JP2000245870A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 コアにカバーが被覆され、ボール表面に
多数のディンプルが形成されたゴルフボールにおいて、
上記コアに100kg荷重をかけたときの撓み量が3.
5〜5.5mmで、上記コアの表面硬度がJIS−C硬
度で70以上、及び上記コアの表面と中心との硬度差が
JIS−C硬度で10以上であり、かつ上記ゴルフボー
ルをドライバーによりヘッドスピード50m/秒で打撃
する際のクラブフェース面におけるボールの実効接触面
積をA、ボールの仮想接触面積をBとしたとき、A/B
の値が0.40〜0.60であることを特徴とするソリ
ッドゴルフボール。 【効果】 本発明のソリッドゴルフボールによれば、シ
ョット時においてソフトなフィーング性を付与すること
ができ、その上ボールのスピン性能を十分に付与するこ
とでき、アプローチコントロール性に優れたもので、特
に本発明のゴルフボールはヘッドスピードが40m/秒
以下のプレイヤーに好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィーリング性に
優れていると共に、アプローチコントロール性に優れた
ソリッドゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
多種多様のゴルフボールが製造されているが、中でもソ
リッドゴルフボールは、糸巻きゴルフボールに比べて飛
距離を増大させる利点があるため主流となっている。更
に、このソリッドゴルフボールの中には、ヘッドスピー
ド(HS)が低い一般アマチュア向け用ゴルフボールと
して、ソリッドコアを軟らかくすることにより、低スピ
ン化しつつ飛距離を大きくしたゴルフボールが種々提供
されている。また、ソリッドコアを軟らかくすること
は、ボールのフィーリング性が良好となり、ゴルフプレ
イヤー、特にアマチュアにとってはソフトなフィーリン
グ性が得られることからボール設計者にとって重要視さ
れている。
【0003】この場合、ソリッドコアを軟らかくすれ
ば、軟らかくした分だけボール反撥性が低下してしまう
ことが知られており、この欠点を補強するために、ソリ
ッドコアに被覆するカバーとして硬いカバー材を用いて
ソリッドゴルフボールを作成することが従来から行われ
ていた。
【0004】しかしながら、このようなソリッドゴルフ
ボールについては、アプローチ時のスピン性能はほとん
ど考慮されていないのが実情であり、実際グリーンを狙
うアプローチ時においては、アイアンで上記ボールをシ
ョットしても十分なスピン量が得られず、目的とする飛
距離やコントロール性が十分に得られず、アプローチコ
ントロール性が悪くなるという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、フィーング性が良好であると共に、ボールのスピン
性能を十分に付与することでき、アプローチコントロー
ル性に優れたソリッドゴルフボールを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討を重ねた結果、コアに100k
g荷重をかけたときの撓み量、上記コアの表面硬度,該
コア表面とコア中心との硬度差、及び上記ゴルフボール
をドライバーによりヘッドスピード50m/秒で打撃す
る際のクラブフェース面におけるボールの実効接触面積
をA、ボールの仮想接触面積をBとしたときのA/B値
を適正化することにより設計したソリッドゴルフボール
が、ソフトなフィーリングをプレイヤーに付与すること
ができる共に、スピン性能を十分に付与することでき、
アプローチコントロール性に優れたものであることを見
出し、本発明を完成したものである。
【0007】即ち、本発明者は、コアを軟らかくするこ
とによりボール全体に対するショット時のフィーリング
性が良好であるゴルフボールについては、ボールの飛び
性能を確保するために、コアを被覆するカバーを硬くし
なければならない実情を踏まえつつ、ソリッドコアの全
体硬度、コア表面とコア中心との硬度差、及びクラブフ
ェースに衝突するボールの接触面積(実効接触面積)に
ついて着目し検討を重ねた結果、コアに100kg荷重
をかけたときの撓み量を3.5〜5.5mmとし、上記
コアの表面硬度がJIS−C硬度で70以上、及び該コ
ア表面と中心との硬度差がJIS−C硬度で10以上で
あり、かつ上記実効接触面積をA、ボールの仮想接触面
積をBとしたとき、A/Bの値が0.40〜0.60に
設計したソリッドゴルフボールが、ショット時にソフト
なフィーリング性を付与するだけでなく、アプローチシ
ョット時では、スピン性能を十分に発揮してコントロー
ル性に優れていることを知見したものである。
【0008】従って、本発明は、コアにカバーが被覆さ
れ、ボール表面に多数のディンプルが形成されたゴルフ
ボールにおいて、上記コアに100kg荷重をかけたと
きの撓み量が3.5〜5.5mmで、上記コアの表面硬
度がJIS−C硬度で70以上、及び上記コアの表面と
中心との硬度差がJIS−C硬度で10以上であり、か
つ上記ゴルフボールをドライバーによりヘッドスピード
50m/秒で打撃する際のクラブフェース面におけるボ
ールの実効接触面積をA、ボールの仮想接触面積をBと
したとき、A/Bの値が0.40〜0.60であること
を特徴とするソリッドゴルフボールを提供する。
【0009】なお、本発明において、実効接触面積は、
図1に示すように、クラブフェースに対するボールの接
触する部分を正確に表した接触面積であり、ディンプル
の窪み等によりクラブフェースに接触しない散在した箇
所を除外した接触面積である。また、仮想接触面積は、
図3に示すように、クラブフェースに対するボールの接
触部分において、ディンプル窪み等によりクラブフェー
スに接触しない散在箇所をも含む面積である。つまり、
クラブフェースにボールが円形状乃至楕円形状に接触し
たような場合、この円形乃至楕円面積が仮想接触面積で
あり、これからディンプル窪み等によってボールに実際
には接触していない部分の面積を除いたものが実効接触
面積である。
【0010】この場合、例えば特開平7−112036
号公報、特開平7−289961号公報等には、「接触
面積」という記載はあるが、この「接触面積」は、接触
部を楕円近似したり、或いは塗り潰す等することにより
算出した全体の面積を意味するものであり、本発明に用
いられる仮想接触面積Bと同じ意味を表すもので、本発
明に用いられる実効接触面積Aとは異なるものである。
【0011】本発明において、コアに被覆するカバーと
してショアーD硬度が65以下のものを用いることが、
スピン性能を向上させることから好ましい。
【0012】また、本発明のボールにおいては、ボール
表面に形成されるディンプルの表面積占有率が71%以
上であることが好適である。
【0013】即ち、ボールのスピン特性については、ボ
ールを実打する際のクラブフェースにおけるボールの接
触面積と大きく関わっており、この接触面積が大きいほ
どスピン性能が良好であることが報告されており(特開
平9−135923号公報)、このため、ディンプルの
表面積占有率(%)を小さくすることにより、スピン特
性が良好に得られるゴルフボールの設計が行われている
が、ディンプルの表面積占有率を小さくしてボールを設
計すると、ディンプル特性を効果的に発揮することがで
きず、飛び性能が低下してしまうのが実情である。しか
しながら、本発明においては、クラブにより実打する際
のクラブフェース面におけるボールの実効接触面積を
A、ボールの仮想接触面積をBとしたとき、A/Bの値
を0.40〜0.60とすることにより、ディンプルの
表面積占有率を高くすることが可能となり、ディンプル
特性を効果的に発揮させて飛び性能を向上させることが
てきることを見出したものである。
【0014】この場合、ボール表面に形成されるディン
プルを2種類以上に構成し、かつディンプルの平均直径
をDm、平均深さをDpとしたとき、Dm/Dpの値が23
〜30となるように上記ソリッドゴルフボールを構成す
ることが推奨され、これにより、ディンプル特性をより
一層効果的に発揮させて飛び性能を更に向上させること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明につき更に詳しく説
明する。本発明のソリッドゴルフボールは、ツーピース
ソリッドゴルフボール、3層以上のマルチピースソリッ
ドゴルフボール等の公知のソリッドボールの構造を採用
することができ、コアとカバーとから構成されているも
のであればそのボール構造については特に制限はない。
【0016】従って、本発明のゴルフボールを構成する
コアとしては、ソリッドコアでも糸巻きコアでもよく、
これらコアは公知の材料により作成することができる。
例えば、ソリッドコアを作成する場合、通常ソリッドコ
アに用いられる基材ゴムに共架橋剤、過酸化物などを配
合してなるゴム組成物から形成することができる。この
場合、基材ゴムとしては、特に高反撥性を得るためにシ
ス構造の1,4−ポリブタジエンゴムを用いることが好
ましい。
【0017】ソリッドコアを用いる場合、ソリッドコア
は単一コアでも複数層のコアでもよいが、上記コアの1
00kg荷重負荷時の変形量は3.5〜5.5mmに調
整されるものであり、特に3.7〜5.0mmとするこ
とが好ましく、より好ましくは3.9〜4.8mmであ
る。上記変形量が3.5mmよりも小さいとフィーリン
グが悪くなり、ヘッドスピートが比較的低い範囲内にお
いては飛距離を大きくすることができなくなり、また、
5.5mmよりも大きいとボール反撥性に劣り、飛距離
を小さくしてしまうことになる。なお、コアの直径は3
7.6〜40.6mm、特に38.0〜39.5mmと
することが好ましい。
【0018】また、上記コアの表面硬度は、JIS−C
硬度で70以上に調整されるものであり、特に70〜7
7とすることが好ましい。表面硬度が70より小さいと
カバーと一緒にコアが撓んでしまい、クラブフェースに
接触するボール表面のうち中央部分のディンプル(凹
部)が十分に接触することができなくなってしまう。
【0019】更に、上記コアの硬度については、上記コ
ア表面の硬度をコア中心の硬度よりも10以上大きく調
整されるものであり、特に12以上とすることが好まし
い。該硬度差が10より小さくなると、上述した100
kg荷重負荷時の撓み量がある程度確保されていても表
面硬度が低下してしまい、クラブフェースに接触するボ
ール表面のうち中央部分のディンプル(凹部)が十分に
接触することができなくなってしまう。
【0020】上記コアの中心硬度については、上述した
ように上記コア表面とコア中心の硬度との差が10以上
に調整されていれば特に制限されるものではないが、好
ましくはJIS−C硬度で55〜62に調整されるもの
である。
【0021】次に、上記コアを被覆するカバーは、単層
でも複数層構成でもよいが、少なくともカバー表面硬度
は、ショアーD硬度が30〜65、より好ましくは35
〜60、更に好ましくは40〜58とすることが好まし
い。ショアーD硬度が30より小さいとボール反撥性が
悪くなり飛距離が低下してしまう場合があり、65より
大きいとカバーが硬くなりすぎてスピン性能に劣り、ボ
ール接触表面のうち中央部分のディンプル(凹部)が十
分に接触することができなくなってしまう場合がある。
【0022】なお、カバーを内外2層構造とする場合、
内層の硬度は65以上とするのが好ましい。
【0023】上記カバーの材質としては、アイオノマー
樹脂、熱可塑性エラストマー等の公知の材料によって形
成される。
【0024】また、カバーの厚さは通常の範囲内の厚さ
でよく、1.0〜2.5mmとすることができ、好まし
くは1.4〜2.3mm、より好ましくは1.6〜2.
1mmである。カバーの厚さが1.0mmよりも小さい
とボール反撥性、耐久性に劣ってしまう場合があり、
2.5mmより大きいとカバーの剛性が高くなりすぎて
ボール接触表面のうち中央部分のディンプル(凹部)と
十分に接触することができなくなってしまう場合があ
る。
【0025】上記カバー表面には、多数のディンプルが
形成される。この場合、ディンプル個数は360〜46
0個、特に370〜450個とすることができるが、デ
ィンプルの直径、深さは互いに同じであっても、直径及
び/又は深さが異なる2種以上のものであってもよい。
なお、ディンプルの直径は1.0〜5.0mm、特に
2.0〜4.5mmであることが好ましく、深さは0.
100〜0.250mm、特に0.110〜0.230
mmとすることができるが、本発明においては、ボール
表面に2種類以上のディンプルが形成されてなり、ディ
ンプルの平均直径をDm、平均深さをDpとしたとき、D
m/Dpの値が23〜30、特に25〜30とすることが
推奨される。Dm/Dpの値が23より小さいとディンプ
ルが深くなってしまい、クラブフェースに接触するボー
ル表面のうち中央部分のディンプル(凹部)が十分に接
触することができなくなってしまう場合があり、また、
30より大きくなると、ドライバー等によるロングショ
ットでは弾道が高くなりすぎ、吹き上がるような飛行曲
線を描いてしまい、その結果、飛距離を低下させてしま
う場合がある。
【0026】また、ディンプルの配列態様についても特
に制限されるものではなく、正8面体配列、正12面体
配列、正20面体配列等の公知の配列を採用することが
できる。
【0027】本発明において、ボール表面に形成される
ディンプルの表面積占有率については、特に制限される
ものではないが、71%以上とすることが好ましく、特
に73%以上とすることが好ましい。上記表面積占有率
が71%より小さいと上記実効接触面積Aは大きくする
ことができるが、ディンプル効果が十分に得られず、優
れた飛び性能を付与することができなくなる場合があ
る。なお、その上限は特に制限されないが、通常86%
である。
【0028】ここで、上記デンプル表面積占有率(%)
は、ボール表面に多数形成されたディンプルの開口平面
の面積を合計した総面積を、ディンプルの凹部を無視し
てボール表面を仮想球面とした場合の該球面の表面積で
除した数値を百分率で表したものである。
【0029】本発明のゴルフボールは、上記ボールをド
ライバーを用いてヘッドスピード50m/secで打撃
した時のインパクト時のボールの実効接触面積Aとボー
ルの仮想接触面積Bとの関係が、A/B=0.40〜
0.60となるように作成されるものであり、特に、A
/Bの値が0.42〜0.58であることが好ましい。
このA/Bの値が0.40より小さいと実効接触面積A
が十分でなく、スピン性能が劣ってしまい、0.60よ
り大きいとスピン性能は向上するが飛距離を低下させて
しまうことになる。
【0030】ここで、本発明おいて実効接触面積Aは、
ゴルフボールを打撃した時の変形形態を感圧紙を用いて
測定、算出することができる。
【0031】具体的には、ボール打撃時のフェースのス
コアラインの影響をなくすため、以下の測定方法により
行うことが好ましい。エアガンによって、初速度50m
/secにて220gのTiプレートに衝突させる。こ
の時、このプレートに感圧紙(富士フィルム社製「FU
JIフィルムプレスケール中圧用感圧紙」)を貼り付け
ることによって、上記感圧紙表面にボールが接触した部
分の像が得られる(図1参照)。なお、このTiプレー
トは直径9cm、厚さ0.8cmの円板状プレートであ
る。この場合、図1の像では、本来円形のディンプルが
凹状となっているので、クラブフェースに実質的に接触
しない部分(図中の白色の箇所)が散在することとな
る。次いで、上記の像の外周部分に外装(トリミング)
処理を行い、ほぼ円形状の外装像を得ることができる
(図2参照)。そして、得られた外装像の内側部分を全
て黒く塗り潰す処理を行い(図3参照)、仮想接触面積
Bを測定する画像を得るものである。即ち、A/B=
0.40〜0.60とすることにより、接触中央部では
本来ディンプルの窪みに当たる部分でも事実上ディンプ
ルが潰れる形となり、接触面積を増やすことになる一
方、外周部はディンプルが非接触状態となる。
【0032】そして、上述して得られた像(図1及び図
3)をスキャナで取り込み、コンピュータで撮影し、画
像処理(2値化)することにより、実効接触面積A及び
仮想接触面積Bを算出することができる。このようにし
て求めた実効接触面積Aは2.0〜3.9cm2とする
ことが好ましく、特に2.1〜3.8cm2とすること
が好ましい。一方、仮想接触面積Bは5.0〜6.5c
2とすることが好ましく、特に5.2〜6.2cm2
することが好ましい。なお、これらの範囲内の実効接触
面積A及び仮想接触面積Bは、A/B値が0.40〜
0.60であることが必要である。
【0033】なお、スコアラインの影響をなくすため、
上記のような計測方法が採用されるが、クラブ(ドライ
バー)による実打時の接触面積と本計測方法の接触面積
は、そのヘッドスピードと入射速度が同じ場合は、スコ
アラインの有無以外に違いがないことは確認できてお
り、本計測方法はクラブ(ドライバー)でヘッドスピー
ド50m/秒で打撃した時のモデルに相当している。
【0034】上記A/Bの値は、コアの100kg荷重
時の撓み量、コアの表面硬度及び表面硬度と中心硬度と
の硬度差、カバー硬度及び厚さ、ディンプル態様等を選
定することにより、調整できる。
【0035】本発明のソリッドゴルフボールは、そのボ
ール種類に応じて公知の方法により製造することがで
き、例えば、コアの周りにカバー材を射出成形する方
法、又はコアに予め成形した一対のハーフカップを被
せ、加熱加圧成形する方法等の常法を採用することがで
きる。
【0036】このようにして得られたソリッドゴルフボ
ールの直径及び重量等のボール性状については、ゴルフ
規則に従って適宜選定することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明のソリッドゴルフボールによれ
ば、ショット時においてソフトなフィーング性を付与す
ることができ、その上ボールのスピン性能を十分に付与
することでき、アプローチコントロール性に優れたもの
で、特に本発明のゴルフボールはヘッドスピードが40
m/秒以下のプレイヤーに好適である。
【0038】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。なお、表1の配合量は総て重量部である。
【0039】[実施例1〜4、比較例1〜3]表1に示
した配合処方のコア用ゴム組成物をニーダーで混練し、
コア用金型内で加硫することにより、実施例及び比較例
のソリッドコアを作成した。
【0040】得られた各コアの周囲には、表1に示した
各カバー材を用い、射出成形により被覆形成して実施例
1〜4及び比較例1〜3のソリッドゴルフボールを作成
した。
【0041】また、各カバーの表面には下記表2に示し
たいずれかの態様(I〜III)のディンプルを形成し
た。
【0042】次いで、実施例1〜4及び比較例1〜3の
ゴルフボールの物性及び特性について、下記の方法によ
り、測定,評価した。その結果を表1に示す。コア硬度 100kg荷重負荷時のボール変形量。実効接触面積A及び仮想接触面積B エアガンによって、初速度50m/secでボールを実
打し、220gのTiプレートに衝突させる。その時プ
レートに感圧紙(富士フィルム社製「FUJIフィルム
プレスケール中圧用感圧紙」)を貼り付けておくことで
上述した方法により、実効接触面積A及び仮想接触面積
Bを求めた。飛び性能 スイングロボットを用い、ドライバー(#W1)を用い
てヘッドスピード35m/sec(HS35)でショッ
トしたときのキャリー及びトータル飛距離を測定した。アプローチコントロール性 プロ、トップアマの5人によりピッチングウェッジによ
りショットした時のアプローチ性を下記基準で評価し
た。 ○:アプローチがよい ×:アプローチが悪い
【0043】
【表1】 *1:三井・デュポンポリケミカル社製のアイオノマー
樹脂 *2:米国デュポン社製のアイオノマー樹脂
【0044】
【表2】
【0045】表1の結果より、実施例1〜4のソリッド
ゴルフボールは、ヘッドスピードが低い条件(HS=3
5m/s)でも飛び性能がよく、アプローチコントロー
ル性に優れていることが分かる。これに対して比較例1
のソリッドゴルフボールは、飛び性能が悪くなってしま
い、比較例2及び比較例3のボールは、アプローチコン
トロール性が悪くなってしまい、いずれの比較例のボー
ルもアプローチショット時では有利なボールではないこ
とが分かつた。なお、比較例のボールが満足した結果が
得られない原因としては、比較例1のボールではコアが
硬くなりすぎたこと、比較例2のボールではコアが軟ら
かくなりすぎ、カバーも硬いこと、及び、比較例3のボ
ールではコア硬度分布が悪く、実効接触面積Aが小さく
なってしまったことが推察される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフボールを実打した際、ボールがクラブフ
ェイス面に接触する部分を示す像である。
【図2】図1の像を外装処理した図である。
【図3】仮想接触面積Bを求めるために図2の像を黒く
塗り潰した図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアにカバーが被覆され、ボール表面に
    多数のディンプルが形成されたゴルフボールにおいて、
    上記コアに100kg荷重をかけたときの撓み量が3.
    5〜5.5mmで、上記コアの表面硬度がJIS−C硬
    度で70以上、及び上記コアの表面と中心との硬度差が
    JIS−C硬度で10以上であり、かつ上記ゴルフボー
    ルをドライバーによりヘッドスピード50m/秒で打撃
    する際のクラブフェース面におけるボールの実効接触面
    積をA、ボールの仮想接触面積をBとしたとき、A/B
    の値が0.40〜0.60であることを特徴とするソリ
    ッドゴルフボール。
  2. 【請求項2】 上記カバーの表面硬度がショアーD硬度
    で65以下である請求項1記載のソリッドゴルフボー
    ル。
  3. 【請求項3】 上記ディンプルの表面積占有率が71%
    以上である請求項1又は2記載のソリッドゴルフボー
    ル。
  4. 【請求項4】 上記ディンプルが2種類以上からなり、
    ディンプルの平均直径をDm、平均深さをDpとしたと
    き、Dm/Dpの値が23〜30である請求項1乃至3の
    いずれか1項記載のソリッドゴルフボール。
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