、並びに、ドレン排水切り替えユニット
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