JP4303377B2 - スイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ機構を作動させる操作板が常に中立状態を維持しているスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スイッチ装置としては、本出願人により出願された特開平2−291620号公報に開示されているものがある。このスイッチ装置は、操作板の一端を押圧して反転させると、操作板に設けられた押圧部によって転換子の受圧部が押圧され、これにより、操作板の反転角度が拡大されて転換子が同一方向に大きく反転される。この転換子の反転により転換子が支持体との間に反転可能に支持した可動接触子が反転させられ、可動端子に設けられた可動接点が固定端子に設けられた固定接点に接続または離反して電気回路の接続・遮断がなされるように構成されているものである。このスイッチ装置は操作板が大きいため、操作がし易いこと、豪華に見えることなど消費者の購入意欲を喚起できるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のスイッチ装置では転換子が上記操作板と連動して作動する為、転換子が反転している状態では操作板も転換子と同一方向に反転状態を維持していることになり、複数の操作板が並設されている場合は、スイッチ毎に入り切りが異なっていると、各操作板の反転方向が異なることになり見栄えがよくない問題があった。
【0004】
本発明は上記問題点を解消し、スイッチの操作性に優れると共に、外観がすっきりして見栄えのするスイッチ装置を提供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係るスイッチ装置は、スイッチ本体と、該スイッチ本体に着脱自在に装着され揺動可能に軸支された操作板と、スイッチ本体の取付枠と、スイッチの取付孔を覆うプレートからなるスイッチ装置において、上記操作板を押圧操作しない状態においては中立状態を維持し、操作板の左右両端部を交互に押圧操作することによりスイッチ本体の開閉機構部を反転動作させるとともに、次回の操作方向でない側の押圧操作を不能にする操作防止機構を設けたことを特徴とする。
【0006】
なお、前記開閉機構部は作動子と、転換子と、前記操作板を押圧操作しない状態において上記作動子の中立状態を保持する方向に常時付勢する中立保持手段とを有することが好ましい。
【0007】
また、前記操作板又はスイッチ本体に、操作板を押圧操作しない状態において、上記操作板を中立状態に保持する第2の中立保持手段を設けてもよい。
【0008】
そして、前記操作防止機構は、前記操作板の押圧操作によって、該操作板の押圧操作側の操作板の下側に選択的にスライド移動し、操作板の押圧操作を妨げるスライドロック部材を備えても構わない。
【0009】
さらに、前記取付枠はスイッチ本体を支持する絶縁取付枠と、該絶縁枠を支持する補強枠とからなることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面によって本発明に係るスイッチ装置について説明する。図1(a)(b)(c)はスイッチ装置Aの正面図、底面図及び右側面図を示し、図2はスイッチ装置Aの分解斜視図を示す。このスイッチ装置Aはスイッチ本体1と、このスイッチ本体1を取り付ける取付枠2と、この取付枠2を覆う中央が開口したプレート4と、スイッチ本体1の開閉機構部Bを駆動する操作板5とで主に構成され、操作板5のほぼ中央に形成された開口部6から、スイッチ本体1に設けられた表示体7の上部が露出し、開閉機構部Bの作動状態を視認できるように構成されているものである。
【0011】
図3は、スイッチ本体1の分解斜視図を示し、図2及び図3において、符号10はスイッチ本体1を構成する器体で、この器体10は開閉機構部B及びその他の部品を収納する為の上部が開口した箱状のケース本体11と、このケース本体11の開口部を閉じる蓋体12と、蓋体12の上部に取り付けられるカバー13とからなり、ケース本体11の両側面に形成された係止突部11aに蓋体12に形成されたフック12aを係止させることによりケース本体11と蓋体12とが一体になり、蓋体12の両側面に形成された係止突部12bにカバー13に形成されたフック13aを係止させることにより蓋体12とカバー13とが一体になり、全体として箱状の器体10を構成することができる。そして、蓋体12には後述する作動子30の上部を突出させる貫通孔15が、カバー13には貫通孔16がそれぞれ形成されている。
【0012】
ケース本体11には、電線が個別に挿入される電線挿入孔17と、挿入された電線の係止を解除する解除部材18を操作する為の工具を挿入する工具挿入口19が下方に開口して形成され、ケース本体11の内部には上記電線が接続される共通端子部20、固定端子21及び切換端子22が配置され、これらの端子に対応すると共に、上記電線挿入孔17の上部に配置され、挿入された電線を係止すると共に電線と端子とを導通させる押えバネ23が配置されている。そして、共通端子20には、スプリング24で上方に付勢されると共に、可動接触子25を支持する側面視略V字状の導電性を有する支持板26が前方に突出して連結されている。可動接触子25は、図4上で、左右に反転すると可動接点25aが固定端子21の固定接点21aと切換端子22の切換接点22aとに選択的に接触し、電気回路の接続・遮断ができるように構成されている。なお、符号27、28は、それぞれ固定端子21、切換端子22にボス21b、22bをカシメることによって固定される接続バネで、後述する発光体60に接続された接触端子29a、29bにそれぞれ接触するように形成されている。
【0013】
上記可動接触子25は、開閉機構部Bによって作動させられるが、開閉機構部Bは、作動子30と、転換子31と、上記作動子30を常に中立状態に保つ中立保持手段32とで構成されている。
【0014】
作動子30は、中央に後述する表示体駆動軸63を挿通させる開口部35が形成された四角い板状部材で長手方向両端部の下面36は後述する転換子31の第1の押圧受部52を押圧する第1の押圧部を構成し、両側部裏面にそれぞれ形成された一対の押圧部37は転換子31の第2の押圧受部53を押圧する第2の押圧部を構成するとともに、両側面中央には蓋体12の作動子軸受40に軸支される支軸41が側方に突出して形成され、4隅には上方に突出して押圧受突部45が形成されると共に、転換子31の上面4隅に上方に突出したガイド片42の上部を挿通させるガイド穴43が形成されている。さらに、この作動子30の長手方向両端部には受け片44が長手方向に突出して形成されている。この受け片44は、中立保持手段32に係合し、この中立保持手段32よって常に上方に付勢され、作動子30の支軸41を蓋体12の作動子軸受40に係合させると共に両端から上方に付勢されて作動子30の中立状態を維持させるものである。
【0015】
転換子31は、中央に後述する表示体駆動軸63を挿通させる開口部50が形成された枠体で、上面の4隅には上述の作動子30のガイド穴43に挿通するガイド片42が立設され、長手方向両側部の中央下側には上述の可動接触子25の側部片25bの上端に係合する作動アーム51が下方に突出して形成され、長手方向両端に形成された斜面からなる第1の押圧受部52と、長手方向中央の両側部に対をなして側方に突出する第2の押圧受部53とが形成されるとともに、蓋体12に形成された転換子軸受55に揺動可能に支持される支軸56が側方に突出して形成されている。
【0016】
上記転換子31には、ネオン管からなる発光体60を搭載した発光体ホルダー61が一体に組み付けられている。この発光体ホルダー61は、両側部に発光体60に接続された接触端子29a、29bが設けられ、発光体60の両側に形成された係合孔62に上記転換子31の作動アーム51を挿通させることにより転換子31に一体に組み付けられている。さらに、上記発光体ホルダー61には表示体駆動軸63が一体に組み付けられている。この表示体駆動軸63は一対の挟持片63aと挟持片63aの連結部から上方に突出した軸体63bとからなるもので、挟持片63aを発光体60の両側部に立設させた係合片64に挟持させることにより、転換子31と一体にし、転換子31の揺動を増幅して軸体63bの先端が大きく揺動するようにしたものである。この軸体63bの上部は作動子30の中央に形成された開口部35から上方に突出し、後述する表示体7を揺動させる。
【0017】
中立保持手段32は付勢バネ支持体67と、付勢バネであるコイルバネ68と、バネ受け69とからなり、図5(b)に示すように、付勢バネ支持体67の上部に上方に突出して形成された一対の係止片70を蓋体12の係止孔71に挿通させ、係止孔内の切欠き部71aに係止させることにより蓋体12と一体化され、蓋体12の長手方向両端の内壁に上下方向に形成されたガイド溝72に添って上下動可能なバネ受け69に上下方向に形成されたバネ収容凹部69aと、付勢バネ支持体67の上面のバネ受け凹部67aとでコイルバネ68をある程度収縮して支持し、コイルバネ68の弾発力でバネ受け69を常に上方に付勢している。このバネ受け69は、両側部に形成されたフック73がガイド溝72の両側壁のリミッタ74に当接するまで上昇できる。バネ受け69の上端は作動子30の受け片44にそれぞれ当接し、作動子30に上部から外力が加えられていない状態では作動子30を両側から同じ高さに押しあげて中立状態(水平状態)を維持している。
【0018】
図2及び図6において、符号7は表示体を示し、この表示体7は、不透光性を有し、内部には下方に開口した長方形の凹部81が長手方向に形成され、凹部81内には表示体駆動バネ82が嵌め込まれている。この表示体駆動バネ82は両側から内方に向かって一対のバネ部82aがハの字状に形成され、このバネ部82aに、前記表示体駆動軸63の先端に係合する駆動軸受83が挟持されている。上記バネ部82aは表示体駆動軸63が揺動し、駆動軸受83をスライドさせる際、撓むことによって駆動軸受83のスライド運動と、表示体7の揺動運動とを円滑にリンクし、駆動軸受83のスライド運動を表示体7の揺動に変換させることができる。
【0019】
そして、表示体7の長手方向両側部の中央には側方に突出して支軸84が形成され、この支軸84がカバー13の表示体軸受85に揺動可能に軸支されている。また、表示体7の長手方向両端部には上下に貫通した貫通孔78a、78bが形成され、この貫通孔78a、78bには赤色や緑色の透光性を有する樹脂製のフード79a、79bが嵌め込まれている。
【0020】
表示体7の下方には上述の発光体60の発光を表示体7の長手方向両端部に形成された上下に貫通する貫通孔78a、78bに誘導する透光体86が配置されている。この透光体86は2組のプリズムで構成され、下方から照射された光を45度の粗面86aで透光体86の内部に向かって水平方向に屈折させ、更に45度の鏡面86bで上方に向かって屈折させて上面に形成された2つの投光面87a、87bからそれぞれ上方を照射するように形成されているものである。
【0021】
なお、符号88は、投光面87a、87b以外の平坦な面に貼着され、余計な光を上方に発散させないための不透光性を有する遮光板である。この遮光板は印刷技術による遮光層で構成することもできる。そして、透光体86は長手方向両端の両側面に形成された係合溝89が、カバー13の両端からそれぞれ中央に向かって突出した一対の係合縁90にスライド可能に係合し、中央部に上下に貫通した貫通孔91に上述の表示体駆動軸63の軸体63bが挿通し、転換子31の揺動に連動してカバー13の上面を係合縁90に案内されて転換子31の揺動方向と同一方向にスライド移動可能に配置されている。
【0022】
そして、投光面87a、87b間の距離は透光体86がスライド移動した時、スライド方向と反対側の投光面87が、表示体7の貫通孔78の下方に位置し、何れか一方のフードのみを照射するように形成されている。
操作板5は、図7及び図8に示すように、長方形の板状で、中央には表示体7を露出させる開口部6が形成されるとともに、操作板5の機能を説明するネームカード95を外部から視認させる為の窓96が形成されている。そして、裏面の周囲に不透光の印刷を施した透明なフィルム(図示せず)を表面側に成形時に一体化し、不透光の枠部97aが設けられた中央部分が透明なネームホルダー97の両端部に形成された係合突部97bを、上記窓96の両側部に形成された段部96aに設けた係合穴96bに係合するように上面から嵌め込み、超音波溶着で段部96aに設けられた溶着突起96cをネームホルダー97に溶着することにより、窓96を塞ぐようにネームホルダー97を操作板5に一体化することができる。なお、上記枠部97aは、溶着部分など余分なものが外側から視認できないように遮蔽するものである。
【0023】
ネームカード95は、予め玄関、廊下などの場所の名称が表記されているもので、スライド扉98を閉じることによりネームホルダー97とスライド扉98との間に収容されるものである。スライド扉98は、図8に示すように、方形の板状で両側面には係合縁100、101が形成され、窓の内壁面に形成されたガイド縁102にガイドされてスライド移動して開閉することにより、ネームカード95の交換を容易に行うことができるようにしたものである。係合縁100は、ガイド縁102に連設した抜け止め103に係合し、一旦窓を塞いだ状態から簡単に抜けないように係止されている。なお、符号104は、長穴で、係合縁100が抜け止め103を乗り越える際撓みを生じて、スライド扉98をスムーズにスライドさせる為のものである。そして、スライド扉98の裏面には後述する支持バネ110と、押圧突部111と、回動阻止突部112とが設けられている。
【0024】
一方、操作板5の裏面には、開口部6を挟んで、カバー13に形成された操作板支軸115に係合させることにより、この操作板支軸115を中心に操作板5を上下に回動させることができる軸受116が形成されている。この軸受116は一対の挟持片から構成され、操作板支軸115に係脱可能に構成されている。
そして、スライド扉98に設けられた支持バネ110と、押圧突部111と、回動阻止突部112と同じ支持バネ110と、押圧突部111と、回動阻止突部112とが、上記軸受116を中心に設けられている。
【0025】
支持バネ110は、内部に向かって操作板5の裏面から離れるように斜めに形成された板バネで、操作板5及びスライド扉98に形成されたボス117に取り付けた後、カシメることにより操作板5及びスライド扉98に固定され、操作板5をスイッチ本体1に装着した状態では支持バネ110の先端は常にカバー13の上面に当接し、操作板5の両側部を下方から同時に上方に突き上げるように作用し、操作板5の中立状態を保持する第2の中立保持手段を構成している。なお、上述の支持バネ110は上記カバー13の上面に設け、スイッチ本体側から操作板5を突き上げるようにしても構わない。
【0026】
押圧突部111は上述の作動子30の上面4隅に立設した押圧受突部45に対応し、操作板5を揺動させた時、下動する側の押圧突部111が押圧受突部45を押圧し、作動子30を操作板5と同一方向に支軸41を中心に揺動させるものである。なお、図7(b)において、符号118はスライド扉98を開放した時に収容する格納凹部で、119は開放したスライド扉98が格納凹部118から離脱しないように押さえる抑止板を示し、この抑止板119は成形時には立設して成形され、スライド扉98を組み込んだ時点で適宜手段で格納凹部118側に湾曲させればよい。
【0027】
ところで、上述の操作板5とカバー13との間には、前回押圧した側を再度押圧しても操作板5が同一方向に回動しないように阻止するための操作防止機構が設けられている。この操作防止機構はカバー13の上面に操作板5の揺動方向と同一方向にスライド可能に配置されたスライドロック部材120で構成されている。このスライドロック部材120は、略方形の枠体で、長手方向両側部には作動バネ121が設けられている。この作動バネ121は、側面視略八の字状に両端が斜め下方に伸びた板バネで、ボス122をカシメることによってスライドロック部材120上に固定されているもので、この作動バネ121の先端は、それぞれ作動子30のガイド穴43から上方に突出した転換子31のガイド片42の上部に係合し、転換子31が揺動するとガイド片42によって作動バネ121が揺動方向に押圧され、この作動バネ121を介して押圧されたスライドロック部材120が蓋体12とカバー13との間の空間を転換子31の揺動方向と同一の方向にスライド移動させることができる。移動が完了すると、スライド方向側の端辺120aは上述の操作板5の回動阻止突部112の直下に位置し、回動阻止突部112の先端が端辺120aの上面に当接し、操作板5の押し操作を阻止するように構成されている。
【0028】
次に、スイッチ本体を取り付ける取付枠について説明する。図2は、取付枠2の分解斜視図を示し、この取付枠2は、樹脂製の絶縁取付枠125と金属製の補強枠126とからなり、絶縁取付枠125はスイッチ本体Aを3個並接して貫通できる大きさの長方形の開口部127が中央に形成され、開口部127の長手方向の内壁面には、スイッチ本体Aを取付ける際の位置決め用の位置決め突部129がスイッチ本体Aの幅と等しい間隔で内方に突出して形成されるとともに、スイッチ本体Aの蓋部12に形成された係止突部130を係合させる係合孔131が形成されている(図10参照)。さらに、絶縁取付枠125の長手方向両端部は補強枠126との相対的な位置決めをするための傾斜面125aが形成されている。さらに、開口部127の長手方向両側にはスイッチ操作時に操作板5に加えられる押圧に対し、操作板5を下側から支える山形の突起132が形成されている。
【0029】
補強枠126は、内側を四角錐台状に膨出させた膨出部126aを有し、その膨出部126aの中央には絶縁取付枠125に固定された3個のスイッチ本体の上部を突出させる四角形の開口部が形成されている。そして、長手方向両端近傍には壁面内に配置された埋め込みボックス(図示せず)に固定する為の取付ネジを挿通させる長孔133が形成されるとともに、四隅にはプレートを係合固定する係止孔134が形成されている。また、上記膨出部126aの内側斜面126bは絶縁取付枠125の斜面125aに当接するように形成され、斜面同士を当接させることにより絶縁取付枠125と補強枠126との位置決めがなされ、固定ネジ145で絶縁取付枠125に形成された取付孔(図示せず)を貫通させ補強枠126のネジ孔128に螺合させることにより一体化されている。
【0030】
プレート4は、取付枠2を覆い、操作板5のみを露出させる樹脂性のカバー部材であって、プレート枠140と化粧枠141とからなり、プレート枠140の中央には操作板5を露出させることのできる開口部142が形成され、開口部142の長手方向両側には、上述の補強枠126の係止孔134に係合し、プレート4を補強枠126に固定する係止片143が下方に突出して形成されている。
次に、スイッチ装置の作動態様について説明する。図11(a)は、転換子31が右に回動した状態で、作動子30は両端が中立保持手段32によって上方に付勢され、作動子軸受40に支軸41が支持されて水平状態(中立状態)を維持している状態を示している。操作板5は支持バネ110(第2の中立保持手段)とともに押圧突部111が、水平状態を維持している作動子30の押圧受突部45の先端に対応し、中立状態(図11(a)では水平状態)を維持している。
【0031】
ここで、操作板の一方の端部(図11(b)では、左側)を押圧すると支持バネ110を撓ませながら、操作板5は支軸115を中心に左側が下がる方向に回動する。操作板5の下面に突出形成された押圧突部111は、作動子30の押圧受突部45の先端に当接し、これを押し下げる。(図11(b)参照)。作動子30が回動を始めると、作動子30の両端部の下面(第1の押圧部)36のうち下動する側の第1の押圧部36が転換子31の第1の押圧受部52を押圧し、転換子31の回動が始まる。この時、転換子31の作動アーム51の先端は、支軸56を中心に下方に円弧を描きながら回動するので、可動接触子25の可動接点25aは押し下げられながら当接している切換接点22aから離れるので、接点同士は擦り合いながら離れることになり、接触面がクリーニングされ、常に接点面を良好な状態に維持することができる。第1の押圧部36と第1の押圧受部52との回転軸は異なるため、さらに、操作板5を押し操作すると、第1の押圧部36に代わって、押圧部37が第2の押圧受部53に当接し(図12(c)(d)参照)、この第2の押圧部53を押圧して、転換子31の回動を継続させる(図12(e)参照)。さらに操作板5を押圧し、作動アーム51が垂直状態を越えるとスプリング24の復元力で可動接触子25が作動アーム51を突き上げるようにして転換子31を反転させるとともに、可動接触子25が反転し、可動接点25aは切換接点22aに接触することになり、電気回路の切り換えがなされる(図11(d)参照)。
【0032】
転換子31が反転すると、ガイド片42も回動し、ガイド片42の先端部がスライドロック部材120に固定された作動バネ121の先端に当接し、この作動バネ121を転換子31の回動方向と同一方向に押圧し、作動バネ121を介してスライドロック部材120を転換子31の回動方向と同一方向にスライド移動させようとする。しかし、図11(d)に示すように、スライドロック部材120の移動に先立って回動阻止突部112が既に下動し、先端がスライドロック部材120の軌道上に位置しているため、スライドロック部材120の端辺120aは回動阻止突部112の側面に当接し、スライド移動を完了することができない。そのため、ガイド片42に押される側の作動バネ121は撓んで、操作板5の押し操作が解除されるまで転換子31(ガイド片42)の押圧力を吸収している。
【0033】
そして、図11(e)に示すように、操作板5の押圧を解除すると、圧縮されていた中立保持手段32のコイルバネ68の弾性で作動子30を復帰回動させ、押圧受突部45が操作板5の押圧突部111を押し上げるとともに、支持バネ110の復元力で操作板5が水平状態(中立状態)に復帰回動する。操作板5が復帰回動すると、回動阻止突部112も上動することになり、スライドロック部材120の移動阻止が解除されるので、作動バネ121の復元力でスライドロック部材120の端辺120aが回動阻止突部112の下方に位置するまで移動することができる。この状態では、操作板5の前回押圧した側(図11(e)において左側)を押圧しようとしても、回動阻止突部112の先端がスライドロック部材120の上面に当接し、操作板5の同一側の押圧を連続してできないように阻止することができ、使用者に、既にスイッチ装置が押し操作されたことを知らせることができる。
【0034】
そして、転換子31が反転することにより、表示体駆動軸63も回動することになり、表示体駆動軸63の先端に係合する駆動軸受83が表示体7内をスライド移動することにより表示体7が支軸84を中心に反転回動する。この時、ネオン管(発光体)60の発光する光は透光体86の内部で屈折し2つの投光面87から上方を照射しているが、透光体86もスライド移動し、スライド方向と反対方向に位置する投光面87が表示体7の貫通孔78の下方に位置することになり、投光面87からの光を通過させフード79を照らして、ネオン管60の点灯を使用者に知らせることができる。ところで、スライド方向側の投光面87は表示体7の貫通孔78の直下を外れ、しかも、遮光板88が貫通孔78の直下に位置し、貫通孔78への光を遮断しているので、図11(e)において左側のフード79aの照明を行うことができないため、右側のフード79bのみが照射され発光することになる。
【0035】
上述のように、作動子30は操作板5によって作動させられ、転換子31は作動子30によって作動させられるが、作動子30と転換子31とは一体として作動しないため、操作板5によるスイッチの切り換え操作は転換子31によって記憶され、作動子30は転換子31を反転させた後、中立保持手段32によって、操作板5の押圧が解除されると同時に復帰回動し、中立状態に戻る。作動子30が復帰回動することにより、操作板5も復帰回動させられ、中立状態に戻ることができ、操作板5を押し操作していない時は、操作板5は中立状態を維持しているが、押された状態は表示体7の傾動状態及びフード79の発光位置によって表示されるとともに、スライドロック部材120によって押し操作が阻止されることにより、目視で確認できるとともに、触覚によっても確認することができる。
【0036】
なお、スイッチ本体を絶縁取付枠に取りつける際は、スイッチ装置が1個であれば上述のように、絶縁取付枠の開口部の中央部分に取り付けるため、操作板に対応するスイッチ本体の位置は中央になり、操作板に形成する軸受、開口部、窓の位置は操作板の中央になるが、複数のスイッチ本体を絶縁取付枠に取り付ける場合は、プレート4の開口部142の長さを均等に分割した長さの操作板の大きさになる為、スイッチ本体の幅と操作板の幅が異なり、スイッチ本体を2個取付枠に取り付ける際の操作板は図13に示すようになり、スイッチ本体を3個取付枠に取り付ける際の操作板は図14に示すようになり、操作板に形成される軸受、開口部、窓の位置は必ずしも操作板の中央にはならない。
【0037】
次に、図15で透光体の他の例について説明する。符号150は、前述の発光体60の光を表示体7の長手方向両端部に形成された貫通孔78a、78bに誘導する透光体を示し、この透光体150は対称に形成された2つの平行四辺形状のプリズム151、152で構成され、このプリズム151、152は上面に突出形成された嵌合軸153、154が2つのプリズムを連結する板状の連結部材155の両端部に形成された嵌合孔156、157にそれぞれ嵌合することにより一体に形成され、プリズム151、152の両側部にそれぞれ形成された係合溝159、160がカバー13に形成された係合縁90にスライド可能に係合し、連結部材155の中央部に上下に貫通して形成された貫通孔158に挿通された表示体駆動軸63の軸体63bが揺動することによってカバー13の上面をスライド移動できるようになっているものである。
【0038】
上記透光体150は、発光体60の光を受光面151a、152aで受光すると、発光体60の光は水平な受光面151a、152aからプリズム151、152内に進入し、45度の鏡面151b、152bでプリズム内を水平方向に屈折し、さらに45度の鏡面151c、152cでそれぞれ上方に向かって屈折し、水平な投光面151d、152dから上方を照射するように形成されているもので、図16(a)に示すように、軸体63bの揺動によって透光体150が図面上で右方向にスライド移動し、投光面151dが表示体7の貫通孔78bの下方に位置した時は、発光体60の光がフード79bを発光させて操作板5の押圧可能な方向は図面上で左側であることを示し、図16(b)に示すように、軸体63bの揺動によって透光体150が図面上で左方向にスライド移動し、投光面152dが表示体7の貫通孔78aの下方に位置した時は、発光体60の光がフード79aを発光させて操作板5の押圧可能な方向は図面上で右側であることを示している。
【0039】
上述の透光体によれば、受光面からプリズム内に進入した発光体の光は2つの鏡面でロスすることなく屈折して投光面の上方にあるフードを照射し、フードをより明るく発光させることができるので、操作板の押圧可能な方向をより鮮明に指示することができる。
【0040】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、操作板を押圧操作しない時は操作板は中立状態を維持し、操作板の左右両端部を交互に押圧操作することによりスイッチ本体の開閉機構部を反転動作させることができるので、複数の操作板が並設されている場合でも、すべての操作板が中立状態を維持しているので、外観する上で見栄えのよいスイッチ装置を実現することができる。
【0041】
しかも、一旦押圧操作した側の操作板は連続して押圧することができないので、外観からは開閉機構部の状態がわからなくても操作板に触れることにより開閉機構部の状態を認識することができるとともに、スイッチの切り換え操作を簡単に行うことができる。
【0042】
請求項2の発明によれば、作動子を回動することにより転換子を反転させた後、中立保持手段によって作動子は復帰回動するが、作動子と転換子とは一体ではない為、転換子は押圧された状態を記憶し、切り換えた接点の状態を維持することができる。
【0043】
請求項3の発明によれば、作動子が中立保持手段によって中立状態を維持すると、作動子に設けられた第2の中立保持手段が操作板の中立状態を維持するので、操作板を押圧操作しない時は、確実に操作板の中立状態が維持される。
【0044】
請求項4の発明によれば、操作板を押圧操作すると、スライドロック部材が押圧操作した側の操作板の下側に選択的に移動し、前回押圧した側の操作板の連続押圧操作を不能にすることができ、操作板の誤操作を防止することができる。
【0045】
請求項5の発明によれば、スイッチ本体は絶縁取付枠に取り付けられ、絶縁取付枠は補強枠を介して壁に取り付けられるため、取り付け部とスイッチ本体とを電気的に分離することができ、安全性の高いスイッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)(c)は本発明に係るスイッチ装置の一例を示す、正面図、底面図及び右側面図
【図2】 上記スイッチ装置の分解斜視図
【図3】 スイッチ本体の分解斜視図
【図4】 (a)(b)はスイッチ本体の正面図及び要部縦断面図
【図5】 (a)(b)(c)は蓋部の背面図、B−B線断面図及びC−C線断面図
【図6】 表示体の構成を示す分解斜視図
【図7】 (a)(b)は操作板の一例を示す正面側斜視図及び背面側斜視図
【図8】 上記操作板及び構成部品の正面図、背面図及び中央縦断面図
【図9】 図1(b)のX−X線断面図
【図10】 図1(c)のY−Y線断面図
【図11】 スイッチ装置の作動態様を説明する動作説明図
【図12】 (a)〜(f)転換子の作動状態を説明するスイッチ本体の要部断面図
【図13】 取付枠にスイッチ装置を2個取り付ける場合の操作板の正面図及び背面図
【図14】 取付枠にスイッチ装置を3個取り付ける場合の操作板の正面図及び背面図
【図15】 透光体の他の例を示す斜視図
【図16】 (a)(b)は上記他の例の透光体を有する表示体と発光体との関係を示す要部断面図
【符号の説明】
1 スイッチ本体
2 取付枠
4 プレート
5 操作板
7 表示体
30 作動子
31 転換子
32 中立保持手段
110 支持バネ(第2の中立保持手段)
120 スライドロック部材(操作防止機構)
125 絶縁取付枠
126 補強枠
A スイッチ装置
B 開閉機構部
Claims (5)
- スイッチ本体と、該スイッチ本体に着脱自在に装着されるとともに揺動可能に軸支された操作板と、上記スイッチ本体を取り付ける取付枠と、該取付枠を覆うプレートとからなるスイッチ装置において、
上記操作板を押圧操作しない状態においては中立状態を維持し、操作板の左右両端部を交互に押圧操作することによりスイッチ本体の開閉機構部を反転動作させるとともに、次回の操作方向でない側の押圧操作を不能にする操作防止機構を設けたことを特徴とするスイッチ装置。 - 前記開閉機構部は作動子と、転換子と、前記操作板を押圧操作しない状態において上記作動子の中立状態を保持する方向に常時付勢する中立保持手段とを有することを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記操作板又は前記スイッチ本体に、操作板を押圧操作しない状態において、上記操作板を中立状態に保持する第2の中立保持手段を設けることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記操作防止機構は、前記操作板の押圧操作によって、該操作板の押圧操作側の操作板の下側に選択的にスライド移動し、操作板の押圧操作を妨げるスライドロック部材を備えることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記取付枠はスイッチ本体を支持する絶縁取付枠と、該絶縁
枠を支持する補強枠とからなる請求項1記載のスイッチ装置。
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-
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