JPH0114512Y2 - - Google Patents

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JPH0114512Y2
JPH0114512Y2 JP1983038749U JP3874983U JPH0114512Y2 JP H0114512 Y2 JPH0114512 Y2 JP H0114512Y2 JP 1983038749 U JP1983038749 U JP 1983038749U JP 3874983 U JP3874983 U JP 3874983U JP H0114512 Y2 JPH0114512 Y2 JP H0114512Y2
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JP
Japan
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lamp
conductive contacts
base member
slide panel
edge
Prior art date
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JP1983038749U
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JPS59143850U (ja
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はルームランプに関し、更に詳述すれ
ば、ランプスイツチを兼ねたスライドパネルを移
動させることにより光の拡散ならびに集光等に変
光させ得るルームランプに関するものである。
[従来の技術] この種の自動車用ルームランプとしては従来例
えば実開昭52−79652号公報に記載されているも
のがある。
この従来の技術は乳白色等の着色ルームランプ
用レンズに窓を設け、該窓に拡散レンズと集光レ
ンズとを併設したレンズ板を摺動自在に当接して
なる自動車用ルームランプである。
[考案が解決しようとする課題] 前記した従来の技術はレンズの内面に形成した
1対のレールにレンズ板を嵌め込んで摺動可能に
配設し、レンズの窓からレンズのツマミを突出さ
せ、このツマミを動かすことでレンズの窓に対し
てレンズ板をスライドし、拡散レンズと集光レン
ズとを使い分けるものである。
したがつてレンズ板は単にレール間に嵌め込ん
であるだけであるから、車の振動や車の揺動等の
僅かな外力でレンズ板が妄りに動いてしまうとい
う第1の問題点がある。
またランプスイツチとしてのスイツチノブを別
設した構成であるからレンズ板の摺動操作とは別
個にランプの点滅操作が必要であり、いわゆる2
オペレーシヨンタイプのルームランプであるから
使い勝手が悪く、部品点数も多く不経済であり、
組立も繁雑であるという第2の問題点がある。
この考案は前記した各問題点を除去するため
に、ベース部材に取付けた導電コンタクトの弾性
でスライドパネルの妄動を防止すると共に、前記
導電コンタクトに対接すべきスライドパネルの導
電コンタクトにより、スライドパネルの摺動操作
に連動してルームランプの点滅を可能とすること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は対をなすランプホル
ダを備えたベース部材と、このベース部材に取り
付けたカバー部材と、このカバー部材のほぼ中央
部に形成した透孔と、前記ベース部材の内部縁辺
およびカバー部材間で摺動可能に配設されかつ複
数の異なる光透過部を形成したスライドパネル
と、前記ベース部材の前記縁辺に取付けた1対の
導電コンタクトと、前記スライドパネルの縁辺に
配設した複数の導電コンタクトとをそれぞれ具備
してなり、前記1対の導電コンタクトに前記スラ
イドパネルの摺動操作で前記複数の導電コンタク
トのうちのいずれか1つを選択的に接離させるス
イツチを構成することで達成される。
[作用] ベース部材に取付けた1対の導電コンタクトに
スライドパネルの複数の導電コンタクトのいずれ
か1つをスライドパネルの摺動操作に連動して接
離することができ、ランプの点滅操作がスライド
パネルを動かすだけの1オペレーシヨンで可能と
なる。
またベース部材の導電コンタクトの弾力でスラ
イドパネルをカバー部材の内面側に弾接させるこ
とができ、スライドパネルの妄動を防止できる。
[実施例] 以下この考案を図に示す一実施例について詳述
する。
第1図に示すようにこの考案のルームランプ
は、ベース部材1とカバー部材2およびスライド
パネル3とで構成されている。
このベース部材1は第1図および第4図a〜e
に示すように注形合成樹脂で射出成型され、ラン
プ4を収容する箱体部11の開口縁に周縁の上方
に突出する突縁12を設けた縁辺13を有し、前
記箱体部11の底板14の中央部には一対のラン
プホルダ15a,15bを取付ける。
前記縁辺13の長尺側の鍔の両端近傍にはカバ
ー部材2を取付ける略L字状の取付け穴16a〜
16dがそれぞれ明けられ、長尺側の一方の縁辺
にはスプリング機能を有する如くV字状に成形さ
れた一対の導電コンタクト17a,17bが取付
けられ、この導電コンタクト17a,17bはベ
ース部材1内に成型時埋込まれた導電部材と接合
しランプホルダ15や該ベース部材1の裏面に設
けられている配線ターミナル(図示省略)と接合
され電気回路を形成している。
カバー部材2は第1図および第2図に示すよう
にベース部材1と同じように合成樹脂の射出成型
で作られ、ベース部材1の突縁12内に嵌合する
縁部22を有する天板部21の中央には透孔23
が設けられ、長尺側の縁部の両端近傍には外方に
爪を成形した取付片24a〜24dが突設し、前
記一方の長尺側の縁部の中央から前記縁部の略1/
2程度の長さに亘つて切欠25が設けられている。
スライドパネル3は第1図に示すように合成樹
脂等の絶縁部材で2本の桟31a,31bを有す
る長方形のフレーム32を形成し、前記フレーム
の一方の長尺側にはノブ36を取付ける取付片3
3と、他方の長尺側には板状の導電コンタクト3
4a〜34cがそれぞれ設けられ、フレームと桟
とで目字状をなし3個の開口には、一面をダイヤ
カツトしたアクリル樹脂製の光透過部35aと、
色彩を施した2面が平坦な光透過部35bと、中
央に凸レンズを形成した光透過部35cが取付け
られている。
このベース部材1、カバー部材2およびスライ
ドパネル3は第3図および第4図に示すように、
ランプホルダ15にランプ4を取付けたベース部
材1の縁辺13上にスライドパネル3を載せ、こ
の上にカバー部材2をその取付片24a〜24d
を取付け穴16a〜16dに挿入することにより
取付け、カバー部材2の切欠25から突出した取
付片33にノブ34を挿着して完成する。
第1図に示すベース部材1に1列に取付けた導
電コンタクト17a,17bを一方の長尺側の縁
辺13の中央部に並列に取付け、スライドパネル
3の導電コンタクト34a〜34cを小さくしか
つ中央に凹部を形成し摺動操作を一時係止し得る
ようにしたものである。
この考案のルームランプは以上のように構成さ
れており、図示してないがドアの開閉に連動して
ランプ4を点灯するスイツチは別途併設されてい
る。以下このルームランプの車室内での照明状態
の切替え操作について述べる。
第4図aはノブ36がカバー部材2の切欠25
の中央に位置した状態で、カバー部材2の透孔2
3とランプ4間には3個の光透過部の内色彩を施
した平坦な光透過部35bが位置し、2個の凹没
のある導電コンタクト34bでベース部材1の導
電コンタクト17a,17bを短絡すると共に導
電コンタクト17a,17bの折曲げ部をこの凹
没内に落ち込ませることにより電気的な短絡と機
械的な係止を得るとランプ4が点灯し、色彩を伴
つた拡散光が透孔23を通して車室内を照射す
る。
次に、第4図bに示すようにノブ36をもつて
スライドパネル3を左側に前記ノブが切欠25の
左端に接するまで移動させると、導電コンタクト
17a,17bは導電コンタクト34cで短絡
し、この短絡に伴つてランプ4が点灯し、ランプ
4からの光は光透過部35cの凸レンズで集光さ
れ、車室内の特定個所にビーム光とまたこのレン
ズの周囲の平坦部からの光が透孔23を通して車
室内を照射する。
更に、図示はないがノブ36をもつてスライド
パネル3を右側に前記ノブが切欠25の右端に接
するまで移動させると、導電コンタクト17a,
17bは導電コンタクト34aで短絡し、この短
絡に伴つてランプ4が点灯し、ランプ4からの光
はダイヤカツトした光透過部35aにより拡散を
強要された光が透孔23を通して車室内を照射す
る。
第4図cはランプ4を消灯した状態である。
[考案の効果] この考案は以上説明したように構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。
ベース部材に取付けた1対の導電コンタクトに
スライドパネルの複数の導電コンタクトのいずれ
か1つをスライドパネルの摺動操作に連動して接
離することができ、ランプの点滅操作がスライド
パネルを動かすだけの1オペレーシヨンで可能と
なり、スペース的にもコスト的にも有利である。
またベース部材の導電コンタクトの弾力でスラ
イドパネルをカバー部材の内面側に弾接させるこ
とができ、スライドパネルの妄動を防止できる等
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の1実施例を示すもの
で、第1図はルームランプの分解斜視図、第2図
はカバー部材の裏面側からの斜視図、第3図はル
ームランプの完成状態の斜視図、第4図a〜cは
いずれも動作状態を説明する横断面図、第4図d
は同じく縦断面図、第5図a,bはコンタクトの
他の実施例を示すルームランプの横断面図と縦断
面図である。 1……ベース部材、2……カバー部材、3……
スライドパネル、4……ランプ、13……縁辺、
15a,15b……ランプホルダ、17a,17
b,34a,34b,34c……導電コンタク
ト、23……透孔、35a,35b,35c……
光透過部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対をなすランプホルダ15a,15bを備えた
    ベース部材1と、このベース部材1に取り付けた
    カバー部材2と、このカバー部材2のほぼ中央部
    に形成した透孔23と、前記ベース部材1の内部
    縁辺13およびカバー部材2間で摺動可能に配設
    されかつ複数の異なる光透過部35a,35b,
    35cを形成したスライドパネル3と、前記ベー
    ス部材1の前記縁辺13に取付けた1対の導電コ
    ンタクト17a,17bと、前記スライドパネル
    3の縁辺に配置した複数の導電コンタクト34
    a,34b,34cとをそれぞれ具備してなり、
    前記1対の導電コンタクト17a,17bに前記
    スライドパネル3の摺動操作で前記複数の導電コ
    ンタクト34a,34b,34cのうちのいずれ
    か1つを選択的に接離させるスイツチを構成して
    なるルームランプ。
JP3874983U 1983-03-17 1983-03-17 ル−ムランプ Granted JPS59143850U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3874983U JPS59143850U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 ル−ムランプ

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JP3874983U JPS59143850U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 ル−ムランプ

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Publication Number Publication Date
JPS59143850U JPS59143850U (ja) 1984-09-26
JPH0114512Y2 true JPH0114512Y2 (ja) 1989-04-27

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ID=30169416

Family Applications (1)

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JP3874983U Granted JPS59143850U (ja) 1983-03-17 1983-03-17 ル−ムランプ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4702320B2 (ja) * 2007-04-24 2011-06-15 トヨタ紡織株式会社 天井ランプ組付構造、それを有する天井ランプ、及び、それを有する車両用成形天井
JP7067412B2 (ja) * 2018-10-16 2022-05-16 トヨタ紡織株式会社 加飾部材の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5279652U (ja) * 1975-12-11 1977-06-14

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JPS59143850U (ja) 1984-09-26

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