JP2000245031A - 防気カバー及びその製造方法 - Google Patents

防気カバー及びその製造方法

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JP2000245031A
JP2000245031A JP11045423A JP4542399A JP2000245031A JP 2000245031 A JP2000245031 A JP 2000245031A JP 11045423 A JP11045423 A JP 11045423A JP 4542399 A JP4542399 A JP 4542399A JP 2000245031 A JP2000245031 A JP 2000245031A
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綱一 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防気性が高く、しかも施工性も良好な防気カバ
ー及び防気性が高く、施工性の良好な防気カバーを容易
に成形できる防気カバーの製造方法を提供することにあ
る。 【解決手段】防気カバー1は、オレフィン系エラストマ
ーシートを真空成形により成形した成形品よりなり、前
面開口の箱状のカバー本体2の配線器具収納室3の底部
を薄肉(略0.2mm程度)に形成して、VVF線など
の電線を外側より突き刺して貫通させることができる電
線貫通面5を構成し、この電線貫通面5のには外方向に
突出して配線器具収納室3側に凹んだ4つの凹部4を形
成してあり、これら凹部4は外側に突出した底部をニッ
パー等の工具でカットして孔をあけることにより、TV
用の同軸ケーブルや電話用のケーブルを貫通させて配線
器具収納室3内へ導入させる部位を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高気密、高断熱の
住宅における防気のための埋込配線器具用の防気カバー
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、壁等に埋込配置されたスイッ
チボックスと、埋込配線器具の前面部を露出させる開口
窓を有したプレートとの間に防気の目的で介在させる防
気カバーが知られている(特開昭10−201049号
公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例の防気カ
バーは、ボックス本体の底面に十字の切り込みを予め入
れているため電線を挿通しない切り込みも存在すること
になり、防気性が悪いという問題があった。
【0004】本発明は上記の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは防気性が高く、しかも施
工性も良好な防気カバー及び防気性が高く、施工性の良
好な防気カバーを容易に成形できる防気カバーの製造方
法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、造営面に形成された器具取
付穴内に嵌め込まれるとともに、前面開口より埋込配線
器具が収納される箱状のカバー本体と、前記カバー本体
の開口周縁に形成され、器具取付穴の開口周縁の造営面
上に後面が当接されるとともに、埋込配線器具を取り付
けた取付枠及び埋込配線器具の前面部を露出させる開口
窓を有したプレートが前面に被着される枠体と、カバー
本体の底部により構成される薄肉の電線貫通面とからな
り、電線貫通面を平坦面としたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明では、カバー本体と枠体と
を前面開口し埋込配線器具が収納される箱状のカバー本
体と、前記カバー本体の開口周縁に形成され埋込配線器
具の前面部を露出させる開口窓を有したプレートが前面
に被着される枠体と、カバー本体の底部により構成され
る薄肉の電線貫通面とからなり、電線貫通面に凹部を設
けたことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、ホルソーを用いて造営面に穿設可能な円形
主体の器具取付穴を覆うようなプレートを用いて配設さ
れる埋込配線器具に対応して、底部と平行する断面形状
が上記器具取付穴の開口形状に対応する上記カバー本体
と、上記器具取付穴の開口周縁の造営面に後面が当接可
能な形状に形成された枠体とを有することを特徴とす
る。
【0008】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、上記カバー本体と上記枠体とを異
なる合成樹脂材によって一体成形し、上記枠体の合成樹
脂材として剛性を持たせることが可能なABS樹脂材を
用いたことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記枠体の前面に上記プレートを
一体形成したことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明では、カバー本体及び枠体
を形作る真空成形機の凹型金型内に加熱して柔らかくし
た樹脂シートを入れ、凹型金具内を真空にすることによ
り型面に樹脂シートを密着させ、カバー本体及び枠体を
形成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0012】(実施形態1)図1及び図2に示す本実施
形態の防気カバー1は、オレフィン系エラストマーシー
トを真空成形により成形した成形品よりなり、前面開口
の箱状のカバー本体2は、JIS規格や日本配線器具工
業会で規格化された単位寸法の埋込配線器具を3個連設
して収納できる寸法(一連の寸法)に形成されている。
またカバー本体2の配線器具収納室3の底部を約0.2
mm程度の薄肉に形成して、この底部によりVVF線な
どの電線を外側より突き刺して貫通させることができる
電線貫通面5が形成される。この電線貫通面5には短手
方向(幅方向)の中心を通る中心線に沿って、外方向に
突出して配線器具収納室3側に凹んだ4つの凹部4が形
成され、これら凹部4を外側に突出した凹部4の底部を
ニッパー等の工具でカットして孔をあけることにより、
TV用の同軸ケーブルや電話用のケーブルを配線器具収
納室3内へ導入させる部位を構成する。
【0013】また、防気カバー1はカバー本体2の開口
周縁に外向きに鍔状に一体突出させた枠体6を設けてい
る。この枠体6は、後述する成形方法によりカバー本体
2の肉厚よりも厚く(約0.8mm)して剛性を高め
て、変形しにくいようにしてある。また、枠体6の上下
辺の中央部には、後述のボックスねじ20(図5参照)
が挿通される十字状の切り込み7を形成している。この
上下の切り込み7間の距離は、JIS規格等によって規
格化されている埋込配線器具の配設施工時に壁等の造営
面Xに形成した器具取付穴19内に収納して用いるスイ
ッチボックス21(図5参照)の上下の取付片22のね
じ孔23、23間の距離に対応させてある。
【0014】また防気カバー1は外部より内部が見える
ように略透明になっている。
【0015】次に本実施形態の防気ボックス1の製造方
法について図3及び図4により説明する。
【0016】図3は本実施形態の防気ボックス1の製造
工程を示しており、まず押し出し成形機8のホッパー9
にオレフィン系の樹脂の原材料10を投入して、押し出
し成型機8でエラストマーシート11を成形する。
【0017】この成形されたエラストマーシート11を
シート加熱機12で加熱して柔らかくし、この柔らかく
なったエラストマーシート11を真空成形機13内の凹
型(雌型)成形金型14の開口部の下方へ搬送し、この
状態で成形金型14の空気を排気孔15より抜いて成形
金型14の内部を真空にしエラストマーシート12を成
形金型14の型面18(図4参照)に密着させて冷却す
ることにより防気カバー1の原形品16を成形する。
【0018】この成形した原形品16を真空成形機14
より取り出した後、打ち抜き加工によって防気カバー1
と、廃却される不要な部分17とを切り離すのである。
【0019】ここで図4に示すような凹型の成形金型1
4を用いて真空成形することにより、枠体6の部分を肉
厚に、電線貫通面5を形成するカバー本体2の底部を薄
肉に同時に仕上げることができ、施工時に電線を電線貫
通面5に貫通させることが容易となって施工性が向上
し、また枠体6の厚みを大きくすることにより、防気カ
バー1をスイッチボックス21内若しくは器具取付穴1
9内に収納して枠体6の後面を後述するように器具取付
穴19の開口周縁の造営面Xに当接させた時両者の密接
性が高まり両者間の防気効果を向上させることができ
る。
【0020】次に本実施形態を用いた配線器具の器具取
付穴への取付について説明する。
【0021】まず図5に示すように先行配線され、器具
取付穴19内のスイッチボックス21に導入されたVV
Fケーブル26を接続する電源コンセントのような埋込
配線器具24を取り付ける場合は、例えば予めJIS規
格や日本配線器具工業会で規格化されている大角形3個
用の取付枠25に予め埋込配線器具24を取り付けてお
き、この取付枠25に取り付けた状態の埋込配線器具2
4の後面(背面)から図6に示すように防気カバー1を
被せてカバー本体2の配線器具収納室3内に埋込配線器
具24の後部を収めた状態で、スイッチボックス21内
より引き出したVVFケーブル26の各線を内部の埋込
配線器具24の後面に形成された速結端子(図示せず)
の電線挿入孔27に狙いを定めて防気カバー1の底部の
電線貫通面5に突き刺して貫通させ、その芯線を電線挿
入孔27に挿入して、埋込配線器具24内の速結端子に
接続する。この状態で防気カバー1のカバー本体2を器
具取付穴19内に嵌め込み、枠体6の後面を器具取付穴
19の開口周縁の造営面Xに当接する。
【0022】次に埋込配線器具24を取り付けた取付枠
25の上下枠辺に設けた取付孔28と、防気カバー1の
枠体6の上下辺の切り込み7とを介して夫々ボックスね
じ20をスイッチボックス21の取付片22のねじ孔2
3に螺入締結することにより配線器具24及び防気カバ
ー1を固定する。
【0023】ここで取付枠25の前面側にはプレート3
0を、その上下枠辺の中央に貫挿させた固定ねじ32を
取付枠25の上下辺の中央に設けたねじ孔29に螺入締
結させすることにより固定して、プレート30の開口窓
31より埋込配線器具24の前部及びこの前部周辺の取
付枠25の一部を露出させるようになっており、このプ
レート30の枠辺の後面の凹部(図示せず)に嵌まり込
んだ取付枠25の枠辺の後面及びプレート30の枠辺の
後面が防気カバー1の枠体6の前面に被着される。プレ
ート30の前面には係止爪(図示せず)によって着脱自
在に化粧プレート33が取り付けられ、さらに化粧プレ
ート33の開口窓34より埋込配線器具24の前部が露
出するのである。
【0024】このように施工されて配設された防気カバ
ー41では枠体6を厚肉としたこととその後面を平坦に
してあることにより、枠体6と造営面Xとの接触部での
防気性を確保できるのである。
【0025】上記図5,図6の施工例はVVFケーブル
26を防気カバー1に貫通させる場合を示しているが、
図7に示すようにTVコンセントのような埋込配線器具
24’を取り付ける場合には、スイッチボックス21内
に導入されているケーブルが同軸ケーブル26’である
ので、防気カバー1内に同軸ケーブル26’を貫通させ
る場合、電線貫通面5に突出している凹部4の底部をニ
ッパーのような工具を用いてカットしてケーブルの外径
に合うような径の孔をあけ、該孔を介して同軸ケーブル
26’を防気カバー1のカバー本体2内に導入して埋込
配線器具24’の接続端子(図示せず)に接続する。尚
防気カバー1,取付枠25,プレート30、化粧プレー
ト33の取り付けは上記の場合と同じであるので、ここ
では説明は省略する。また図5,図6に示す構成部材、
構成部位と同じ役割を果たす図7に示す構成部材、構成
部位には同じ番号、記号を付し説明は省略する。
【0026】而して、本実施形態では、電線貫通面5が
薄肉であるので、容易にケーブルを貫通させる孔を開け
ることができ、そのため施工性が良く、また予め孔を開
ける必要がないため必要以外の孔が防気カバー1の底部
にあくことが無く、防気性を確保でき、また枠体6を厚
肉にすることにより、枠体6と造営面Xとの間の防気性
を確保できるという利点があり、電線貫通面5に凹部4
を形成することにより、同軸ケーブルや、電話用電線等
のように互いに外径の異なる電線を貫通させる孔も容易
にあけることができ、電話コンセントやTVコンセント
等の埋込配線器具にも適用できる利点がある。
【0027】尚上記施工例ではスイッチボックス21を
用いた例であるが、造営物が石膏ボードのような場合に
は図8(a)に示すような取付押さえ金具100を石膏
ボードYに穿孔された器具取付穴40の前面側から後面
側に入れて後面に当接配置し、上、下の腕片101,1
02を前面開口側に引き出して折り曲げ、これら腕片1
01,102と取付押さえ金具100の枠部とで石膏ボ
ードYを挟み込むようにして取り付け、この取付押さえ
金具100を用いて取付枠25が取り付けられるように
なっている。この場合もスイッチボックス21を用いる
場合と同様に防気カバー1が図8(c)に示すように配
設される。
【0028】(実施形態2)上記実施形態1では防気カ
バー1のカバー本体2の底部で構成される電線貫通面5
には外方向に突出させて配線器具収納室3側に凹んだ凹
部4を設けてあったが、本実施形態では図9に示すよう
に電線貫通面5を配線器具収納室3側に突出させて外側
に凹んだ凹部4’を形成してある。
【0029】従って本実施形態で同軸ケーブル26’の
電線を配線器具収納室3内へ導入する孔をニッパー等で
開ける場合、配線器具収納室3内に突出した凹部4’の
底部をカットする。
【0030】尚その他の構成は実施形態1と同じである
ので、実施形態1の構成部材及び構成部位と同じ役割の
構成部材、構成部位には同じ番号、記号を付して説明は
省略する。また本実施形態を製造する場合は実施形態1
で説明した製造方法を用いる。
【0031】而して本実施形態も実施形態1と同様に、
電線貫通面5が薄肉であるので、容易にケーブルを貫通
させる孔を開けることができ、そのため施工性が良く、
また予め孔を開ける必要がないため必要以外の孔が防気
カバー1の底部にあくことが無く、防気性を確保でき、
また枠体6を厚肉にすることにより、枠体6と造営面X
との間の防気性を確保できるという利点がある。
【0032】(実施形態3)上記実施形態1又はでは防
気カバー1のカバー本体2の底部で構成される電線貫通
面5に凹部4又は4’を設けてあったが、本実施形態で
は図10に示すように電線貫通面5を平坦な面に形成し
ても良い。
【0033】従って本実施形態ではVVFケーブル26
は勿論のこと同軸ケーブル26’の電線を配線器具収納
室3内へ導入する際には突き刺す形で導入する。
【0034】なおその他の構成は実施形態1と同じであ
るので、実施形態1の構成部材及び構成部位と同じ枠割
りの構成部材、構成部位には同じ番号、記号を付して説
明は省略する。また本実施形態を製造する場合は実施形
態1で説明した製造方法を用いる。
【0035】而して本実施形態も実施形態1と同様に、
電線貫通面5が薄肉であるので、容易にケーブルを貫通
させる孔を開けることができ、そのため施工性が良く、
また予め孔を開ける必要がないため必要以外の孔が防気
カバー1の底部にあくことが無く、防気性を確保でき、
また枠体6を厚肉にすることにより、枠体6と造営面X
との間の防気性を確保できるという利点がある。
【0036】(実施形態4)上記実施形態1〜3は配線
器具収納室3が規格化された単位寸法の埋込配線器具を
1列に3個ずつ連設して収納できる寸法に形成していた
が、本実施形態は図図11、図12に示すように2列に
3個ずつ連設して収納できる寸法に形成したもので、防
気性を確保しつつ、規格化された単位寸法の埋込配線器
具を最大6個まで収納することができるようにしてい
る。ここで、カバー本体2の開口部周縁の枠体6の上下
辺には実施形態1で説明した十字状の切り込み7が2箇
所づつ形成されており、図13に示すように2つの取付
枠25,25が取着できるようになっている。
【0037】取付枠25が2個取り付けることができる
ようにした他は、基本的には実施形態1の構成と同じで
あるので、図11,図12において実施形態1の構成部
材、構成部位と同じ役割を持つ構成部材、構成部位には
同じ番号、記号を付して説明は省略する。
【0038】また取付施工も実施形態1の場合と同じで
あるので、図13,図14において、図5,図6で示す
構成部材、構成部位と同じ役割を持つ構成部材、構成部
位には同じ番号、記号を付して説明は省略する。尚本実
施形態ではプレート30は取付枠25を2つ並設した場
合の大きさに形成され、また化粧プレート33には各取
付枠25に取り付けられる埋込配線器具24の前部を露
出させる開口窓34を2つ並設してある。
【0039】器具取付穴19内の絶縁セパレータ110
(図17参照)を配線器具収納室3内へ貫通させるため
の位置決め凹部111をカバー本体2の底部である電線
貫通面5に形成してある。
【0040】また本実施形態を製造する場合には実施形
態1で説明した製造方法を用いる。而して本実施形態で
も実施形態1と同様な利点がある。
【0041】尚凹部4の代わりに実施形態2のような凹
部4’を電線貫通面5に形成しても良い。更にまた実施
形態3のように電線貫通面5を平坦面としても良い。
【0042】(実施形態5)上記実施形態1〜3は配線
器具収納室3が規格化された単位寸法の埋込配線器具を
1列に3個ずつ連設して収納できる寸法に、また実施形
態4では埋込配線器具を2列に3個ずつ連設して収納で
きる寸法に形成したものであるが、本実施形態5では図
15,図16に示すように3列に3個ずつ連設して収納
できる寸法に形成して、防気性を確保しつつ、規格化さ
れた単位寸法の埋込配線器具を最大9個まで収納するこ
とができるようしてある。ここで、カバー本体2の開口
部周縁の枠体6の上下辺には実施形態1で説明した十字
状の切り込み7が3箇所づつ形成されており、図17に
示すように3つの取付枠25…が取着できるようになっ
ている。
【0043】取付枠25が3個取り付けることができる
ようにした他は基本的には実施形態1の構成と同じであ
るので、図15,図16において実施形態1の構成部
材、構成部位と同じ役割を持つ構成部材、構成部位には
同じ番号、記号を付して説明は省略する。
【0044】また取付施工も実施形態1の場合と同じで
あるので、図17において、図5,図6、図7で示す構
成部材、構成部位と同じ役割を持つ構成部材、構成部位
には同じ番号、記号を付して説明は省略する。尚本実施
形態ではプレート30は取付枠25を3つ並設した場合
の大きさに形成され、また化粧プレート33には各取付
枠25に取り付けられる埋込配線器具24、24’の前
部を露出させる開口窓34を夫々に対応する形で3つ並
設してある。
【0045】また本実施形態を製造する場合には実施形
態1で説明した製造方法を用いる。而して本実施形態で
も実施形態1と同様な利点がある。
【0046】尚凹部4の代わりに実施形態2のような凹
部4’を電線貫通面5に形成しても良い。更にまた実施
形態3のように電線貫通面5を平坦面としても良い。 (実施形態6)上記実施形態1乃至5は矩形の開口形状
を有する器具取付穴19に対応するものであったが、本
実施形態は図18に示すようにホルソーを用いて一気に
開口できる円形の開口形状の器具取付穴40に埋込配線
器具24を取り付ける器具構造に対応するものである。
【0047】この器具構造は円形の開口形状の器具取付
穴40の開口周縁に後面を当接する取付枠兼用のプレー
ト(実施形態では円盤状)41と、このプレート41の
前面に開口した係止孔43に、係止爪42を係入して被
着する化粧プレート44と、プレート41の裏面に後方
へ突出するように設けられた脚体45の溝46内にプレ
ート41の表面側から挿通したねじ体47とこのねじ体
47が一端部に螺進自在の貫挿され、ねじ体47の回転
により先端部が溝46の位置に臨んでストッパー48に
当たった後、ねじ体47の回転に伴って溝46に一端部
がガイドされながら前又は後へ移動してその先端部とプ
レート41とで造営物を挟んでプレート41を固定する
挟み金具49とを主構成部材とするものであり、プレー
ト41の中央部には埋込配線器具24を取り付けて埋込
配線器具24の前部を露出させる開口窓53を有し、ま
た挟み金具49を用いずに造営面Xに固定するために木
ねじのような取付ねじ50を挿通させる取付孔51を両
側に設けてある。
【0048】一方化粧プレート44の中央部には埋込配
線器具24の前部、図示例では埋込配線器具24がスイ
ッチであって、そのスイッチに結合する操作ハンドル5
2を露出させる開口窓54を開口している。尚図示例で
はプレート41、化粧プレート44及び操作ハンドル5
2を円形としたデザインを採用しているが、器具取付穴
40の開口を被蔽できる形状であればよいので、この種
の器具としてはプレート41,及び化粧プレート44が
略四角形のものもある。
【0049】さて本実施形態の防気カバー1は器具取付
穴40の開口形状に合わせて底部二平行する断面が円形
の箱状カバー本体2と、開口周縁に形成した鍔状の枠体
6とからなり、カバー本体2の底部は薄肉となって該底
部で電線貫通面5を形成し、該電線貫通面5には記実施
形態1と同様にカバー本体2内の配線器具収納室3側が
凹んだ凹部4を形成している。そしてカバー本体2の両
側の枠体6には上記の十字状の切り込み7を上記の埋込
配線器具24の取付孔51の間隔(ピッチ)に合わせて
設けてある。尚製造方法は実施形態1で説明した方法を
用いる。
【0050】而して本実施形態の防気カバー1を用いて
器具取付穴40に図示するような埋込配線器具24を配
設するに当たっては、挟み金具49を図示する位置に回
動させてプレート51の投影面積内に配置し、埋込配線
器具24を防気カバー1の配線器具収納室3内に収め、
図6と同様にこの状態で、器具取付穴40に導入してあ
る例えばVVFケーブル26の各線を、カバー本体2の
底部の電線貫通面5に突き刺して貫通させ、配線器具収
納室3内の埋込配線器具24の底部の電線挿入孔にVV
Fケーブル26の各線を挿入して埋込配線器具24内の
速結端子に接続する。この接続後、防気カバー1ととも
に埋込配線器具24を器具取付穴40に嵌めて、防気カ
バー1の枠体6の後面を器具取付穴40の開口周縁の造
営面Xに当接して埋込配線器具24の取付孔51及び枠
体6の十字状の切り込み7を介して挿通した取付ねじ5
0を造営面Xに締結して固定する。これにより防気カバ
ー1の枠体6が造営面Xと埋込配線器具24のプレート
41の後面との間に介在することになる。
【0051】固定後操作ハンドル52を埋込配線器具2
4に結合し、化粧プレート54をプレート51に係止爪
52を用いて被着して施工を終了する。
【0052】図19は施工例の一例を示すもので、本実
施形態の場合には耐火カバー55がプレート41の後部
に被着され、埋込配線器具24の後部を覆っている。
【0053】埋込配線器具24がTVコンセントや電話
コンセントなどの場合にはケーブルを挿通する孔を、図
7の施工例と同様に凹部4の外側の突出底部をカットし
てあけると良い。
【0054】本実施形態も形状は異なるものの、実施形
態1と同様な利点がある。尚実施形態2のような形状の
凹部を電線貫通面5に形成しても良く、また実施形態3
のように電線貫通面5を平坦面としても良い。 (実施形態7)実施形態6の防気カバー1は1個の埋込
配線器具を取り付ける配線器具構造に対応した円形の開
口を持つ器具取付穴40に対応しているものであるが、
本実施形態の防気カバー1は図20に示すように小判状
の取付枠を兼ねたプレート61と、このプレート61の
周辺の前面に開口した係止孔63に、係止爪62を係入
して被着する外径が小判状の化粧プレート64と、プレ
ート61の裏面に後方へ突出するように設けられた脚体
65の溝66内にプレート61の表面側から挿通したね
じ体67とこのねじ体67が一端部に螺進自在の貫挿さ
れ、ねじ体67の回転により先端部が溝66の位置に臨
んでストッパー68に当たった後、ねじ体67の回転に
伴って溝66に一端部がガイドされながら前又は後へ移
動してその先端部とプレート61とで造営物を挟んでプ
レート61を固定する挟み金具69とを主構成部材とす
るものであり、プレート61の両側部には埋込配線器具
24を取り付けて埋込配線器具24の前部を露出させる
開口窓73、73を有し、また挟み金具49を用いずに
造営面Xに固定するために取付ねじ70を挿通させる取
付孔71を両側に設けてある。
【0055】一方化粧プレート64の両側部には埋込配
線器具24の前部、図示例では埋込配線器具24がスイ
ッチであって、そのスイッチに結合する操作ハンドル7
2を露出させる円形の窓孔74を開口している。尚図示
例ではプレート61、化粧プレート64及び操作ハンド
ル62を円形を主体としたデザインを採用しているが、
後述する器具取付穴40’の開口を被蔽できる形状であ
ればよいので、この種の器具としてはプレート61,及
び化粧プレート64が略四角形のものもある。
【0056】さて上記の配線器具器具構造に対応する器
具取付穴40’は円形の孔をホルソーで2個連接してあ
け、その両孔の上下頂点間をカットすることで形成され
た小判状の孔からなり、実施形態6と同様に穿孔を容易
にしたものである。
【0057】そして本実施形態の防気カバー1は器具取
付穴40’の開口形状に合わせて底部に平行する断面形
状を器具取付穴40’の開口形状に合うように小判状と
した箱状のカバー本体2と、開口周縁に形成した鍔状の
枠体6とからなり、カバー本体2の底部は薄肉となって
該底部で電線貫通面5を形成し、該電線貫通面5には記
実施形態1と同様にカバー本体2内の配線器具収納室3
側が凹んだ凹部4を形成している。そしてカバー本体2
の両側の枠体6には上記の十字状の切り込み7を上記の
埋込配線器具24の取付孔71の間隔(ピッチ)に合わ
せて設けてある。尚製造方法は実施形態1で説明した方
法を用いる。
【0058】而して本実施形態の防気カバー1を用いて
器具取付穴40’に図示するような埋込配線器具24を
配設するに当たっては、挟み金具69を図示する位置に
回動させてプレート41の投影面積内に配置して埋込配
線器具24を防気カバー1の配線器具収納室3内に収
め、図6と同様にこの状態で、器具取付穴40に導入し
てある例えばVVFケーブル26の各線を、カバー本体
2の底部の電線貫通面5に突き刺して貫通させ、配線器
具収納室3内の埋込配線器具24の底部の電線挿入孔に
VVFケーブル26の各線を挿入して埋込配線器具24
内の速結端子に接続する。この接続後、防気カバー1と
ともに埋込配線器具24を器具取付穴40に嵌めて、防
気カバー1の枠体6の後面を器具取付穴40の開口周縁
の造営面Xに当接し、この状態でて埋込配線器具24の
取付孔71及び枠体6の十字状の切り込み7を介して挿
通した取付ねじ70を造営面Xに締結して固定する。こ
れにより防気カバー1の枠体6が造営面Xと埋込配線器
具24のプレート61の後面との間に介在することにな
る。
【0059】ついで固定後操作ハンドル72を埋込配線
器具24に結合し、更に化粧プレート64をプレート6
1に係止爪62を用いて被着して施工を終了する。
【0060】埋込配線器具がTVコンセントや電話コン
セントなどの場合にはケーブルを挿通する孔を、図7の
施工例と同様に凹部4の外側突出底部をカットして開け
ると良い。
【0061】本実施形態も形状は異なるものの、実施形
態1と同様な利点がある。尚実施形態2のような形状の
凹部を電線貫通面5に形成しても良く、また実施形態3
のように電線貫通面5を平坦面としても良い。
【0062】(実施形態8)上記実施形態1乃至7は何
れも防気カバー1の枠体6の前面にプレート32又は5
1或いは61を被着するものであったが、枠体とプレー
トとを一体に形成して枠体の剛性を高めるとともに部品
点数の削減及び施工性を向上させるようにしても良い。
【0063】図21は本実施形態を用いた施工例の分解
斜視図を示しており、図示するように本実施形態の防気
カバー1の箱状のカバー本体2は上記の実施形態1乃至
7と同様なエラストマーシートによって形成し、カバー
本体2の前面開口周縁にはABS樹脂によって厚肉の枠
体6’を形成し、この枠体6’に取付枠25の上下枠辺
のねじ孔29に後面側から挿入される位置決めの突起5
6を突設して取付枠25’の上下枠辺が当接するように
してあり、枠体6’にプレートの役割をも兼ねさせてい
る。また取付孔28に挿通させたボックスねじ20を枠
体6’の後面側に貫通させるための十字状の切り込み
7’を設けてある。勿論カバー本体2の内部には配線器
具収納部3を、また底部を薄肉に形成して電線貫通面5
を形成している。この電線貫通面5には凹部を設けても
良く、また平坦面としても良い。
【0064】尚図示する埋込配線器具24はVVFケー
ブル26を裏面の電線挿入孔に挿入して内部の速結端子
に接続するスイッチであって、その前部には大型のピア
ノハンドル80が回動自在に枢支される。化粧プレート
33は上記プレート兼用の枠体6’の係止部57を用い
て係止されるもので、中央部に上記ピアノハンドル80
を露出させる開口窓34を開口してある。
【0065】その他の構成部材、構成部位は実施形態1
の構成部材、構成部位と同じ役割を持つので、実施形態
1の場合と同じ番号、記号を付して説明を省略する。
【0066】本実施形態の防気カバー1は2色成型によ
りカバー本体2と異なる樹脂(ABS樹脂)によりプレ
ートを兼ねた枠体6’を形成しているため部品点数の削
減と、施工性を高め、しかも枠体6’の剛性を高めて器
具側への取り付けが容易となる。
【0067】尚実施形態1乃至7の構成において2色成
型によりカバー本体2と異なる樹脂(ABS樹脂)によ
り枠体6を形成して、枠体6の剛性を高めるようにして
も良い。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明は、造営面に形成された
器具取付穴内に嵌め込まれるとともに、前面開口より埋
込配線器具が収納される箱状のカバー本体と、前記カバ
ー本体の開口周縁に形成され、器具取付穴の開口周縁の
造営面上に後面が当接されるとともに、埋込配線器具を
取り付けた取付枠及び埋込配線器具の前面部を露出させ
る開口窓を有したプレートが前面に被着される枠体と、
カバー本体の底部により構成される薄肉の電線貫通面と
からなり、電線貫通面を平坦面としたので、電線を導入
する孔を必要な箇所だけ施工時に電線を突き刺すことに
よりあけることができ、そのため不要な孔が存在せず、
予め孔をあけるものに比べて防気性を高めることができ
るという効果がある。
【0069】請求項2の発明は、カバー本体と枠体とを
前面開口し埋込配線器具が収納される箱状のカバー本体
と、前記カバー本体の開口周縁に形成され埋込配線器具
の前面部を露出させる開口窓を有したプレートが前面に
被着される枠体と、カバー本体の底部により構成される
薄肉の電線貫通面とからなり、電線貫通面に凹部を設け
たので、VVFケーブル等のケーブルを導入する場合に
は突き刺しで、また同軸ケーブル等を用いる場合には凹
部のカットで対応する径の孔をあけることができるもの
で、必要な孔を施工時に容易にあけることができ、その
ため不要な孔が存在せず、予め孔をあけるものに比べて
防気性を高めることができるという効果がある。
【0070】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、ホルソーを用いて造営面に穿設可能な円形
主体の器具取付穴を覆うようなプレートを用いて配設さ
れる埋込配線器具に対応して、底部と平行する断面形状
が上記器具取付穴の開口形状に対応する上記カバー本体
と、上記器具取付穴の開口周縁の造営面に後面が当接可
能な形状に形成された枠体とを有するので、請求項1,
2の発明と同様な防気性を高めることができるものであ
って、円形主体の開口を持つ器具取付穴に対応した防気
カバーを提供できるという効果がある。
【0071】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、上記カバー本体と上記枠体とを異
なる合成樹脂材によって一体成形し、上記枠体の合成樹
脂材として剛性を持たせることが可能なABS樹脂材を
用いたので、枠体の剛性を高め、その結果器具側への取
り付けが容易になるという効果がある。
【0072】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記枠体の前面に上記プレートを
一体形成したので、枠体の剛性を高め、その結果器具側
への取り付けが容易になり、しかも枠体がプレートを兼
ねるため部品点数の削減が図れ、施工性も向上できると
いう効果がある。
【0073】請求項6の発明では、カバー本体及び枠体
を形作る真空成形機の凹型金型内に加熱して柔らかくし
た樹脂シートを入れ、凹型金具内を真空にすることによ
り型面に樹脂シートを密着させ、カバー本体及び枠体を
形成したので、枠体をカバー本体よりも厚肉に形成する
ことが簡単にでき、そのため枠体と造営面との間の防気
性を高めることができ、しかも電線貫通面を形成するカ
バー本体の底部を薄肉に形成できるため、電線の貫通接
続作業が容易で施工性も高い防気カバーを得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態1の正面図である。(b)は
同上の側面断面図である。(c)は同上の背面図であ
る。(d)は同上の上面図である。
【図2】同上の要部の拡大図である。
【図3】同上の製造方法の工程説明図である。
【図4】同上に用いる凹型金型の斜視図である。
【図5】同上の施工説明図である。
【図6】同上の施工説明図である。
【図7】同上の別の施工説明図である。
【図8】同上の他の施工説明図である。
【図9】(a)は実施形態2の正面図である。(b)は
同上の側面断面図である。(c)は同上の背面図であ
る。(d)は同上の上面図である。
【図10】(a)は実施形態3の正面図である。(b)
は同上の側面断面図である。(c)は同上の背面図であ
る。(d)は同上の上面図である。
【図11】(a)は実施形態4の正面図である。(b)
は同上の上面図である。(c)は同上の背面図である。
【図12】同上の拡大側面断面図である。
【図13】同上の施工説明図である。
【図14】同上の施工説明図である。
【図15】(a)は実施形態5の正面図である。(b)
は同上の側面断面図である。
【図16】(a)は同上の背面図である。(b)は同上
の上面図である。
【図17】同上の施工説明図である。
【図18】実施形態6を用いた施工時の分解斜視図であ
る。
【図19】同上の施工完成時の断面図である。
【図20】実施形態7を用いた施工時の分解斜視図であ
る。
【図21】実施形態8を用いた施工時の分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 防気カバー 2 カバー本体 3 配線器具収納室 4 凹部 5 電線貫通面 6 枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G357 CA10 CB04 CB07 CC01 CC05 CD03 CE03 5G361 AA02 AB09 AC03 AD01 AE01 AE02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】造営面に形成された器具取付穴内に嵌め込
    まれるとともに、前面開口より埋込配線器具が収納され
    る箱状のカバー本体と、前記カバー本体の開口周縁に形
    成され、器具取付穴の開口周縁の造営面上に後面が当接
    されるとともに、埋込配線器具を取り付けた取付枠及び
    埋込配線器具の前面部を露出させる開口窓を有したプレ
    ートが前面に被着される枠体と、カバー本体の底部によ
    り構成される薄肉の電線貫通面とからなり、電線貫通面
    を平坦面としたことを特徴とする防気カバー。
  2. 【請求項2】カバー本体と枠体とを前面開口し埋込配線
    器具が収納される箱状のカバー本体と、前記カバー本体
    の開口周縁に形成され埋込配線器具の前面部を露出させ
    る開口窓を有したプレートが前面に被着される枠体と、
    カバー本体の底部により構成される薄肉の電線貫通面と
    からなり、電線貫通面に凹部を設けたことを特徴とする
    防気カバー。
  3. 【請求項3】ホルソーを用いて造営面に穿設可能な円形
    主体の器具取付穴を覆うようなプレートを用いて配設さ
    れる埋込配線器具に対応して、底部と平行する断面形状
    が上記器具取付穴の開口形状に対応する上記カバー本体
    と、上記器具取付穴の開口周縁の造営面に後面が当接可
    能な形状に形成された枠体とを有することを特徴とする
    請求項1又は2記載の防気カバー。
  4. 【請求項4】上記カバー本体と上記枠体とを異なる合成
    樹脂材によって一体成形し、上記枠体の合成樹脂材とし
    て剛性を持たせることが可能なABS樹脂材を用いたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の防気カバ
    ー。
  5. 【請求項5】上記枠体の前面に上記プレートを一体形成
    したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の防
    気カバー。
  6. 【請求項6】カバー本体及び枠体を形作る真空成形機の
    凹型金型内に加熱して柔らかくした樹脂シートを入れ、
    凹型金具内を真空にすることにより型面に樹脂シートを
    密着させ、カバー本体及び枠体を形成することを特徴と
    する防気カバーの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011061897A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Mirai Ind Co Ltd 気密カバーにおけるケーブルの引込み部の気密方法、及び気密カバー
JP2014150671A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Mirai Ind Co Ltd 器具収容体
JP2014150670A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Mirai Ind Co Ltd 器具収容体及び閉塞部材
JP2016185069A (ja) * 2016-05-30 2016-10-20 未来工業株式会社 遮音カバー及び遮音構造

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