JP2000251582A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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JP2000251582A
JP2000251582A JP11263322A JP26332299A JP2000251582A JP 2000251582 A JP2000251582 A JP 2000251582A JP 11263322 A JP11263322 A JP 11263322A JP 26332299 A JP26332299 A JP 26332299A JP 2000251582 A JP2000251582 A JP 2000251582A
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枝折 藤好
Noriko Onozeki
典子 小野関
Tatsuo Matsuno
達夫 松野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作板の押圧操作の方向が認識しやすく、操作
性に優れたスイッチを提供すること。 【解決手段】蓋体13には回動操作可能な操作板5を設
け、器体10の内部には上記操作板5の回動操作に連動
して回動する作動子30と、該作動子30の下方に配置
され作動子30の回動に連動して上記操作板5の回動方
向と同方向に回動する転換子31と、上記操作板5を中
立状態に保持する中立保持手段32とを有するスイッチ
駆動部Bを設け、上記操作板5を回動操作しない時は該
操作板は中立状態を維持するとともに、操作板5の両端
を交互に押圧操作することにより上記スイッチ駆動部B
を駆動してスイッチ機構部Cを反転動作させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ機構を作
動させる操作板が操作をしない状態においては常に中立
状態を維持しているスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチとしては、本出願人によ
り出願された特開平2−291620号公報に開示され
ているものがある。このスイッチは、操作板の一端を押
圧して反転させると、操作板に設けられた押圧部によっ
て転換子の受圧部が押圧され、これにより、操作板の反
転角度が拡大されて転換子が同一方向に大きく反転され
る。この転換子の反転により転換子が支持体との間に反
転可能に支持した可動接触子が反転させられ、可動端子
に設けられた可動接点が固定端子に設けられた固定接点
に接続または離反して電気回路の接続・遮断がなされる
ように構成されているものである。このスイッチは操作
板が大きいため、操作がし易いこと、豪華に見えること
など消費者の購入意欲を喚起できるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スイッチでは転換子が上記操作板と連動して作動する
為、転換子が反転している状態では操作板も転換子と同
一方向に反転状態を維持していることになり、複数の操
作板が並設されている場合は、スイッチ毎に入り切りが
異なっていると、各操作板の反転方向が異なることにな
り見栄えが良くない問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を解消し、操作性に
優れると共に、外観がすっきりして見栄えするスイッチ
を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るスイッチは、ケースと蓋体とからなる
器体内に電気回路を開閉するスイッチ機構部と、該スイ
ッチ機構部を開閉駆動するスイッチ駆動部と、外部電線
を接続する接続部とを設けたスイッチにおいて、上記蓋
体には回動操作可能な操作板を設け、上記器体の内部に
は上記操作板の回動操作に連動して回動する作動子と、
該作動子の下方に配置され作動子の回動に連動して上記
操作板の回動方向と同一方向に回動する転換子と、上記
操作板を回動操作しない時は該操作板を中立状態に保持
する中立保持手段とを有するスイッチ駆動部を設け、上
記操作板の両端を交互に押圧操作することにより上記ス
イッチ駆動部を駆動してスイッチ機構部を反転動作させ
ることを特徴とする。
【0006】また、ケースと蓋体とからなる器体内に電
気回路を開閉するスイッチ機構部と、該スイッチ機構部
を開閉駆動するスイッチ駆動部と、外部電線を接続する
接続部とを設けたスイッチにおいて、上記蓋体には回動
操作可能な操作板を設け、上記器体の内部には上記操作
板の回動操作に連動して回動する作動子と、該作動子の
下方に配置され作動子の回動に連動して上記操作板の回
動方向と同一方向に回動する転換子と、上記操作板を回
動操作しない時は該操作板を中立状態に保持する中立保
持手段とを有するスイッチ駆動部を設け、上記操作板の
両端を交互に押圧操作することにより上記スイッチ駆動
部を駆動してスイッチ機構部を反転動作させるととも
に、次回の押圧操作方向ではない側の操作板の押圧操作
を不能にする操作防止機構を備えてもよい。
【0007】なお、前記操作防止機構は前記ケースと蓋
体との間にスライド可能に配置されたスライドロック体
で構成され、該スライドロック体は前記作動子の回動に
連動して作動子の回動方向にスライド移動し、前記操作
板の押圧操作側に選択的に係合し、前回押圧操作した側
を押下できないようにすることが好ましい。
【0008】また、前記器体の内部には前記転換子の回
動により開閉状態を選択的に発光表示する発光表示部を
設け、前記操作板には上記発光表示部の発光表示を確認
する開口部を設け、操作板の外側からスイッチ機構部の
開閉状態を視認できるようにしてもよい。
【0009】そして、前記器体には前記転換子の回動に
連動して該転換子の回動方向にスライド移動する透光体
を配置し、該透光体は器体内部に設けられた発光体の発
光を前記発光表示部に照射する2つの投光面を有し、上
記転換子の回動に連動して何れか一方の投光面が前記発
光表示部に選択的に対応し、発光表示部の発光状態から
スイッチ機構部の開閉状態を確認できるようにしても構
わない。
【0010】さらに、前記器体には前記操作板の軸支部
と同芯上に傾動反転表示部の軸受部とを設けると共に、
該傾動反転表示部は前記転換子の回動に連動して該転換
子の回動方向と同方向に回動し、傾動反転表示部の回動
方向から操作板の押下した側が認識できるようにしても
よい。
【0011】なお、前記傾動反転表示部は、前記転換子
に設けられた駆動軸により傾動反転する傾動反転体で構
成され、該傾動反転体にはスライド可能に中央に付勢さ
れて支持される駆動軸係合体を装着し、上記駆動軸の先
端を駆動軸係合体に係合させ、操作板の押圧操作に連動
して回動する転換子によって傾動反転体を回動させるよ
うにすればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明に係る
スイッチについて説明する。図1において符号Aは、ス
イッチを示し、このスイッチAは、スイッチ本体1に着
脱可能、且つ、回動可能に装着された操作板5を押圧操
作することにより内部に設けられたスイッチ駆動部Bを
駆動してスイッチ機構部Cを開閉動作させることにより
電気回路の開閉を行うものであり、この操作板5の中央
に形成された開口部6から露出した発光表示部79によ
り、上記スイッチ機構部Cの開閉状態を視認できるよう
にしたものである。
【0013】図2は、スイッチ本体1の分解斜視図を示
す。図1において、符号10はスイッチ本体を構成する
器体を示し、この器体10はスイッチ駆動部B、スイッ
チ機構部C及びその他の部品を収納する為の上部が開口
した箱状のケース11と、このケース11の上部に連接
された角筒状の第2のケース12と、この第2のケース
12の上面を覆う蓋体13とからなり、ケース11の両
側面に形成された係止突部11aに第2のケース12に
形成されたフック12aを係止させることによりケース
11と第2のケース12とが一体になり、第2のケース
12の両側面に形成された係止突部12bに蓋体13に
形成されたフック13aを係止させることにより第2の
ケース12と蓋体13とが一体になり、全体として箱状
の器体10を構成することができる。そして、第2のケ
ース12には後述する作動子30の上部を突出させる貫
通孔15が、蓋体13には貫通孔16がそれぞれ形成さ
れている。
【0014】そして、図3に示すように、蓋体13の長
手方向両側中央には貫通孔16内に向かって後述する傾
動反転表示部である傾動反転体7の支軸84を軸支する
表示体軸受85が形成され、長手方向両側面中央には外
方に向かって操作板5を軸支させる操作板支軸115が
形成され、上記表示体軸受85の軸心と操作板支軸11
5の軸心とは、傾動反転体7と操作板5とが同一軸上で
回動できるように同一軸心上に形成されている。
【0015】ケース11には、図4(b)に示すよう
に、電線が個別に挿入される電線挿入孔17と、挿入さ
れた電線の係止を解除する解除部材18を操作する為の
工具を挿入する工具挿入口19が下方に開口して形成さ
れ、ケース11の内部にはスイッチ機構部Cが配置され
ている。このスイッチ機構部Cは、図2に示すように、
上記電線が接続される共通端子20、固定端子21及び
切換端子22と、可動接触子25から構成され、これら
の端子に対応すると共に、上記電線挿入孔17の上部に
配置され、挿入された電線を係止すると共に電線と上記
共通端子20、固定端子21及び切換端子22とを導通
させるバネ材からなる接続部材23が配置されている。
そして、共通端子20には、スプリング24で上方に付
勢されると共に、可動接触子25を支持する側面視略V
字状の導電性を有する支持板26が前方に突出して連結
されている。可動接触子25は、図4(b)の図面上
で、左右に反転すると可動接点25aが固定端子21の
固定接点21aと切換端子22の切換接点22aとに選
択的に接触し、電気回路の接続・遮断ができるように構
成されている。なお、符号27、28は、それぞれ固定
端子21、切換端子22にボス21b、22bをカシメ
ることによって固定される接続バネで、後述する発光体
60に接続された接触端子29a、29bにそれぞれ接
触するように形成されている。
【0016】上記スイッチ機構部Cの可動接触子25
は、スイッチ駆動部Bによって駆動されるが、このスイ
ッチ駆動部Bは、作動子30と、転換子31と、上記作
動子30を常に中立状態に保つ中立保持手段32とで構
成されている。
【0017】作動子30は、中央に、後述する駆動軸6
3を挿通させる開口部35が形成された四角い板状部材
で長手方向両端部の下面36は後述する転換子31の第
1の押圧受部52を押圧する第1の押圧部を構成し、両
側部裏面にそれぞれ形成された一対の押圧部37は転換
子31の第2の押圧受部53を押圧する第2の押圧部を
構成するとともに、両側面中央には第2のケース12の
作動子軸受40に軸支される支軸41が側方に突出して
形成され、4隅には上方に突出して押圧受突部45が形
成されると共に、転換子31の上面4隅に上方に突出し
たガイド片42の上部を挿通させるガイド穴43が形成
されている。さらに、この作動子30の長手方向両端部
には受け片44が長手方向に突出して形成されている。
この受け片44は、中立保持手段32に係合し、この中
立保持手段32よって常に上方に付勢され、作動子30
の支軸41を第2のケース12の作動子軸受40に係合
させると共に両端から上方に付勢されて作動子30の中
立状態を維持させるものである。
【0018】転換子31は、中央に、後述する駆動軸6
3を挿通させる開口部50が形成された枠体で、上面の
4隅には上述の作動子30のガイド穴43に挿通するガ
イド片42が立設され、長手方向両側部の中央下側には
上述の可動接触子25の側部片25bの上端に係合する
作動アーム51が下方に突出して形成され、長手方向両
端に形成された斜面からなる第1の押圧受部52と、長
手方向中央の両側部に対をなして側方に突出する第2の
押圧受部53とが形成されるとともに、第2のケース1
2に形成された転換子軸受55に回動可能に支持される
支軸56が側方に突出して形成されている。
【0019】上記転換子31には、ネオン管からなる発
光体60を搭載した発光体ホルダー61が一体に組み付
けられている。この発光体ホルダー61は、両側部に発
光体60に接続された接触端子29a、29bが設けら
れ、発光体60の両側に形成された係合孔62に上記転
換子31の作動アーム51を挿通させることにより転換
子31に一体に組み付けられている。さらに、上記発光
体ホルダー61には駆動軸63が一体に組み付けられて
いる。この駆動軸63は一対の挟持片63aと、挟持片
63aの連結部から上方に突出した軸体63bとからな
るもので、挟持片63aを発光体60の両側部に立設さ
せた係合片64に挟持させることにより、転換子31と
一体にし、転換子31の回動を増幅して軸体63bの先
端が大きく回動するようにしたものである。この軸体6
3bの上部は作動子30の中央に形成された開口部35
から上方に突出し、後述する傾動反転体7を回動させ
る。
【0020】中立保持手段32は付勢バネ支持体67
と、付勢バネであるコイルバネ68と、バネ受け69と
からなり、図5(b)に示すように、付勢バネ支持体6
7の上部に上方に突出して形成された一対の係止片70
を第2のケース12の係止孔71に挿通させ、係止孔内
の切欠き部71aに係止させることにより第2のケース
12と一体化され、第2のケース12の長手方向両端の
内壁に上下方向に形成されたガイド溝72に添って上下
動可能なバネ受け69に上下方向に形成されたバネ収容
凹部69aと、付勢バネ支持体67の上面のバネ受け凹
部67aとでコイルバネ68をある程度収縮して支持
し、コイルバネ68の弾発力でバネ受け69を常に上方
に付勢している。このバネ受け69は、図5(c)に示
すように、両側部に形成されたフック73がガイド溝7
2の両側壁のリミッタ74に当接するまで上昇できる。
バネ受け69の上端は作動子30の受け片44にそれぞ
れ当接し、作動子30に上部から外力が加えられていな
い状態では作動子30を両側から同じ高さに押しあげて
中立状態(水平状態)を維持している。
【0021】ところで、上記スイッチ本体にはスイッチ
機構部Bの開閉状態を発光により表示する発光表示部7
9と、傾きにより操作板5の次回の押圧方向を示す傾動
反転体7とが設けられている。
【0022】傾動反転体7は、不透光性を有し、内部に
は下方に開口した長方形の凹部81が長手方向に形成さ
れ、凹部81内には駆動バネ82が嵌め込まれて一体に
組み付けられ、凹部81と駆動バネ82とで構成される
空間内に前記駆動軸63の先端に係合する駆動軸係合体
83が長手方向にスライド可能に収容されている。そし
て、上記駆動バネ82には両側から内方に向かって一対
のバネ部82aがハの字状に形成され、このバネ部82
aに上記駆動軸係合体83が挟持されている。上記バネ
部82aは駆動軸63が回動し、駆動軸係合体83をス
ライドさせる際、撓むことによって駆動軸係合体83の
スライド運動と、傾動反転体7の回動運動とを円滑にリ
ンクし、駆動軸係合体83のスライド運動を傾動反転体
7の回動に変換させることができる。
【0023】そして、傾動反転体7の長手方向両側部の
中央には側方に突出して支軸84が形成され、この支軸
84が蓋体13の表示体軸受85に回動可能に軸支さ
れ、駆動軸係合体83が駆動軸63の回動によって凹部
81と駆動バネ82とで構成される空間内をスライド移
動させられた時、傾動反転体7は支軸84を中心に駆動
軸63(転換子31)の回動方向と同方向に回動するよ
うに構成されている。また、傾動反転体7の長手方向両
端部には上下に貫通した貫通孔78a、78bがそれぞ
れ形成されている。
【0024】発光表示部79は、上記傾動反転体7の長
手方向両端部に上下に貫通して形成された貫通孔78
a、78bにそれぞれ嵌め込まれる2つのフード79
a、79bで構成され、このフード79a、79bは赤
色や緑色で透光性を有するアクリルなどの樹脂で、発光
制御部86によってフード79a、79bの何れか一方
が選択的に発光させられるように構成されているもので
ある。この発光制御部86は、傾動反転体7の下方に配
置され、器体10内に配置された発光体60の光を選択
的にフード79に照射する透光体で構成され、この透光
体(発光制御部)86は2組のプリズムで構成され、発
光体60から照射された光を45度の粗面86aで透光
体86の内部に向かって水平方向に屈折させ、更に45
度の鏡面86bで上方に向かって屈折させて上面に形成
された2つの投光面87a、87bからそれぞれ上方を
照射するように形成されているものである。
【0025】なお、符号88は、投光面87以外の平坦
な面に貼着され、余計な光を上方に発散させないための
不透光性を有する遮光板である。この遮光板は印刷技術
による遮光層で構成することもできる。そして、透光体
86は長手方向両端の両側面に形成された係合溝89
が、蓋体13の両端からそれぞれ中央に向かって突出し
た一対の係合縁90にスライド可能に係合し、中央部に
上下に貫通した貫通孔91に上述の駆動軸63の軸体6
3bが挿通し、駆動軸63の回動に連動して蓋体13の
上面を係合縁90に案内されて駆動軸63の回動方向と
同一方向にスライド移動可能に配置されている。そし
て、投光面87a、87b間の距離は透光体86がスラ
イド移動した時、フード79aの下方に投光面87aが
位置するか、フード79bの下方に投光面87bが対応
するように形成されている。
【0026】操作板5は、図6及び図7に示すように、
長方形の板状で、中央には発光表示部79及び傾動反転
体7を露出させる開口部6が形成されるとともに、操作
板5の機能を説明するネームカード95を外部から視認
させる為の窓96が形成されている。そして、裏面の周
囲に不透光の印刷を施した透明なフィルム(図示せず)
を表面側に成形時に一体化し、不透光の枠部97aが設
けられ、中央部分が透明なネームホルダー97を、両端
部に形成された係合突部97bが上記窓96の両側部に
形成された段部96aに形成された係合穴96bに係合
するように上面から嵌め込み、超音波溶着で段部96a
に設けられた溶着突起96cをネームホルダー97に溶
着することにより、窓96を塞ぐようにネームホルダー
97を操作板5に一体化することができる。なお、上記
枠部97aは、溶着部分など余分なものが外側から視認
できないように遮蔽するものである。
【0027】ネームカード95は、予め玄関、廊下など
の場所の名称が表記されているもので、スライド扉98
を閉じることによりネームホルダー97とスライド扉9
8との間に収容されるものである。スライド扉98は、
方形の板状で両側面には係合縁100、101が形成さ
れ、窓の内壁面に形成されたガイド縁102にガイドさ
れてスライド移動して開閉することにより、ネームカー
ド95の交換を容易に行うことができるようにしたもの
である。係合縁100は、ガイド縁102に連設した抜
け止め103に係合し、一旦窓を塞いだ状態から簡単に
抜けないように係止されている。なお、符号104は、
長穴で、係合縁100が抜け止め103を乗り越える際
撓みを生じて、スライド扉98をスムーズにスライドさ
せる為のものである。そして、スライド扉98の裏面に
は後述する支持バネ110と、押圧突部111と、回動
阻止突部112とが設けられている。
【0028】一方、操作板5の裏面には、蓋体13に形
成された操作板支軸115に係合させることにより、こ
の操作板支軸115を中心に操作板5を上下に回動させ
ることができる軸受116が、開口部6を挟んで上下に
形成されている。この軸受116は一対の挟持片からな
り、操作板支軸115に着脱できるように構成されてい
る。
【0029】そして、スライド扉98に設けられた支持
バネ110と、押圧突部111と、回動阻止突部112
と同じ支持バネ110と、押圧突部111と、回動阻止
突部112とが、上記軸受116を中心に対称に設けら
れている。
【0030】支持バネ110は、内部に向かって操作板
5の裏面から離れるように斜めに形成された板バネで、
操作板5及びスライド扉98に形成されたボス117に
取り付けた後、カシメることにより操作板5及びスライ
ド扉98にそれぞれ固定され、操作板5をスイッチ本体
1に装着した状態では支持バネ110の先端は常に蓋体
13の上面に当接し、操作板5の両側部を下方から同時
に上方に突き上げるように作用し、操作板5の中立状態
を保持する第2の中立保持手段を構成している。なお、
上述の支持バネ110は上記蓋体13の上面に設け、ス
イッチ本体側から操作板5を突き上げるようにしても構
わない。
【0031】押圧突部111は上述の作動子30の上面
4隅に立設した押圧受突部45に対応し、操作板5を回
動させた時、下動する側の押圧突部111が押圧受突部
45を押圧し、作動子30を操作板5と同一方向に支軸
41を中心に回動させるものである。なお、図6(b)
において、符号118はスライド扉98を引いた時に収
容する格納凹部で、119は開放したスライド扉98が
格納凹部118から離脱しないように押さえる抑止板を
示し、この抑止板119は成形時には立設して成形さ
れ、スライド扉98を組み込んだ時点で適宜手段で格納
凹部118側に湾曲させればよい。
【0032】ところで、上述の操作板5の下方には、前
回押圧した側を再度押圧しても操作板5が同一方向に回
動しないように阻止し、押圧操作を不能にするための操
作防止機構が設けられている。この操作防止機構は第2
のケース12と蓋体13との間の空間にスライド可能に
配置されたスライドロック体120で構成されている。
このスライドロック体120は、略方形の枠体で、長手
方向両側部には作動バネ121が設けられている。この
作動バネ121は、側面視略八の字状に両端が斜め下方
に伸びた板バネで、ボス122をカシメることによって
スライドロック体120上に固定されているもので、こ
の作動バネ121の先端は、それぞれ作動子30のガイ
ド穴43から上方に突出した転換子31のガイド片42
の上部に係合し、転換子31が回動するとガイド片42
によって作動バネ121が回動方向に押圧され、この作
動バネ121を介して押圧されたスライドロック体12
0が第2のケース12と蓋体13との間の空間を転換子
31の回動方向と同方向にスライド移動させることがで
きる。移動が完了すると、スライド方向側の端辺120
aは今回押圧操作した側の操作板5の回動阻止突部11
2の直下に位置し、回動阻止突部112の先端が端辺1
20aの上面に当接し、同じ側の操作板5の押圧操作を
不能にするように構成されている(図8参照)。
【0033】次に、スイッチの作動態様を図10(a)
〜(e)及び図11(a)〜(d)に基づいて説明す
る。図10(a)は、転換子31が右に回動した状態
で、作動子30は両端が中立保持手段32によって上方
に付勢され、作動子軸受40に支軸41が支持されて水
平状態(中立状態)を維持している状態を示している。
操作板5は支持バネ110とともに押圧突部111が、
水平状態を維持している作動子30の押圧受突部45の
先端に対応し、中立状態(図10(a)では水平状態)
を維持している。
【0034】この時は、図12(a)に示すように、透
光体86の投光面87bが傾動反転体7の貫通孔78b
の下方に位置し、発光体60の光でフード79bを発光
させ操作板5の押圧可能な方向は図面上で左側であるこ
とを示している。
【0035】ここで、操作板の一方の端部(図10
(b)では、左側)を押圧すると支持バネ110を撓ま
せながら、操作板5は支軸115を中心に左側が下がる
方向に回動する。操作板5の下面に突出形成された押圧
突部111は、作動子30の押圧受突部45の先端に当
接し、これを押し下げる。(図10(b)参照)。作動
子30が回動を始めると、作動子30の両端部の下面
(第1の押圧部)36のうち下動する側の第1の押圧部
36が転換子31の第1の押圧受部52を押圧し、転換
子31の回動が始まる。この時、転換子31の作動アー
ム51の先端は、支軸56を中心に下方に円弧を描きな
がら回動するので、可動接触子25の可動接点25aは
押し下げられながら当接している切換接点22aから離
れ、接点同士は擦り合いながら離れることになり、接触
面がクリーニングされ、常に接点面を良好な状態に維持
することができる。第1の押圧部36と第1の押圧受部
52との回転軸は異なるため、さらに、操作板5を押し
操作すると、第1の押圧部36に代わって、第2の押圧
部37が第2の押圧受部53に当接し(図11(b)
(c)参照)、この第2の押圧部53を押圧して、転換
子31の回動を継続させる(図11(d)(e)参
照)。さらに操作板5を押圧し、作動アーム51が垂直
状態を越えるとスプリング24の復元力で可動接触子2
5が作動アーム51を突き上げるようにして転換子31
を反転させるとともに、可動接触子25が反転し、可動
接点25aは切換接点22aに接触することになり、電
気回路の切り換えがなされる(図10(d)参照)。
【0036】転換子31が反転すると、ガイド片42も
回動し、ガイド片42の先端部がスライドロック体12
0に固定された作動バネ121の先端に当接し、この作
動バネ121を転換子31の回動方向と同一方向に押圧
し、作動バネ121を介してスライドロック体120を
転換子31の回動方向と同一方向にスライド移動させよ
うとする。しかし、図10(d)に示すように、スライ
ドロック体120の移動に先立って回動阻止突部112
が既に下動し、先端がスライドロック体120の軌道上
に位置しているため、スライドロック体120の端辺1
20aは回動阻止突部112の側面に当接し、スライド
移動を完了することができない。そのため、ガイド片4
2に押される側の作動バネ121は撓んで、操作板5の
押し操作が解除されるまで転換子31(ガイド片42)
の押圧力を吸収している。
【0037】そして、図10(e)に示すように、操作
板5の押圧を解除すると、圧縮されていた中立保持手段
32のコイルバネ68の復元力で作動子30を復帰回動
させ、押圧受突部45が操作板5の押圧突部111を押
し上げるとともに、支持バネ110の復元力で操作板5
が水平状態(中立状態)に復帰回動する。操作板5が復
帰回動すると、回動阻止突部112も上動することにな
り、スライドロック体120の移動阻止が解除されるの
で、作動バネ121の復元力でスライドロック体120
の端辺120aが回動阻止突部112の下方に位置する
まで移動することができる。この状態では、操作板5の
前回押圧した側(図10(e)において左側)を押圧し
ようとしても、回動阻止突部112の先端がスライドロ
ック体120の上面に当接し、操作板5の同一側の押圧
を連続してできないように阻止することができ、使用者
に、既にスイッチが押し操作されたことを知らせること
ができる。
【0038】そして、転換子31が回動することによ
り、駆動軸63も回動することになり、駆動軸63の先
端に係合する駆動軸係合体83が傾動反転体7内をスラ
イド移動することにより傾動反転体7が支軸84を中心
に反転回動する。この時、ネオン管(発光体)60の発
光する光は透光体86の内部で屈折し2つの投光面87
a、87bから上方を照射しているが、図12(b)に
示すように、透光体86もスライド移動し、スライド方
向と反対方向に位置する投光面87aが傾動反転体7の
貫通孔78aの下方に位置することになり、投光面87
aからの光を通過させフード79aを発光させる。とこ
ろで、スライド方向側の投光面87bは傾動反転体7の
貫通孔78bの直下を外れ、しかも、遮光板88が貫通
孔78bの直下に位置し、貫通孔78への光を遮断して
いるので、フード79bの照射が行われず、フード79
aのみの照射が行われることになり操作板5の次回の押
圧操作方向を使用者に知らせることができる。
【0039】上述のように、作動子30は操作板5によ
って作動させられ、転換子31は作動子30によって作
動させられるが、作動子30と転換子31とは一体とし
て形成されていないため、操作板5によるスイッチの切
り換え操作は転換子31によって記憶され、作動子30
は転換子31を反転させた後、中立保持手段32によっ
て、操作板5の押圧が解除されると同時に復帰回動し、
中立状態に戻る。作動子30が復帰回動することによ
り、操作板5も復帰回動させられ、中立状態に戻ること
ができる。操作板5を押圧操作していない時は、操作板
5は中立状態を維持しているが、傾動反転体7の傾動状
態及び発光表示部79の発光位置により、操作板の次回
の押圧操作側を目視で確認することができる。
【0040】さらに、スライドロック体120によって
前回押圧操作した側の連続押圧が阻止されることによ
り、押圧操作を防止することができる。
【0041】なお、図13(a)(b)は、本発明に係
るスイッチAを、図示しない取り付け枠に取り付け、壁
面に固定した後、カバープレート4を取り付けた状態の
正面図及び底面図を示し、このスイッチはネームホルダ
ー97を透して見えるネームカード95の表示から玄関
の照明を制御するスイッチであることがわかる。図示し
た状態では、中立保持手段によって操作板5は壁面と平
行な状態で安定し、開口部6から露出した傾動反転体7
と発光表示部79とから、図面上で、操作板5の右側が
前回押下され、次回の押圧側が操作板5の左側であるこ
とを視認することができる。そして、操作板の右側は操
作防止機構によって押下することはできない。
【0042】次に、図14で透光体の他の例について説
明する。符号150は、前述の発光体60の光を傾動反
転体7の長手方向両端部に形成された貫通孔78a、7
8bに誘導する透光体を示し、この透光体150は対称
に形成された2つの平行四辺形状のプリズム151、1
52で構成され、このプリズム151、152は上面に
突出形成された嵌合軸153、154が2つのプリズム
を連結する板状の連結部材155の両端部に形成された
嵌合孔156、157にそれぞれ嵌合することにより一
体に形成され、プリズム151、152の両側部にそれ
ぞれ形成された係合溝159、160がカバー13に形
成された係合縁90にスライド可能に係合し、連結部材
155の中央部に上下に貫通して形成された貫通孔15
8に挿通された表示体駆動軸63の軸体63bが揺動す
ることによってカバー13の上面をスライド移動できる
ようになっているものである。
【0043】上記透光体150は、発光体60の光を受
光面151a、152aで受光すると、発光体60の光
は水平な受光面151a、152aからプリズム15
1、152内に進入し、45度の鏡面151b、152
bでプリズム内を水平方向に屈折し、さらに45度の鏡
面151c、152cでそれぞれ上方に向かって屈折
し、水平な投光面151d、152dから上方を照射す
るように形成されているもので、図15(a)に示すよ
うに、軸体63bの揺動によって透光体150が図面上
で右方向にスライド移動し、投光面151dが傾動反転
体7の貫通孔78bの下方に位置した時は、発光体60
の光がフード79bを発光させて操作板5の押圧可能な
方向は図面上で左側であることを示し、図15(b)に
示すように、軸体63bの揺動によって透光体150が
図面上で左方向にスライド移動し、投光面152dが傾
動反転体7の貫通孔78aの下方に位置した時は、発光
体60の光がフード79aを発光させて操作板5の押圧
可能な方向は図面上で右側であることを示している。
【0044】上述の透光体によれば、受光面からプリズ
ム内に進入した発光体の光は2つの鏡面でロスすること
なく屈折して投光面の上方にあるフードを照射し、フー
ドをより明るく発光させることができるので、操作板の
押圧可能な方向をより鮮明に指示することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、操作板を押圧
操作しない時は操作板は中立保持手段によって中立状態
を維持し、操作板の左右両端部を交互に押圧操作するこ
とによりスイッチ本体のスイッチ駆動部を介してスイッ
チ機構部を反転させることができ、操作板の押圧操作を
解除して操作板が中立状態に復帰しても、押圧操作した
事実はスイッチ機構部の反転により記憶され、外観上見
栄えのよいスイッチを実現することができる。
【0046】請求項2の発明によれば、操作板を押圧操
作しない時は操作板は中立保持手段によって中立状態を
維持し、操作板の左右両端部を交互に押圧操作すること
によりスイッチ本体のスイッチ駆動部を介してスイッチ
機構部を反転させることができ、操作板の押圧操作を解
除して操作板が中立状態に復帰しても、押圧操作した事
実はスイッチ機構部の反転により継続し、外観上見栄え
のよいスイッチを実現することができる。しかも、次回
押圧操作側ではない方は操作防止機構によって押下する
ことができないので、辺りが暗くなって操作板上に表示
された情報が読み取れない場合や、よく判読できない視
力に不自由な人の場合、押圧ができてしまうと、スイッ
チは切り換わったと判断してしまう恐れがあり、操作板
を押圧操作したつもりでも実際にはスイッチ機構部が反
転せず、開閉状態が切り換わっていないトラブルを防止
することができる。
【0047】請求項3の発明によれば、操作板を押圧操
作すると操作板の押圧操作側に、スライドロック体がス
ライド移動し、操作板の押下を阻止するので、前回押圧
操作側の押下は確実に阻止され、押下できない場合はす
でに操作板が押圧操作されていることが分かり、スイッ
チとスイッチにより制御される電気器具が離れている場
合でも、すでに押圧操作されていることが認識できる。
【0048】請求項4の発明によれば、器体に設けられ
た発光表示部によってスイッチ機構部の開閉状態が表示
されているが、この発光表示部の発光状態を操作板に形
成された開口部から見ることができ、操作板と発光表示
部とを同一平面上で一体として認識することができ、操
作板の押圧操作の結果を、より鮮明に認識することがで
きる。
【0049】請求項5の発明によれば、発光体の発光す
る光を透光体で2つの投光面に分けて発光表示部に照射
し、しかも透光体は、転換子の回動に連動してスライド
移動し2つの透光面の内1つの透光面を発光表示部に対
応させることにより、転換子の作動状態を選択的に発光
表示部に表示させることができ、開閉状態を認識しやす
いスイッチを実現することができる。
【0050】請求項6の発明によれば、操作板の軸支部
と同芯上に傾動反転表示部の軸受部とを設けると共に、
傾動反転表示部は前記転換子の回動に連動して転換子の
回動方向と同方向に回動するので、操作板の回動方向と
傾動反転表示部の回動方向を同一方向にすることがで
き、傾動反転表示部の傾きから操作板の次回の押圧操作
側を容易に認識することができ、操作のしやすいスイッ
チを提供することができる。
【0051】請求項7の発明によれば、傾動反転表示部
に装着された駆動軸係合体が、傾動反転表示部内にスラ
イド可能でしかも駆動バネで中央に付勢されて支持さ
れ、しかも転換子に設けられた駆動軸に係合しているの
で、転換子の回動軸と傾動反転表示部の回動軸とが異な
っているにもかかわらず、転換子の回動を傾動反転表示
部の回動に円滑に変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスイッチの分解斜視図
【図2】スイッチ本体の分解斜視図
【図3】傾動反転表示部及び発光表示部の構成を示す分
解斜視図
【図4】(a)(b)はスイッチ本体の正面図及び要部
縦断面図
【図5】(a)(b)(c)は第2のケースの背面図、
B−B線断面図及びC−C線断面図
【図6】(a)(b)は操作板の一例を示す正面側斜視
図及び背面側斜視図
【図7】上記操作板及び構成部品の正面図、背面図及び
中央縦断面図
【図8】スイッチの横方向の要部断面図
【図9】スイッチの縦方向の要部断面図
【図10】(a)〜(e)はスイッチの作動態様を説明
する動作説明図
【図11】(a)〜(f)は転換子の作動状態を説明す
るスイッチ本体の要部断面図
【図12】(a)(b)は発光表示部の作動態様を説明
する要部断面図
【図13】(a)(b)はスイッチを壁に取り付けた状
態を示す正面図及び底面図
【図14】透光体の他の例を示す斜視図
【図15】(a)(b)は上記他の例の透光体を有する
傾動反転体と発光体との関係を示す要部断面図
【符号の説明】
5 操作板 7 傾動反転表示部(傾動反転体) 10 器体 30 作動子 31 転換子 32 中立保持手段 79 発光表示部 86 透光体 120 スライドロック体(操作防止機構) A スイッチ B スイッチ駆動部 C スイッチ機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松野 達夫 東京都大田区大森西1丁目19番4号 神保 電器株式会社内 Fターム(参考) 5G035 AA09 AA10 CB04 DA14 JA01 JB02 JC02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと蓋体とからなる器体内に電気回
    路を開閉するスイッチ機構部と、該スイッチ機構部を開
    閉駆動するスイッチ駆動部と、外部電線を接続する接続
    部とを設けたスイッチにおいて、 上記蓋体には回動操作可能な操作板を設け、上記器体の
    内部には上記操作板の回動操作に連動して回動する作動
    子と、該作動子の下方に配置され作動子の回動に連動し
    て上記操作板の回動方向と同一方向に回動する転換子
    と、上記操作板を中立状態に保持する中立保持手段とを
    有するスイッチ駆動部を設け、上記操作板を回動操作し
    ない時は操作板は中立状態に維持するとともに、操作板
    の両端を交互に押圧操作することにより上記スイッチ駆
    動部を駆動してスイッチ機構部を反転動作させることを
    特徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 ケースと蓋体とからなる器体内に電気回
    路を開閉するスイッチ機構部と、該スイッチ機構部を開
    閉駆動するスイッチ駆動部と、外部電線を接続する接続
    部とを設けたスイッチにおいて、 上記蓋体には回動操作可能な操作板を設け、上記器体の
    内部には上記操作板の回動操作に連動して回動する作動
    子と、該作動子の下方に配置され作動子の回動に連動し
    て上記操作板の回動方向と同一方向に回動する転換子
    と、上記操作板を中立状態に保持する中立保持手段とを
    有するスイッチ駆動部を設け、上記操作板を回動操作し
    ない時は操作板は中立状態に維持するとともに、操作板
    の両端を交互に押圧操作することにより上記スイッチ駆
    動部を駆動してスイッチ機構部を反転動作させるととも
    に、次回の押圧操作方向ではない側の操作板の押圧操作
    を不能にする操作防止機構を備えることを特徴とするス
    イッチ。
  3. 【請求項3】 前記操作防止機構は前記ケースと蓋体と
    の間にスライド可能に配置されたスライドロック体で構
    成され、該スライドロック体は前記作動子の回動に連動
    して作動子の回動方向にスライド移動し、前記操作板の
    押圧操作側に選択的に係合することを特徴とする請求項
    2記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記器体の内部には前記転換子の回動に
    より開閉状態を選択的に発光表示する発光表示部を設
    け、前記操作板には上記発光表示部の発光表示を確認す
    る開口部を設けることを特徴とする請求項1又は2記載
    のスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記器体には前記転換子の回動に連動し
    て該転換子の回動方向にスライド移動する透光体を配置
    し、該透光体は器体内部に設けられた発光体の発光を前
    記発光表示部に照射する2つの投光面を有し、上記転換
    子の回動に連動して何れか一方の投光面が前記発光表示
    部に選択的に対応することを特徴とする請求項1、2又
    は4記載のスイッチ。
  6. 【請求項6】 前記器体には前記操作板の軸支部と同芯
    上に傾動反転表示部の軸受部とを設けると共に、該傾動
    反転表示部は前記転換子の回動に連動し、該転換子の回
    動方向と同方向に回動することを特徴とする請求項1、
    2、4又は5記載のスイッチ。
  7. 【請求項7】 前記傾動反転表示部は、前記転換子に設
    けられた駆動軸により傾動反転する傾動反転体で構成さ
    れ、該傾動反転体にはスライド可能に中央に付勢されて
    支持される駆動軸係合体を装着し、上記駆動軸の先端を
    駆動軸係合体に係合させることを特徴とする請求項6記
    載のスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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