JP2000253516A - ブラインドキャップ - Google Patents

ブラインドキャップ

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JP2000253516A
JP2000253516A JP11049440A JP4944099A JP2000253516A JP 2000253516 A JP2000253516 A JP 2000253516A JP 11049440 A JP11049440 A JP 11049440A JP 4944099 A JP4944099 A JP 4944099A JP 2000253516 A JP2000253516 A JP 2000253516A
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locking piece
elastic locking
opening
cap
protrusion
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Kenji Kokubo
健司 小久保
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Nitto Kogyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】弱い力で取付けることができるブラインドキャ
ップを提供する。 【解決手段】キャップ本体10の端部の裏面に、このブ
ラインドキャップが取り付けられる開口部4に挿入され
る略U字状の弾性係止片11を突設する。またこの弾性
係止片11の基端の外側に、位置決め突起13を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ、ブレー
カ等の電気器具を取り付けるための予備スペースの開口
部を封鎖するためのブラインドキャップに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】分電盤等には、将来のブレーカ等の増設
に備えて予備スペースを設けておくことがある。このた
め分電盤内部の遮蔽板の予備スペースに対応する位置に
は開口部が残され、そのままでは危険であるうえに美観
上も好ましくない。そこで従来からブラインドキャップ
をはめ込んで開口部を封鎖している。
【0003】図4は従来のブラインドキャップを示す図
である。図示のように、従来のブラインドキャップはキ
ャップ本体1の両端部の裏面に断面が略コの字状の係止
片2を突設したものであり、まず片側の係止片2を板3
の開口部4の内側に挿入したうえ、反対側の係止片2を
押し込んで開口部4に取り付けるものであった。
【0004】しかしこのような従来のブラインドキャッ
プは、キャップ本体1を撓ませて取り付けていたので、
取付けに強い力が必要で手間がかかっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、弱い力で容易に取り付けることがで
きるブラインドキャップを提供するためになされたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、分電盤の予備スペースの開口部
を封鎖するため両端の係止部を開口部終焉に係止して取
り付けるブラインドキャップであって、キャップ本体の
端部の裏面に、上記開口部に挿入される略U字状の弾性
係止片を突設するとともに、この弾性係止片の基端の外
側に、突起を設けたことを特徴とするものである。
【0007】このブラインドキャップは、キャップ本体
の端部の裏面に略U字状の弾性係止片を板の開口部に挿
入して取り付けられるものであるが、この弾性係止片が
板厚に応じて変形量を変えながら弾性係止片の基端の外
側に形成された突起との間に板の開口縁を挟み込む。こ
のため、弱い力で済むため取付け作業性がよい。またこ
の突起は位置決め用突起としても作用し、ブラインドキ
ャップの位置ズレを防止する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ、本発明
の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態である
ブラインドキャップの正面図(A)、平面図(B),底
面図(C),側面図(D)である。このブラインドキャ
ップは全体が樹脂の一体成形品である。10はキャップ
本体であり、その両端部の裏面に略U字状の弾性係止片
11がそれぞれ突設されている。なお、弾性係止片11
を一端部に形成し他端は従来と同様に弾性のない係止片
としてもよい。キャップ本体10の形状は開口部の形状
に対応させておくことはいうまでもない。
【0009】図示のように、この弾性係止片11はキャ
ップ本体10の裏面から開口部の幅よりも狭い一定幅で
裏側に延びており、略U字状に湾曲した先端部12は自
由端となっている。この先端部12は斜め外側に傾斜し
ており、図2に示すように板3の開口部4に挿入すると
きには案内部として作用するようになっている。
【0010】また各弾性係止片11の基端の外側となる
キャップ本体10の裏面には、それぞれ突起13が設け
られている。これらの突起13の位置は開口部4の長さ
に対応させてあり、キャップ本体10を開口部4に対し
て正確に位置決めする役割を持っている。なお弾性係止
片11を内側に湾曲させたときに、その先端部12はち
ょうど突起13の外側に当たるようになっている。
【0011】16は突起13の外側にある板厚の薄い鋼
板係止部の段部であり、さらに外側に板厚の厚い樹脂係
止用のキャップ本体10の裏面側に広がるテーパ部17
が設けられている。14はキャップ本体10の裏面中央
に長手方向に突設された補強用のリブ、15はキャップ
本体10の裏面に形成された幅方向の位置決め用の舌片
である。
【0012】このように構成された本発明のブラインド
キャップは、従来と同様に分電盤の予備スペースの開口
部4を封鎖するために用いられるものである。取付けに
当たっては、図2のように板厚が厚い樹脂板の場合に
は、先ず片側の弾性係止片11を開口部4の内側に挿入
して開口部4の端縁を突起13に当てたうえ、キャップ
本体10の反対側に力を加えて弾性係止片11を図2の
ように開口部4に押し込む。このとき斜め外側に傾斜し
ている先端部12が案内部として作用し、弾性係止片1
1は内側に撓みながら開口部4の端縁を乗り越えて板3
の裏側に広がる。
【0013】このように、弾性係止片11は開口部4の
端縁を乗り越える際には内側に撓むが、その後は基の位
置に復元して板3の裏面に広がり、上下方向にはキャッ
プ本体10のテーパ部17との間に開口部4の端縁を挟
むようになり、例え板3と弾性係止片11との間に間隙
があっても弾性係止片11の先端が抜け止めとなる。ま
た横方向には両端部の突起11によって規制される。こ
こではキャップ本体10のテーパ部17と板の開口部4
の端部のテーパ部分とによってある程度は規制されるも
のであるが、この突起11によって確実に規制される。
そして図3のように板厚の薄い鋼板の場合には、上記と
同様に弾性係止片11が変形し、キャップ本体10の段
部16との間に開口部4の端縁を挟むように止める。
【0014】また取り外しにあたっては、図2の下段図
の状態から板3の裏側から指で弾性係止片11を撓ませ
て、中段図の状態のように開口部4の端縁から外すわけ
であるが、この際、弾性係止片11の先端は突起13に
当たりこれ以上は撓まないので、あやまって強い力を加
えた場合でも弾性係止片11は折れるおそれがない。な
お図3のような板厚の薄い鋼板の場合も同様に、突起1
3から弾性係止片11の変形破損の防止として作用す
る。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のブライ
ンドキャップはキャップ本体の両端部の裏面の突起によ
って横方向を規制し、先端が抜け止めとなる弾性係止片
とキャップ本体によって開口部の端縁を挟むようにとめ
たものであり、弾性係止片の弾性を利用して弱い力で容
易に取付けが可能である。またこの突起は位置決め用突
起としても作用する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラインドキャップを示す図であり、
(A)は正面図、(B)は平面図,(C)は底面図,
(D)は側面図である。
【図2】樹脂製の板にブラインドキャップをはめ込む工
程を示す断面図である。
【図3】鋼板にブラインドキャップをはめ込んだ状態を
示す断面図である。
【図4】従来例を示す図であり、(A)は正面図、
(B)は底面図である。
【符号の説明】
1 従来のキャップ本体 2 断面が略コの字状の係止片 3 板 4 開口部 10 本発明のキャップ本体 11 略U字状の弾性係止片 12 弾性係止片の先端部 13 突起 14 リブ 15 位置決め用の舌片 16 段部 17 テーパ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予備スペースの開口部を封鎖するため両
    端の係止部を開口部周縁に係止して取り付けるブライン
    ドキャップであって、キャップ本体の端部の裏面に、上
    記開口部に挿入される略U字状の弾性係止片を突設する
    とともに、この弾性係止片の基端の外側に、突起を設け
    たことを特徴とするブラインドキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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