JP2000288121A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール

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JP2000288121A
JP2000288121A JP11094523A JP9452399A JP2000288121A JP 2000288121 A JP2000288121 A JP 2000288121A JP 11094523 A JP11094523 A JP 11094523A JP 9452399 A JP9452399 A JP 9452399A JP 2000288121 A JP2000288121 A JP 2000288121A
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ball
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head speed
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篤史 仲村
Hisashi Yamagishi
久 山岸
Takashi Maruko
高志 丸子
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ソリッドコアと、カバーとを具備してな
るソリッドゴルフボールにおいて、入射速度vm/sに
おける反発係数(C.O.R値)をCORvとした場
合、カバー形成前のボール構造がCOR25−COR5
0≧0.100、ゴルフボールがCOR50≧0.74
0、COR25−COR50≧0.09の関係をそれぞ
れ満たすことを特徴とするソリッドゴルフボール。 【効果】 本発明のソリッドゴルフボールは、ヘッドス
ピード依存性が小さく、低ヘッドスピードでの飛性能に
優れ、フィーリングが良好である上、高ヘッドスピード
で打撃した場合の性能の低下が少ないものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打感がソフトで、
低ヘッドスピード領域での飛び性能に優れたソリッドゴ
ルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
ソリッドコアを有するソリッドゴルフボールについて
は、フィーリングをソフトにするための様々な試みがな
されている。
【0003】この方法としては、コアをソフト化するの
が一般的であるが、逆に反発性を補うためにある程度硬
いカバーを使用せざるを得ないのが現状で、この場合、
ソフトなコアが持つ大きな反発速度依存性を硬いカバー
が減じてしまう現象が起こる。
【0004】一般に、ゴルフボールの反発速度依存性が
高いということは、高ヘッドスピードでの反発性は低い
が、低ヘッドスピード領域での反発性が非常によいこと
を意味し、低ヘッドスピードのプレイヤー向きのボール
になり得る。
【0005】しかしながら、今までのソフトコアに対す
る技術では、上述した硬いカバーの影響で、低ヘッドス
ピードでの高反発性を十分に付与し得るものとはいえな
かった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
低ヘッドスピード領域での飛び性能に優れ、打感のソフ
トなソリッドゴルフボールを提供することを目的する。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は上記目的を達成するため、鋭意検討を行った結
果、ソリッドコアと、カバーとを具備してなるゴルフボ
ールにおいて、C.O.R値(反発係数)の入射速度と
所定のクラブにおける打撃時のヘッドスピード(HS)
値が同じであれば、インパクト時のボールの変形挙動が
ほぼ同一であることを実験的に知見し、このことに着目
して更に検討を行った結果、ゴルフボールの所定入射速
度における反発係数と、ゴルフボール及び該ゴルフボー
ルのカバー形成前のボール構造とについて打撃時の高H
S域(50m/s)と低HS域(25m/s)とのC.
O.R値(反発係数)の差を下記のように特定したとこ
ろ、得られたゴルフボールは、意外にも高ヘッドスピー
ド領域での性能を低下させずに、低ヘッドスピード領域
での飛び性能が向上し、しかもソフトな打感を有するも
のであることを知見した。
【0008】また、本発明者は、上記ゴルフボールにつ
いて更に検討を行った結果、カバー形成前のボール構造
の所定の反発係数の差に対してカバー材のショアD硬度
(D)を特定すること、カバーの厚さを特定すること、
ゴルフボールの打撃速度50m/sにおける接触面積を
特定することで、低ヘッドスピード打撃におけるボール
反発速度依存性を非常に大きくできると共に、高ヘッド
スピード領域の反発性能を極端に落とすことがなく、上
述した特性をより発揮できることを知見し、本発明をな
すに至ったものである。
【0009】従って、本発明は、下記ソリッドゴルフボ
ールを提供する。(1)ソリッドコアと、カバーとを具
備してなるソリッドゴルフボールにおいて、入射速度v
m/sにおける反発係数(C.O.R値)をCORvと
した場合、カバー形成前のボール構造がCOR25−C
OR50≧0.100、ゴルフボールがCOR50≧
0.740、COR25−COR50≧0.09の関係
をそれぞれ満たすことを特徴とするソリッドゴルフボー
ル。(2)カバー形成前のボール構造に100kg荷重
をかけた時のたわみ量が2.8〜5.0mmである
(1)記載のソリッドゴルフボール。(3)カバー形成
前のボール構造におけるCOR25−COR50をXと
した場合、カバーがショアD硬度(D)≦327.61
X+27.239であるカバー材にて形成された(1)
又は(2)記載のソリッドゴルフボール。(4)カバー
の厚さが1.2〜3.0mmである(1)乃至(3)の
いずれか1項記載のソリッドゴルフボール。(5)入射
速度50m/sにおける接触面積が5.0〜6.5cm
2である(1)乃至(4)のいずれか1項記載のソリッ
ドゴルフボール。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のゴルフボールは、少なくともコアとカバー
とを具備してなるゴルフボールであり、これらは、公知
の材料、方法にて形成することができる。
【0011】ここで、コアとしては、公知のゴム組成物
にて形成することができ、例えば、基材として、ポリブ
タジエンを使用したものが好ましい。このポリブタジエ
ンとしては、シス構造を少なくとも40%以上有する
1,4−シスポリブタジエンが好適なものとして挙げら
れる。また、この基材ゴム中には、所望により該ポリブ
タジエンに天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンブ
タジエンゴムなどを適宜配合することができる。ゴム成
分を多くすることにより、ゴルフボールの反発性を向上
させることができる。なお、ポリブタジエン100重量
部に対して、これら成分は10重量部以下にすることが
好ましい。
【0012】また、上記ゴム組成物には、架橋剤として
メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の
亜鉛塩、マグネシウム塩や、トリメチルプロパンメタク
リレート等のエステル化合物を配合し得るが、特に反発
性の高さからアクリル酸亜鉛を好適に使用し得る。これ
ら架橋剤の配合量は、上記基材ゴム100重量部に対し
て10〜40重量部とすることが好ましい。
【0013】上記ゴム組成物には、通常加硫剤が配合さ
れているが、この加硫剤はパーオキサイドとすることが
好ましく、またこの中には、1分間で半減期を迎える温
度を155℃以下とするパーオキサイドが含まれている
ことが推奨され、その配合量は加硫剤全体の30重量%
以上、特に40〜70重量%であることが好ましい。こ
のようなパーオキサイドとしては、市販品を挙げること
ができ、例えば、パーヘキサ3M(日本油脂社製)等が
挙げられる。その配合量は、基材ゴム100重量部に対
して0.6〜2重量部とすることができる。
【0014】更に、上記ゴム組成物には、必要に応じ
て、老化防止剤や比重調整の充填剤として酸化亜鉛や硫
酸バリウム等を配合することができる。なお、上記比重
調整剤の配合量は、基材ゴム100重量部に対して1〜
30重量部とすることができる。
【0015】上記ソリッドコアの製造において、上記ゴ
ム組成物は、公知の方法で加硫・硬化させて製造するこ
とができる。
【0016】また、上記コアに対しては、上記と同様の
ゴム組成物、或いは熱可塑性樹脂を主材としてなる中間
層を被覆形成することができ、具体的には、例えばアイ
オノマー樹脂、ポリウレタン系、ポリアミド系、ポリエ
ステル系などの熱可塑性エラストマーを使用して、上述
したコアに通常の射出成形法にて被覆形成すればよい。
また、中間層は1層でも2層以上の多層構造に形成する
こともできる。
【0017】本発明において、カバー形成前のボール構
造とは、ゴルフボールがコアとカバーとからなる2層構
造である場合はコア自体を意味するが、コアとカバーと
の間に熱可塑性樹脂等にて形成された中間層が介在する
場合は、コアと中間層を合わせたボール構造を意味す
る。
【0018】本発明において、カバー形成前のボール構
造の100kg荷重負荷時の変形量は2.8〜5.0m
m、好ましくは3.0〜4.8mm、更に好ましくは
3.0〜4.6mmであることが推奨され、2.8mm
未満であると、硬くなりすぎて反発速度依存性を上げる
ことが困難になり、また5.0mmを超えると反発性が
悪くなる場合がある。
【0019】また、カバー形成前のボール構造の外径
は、特に制限されるものではないが、通常36.7〜4
0.3mm、特に37.5〜39.8mmとすることが
できる。
【0020】本発明のカバー形成前のボール構造は、1
層単独でも2層以上が結合した構造であってもよいが、
特に2層以上の複数層構造であることが好ましい。この
場合、上述した100kg荷重負荷時の変形量及び外径
についての規定は、層全体が上述した範囲になるように
すればよいが、中間層を形成する場合、その厚さを0.
5〜5.0mm、特に1.0〜4.5mmとすることが
好ましい。
【0021】本発明のゴルフボールは、上記したカバー
形成前のボール構造と、後述するボールの所定入射速度
における反発係数(C.O.R値)の差が特定されたも
のである。
【0022】ここで、C.O.R値とは、同一の鋼鉄板
にゴルフボール又はカバー形成前のボール構造を衝突さ
せた際における、衝突前の速度(入射速度)に対する衝
突後のボールの速度比のことをいい、その値は1に近い
ほど反発性が高いことを意味する。
【0023】本発明において、入射速度vm/sにおけ
る反発係数(C.O.R値)をCORvとした場合、カ
バー形成前のボール構造は、COR25−COR50≧
0.100、好ましくは0.105以上、更に好ましく
は0.110以上であることを要する。0.100未満
であると、ボールの反発速度依存性を大きくすることが
できない。
【0024】上記カバー形成前のボール構造の入射速度
25m/sと、入射速度50m/sとにおける具体的な
反発係数は、入射速度25m/sにおいて、通常0.8
0〜0.90、好ましくは0.82〜0.88、入射速
度50m/sにおいて、通常0.70〜0.80、好ま
しくは0.72〜0.78であることが推奨される。こ
れら範囲を逸脱すると、所望の反発係数の差を得ること
が困難になる場合がある。
【0025】本発明のゴルフボールは、上記カバー形成
前のボール構造(コア単独又はコアに中間層が被覆形成
されたもの)にカバーが被覆形成されたものであり、上
述したように入射速度vm/sにおける反発係数(C.
O.R値)をCORvとした場合、COR25−COR
50≧0.090、好ましくは0.095以上、更に好
ましくは0.100以上であることを要する。この場
合、0.090未満であると、ボールの速度依存性を大
きくすることができない。
【0026】また、本発明のゴルフボールは入射速度5
0m/sの反発係数が0.740以上、好ましくは0.
745以上、更に好ましくは0.750以上であること
が必要である。なお、入射速度25m/sの反発係数は
特に制限されるものではないが、通常0.830以上、
好ましくは0.835以上、更に好ましくは0.840
以上とすることができる。上記範囲を逸脱すると最適な
反発係数の差が得られず、十分な反発速度依存性が得ら
れない場合がある。
【0027】本発明のゴルフボールは、カバーが被覆形
成されるものであるが、カバー材としては、熱可塑性樹
脂等の公知のカバー材を使用することができる。具体的
には、アイオノマー樹脂、ポリウレタン系、ポリアミド
系、ポリエステル系などの熱可塑性エラストマーを挙げ
ることができる。
【0028】本発明において、上記カバー材を選択する
際、カバー形成前のボール構造の所定の反発係数の差
(COR25−COR50)Xに応じた硬度を有する材
料を選択することが好ましい。即ち、カバー材のショア
D硬度を(D)とした場合、(D)≦327.61X+
27.239であることが推奨され、具体的には、ショ
アD硬度50〜65、特に53〜62の範囲内で調整す
ることが好ましく、上記範囲を逸脱すると、フィーリン
グを損なう上に、上級者使用に耐え得るスピン性能が得
られなくなる場合がある。
【0029】本発明において、カバーの厚さは、特に制
限されるものではないが、通常1.2〜3.0mm、好
ましくは1.5〜2.5mm、更に好ましくは1.6〜
2.1mmであることが推奨される。この場合、1.2
mmより薄いとボールの耐久性に問題が発生する場合が
あり、3.0mmより厚いとソフトコアの反発速度依存
性を相殺してしまい、本発明の目的を達成し得なくなる
場合がある。
【0030】カバーは、通常、上述した材料を射出成形
することによって得られるが、形成方法は射出成形法に
限られず、その他コンプレッション成形法等の公知の方
法を採用してもよい。
【0031】なお、本発明の上記特性を有するゴルフボ
ールは、コアの材料、加硫条件、たわみ量、中間層を形
成する場合はその材料の種類や硬さ、厚さ、カバーの材
料の種類や硬さ、厚さなどを選定することにより、得る
ことができる。
【0032】本発明のゴルフボールは、上述したカバー
材を公知の方法にてカバー形成前のボール構造に対して
射出成形することによって得ることができる。また、本
発明のゴルフボールは、通常のゴルフボールと同様にし
て、カバー表面に多数のディンプルを形成するものであ
り、公知のディンプル形状、ディンプル配列は種々選定
される。
【0033】以上のようにして得られたゴルフボールの
100kg荷重負荷時の変形量は、通常2.4〜3.8
mm、特に2.6〜3.5mmであることが推奨され
る。
【0034】本発明のゴルフボールは、COR入射速度
50m/sにおける接触面積は5.0〜6.5cm2
好ましくは5.2〜6.3cm2、更に好ましくは5.
4〜6.0cm2であることが推奨される。接触面積が
5.0cm2未満であると、フィーリングが硬くなりす
ぎ、6.5cm2を超えると反発性が悪くなるおそれが
ある。
【0035】なお、本発明のゴルフボールは、その直
径、重さはゴルフ規則に従い、直径42.67mm以
上、重量は45.93g以下に形成することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明のソリッドゴルフボールは、ヘッ
ドスピード依存性が小さく、低ヘッドスピードでの飛性
能に優れ、フィーリングが良好である上、高ヘッドスピ
ードで打撃した場合の性能の低下が少ないものである。
【0037】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
【0038】〔実施例、比較例〕表1に示される材料を
使用して、コアを製造した後、表1の態様で中間層及び
/又はカバーを射出成形し、カバー表面に同一ディンプ
ルが形成されたゴルフボールを得た。
【0039】次いで、得られたゴルフボールについて、
それぞれ下記の通り諸特性を評価した。結果を表1に併
記する。飛距離スイングロボットを用い、各ボールにつ
いてロフト角9.5度のブリヂストンスポーツ社製ゴル
フクラブ「230Ti」(以下、#W1という)でヘッ
ドスピード35m/s、50m/s(HS35、HS5
0)で打撃し、キャリー及びトータル飛距離をそれぞれ
測定した。C.O.R値(反発係数)十分に重量のある
鋼鉄製の壁面に、各ボールをボール入射速度25m/
s、50m/s(HS25、HS50)で衝突させ、衝
突の前後の速度から算出した。接触面積COR値の測定
と同様にして、入射速度50m/sで衝突した場合のボ
ールの接触面積を感圧紙を用いて計測した。フィーリン
ゴルファー3名により(#W1)で打撃した時の打感
を打球感として評価した。○:3名が適度なソフト感と
しっかり感があると判定△:2名が適度なソフト感とし
っかり感があると判定×:3名が軟らかすぎると判定
【0040】
【表1】
【0041】表1の結果より、比較例1のゴルフボール
は、カバーが硬く、本発明の必須構成要件である反発係
数差が得られず、高ヘッドスピード打撃時における飛距
離は得られるが、フィーリングに満足のいくものではな
く、低ヘッドスピード打撃による飛距離性能が劣るもの
であった。また、比較例2のゴルフボールはカバーが厚
く、所望の反発係数差が得られず、低ヘッドスピード打
撃時における飛距離性能に劣るものであった。比較例3
のゴルフボールは、カバー形成前のボール構造が軟らか
く、50m/sにおけるボールの反発係数が足りず、低
ヘッドスピードにおける飛距離向上が図れないものであ
った。更に、比較例4のゴルフボールは、カバー形成前
のボール構造が硬く、所望の反発係数差が得られず、打
感、低ヘッドスピードにおける飛距離が伸びないもので
あった。
【0042】これに対して、本発明のゴルフボールは、
いずれも低ヘッドスピードでの飛性能に優れ、フィーリ
ングが良好である上、高ヘッドスピードで打撃した場合
の飛距離性能にも優れたものであった。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソリッドコアと、カバーとを具備してな
    るソリッドゴルフボールにおいて、入射速度vm/sに
    おける反発係数(C.O.R値)をCORvとした場
    合、カバー形成前のボール構造がCOR25−COR5
    0≧0.100、ゴルフボールがCOR50≧0.74
    0、COR25−COR50≧0.09の関係をそれぞ
    れ満たすことを特徴とするソリッドゴルフボール。
  2. 【請求項2】 カバー形成前のボール構造に100kg
    荷重をかけた時のたわみ量が2.8〜5.0mmである
    請求項1記載のソリッドゴルフボール。
  3. 【請求項3】 カバー形成前のボール構造におけるCO
    R25−COR50をXとした場合、カバーがショアD
    硬度(D)≦327.61X+27.239であるカバ
    ー材にて形成された請求項1又は2記載のソリッドゴル
    フボール。
  4. 【請求項4】 カバーの厚さが1.2〜3.0mmであ
    る請求項1乃至3のいずれか1項記載のソリッドゴルフ
    ボール。
  5. 【請求項5】 入射速度50m/sにおける接触面積が
    5.0〜6.5cm 2である請求項1乃至4のいずれか
    1項記載のソリッドゴルフボール。
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