JP2888168B2 - マルチピースソリッドゴルフボール - Google Patents

マルチピースソリッドゴルフボール

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にヘッドスピードの
遅いゴルフプレーヤーの使用に適したマルチピースソリ
ッドゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、飛距離の増大を図ると共に、良好な打感が得られる
ようにゴルフボールを改良することは種々試みられてお
り、マルチピースソリッドゴルフボールにおいても様々
な提案がなされている。
【0003】しかしながら、これらのゴルフボールは、
対象をヘッドスピードが45m/秒以上の速いヘッドス
ピードのゴルファーに絞ったものが多く、必然的に上級
者レベルに絞り込んだものになっており、ヘッドスピー
ドの速いプレーヤーが使用した場合には飛距離の増大や
良好なフィーリングを得ることができても、ヘッドスピ
ードの遅いプレーヤー、例えば、初級者、レディース、
シニアプレーヤー等が同じゴルフボールを使用しても、
必ずしも飛距離の増大や、良好なフィーリングが得られ
るものではなかった。
【0004】この場合、ヘッドスピードの遅いプレーヤ
ーは、このようなボールのうち軟らかいものを使用して
いたが、これらのボールはヘッドスピードの遅いプレー
ヤに対して必ずしも適正化しているとはいえず、打撃時
にボール弾道が十分に上がりきれず、低弾道となって飛
距離がのびず、またフィーリングも不十分なものであっ
た。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、特にヘッドスピードの遅いプレーヤー、例えば、初
級者、レディース、シニアプレーヤー等が使用した場
合、飛距離が向上し、良好なフィーリングが得られるマ
ルチピースソリッドゴルフボールを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、マルチピ
ースソリッドゴルフボールにおいて、ボール比重を1.
0〜1.1g/cm2とし、100kg荷重時のゴルフ
ボールのたわみ量をAmm、コア最内芯のたわみ量をB
mmとしたとき、B/A=1.2〜1.7の範囲とする
こと、この場合、好適には上記Aの値を2.5〜4.0
mmとし、Bの値を3.0〜6.0mmとすること、更
にカバーの硬度をコアの硬度より大きくし、好適にはシ
ョアーDで50以上とすることにより、ヘッドスピード
が遅いプレーヤー等が使用した場合に適度な高弾道を有
し、飛距離が増大すると共に、良好なフィーリングが得
られることを知見した。
【0007】即ち、通常のゴルフボールはヘッドスピー
ドの速い上級プレーヤーやプロに合わせて作製されてい
るため、ヘッドスピードが40m/秒以下のプレーヤー
等が通常のゴルフボールをドライバー等でショットした
場合、その弾道が低く、このため十分な飛距離が確保で
きないことが多い。そこで、本発明者は、ボールの比重
を通常より小さい1.0〜1.1g/cm2の範囲内と
し、軽量のボールとすることによりボールの揚力が大き
くなり、低ヘッドスピードにおいてもボールが上がり易
くなり、また初速度も速くなり、飛距離の増大が得られ
ると共に、ボールのたわみ量Ammとソリッドコアの最
内芯のたわみ量Bmmとの比B/Aを上記一定の範囲と
することにより、フィーリングに優れ、ショットした時
の感覚が軟らかく軽い良好な打感を有し、また低ヘッド
スピードにおいての変形量も得られ、飛び性能が良好と
なり、飛距離増大を確保し得、更にカバー硬度を可能な
範囲で硬くすることにより、耐久性の向上を図ることが
できるという優れた効果を有することを見い出し、本発
明をなすに至ったものである。
【0008】従って、本発明は、最内芯と、この最内芯
に少なくとも1層以上の中間層を被覆した複数層構成の
ソリッドコアに、カバーを被覆してなるマルチピースソ
リッドゴルフボールにおいて、上記ゴルフボールのボー
ル比重が1.0〜1.1g/cmであると共に、10
0kg荷重時のゴルフボールのたわみ量をAmm、上記
最内芯のたわみ量をBmmとしたとき、B/A=1.2
〜1.7であり、かつカバーの硬度がショアDで50以
上であって、カバーの硬度を最内芯の硬度より大きくし
たことを特徴とするマルチピースソリッドゴルフボール
を提供する。
【0009】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のマルチピースソリッドゴルフボールは、ボ
ール比重、ボール硬度、最内芯硬度及びカバー硬度が上
記範囲内であることにより、最内芯と中間層からなる2
層構造のソリッドコアをカバーで被覆してなるスリーピ
ースソリッドゴルフボール、更にはソリッドコアが3
層、4層等のマルチピースソリッドゴルフボールにおい
て、低ヘッドスピードでも飛距離増大が図られ、フィー
リングが更に良好となり、耐久性を向上させることがで
きるものである。
【0010】この場合、ボール全体の比重は1.0〜
1.1g/cm2であり、更に好ましくは1.00〜
1.08の範囲内である。ボール比重が1.0より小さ
いと、フィーリングに軽さ又は軟らかさが感じられず、
また飛翔中に風の抵抗を受けやすいので弾道が変化しや
すい上、慣性力を失うために十分な飛距離を得ることが
できない。一方、比重が1.1を越えると、従来より提
供されているゴルフボール、いわゆる一般競技用ゴルフ
ボールと相違がなくなり、本発明の目的と相違する。
【0011】なお、ボール重量はゴルフ規則で規定され
た45.92g以下であることが必要であるが、本発明
のゴルフボールは通常40.8〜45.0g、特に4
1.1〜44.9gの範囲に形成される。
【0012】本発明のゴルフボールは、最内芯とこれを
被覆する1層以上の中間層とからなるソリッドコアをカ
バーが被覆する構成とされるが、本発明においては、1
00kgの荷重を負荷したときのゴルフボールのたわみ
量Amm、上記最内芯のたわみ量をBmmをした場合、
比率B/Aを1.2〜1.7、より好ましくは1.2〜
1.6の範囲とするもので、これによりボールが軽量で
あるにも拘らず吹き上がりを防止して飛距離を増大する
ことができ、かつ良好なフィーリングを得ることができ
る。これに対し、B/Aが1.2より小さいと打感が悪
く、ボールが吹き上がってしまい、飛距離が低下してし
まう。一方、1.7より大きいとボールの反発性が得ら
れず、飛距離が低下する場合がある。
【0013】この場合、上記B/Aの比率範囲におい
て、Bの値、即ちコア最内芯のたわみ量は3.0〜6.
0mm、特に3.3〜5.5mmの範囲が好ましい。た
わみ量が3.0mmより小さいと打感が悪くなり、一
方、6.0mmより大きいと反発性が得られず、飛距離
が低下する場合がある。一方、ゴルフボールのたわみ量
Aは、2.5〜4.0mm、特に2.6〜3.7mmの
範囲が好ましい。たわみ量が2.5mmより小さいと打
感が悪く、ボールが吹き上がってしまい、飛距離の低下
をまねく。一方、4.0mmより大きいとボールの反発
性が得られず、飛距離が低下する場合がある。
【0014】なお、最内芯の直径は、設ける中間層数に
より異なるが、中間層が1層のスリーピースソリッドゴ
ルフボールの場合には通常32〜37mm、中間層が2
層のフォーピースソリッドゴルフボールの場合には通常
25〜35mmが好ましい。同様に最内芯の重量は、ス
リーピースソリッドゴルフボールの場合には通常17.
5〜28.0g、フォーピースソリッドゴルフボールの
場合には通常8.3〜23.5g程度が好ましい。
【0015】また、最内芯を被覆する中間層は、スリー
ピースソリッドゴルフボールの場合、ショアーD硬度は
30〜55度程度であり、中間層が内層及び外層の2層
からなるフォーピースソリッドゴルフボールの場合に
は、中間内層のショアーD硬度は通常55〜75mm程
度、中間外層のショアーD硬度は通常30〜55mm程
度に形成される。
【0016】次に、ソリッドコアを被覆するカバーは、
上記最内芯より高硬度に形成され、好ましくはショアー
Dで50以上、より好ましくは60以上、更に好ましく
は60〜70に形成される。カバー硬度が小さすぎる
と、ゴルフボールの打撃による反発性が劣化し、スピン
量が増加する上、打出角度が高くなりすぎるため、ボー
ルが吹き上がって失速し、十分な飛距離が得られない。
また、カバー硬度が大きすぎると、カバーが硬くなりす
ぎてゴルフボールの耐久性を劣化させる原因になること
がある。
【0017】また、上記カバーは、コアに通常厚さ1.
4〜2.4mmになるように被覆形成することが好まし
く、特に厚さ1.5〜2.3mmが好ましい。ここで、
カバーの厚さが1.4mmより薄いと、カバー切れ等の
ゴルフボールの耐久性が劣化するおそれがある。また、
2.4mmより厚いと打感が鈍くなり、フィーリングが
悪くなる他、ボールの反発性が劣る等の問題が生じる場
合がある。
【0018】なお、カバー材料は特に制限されず、公知
のカバー材料を用いることができるが、アイオノマー樹
脂、特にリチウムサーリンやこれを含むサーリン混合物
を主材としたもので形成することが、本発明の目的を達
成する上で最も好ましい。
【0019】本発明において、上記ソリッドコアの材
質、製法等に制限はなく、上述したゴルフボール特性を
達成できる限り、公知のいずれの材料、製法により形成
することができる。
【0020】更に詳述すると、本発明のゴルフボールに
用いられるソリッドコアの最内芯は、通常の方法により
加硫条件、配合比等を調節することにより得られる。通
常、コアの配合には基材ゴム、架橋剤、共架橋剤、不活
性充填剤等が含まれる。基材ゴムとしては従来からソリ
ッドゴルフボールに用いられている天然ゴム及び/又は
合成ゴムを使用することができるが、本発明において
は、シス構造を少くとも40%以上有する1,4−ポリ
ブタジエンが特に好ましい。この場合、所望により該ポ
リブタジエンに天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレ
ンブタジエンゴム等を適宜配合してもよい。
【0021】架橋剤としてはジクミルパーオキサイドや
ジ−t−ブチルパーオキサイドのような有機過酸化物等
が例示されるが、特に好ましくはジクミルパーオキサイ
ドである。架橋剤の配合量は基材ゴム100重量部に対
して通常0.5〜3重量部、好ましくは0.8〜1.5
重量部である。
【0022】共架橋剤としては特に制限されず、不飽和
脂肪酸の金属塩、就中、炭素原子数3〜8の不飽和脂肪
酸(例えばアクリル酸、メタアクリル酸等)の亜鉛塩や
マグネシウム塩が例示されるが、アクリル酸亜鉛が特に
好適である。この共架橋剤の配合量は基材ゴム100重
量部に対して5〜45重量部、好ましくは10〜40重
量部である。
【0023】不活性充填剤としては酸化亜鉛、硫酸バリ
ウム、シリカ、炭酸カルシウム及び炭酸亜鉛等が例示さ
れるが、酸化亜鉛、硫酸バリウムが一般的で、その配合
量はコアとカバーの比重、ボールの重量規格等に左右さ
れ、特に限定されないが、通常は基材ゴム100重量部
に対して0〜40重量部である。なお、本発明において
は酸化亜鉛、硫酸バリウムの配合割合を適宜調整するこ
とで最適な最内芯の硬度を得ることができる。
【0024】上記成分を配合して得られる最内芯用組成
物は通常の混練機、例えばバンバリーミキサーやロール
等を用いて混練し、最内芯用金型に圧縮又は射出成形
し、成形体を架橋剤及び共架橋剤が作用するのに充分な
温度(例えば架橋剤としてジクミルパーオキサイドを用
い、共架橋剤としてアクリル酸亜鉛を用いた場合には約
130〜170℃)で加熱硬化して最内芯を調製する。
【0025】また、中間層は、スリーピースゴルフボー
ルのようにソリッドコアが最内芯と1層の中間層の場合
には、最内芯は上記と同様の材料で形成し、中間層もこ
れと同様のゴム材料又はアイオノマー樹脂等の樹脂材料
を用い、最内芯上に圧縮成形又は射出成形することによ
って形成することができる。更に、中間層が2層以上の
場合にも同様の方法で形成することができる。
【0026】一方、カバーは、上記特性のアイオノマー
樹脂を主材として形成するが、この場合かかる特性を得
るため、2種以上のアイオノマー樹脂を組合せて用いる
こともできる。また、必要により、アイオノマー樹脂に
チタン白等の公知の添加剤を配合することもできる。な
お、カバーをソリッドコアに被覆する方法は特に制限さ
れず、通常は予め半球殻状に成形した2枚のカバーでコ
アを包み、加熱加圧成形するか、カバー用組成物を射出
成形してコアを包みこんでもよい。
【0027】このようにして得られたゴルフボールは、
上記カバーにディンプルを形成するが、その幾何学的配
列としては、8面体、20面体などで、ディンプルの模
様としては、スクウェアー型、ヘキサゴン型、ペンタゴ
ン型、トライアングル型などのいかなるものを採用して
も差し支えない。
【0028】なお、本発明のゴルフボールは、ゴルフ規
則に基づいて形成することができ、直径42.67mm
以上、好ましくは42.67〜44.20mmであり、
重量は上述したように45.92g以下、好ましくは4
0〜45gの競技用として好適に得ることができる。
【0029】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
【0030】[実施例、比較例]表1の配合処方による
最内芯用ゴム組成物をバンバリーミキサーを用いて混練
りし、155℃で15分間加圧成形して、最内芯を調製
した。この最内芯上に表1の処方の中間層用組成物を射
出成形し、ツーピースソリッドコアを得た(実施例1〜
4、比較例2)。なお、実施例5はツーピースソリッド
コアに更にもう一層の中間層を形成したスリーピースソ
リッドコアからなり、比較例1は最内芯のみからなるワ
ンピースソリッドコアからなる。
【0031】得られたソリッドコア上に表1に示した配
合処方により調製したカバー材を射出成形にて被覆し、
実施例1〜5及び比較例1、2のゴルフボールを製造し
た。
【0032】
【表1】
【0033】得られたゴルフボールにつき、下記方法に
より飛び特性、打感及び耐久性を評価した。結果を表2
に示す。飛び特性 打撃ロボットを用いドライバー(ロット角11°)にて
ヘッドスピード40m/秒及び35m/秒でショットし
た時のスピン量、打出角、キャリー、トータル、アング
ルを測定した。打感 ヘッドスピードが40m/秒程度の一般プレーヤー20
人に実際に試打してもらい下記基準で評価した。 ○:軟らかく軽い ×:硬い耐久性 フライホイール打撃M/Cを用い、ヘッドスピード38
m/秒で繰り返して打撃して、ボールが破壊するまでの
打撃回数の多少により評価した。 ○:優れる ×:劣る
【0034】
【表2】 *最内芯を被覆する中間層が下記二層になっている。
【0035】
【表3】 **100kg荷重時のたわみ量
【0036】表2の結果から、比較例1は耐久性に劣
り、比較例2は打感が硬く、フィーリングが不良である
上、これらはいずれも飛距離が劣るものであったが、本
発明の実施例1〜5はいずれも飛距離、耐久性、フィー
リング共に優れていることが認められた。
【0037】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、ヘッドスピー
ドが40m/秒以下のプレーヤー等がショットした場合
でも、弾道が低すぎず、かつ吹き上がることもなく、適
正な高弾道の飛び性能を与え、飛距離が向上したもので
ある。また、フィーリングに優れ、軟らかく軽い打感を
有し、耐久性にも優れたものである。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最内芯と、この最内芯に少なくとも1層
    以上の中間層を被覆した複数層構成のソリッドコアに、
    カバーを被覆してなるマルチピースソリッドゴルフボー
    ルにおいて、上記ゴルフボールのボール比重が1.0〜
    1.1g/cmであると共に、100kg荷重時のゴ
    ルフボールのたわみ量をAmm、上記最内芯のたわみ量
    をBmmとしたとき、B/A=1.2〜1.7であり、
    かつカバーの硬度がショアーDで50以上であって、カ
    バーの硬度を最内芯の硬度より大きくしたことを特徴と
    するマルチピースソリッドゴルフボール。
  2. 【請求項2】 最内芯の100kg荷重時のたわみ量が
    3.0〜6.0mmであり、ゴルフボールの100kg
    荷重時のたわみ量が2.5〜4.0mmである請求項1
    記載のゴルフボール。
  3. 【請求項3】 重量が40〜45gである請求項1又は
    2記載のゴルフボール。
  4. 【請求項4】 直径が42.67〜44.20mmであ
    る請求項1、2又は3記載のゴルフボール。
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