JPH0680236U - イルミネーション付きスイッチ装置 - Google Patents

イルミネーション付きスイッチ装置

Info

Publication number
JPH0680236U
JPH0680236U JP2110593U JP2110593U JPH0680236U JP H0680236 U JPH0680236 U JP H0680236U JP 2110593 U JP2110593 U JP 2110593U JP 2110593 U JP2110593 U JP 2110593U JP H0680236 U JPH0680236 U JP H0680236U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
push plate
circuit board
electric circuit
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2110593U
Other languages
English (en)
Inventor
宏泰 北脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2110593U priority Critical patent/JPH0680236U/ja
Publication of JPH0680236U publication Critical patent/JPH0680236U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成部品の軽減化を図ること。 【構成】 4個の発光ダイオード6をプッシュプレート
4の4個のマーク401にそれぞれ近接して対向して配
置し、4方向スイッチの4個のコンタクト31及び4個
のアクチュエータ41を電気回路基板3の一面であっ
て、前記4個の発光ダイオード6の間に配置し、かつ2
方向スイッチの2個のコンタクト32及びスライダ42
を前記電気回路基板3の他面であって、前記4個の発光
ダイオード6の間に配置する。その結果、限られた空間
内に必要な構成部品を効率良く収納することができる。
特に、ライトガイドを使用せずに、4個の発光ダイオー
ド6をプッシュプレート4の4個のマーク401にそれ
ぞれ近接して対向して配置することができるので、ライ
トガイドが不要となり、その分構成部品の軽減化を図る
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、4方向のプッシュ操作形のスイッチ(本明細書おいては、単に4方 向スイッチと称する。)と2方向の切替操作形のスイッチ(本明細書においては 、以下、単に2方向スイッチと称する。)とを組み合わせてなるイルミネーショ ン付きスイッチ装置に係り、特に限られた空間内に必要な構成部品を効率良く収 納することができ、構成部品の軽減化を図ることができるイルミネーション付き スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述の4方向スイッチと2方向スイッチとを組み合わせてなるスイッチ装置と しては、例えば特公平3−17334号公報に記載のものがある。 このスイッチ装置は、自動車用の電動リモートコントロールミラーの左右のミ ラー面を上下左右方向に傾動させるスイッチとして使用されている。すなわち、 左側のミラー面を上下方向に傾動させるための駆動用モータ、左側のミラー面を 左右方向に傾動させるための駆動用モータ、右側のミラー面を上下方向に傾動さ せるための駆動用モータ、右側のミラー面を左右方向に傾動させるための駆動用 モータ、のうち、所望のモータを正転あるいは逆転させるためのコントロールス イッチとして使用されている。 このスイッチ装置は、ケース内に電気回路基板を内蔵し、その電気回路基板の 一面(上面)に4方向スイッチ(左右のミラー面を上下左右方向に傾動させるた めの4方向のプッシュ操作形のスイッチ)の複数個のコンタクト及び2方向スイ ッチ(左右のミラー面のいずれかを上下左右方向に傾動させるために切り替える 2方向の切替操作形スイッチ)の複数個のコンタクトをそれぞれ配置し、前記ケ ースにプッシュプレートを4方向にプッシュ操作可能に取り付け、そのプッシュ プレートと前記4方向スイッチの複数個のコンタクトとの間に4個のアクチュエ ータをそれぞれ配置し、前記ケースに切替ノブを2方向に切替操作可能に取り付 けると共に、その切替ノブを前記プッシュプレートのほぼ中央に設けた開口部に 配置し、前記切替ノブと前記2方向のスイッチの複数個のコンタクトとの間にス ライダを配置してなる。 次に、このスイッチ装置の操作作動について説明する。 まず、切替ノブを2方向のうちのいずれかの方向に切替操作すると、スライダ を介して2方向スイッチの複数個のコンタクトのうちの所望のコンタクトがON となり、左側若しくは右側のミラー面のうち、所望のミラー面が上下左右方向に 傾動操作可能な状態となる。それから、プッシュプレートを4方向のうちのいず れかの方向にプッシュ操作すると、アクチュエータを介して前記4方向スイッチ の複数個のコンタクトのうちの所望のコンタクトがONとなり、所望のミラー面 を上下左右のうち所望の方向に傾動させることができる。 このように、4方向スイッチのプッシュプレートを4方向にそれぞれプッシュ 操作し、また2方向のスイッチの切替ノブを2方向に切り替えることにより、左 側若しくは右側のミラー面を、それぞれ上下方向あるいは左右方向に傾動させる ことができる。
【0003】 しかしながら、上述のスイッチ装置は、4方向スイッチのプッシュプレートに イルミネーション手段が何等施されていないので、プッシュプレートをプッシュ 操作する際に、そのプッシュ操作する箇所を誤る場合がある。特に、スイッチ装 置の周囲が暗い場合等は上述の誤操作が顕著に現れる。
【0004】 そこで、イルミネーション付きスイッチ装置が出願された。このスイッチ装置 としては、例えば実開昭59−136136号公報に記載のものがある。このイ ルミネーション付きスイッチ装置は、自動車用の電動リモートコントロールミラ ーを上下左右に傾動操作させるスイッチとして使用されている。 このイルミネーション付きスイッチ装置は、ケース内に電気回路基板を内蔵し 、その電気回路基板の一面に複数個のコンタクトを配置し、前記ケースにプッシ ュプレートを4方向にプッシュ操作可能に取り付け、そのプッシュプレートにコ ンタクト作動体を設け、そのプッシュプレートのプッシュ操作する4箇所の近傍 に光透過性のマークをそれぞれ設け、前記ケース内にライトガイド及び光源を配 置してなる。 次に、このイルミネーション付きスイッチ装置の操作作動について説明する。 まず、プッシュプレートを4方向のうちのいずれかの方向にプッシュ操作する と、コンタクト操作体を介して複数個のコンタクトのうちの所望のコンタクトが ONとなり、左側若しくは右側の所望のミラー面を上下左右のうち所望の方向に 傾動させることができる。それから、光源を点灯すると、その光源からの光がラ イトガイドに入射してそのライトガイド内を進行してプッシュプレートの4箇所 のマークを照明する。 この結果、プッシュプレートの4箇所のマークが発光し、上述のプッシュプレ ートをプッシュ操作する際に、そのプッシュ操作する箇所を誤るような虞がない 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前者のスイッチ装置は、ケース内の電気回路基板の一面に、4方向 のプッシュ操作形のスイッチの複数個のコンタクト及び複数個のアクチュエータ と、2方向の切替操作形のスイッチの複数個のコンタクト及びスライダと、をそ れぞれただ単に配置したものであるから、電気回路基板の一面に光源を配置する スペースが無い。そこで、後者のイルミネーション付きスイッチ装置のように、 光源を電気回路基板から離し、その光源とプッシュプレートとの間にライトガイ ドを配置する必要がある。このために、上述の従来のイルミネーション付きスイ ッチ装置では、ライトガイド等の余計な構成部品が必要である等の問題がある。
【0006】 本考案の目的は、限られた空間内に必要な構成部品を効率良く収納することが でき、構成部品の軽減化を図ることができるイルミネーション付きスイッチ装置 を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の問題を解決するために、4個の光源をプッシュプレートの4 箇所のマークにそれぞれ近接して対向して配置し、4方向スイッチのスイッチ機 構を電気回路基板の一面であって、前記4個の光源の間に配置し、かつ2方向ス イッチのスイッチ機構を前記電気回路基板の他面であって、前記4個の光源の間 に配置したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案は、上記の構成により、限られた空間内に必要な構成部品を効率良く収 納することができる。特に、ライトガイド等を使用せずに、4個の光源をプッシ ュプレートの4箇所のマークにそれぞれ近接して対向して配置することができる ので、上述のライトガイド等の構成部品が不要となり、その分構成部品の軽減化 を図ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係るイルミネーション付きスイッチ装置の一実施例を添付図面 を参照して説明する。なお、作図の便宜上断面図のハッチングを省略する。 この例は自動車用の電動リモートコントロールミラーの左右のミラー面を上下 左右方向に傾動させるスイッチとして使用されているものである。すなわち、左 側のミラー面を上下方向に傾動させるための駆動用モータ、左側のミラー面を左 右方向に傾動させるための駆動用モータ、右側のミラー面を上下方向に傾動させ るための駆動用モータ、右側のミラー面を左右方向に傾動させるための駆動用モ ータ、のうち、所望のモータを正転あるいは逆転させるためのコントロールスイ ッチとして使用されているものである。 この実施例において、X方向とは、図1に示すように、本考案のスイッチ装置 を平面から見て、正方形のケース1及びプッシュプレート4の左辺の中心と右辺 の中心とを結ぶ線分の方向である。また、Y方向とは、同じく図1に示すように 、本考案のスイッチ装置を平面から見て、正方形のケース1及びプッシュプレー ト4の上辺の中心と下辺の中心とを結ぶ線分の方向である。さらに、十の字方向 とは、上述のX方向及びY方向である。さらにまた、対角線方向とは、上述の十 の字方向に対して45°回動した方向、すなわち図1に示すように、本考案のス イッチ装置を平面から見て、正方形のケース1及びプッシュプレート4の対角を それぞれ結ぶ線分の方向である。
【0010】 図において、1は上部ケースである。この上部ケース1は、図1乃至図5に示 すように、上面10及び下面11を開口した中空状の直方体形状をなす。この上 部ケース1の上面開口部10の周縁にロ形状の鍔部100を一体に設ける。かつ 、この上部ケース1の内部のほぼ中間部に中仕切板部12を一体に設ける。 この中仕切板部12の上面側の中央にほぼ角筒形状の切替ノブガイド部13を 上方に一体に突設し、その切替ノブガイド部13の上面を開口し、その開口縁に 軸部130をY方向に一体に突設する。この切替ノブガイド部13は、X方向の 2側面が八の字形状に傾斜していて、切替ノブ5の切替作動のガイドをなす。 この中仕切板部12の上面側の十の字方向の4箇所に、角筒形状の光源収納部 14をそれぞれ上方に一体に突設し、その光源収納部14の上面を開口する。こ の光源収納部14は、前記上部ケース1に後述するプッシュプレート4を組み付 けた際に、その光源収納部14の上面開口部が後述するプッシュプレート4のマ ーク401と近接して対向する位置に設けられている。 さらに、この中仕切板部12の上面側の対角線方向の4箇所に、4方向スイッ チのコンタクト収納部15をそれぞれ上方に一体に突設し、かつそのコンタクト 収納部15の上面に円筒形状のアクチュエータガイド部150をそれぞれ上方に 一体に突設し、そのアクチュエータガイド部150の上面を開口する。 前記上部ケース1の4側面の上部から中間部にかけて水抜き溝16をそれぞれ 設ける。この水抜き溝16の下面と前記中仕切板部12の上面とは面一とする。 かつ、この4個の水抜き溝16のうち、X方向の2個の水抜き溝16の上面16 0をプッシュプレート係止用の係止面とする。さらに、このX方向の2個の水抜 き溝16の下面の中間部に車体への取付用の係合爪17を一体に突設する。また 、前記上部ケース1のX方向の2側面の下部の両端部にホルダ係止用の係止溝1 8をそれぞれ2個ずつ設ける。
【0011】 図において、2は下部ケースとしてのホルダである。このホルダ2は、図2及 び図7に示すように、やや上部において段部を介して、外法が前記上部ケース1 の下面開口部11の内法より一回り小さい中空状の直方体形状をなす上部分20 と、さらにその上部分20より小さい同じく中空状の直方体形状をなす下部分2 1とから構成されている。前記上部分20の上面200及び前記下部分21の下 面210をそれぞれ開口すると共に、前記段部に対応する部分に中仕切板部22 を一体に設ける。 前記上部20のX方向の2側面に2個の係止爪23を、前記上部ケース1の係 止溝18に対応して、それぞれ設ける。 前記中仕切板部22の上面のほぼ中央にガイド凸部24をX方向に一体に突設 する。このガイド凸部24は、断面ほぼMの字形状をなす。すなわち、このガイ ド凸部24は、後述する切替ノブ5の傾倒切替操作時における節度感を付与する ものであって、上面中央にV字溝240を有し、かつ上面左右両側に中央から左 右両端にかけて下り勾配の傾斜面241を有し、さらにその中央のV字溝240 と左右両側の傾斜面241との間にへの字形状の山部242を有するものである 。 前記中仕切板部22の前記ガイド凸部24の前後に、小長方形の透孔25を4 個ずつ計8個X方向にそれぞれほぼ等間隔に設ける。 図において、26はターミナルである。このターミナル26は、図7に示すよ うに、クランク形状をなし、上部の幅狭の接続部260と、下部の幅広のコネク タ部261と、からなる。この8個のターミナル26のコネクタ部261を前記 ホルダ2の8個の透孔25に、図7中の矢印に示すように、それぞれ圧入固定 若しくは挿入固定する。 図において、27はスライダガイドである。このスライダガイド27は、図7 に示すように、その中央に長方形の透孔270をX方向に設けると共に、その透 孔270の前後に小凸条271をそれぞれX方向に一体に突設する。このスライ ダガイド27の前後両端部をそれぞれ上方に直角に折り曲げ、さらにその先端を それぞれ前後に直角に折り曲げてなる。このスライダガイド27を前記8個のタ ーミナル26の接続部260の間に位置させると共に、このスライダガイド27 を前記8個のターミナル26の上に載置して、そのスライダガイド27の透孔2 70に前記ガイド凸部24を嵌合して、そのスライダガイド27を前記ホルダ2 に固定する。 かかるホルダ2の上部分20を前記上部ケース1の下面開口部11内に収納す ると共に、ホルダ2の係止爪23を前記上部ケース1の係止溝18に、図5及び 図7中の矢印に示すように、係止させることにより、上部ケース1とホルダ2 とが一体となってスイッチケースが形成される。
【0012】 図において、3は電気回路基板である。この電気回路基板3は、図6及び図8 及び図9に示すように、例えばプリント回路基板(P.C.B)等からなる。こ の電気回路基板3の中央に長方形の透孔300をX方向に設けると共に、その電 気回路基板3の対角線上の4角部に円形の透孔301をそれぞれ設ける。この電 気回路基板3の上辺のほぼ中央に位置決め用の小凸部302を一体に突設する。 この電気回路基板3を前記ケース1及び2内に配置する。すなわち、前記電気回 路基板3を、前記上部ケース1の中仕切板部12の下面と前記ホルダ2の上部分 20の端面との間に挟み込んで固定する。この電気回路基板3に前記8個のター ミナル26の接続部260を電気的に接続する。
【0013】 図において、31は4方向スイッチのコンタクトである。このコンタクト31 は、図6及び図8に示すように、弓形乃至ブリッジ形をなし、両端に接点部31 0をそれぞれ設ける。この4個のコンタクト31を前記電気回路基板3の一面( 上面)に、図6中の矢印に示すように、コンタクト31の接点部310を電気 回路基板3に向けて、後述する4個の発光ダイオード6の間に対角線方向に配置 し、かつ前記上部ケース1の4個のコンタクト収納部15内にそれぞれ収納する 。
【0014】 図において、32は2方向スイッチのコンタクトである。このコンタクト32 は、図6及び図9に示すように、細長い板形状をなし、その両端部に半円形状の 接点部320をそれぞれ上方に突出させて設けると共に、その中央部にコの字形 状の係合部321を上方に突出させて設ける。この2個のコンタクト32を前記 電気回路基板3の他面(下面)に、図6中の矢印に示すように、コンタクト3 2の接点部320を電気回路基板3に向けて、後述する4個の発光ダイオード6 の間であって、電気回路基板3の透孔300の長辺の両側にX方向に平行にそれ ぞれ配置する。
【0015】 図において、4は4方向スイッチのプッシュプレートである。このプッシュプ レート4は、図1乃至図5に示すように、平面から見て正方形の4角を面取りし た形状をなし、中央に小正方形の透孔400を設ける。このプッシュプレート4 のプッシュ操作するX方向及びY方向の4箇所の近傍に光透過性のマーク401 をそれぞれ設ける。この光透過性のマーク401は、二色成形又は塗装により形 成する。なお、この例では、ミラー面(図示せず)を上下左右に傾動させるのに 対応させて上下左右の矢印形状をなす。このプッシュプレート4の平面に溝40 2を対角線上に設ける。かつ、このプッシュプレート4のX方向の2側面に係止 爪403をそれぞれ2個ずつ設ける。また、このプッシュプレート4の透孔40 0の内側の縁に遮光壁404を一体に設ける。このプッシュプレート4の4個の 係止爪404を前記上部ケース1の係止面160に、図5中の矢印に示すよう に、それぞれ係止させて、このプッシュプレート4を前記上部ケース1の上面開 口部10に、X方向及びY方向の4方向にプッシュ操作可能に取り付ける。
【0016】 図において、41は4方向スイッチのアクチュエータである。このアクチュエ ータ41は、図3及び図4及び図6に示すように、傾斜面410を有する本体部 411と、その本体部411の上面から一体に突設した軸部412とからなる。 この4個のアクチュエータ41を前記4方向スイッチのコンタクト31と前記プ ッシュプレート4との間に、図6中の矢印に示すように、それぞれ配置すると 共に、後述する4個の発光ダイオード6の間に対角線方向に配置する。すなわち 、この4個のアクチュエータ41の本体部411を前記上部ケース1の4個のコ ンタクト収納部15中にそれぞれ収納して、かつそのアクチュエータ41の傾斜 面410に前記4方向スイッチのコンタクト31をそれぞれ当接させておく。一 方、前記4個のアクチュエータ41の軸部412を前記上部ケース1の4個のア クチュエータガイド150中に進退可能にガイド収納し、かつその軸部412の 頂端を前記プッシュプレート4の対角線方向の底面側に当接させておく。 なお、上述のアクチュエータ41とコンタクト31とが4方向スイッチのスイ ッチ機構を構成する。
【0017】 図において、5は2方向スイッチの切替ノブである。この切替ノブ5は、図1 及び図2及び図5に示すように、ノブ本体50と、圧縮スプリング51と、圧接 子52とからなる。 前記ノブ本体50は、上部にノブ部500をY方向に延設し、そのノブ部50 0の下部の左右両側から屋根部501をX方向にそれぞれ一体に設けると共に、 その屋根部501の周縁から導水用若しくは防水用の垂下壁502を一体に垂下 して設ける。かつ、前記屋根部501の上面の左側に「L」の文字を右側に「R 」の文字をそれぞれ付す。前記ノブ部500の下面の中央から四角柱の軸部50 3を一体に設ける。この軸部503のY方向側の2側面に円形の透孔504を設 けると共に、この軸部503の下面から収納溝505を設ける。 前記圧接子52は、中央の段部520を介して、上部の小径部と下部の大径部 とからなる。 この切替ノブ5を前記ケース1及び2にX方向の2方向に切替操作可能に取り 付けると共に、前記プッシュプレート4の開口部400に配置させる。すなわち 、ノブ本体50の収納溝505に圧縮スプリング51及び圧接子52を収納し、 そのノブ本体50の透孔504を前記上部ケース1の軸部130に回動可能に取 り付けると共に、そのノブ本体50の軸部503及び圧接子52を、図5乃至図 7中の矢印に示すように、上部ケース1の切替ノブガイド部13及び電気回路 基板3の透孔300及び後述するスライダ42の透孔420及びスライダガイド 27の透孔270中を挿通して、その切替ノブ5の圧接子52を前記ホルダ2の ガイド凸部24のV字溝240若しくは傾斜面241に圧接させる。
【0018】 図において、42は2方向スイッチのスライダである。このスライダ42は、 図2及び図6に示すように、上から見てエの字形状をなす。このスライダ42の 中央部に透孔420を設け、その透孔420のX方向の2側面に上から下にかけ て広がるような傾斜面421を設ける。このスライダ42の2個のX方向の水平 部の上面に収納用の凹部422を設けると共に、その凹部422の中央に凸部4 23を設ける。このスライダ42を前記切替ノブ5と前記2方向のスイッチの2 個のコンタクト32との間に配置すると共に、後述する4個の発光ダイオード6 の間に配置する。すなわち、このスライダ42を前記スライダガイド27の小凸 条271の上と前記電気回路基板3の下面との間にX方向にスライド可能に配置 する。次に、図6中の矢印に示すように、このスライダ42の2個の凹部42 2に前記2個の2方向スイッチのコンタクト32をそれぞれ収納すると共に、こ のスライダ42の凸部423に前記コンタクト32の係合部321をそれぞれ係 合する。さらに、このスライダ42の透孔420に前記切替ノブ5の軸部503 を挿入させる。 なお、上述のスライダ42とコンタクト32とが2方向スイッチのスイッチ機 構を構成する。
【0019】 図において、6は光源としての発光ダイオードである。この4個の発光ダイオ ード6を前記上部ケース1の光源収納部14中にそれぞれ収納させて、その4個 の発光ダイオード6を前記プッシュプレート4の4個のマーク401にそれぞれ 近接して対向させる。かつ、図6中の矢印に示すように、この4個の発光ダイ オード6の端子60を前記電気回路基板3に半田付け等60により電気的に接続 する。
【0020】 この実施例における本考案のイルミネーション付きスイッチ装置は、以上の如 き構成からなり、以下その操作作動について説明する。 まず、図1及び図3及び図8及び図9に示す状態がノーマル状態(中立状態) である。この状態において、切替ノブ5の上部を図1及び図2中の矢印L方向に 傾倒させる。すると、軸部130及び透孔504を中心にして、切替ノブ5の下 部が矢印L方向と逆の方向に回動し、それに伴って圧接子52が圧縮スプリング 51のばね力に抗して収納溝505中に入り込みながら、ホルダ2のガイド凸部 24のV字溝240から山部242を乗り越える。その圧接子52が山部242 を乗り越えると、前記圧縮スプリング51のばね復帰力により圧接子52が収納 溝505から突出してガイド凸部24の図2中の右側の傾斜面241に圧接する 。この圧接子52が山部242を乗り越える際に上述の切替ノブ5の切替感を付 与するものである。 上述の切替ノブ5の切替に伴って、その切替ノブ5の軸部503がスライダ4 2の透孔420の図2中の右側の傾斜面421に係合し、そのスライダ42が矢 印L方向にスライドする。そのスライダ42のスライドに伴って、電気回路基板 3の他面(下面)において、2方向スイッチの2個のコンタクト32が図9中の 矢印L方向にスライドし、その結果左側のミラー面を上下左右に傾動させる準備 が整う。 また、切替ノブ5を右側に(図1及び図2中の矢印Lと逆方向に)傾倒させる と、スライダ42を介して2方向スイッチの2個のコンタクト32が電気回路基 板3の他面(下面)において図9中の矢印R方向にスライドし、その結果右側の ミラー面を上下左右に傾動させる準備が整う。 このとき、2方向スイッチの2個のコンタクト32は、エの字形状のスライダ 42により、電気回路基板3の他面の4個の発光ダイオード6の端子や半田付け の部分60の間において、すなわちその4個の発光ダイオード6の端子や半田付 けの部分60を逃げて、スライド(切替作動)する。この結果、4個の発光ダイ オード6を十の字方向に位置させて、プッシュプレート4の4個のマーク401 に近接して対向させることができる。
【0021】 次に、上述の切替ノブ5を左側又は右側に切り替えた状態において、例えばプ ッシュプレート4の左側の部分を図4中の矢印P方向に押し下げる。すると、4 個のアクチュエータ41のうち、左側の2個のアクチュエータ41が図4中の矢 印D方向に下がり、それに伴って4方向スイッチの4個のコンタクト31のうち 左側の2個のコンタクト31(31LU)及び31(31LD)が撓み、その2 個のコンタクト31の接点が電気回路基板3の一面(上面)において図8中の矢 印方向にスライドし、その結果左側のミラー面又は右側のミラー面を左側に傾倒 させる電気回路が形成され、左側のミラー面又は右側のミラー面が左側に傾倒す る。 また、プッシュプレート4の左側の部分を押し下げるのを止めると、撓んでい た2個のコンタクト31が弾性復帰力により元の状態に戻るので、左側の2個の コンタクト31(31LU)及び31(31LD)の接点310が電気回路基板 3の一面(上面)において図8中の矢印と逆方向にスライドし、その結果左側の ミラー面又は右側のミラー面の左側への傾倒が停止する。かつ、左側の2個のア クチュエータ41が図4中の矢印Dと逆方向に移動するので、プッシュプレート 4が元の状態に戻る。 ここで、プッシュプレート4の右側の部分、又は上側の部分、又は下側の部分 を、それぞれ押し下げると、右側の2個のコンタクト31(31RU)及び31 (31RD)、又は上側の2個のコンタクト31(31LU)及び31(31R U)、又は下側の2個のコンタクト31(31LD)及び31(31RD)、の 接点310がそれぞれ図8中の矢印の方向にスライドして、左側のミラー面又は 右側のミラー面を、右側、又は上側、又は下側に、それぞれ傾倒させることがで きる。また、プッシュプレート4の押し下げるのを止めると、そのプッシュプレ ート4は元の状態に戻る。
【0022】 このとき、4方向スイッチの4個のコンタクト31は、電気回路基板3の一面 の4個の発光ダイオード6の間において、すなわちその4個の発光ダイオード6 を逃げて、対角線上に配置するものであるから、4個の発光ダイオード6を十の 字方向に位置させて、プッシュプレート4の4個のマーク401に近接して対向 させることができる。
【0023】 そして、4個の発光ダイオード6をそれぞれ点灯すると、その4個の発光ダイ オード6からの光が直接プッシュプレート4の4個のマーク401を経て外部に 照射され、その4個のマーク401が光る。このように、4個の発光ダイオード 6を十の字方向に位置させて、プッシュプレート4の4個のマーク401に近接 して対向させることができるので、発光ダイオード6からの光を直接プッシュプ レート4のマーク401に照射することができる。その結果、発光ダイオード6 からの光をプッシュプレート4のマーク401に導く導光体等が不要となり、そ の分部品点数を軽減することができる。
【0024】 特に、この実施例においては、上部ケース1の中仕切板部12の上面から切替 ノブガイド部13及び光源収納部14を上方に突出し、かつ上部ケース1の側面 に水抜き溝16を前記中仕切板部12の上面と面一に設け、さらに切替ノブ5に 防水用の垂下壁502を設けたものであるから、図2中の破線矢印に示すように 、プッシュプレート4の透孔400と切替ノブ5との間からケース1内に侵入し てきた水は、切替ノブ5の防水用の垂下壁502により、切替ノブガイド部13 及び光源収納部14の間の中仕切板部12の上面に案内され、かつ水抜き溝16 から外部に排出される。この結果、水が電気回路基板3側に侵入するのを防ぐこ とができ、防水効果がある。
【0025】 なお、上述の例において、本考案のイルミネーション付きスイッチ装置は、自 動車用の電動リモートコントロールミラーの左右のミラー面を上下左右方向に傾 動させるスイッチとして使用されているが、本考案のイルミネーション付きスイ ッチ装置は、その他のスイッチにも使用しても良い。
【0026】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案のイルミネーション付きスイッチ装置は、4 方向スイッチのスイッチング機構を電気回路基板の一面に、また2方向スイッチ のスイッチ機構を電気回路基板の他面に、それぞれ配置したので、その電気回路 基板に4個の光源を配置する空間ができる。その結果、ライトガイド等を使用せ ずに、4個の光源をプッシュプレートの4箇所のマークにそれぞれ近接して対向 して配置することができるので、上述のライトガイド等の構成部品が不要となり 、その分構成部品の軽減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るイルミネーション付きスイッチ装
置の一実施例を示した平面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図3におけるプッシュプレート左側の部分を押
し下げた状態の断面図である。
【図5】プッシュプレート及び切替ノブ及び上部ケース
の分解斜視図である。
【図6】アクチュエータ及び4方向スイッチのコンタク
ト及び2方向スイッチのコンタクト及び発光ダイオード
及びスライダ及び電気回路基板の分解斜視図である。
【図7】スライダガイド及びターミナル及びホルダの分
解斜視図である。
【図8】電気回路基板の一面(上面)側の斜視図であ
る。
【図9】電気回路基板の他面(下面)側の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…上部ケース、2…ホルダ(下部ケース)、3…電気
回路基板、31…4方向スイッチのコンタクト(4方向
スイッチのスイッチ機構)、32…2方向スイッチのコ
ンタクト(2方向スイッチのスイッチ機構)、4…プッ
シュプレート、41…アクチュエータ(4方向スイッチ
のスイッチ機構)、42…スライダ(2方向スイッチの
スイッチ機構)、401…マーク、5…切替ノブ、6…
発光ダイオード(光源)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4方向のプッシュ操作形のスイッチと、
    2方向の切替操作形のスイッチと、を組み合わせてなる
    イルミネーション付きスイッチ装置であって、 ケースと、 そのケース内に配置した電気回路基板と、 前記ケースに4方向にプッシュ操作可能に取り付け、か
    つ中央に開口部を設けたプッシュプレートと、 前記ケースに2方向に切替操作可能に取り付けると共
    に、前記プッシュプレートの開口部に配置した切替ノブ
    と、 前記プッシュプレートと前記電気回路基板との間に配置
    し、前記プッシュプレートを4方向のうちのいずれかの
    方向にプッシュ操作することにより、所望の回路を構成
    する4方向スイッチのスイッチ機構と、 前記切替ノブと前記電気回路基板との間に配置し、前記
    切替ノブを2方向のうちのいずれかの方向に切替操作す
    ることにより、所望の回路を構成する2方向スイッチの
    スイッチ機構と、 前記プッシュプレートのうち、プッシュ操作する4箇所
    の近傍にそれぞれ設けた光透過性のマークと、 前記ケース内に内蔵し、前記4箇所のマークに光をそれ
    ぞれ照射させる4個の光源と、 を備えたイルミネーション付きスイッチ装置において、 前記4個の光源は、前記4箇所のマークにそれぞれ近接
    して対向して配置され、 前記4方向スイッチのスイッチ機構は、前記電気回路基
    板の一面であって、前記4個の光源の間に配置され、 前記2方向スイッチのスイッチ機構は、前記電気回路基
    板の他面であって、前記4個の光源の間に配置され、 ていることを特徴とするイルミネーション付きスイッチ
    装置。
JP2110593U 1993-04-22 1993-04-22 イルミネーション付きスイッチ装置 Pending JPH0680236U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2110593U JPH0680236U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 イルミネーション付きスイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2110593U JPH0680236U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 イルミネーション付きスイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0680236U true JPH0680236U (ja) 1994-11-08

Family

ID=12045603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2110593U Pending JPH0680236U (ja) 1993-04-22 1993-04-22 イルミネーション付きスイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0680236U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014160556A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Omron Automotive Electronics Co Ltd スイッチ装置
DE102014202882B4 (de) * 2013-02-15 2018-05-17 Omron Automotive Electronics Co., Ltd. Schaltervorrichtung
CN111164785A (zh) * 2017-09-29 2020-05-15 三洋电机株式会社 电源装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014202882B4 (de) * 2013-02-15 2018-05-17 Omron Automotive Electronics Co., Ltd. Schaltervorrichtung
JP2014160556A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Omron Automotive Electronics Co Ltd スイッチ装置
CN111164785A (zh) * 2017-09-29 2020-05-15 三洋电机株式会社 电源装置
CN111164785B (zh) * 2017-09-29 2022-12-06 三洋电机株式会社 电源装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6635832B1 (en) Electrical switch
US4475015A (en) Multiposition switch
US6998554B2 (en) Push-button switch units for vehicle interior light assembly
US5813519A (en) Lighted switch apparatus
US6948824B2 (en) Illuminated electric part capable of efficiently receiving incident light from light source in light-transmissive manipulating shaft
JP2007323829A (ja) プッシュスイッチ
EP1339080B1 (en) Switch device
EP1037228A2 (en) Illuminated switching device for stabilized illumination to translucent portion of knob
EP1530227A1 (en) Steering wheel switch device
US6610945B2 (en) Seesaw type switch
JPH0680236U (ja) イルミネーション付きスイッチ装置
JPH09180569A (ja) スイッチ装置
JPH08129935A (ja) イルミネーション付きスイッチ装置
KR100693508B1 (ko) 1버튼 7웨이 방식의 선루프 스위치
US6888080B2 (en) Switching device
JP2593662Y2 (ja) スイッチ装置
JP3547249B2 (ja) 照光式スイッチ装置
KR101126484B1 (ko) 스위치 장치
JP3020252B2 (ja) ピアノハンドル式スイッチ
JPH0114512Y2 (ja)
JP4530510B2 (ja) 発光表示付スイッチ
JPH09102234A (ja) イルミネーション付きスイッチ装置
JP2604409Y2 (ja) スイッチ装置
JPH055629Y2 (ja)
JP4303377B2 (ja) スイッチ装置