JP2002300976A - 風呂装置 - Google Patents

風呂装置

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JP2002300976A
JP2002300976A JP2001109124A JP2001109124A JP2002300976A JP 2002300976 A JP2002300976 A JP 2002300976A JP 2001109124 A JP2001109124 A JP 2001109124A JP 2001109124 A JP2001109124 A JP 2001109124A JP 2002300976 A JP2002300976 A JP 2002300976A
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water injection
bathtub
washing
remaining
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JP2001109124A
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Chie Oka
智恵 岡
Yasuo Tauchi
康夫 田内
Hironobu Yasufuku
洋伸 安福
Yoshihide Nakajima
良秀 中嶋
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽の残水を洗濯機の注水する洗濯注
水が終了すると、使用者の手を煩わせることなく、自動
的に浴槽の残水の排水を可能とする。 【解決手段】 洗濯注水が完了した後、水流スイッチ
15がONしなければ浴槽3に洗濯注水できる残水がな
いと判定され、浴槽3の自動排水栓20を開栓し、残水
を排水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、風呂装置に関
し、特に、浴槽内の残水(残り湯)で洗濯機への注水
(本明細書では「洗濯注水」と言う。)を可能とし、洗
濯注水が終了すると、自動的に浴槽の残水の排水を可能
とし、又注水完了の報知を行う等の機能を有する風呂装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽内の残り湯を洗濯機に供給
し、残り湯が無いことを検出した場合には水又は温水を
給湯器から補給する、あるいは注水を停止する等の残り
湯の注水方法は知られている(特開平4−15017号
公報、特開平4−15018号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな注水方法では、残り湯での洗濯注水が終了しても浴
槽になお残水がありこの残水を排水したい場合には、使
用者は、浴槽の排水栓を開ける等の作業を逐次しなくて
はならない。
【0004】本発明は、従来の上記問題を解決すること
を目的とするものであり、浴槽の残水を洗濯注水可能と
するものにおいて、洗濯注水が終了すると、使用者の手
を煩わせることなく自動的に浴槽の残水の排水を可能と
し、又自動的に浴槽の残水の排水完了を報知し洗濯注水
が終了したことについて使用者に喚起することを可能と
する風呂装置を実現するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、浴槽と、該浴槽の残水を外部の機器へ注水
する注水手段を備えた風呂装置において、前記浴槽に自
動排水栓を備え、前記注水手段による外部の機器への注
水が完了した後、前記自動排水栓を開栓して浴槽の残水
を排水することを特徴とする風呂装置を提供する。
【0006】この風呂装置は、前記浴槽の注水可能な量
の残水の有無を検知する残水検知手段を備え、前記浴槽
の注水可能な量の残水が無しと検知した場合に、前記自
動排水栓を開栓する構成としてもよい。
【0007】この風呂装置は、前記注水手段において注
水回数を設定し、設定された注水回数の注水が完了して
から、又は残水検知手段が注水可能な量の残水が無しと
検知した場合に、前記自動排水栓を開栓する構成として
もよい。
【0008】本発明は上記課題を解決するために、浴槽
と、該浴槽の残水を外部の機器へ注水する注水手投とを
備えた風呂装置において、前記注水手段において注水回
数を設定し、設定された注水回数が注水された場合に、
注水の完了を報知することを特徴とする風呂装置を提供
する。
【0009】本発明は上記課題を解決するために、浴槽
と、該浴槽の残水を外部の機器へ注水する注水手段を備
えた風呂装置において、前記注水手段は、前記浴槽の底
部の排水栓から排水された前記浴槽の残水を前記外部の
機器へ注水できる構成であることを特徴とする風呂装置
を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る風呂装置の実施の形
態を、実施例に基づいて図面を参照して以下説明する。
【0011】(実施例1)図1は、本発明に係る風呂装
置の実施例1の全体構成を示す図である。図1におい
て、風呂装置1では、給湯器2から浴槽3に湯を供給す
るとともに、浴槽3の湯を給湯器2に循環させて追い焚
きをするように構成されている。そして、浴槽3の残水
(本明細書では残り湯も含めて「残水」という。)を、
洗濯注水ユニット4により、残水を利用できる外部の機
器である洗濯機5に注水して、残水の有効活用ができる
ように構成されている。
【0012】給水源に接続された給水用配管6は、三方
弁7を介して給湯器2の給湯管8及び給水管9に選択的
に接続されている。給湯管8は、ポンプ10を介して加
熱部11で加熱されるように配管され、さらに給湯器2
から外部に伸ばされ、その途中で三方弁12を介して外
部給湯先及び洗濯注水ユニット4に接続されている。
【0013】給湯器2と浴槽3との追い焚き循環路13
を構成する往き管14は、給湯器2から洗濯注水ユニッ
ト4を介して浴槽3に配管されている。往き管14は、
残水検知器15を介して追い焚き管16の一端に接続さ
れている。又、給湯器2と浴槽3との追い焚き循環路1
3を構成する戻り管17は、浴槽3から給湯器2内に配
管され、ポンプ18介して追い焚き管16の他端に接続
されている。
【0014】給湯器2と浴槽3との追い焚き循環路13
を構成する往き管14及び戻り管17を浴槽3に取り付
ける循環アダプタ19(具体的には浴槽3への取付金
具)は、通常は浴槽3の側面に設けられるが、浴槽3の
底部に設けてもよい。この場合、自動排水栓20と一体
に設けてもよい。又、実施例1では、残水検知器15及
びポンプ18は、給湯器2内で往き管14及び戻り管1
7に夫々設けたが、給湯器2の外部に設けてもよい。
【0015】洗濯注水ユニット4と洗濯機5との間には
洗濯機接続管21が接続されている。洗濯注水ユニット
4の入水側には、追い焚き循環用の往き管14の給湯器
側、給湯管8及び給水管9が夫々接続されている。洗濯
注水ユニット4の送水側には、往き管14の浴槽側及び
洗濯機接続管21が接続されている。
【0016】洗濯注水ユニット4は、上記入水側の管路
と出水側の管路とを選択的に接続して流路を切り換える
切換弁としての機能を有している。後述する制御装置2
2から送信される注水開始信号又は注水停止信号等の流
路切換を指令する信号に基づいて、流路の切換を次の
〜ように選択的に行える構成となっている。 往き管14の給湯器側を、往き管14の浴槽側又は洗
濯機接続管21に接続する。 給湯管8を、往き管14の浴槽3側又は洗濯機接続管
21に接続する。 給水管9を、往き管14の浴槽3側又は洗濯機接続管
21に接続する。
【0017】洗濯注水ユニット4により、往き管14の
給湯器側を、往き管14の洗濯機接続管21に接続し、
ポンプ18を運転することで、浴槽3の残水を洗濯機に
注水することができる。即ち、洗濯注水ユニット4は、
追い焚き循環路13を構成する、戻り管17、ポンプ1
8、追い焚き管16及び往き管14、並びに洗濯機接続
管21とともに注水手段を構成する。
【0018】残水検知器15は、追い焚き循環路13内
に湯が循環しているか否かを検知するものであり、水流
スイッチ(以下、実施例では残水検知器15は水流スイ
ッチ15ともいう)が利用される。この水流スイッチ1
5は、水流が有る場合はONとなり、水流のない場合は
OFFとなる。浴槽3の底には電磁的に開閉される自動
排水栓20が設けられており、制御装置22からの開信
号により排水栓は開動作を行い、浴槽3内の残水を排水
することができる。
【0019】本発明に係る風呂装置が洗濯注水の対象と
する洗濯機は、通常の洗濯機で可能である。一般的に、
通常の洗濯機では、単なる水道ホース(本発明では、洗
濯機接続管21に相当する。)が導水弁23に接続さ
れ、使用者が洗濯機の操作パネルを操作して洗い操作や
すすぎ操作を洗濯することにより、洗濯機の制御部24
から注水用の導水弁23に開信号が送られ、導水弁23
が開き、制御部24に搭載された洗濯動作プログラムに
従って、所定の時間、或いは洗濯槽内の水位計で満水が
検知される迄注水が行われ、このような注水が、1回又
はすすぎ等の場合は1〜複数回行われるものである。
【0020】リモコン25は、使用者が風呂装置1の操
作を行う操作部(リモコンスイッチ)を有し、この操作
部からの操作信号を送信するものであり、その具体的な
態様は、定置式のリモコンスイッチパネルとして浴室、
台所、居間等に設置されてもよいし、無線式のポータブ
ルのリモコンスイッチパネルとしてもよい。
【0021】制御装置22は、本発明に係る風呂装置1
の動作を制御する装置であり、リモコン、残水検知器1
5等からの検知信号(実際は水流スイッチのON・OF
信号)を入力し、洗濯注水ユニット4、自動排水栓20
等に夫々、後述する動作指令をする信号を送り、夫々の
動作を自動的に制御する。
【0022】なお、図2は実施例1の変形例であり、そ
の構成はほぼ実施例1と同じであるが、洗濯機5の制御
部24を、有線又は無線で制御装置22と接続した構成
を特徴とする。このような構成によると、使用者は、リ
モコン25を操作をすることにより、制御装置22を介
して洗濯機5の注水を自動的に行うことができるととも
に、洗濯機側の動作に応じて風呂装置の洗濯注水の停止
や自動排水栓の開動作等が自動的に行われることとな
る。
【0023】図3(a)は、実施例1の制御装置22の
構成、各機器との関連的構成等を説明する図であり、図
3(b)は実施例1の上記変形例に係る同様の構成を説
明する図である。図3(a)、(b)において、制御装
置22本体は、CPU、メモリ及び入出力部等から構成
されるマイコンが利用される。メモリには、後述する洗
濯注水モードをプログラム化した洗濯注水モードソフト
が搭載されている。洗濯注水モードソフトは、複数の異
なる態様の洗濯注水モード(例.後述するような第1〜
3の洗濯注水モード等)を搭載したものでもよいし、一
つの専用洗濯注水モードをROM化したものでもよい。
【0024】制御装置22の入力部は、リモコン25及
び水流スイッチ15等に接続されている。制御装置22
の出力部は、洗濯注水ユニット4、ポンプ18及び自動
排水栓20等に接続されている。
【0025】以上の構成から成る本発明に係る風呂装置
は、制御装置22のメモリに搭載された1つの専用の洗
濯注水モード、あるいは複数の洗濯注水モードから予め
選択し設定された洗濯注水モードに沿って、使用者がリ
モコン25で操作することにより、所定の洗濯注水乃至
残水の排水等の動作が行われる。このような洗濯注水モ
ードを図4〜6のフローチャートで説明する。
【0026】<第1の洗濯注水モード>図4は、第1の
洗濯注水モードに関する動作フローを説明する図であ
る。使用者が、リモコン25で、洗濯注水の開始を指令
するスイッチ操作を行うと、リモコン25から注水指令
信号が制御装置22に送られる。この信号に基づいて制
御装置22は、注水開始信号を洗濯注水ユニット4に送
るとともに、運転信号をポンプ18に送る。
【0027】これによって、往き管14の給湯側と洗濯
機接続管21を連通するように洗濯注水ユニット4が切
り換えられるとともに、ポンプ18の運転が開始する。
そして、使用者が洗濯機5の操作パネルで洗濯動作又は
すすぎ動作をするように操作すると、洗濯機5の開閉弁
が開き洗濯注水が開始する(図4(イ))。
【0028】なお、上記変形例では、制御装置22は、
注水開始信号を、洗濯注水ユニット4及びポンプ18に
送るとともに洗濯機5の制御部24にも送る。すると、
この信号に基づいて洗濯機5の導水弁23は開き、浴槽
3から洗濯注水ユニット4を通して残水の洗濯機5への
注水が開始する。
【0029】そして、洗濯機5は、その制御部24の所
定の洗濯動作プログラム制御に従って、必要な水量が注
水されてから、制御部24の注水停止信号により導水弁
23は閉じる。
【0030】このような洗濯機側の動作の結果、風呂装
置の追い焚き管16や往き管14では、水流がなくなる
から水流スイッチはOFFとなり、このOFF信号が注
水終了信号として制御装置22に入力される。制御装置
22は、この信号に基づいて、注水停止信号を洗濯注水
ユニット4及びポンプ18に送り、往き管14の給湯側
と浴槽3側を接続するように洗濯注水ユニット4を切り
換えるとともにポンプ18を停止し、洗濯注水を終了す
る(図4(ロ))。
【0031】そして、制御装置22は、洗濯注水が終了
してから、適宜の時間、例えば2分程度経過してから、
開信号を自動排水栓20に送り自動排水栓20を開き
(図4(ハ))、浴槽3内の残水を排水し、洗濯注水モ
−ドを終了する(図4(ニ))。
【0032】なお、上記変形例によれば、洗濯機5の制
御部24は、注水停止信号をその導水弁23に送るとと
もに、注水終了信号を制御装置22にも送る。制御装置
22は、この信号に基づいて、注水停止信号を洗濯注水
ユニット4及びポンプ18に送ることができる。従っ
て、水流スイッチ15のOFF動作によることなく、洗
濯注水の1回の終了動作を制御することができる。
【0033】<第2の洗濯注水モード>図5は、第2の
洗濯注水モードによる動作フローを説明する図である。
洗濯注水が開始(図3(イ))され、浴槽3から残水の
洗濯機5への注水が行われる。洗濯機5に所定量が注水
されると、上記第1の洗濯注水モード同様の動作によっ
て、制御装置22が、注水停止信号を洗濯注水ユニット
4に送るとともに、運転停止信号をポンプ18に送る。
この結果、往き管14の給湯側と浴槽3側が接続される
ように洗濯注水ユニット4が切り換わるとともに、ポン
プ18の運転が停止して注水動作が終了する。以上の一
連の動作は、第1の洗濯注水モードと同じである。
【0034】この第2の洗濯注水モードの特徴は、制御
装置22は、上記注水動作を停止させてから一定の時間
(例えば2分)を経過してから(図5(ロ))、運転信
号をポンプ18に送りポンプの運転を開始させる。そし
て、追い焚き循環路13内で循環できる程度の残水があ
るか否かを、水流スイッチ15のON(流水有り)、O
FF(流水無し)の状態で検知する。要するに、ポンプ
18動作の開始により、浴槽3内の環境(残水の状況)
判定を開始する(図5(ハ))。この水流スイッチ15
による検知動作は、確実な検知(判定)を行えるよう
に、制御装置22により一定時間、例えば30秒間行わ
せる。
【0035】水流スイッチ15がOFFの場合(図5
(ニ)の環境判定の結果がOKではないnoの場合)
は、浴槽3に洗濯注水できるだけの残水が残っていない
環境と判断され、制御装置22は、開信号を自動排水栓
20に送り、排水栓開動作をさせる(図5(ホ))とと
もに、運転停止信号をポンプ18に送りポンプ18の運
転を終了させて全ての動作を終了する(図5(ヘ))。
【0036】水流スイッチがONの場合(図5(ニ)の
環境判定の結果がOKでyesの場合)は、制御装置2
2は自動排水栓20を開いて浴槽3内の残水は、排水す
ることなく次の洗濯注水に使用するために浴槽3内に保
持しておき、ポンプ18の運転を終了させて全ての動作
を終了する(図5(ヘ))。
【0037】このような動作をさせることにより、浴槽
3から洗濯機5への注水動作終了後、浴槽3の残水がさ
らに洗濯注水できる量だけあるか否かを確認し、浴槽3
に洗濯注水できる残水が有る場合は、自動排水栓を閉維
持して残水を排水することなく洗濯注水のさらなる有効
活用を図り、又、浴槽3の残水がさらに洗濯注水できる
量だけない場合は、自動排水栓を開き自動的に排水処理
を行うことができる。
【0038】<第3の洗濯注水モード>図6は、第3の
洗濯注水モードによる動作フローを説明する図である。
図6のフローチャートにおいて、「残水の洗濯注水開
始」のステップ(図6(ロ))から「環境判定OK」
(図6(ホ))及び「排水栓開動作」(図6(ヘ))の
ステップまでは、第2の洗濯注水モードとほぼ同じであ
る。
【0039】第2の洗濯注水モードと異なる第3の洗濯
注水モードの特徴は、予め、洗濯注水の回数を設定し、
この予め設定された注水回数(これを「設定回数」とい
う。)だけの洗濯注水が終了するまでは、洗濯注水を繰
り返し行い設定回数に達した場合、又は浴槽3に洗濯注
水できる程度の量の残水が無い場合に、自動排水栓を開
いて洗濯注水を終了する構成とした点である。
【0040】この場合、注水回数を検知する手段として
は、例えば、次のような構成がある。 水流スイッチのON・OFF状態で検知する。即ち、
洗濯注水する場合は、ポンプ18で残水を送り、この結
果、水流スイッチはONとなり洗濯注水が終了するとO
FFとなり、このON+OFF動作で1回の注水に相当
するとして回数をカウントする。 洗濯注水をスタートしてから、タイマーで設定された
一定時間(洗濯機5への注水に要する時間の1回のすす
ぎ時間等考慮して設定される)経過した場合に1回の注
水に相当するとして回数をカウントする。 実施例1の上記変形例の場合は、洗濯機5の制御部2
4から注水終了信号を制御装置22で受信して、この信
号で注水回数をカウントする。
【0041】この実施例1では、上記を採用した構成
に基づいて、以下本発明の特徴的構成を中心として、図
6のフローチャートに沿って説明する。使用者は、洗濯
注水を行うに先立ち、リモコン25で予め注水回数の設
定操作を行う。このようにして設定された設定回数に係
る信号は、制御装置22に送られて、メモリー内に設定
回数が登録される。なお、上記実施例1の変形例の場合
は、洗濯機の操作パネルで予め注水回数の設定操作を行
うと、制御装置にその設定回数に係る信号を送信するこ
とができる。
【0042】そして、第2の洗濯注水モードで説明した
ような「残水洗濯注水開始」のステップ(図6(ロ))
で注水が開始し、洗濯機に所定量注水されると、洗濯機
側では注水が終了し導水弁23が閉じて水流が停止した
時点で水流スイッチがOFFとなり、これが注水終了信
号として制御装置22に送られる。この信号に基づい
て、制御装置22は注水停止信号を洗濯注水ユニット4
及びポンプ18に送る。この時点で、制御装置22は、
1回の洗濯注水をカウントし、メモリに加算し登録して
いく。
【0043】なお、上記実施例1の変形例の場合は、制
御装置22は、洗濯機5の制御部24から注水終了信号
を受けると、注水回数を1回をカウントし、これをメモ
リに加算し登録する。
【0044】その後、第2の洗濯注水モードで説明した
ような「環境判定OK」のステップ(図6(ホ))に進
み、この判定において、水流スイッチがONの場合(図
6(ホ)の環境判定の結果がOKでyesの場合)は、
制御装置22は、注水回数(実施済みの注水回数)と設
定回数とを比較する(図6(ト))。
【0045】その結果、設定回数に注水回数が満たない
場合(図6(ト)において「注水回数<設定回数」がy
esの場合)は、自動排水栓20を開くことなく、制御
装置22はポンプ運転を停止させ、次の回の洗濯注水開
始を待つ(図6(チ))。
【0046】そして、次の洗濯注水が開始され、上記同
様の洗濯注水の一連の動作が行われる。このような一連
の洗濯注水動作が複数回繰り返し行われる。この洗濯注
水の動作が繰り返し行われ、ある回において、水流スイ
ッチ15がOFFとなった場合(図6(ホ)の環境判定
の結果がOKではないnoの場合)は、上記第2の洗濯
注水モードと同様に、洗濯注水できるだけの残水が残っ
ていないものと判定され、制御装置22は、注水停止信
号を洗濯注水ユニット4とポンプ18に送り、洗濯注水
ユニット4を切換、ポンプ運転を停止させる。そして、
制御装置22は、開信号を自動排水栓20に送り、自動
排水栓20を開き、浴槽3内の残水を排水して全ての動
作を終了する(図6(リ))。
【0047】そして、何回かの洗濯注水が行われて、あ
る回におけるステップ(ト)において、「注水回数<設
定回数」がnoとなった場合には、制御装置22は、自
動排水栓20に開信号を送り排水栓開動作(図6
(ヘ))を行って、浴槽3や追い焚き循環路13内の残
水を排水するとともに、ポンプ18の運転を停止し、洗
濯注水の動作を全て終了する(図6(チ))。
【0048】(実施例2)図7及び図8(a)は、本発
明に係る風呂装置の実施例2を示す図である。実施例2
は実施例1とほぼ同じ構成であるから、共通とする構成
の説明はここでは省略するが、その特徴的な構成は、図
7及び図8(a)に示すように、洗濯注水が完了したこ
とを報知する報知装置26を制御装置22に接続した構
成であり、さらに予め注水回数を設定し、この設定回数
だけの洗濯注水が完了するまでは、洗濯注水を繰り返し
行い、設定回数に達した場合は、洗濯注水完了を報知で
きるようにした構成である。
【0049】報知装置26は、制御装置22からの注水
完了信号を受けて音声(「洗濯注水は完了しました。」
等の音声)、画像、点減灯、ブザー等あるいはそれらの
組み合わせで、注水完了を報知するものである。報知装
置26は、リモコン25が設置されている台所、浴室、
洗面所、居間等の場所で、リモコン25の近傍に別体と
して設置してもよいし、あるいはリモコン25と一体で
設けてもよい。
【0050】なお、図8(b)は、実施例2の変形例を
示す図であり、実施例1の変形例同様に、洗濯機の制御
部24と制御装置22とを有線又は無線で通信接続した
ものである。
【0051】実施例2の動作を図9のフローチャートで
説明する。まず、使用者は、洗濯注水を行うに先立ち、
リモコン25の操作パネルで予定する注水回数の設定操
作を行う(図9(イ))。この設定回数に係る信号は制
御装置22に送られて、メモリに登録される。
【0052】次に、使用者がリモコン25で、洗濯注水
のスイッチ操作を行うと、注水指令信号が制御装置22
に送られる。この信号に基づいて制御装置22は、注水
開始信号を洗濯注水ユニット4に送るとともに、運転信
号をポンプ18に送る。
【0053】これによって、往き管14の給湯側と洗濯
機接続管21を連通するように洗濯注水ユニット4が切
り換えられるとともに、ポンプ18の運転を開始する。
ここで、使用者が洗濯機5の操作パネルで洗い又はすす
ぎを操作すると、洗濯機5の導水弁23は開き、浴槽3
から洗濯注水ユニット4を通して残水の洗濯注水が開始
する(図9(ロ))。
【0054】洗濯機5に必要な水量が注水されると、洗
濯機の動作プログラムに従って制御部24の制御により
導水弁23は閉じる。この洗濯機側の動作の結果、風呂
装置の追い焚き管16や往き管14では、水の流れがな
くなるから水流スイッチはOFFとなり、このOFFと
なった信号が注水終了信号として制御装置22に入力さ
れる。
【0055】制御装置22は、この信号を実施済み注水
回数1回として制御装置22内のメモリに加算し登録す
るとともに、実施注水回数(単に「注水回数」とい
う。)と設定回数とを比較する(図9(ハ))。その結
果、未だ設定回数まで注水回数が満たない場合(図9
(ハ)の「注水回数<設定回数」がyesの場合)は、
制御装置22はポンプ18動作を停止させ、次の洗濯注
水を待つ(図9(ニ))。
【0056】そして、次の洗濯注水が開始され、上記同
様の一連のステップから成る洗濯注水動作が行われる。
このようにして、「注水回数<設定回数」の条件にある
かぎり、同様の一連のステップから成る洗濯注水動作が
繰り返し行われる。
【0057】そして、何回か洗濯注水が行われて、その
洗濯注水におけるステップ(ハ)において、「注水回数
<設定回数」がnoと判定された場合には、制御装置2
2は、報知装置26に注水完了信号を送る。この信号に
基づいて、報知装置26は、音声、画像、点減灯、ブザ
ー等で洗濯注水が完了した旨の報知を行い(図9
(ホ))、全動作を終了する(図9(ヘ))。
【0058】実施例2は、設定回数の注水が終了する
と、報知装置26で洗濯注水が完了した旨の報知が行わ
れるから、報知装置26を、リモコン25と一体にした
り、普段、使用者がいる場所に設ければ、洗濯注水の状
態が容易に把握できる。
【0059】(実施例3)図10は、本発明に係る風呂
装置の実施例3の構成を説明する図である。周知の給湯
器2の配管同様に、給水源に接続された給水用配管6
は、給湯器2の給湯管8に接続されている。給湯管8
は、ポンプ10を介して加熱部11に配管され、さらに
給湯器2から外部に伸ばされ、その途中で三方弁27を
介して外部給湯先又は追い焚き循環路13に選択可能に
接続されている。
【0060】給湯器2内の追い焚き管の一端と浴槽3と
の間には、ポンプ18及び追い焚き循環路13を構成す
る戻り管17が配管されている。この実施例3では、ポ
ンプ18は、給湯器2内で戻り管17路に設けたが、特
に給湯器2の外に設けてもよい。戻り管17の途中には
三方弁28が設けられており、この三方弁28の選択的
操作により、戻り管17の浴槽側と給湯器側とが接続さ
れるか、又は戻り管17の給湯器側と後述する排水戻り
管29とが接続される。
【0061】給湯器2内の追い焚き管16の他端と浴槽
3との間には、追い焚き循環路13を構成する往き管1
4が配管されている。往き管14の途中には三方弁30
が設けられている。この三方弁30の選択的操作によ
り、往き管14の浴槽側と給湯器側とが接続される、又
は往き管14の給湯器側と洗濯機接続管21とが接続さ
れる。洗濯機接続管21は、通常の洗濯機5の導水口に
接続される。
【0062】浴槽3の底には排水栓31が設けられ、こ
の排水栓31と一体又は別体で三方弁32が設けられて
いる。この三方弁31により、排水栓31の出口が排水
路又は排水戻り管29に選択的に接続される。
【0063】実施例3の作用について以下説明する。入
浴時には、図10(a)に示すように、排水栓31は閉
じられ、戻り管17の三方弁28は、浴槽3からの湯が
矢印A方向に流れるように操作されており、往き管14
の三方弁30は、給湯器2からの湯が矢印B方向に流れ
るように操作されている。これにより、追い焚き循環路
13内を湯が循環され、湯は給湯器2の加熱器で加熱さ
れ、追い焚きが可能となる。
【0064】次に、浴槽3内の残水を洗濯機5に注水
(洗濯注水)する場合には、図10(b)に示すよう
に、排水栓31は開かれ、三方弁32は排水栓31から
排水された残水が矢印C方向の排水戻り管29内に流れ
るように操作される。そして、戻り管17の三方弁28
は、排水戻り管29からの湯が矢印D方向に流れるよう
に操作されている。さらに、往き管14の三方弁30
は、給湯器2からの残水が矢印E方向に洗濯機接続管2
1内に流れるように操作される。
【0065】この状態で、使用者はリモコン25の操作
によりポンプ18を運転する。一方使用者は、洗濯機5
の操作パネルで洗い又はすすぎ運転を行えば、浴槽3内
の残水は、排水栓31から、三方弁32、排水戻り管2
9、三方弁28、給湯器2、三方弁30及び洗濯機接続
管21を通過し、洗濯機5に注水される。
【0066】以上、本発明の実施の形態を実施例に基づ
いて説明したが、本発明は、以上の実施例に限定される
ことなく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内に
おいていろいろな実施例があることは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上の構成から成る本発明によると、次
のような効果を奏する。 (1)浴槽の残水を洗濯機の注水可能とするものにおい
て、洗濯注水が終了すると、使用者の手を煩わせること
なく、自動的に浴槽の残水の排水を可能とする。
【0068】(2)洗濯注水の回数を予めセットでき、
注水回数がこの設定回数に達したとき又は達しなくても
洗濯注水出来る程度残水がない場合は、洗濯注水を自動
的に完了し、排水栓を自動的に開いて残水の排水を可能
とするから、複数回数の洗濯注水をする場合であって
も、残水の自動的な排水に対応可能である。
【0069】(3)洗濯注水が完了すると、報知装置に
より完了報知を可能とするから、使用者が洗濯機5の近
傍にいなくても、この報知装置の置かれた場所に居れ
ば、自動的に洗濯注水が終了したことについて使用者に
喚起することができる。
【0070】(4)浴槽の排水栓と一体又は別体で三方
弁を取り付けて、これを追い焚き循環路を介して、洗濯
機に接続可能とすれば、既設の風呂装置に、簡単に洗濯
注水機能を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る風呂装置の実施例1を示す図であ
る。
【図2】本発明に係る風呂装置の実施例1の変形例を示
す図である。
【図3】本発明に係る風呂装置の実施例1の制御装置の
構成を示す図である。
【図4】本発明に係る風呂装置の実施例1による第1の
洗濯注水モードを説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図5】本発明に係る風呂装置の実施例1による第2の
洗濯注水モードを説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図6】本発明に係る風呂装置の実施例1による第3の
洗濯注水モードを説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図7】本発明に係る風呂装置の実施例2を示す図であ
る。
【図8】本発明に係る風呂装置の実施例2及びその変形
例の制御装置の構成を示す図である。
【図9】本発明に係る風呂装置の実施例2による洗濯注
水モードを説明するフローチャートを示す図である。
【図10】本発明に係る風呂装置の実施例3の構成及び
作用を示す図であり、(a)は追い焚き時の作用を示
し、(b)は洗濯注水時の作用を示す図である。
【符号の説明】
1 風呂装置 2 給湯器 3 浴槽 4 洗濯注水ユニット 5 洗濯機 7、12、27、28、30、32 三方弁 8 給湯管 9 給水管 10、18 ポンプ 11 加熱部 14 往き管 15 残水検知器(水流スイッチ) 16 追い焚き管 17 戻り管 20 自動排水栓 21 洗濯機接続管 22 制御装置 25 リモコン 26 報知装置 29 排水戻り管 31 排水栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安福 洋伸 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地株式会社 ノーリツ内 (72)発明者 中嶋 良秀 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地株式会社 ノーリツ内 Fターム(参考) 2D005 FA00 3B155 AA17 BB02 CB23 LA14 LC16 MA06 MA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽と、該浴槽の残水を外部の機器へ
    注水する注水手段とを備えた風呂装置において、前記浴
    槽に自動排水栓を備え、前記注水手段による外部の機器
    への注水が完了した後、前記自動排水栓を開栓して浴槽
    の残水を排水することを特徴とする風呂装置。
  2. 【請求項2】 前記浴槽の注水可能な量の残水の有無
    を検知する残水検知手段を備え、前記浴槽の注水可能な
    量の残水が無しと検知した場合に、前記自動排水栓を開
    栓することを特徴とする請求項1記載の風呂装置。
  3. 【請求項3】 前記注水手段において注水回数を設定
    し、設定された注水回数の注水が完了してから、又は残
    水検知手段が注水可能な量の残水が無しと検知した場合
    に、前記自動排水栓を開栓することを特徴とする請求項
    1又は2記載の風呂装置。
  4. 【請求項4】 浴槽と、該浴槽の残水を外部の機器へ
    注水する注水手段とを備えた風呂装置において、前記注
    水手段において注水回数を設定し、設定された注水回数
    が注水された場合に、注水の完了を報知することを特徴
    とする風呂装置。
  5. 【請求項5】 浴槽と、該浴槽の残水を外部の機器へ
    注水する注水手段とを備えた風呂装置において、前記注
    水手段は、前記浴槽の底部の排水栓から排水された前記
    浴槽の残水を前記外部の機器へ注水できる構成であるこ
    とを特徴とする風呂装置。
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