JPH1056717A - 電気接続用ボックスを壁面に取り付けるための取り付け具および取り付け方法 - Google Patents

電気接続用ボックスを壁面に取り付けるための取り付け具および取り付け方法

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JPH1056717A
JPH1056717A JP20377596A JP20377596A JPH1056717A JP H1056717 A JPH1056717 A JP H1056717A JP 20377596 A JP20377596 A JP 20377596A JP 20377596 A JP20377596 A JP 20377596A JP H1056717 A JPH1056717 A JP H1056717A
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wall
circular
mounting
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Mototaka Yana
基孝 梁
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁板へ電気接続用ボックスを容易に取り付け
るための方法と、該方法に好適に用いられる電気接続用
ボックスの取り付け具とを提供することである。 【解決手段】 壁面に穿設された円形貫通孔を挟んで裏
側に取り付けられる支持プレートと、該支持プレートに
固定され、前記円形貫通孔の内周面と当接する取り付け
具であって、前記支持プレートが、ロ字状部材と、該プ
レートに設けられ前記円形貫通孔の内周面と少なくとも
3箇所で当接し、当該支持プレートの中心と円形貫通孔
の中心とを一致させるためのガイド手段とからなり、前
記フレーム部の一方の側に、前記ガイド手段と係合する
V字状の切り欠きが形成され、前記フレーム部の他方の
側にカバー部が設けられ、当該カバー部の中央に前記ロ
字状部材の角形孔と実質的に同一の形状の孔が形成さ
れ、当該カバー部には、前記ロ字状部材を把持するため
の把持手段および係止手段が設けられてなることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建造物の壁に埋め込
まれる電気接続用ボックスの取付具に関する。さらに詳
しくは、スイッチまたは電気コンセントのレセプタクル
などを取付対象壁板に簡単に取り付けることができる電
気接続用ボックスの取付具に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図に
示されるように従来技術1の、電気コンセント51は、
箱状の本体52と、レセプタクル取付板53と、枠体5
4と、長方形状の蓋体55と、レセプタクル56とから
構成されている。レセプタクル56は、その前面近辺を
前記レセプタクル取付板53に保持され、組立てられた
とき前記本体52内に配置されることになる。
【0003】かかる電気コンセント51を建造物などの
壁面に設置するばあい、たとえば以下の手順で行なわれ
る(図10参照)。なお、最近の建造物の壁は一般に、
あいだにスペースSを形成する内壁IWと外壁EWとか
ら形成されているが、例として、電気コンセント51は
内壁IW側(いわば室内側)に取り付けるものとする。
【0004】(1)まず、内壁IWが設置されていない
時点で外壁EWの内面側に前記本体52を取り付けるの
であるが、前記スペースSの幅がまちまちであるため本
体52の前面が内壁IW面とほぼ一致するように、ベニ
ヤ板などのスペーサ57を用いる必要がある。
【0005】(2)つぎに内壁IWが設置されるので、
内壁IWに本体52前面が露出する矩形開口部Hを形成
する。
【0006】(3)内壁IWに壁紙Pを貼り開口部Hの
位置を切り取る。
【0007】(4)つぎに、あらかじめ配線された電力
供給用のケーブルEをレセプタクル56に接続し、この
レセプタクル56が固定されたレセプタクル取付板53
を内壁IWおよび壁紙Pを介して本体52にねじ止めす
る。
【0008】(5)つぎに、前記矩形開口部Hから露出
した前記レセプタクル取付板53に、内壁IWの手前側
から前記枠体54をねじ止めする。
【0009】(6)ついで蓋体55を枠体54に嵌着す
る。
【0010】(7)そうすると、蓋体55の開口部55
aから、レセプタクル56のプラグ差込孔56aが室内
に露出する。
【0011】一方、図11には、従来技術2の支持板6
2、円環状の取付フランジ63およびカバー64から構
成される電気接続用ボックス61が示されている(特公
平8−8737号公報)。また、取付対象壁板(以下、
単に壁板という。)Wには円形の取付孔65が設けられ
ている。
【0012】支持板62には、ケーブルCの端末に接続
される電気コンセントのレセプタクルやスイッチなどの
電気接続部材(以下、レセプタクルで代表させる)66
が係着されており、さらに保護ケース67が嵌着させら
れている。保護ケース67の上下には係止突起67aが
形成されており、支持板62に設けられた係止孔62a
に嵌入させることによってワンタッチで固着させること
ができる。また、保護ケース67にはレセプタクル66
のケーブルCの端部をワンタッチで挿入固定するための
貫通孔67bが形成されている。
【0013】また、支持板62には指を挿入して支持す
ることができる指入孔68が設けられており、取付フラ
ンジ63と螺着させるときに支持板62を指で支えるこ
とができる。さらに、複数個のねじ孔69が設けられて
いる。
【0014】取付フランジ63は、小環部70と台座部
71とからなり、小環部70は取付孔65に嵌合し、台
座部71は壁板の取付孔65周縁に当接するとともにカ
バー64を嵌着させるためのものである。小環部70は
前述の支持板62に設けられた3対のねじ孔69と対応
する位置に、内部に向けて突出したリブ72を有し、ね
じ73が貫通する貫通孔74が形成されている。なお、
図では6本のねじ73で取付フランジ63と支持板62
と螺着するようになっている。
【0015】叙上のごとく構成された従来技術2の電気
接続用ボックスの壁板への取付手順の一例を説明する。
【0016】(1)まず、建造物の内壁と外壁のあいだ
のスペースにケーブルを配線する。ケーブルCの端部を
露出させ、支持板62に固着されたレセプタクル66の
接続孔に挿入し、支持板62をケーブルCの端部に取り
付けて内壁と外壁のあいだのスペースに垂れ下がらせて
おく。
【0017】(2)つぎに、図に示されるような、工業
界全般でよく用いられるドリル刃D付の円輪状ノコギリ
刃(いわゆるホールソー)H(図14参照)をハンドド
リル駆動器(図示していない)などに取り付け、これで
内壁または外壁(以下、室内側に取り付けることを想定
して内壁として説明する)に、取付フランジ63の小環
部70の外径とほぼ同径の円形の取付孔65を穿設す
る。
【0018】(3)つぎに、取付孔65に取付フランジ
63を嵌合せしめ、その中央の孔から手を入れて内壁の
裏側から取付孔周縁の壁面に支持板62を当接させて支
持し、6本のねじ73で支持板62と取付フランジ63
とを両者で内壁の取付孔周縁部を挟圧させるように締結
する。
【0019】(4)ついで、カバー64を取付フランジ
63に嵌着して取付作業が完了する。
【0020】つぎに、図12には従来技術3の電気接続
用ボックス91が示されている(特公平8−8737号
公報)。この電気接続用ボックス91は、図11に示さ
れた電気接続用ボックス61とわずかに異なる。すなわ
ち、外挟持板92が備えられている。そして、図におけ
る取付フランジは、この電気接続用ボックス91におい
てはいわば仮止めフランジとして用いられている。
【0021】外挟持板92はレセプタクル66の表側
(電気ソケットが接続される接続孔が形成された側)を
露出するための露出孔92aを有する円板部材である。
そして、外挟持板92の露出孔92aの両側方には図示
のごとく、複数個の貫通孔94が形成されている。この
貫通孔94は、ねじ95を支持板62のねじ孔69に螺
着させるために挿通するためのものである。
【0022】カバー96は、レセプタクル66の表側が
露出しうる窓96aが形成されており、さらに、取付フ
ランジ93の立縁部97の内周側に嵌着しうるように形
成されている。図示のごとく、カバー96における外挟
持板92に対向する面に係止爪98が形成され、外挟持
板92における対応する部位に係止孔99が形成されて
いる。
【0023】なお、前記取付フランジ93の立縁部97
の高さはほぼカバー96の厚さと外挟持板92の厚さと
を合計した寸法にされている。
【0024】つぎに、従来技術3の電気接続用ボックス
91の組立手順について、前述の図11の電気接続用ボ
ックス61の組立手順における(1)〜(2)は共通で
ある。したがって、取付フランジ93を取り付ける工程
(3)から説明する。
【0025】(3)ついで、取付フランジ93を取付孔
65に嵌入させ、その中央の孔から手を入れ、支持板6
2をその指入孔68に入れて支持しながら1対のねじ7
3で取付フランジ73を支持板62に螺着し、支持板6
2と取付フランジ93とで取付孔65の周縁部を挟圧し
て仮止めする。
【0026】(4)つぎに、取付フランジ93の台座部
93aに当接するように外挟持板92を嵌め込み、前記
支持板62に2対のねじ95によってしっかり連結す
る。そうすることにより、レセプタクル66を有する支
持板62は、外挟持板92とで取付フランジ93および
壁板Wの取付孔65の周縁を挟圧するように壁板Wに固
定される。
【0027】(5)最後に、カバー96を外挟持板92
の立縁部97に嵌着せしめ、取り付けを完了する。
【0028】図13には、本体容器102、内挟持板1
03、外挟持板104および円板状のカバー105から
構成されている従来技術4の電気接続用ボックスである
(特開平7−67228号公報)。また、取付対象壁板
(以下、単に壁板という)Wには円形の取付孔106が
設けられている。
【0029】本体容器102は、フランジ部102aと
容器部102bとから構成されている。フランジ部10
2aと容器部102bとは、図示のごとく従来公知の係
止爪と係止スリットとを用いて着脱自在にされている。
【0030】内挟持板103は簡易な蝶番103a部で
折り畳み自在にされた円盤状のものであり、前述の本体
容器102が挿通される貫通孔108と、貫通孔108
を挟む対称な位置に3個ずつ形状されたねじ孔109、
110、111とを有している。
【0031】外挟持板4は、小環部12と台座部13と
からなり、小環部12は取付孔6に嵌合する部分であり、
台座部13はその背面が取付孔6の周縁に当接する部分
である。台座部13は外周部に突出した立縁部13aを
有し、この内部に本体容器2のフランジ部2aおよびカ
バー5が係合される。
【0032】カバー105は、スイッチ107が露出し
うる窓105aが形成されており、さらに外挟持板10
4の立縁部113aの内周側に嵌着しうるように形成さ
れている。図示のごとく、前述の本体容器102におけ
るフランジ部102aと容器部102bとの係着機構と
同様、カバー105のフランジ部102aと対向する面
に係止爪121が形成され、フランジ部102aの対応
する部位に係止孔122が形成されている。
【0033】また、図13に示すように、カバー105
がマイナスドライバーなどで取り外しできるように、カ
バー105と立縁部113aとの対向する位置にそれぞ
れ切欠き105b、113bが形成されている。
【0034】叙上のごとく構成された従来技術4の電気
接続用ボックスの壁板への取付手順を説明する。
【0035】(1)まず、工業界全般でよく用いられ
る、中心にドリル刃Dを備えたホールソーH(図14参
照)をハンドドリル駆動器などに取り付け、これで壁板
Wに外挟持板104の小環部112の外径とほぼ同径の
円形の取付孔106を穿設する。
【0036】(2)ついで、折り畳んだ内挟持板103
を前記取付孔106から内外壁間のスペース内へ挿入し
てから開き、その貫通孔108にケーブルを通す。そし
て、外挟持板104の小環部112内に指を通して内挟
持板103の貫通孔108を支持しつつ、外挟持板10
4の小環部112を取付孔106に嵌合せしめる。
【0037】(3)ねじ115で外挟持板104と内挟
持板103とを連結し、内挟持板103と外挟持板10
4とで取付孔106の周縁部を挟圧するようにして壁板
Wに仮止めする。
【0038】(4)つぎに、室内側へ引き出されたケー
ブルの端部を本体容器102内のスイッチ107に接続
する。
【0039】(5)ついで、本体容器102をその容器
部102bの底部から前記貫通孔108へ挿入する。
【0040】(6)本体容器102のフランジ部102
aが外挟持板104の台座部113に当接したところ
で、ねじ119、120によってフランジ部102aを
内挟持板103に螺着せしめ、外挟持板104を介して
内挟持板103とフランジ部102aとで取付孔106
の周縁部をしっかりと挟圧することにより本体容器10
2を壁板Wに固定する。
【0041】(7)最後にカバー105を外挟持板10
4の立縁部113a内に嵌め込む。
【0042】叙上のごとく、従来技術1の電気コンセン
ト51を設置するためには多くの工程を有するため、設
備費における人件費がきわめて高いものとなる。とく
に、従来の電気コンセント51は外壁EWに固定されて
いるため、電気コンセント51を室内側に露出させる矩
形開口部を内壁IWに正確に位置合わせして形成するこ
とは非常に困難であり、手間がかかるという問題があ
る。
【0043】また、もともと壁板に開口を矩形に形成す
ること自体が難しく熟練を要する作業であるという問題
がある。
【0044】さらに、前記電力供給用のケーブルEは、
通常高い絶縁性、耐熱性、耐候性などが要求されるた
め、その被覆層は多層にされ、かつ肉厚にされているこ
とから、きわめて柔軟性に乏しい。それゆえ、本体52
内の小スペースにレセプタクル56に接続されたケーブ
ルEを押し戻し・押し込むとき、ケーブルEが本体52
の穴を通して外方へ容易には逃げずに本体52内でつっ
ぱってしまうことがある。
【0045】以上は、従来から常々現場の作業者によっ
て訴えられているやっかいな問題である。
【0046】そのうえさらに、従来技術1のばあい、電
気コンセント51は内壁IWに開口部が穿設される前に
外壁に設置されているのであるが、開口部Hの穿設作業
は室内側より行なわねばならない。このため、室内側か
らは電気コンセント51はまったく見えないので、穿設
位置を決めるのがきわめて厄介であり、さらに矩形状に
孔を形成することも熟練性を要するという問題がある。
【0047】さらに従来技術2〜3の電気接続用ボック
スのばあい、取付けフランジと支持板に螺着する際に、
手で支持板を支持しながら心合わせを行う必要がある。
また従来技術4の電気接続用ボックスのばあい、外狭持
板104の小環部112を取付け孔106に嵌合する際
に、指で内狭持板103を支持しつつ心合わせを行う必
要がある。
【0048】したがって、従来技術2〜4のばあい、従
来技術1に比べれば取り付けの容易性の観点からかなり
改善しているとはいえ、まだまだ熟練した技術者の経験
と勘に頼らざるを得ないという問題がある。
【0049】本発明はかかる問題を解消するためになさ
れたものであり、壁板へ電気接続用ボックスを容易に取
り付けるための方法と、該方法に好適に用いられる電気
接続用ボックスの取り付け具とを提供することである。
【0050】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様であ
る電気接続用ボックスを壁面に取り付けるための取り付
け具(以下、取り付け具という)は、電気接続用ボック
スを室内側の壁面に取り付けるための、当該壁面に穿設
された円形貫通孔を挟んで裏側に取り付けられる支持プ
レートと、該支持プレートに固定され、前記円形貫通孔
の内周面に当接するほぼ円筒状のフレーム部とからなる
取り付け具であって、前記支持プレートが、中央に角形
孔が穿設されたロ字状部材と、該支持プレートに設けら
れ前記円形貫通孔の内周面と少なくとも3箇所で当接
し、当該支持プレートの中心と円形貫通孔の中心とを一
致させるためのガイド手段とからなり、前記ロ字状部材
の第1の辺が前記円形貫通孔の直径より大きく、前記ロ
字状部材の第2の辺が前記貫通孔の直径よりも小さく、
前記フレーム部の一方の側に、前記ガイド手段と係合す
るV字状の切り欠きが形成され、前記フレーム部の他方
の側にカバー部が設けられ、当該カバー部の中央に前記
ロ字状部材の角形孔と実質的に同一の形状の孔が形成さ
れ、当該カバー部には、前記ロ字状部材を少なくとも3
箇所で把持するための把持手段および前記フレーム部の
軸方向の動きを規制するための係止手段が設けられてな
ることを特徴としている。
【0051】前記ガイド手段が、前記ロ字状部材の第1
の辺に形成された、たがいに対向する2対の矩形ガイド
プレートであって、当該2対のガイドプレートのそれぞ
れの面が前記ロ字状部材により規定される面に対して垂
直方向に第1の長さだけ延び、当該第1の長さが前記壁
の厚さより僅かに小さく、前記把持手段が、前記カバー
部の角形孔の対向する側縁にそれぞれ2または3以上形
成された舌片であり、当該舌片に1または2以上係合突
起が設けられてなることが好ましい。
【0052】本発明の第2の態様である電気接続用ボッ
クスを壁に取り付けるための方法は、電気接続用ボック
スを壁面に取り付けるための、当該壁面に穿設された円
形貫通孔を挟んで裏側に取り付けられる支持プレート
と、該支持プレートに固定され、前記円形貫通孔の内周
面と当接するほぼ円筒状のフレーム部とからなる取り付
け具であって、前記支持プレートが、中央に角形孔が穿
設されたロ字状部材と、該プレートに設けられ前記円形
貫通孔の円周面と少なくとも3箇所で当接し、当該支持
プレートの中心と円形貫通孔の中心とを一致させるため
のガイド手段とからなり、前記ロ字状部材の第1の辺が
前記円形貫通孔の直径より大きく、前記ロ字状部材の第
2の辺が前記貫通孔の直径よりも小さく、前記フレーム
部の一方の側に、前記ガイド手段と係合するV字状の切
り欠きが形成され、前記フレーム部の他方の側にカバー
部が設けられ、当該カバー部の中央に前記ロ字状部材の
角形孔と実質的に同一の形状の孔が形成され、当該カバ
ー部には、前記ロ字状部材を少なくとも3箇所で把持す
るための把持手段および前記フレーム部の軸方向の動き
を規制するための係止手段が設けられてなる取り付け具
を用いて電気接続用ボックスを壁に取り付ける方法であ
って、(a)壁に前記円形貫通孔を穿設する工程、
(b)前記円形貫通孔から室内側にケーブルを引き出す
工程、(c)当該ケーブルを前記支持プレートの角形孔
に挿通したのち、当該支持プレートを水平方向に寝かし
た姿勢で第2の辺を頭にして前記円形貫通孔から内外壁
間のスペース内に挿入する工程、(d)前記支持プレー
トを垂直方向に立たせた状態にして、前記ガイド手段を
前記貫通孔の内周面に当接しつつ室内側に引き寄せ、前
記ロ字状部材を壁の裏面に当接させる工程、(e)前記
フレーム部の孔にケーブルを挿通させ、当該フレーム部
を前記円形貫通孔内に嵌め込み、当該フレーム部の切り
欠きに前記ガイド手段を係合させる工程、(f)壁紙を
壁面に貼り、取付板を取り付ける部分の壁紙を切り取る
工程、および(g)取付板にスイッチを固定し、さらに
当該スイッチに保護カバーを取り付けてから、当該取付
板を前記フレーム部にねじで螺着し、蓋体を取り付ける
工程からなることを特徴としている。
【0053】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の取り付け具は、
支持プレートに設けられた少なくとも3つのガイド手段
が壁に穿設された円形貫通孔の内周面に当接するため、
当該円形貫通孔の中心と支持プレートの中心とが一致す
る。
【0054】また、支持プレートに設けられたガイド手
段は、フレーム部に形成されたスリットと係合する。こ
のとき、請求項2の取り付け具によれば、カバー部に形
成された孔の対向する側縁にそれぞれ2または3以上形
成された舌片の先端の係合突起と、ロ字状部材の中央に
形成された角形孔の側縁に嵌着する。
【0055】請求項3記載の電気接続用ボックスを壁に
取り付ける方法によれば、請求項1または2記載の取り
付け具を用いるため、ガイド手段を壁に穿設された円形
貫通孔の内周面に当接されつつロ字状部材を垂直方向に
立たせた状態で室内側に引き寄せ当該ロ字状部材を壁の
裏側に、当接させるだけで支持部材の心合せが完了す
る。
【0056】さらにフレーム部に形成されたスリットと
ガイド手段とを係合させるだけ、フレーム部と支持部材
とが舌片により嵌着する。このため、心合せ作業には高
度に熟練した経験と勘とを伴う技術が一切不要となる。
【0057】本発明の取り付け具について添付図面を参
照しつつ詳細に説明する。
【0058】図1は本発明の取り付け具における支持プ
レートの一実施例を示す斜視図である。図4は図1の支
持プレートとフレーム部とが係合した状態を示す平面図
である。
【0059】図2は本発明の取り付け具におけるフレー
ム部の一実施例を示す斜視図である。図3の(a)は図
2のフレーム部の側面部であり、図3の(b)は本発明
の他の実施例の側面図である。
【0060】図4は図1の支持プレートと図2のフレー
ム部とを係合させた状態を示す平面図である。図5、図
6、図7および図8は本発明の取り付け具の壁面への取
り付け方法を示す工程説明図である。
【0061】本実施例の取り付け具1は、電気接続用ボ
ックスBを壁の室内側の面WINに取り付けるための、当
該壁面に穿設された円形貫通孔Hcを挟んで裏側の面W
OUTに取り付けられる支持プレート2と、該支持プレー
ト2に固定され、前記円形貫通孔Hcの内周面と当接す
るほぼ円筒状のフレーム部5とから構成されている(図
6および図7参照)。
【0062】前記支持プレート2は、中央に角形孔Hr
が穿設されたロ字状部材3と、該支持プレートに設けら
れ前記円形貫通孔Hcの円周面Sと少なくとも3箇所で
当接し、当該支持プレート2の中心と円形貫通孔Hcの
中心とを一致させるためのガイド手段4とからなり、前
記ロ字状部材3の第1の辺L1が前記円形貫通孔Hcの
直径Dより大きく、前記ロ字状部材3の第2の辺L2
前記円形貫通孔Hcの直径Dよりも小さい。
【0063】前記フレーム部5の一方の側には、前記ガ
イド手段4と係合するV字状の切り欠き6が形成され、
前記フレーム部5の他方の側には、カバー部7が設けら
れ、当該カバー部7の中央に前記ロ字状部材3の角形孔
Hrと実質的に同一の形状の孔8が形成され、当該カバ
ー部7には、前記ロ字状部材3を少なくとも3箇所で把
持するための把持手段9および前記フレーム部5の軸方
向の動きを規制するための係止手段10が設けられてい
る。
【0064】また、図3に示されているように、カバー
部7の面と係止手段10の面とのあいだには段差d4
ある。このため、フレーム部5を円形貫通孔Hcに挿入
すると、壁面と面一になるのでのちに壁紙Pを貼ったと
きに凸部が生じることなく美麗に仕上がる。
【0065】支持プレート2の角形孔Hrの対向する周
縁部にはそれぞれ3対のねじ穴、11′a、11′b、
11′cおよび11′dならびに24′aおよび24′
bが形成されている。ねじ穴11′a、11′b、1
1′cおよび11′dとねじ11a、11b、11cお
よび11dとが螺合し、これにより支持プレート2とフ
レーム部とが螺合される(図6参照)。またねじ穴2
4′aおよび24′bとねじ24aおよび24bとが螺
合し、これにより後述する取付板が支持プレート2に螺
着される(図6参照)。なお、ねじ穴11′a、11′
b、11′c、11′d、24′aおよび24′bには
いずれも皿座ぐりが形成されている。
【0066】またフレーム部5の内周面には合成樹脂製
のねじ孔形成部Nが4カ所設けられており、当該ねじ孔
形成部Nには、ねじ11a、11b、11cおよび11
dを挿通するねじ孔5a、5b、5cおよび5dが形成
されている。
【0067】本実施例のばあい、前記ガイド手段4は、
前記ロ字状部材3の第1の辺L1に形成された、たがい
に対向する2対の矩形ガイドプレート4a、4bであっ
て、当該2対のガイドプレート4a、4bのそれぞれの
面が前記ロ字状部材3により規定される面に対して垂直
方向に第1の長さd1だけ延び、当該第1の長さd1が前
記壁の厚さTより僅かに小さい。前記把持手段9として
は、前記カバー部7の角形孔Hrの対向する側縁にそれ
ぞれ2つずつ形成された舌片9aが好適に採用され、当
該舌片9aの先端には、係合突起9bが設けられている
(図3参照)。舌片9aはカバー部7に対して垂直方向
に長さd3だけ延びている。
【0068】ガイド手段4としては、図1に示されるよ
うにロ字状部材3の第1の辺L1に形成された矩形ガイ
ドプレート4a、4bが加工の容易性、コストおよび曲
げ強度の観点からもっとも好ましい。このばあい、図9
の(a)に示されるようにガイド手段4たる矩形ガイド
プレート4aおよび4bは円形貫通孔の内周面Sと4カ
所(A、B、CおよびD)で接する。
【0069】しかしながら、加工の容易性およびコスト
を度外視すれば、図9の(b)に示されるようにガイド
手段4たるガイドプレート4a、4bおよび4cを星形
に配列することも可能であり、このばあい内周面Sと3
カ所(E、FおよびG)で接する。
【0070】一般に入手可能な石膏ボードの壁Wのばあ
い、厚さTとしては9.5mm、12.5mmおよび1
5mmの3種類である。したがって、フレーム部5の軸
方向の長さd2(d2は壁Wの厚さTより小さい)、舌片
9aの長さd3およびねじ孔形成孔Nの厚さについて
も、これに対応した長さを有する3種類のフレーム部5
を用意しておけば大抵の建築の配線工事に対処できる
(図3の(a)参照)。
【0071】また、図3の(b)および図6に示すよう
に、1つの舌片9aの2箇所(すなわち、d3寸法が
9.5mおよび15mmの位置)に係合突起9bを形成
し、他の舌片9aの先端(d3寸法が12.5mm)の
位置に係合突起9bを形成したものを角形孔Hrの側辺
に2組づつ設けるようにしてもよい。図では2組づつ設
けられているが、これに限られることはなく3組以上設
けることもできる。このようにすれば、石膏ボードの厚
さに拘らず1組の取り付け具1によってほとんどすべて
の建築における配線工事に対処できるというメリットが
ある。
【0072】さらに図7には、1つの舌片9aの2箇所
(すなわち、d3寸法が9.5mmおよび15mmの位
置)に係合突起9bを形成し、他の舌片9aの2箇所
(すなわち、d3寸法が15.5mm、および21m
m)に係合突起9bを形成したものを角形孔Hrの側辺
に2組以上づつ設けるようにしてもよい。このようにす
れば、1組の取り付け具1で叙上の厚さ9.5mm、1
2.5mmおよび15mmの石膏ボード以外に厚さ21
mの石膏ボードにも対処できる。
【0073】フレーム部5に形成された切り欠き6は、
図2に示されるようにほぼV字状の形状を呈している。
このため、当該フレーム部5と支持プレート2とを嵌着
する際に、たがいの位置関係に多少のずれがあっても把
持手段9たる舌片9aはスリット6と係合することがで
きる。したがって、たとえばフレーム部が支持フレーム
に対して相対的に5度程度回転したような状態でもガイ
ド手段とV字状のスリットとを係合させることができ、
ねじにより締め付けるだけでガイド手段の先端がスリッ
トの縁をすべりつつ最終的に所定の位置関係がえられ
る。
【0074】当該支持プレート2とフレーム部5とを叙
上のように舌片9aとスリット6とを係合させるように
して重ね合わせると舌片9aの係合突起9bがロ字状部
材3の角形孔Hrの側縁と係合し、その結果、フレーム
部5は支持プレート2に嵌着される。
【0075】なお、本発明の取り付け具は壁面への使用
に限られることはなく、床面や天井面にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0076】また本願発明の取り付け具は、電話、ファ
クシリミなどの通信用配線の接続用ボックスにも適用で
きる。
【0077】つぎに本発明の取り付け具を用いて電気接
続用ボックスを壁に取り付ける方法について述べる。
【0078】(i)まず壁にホールソー(図14参照)
を用いて断面形状が円形の貫通孔Hcを穿設する。
【0079】(ii)円形貫通孔HcからケーブルCを引
き出す。
【0080】(iii)つぎにケーブルCを支持プレート
の角形孔Hrに挿通したのち、当該支持プレート2を水
平方向に寝かした姿勢で第2の辺L2を頭にして前記円
形貫通孔Hcから内壁間のスペース内に挿入する(図5
参照)。
【0081】(iv)前記支持プレート2を垂直方向に立
たせた状態にして、前記ガイド手段4を前記貫通孔Hc
の内周面Sに当接しつつ室内側に引き寄せ、ロ字状部材
3を壁の裏面WOUTに当接させる(図6および7参
照)。
【0082】(v)前記フレーム部5の孔8にケーブル
Cを挿通させ、当該フレーム部2を前記円形貫通孔Hc
内に嵌め込み、当該フレーム部5のスリット6に前記ガ
イド手段4を係合させる(図6および7参照)。このと
き舌片9aの係合突起9bが支持プレート2の角形孔H
rの側縁に引っかかりフレーム5は支持プレート2に固
定される。
【0083】(vi)壁紙Pを壁面WINに貼り、取付板2
1を取り付ける部分の壁紙を切り取る。
【0084】(vii)取付板21にスイッチ22を固定
し、さらに当該スイッチ22に保護カバー23を取り付
けてから、当該取付板21を前記フレーム部5にねじ2
4a、24bで螺着し、蓋体25を取り付ける(図8参
照)。さらに補強の観点からねじ11aを孔21aおよ
び5aを通してねじ穴11′aに螺合するか、またはね
じ11bおよび11cで螺着する(対角線状にねじ止め
する)こともできる。
【0085】本発明の取り付け方法は、図8に示されて
いるように、従来よりひろく用いられている構成を有す
る1個〜3個のスイッチ用の電気接続ボックス、1個〜
2個のレセプタクル用の電気接続ボックスのほかに、蓋
体25に耐粉塵性を考慮したものにも適用できることは
言うまでもない。
【0086】
【発明の効果】請求項1および2の取り付け具によれ
ば、支持プレートに形成されたガイド手段が、円形貫通
孔の内周面と4カ所で当接する。それゆえ、支持プレー
トを室内側に引き寄せるだけで、円形貫通孔の中心と支
持プレートの中心とが一致する。さらにフレーム部には
当該ガイド手段と係合するV字状のスリットが形成され
ているため、たとえばフレーム部が支持フレームに対し
て相対的に5度程度回転したような状態でもガイド手段
とV字状のスリットとを係合させることができ、ねじに
より締め付けるだけでガイド手段の先端がスリットの縁
をすべりつつ最終的に所定の位置関係がえられる。
【0087】請求項3の取り付け方法によれば、叙上の
ように支持プレートの心合せには熟練した技術を必要と
せず、そのうえ、支持プレートとフレーム部との位置合
せを多少雑に作業しても正確な位置関係が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取り付け具に用いられる支持プレート
の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の取り付け具に用いられるフレーム部の
一実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の取り付け具に用いられるフレーム部の
側面図である。
【図4】図1の支持プレートと図2のフレーム部とを係
合させた状態を示す平面図である。
【図5】図1の支持プレートを壁に取り付ける方法を示
す説明図である。
【図6】図1の支持プレートおよび図2のフレーム部を
壁に取り付ける方法を示す説明図である。
【図7】図1の支持プレートおよび図2のフレーム部を
壁に取り付ける方法を示す説明図である。
【図8】本発明の取り付け具を用いて壁に電気接続用ボ
ックスを取り付ける方法を示す説明図である。
【図9】本発明の支持プレートと円形貫通孔との関係を
示す説明図である。
【図10】従来の電気接続用ボックスの取り付け方法を
示す説明図である。
【図11】図9の電気接続用ボックスの取り付け方法を
示す説明図である。
【図12】図9の電気接続用ボックスの取り付け方法を
示す説明図である。
【図13】図9の電気接続用ボックスの取り付け方法を
示す説明図である。
【図14】電気接続用ボックスを壁に取り付けるための
貫通孔を穿設するためのホールソーの一例を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 取り付け具 2 支持プレート 3 ロ字状部材 4 ガイド手段 4a、4b、4c ガイドプレート 5 フレーム部 6 切り欠き 7 カバー部 8 孔 9 把持手段 9a 舌片 9b 係合突起 10 係止手段 C ケーブル d1 第1の長さ Hc 円形貫通孔 Hr 角形孔 L1 第1の辺 L2 第2の辺 P 壁紙 S 内周面 WIN 壁の室内側の面 WOUT 壁の裏面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気接続用ボックスを室内側の壁面に取
    り付けるための、当該壁面に穿設された円形貫通孔を挟
    んで裏側に取り付けられる支持プレートと、該支持プレ
    ートに固定され、前記円形貫通孔の内周面に当接するほ
    ぼ円筒状のフレーム部とからなる取り付け具であって、 前記支持プレートが、中央に角形孔が穿設されたロ字状
    部材と、該支持プレートに設けられ前記円形貫通孔の内
    周面と少なくとも3箇所で当接し、当該支持プレートの
    中心と円形貫通孔の中心とを一致させるためのガイド手
    段とからなり、前記ロ字状部材の第1の辺が前記円形貫
    通孔の直径より大きく、前記ロ字状部材の第2の辺が前
    記貫通孔の直径よりも小さく、 前記フレーム部の一方の側に、前記ガイド手段と係合す
    るV字状の切り欠きが形成され、前記フレーム部の他方
    の側にカバー部が設けられ、当該カバー部の中央に前記
    ロ字状部材の角形孔と実質的に同一の形状の孔が形成さ
    れ、当該カバー部には、前記ロ字状部材を少なくとも3
    箇所で把持するための把持手段および前記フレーム部の
    軸方向の動きを規制するための係止手段が設けられてな
    ることを特徴とする取り付け具。
  2. 【請求項2】 前記ガイド手段が、前記ロ字状部材の第
    1の辺に形成された、たがいに対向する2対の矩形ガイ
    ドプレートであって、当該2対のガイドプレートのそれ
    ぞれの面が前記ロ字状部材により規定される面に対して
    垂直方向に第1の長さだけ延び、当該第1の長さが前記
    壁の厚さより僅かに小さく、 前記把持手段が、前記カバー部の角形孔の対向する側縁
    にそれぞれ2または3以上形成された舌片であり、当該
    舌片に1または2以上の係合突起が設けられてなる請求
    項1記載の取り付け具。
  3. 【請求項3】 電気接続用ボックスを壁面に取り付ける
    ための、当該壁面に穿設された円形貫通孔を挟んで裏側
    に取り付けられる支持プレートと、該支持プレートに固
    定され、前記円形貫通孔の内周面と当接するほぼ円筒状
    のフレーム部とからなる取り付け具であって、 前記支持プレートが、中央に角形孔が穿設されたロ字状
    部材と、該プレートに設けられ前記円形貫通孔の円周面
    と少なくとも3箇所で当接し、当該支持プレートの中心
    と円形貫通孔の中心とを一致させるためのガイド手段と
    からなり、前記ロ字状部材の第1の辺が前記円形貫通孔
    の直径より大きく、前記ロ字状部材の第2の辺が前記貫
    通孔の直径よりも小さく、 前記フレーム部の一方の側に、前記ガイド手段と係合す
    るV字状の切り欠きが形成され、前記フレーム部の他方
    の側にカバー部が設けられ、当該カバー部の中央に前記
    ロ字状部材の角形孔と実質的に同一の形状の孔が形成さ
    れ、当該カバー部には、前記ロ字状部材を少なくとも3
    箇所で把持するための把持手段および前記フレーム部の
    軸方向の動きを規制するための係止手段が設けられてな
    る取り付け具を用いて電気接続用ボックスを壁に取り付
    ける方法であって、(a)壁に前記円形貫通孔を穿設す
    る工程、(b)前記円形貫通孔から室内側にケーブルを
    引き出す工程、(c)当該ケーブルを前記支持プレート
    の角形孔に挿通したのち、当該支持プレートを水平方向
    に寝かした姿勢で第2の辺を頭にして前記円形貫通孔か
    ら内外壁間のスペース内に挿入する工程、(d)前記支
    持プレートを垂直方向に立たせた状態にして、前記ガイ
    ド手段を前記貫通孔の内周面に当接しつつ室内側に引き
    寄せ、前記ロ字状部材を壁の裏面に当接させる工程、
    (e)前記フレーム部の孔にケーブルを挿通させ、当該
    フレーム部を前記円形貫通孔内に嵌め込み、当該フレー
    ム部の切り欠きに前記ガイド手段を係合させる工程、
    (f)壁紙を壁面に貼り、取付板を取り付ける部分の壁
    紙を切り取る工程、および(g)取付板にスイッチを固
    定し、さらに当該スイッチに保護カバーを取り付けてか
    ら、当該取付板を前記フレーム部にねじで螺着し、蓋体
    を取り付ける工程からなる方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100396425B1 (ko) * 2001-04-06 2003-09-03 주식회사 동서종합기계 원형 전선관박스
JP2005504495A (ja) * 2001-09-25 2005-02-10 サーコネツト・リミテツド 第1方式の面板を第2方式の電気コンセント用空洞に取り付けるためのアダプター
JP2010051171A (ja) * 2009-12-01 2010-03-04 Mosaid Technologies Inc モジュラーコンセント
US8235755B2 (en) 2003-09-07 2012-08-07 Mosaid Technologies Incorporated Modular outlet
US8243918B2 (en) 2004-02-16 2012-08-14 Mosaid Technologies Incorporated Outlet add-on module
CN105071302A (zh) * 2015-07-15 2015-11-18 中国十七冶集团有限公司 接线盒暗埋精确定位方法

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