JP2015098978A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震などの異常振動時に扉が不用意に大きく開放しないように規制できると共に、扉開放が放置されることを防止できるようにする。【解決手段】実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の開口部を開閉する扉を備え、前記扉の開放範囲に、前記冷蔵庫本体に近い方から、自動閉扉作用が働く自閉領域と、半扉領域と、扉の開放が所定時間検知されることでアラームが報知される扉開放検知領域とが順に存在するものであって、前記冷蔵庫本体に設けられ、当該冷蔵庫本体の異常振動を検知する振動検知手段と、前記振動検知手段の異常振動検知に応動して、前記扉を前記冷蔵庫本体から半扉領域未満の距離で規制する扉開放規制装置とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫では、地震などの異常振動時において、異常振動を検知して扉が不用意に大きく開放しないように扉の開放を規制する扉開放規制装置を設けることが考えられている。
特開2001−174139号公報
ところで、冷蔵庫では、扉を開放した場合の開放範囲には、冷蔵庫本体に近い側から順に、自閉領域、半扉領域、扉開放検知領域がある。自閉領域とは、扉を開放状態から閉めてゆくと、完全閉塞の少し前の状態から扉を自動閉扉させる自動閉扉機能が働く領域である。又、半扉領域とは、前記自閉領域を超えて次の扉開放検知領域に至るまでの領域である。扉開放検知領域とは、扉がある角度開放したときに扉スイッチが扉開放を検知(オン)して、庫内灯を点灯させ且つ扉の開放時間が例えば30秒程度の所定時間を超えるとアラームを報知する領域である。従って、前記半扉領域は、前記自閉領域と扉開放検知領域との間にあって、自動閉扉作用が働かないと共に扉の開放検知もされない領域である。
前述した異常振動が発生すると、前記扉開放規制装置が、扉の開放をいわゆる半扉領域で規制してしまうと、扉が完全閉塞されないままで、しかも扉開放検知もされずにアラームが報知されない(つまり使用者が扉開放に気が付かない)状態となって、長時間、使用者が気付かないまま、扉開放が放置されて冷気が放出されてしまう不具合が発生する。
そこで、地震などの異常振動時に扉が不用意に大きく開放しないように規制できると共に、扉開放が放置されることを防止できる冷蔵庫を提供する。
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体の開口部を開閉する扉を備え、前記扉の開放範囲に、前記冷蔵庫本体に近い方から、自動閉扉作用が働く自閉領域と、半扉領域と、扉の開放が所定時間検知されることでアラームが報知される扉開放検知領域とが順に存在するものであって、前記冷蔵庫本体に設けられ、当該冷蔵庫本体の異常振動を検知する振動検知手段と、前記振動検知手段の異常振動検知に応動して、前記扉の開放を前記冷蔵庫本体から半扉領域未満の距離で規制する扉開放規制装置とを備える。
第1実施形態による冷蔵庫の上部を示す斜視図 ヒンジ機構及び自動閉扉機構部分を示す平面図 自閉領域、半扉領域及び扉開放検知領域を示す扉部分の平面図 動作前の状態にある扉開放規制装置部分の一部破断の側面図 動作後の状態にある扉開放規制装置部分の一部破断の側面図 扉開放規制装置部分の一部破断の平面図 動作後の状態にある扉開放規制装置部分の一部破断の拡大側面図 電気的構成のブロック図 扉開放検知制御を示すフローチャート 異常振動検知制御を示すフローチャート 扉の閉塞が許容される場合を説明するための、扉開放規制装置部分の一部破断の側面図 第2実施形態による扉開放規制状態での扉開放規制装置部分の一部破断の拡大側面図 自動閉扉機構が作動した状態での扉開放規制装置部分の一部破断の拡大側面図 第3実施形態による動作前の状態での扉開放規制装置部分の一部破断の拡大側面図 扉開放規制状態での扉開放規制装置部分の一部破断の拡大側面図 第4実施形態による図1相当図
以下、第1実施形態による冷蔵庫について図1〜図11を参照して説明する。図1に示すように、実施形態による冷蔵庫1は、冷蔵庫本体2を備えている。この冷蔵庫本体2は内部に、冷蔵室や冷凍室などの貯蔵室を有している。この貯蔵室(例えば冷蔵室)の開口部は扉3により開閉される。この扉3の開口部側の部位にはガスケット3aが設けられている。この扉3はヒンジカバー4aによって覆われたヒンジ機構4(図2参照)により回動可能に枢支されている。このヒンジ機構4は扉3の一端部(図2の右端部)の上部及び下部に設けられている。この場合、上部のヒンジ機構4のみを図示しているが、下部のヒンジ機構も上下の違いはあるものの同様の構成である。上部のヒンジ機構4について説明する。
このヒンジ機構4は、図2に示すように、冷蔵庫本体2の天井部上面角部から張り出すように取付板部5bを介して取り付けられた本体側ヒンジ板部5と、扉3の上面一端部に取り付けられた扉側ヒンジ板部6とを有してなる。本体側ヒンジ板部5には軸受用孔部5aが形成され、扉側ヒンジ板部6には軸部6aが上向きに突設されている。この軸部6aが軸受用孔部5aに回転可能に挿入嵌合されることで、扉3が冷蔵庫本体2に回動可能(開閉可能)に設けられている。
前記ヒンジ機構4には自動閉扉機構7が設けられている。この自動閉扉機構7は、前記本体側ヒンジ板部5に一体に設けたガイドアーム部8と、前記扉側ヒンジ板部6に設けたピン部9とを有してなる。ガイドアーム部8の先端部には、ガイド部8aが前方へ突出形成されており、このガイド部8aの内側縁にはほぼ山状のカム部8bが形成されている。このカム部8bは前側斜辺部8b1と後側斜辺部8b2とを有する。前記ピン部9は前記カム部8bと摺接する位置に存在する。
扉3が図2の二点鎖線で示す開放状態から閉塞されると(矢印A方向へ回動されると)、ピン部9が、カム部8bの前側斜辺部8b1に遭遇して、ガイドアーム部8を拡げるように変形させつつ当該前側斜辺部8b1を乗り越える。そして、ピン部9が後側斜辺部8b2に至ると、ガイドアーム部8の復元力により、ピン部9が後側斜辺部8b2により閉扉方向(矢印A方向)に付勢され、この結果、扉3が自動的に閉塞される。このように扉3が自動的に閉塞される自閉領域(自動閉扉作用が働く自閉領域)R1は、図3に示すように、扉3のガスケット3aが冷蔵庫本体2の前面(開口部前面)2aに接触しガスケット3a内部の磁石が吸着する位置(開扉角度K0(ゼロ))から角度K1に至るまでの領域で示される。又、図3に示す角度K2の領域は後述する半扉領域R2を示し、又、角度K3の領域は後述する扉開放検知領域R3を示す。
又、図1に示すように、前記冷蔵庫本体2の上部には振動検知手段としての振動センサ10が設けられている。この振動センサ10は、例えば加速度センサから構成している。この場合、この振動センサ10は、縦方向の加速度つまり縦方向の振動を検知可能である。なお、振動検知手段としては、電気的なセンサでなくても、後述するが機械式の振動検知機構などでも良い。
又、図1に示すように、前記冷蔵庫本体2の上部には扉開放規制装置11が設けられている。この扉開放規制装置11は、図4〜図7に示すように、電磁ソレノイド12と、押圧部材13と、カバー部材14と、係止部材15と、復帰用ばね16と、ガイド部材17と、被係止部18とを有して構成されている。
前記電磁ソレノイド12は、冷蔵庫本体2の上面部にユニット板19を介して設けられている。この電磁ソレノイド12は、本体12aの内部にコイルを有すると共に、このコイルに一方向電流を印加することで進出し逆方向電流を印加することで後退するプランジャ12bを有する。このプランジャ12bの前端部(図示左端部)には前記押圧部材13が取り付けられている。この押圧部材13は下部に下向きの斜面部13aを有しており、この斜面部13aは先端(図示左端)から後端に向かうに従い下降する傾斜形態である。
前記カバー部材14は、左右側壁部及び上部壁部を有する形態であり、前記電磁ソレノイド12の前方において前記押圧部材13及び前記係止部材15の後部側を覆うように設けられている。図6に示すように、このカバー部材14の左右側壁部内面にはそれぞれ2つ(計4つ)の前記ガイド部材17が上下方向に指向するように取り付けられている。
前記係止部材15は、図6に示すように左右側面部にそれぞれ2つの上下方向に延びる被ガイド溝15aを有しており、各被ガイド溝15aは前記各ガイド部材17に上下動可能に嵌合されている。これにより、係止部材15は上下動可能に設けられている。この係止部材15の後端部上面には上向きの斜面部15bが形成されている。この斜面部15bは後端から前端側に向かうに従い上昇傾斜している。この斜面部15bは前記押圧部材13の斜面部13aと摺動可能に接触している。
この係止部材15の前端部(先端部)下側には、係止部15cを有する。この係止部15cは下方にほぼ山状に突出しており、後側に面する傾斜部15c1と前側に面する傾斜部15c2とを有する。この係止部材15は、前記復帰用ばね16により上方への移動付勢力を受けており、プランジャ12bが後退した状態(図4の状態)では、上方の移動限度位置P1にある。
前記被係止部18は、閉塞状態の扉3の上面部に前記係止部15cの下方に位置して形成されている。この被係止部18は、凹状をなしており、後側の内面を傾斜部18aとしている。
前記係止部材15の係止部15cは、図7に示すように、扉3が閉扉位置(角度K0)にあるときに被係止部18を係止可能(扉3の開放を規制可能)である。
又、図1に示すように、扉3の前面には操作パネル20が設けられており、この操作パネル20には、例えばタッチスイッチからなる操作入力部21(図8参照)や、異常報知手段としての表示器22(図8参照)が設けられている。上記操作入力部21には、手動規制解除スイッチや、手動規制スイッチなどが含まれる。
図8を参照して電気的構成を説明する。この図8には、扉開放規制に関係する電気的構成を示している。制御装置23はマイクロコンピュータを主体に構成されている。この制御装置23の入力側には、前記振動センサ10、前記操作入力部21、扉開放検知手段及び扉閉塞検知手段としての扉スイッチ24が接続されている。又、この制御装置23の出力側には、前記電磁ソレノイド12、前記表示器22、ブザー25、庫内灯26、異常報知手段としてのスピーカ27が接続されている。前記ブザー25及びスピーカ27は前記ヒンジカバー4a内に設けられている。
前記扉スイッチ24は冷蔵庫本体2における開口部に扉3の開放及び閉塞を検知し得るように設けられている。この扉スイッチ24は、図3に示すように扉3が閉扉状態から開放方向へ角度Kα回動したところで扉3の開放を検知(スイッチオン)し、開扉状態から閉塞方向へ回動した場合、上記角度Kαとなったところで扉3の閉塞(完全閉塞ではない)を検知(スイッチオフ)する。
この場合、上記角度Kαは前記角度K1より大きく、この角度Kα以上の角度領域を扉開放検知領域R3としている。そして、上記角度K1とKαとの間の領域を半扉領域R2としている。
つまり、自閉領域R1は角度0°(角度K0)以上〜角度K1以下、半扉領域R2は角度K1超〜角度Kα未満、扉開放検知領域R3は角度Kα超、となっている。
前記制御装置23は、扉スイッチ24のオンオフに基づいて、図9に示す扉開放検知制御動作を行う。ユーザが扉3を開放すると、前記角度K3の位置で、扉スイッチ24がオンされる。制御装置23は、この扉スイッチ24がオンされたことを判断すると(ステップS1の「YES」)、庫内灯26を通電点灯する(ステップS2)。扉スイッチ24のオンから所定時間(例えば30秒〜1分のいずれか)が経過しないうちに(ステップS3の「NO」)扉スイッチ24がオフ(扉3が閉塞されて角度Kαを通過した)されると(ステップS4の「YES」)、庫内灯26を断電する(ステップS5)。扉スイッチ24がオンのまま前記所定時間が経過すると、ブザー25を報知動作(アラーム)させる(ステップS6)。その後扉スイッチ24がオフされると(ステップS7の「YES」)、庫内灯26を断電すると共にブザー25の報知動作を停止する(ステップS8)。
上述から判るように、扉3が扉開放検知領域R3にある場合には、所定時間経過後に扉開放をユーザに知らせるためにアラームが報知される。
又、制御装置23は、振動センサ10の検知動作に基づいて図10に示す異常振動検知制御動作を行う。振動センサ10が地震時などに異常振動を検知すると、その検知入力が制御装置23に与えられる。制御装置23は、異常振動検知があったこと(検知入力があったこと)を判断し(ステップT1)、スピーカ27により音声で地震などの異常が発生したことを報知すると共に表示器22により同様に異常の発生を表示(報知)する(ステップT2)。そして、扉開放規制装置11の電磁ソレノイド12をプランジャ12bが図4の矢印B方向へ進出するように制御する(コイルに一方向電流を印加する)(ステップT3)。
このプランジャ12bの矢印B方向への進出により、押圧部材13が矢印B方向へ移動し、同方向へ移動する斜面部15bが係止部材15の斜面部15bを下方へ押圧する。この結果、図5に示すように、係止部材15が下方向(係止方向)へ移動し、係止部15cが扉3の被係止部18内に進入し当該被係止部18を係止する。つまり、扉3の開放を規制する。
この場合、係止部材15は、図5及び図7に示すように、半扉領域R2未満状態つまりこの場合角度0°(角度K0)で扉3の開放を規制する。さらに、この図5の状態では、プランジャ12bはまだ移動限度位置ではなく、係止部材15も下方限度位置Peには至っていない。従って、係止部材15はさらに下方へ移動付勢されている(電磁ソレノイド12が一方向電流印加状態である)。このため、係止部15cの傾斜部15c1が扉3の被係止部18をさらに閉扉方向(自閉方向)へ付勢する。つまり、扉開放規制装置11は、扉3を閉塞状態からさらに閉塞方向に付勢する。なお、操作入力部21における手動規制解除スイッチが操作されると(ステップT4の「YES」)、制御装置23は電磁ソレノイド12をプランジャ12bが後退するように(コイルに逆方向電流を印加する(ステップT5)。すると、押圧部材13が後退するため、係止部材15が上昇して元位置に戻る(規制が解除される)。
又、制御装置23は、振動センサ10からの入力以外でも、手動規制スイッチが操作されると(ステップT6の「YES」)、電磁ソレノイド12をそのプランジャ12bが進出するように制御する(ステップT3)。
上述した本実施形態においては、冷蔵庫本体2に振動検知手段としての振動センサ10を設け、この振動センサ10の異常振動検知に応動して、扉3の開放を規制する扉開放規制装置11を設けたから、地震などの異常振動時に扉3が不用意に大きく開放しないように規制できる。さらに本実施形態によれば、扉3を冷蔵庫本体2から半扉領域R2未満の距離この場合自閉領域R1の最外側より短い距離(自閉領域R1内)で規制するようにしたから、扉3が自動閉扉機構7によって閉塞され、扉3が開放されたまま放置されることを防止できる。
又、本実施形態によれば、扉開放規制装置11は、扉3を閉塞状態からさらに閉塞方向に付勢する構成であるから、異常振動が持続した場合でも、冷蔵庫本体2に対する扉3を閉塞させておくことができる。
又、本実施形態においては、扉開放規制装置11を、冷蔵庫本体2に設けられ振動センサ10の異常振動検知に応動し先端部に係止部15cを有する係止部材15と、扉3側に設けられ係止部15cに係止される被係止部18とを備えて、前記係止により扉3の開放を規制する構成とし、又、前記係止部15c及び被係止部18に夫々前記扉3を閉塞状態からさらに閉塞方向へ付勢する傾斜部15c1及び18aを設けた。これによれば、簡単な構成で、異常振動発生時における扉3の開放を規制でき、又、扉3を閉塞状態からさらに閉塞方向に付勢することができる。なお、扉3を閉塞状態からさらに閉塞方向へ付勢するための係止部15c及び被係止部18は少なくとも一方があれば良い。
ところで、図11に示すように、扉3が開放した状態で扉開放規制装置11が作動する場合が想定される。この場合にユーザが扉3を閉塞しようとしたときに下方限度位置Peに移動している係止部材15によって扉3を閉塞できないおそれがある。閉塞できないと、冷気が漏れてしまう。この場合、扉開放規制装置11を復帰動作させるために手動規制解除スイッチを操作すれば係止部材15が上昇するが、それでは時間がかかってしまう。なお、この第1実施形態では前記下方限度位置Peでは電磁ソレノイド12は断電されるようになっており、この電磁ソレノイド12の断電状態ではプランジャ12bは動き得る状態にある。
この点、本実施形態においては、係止部材15に傾斜部15c2を形成することで、扉3の閉塞を許容する構成としている。つまり、図11の状態から、扉3を閉塞方向(矢印C方向)に回動させると、当該扉3が前記傾斜部15c2に接触し、係止部材15を上方へ移動付勢する。これにより扉3の閉塞が許容される。これによれば、扉3が開放した状態で扉開放規制装置11が作動しても、扉3を単に閉塞させれば、瞬時に閉塞することができる。
又、本実施形態においては、異常報知手段としての表示器22とスピーカ27とを備え、振動センサ10が異常振動を検知したときには、上記表示器22及びスピーカ27に異常報知動作をさせるようにした。これによれば、異常振動が発生したこと及び扉3の開放を規制したことをユーザに報知することができる。なお、異常報知手段としては表示器22及びスピーカ27のいずれか一方でも良い。又、ブザー25を異常報知手段として利用する構成としても良い。
又、本実施形態によれば、振動検知手段としての振動センサ10が、縦方向の振動を検知可能であるから、地震発生時における最初の振動である縦振動を検知することができ、地震発生時に迅速に扉開放規制装置11を作動させることができる。
なお、振動検知手段としては、電気的に異常振動を検知する振動センサ10でなく、錘などを利用して異常振動を検知しこの異常振動検知に応じて作動する機械的な振動検知機構でも良い。この場合、扉開放規制装置としては、電磁ソレノイドなどの電気的駆動源を備えず振動検知機構の機械的な作動力を利用して(応動して)係止部材を動作させるようにしても良い。又係止部材は上下移動方式でなくても良く、例えば回動式でも良い。
又、本実施形態においては、ユーザが操作可能な操作入力部21を備え、扉開放規制装置11を、操作入力部21の操作(手動規制スイッチの操作)に基づいて動作可能とした。これによれば、扉開放規制装置11を異常振動発生時以外に、ユーザが所望する機会に扉3の開放を規制することができ、便利である。
図12及び図13は、第2実施形態を示している。この第2実施形態では、係止部材15が下方限度位置Pe(この第2実施形態では、この位置Peでは電磁ソレノイド12は継続通電としている)にある場合の係止部15cの傾斜部15c1に対して、図13に示すように、扉3が閉塞された状態での被係止部18の位置(傾斜部18aの位置)が、相対的に距離g離れる関係に設定している。この距離gは、図12に示すように、自閉領域R1の最外側より短い距離である。
従って、扉3が図12の距離g開いた状態で、その開放が規制される。そして、この状態では、扉3が自閉領域R1の最外側より短い距離(自閉領域R1内)に存在するから、扉3は自動閉扉機構7により図13の閉塞位置まで閉塞される。この第2実施形態においては、前記距離gは、自閉領域R1の内の任意の距離であれば、扉3を自閉できるから、係止部15cと被係止部18との位置関係の自由度を大きくとれ、設計の自由度が増す。
次に、図14及び図15は第3実施形態を示し、この第3実施形態では、扉開放規制装置11を、扉3の開放を冷蔵庫本体2から扉開放検知領域R3内の距離gaで規制する構成としている。この場合、扉開放検知領域R3内の距離のうちでも、できる限り開扉角度が小さい距離に設定している。例えば、扉の内側の開放端部から冷蔵室などの貯蔵室の開口部までの距離を、8.8cm以下にすると良い。そうすると、2リットルの重いペットボトル(ほぼ四角形ペットボトルの場合、ほぼ、左右幅10.5cm、前後幅8.8cm、高さ31cm)がその距離gaの隙間から落下することがなくなり、貯蔵室内に収容されるうちでも最も重い物を落下させて怪我をするということを回避できる。又、その貯蔵室の扉のドアポケット(飲料水などを収容する部分)の奥行き寸法の長さ未満に前記距離gaを設定することで同様の効果がある。
この第3実施形態において、図14に示す閉扉状態で、異常振動が発生したとき既述したように係止部材15が降下する。この場合扉3が異常振動によって開放したとしても、当該扉3の開放は、図15に示すように、扉開放規制装置11により前記距離gaで規制される。
この第3実施形態によれば、扉3の開放を冷蔵庫本体2から扉開放検知領域R3内の距離gaで規制するから、この距離gaでは、制御装置23により庫内灯26が点灯されると共にブザー25が所定時間後にアラーム報知制御されるから、ユーザが扉3が開放したことに気付くようになり、よって、扉3が開放されたまま放置されることを防止できる。
又、扉開放を規制しているときの庫内灯26の点灯制御を点滅させるようにするなどして、規制していないときと異なる点灯制御としても良い。
この第3実施形態の場合、扉3の開放範囲に、自動閉扉機構7による自閉領域は有っても無くても良く(自動閉扉機構7は有っても無くても良く)、無い場合には、図3の角度αによる領域が半扉領域R2となる。
次に図16は第4実施形態を示している。この第4実施形態では、扉3が、右扉3Aと左扉3Bとから観音式扉構造により構成されており、この右扉3Aと左扉3Bとで冷蔵庫本体2の単一の開口部を開閉する。そして、右扉3A及び左扉3Bの上面において隣合う端部に被係止部8A、8Bが形成され、扉開放規制装置11の係止部材15の係止部15cが両被係止部8A、8Bに係止可能となっている。これにより、扉開放規制装置11は前記複数の扉3A及び3Bの開放を同時に規制することができる。
なお、扉3がユーザにより開放された状態において振動センサ10が異常検知したときには扉開放規制装置11は作動しないようにしても良い。
なお、異常振動を検知した場合は、振動が収まるまで冷蔵庫の電源をオフにしても良い。可燃性冷媒を用いる冷凍サイクルを利用している場合に、異常振動により冷媒配管が割れ、高電圧による着火が懸念されるが、冷蔵庫の電源をオフすることでその懸念は解消される。又、振動を所定時間検知し続けた場合や複数回振動を検知したときに電源をオフすることで異常振動誤検知による電源オフを防止できる。
又、この冷蔵庫に補助電源である蓄電池を搭載しても良い。振動(異常振動)を検知した場合には補助電源に切替える切替え手段を備えても良い。扉開放が規制されている状態で扉が開いているときには補助電源により庫内灯を点灯させると良い。このようにすれば、夜中に地震が発生したときに部屋の予備灯として庫内灯を機能させることができる。
又、補助電源により庫内灯を部屋の予備灯として利用する場合、扉開放規制を解除して扉を開放して利用すると良い。その場合、アラームも同時に鳴っているため、操作入力部にアラームを解除する操作部を設けて、点灯だけにする構成としても良い。
又、扉前面の表示器22の表示方法を異常振動検知時に異ならせて光度を明るくするようにしても良い。又、予備電源で庫内灯を前記予備灯とするについて手動操作部を設けても良い。又、冷蔵庫が備えた複数のLEDのうち大半又は全部を点灯させる操作部が輝度調整をする機能を有することで、暗い部屋の予備灯としての効果を持たせても良い。
以上説明した実施形態の冷蔵庫によれば、冷蔵庫本体に設けられ、当該冷蔵庫本体の異常振動を検知する振動検知手段と、振動検知手段の異常振動検知に応動して、扉の開放を冷蔵庫本体から半扉領域未満の距離で規制する扉開放規制装置とを設けたから、地震などの異常振動時に扉が不用意に大きく開放しないように規制できると共に、扉開放が放置されることを防止できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は実施形態による冷蔵庫、2は冷蔵庫本体、3は扉、4はヒンジ機構、7は自動閉扉機構、10は振動センサ(振動検知手段)、11は扉開放規制装置、12は電磁ソレノイド、15は係止部材、15cは係止部、15c1は傾斜部、18は被係止部、18aは傾斜部、20は操作パネル、21は操作入力部、23は制御装置、22は表示器(異常報知手段)、25はブザー、26は庫内灯、27はスピーカ(異常報知手段)、R1は自閉領域、R2は半扉領域、R3は扉開放検知領域を示す。

Claims (11)

  1. 冷蔵庫本体の開口部を開閉する扉を備え、
    前記扉の開放範囲に、前記冷蔵庫本体に近い方から、自動閉扉作用が働く自閉領域と、半扉領域と、扉の開放が所定時間検知されることでアラームが報知される扉開放検知領域とが順に存在するものであって、
    前記冷蔵庫本体に設けられ、当該冷蔵庫本体の異常振動を検知する振動検知手段と、
    前記振動検知手段の異常振動検知に応動して、前記扉を前記冷蔵庫本体から半扉領域未満の距離で規制する扉開放規制装置と
    を備えた冷蔵庫。
  2. 前記扉開放規制装置は、前記扉を前記冷蔵庫本体から自閉領域の最外側より短い距離で規制する請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記扉開放規制装置は、前記扉を閉塞位置からさらに閉塞方向へ付勢することを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記扉開放規制装置は、前記冷蔵庫本体に設けられ前記振動検知手段の異常振動検知に応動し先端部に係止部を有する係止部材と、扉側に設けられ前記係止部に係止される被係止部とを備えて、前記係止により前記扉の開放を規制する構成であり、前記係止部及び被係止部の少なくともいずか一方に前記扉を閉塞状態からさらに閉塞方向へ付勢する傾斜部を設けた請求項3記載の冷蔵庫。
  5. 冷蔵庫本体の内部を開閉する扉を備え、
    前記扉の開放範囲に、扉の開放が所定時間検知されることでアラームが報知される扉開放検知領域が存在し、且つこの扉開放検知領域より冷蔵庫本体に近い側に半扉領域が存在するものであって、
    前記冷蔵庫本体に設けられ、当該冷蔵庫本体の異常振動を検知する振動検知手段と、
    前記振動検知手段の異常振動検知に応動して前記扉の開放を規制するものであって、前記扉の開放を前記冷蔵庫本体から扉開放検知領域内の距離で規制する扉開放規制装置と
    を備えた冷蔵庫。
  6. 前記扉が開放した状態において前記振動検知手段が異常検知したときには前記扉開放規制装置は作動しない請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  7. 前記扉が開放した状態で前記扉開放規制装置が作動した場合、前記扉開放規制装置は、扉の閉塞を許容する構成である請求項1から5のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  8. 異常報知手段を備え、
    前記振動検知手段が異常検知したときには、前記異常報知手段を報知動作させる請求項1から7のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  9. 前記扉は前記冷蔵庫本体の単一の開口部に対して複数設けられ、前記扉開放規制装置は前記複数の扉の開放を同時に規制する請求項1から8のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  10. 前記振動検知手段は、縦方向の振動を検知可能である請求項1から9のいずれか一項記載の冷蔵庫。
  11. ユーザが操作可能な操作入力部を備え、
    前記扉開放規制装置は、前記操作入力部の操作に基づいて動作可能である請求項1から10のいずれか一項記載の冷蔵庫。
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