JP2778674B2 - 風呂装置の残り湯注水方法 - Google Patents

風呂装置の残り湯注水方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は浴槽内の残り湯を洗濯機等に供給するように
した風呂装置の残り湯注水方法に関するものである。
(従来の技術) 従来より、浴槽の残り湯は、掃除用、洗濯用として、
活用されてきている。
洗濯用として残り湯を使用するために洗濯機に残り湯
を供給する手段として、最近、全自動風呂装置にあって
は、洗濯機に注水を行うための装置を付加したものを用
いて行われるようになっている。
かかる装置では、給湯器と浴槽とを接続する湯循環パ
イプに切換弁を介して、供給管を分岐接続し、洗濯機に
残り湯を注水するようにしたものである。すなわち、切
換弁を洗濯機側に切り換え、残り湯を給湯器の循環ポン
プの作動下に注水するようにしている。この場合、洗濯
機に臨む供給管の先端に設けられた水栓は、タイマー付
きのものと、手動開閉のものがある。
タイマー付水栓の場合、注水設定時間が経過した際水
栓は閉じられ、手動開閉式水栓の場合は、手動によって
閉じられるようになっている。前者においては注水設定
時間が経過した時、後者においては、循環環路に設けら
れている流水検出手段により湯の循環が検出されなくな
ってから、一定時間経過後、循環ポンプを停止して切換
弁を浴槽側に切り換えるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記した装置では、残り湯を洗濯の際
のすすぎまで使用するような場合、注水設定時間を大き
くとる必要がある。タイマー付水栓の場合、注水設定時
間中は、温水が流水状態でないときも前記循環ポンプは
作動、すなわち、空回りしつづけ、これによって、ポン
プの寿命は短くなるうえに電力の浪費となる。一方、手
動開閉式水栓の場合にあっては、注水完了時、手動操作
によって閉栓後、洗濯動作からすすぎ動作に至るまで循
環ポンプは空回りしつづけ、これによって、ポンプ寿命
の短縮化および電力の浪費を招来することとなる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 前記課題を解決するために、本発明の方法は、浴槽内
の温水を強制循環手段を用いて循環させてなる給湯器を
具備した風呂装置において、前記強制循環手段を一定短
時間作動させた後に浴槽内の残り湯の流水状態を監視
し、流水が検出された場合は前記強制循環手段の作動を
続行させ、流水が検出されなかった場合は、強制循環手
段を停止させると共に所定時間経過後に前記強制循環手
段を一定短時間作動させて浴槽内の残り湯の流水状態を
監視する手順を繰返し実行し、前記残り湯の流水が検出
されなくなってから、前記強制循環手段の停止時間に比
較して充分長い時間経過後、残り湯を外部に注水する手
順を解除するようにしたものである。
また、本発明の方法は、浴槽内の温水を強制循環手段
を用いて循環させてなる給湯器を具備した風呂装置にお
いて、前記強制循環手段を一定短時間作動させた後に浴
槽内の残り湯の流水状態を監視し、流水が検出された場
合は前記強制循環手段の作動を続行させ、流水が検出さ
れなかった場合は、強制循環手段を停止させると共に所
定時間経過後に前記強制循環手段を一定短時間作動させ
て浴槽内の残り湯の流水状態を監視する手順を繰返し実
行し、前記残り湯の流水が検出されなくなってから、前
記強制循環手段の停止時間に比較して充分長い時間経過
後、解除操作によって、残り湯を外部に注水する手順を
解除するようにしたものである。
(作用) 強制循環手段を一定短時間作動させた後、前記残り湯
の流水状態を監視し、残り湯が流水状態にあるときは流
水停止状態になるまで前記強制循環手段を作動させる。
流水が検出されなかった場合は、前記強制循環手段を停
止させて、所定時間経過後に再起動すると共に残り湯の
流水状態を監視する。かかる手順が繰り返された後、残
り湯が流水状態でなくなってから前記強制循環手段の停
止時間に比較して充分長い時間経過後、残り湯を外部に
注水する手順が解除される。なお、前記残り湯を外部に
注水する手順は、手動的な解除操作によっても終了させ
ることもできる。
(実施例) 次に、本発明にかかる風呂装置の残り湯注水方法を実
施するための風呂装置について1実施例を挙げ、添付の
図面を参照しながら以下説明する。
第1図において、参照符号1は残り注水手段を備えた
風呂装置を示し、この風呂装置1は、給湯器2と浴槽3
とが湯循環パイプ4により連絡接続されるものである。
前記湯循環パイプ4は給湯器2からの温水を浴槽3に
供給するための流路たる往き管5と、浴槽からの温水の
還流流路たる戻り管6とから構成され、前記往き管5に
は、第1の切換弁7を介して、洗濯機8に温水を供給す
るための温水供給管9が分岐接続される。
前記給湯器2は給湯用熱交換器10と追焚用熱交換器11
とを具備する。これら給湯用熱交換器10と追焚用熱交換
器11とは、流路遮断弁12と第2の切換弁13を介して連絡
接続される。前記第2切換弁13に強制温水循環手段、す
なわち、循環ポンプ14を介して前記戻り管6が接続さ
れ、前記追焚用熱交換器11の温水出口側に流水スイッチ
15を介して前記往き管5が接続される。
さらに、前記浴槽3内には、浴槽内の温水の水位を検
知するための水位センサ16が配設される。かかる風呂装
置1の構成体は、制御部17の制御指令に基づき制御動作
を行う。また、この制御部17は、前記流水スイッチ15、
水位センサ16からの検知信号に基づき、それぞれに対応
した制御指令を発する。制御部17には注水運転のための
操作スイッチ(図示せず)が設けられる。さらに、前記
操作スイッチによって前記制御部17に、例えば、「残り
湯注水」、「残り湯追焚注湯」、「更湯注湯」等の運転
選択が可能なようになっている。また、前記操作スイッ
チの操作を行うことで、前記第1切換弁7、第2切換弁
13を切り換え、浴槽3内の温水を前記洗濯機8に供給す
るための温水流路と、前記給湯器2からの温水を洗濯機
8に供給するための温水流路とを切り換え形成するよう
になっている。
次に、かかる残り湯注水手段を備えた風呂装置1およ
びその残り湯注水方法について説明する。
操作スイッチによって、制御部17に「残り湯注水」の
起動指令がなされると、制御部17から第1切換弁7、第
2切換弁13に制御指令が出力され、第1切換弁7は、洗
濯機8側に温水が供給されるように切り替わり、第2切
換弁13は、湯循環パイプ4から追焚用熱交換器11に温水
流路を形成すべく切り替わる。また、制御部17から循環
ポンプ14へ起動指令が出力され、循環ポンプ14は、起動
する。
ここで、第2図に示すように、前記循環ポンプ14は先
ず、一定短時間(例えば、2秒間)作動される。次い
で、制御部17は残り湯の流水状態を監視する。すなわ
ち、流水スイッチ15からの検知信号に基づき、流水状態
か否かの判断を行う。残り湯が流水状態にあるときは流
水停止状態になるまで前記循環ポンプ14を作動させる。
流水が検出されなかった場合は、前記制御部17は前記循
環ポンプ14を所定時間(例えば、15秒間)停止させて、
再起動すると共に残り湯の流水状態を監視する。制御部
17はかかる手順を前記循環ポンプ14の停止時間に比較し
て充分長い時間(例えば、20分間)繰り返し実行する。
20分間経過後は、制御部17は残り湯を外部に注水する手
順を解除すべき指令を出力する。
このようにして温水は循環ポンプ14の作用により、浴
槽3から、戻り管6、循環ポンプ14、第2切換弁13、追
焚用熱交換器11、流水スイッチ15を介して第1切換弁7
に至り、温水供給管9を介して、洗濯機8に供給される
ことになる。
なお、前記残り湯を外部に注水する手順は、手動的な
解除操作によっても終了させることもできる。すなわ
ち、第3図に示すように、制御部17に手動によって、残
り湯を外部に注水する手順を解除すべき操作がなされる
と、前記制御部17は、浴槽3側に温水流路を形成するよ
うに第1切換弁7に切り換え指令を発する。その際、循
環ポンプ14が作動中であれば、前記制御部17は、循環ポ
ンプ14に停止指令を発し、循環ポンプ14が停止状態にあ
れば、かかる手順が完了することとなる。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、給湯器の強制循環手段を一定
短時間作動させた後、前記残り湯の流水状態を監視し、
残り湯が流水状態にある場合、前記強制循環手段の作動
を続行させ、流水が検出されなかった場合、前記強制循
環手段を所定時間停止させた後に、一定短時間作動させ
て前記残り湯の流水状態を監視する手順を繰返し、残り
湯が流水状態でなくなってから強制循環手段を停止させ
る時間に比較して充分に長い時間経過後、残り湯を外部
に注水する手順を解除するようにしたので、従来のよう
に、洗濯におけるすすぎまで、強制循環手段を作動させ
ておく必要がなく、無駄な電力消費を抑制することがで
き、強制循環手段の寿命の短縮化を防止することができ
る。
このように、この残り湯注水方法によれば、残り湯を
洗濯ばかりでなく、すすぎまで広範囲に利用することが
でき、使い勝手が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる風呂装置の残り湯注水方法を
実施するための風呂装置の1実施例を示す系統図、 第2図は、残り湯注水方法の1例を示すフローチャー
ト、 第3図は、残り湯注水解除を示すフローチャートであ
る。 1……風呂装置、2……給湯器、3……浴槽、4……湯
循環パイプ、5……往き管、6……戻り管、7……第1
切換弁、8……洗濯機、9……温水供給管、10……給湯
用熱交換器、11……追焚用熱交換器、12……流路遮断
弁、13……第2切換弁、14……循環ポンプ、15……流水
スイッチ、16……水位センサ、17……制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の温水を強制循環手段を用いて循環
    させてなる給湯器を具備した風呂装置において、前記強
    制循環手段を一定短時間作動させた後に浴槽内の残り湯
    の流水状態を監視し、流水が検出された場合は前記強制
    循環手段の作動を続行させ、流水が検出されなかった場
    合は、強制循環手段を停止させると共に所定時間経過後
    に前記強制循環手段を一定短時間作動させて浴槽内の残
    り湯の流水状態を監視する手順を繰返し実行し、前記残
    り湯の流水が検出されなくなってから、前記強制循環手
    段の停止時間に比較して充分長い時間経過後、残り湯を
    外部に注水する手順を解除するようにしたことを特徴と
    する風呂装置の残り湯注水方法。
  2. 【請求項2】浴槽内の温水を強制循環手段を用いて循環
    させてなる給湯器を具備した風呂装置において、前記強
    制循環手段を一定短時間作動させた後に浴槽内の残り湯
    の流水状態を監視し、流水が検出された場合は前記強制
    循環手段の作動を続行させ、流水が検出されなかった場
    合は、強制循環手段を停止させると共に所定時間経過後
    に前記強制循環手段を一定短時間作動させて浴槽内の残
    り湯の流水状態を監視する手順を繰返し実行し、前記残
    り湯の流水が検出されなくなってから、前記強制循環手
    段の停止時間に比較して充分長い時間経過後、解除操作
    によって、残り湯を外部に注水する手順を解除するよう
    にしたことを特徴とする風呂装置の残り湯注水方法。
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