JP2798900B2 - 気密部材 - Google Patents

気密部材

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JP2798900B2
JP2798900B2 JP7114850A JP11485095A JP2798900B2 JP 2798900 B2 JP2798900 B2 JP 2798900B2 JP 7114850 A JP7114850 A JP 7114850A JP 11485095 A JP11485095 A JP 11485095A JP 2798900 B2 JP2798900 B2 JP 2798900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物に配線される電
線の端部を配設する筐体を建造物の壁部に気密に取り付
ける気密部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば冷暖房の効率の向上を図る
ために、住宅の壁の室内側には、ポリエチレンフィルム
などの気密シートを室内を覆うように設けて外気と内気
との流通を遮断し、気密性を向上させている。そして、
この気密シートは、柱と梁との接合部分、床板と各種配
管との接合部分、壁と窓枠との接合部分など、隙間を生
じる部分は、気密部材若しくはテープを用いて気密に取
り付けている。
【0003】一方、気密部材として、例えば図12に示
すように、壁内に配線された電源線やアンテナ線、電話
線などの電線51の端部を接続するコンセントやモジュラ
などのターミナルを収納する略箱状のものが知られてい
る。この気密部材52は、一面を開口する箱状の収納部53
の一面に開口する開口縁に外周方向に鍔状に突出するフ
ランジ部54を可撓性合成樹脂にて一体形成されている。
【0004】そして、この気密部材52を柱などに取り付
け、収納部53の内側にコンセントボックスなど筐体を気
密部材52を介して柱などに釘などにて取り付け固定す
る。次に、気密シートを気密部材52の開口縁に沿って切
り欠いて、気密部材52のフランジ部54に気密テープなど
にて気密に取り付ける。そして、筐体の電線51を挿通す
る挿通孔に対向する気密部材52の収納部53にカッタや千
枚通しなどにて例えばX字状に切り込み55を形成し、こ
の切り込み55を介して配線された電線51を気密部材52を
介して筐体内に導入し、ターミナルなどを接続して筐体
内にこのターミナルを配設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
12に示す従来の気密部材において、切り込み55は、所
定の位置に必要な大きさだけ切り込み55を形成すること
は困難であるため、大きめに形成するので、電線51と気
密部材52との間に切り込み55による隙間が生じ、この隙
間を介して外気と部屋内とが連通して気密性が損なわれ
る問題がある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、電気配線による気密性の低下を防止し建造物の部屋
高気密にできる気密部材を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の気密部材
は、気密シートを有した平面状の壁部にて部屋を気密に
区画形成する建造物に用いられ、前記壁部内に配線され
る電線の端部が配設され前記壁部に取り付けられる筐体
を収納する一面を開口した略箱状に伸縮可能な部材にて
形成された収納部と、この収納部の開口縁の全周に外周
方向に突出して一体に設けられ前記気密シート重ね合
わされて気密に取り付けられるフランジ部と前記収納
部に一体に設けられ先端に向けて縮径し他部位より少な
くとも先端が前記電線を気密に嵌挿する開口を形成可能
肉薄に形成された略漏斗状の位置決め部とを具備した
ものである。
【0008】請求項2記載の気密部材は、請求項1記載
の気密部材において、位置決め部は、先端に向けて次第
肉薄に形成されたものである。
【0009】請求項3記載の気密部材は、請求項1また
は2記載の気密部材において、位置決め部は、周方向に
沿って折り目を有し先端に向けて波形状に形成されたも
のである。
【0010】請求項4記載の気密部材は、請求項1ない
し3いずれか記載の気密部材において、フランジ部に設
けられ気密シートに接着される粘着層と、この粘着層に
剥離可能に設けられた剥離シートとを具備したものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の気密部材は、建造物の壁部
箱状に伸縮可能な部材にて形成された収納部を取り付
け、壁部の気密シートに収納部の開口縁の全周に外周方
向に一体に突出するフランジ部を重ね合わせて気密に取
り付け、収納部に先端に向けて縮径し他部位より少なく
とも先端が電線を気密に嵌挿する開口を形成可能に肉薄
一体に設けた略漏斗状の位置決め部の先端部分を破い
て開口させ、壁部内に配線される電線を挿通するため、
例えば鋭利な器具で突き刺すようにして破く のみで電線
を挿通する開口を所定の位置に容易に形成され、位置決
め部の破かれた開口縁が伸縮により電線の外周面に気密
に密接し、気密性が得られる。
【0012】請求項2記載の気密部材は、請求項1記載
の気密部材において、位置決め部を先端に向けて次第に
肉薄に形成したため、電線を挿通するために先端部を破
く作業が容易で施工性が向上するとともに、位置決め部
の先端部より肉厚の基端部の強い伸縮性により、位置決
め部の破かれた開口縁の電線の外周面への密着性が向上
する。
【0013】請求項3記載の気密部材は、請求項1また
は2記載の気密部材において、位置決め部を周方向に沿
って折り目を有し先端に向けて波形状に形成したため、
電線が位置決め部の破かれた開口に斜めに挿入されても
位置決め部が変形して電線の外周面と位置決め部の開口
縁との密着性が保たれ、気密性が得られる。
【0014】請求項4記載の気密部材は、請求項1ない
し3いずれか記載の気密部材において、フランジ部に剥
離シートにて剥離可能な粘着層を設けたため、別途取付
部材を必要とせず一動作で壁部の気密シートにフランジ
部が取り付けられ、施工性が向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の気密部材の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0016】図2において、1は柱や間柱、梁などの骨
組部材で、この骨組部材1は、建造物としての図示しな
い木造住宅の内部空間となる各種の部屋2を区画形成す
る構造部材としての外壁部3および内壁部を構成する。
そして、木造住宅は、外部4とは外壁部3にて部屋2を
区画形成し、各部屋2同士は内壁部にて区画形成されて
いる。
【0017】また、外壁部3は、図示しない地盤に対し
て略垂直に立て付けられた骨組部材1の外部4側に合板
などの板材や防水・通湿性シートおよび不燃部材にて形
成された図示しない板状の外壁板を取り付けている。さ
らに、外壁部3は、骨組部材1,1間に発泡ポリスチレ
ン板、グラスウールおよび硬質発泡ウレタン板などの図
示しない断熱部材を有している。また、外壁部3は、断
熱部材を覆うように、ポリエチレンフィルムなどの気密
体としての気密シート6を気密テープ7や針、釘などの
取付手段により骨組部材1などに取り付けている。さら
に、この気密シート6の部屋2側には、石膏ボードなど
の不燃部材にて形成された図示しない内壁板を取り付
け、この内壁板の部屋2側に壁紙などの図示しない化粧
シートが貼り付けられて外壁部3が形成されている。
【0018】一方、内壁部は、外部4側に設けられる外
壁部3の板材、防水・通湿性シートおよび外壁板の代わ
りに、外壁部3の部屋2側に設けられる気密シート6、
内壁板および化粧シートが設けられている。
【0019】また、11は気密部材で、この気密部材11
は、図1ないし図5に示すように、可撓性を有する合成
樹脂、例えばポリプロピレンシートをプレス成型や真空
成型したもので、一面を開口する略箱状に形成された収
納部12と、この収納部12の開口縁の全周に外周方向の外
方に向けて鍔状に突出するフランジ部13とを一体形成し
ている。また、収納部12の対向する一対の側面には、略
等間隔で複数の位置決め部14が形成されている。これら
位置決め部14は、他部位である収納部12やフランジ部13
に比して肉薄に先端に向けて縮径する略漏斗状に収納部
12の内方に向けて突出形成されている。
【0020】そして、この気密部材11は、位置決め部14
が設けられていない収納部12の側面が骨組部材1に対向
するようにフランジ部13が骨組部材1に取り付けられて
いる。さらに、この気密部材11のフランジ部13に気密シ
ート6が重ね合わされて気密テープ7にて気密に取り付
けられている。なお、この気密シート6の取り付けの際
は、対向する気密部材11の収納部12の開口縁に沿って収
納部12を開口させるように切り欠いて、この切り欠いた
縁をフランジ部13に気密テープ7にて気密に取り付け
る。
【0021】また、この気密部材11の収納部12内には、
筐体としてのコンセントボックス16が収納されている。
このコンセントボックス16は、一面を開口する箱状に形
成されたボックス本体17と、このボックス本体17の開口
を閉塞する図示しない蓋体とにて形成されている。そし
て、ボックス本体17には、電線である電源線18を挿通す
る挿通孔19が複数開口形成されている。また、ボックス
本体17の開口縁には、電源線18を接続し図示しないコン
セントを有するターミナルをねじ止めするねじ孔20を有
した取付片21が形成されている。
【0022】そして、ボックス本体17は、挿通孔19が設
けられていない側面が気密部材11の収納部12を介してね
じや釘などの取付手段にて骨組部材1に取付固定されて
いる。また、電源線18は、先端部が破かれて開口形成さ
れた位置決め部14の開口14aを介して挿通孔19からボッ
クス本体17に挿通され、この挿通された電源線18の先端
にターミナルが接続され、このターミナルが図示しない
ねじなどにて取付片21に取り付けられて配設されてい
る。そして、このボックス本体17に蓋体が図示しないね
じなどにて着脱自在に取り付けられている。
【0023】なお、気密部材11の位置決め部14を破く
際、千枚通しや釘、きりなどの鋭利な器具を用いて、気
密部材11の外側から位置決め部14の内側より器具の先端
部を位置決め部14の内面に沿って位置決め部14の先端部
まで案内されつつ滑動させ、位置決め部14の先端部を突
き刺すようにして破き、電源線18を挿通する開口を形成
する。そして、この鋭利な器具を突き刺す際に、位置決
め部14の先端部は引き伸ばされるように伸びて破けるの
で、位置決め部14の先端部がさらに肉薄となって伸縮性
や可撓性がさらに向上する。このため、電源線18の挿通
性を向上でき、作業性を向上できる。
【0024】また、電源線18を破かれた気密部材11の位
置決め部14の開口14a に挿通した際、破かれた位置決め
部14の開口14a の縁がさらに伸びて広げられ、開口14a
が復帰力にて縮んで電源線18の外周面に気密に密着す
る。
【0025】次に、上記実施例のコンセントボックスを
配設する取付動作を説明する。
【0026】構造部材である外壁部3や内壁部となる軸
組された柱などの骨組部材1の部屋2側の面に、気密部
材11のフランジ部13を収納部12が部屋2側に向けて開口
するように釘や気密テープ7などの取付手段にて取り付
ける。さらに、コンセントボックス16のボックス本体17
を図示しない蓋体にて閉塞される開口が部屋2側に向け
て開口するように気密部材11の収納部12内に位置させ、
ボックス本体17の側面を気密部材11を介して図示しない
釘などの取付手段にて骨組部材1に固定する。
【0027】次に、ボックス本体17の挿通孔19に対向す
る位置の気密部材11の位置決め部14を図示しない器具を
用いて破く。この後、あらかじめ配線された電源線18を
位置決め部14に挿通させ、さらにボックス本体17の挿通
孔19に挿通して、図2に示すように、電源線18の先端部
をボックス本体17の開口から引き出す。なお、この電源
線18を位置決め部14に挿通させた際、図1に示すよう
に、破かれた位置決め部14の開口14a の縁の近傍が引き
延ばされて伸びてさらに開口14a が広がり、電源線18の
外周面に密着する。
【0028】そして、この電源線18の先端に図示しない
コンセントを有するターミナルを接続し、このターミナ
ルをねじなどにてコンセントが部屋2側に向くようにボ
ックス本体17に固定し、さらに蓋体をコンセントが部屋
2側に露出するようにねじなどにてボックス本体17に固
定する。
【0029】この後、図2に示すように、気密シート6
を部屋2を包むように隙間なく骨組部材1および気密部
材11のフランジ部13に気密テープ7や針などの取付手段
にて取り付ける。さらに、気密シート6の部屋2側に図
示しない内壁板を取り付け、そしてさらに化粧シートを
貼り付けて外壁部3および内壁部を構成する。
【0030】上記実施例によれば、木造住宅の外壁部3
および内壁部となる骨組部材1に伸縮可能な可撓性部材
にて一体に形成した気密部材11を取り付け、フランジ部
13に気密シート6を重ね合わせて気密に取り付け、収納
部12に他部位より肉薄で先端に向けて縮径する略漏斗状
に形成した位置決め部14の先端部分を破いて開口させ、
この位置決め部14の開口14a に配線された電源線18を挿
通するため、電源線18を挿通する位置決め部14の開口14
a を、例えば鋭利な器具で位置決め部14を突き刺すよう
にして破くのみで所定の位置に容易に形成され、位置決
め部14の破かれた開口14a の縁が伸縮により電源線18の
外周面に気密に密接し、部屋の高気密性が得られる。
【0031】なお、上記実施例において、位置決め部14
を先端に向けて次第に肉薄となるように形成してもでき
る。この構成によれば、電源線18を挿通するために位置
決め部14の先端部を破く作業が容易にでき施工性を向上
できるとともに、位置決め部14の先端部より肉厚の基端
部の強い伸縮性である靭性により位置決め部14の破かれ
た開口14a の縁の電源線18の外周面への密着性を向上で
きる。
【0032】また、図6に示すように、フランジ部13の
収納部12が突出する側の面に、剥離シート31にて剥離可
能な図示しない粘着層を設けたり、収納部12が開口する
側の面に設けてもできる。この構成によれば、別途気密
テープ7などの取付部材を必要とせず一動作で気密シー
ト6をフランジ部13に重ね合わせて気密に取り付けで
き、施工性を向上できる。なお、粘着層をフランジ部13
の収納部12が突出する側の面に設けた場合、あらかじめ
骨組部材1に取り付けられた気密シート6を、気密部材
11の取り付ける所定の位置に収納部12が挿通可能な大き
さの穴をカッタナイフなどにて開口させ、気密部材11の
フランジ部13から剥離シート31を剥離して粘着層を露出
させ、切り欠いた気密シート6の開口に気密部材11の収
納部12を挿入し、気密シート6の開口縁にフランジ部13
の粘着層を取り付けることもできる。
【0033】さらに、図7に示すように、位置決め部14
を収納部12の内方に拡開し外方に向けて円錐状に突出す
るように形成してもできる。この構成によれば、収納部
12内から電源線18を挿通する場合に挿通しやすくなる。
【0034】また、図8ないし図11に示すように、位
置決め部14を周方向に沿って折り目41を有し先端に向け
て断面波形状、すなわち蛇腹状に形成してもできる。こ
の構成によれば、電源線18が位置決め部14の破かれた開
口14a に斜めに挿入されても位置決め部14が変形して電
源線18の外周面と位置決め部14の開口14a の縁との密着
性が保たれ、気密性が得られる。
【0035】そして、電源線18を配線するコンセントボ
ックス16を気密に取り付ける構成について説明したが、
スイッチボックスを気密に取り付けるなど電話線、アン
テナ線、アース線などのいずれの電線の端部を配設する
構成でも同様の効果が得られる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の気密部材によれば、建造
物の壁部伸縮可能な部材にて略箱状に形成された収納
部を取り付け、壁部の気密シートに収納部の開口縁の全
に外周方向に一体に突出するフランジ部を重ね合わせ
気密に取り付け、収納部に先端に向けて縮径し他部位
より少なくとも先端が電線を気密に嵌挿する開口を形成
可能に肉薄に一体に設けた略漏斗状の位置決め部の先端
部分を破いて開口させ、構造部材内に配線される電線を
挿通するため、例えば鋭利な器具で突き刺すようにして
破くのみで電線を挿通する開口を所定の位置に容易に形
成でき、位置決め部の破かれた開口縁が伸縮により電線
の外周面に気密に密接し、部屋の高気密性が得られる。
【0037】請求項2記載の気密部材によれば、請求項
1記載の気密部材に加え、位置決め部を先端に向けて
第に肉薄に形成したため、電線を挿通するために先端部
を容易に破くことができ施工性を向上できるとともに、
位置決め部の先端部より肉厚の基端部の強い伸縮性によ
り位置決め部の破かれた開口縁の電線の外周面への密着
性を向上できる。
【0038】請求項3記載の気密部材によれば、請求項
1または2記載の気密部材に加え、位置決め部を周方向
に沿って折り目を有し先端に向けて波形状に形成したた
め、電線が位置決め部の破かれた開口に斜めに挿入され
ても位置決め部が変形して電線の外周面と位置決め部の
開口縁との密着性を維持できる。
【0039】請求項4記載の気密部材によれば、請求項
1ないし3いずれか記載の気密部材に加え、フランジ部
に剥離シートにて剥離可能な粘着層を設けたため、別途
取付部材を必要とせず一動作で壁部の気密シートにフラ
ンジ部を重ね合わせて気密に取り付けでき、施工性を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の気密部材の一実施例を示す電源線の配
線状態の説明図である。
【図2】同上一部を切り欠いた斜視図である。
【図3】同上気密部材を示す斜視図である。
【図4】同上一部を切り欠いた側面図である。
【図5】同上気密部材の位置決め部近傍を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の気密部材の他の実施例を示す一部を切
り欠いた側面図である。
【図7】本発明の気密部材のさらに他の実施例を示す位
置決め部近傍の断面図である。
【図8】本発明の気密部材のさらに他の実施例を示す位
置決め部近傍の断面図である。
【図9】同上電源線を斜めに挿通した状況を示す位置決
め部近傍の断面図である。
【図10】同上電源線を挿通後に引き抜かれる状況を示
す位置決め部近傍の断面図である。
【図11】本発明の気密部材のさらに他の実施例を示す
気密部材の施行状態の説明図である。
【図12】従来例の気密部材の電源線を挿通した状態を
示す説明図である。
【符号の説明】
2 内部空間としての部屋 3 構造部材としての外壁部 6 気密体としての気密シート 11 気密部材 12 収納部 13 フランジ部 14 位置決め部 16 筐体としてのコンセントボックス 18 電線としての電源線 31 剥離シート 41 折り目
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−25129(JP,A) 特開 平2−119519(JP,A) 特開 平5−242749(JP,A) 実開 平2−143717(JP,U) 実開 昭59−60812(JP,U) 実開 昭59−47219(JP,U) 実開 昭57−72717(JP,U) 実開 昭57−133224(JP,U) 実開 昭63−83905(JP,U) 実開 平2−143718(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/22 - 3/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密シートを有した平面状の壁部にて
    を気密に区画形成する建造物に用いられ、 前記壁部内に配線される電線の端部が配設され前記壁部
    に取り付けられる筐体を収納する一面を開口した略箱状
    に伸縮可能な部材にて形成された収納部と、 この収納部の開口縁の全周に外周方向に突出して一体に
    設けられ前記気密シート重ね合わされて気密に取り付
    けられるフランジ部と 前記収納部に一体に設けられ先端に向けて縮径し他部位
    より少なくとも先端が前記電線を気密に嵌挿する開口を
    形成可能に肉薄に形成された略漏斗状の位置決め部
    具備したことを特徴とする気密部材。
  2. 【請求項2】 位置決め部は、先端に向けて次第に肉薄
    に形成されたことを特徴とする請求項1記載の気密部
    材。
  3. 【請求項3】 位置決め部は、周方向に沿って折り目を
    有し先端に向けて波形状に形成されたことを特徴とする
    請求項1または2記載の気密部材。
  4. 【請求項4】 フランジ部に設けられ気密シートに接着
    される粘着層と、 この粘着層に剥離可能に設けられた剥離シートとを具備
    したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の
    気密部材。
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