JP2000248812A - 開き戸の閉止装置 - Google Patents

開き戸の閉止装置

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JP2000248812A
JP2000248812A JP5348899A JP5348899A JP2000248812A JP 2000248812 A JP2000248812 A JP 2000248812A JP 5348899 A JP5348899 A JP 5348899A JP 5348899 A JP5348899 A JP 5348899A JP 2000248812 A JP2000248812 A JP 2000248812A
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locking
locking body
earthquake
opening
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    • E05B15/00Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】地震終了後の解除動作を不要にし、地震中の開
き戸の開放を確実に阻止できる小型、薄型の開き戸の閉
止装置を提供する。 【解決手段】収納装置本体31に取り付けたケース33
の内側に開口36より大寸の鍔部38bが位置した状態
で、係止体38を開口36に上動可能に配設し、ケース
33内の各移動スペース34内に球体37を収容し、揺
れにより鍔部38bと蓋39との間に球体37を挟持し
て係止体38の動きを上動不能に阻止する。開き戸32
側の支持体41の先端に係止部42を形成し、登り傾斜
面43aを成す先端側が係止体38の重量より大なる上
向きの弾性力を持つ弾性片43を、支持体41の係止部
42の手前に一体形成し、地震時に最低1個の球体37
が鍔部38bの上面に載置することで係止体38の上動
を阻止し、係止体38が弾性片43を押し下げて係止部
42に係止可能になり、開き戸32を若干開く程度に規
制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家具、吊り戸棚
等の開き戸付き収納装置に設けられ、地震時に開き戸の
開放を規制する開き戸の閉止装置に関し、特に地震時に
開き戸の開放を規制する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納装置
では、地震の揺れにより開き戸が開いて収納物が落下す
るのを防止するために、通常地震時に開き戸の開放を規
制する閉止装置が設けられる。この種の閉止装置は、収
納装置本体に設けられた係止手段が平常時にはケース内
に没入状態にあり、地震の揺れによりこの係止手段がケ
ース下方に突出し、この突出した係止手段が開き戸に設
けられた係止具に係止して開き戸の開放が規制され、収
納物の落下が防止されるようになっている。
【0003】具体的には、特開平8−322663号公
報や特開平10−165249号公報等に記載のものが
あり、例えば平常時には、球体が係止手段のストッパの
下側に入り込むことによって、係止手段の下動を阻止し
て係止手段をケース内に没入状態に保持しておき、地震
時には、球体が転動することで係止手段のストッパの下
側から外れ、これにより係止手段の下動を可能にするこ
とが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の閉止装置では、開き戸をわずかに隙間を有した半開き
の状態にロックするため、地震終了後に、このロック状
態を解除するのに特別な解除動作が必ず必要となり、非
常に面倒である。
【0005】また、係止手段の上下動の移動量が非常に
大きくなるため、装置全体の大型化、厚型化を招き、開
き戸にガラスをはめ込んだ場合のように、開き戸を構成
する枠の幅がせいぜい4〜5cmしかないようなときに
は、閉じた開き戸のガラス越しに係止手段を含む閉止装
置の一部が見えてしまい、非常に見栄えが悪いものとな
る。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、地震
終了後の解除動作を不要にし、地震中の開き戸の開放を
確実に阻止できる小型、薄型の開き戸の閉止装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、前記収納装置本体に上下動可能に設
けられた係止体と、地震の揺れによって動作して前記係
止体の動きを上動不能に阻止する阻止手段と、前記開き
戸に支持され前記開き戸の開閉に際して前記係止体の動
きが阻止されたときにのみ前記係止体が係止可能な状態
になって前記開き戸の開放度を若干開く程度に規制する
規制手段とを備えていることを特徴としている。
【0008】このようにすれば、平常時には、係止体は
上動及び下動のいずれも可能であるため、係止体の下方
に障害物があっても、開き戸の開閉時に係止体は上下動
によってその障害物を乗り越えることができ、開き戸の
開閉は何ら規制されることがない。
【0009】一方、地震時には、阻止手段により係止体
の動きが上動不能に阻止され、係止体の動きが阻止され
たときのみ規制手段に係止体が係止可能な状態になっ
て、開き戸の開放度が若干開く程度に規制される。
【0010】従って、係止体の上動が阻止されたとき
に、係止体は規制手段に係止可能になればよく、係止体
の上下方向への移動量はわずかであってもよいため、装
置の小型化、薄型化が可能になる。更に、地震時に係止
体の動きが阻止されたときのみ規制手段に係止体が係止
可能な状態になるため、地震の最中は阻止手段により係
止体の上動が継続的に阻止され、地震が終了すれば阻止
手段により係止体の上動が阻止されることはないため、
地震終了後における従来のような解除動作が不要で、し
かも地震中の開き戸の開放を確実に阻止することができ
る。
【0011】また、本発明は、前記収納装置本体に設け
られた内側に空間を有するケースと、前記ケース底面の
形成された開口と、上部に形成された前記開口より大寸
の鍔部が前記ケースの内側に位置した状態で前記開口に
上動可能に配設された係止体と、前記ケース内の空間が
仕切られて形成された複数の移動スペースと、前記各移
動スペース内にそれぞれ移動可能に収容され揺れの力に
より前記鍔部上面に前記各転動体が載置状態となって前
記係止体の動きを上動不能に阻止する複数個の転動体
と、前記開き戸に支持された支持体と、前記支持体の先
端側に形成され前記開き戸の閉塞方向に向かう登り傾斜
面を有する係止部と、前記支持体の前記係止部の手前に
設けられ先端が前記係止体の重量より大なる上向きの付
勢力により付勢され前記開き戸の開放方向に向かう登り
傾斜面を有する弾性片とを備え、平常時には、前記開き
戸の開放に伴い、前記弾性片の傾斜面に沿って前記係止
体が上動すると共に、前記開き戸の閉塞に伴い、前記係
止部の傾斜面に沿って前記係止体が上動し、地震時に
は、前記各転動体のうち少なくともひとつの転動体が前
記係止体の前記鍔部上面に載置することにより、前記係
止体の上動を阻止しつつ、前記係止体が前記弾性片を押
し下げながら前記係止部に係止可能な状態になり、前記
開き戸の開放度を若干開く程度に規制することを特徴と
している。
【0012】この場合、ケース内の移動スペース内に収
容された複数個の転動体は上記した阻止手段として機能
し、地震の揺れによりいずれかの転動体が係止体の鍔部
上面に載置することで係止体の動きを上動不能に阻止す
る。ここで、転動体を複数個設けることによって、地震
の様々な揺れに対してもいずれかの転動体が反応して確
実に係止体の動きを上動不能に阻止することが可能にな
る。
【0013】更に、開き戸に支持された支持体、この支
持体に形成された係止部及び支持体の係止部の手前に設
けられた弾性片が規制手段として機能し、地震時に開き
戸の開放度を若干開く程度に規制する。
【0014】ところで、弾性片の先端が係止体の重量よ
り大なる上向きの付勢力により付勢されて開き戸の開放
方向に向かう登り傾斜面を有するため、平常時には、開
き戸の開放に伴い弾性片の傾斜面に沿って係止体が上動
すると共に、開き戸の閉塞に伴い係止部の傾斜面に沿っ
て係止体が上動し、地震時には、各転動体のうち少なく
ともひとつの転動体が係止体の鍔部上面に載置すること
により、係止体の動きが上動不能に阻止されるので、係
止体が弾性片を押し下げながら係止部に係止可能な状態
になり、地震が終われば、移動体の上面に載っていた転
動体が転動して移動体への荷重がなくなり、特別な解除
動作を行わなくても平常時と同じ状態に復帰する。
【0015】このとき、揺れのないときに、転動体が転
動して係止体の鍔部上面から落ち易くするには、鍔部上
面をわずかに外向きに傾斜させることが望ましい。
【0016】また、本発明は、前記転動体が、球体であ
ることを特徴としている。こうすると、地震の様々な揺
れに対応することが可能になると共に、取り扱いが容易
でケース内への収容作業も簡単に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図3を参照して説明する。但し、図1は切断正
面図、図2は一部の切断平面図、図3は異なる一部の平
面図である。
【0018】図1において、31家具、吊り戸棚等の開
き戸付き収納装置本体、32は開き戸、33は樹脂等か
ら成るケースであり、図2にも示されるように、内側に
空間を有し、この空間が3つに仕切られて3個の移動ス
ペース34が形成され、上端のフランジがねじ等により
収納装置本体31に取り付けられている。
【0019】36はケース底面の形成された開口、37
は転動体である3個の球体であり、各移動スペース34
内にそれぞれ移動可能に収容されている。このとき、各
球体37は各々の移動スペース34のみ移動可能で、隣
接する移動スペース34には侵入できないように移動ス
ペース34が構成されている。
【0020】38は樹脂等から成る係止体であり、ほぼ
円柱状を成す基部38aと、基部38aの上端に形成さ
れた開口36より大寸の鍔部38bとから成り、この鍔
部38bがケース33の内側に収容され、基部38aが
開口36内に上動可能に配設されている。このとき、係
止体38が下動した状態において、係止体38の下端部
がケース33の下方に突出するように係止体38が配設
されている。また、揺れのない状態で、球体37が転動
して係止体38の鍔部38bの上面から落ち易くするた
めに、鍔部38bの上面をわずかに外向きに傾斜させて
いる。
【0021】そして、ケース33の上面にはその全部或
いは一部を閉塞した蓋39が装着され、この蓋39の下
面と下動時の係止体38の鍔部38bの上面との間のク
リアランスが、球体37の直径よりもやや大きい程度に
設定されると共に、下動時の係止体38の鍔部38bの
上面周縁がケース33の底面よりわずかに上に位置する
ように設定されている。
【0022】そのため、地震の揺れを感じると、鍔部3
8bの上面にいずれかの球体37が載置可能になり、蓋
39の下面と係止体38の鍔部38bの上面との間に球
体37が嵌まり込んで挟持され、これによって係止体3
8の動きが上動不能に阻止される。尚、蓋39の下面ほ
ぼ中央部には突起が形成され、この突起の存在により、
各球体37は隣接する移動スペース34に侵入すること
ができないようになっている。このように、各球体37
は、地震の揺れによって動作して係止体38の動きを上
動不能に阻止する阻止手段として機能する。
【0023】41は樹脂から成り左端部がねじ等により
開き戸32に固着された支持体、42は支持体41の右
端部に形成され右側に開き戸32の閉塞方向に向かう登
り傾斜面42aを有し左側には垂直面42bを有する係
止部、43は弾性片であり、図1、図3に示されるよう
に、支持体41のほぼ中央にほぼ45゜屹立した状態で
一体的に形成され、係止部42の手前に配置され、先端
部分が係止体38の重量より大なる上向きの弾性力を有
する。
【0024】このとき、支持体41、係止部42及び弾
性片43が規制手段として機能し、地震の揺れがないと
きには、その弾性力によって、弾性片43は開き戸32
の開放方向に向かう登り傾斜面43aを形成するため、
開き戸32を開く際に係止体38がこの傾斜面43aを
摺接しつつ弾性片38及び係止部42を乗り越え、揺れ
があるときには、開き戸32が開こうとすると、球体3
7の介入によって上動不能に動きが阻止された係止体3
8により、弾性片43が押し下げられ、係止体38の下
端部が係止部42の左側の垂直面42bに当接して開き
戸32の開放度が若干開く程度に規制される。
【0025】次に動作について説明すると、平常時に
は、係止体38の上動が阻止されることはないため、開
き戸32の開放に伴い、弾性片43の傾斜面43aに沿
って係止体38が上動すると共に、開き戸43の閉塞に
伴い、係止部42の傾斜面42aに沿って係止体38が
上動し、開き戸32は自由に開閉することができる。
【0026】一方、地震時には、揺れによって各球体3
7のうち少なくともひとつが係止体38の鍔部38b上
面に載置することにより、蓋39の下面と係止体38の
鍔部38bの上面との間に球体37が嵌まり込んで挟持
され(図1中の1点鎖線及び2点差線)、これによって
係止体38の上動が阻止され、係止体38の下端が弾性
片43を押し下げながら係止部42の垂直面42bに当
接可能な状態になり、開き戸32の開放度が若干開く程
度に規制される。
【0027】そして、地震が終われば、係止体38の鍔
部38bの上面に載っていた球体37が移動スペース3
4側へ転動するため、係止体38の動きの規制が自動的
に解除され、弾性片43がその弾性力によって先端が元
の状態に起き上がり、特別な解除動作を行わなくても平
常時と同じ状態に復帰する。
【0028】従って、上記した実施形態によれば、係止
体38の動きが上動不能に阻止されたときに、係止体3
8は係止部42に係止可能になればよく、係止体38の
上下方向への移動量としてはわずか(例えば5mm程
度)であってもよいため、装置の小型化、薄型化が可能
になる。
【0029】その結果、開き戸32にガラスをはめ込ん
だ場合のように、開き戸32を構成する枠の幅がせいぜ
い4〜5cmしかなくても、係止体38の下部が突出し
た状態のケース33全体の寸法は、この開き戸32の枠
の幅を超えることを防止でき、閉じた開き戸32のガラ
ス越しに係止体38の下部が見えることもなく、見栄え
が非常に良好になる。
【0030】更に、3個の球体37を各々異なる移動ス
ペース34内に移動自在に収容しているので、地震の様
々な揺れに対してもいずれかの球体37が反応して確実
に係止体38の動きを上動不能に阻止することができ、
地震の最中は係止体38の上動を継続的に阻止し、地震
が終了すれば球体37が即座に移動して係止体38の上
動阻止を解除できるため、地震終了後における従来のよ
うな解除動作が不要で、しかも地震中の開き戸32の開
放を確実に阻止することができる。
【0031】なお、球体の個数は4個に限定されるもの
ではく、少なくとも2個以上であればよく、要するに地
震の揺れによって蓋39の下面と係止体38の鍔部38
bの上面との間に嵌まり込んで係止体38の動きを上動
不能に阻止し得るだけの個数でよい。特に、2個の場合
には、開き戸32の開閉方向に各々移動可能に配設する
のが好ましい。
【0032】また、阻止手段として、上記した球体37
以外に円柱状その他の形状を有する転動体であってもよ
く、地震の揺れによって動作して係止体38の動きを上
動不能に阻止し得る構造であればよい。
【0033】更に、規制手段は、上記したように支持体
41、係止部42及び弾性片43により構成されるもの
に限定されず、要するに、開き戸32に支持され、開き
戸32の開閉に際して係止体38の動きが上動不能に阻
止されたときにのみ、係止体38が係止可能な状態にな
って開き戸32の開放度を若干開く程度に規制し得るよ
うな構成であればよい。
【0034】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、係止体の上動が阻止されたときに、係止体は規
制手段に係止可能になればよく、係止体の上下方向への
移動量はわずかであってもよいため、装置の小型化、薄
型化が可能になり、開き戸にガラスが嵌め込まれた場合
でもガラス越しに閉止装置が見えにくくなり、見栄えの
非常に良好な収納装置を提供することが可能になる。
【0036】更に、地震時に係止体の動きが阻止された
ときのみ規制手段に係止体が係止可能な状態になるた
め、地震の最中は阻止手段により係止体の上動が継続的
に阻止され、地震が終了すれば阻止手段により係止体の
上動が阻止されることはないため、地震終了後における
従来のような解除動作が不要で、しかも地震中の開き戸
の開放を確実に阻止することができ、信頼性の優れた使
いやすい収納装置を得ることができる。
【0037】また、請求項2に記載の発明によれば、転
動体を複数個設けることによって、地震の様々な揺れに
対してもいずれかの転動体が反応して確実に係止体の動
きを上動不能に阻止することが可能になる。
【0038】更に、弾性片の先端が係止体の重量より大
なる上向きの付勢力により付勢されて開き戸の開放方向
に向かう登り傾斜面を有するため、地震時には、各転動
体のうち少なくともひとつの転動体が係止体の鍔部上面
に載置することにより、係止体の上動が阻止され、係止
体が弾性片を押し下げながら係止部に係止可能な状態に
なり、地震が終われば、移動体の上面に載っていた転動
体が転動して移動体への荷重がなくなり、特別な解除動
作を行わなくても平常時と同じ状態に復帰させることが
できる。
【0039】また、請求項3に記載の発明によれば、地
震の様々な揺れに対応することが可能になると共に、取
り扱いが容易でケース内への収容作業も簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の切断正面図である。
【図2】この発明の一実施形態の一部の切断平面図であ
る。
【図3】この発明の一実施形態の異なる一部の平面図で
ある。
【符号の説明】
31 収納装置本体 32 開き戸 33 ケース 34 移動スペース 36 開口 37 球体(転動体) 39 蓋 38 係止体 41 支持体 42 係止部 43 弾性片
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月13日(1999.4.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 また、本発明は、前記収納装置本体に設
けられた内側に空間を有するケースと、前記ケース底面
の形成された開口と、上部に形成された前記開口より大
寸の鍔部が前記ケースの内側に位置した状態で前記開口
に上動可能に配設された係止体と、前記ケース内の空間
が仕切られて形成された複数の移動スペースと、前記各
移動スペース内にそれぞれ移動可能に収容され揺れの力
により前記鍔部上面に前記各転動体が載置状態となって
前記係止体の動きを上動不能に阻止する複数個の転動体
と、前記開き戸に支持された支持体と、前記支持体の先
端側に形成され前記開き戸の閉塞方向に下る傾斜面を有
する係止部と、前記支持体の前記係止部の手前に設けら
れ先端が前記係止体の重量より大なる上向きの付勢力に
より付勢され前記開き戸の開放方向に下る傾斜面を有す
る弾性片とを備え、平常時には、前記開き戸の開放に伴
い、前記弾性片の傾斜面に沿って前記係止体が上動する
と共に、前記開き戸の閉塞に伴い、前記係止部の傾斜面
に沿って前記係止体が上動し、地震時には、前記各転動
体のうち少なくともひとつの転動体が前記係止体の前記
鍔部上面に載置することにより、前記係止体の上動を阻
止しつつ、前記係止体が前記弾性片を押し下げながら前
記係止部に係止可能な状態になり、前記開き戸の開放度
を若干開く程度に規制することを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】 ところで、弾性片の先端が係止体の重量
より大なる上向きの付勢力により付勢されて開き戸の開
放方向に下る傾斜面を有するため、平常時には、開き戸
の開放に伴い相対的に係止体が弾性片の傾斜面を登って
係止体が上動すると共に、開き戸の閉塞に伴い相対的に
係止体が係止部の傾斜面を登って係止体が上動し、地震
時には、各転動体のうち少なくともひとつの転動体が係
止体の鍔部上面に載置することにより、係止体の動きが
上動不能に阻止されるので、係止体が弾性片を押し下げ
ながら係止部に係止可能な状態になり、地震が終われ
ば、係止体の上面に載っていた転動体が転動して係止体
の上動阻止が解除され、特別な解除動作を行わなくても
平常時と同じ状態に復帰する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 図1において、31家具、吊り戸棚等
の開き戸付き収納装置本体、32は開き戸、33は樹脂
等から成るケースであり、図2にも示されるように、内
側に空間を有し、この空間が3つに仕切られて3個の移
動スペース34が形成され、上端のフランジがねじ等に
より収納装置本体31に取り付けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 41は樹脂から成り左端部がねじ等によ
り開き戸32に固着された支持体、42は支持体41の
右端部に形成され右側に開き戸32の閉塞方向に下る
斜面42aを有し左側には垂直面42bを有する係止
部、43は弾性片であり、図1、図3に示されるよう
に、支持体41のほぼ中央にほぼ45゜屹立した状態で
一体的に形成され、係止部42の手前に配置され、先端
部分が係止体38の重量より大なる上向きの弾性力を有
する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 このとき、支持体41、係止部42及び
弾性片43が規制手段として機能し、地震の揺れがない
ときには、その弾性力によって、弾性片43は開き戸3
2の開放方向に下る傾斜面43aを形成するため、開き
戸32を開く際に係止体38がこの傾斜面43aを摺接
しつつ弾性片38及び係止部42を乗り越え、揺れがあ
るときには、開き戸32が開こうとすると、球体37の
介入によって上動不能に動きが阻止された係止体38に
より、弾性片43が押し下げられ、係止体38の下端部
が係止部42の左側の垂直面42bに当接して開き戸3
2の開放度が若干開く程度に規制される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 次に動作について説明すると、平常時に
は、係止体38の上動が阻止されることはないため、開
き戸32の開放に伴い、相対的に係止体38が弾性片4
3の傾斜面43aを登って係止体38が上動すると共
に、開き戸43の閉塞に伴い、相対的に係止体38が
止部42の傾斜面42aを登って係止体38が上動し、
開き戸32は自由に開閉することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 一方、地震時には、揺れによって各球体
37のうち少なくともひとつが係止体38の鍔部38b
上面に載置することにより、蓋39の下面と係止体38
の鍔部38bの上面との間に球体37が嵌まり込んで挟
持され(図1中の1点鎖線及び2点差線)、これによっ
て係止体38の上動が阻止され、係止体38の下端が弾
性片43を押し下げながら係止部42の垂直面42bに
当接可能な状態になり、係止体38がこの垂直面42b
に係止することで開き戸32の開放度が若干開く程度に
規制される。このとき、弾性片43が押し下げられるこ
とによって、係止体42に対して弾性片43による上方
への付勢力が作用するため、球体37は蓋39の下面と
係止体38の鍔部38bとの間に強く挟持される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】 そして、地震が終われば、係止体38の
鍔部38bの上面に載っていた球体37が鍔部38bの
外向きの傾斜により移動スペース34側へ自然に転動す
るため、係止体38の動きの規制が自動的に解除され、
弾性片43がその弾性力によって先端が元の状態に起き
上がり、特別な解除動作を行わなくても平常時と同じ状
態に復帰する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 なお、球体37の個数は個に限定され
るものではく、少なくとも2個以上であればよく、要す
るに地震の揺れによって蓋39の下面と係止体38の鍔
部38bの上面との間に嵌まり込んで係止体38の動き
を上動不能に阻止し得るだけの個数でよい。特に、2個
の場合には、開き戸32の開閉方向に各々移動可能に配
設するのが好ましい。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】 また、請求項2及び3に記載の発明によ
れば、転動体を複数個設けることによって、地震の様々
な揺れに対してもいずれかの転動体が反応して確実に係
止体の動きを上動不能に阻止することが可能になる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】 更に、弾性片の先端が係止体の重量より
大なる上向きの付勢力により付勢されて開き戸の開放方
向に下る傾斜面を有するため、地震時には、各転動体の
うち少なくともひとつの転動体が係止体の鍔部上面に載
置することにより、係止体の上動が阻止され、係止体が
弾性片を押し下げながら係止部に係止可能な状態にな
る。そして、請求項3に記載のように、地震が終われ
ば、係止体の上面に載っていた転動体が転動して係止体
の上動阻止が解除され、特別な解除動作を行わなくても
平常時と同じ状態に復帰させることができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】 また、請求項に記載の発明によれば、
地震の様々な揺れに対応することが可能になると共に、
取り扱いが容易でケース内への収容作業も簡単に行うこ
とができる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月20日(1999.12.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 開き戸の閉止装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家具、吊り戸棚
等の開き戸付き収納装置に設けられ、地震時に開き戸の
開放を規制する開き戸の閉止装置に関し、特に地震時に
開き戸の開放を規制する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納装置
では、地震の揺れにより開き戸が開いて収納物が落下す
るのを防止するために、通常地震時に開き戸の開放を規
制する閉止装置が設けられる。この種の閉止装置は、収
納装置本体に設けられた係止手段が平常時にはケース内
に没入状態にあり、地震の揺れによりこの係止手段がケ
ース下方に突出し、この突出した係止手段が開き戸に設
けられた係止具に係止して開き戸の開放が規制され、収
納物の落下が防止されるようになっている。
【0003】具体的には、特開平8−322663号公
報や特開平10−165249号公報等に記載のものが
あり、例えば平常時には、球体が係止手段のストッパの
下側に入り込むことによって、係止手段の下動を阻止し
て係止手段をケース内に没入状態に保持しておき、地震
時には、球体が転動することで係止手段のストッパの下
側から外れ、これにより係止手段の下動を可能にするこ
とが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の閉止装置では、開き戸をわずかに隙間を有した半開き
の状態にロックするため、地震終了後に、このロック状
態を解除するのに特別な解除動作が必ず必要となり、非
常に面倒である。
【0005】また、係止手段の上下動の移動量が非常に
大きくなるため、装置全体の大型化、厚型化を招き、開
き戸にガラスをはめ込んだ場合のように、開き戸を構成
する枠の幅がせいぜい4〜5cmしかないようなときに
は、閉じた開き戸のガラス越しに係止手段を含む閉止装
置の一部が見えてしまい、非常に見栄えが悪いものとな
る。
【0006】この発明が解決しようとする課題は、地震
終了後の解除動作を不要にし、地震中の開き戸の開放を
確実に阻止できる小型、薄型の開き戸の閉止装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明に係る開き戸の閉止装置は、収納装置本
体に設けられた内側に空間を有するケースと、前記ケー
ス底面に形成された開口と、上部に形成された前記開口
より大寸の鍔部が前記ケースの内側に位置した状態で前
記開口に上動可能に配設された係止体と、前記ケース内
の空間が仕切られて形成された複数の移動スペースと、
前記各移動スペース内にそれぞれ移動可能に収容され揺
れの力により前記鍔部上面に前記各転動体が載置状態と
なって前記係止体の動きを上動不能に阻止する複数個の
転動体とを備えていることを特徴としている。
【0008】このようにすれば、平常時には、係止体は
上動及び下動のいずれも可能であるため、係止体の下方
に障害物があっても、開き戸の開閉時に係止体は上下動
によってその障害物を乗り越えることができ、開き戸の
開閉は何ら規制されることがない。
【0009】一方、地震時には、阻止手段により係止体
の動きが上動不能に阻止され、係止体の動きが阻止され
たときのみ開き戸の一側に係止体が係止可能な状態にな
って、開き戸の開放度が若干開く程度に規制される。
【0010】この場合、ケース内の移動スペース内に収
容された複数個の転動体は上記した阻止手段として機能
し、地震の揺れによりいずれかの転動体が係止体の鍔部
上面に載置することで係止体の動きを上動不能に阻止す
る。ここで、転動体を複数個設けることによって、地震
の様々な揺れに対してもいずれかの転動体が反応して確
実に係止体の動きを上動不能に阻止することが可能にな
る。
【0011】従って、係止体の上動が阻止されたとき
に、係止体は開き戸の一側に係止可能になればよく、係
止体の上下方向への移動量はわずかであってもよいた
め、装置の小型化、薄型化が可能になる。開き戸に、開
閉に際して前記係止体の動きが阻止されたときにのみ前
記係止体が係止可能な状態になって開き戸の開放度を若
干開く程度に規制する規制手段を備えると、地震時に係
止体の動きが阻止されたときのみ規制手段に係止体が係
止可能な状態になるため、地震の最中は阻止手段により
係止体の上動が継続的に阻止され、地震が終了すれば阻
止手段により係止体の上動が阻止されることはないた
め、地震終了後における従来のような解除動作が不要
で、しかも地震中の開き戸の開放を確実に阻止すること
ができる。
【0012】また、規制手段が、前記開き戸に支持され
た支持体と、前記支持体の先端側に形成され前記開き戸
の閉塞方向に下る傾斜面を有する係止部と、前記支持体
の前記係止部の手前に設けられ先端が前記係止体の重量
より大なる上向きの付勢力により付勢され前記開き戸の
開放方向に下る傾斜面を有する弾性片とを備えると、平
常時には、前記開き戸の開放に伴い、前記弾性片の傾斜
面に沿って前記係止体が上動すると共に、前記開き戸の
閉塞に伴い、前記係止部の傾斜面に沿って前記係止体が
上動し、地震時には、前記各転動体のうち少なくともひ
とつの転動体が前記係止体の前記鍔部上面に載置するこ
とにより、前記係止体の上動を阻止しつつ、前記係止体
が前記弾性片を押し下げながら前記係止部に係止可能な
状態になり、前記開き戸の開放度を若干開く程度に規制
するようにすることができる。
【0013】このように規制手段は、開き戸に支持され
た支持体、この支持体に形成された係止部及び支持体の
係止部の手前に設けられた弾性片が規制手段として機能
し、地震時に開き戸の開放度を若干開く程度に規制す
る。
【0014】ところで、弾性片の先端が係止体の重量よ
り大なる上向きの付勢力により付勢されて開き戸の開放
方向に下る傾斜面を有するため、平常時には、開き戸の
開放に伴い相対的に係止体が弾性片の傾斜面を登って係
止体が上動すると共に、開き戸の閉塞に伴い相対的に係
止体が係止部の傾斜面を登って係止体が上動し、地震時
には、各転動体のうち少なくともひとつの転動体が係止
体の鍔部上面に載置することにより、係止体の動きが上
動不能に阻止されるので、係止体が弾性片を押し下げな
がら係止部に係止可能な状態になり、地震が終われば、
係止体の上面に載っていた転動体が転動して係止体の上
動阻止が解除され、特別な解除動作を行わなくても平常
時と同じ状態に復帰する。
【0015】このとき、揺れのないときに、転動体が転
動して係止体の鍔部上面から落ち易くするには、鍔部上
面をわずかに外向きに傾斜させることが望ましい。
【0016】また、本発明は、前記転動体が、球体であ
ることを特徴としている。こうすると、地震の様々な揺
れに対応することが可能になると共に、取り扱いが容易
でケース内への収容作業も簡単に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態について図
1ないし図3を参照して説明する。但し、図1は切断正
面図、図2は一部の切断平面図、図3は異なる一部の平
面図である。
【0018】図1において、31は家具、吊り戸棚等の
開き戸付き収納装置本体、32は開き戸、33は樹脂等
から成るケースであり、図2にも示されるように、内側
に空間を有し、この空間が3つに仕切られて3個の移動
スペース34が形成され、上端のフランジがねじ等によ
り収納装置本体31に取り付けられている。
【0019】36はケース底面の形成された開口、37
は転動体である3個の球体であり、各移動スペース34
内にそれぞれ移動可能に収容されている。このとき、各
球体37は各々の移動スペース34のみ移動可能で、隣
接する移動スペース34には侵入できないように移動ス
ペース34が構成されている。
【0020】38は樹脂等から成る係止体であり、ほぼ
円柱状を成す基部38aと、基部38aの上端に形成さ
れた開口36より大寸の鍔部38bとから成り、この鍔
部38bがケース33の内側に収容され、基部38aが
開口36内に上動可能に配設されている。このとき、係
止体38が下動した状態において、係止体38の下端部
がケース33の下方に突出するように係止体38が配設
されている。また、揺れのない状態で、球体37が転動
して係止体38の鍔部38bの上面から落ち易くするた
めに、鍔部38bの上面をわずかに外向きに傾斜させて
いる。
【0021】そして、ケース33の上面にはその全部或
いは一部を閉塞した蓋39が装着され、この蓋39の下
面と下動時の係止体38の鍔部38bの上面との間のク
リアランスが、球体37の直径よりもやや大きい程度に
設定されると共に、下動時の係止体38の鍔部38bの
上面周縁がケース33の底面よりわずかに上に位置する
ように設定されている。
【0022】そのため、地震の揺れを感じると、鍔部3
8bの上面にいずれかの球体37が載置可能になり、蓋
39の下面と係止体38の鍔部38bの上面との間に球
体37が嵌まり込んで挟持され、これによって係止体3
8の動きが上動不能に阻止される。尚、蓋39の下面ほ
ぼ中央部には突起が形成され、この突起の存在により、
各球体37は隣接する移動スペース34に侵入すること
ができないようになっている。このように、各球体37
は、地震の揺れによって動作して係止体38の動きを上
動不能に阻止する阻止手段として機能する。
【0023】41は樹脂から成り左端部がねじ等により
開き戸32に固着された支持体、42は支持体41の右
端部に形成され右側に開き戸32の閉塞方向に下る傾斜
面42aを有し左側には垂直面42bを有する係止部、
43は弾性片であり、図1、図3に示されるように、支
持体41のほぼ中央にほぼ45゜屹立した状態で一体的
に形成され、係止部42の手前に配置され、先端部分が
係止体38の重量より大なる上向きの弾性力を有する。
【0024】このとき、支持体41、係止部42及び弾
性片43が規制手段として機能し、地震の揺れがないと
きには、その弾性力によって、弾性片43は開き戸32
の開放方向に下る傾斜面43aを形成するため、開き戸
32を開く際に係止体38がこの傾斜面43aを摺接し
つつ弾性片43及び係止部42を乗り越え、揺れがある
ときには、開き戸32が開こうとすると、球体37の介
入によって上動不能に動きが阻止された係止体38によ
り、弾性片43が押し下げられ、係止体38の下端部が
係止部42の左側の垂直面42bに当接して開き戸32
の開放度が若干開く程度に規制される。
【0025】次に動作について説明すると、平常時に
は、係止体38の上動が阻止されることはないため、開
き戸32の開放に伴い、相対的に係止体38が弾性片4
3の傾斜面43aを登って係止体38が上動すると共
に、開き戸43の閉塞に伴い、相対的に係止体38が係
止部42の傾斜面42aを登って係止体38が上動し、
開き戸32は自由に開閉することができる。
【0026】一方、地震時には、揺れによって各球体3
7のうち少なくともひとつが係止体38の鍔部38b上
面に載置することにより、蓋39の下面と係止体38の
鍔部38bの上面との間に球体37が嵌まり込んで挟持
され(図1中の1点鎖線及び2点鎖線)、これによって
係止体38の上動が阻止され、係止体38の下端が弾性
片43を押し下げながら係止部42の垂直面42bに当
接可能な状態になり、係止体38がこの垂直面42bに
係止することで開き戸32の開放度が若干開く程度に規
制される。このとき、弾性片43が押し下げられること
によって、係止体38に対して弾性片43による上方へ
の付勢力が作用するため、球体37は蓋39の下面と係
止体38の鍔部38bとの間に強く挟持される。
【0027】そして、地震が終われば、係止体38の鍔
部38bの上面に載っていた球体37が鍔部38bの外
向きの傾斜により移動スペース34側へ自然に転動する
ため、係止体38の動きの規制が自動的に解除され、弾
性片43がその弾性力によって先端が元の状態に起き上
がり、特別な解除動作を行わなくても平常時と同じ状態
に復帰する。
【0028】従って、上記した実施形態によれば、係止
体38の動きが上動不能に阻止されたときに、係止体3
8は係止部42に係止可能になればよく、係止体38の
上下方向への移動量としてはわずか(例えば5mm程
度)であってもよいため、装置の小型化、薄型化が可能
になる。
【0029】その結果、開き戸32にガラスをはめ込ん
だ場合のように、開き戸32を構成する枠の幅がせいぜ
い4〜5cmしかなくても、係止体38の下部が突出し
た状態のケース33全体の寸法は、この開き戸32の枠
の幅を超えることを防止でき、閉じた開き戸32のガラ
ス越しに係止体38の下部が見えることもなく、見栄え
が非常に良好になる。
【0030】更に、3個の球体37を各々異なる移動ス
ペース34内に移動自在に収容しているので、地震の様
々な揺れに対してもいずれかの球体37が反応して確実
に係止体38の動きを上動不能に阻止することができ、
地震の最中は係止体38の上動を継続的に阻止し、地震
が終了すれば球体37が即座に移動して係止体38の上
動阻止を解除できるため、地震終了後における従来のよ
うな解除動作が不要で、しかも地震中の開き戸32の開
放を確実に阻止することができる。
【0031】なお、球体37の個数は3個に限定される
ものではなく、少なくとも2個以上であればよく、要す
るに地震の揺れによって蓋39の下面と係止体38の鍔
部38bの上面との間に嵌まり込んで係止体38の動き
を上動不能に阻止し得るだけの個数でよい。特に、2個
の場合には、開き戸32の開閉方向に各々移動可能に配
設するのが好ましい。
【0032】また、阻止手段として、上記した球体37
以外に円柱状その他の形状を有する転動体であってもよ
く、地震の揺れによって動作して係止体38の動きを上
動不能に阻止し得る構造であればよい。
【0033】更に、規制手段は、上記したように支持体
41、係止部42及び弾性片43により構成されるもの
に限定されず、要するに、開き戸32に支持され、開き
戸32の開閉に際して係止体38の動きが上動不能に阻
止されたときにのみ、係止体38が係止可能な状態にな
って開き戸32の開放度を若干開く程度に規制し得るよ
うな構成であればよい。
【0034】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、係止体の上動が阻止されたときに、係止体は開
き戸に係止可能になればよく、係止体の上下方向への移
動量はわずかであってもよいため、装置の小型化、薄型
化が可能になり、開き戸にガラスが嵌め込まれた場合で
もガラス越しに閉止装置が見えにくくなり、見栄えの非
常に良好な収納装置を提供することが可能になる。ま
た、転動体を複数個設けることによって、地震の様々な
揺れに対してもいずれかの転動体が反応して確実に係止
体の動きを上動不能に阻止することが可能になる。
【0036】更に、請求項2に記載の発明によれば、地
震時に係止体の動きが阻止されたときのみ開き戸の規制
手段に係止体が係止可能な状態になるため、地震の最中
は転動体により係止体の上動が継続的に阻止され、地震
が終了すれば転動体により係止体の上動が阻止されるこ
とはないため、地震終了後における従来のような解除動
作が不要で、しかも地震中の開き戸の開放を確実に阻止
することができ、信頼性の優れた使いやすい収納装置を
得ることができる。
【0037】また、請求項3に記載の発明によれば、弾
性片の先端が係止体の重量より大なる上向きの付勢力に
より付勢されて開き戸の開放方向に下る傾斜面を有する
ため、地震時には、各転動体のうち少なくともひとつの
転動体が係止体の鍔部上面に載置することにより、係止
体の上動が阻止され、係止体が弾性片を押し下げながら
係止部に係止可能な状態になる。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、地震が終
われば、係止体の上面に載っていた転動体が転動して係
止体の上動阻止が解除され、特別な解除動作を行わなく
ても平常時と同じ状態に復帰させることができる。
【0039】また、請求項5に記載の発明によれば、地
震の様々な揺れに対応することが可能になると共に、取
り扱いが容易でケース内への収容作業も簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の切断正面図である。
【図2】この発明の一実施形態の一部の切断平面図であ
る。
【図3】この発明の一実施形態の異なる一部の平面図で
ある。
【符号の説明】 31 収納装置本体 32 開き戸 33 ケース 34 移動スペース 36 開口 37 球体(転動体) 39 蓋 38 係止体 41 支持体 42 係止部 43 弾性片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納装置
    に設けられ、地震時に開き戸の開放を規制する開き戸の
    閉止装置において、 前記収納装置本体に上下動可能に設けられた係止体と、 地震の揺れによって動作して前記係止体の動きを上動不
    能に阻止する阻止手段と、 前記開き戸に支持され前記開き戸の開閉に際して前記係
    止体の動きが阻止されたときにのみ前記係止体が係止可
    能な状態になって前記開き戸の開放度を若干開く程度に
    規制する規制手段とを備えていることを特徴とする開き
    戸の閉止装置。
  2. 【請求項2】 家具、吊り戸棚等の開き戸付き収納装置
    に設けられ、地震時に開き戸の開放を規制する開き戸の
    閉止装置において、 前記収納装置本体に設けられた内側に空間を有するケー
    スと、 前記ケース底面に形成された開口と、 上部に形成された前記開口より大寸の鍔部が前記ケース
    の内側に位置した状態で前記開口に上動可能に配設され
    た係止体と、 前記ケース内の空間が仕切られて形成された複数の移動
    スペースと、 前記各移動スペース内にそれぞれ移動可能に収容され揺
    れの力により前記鍔部上面に前記各転動体が載置状態と
    なって前記係止体の動きを上動不能に阻止する複数個の
    転動体と、 前記開き戸に支持された支持体と、 前記支持体の先端側に形成され前記開き戸の閉塞方向に
    向かう登り傾斜面を有する係止部と、 前記支持体の前記係止部の手前に設けられ先端が前記係
    止体の重量より大なる上向きの付勢力により付勢され前
    記開き戸の開放方向に向かう登り傾斜面を有する弾性片
    とを備え、 平常時には、前記開き戸の開放に伴い、前記弾性片の傾
    斜面に沿って前記係止体が上動すると共に、前記開き戸
    の閉塞に伴い、前記係止部の傾斜面に沿って前記係止体
    が上動し、 地震時には、前記各転動体のうち少なくともひとつの転
    動体が前記係止体の前記鍔部上面に載置することによ
    り、前記係止体の上動を阻止しつつ、前記係止体が前記
    弾性片を押し下げながら前記係止部に係止可能な状態に
    なり、前記開き戸の開放度を若干開く程度に規制するこ
    とを特徴とする開き戸の閉止装置。
  3. 【請求項3】 前記転動体が、球体であることを特徴と
    する請求項2に記載の開き戸の閉止装置。
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