JP2000242302A - 二重化制御システムの運用方法 - Google Patents

二重化制御システムの運用方法

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JP2000242302A
JP2000242302A JP11041465A JP4146599A JP2000242302A JP 2000242302 A JP2000242302 A JP 2000242302A JP 11041465 A JP11041465 A JP 11041465A JP 4146599 A JP4146599 A JP 4146599A JP 2000242302 A JP2000242302 A JP 2000242302A
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JP
Japan
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JP11041465A
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Akira Nishikawa
彰 西川
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重化制御システムで制御対象の安定な制御
を可能とする。 【解決手段】 2つのコントローラ11,12間を二重
化制御バス4で接続し、一方を稼働側,他方を待機側と
して運用する場合に、二重化制御バス4が異常になった
ときは待機側は伝送線3を介して稼働側コントローラが
正常かどうかを判断し、正常でない場合のみ待機側を稼
働側として運用することにより、稼働側,待機側双方か
らIO制御装置21〜23や他コントローラ13のアク
セスをしないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、入出力制御およ
びデータの授受を行なう複数のコントローラ間を互いに
伝送線を介して接続し、かつ稼働側,待機側の二重化シ
ステムを構成するコントローラ間は二重化制御バスによ
り接続した二重化制御システムの運用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2,図3はいずれも従来例を説明する
ための説明図で、図2は正常時の動作を、図3は異常時
の動作をそれぞれ説明するためのものである。なお、図
2,図3において、11,12,13はコントローラ、
21,22,23は入出力(IO)制御装置、3は伝送
線、4は二重化制御バス、5はIOバスである。また、
コントローラやIO制御装置の数は図示の例に限らない
ことはいうまでもない。
【0003】いま、図2,図3の構成においてコントロ
ーラ11を稼働系、コントローラ12を待機系とする
と、稼働系のコントローラ11はIO制御装置21〜2
3の制御を行なうとともに、他コントローラ13との間
でデータのやりとりを行なう。稼働系と待機系のコント
ローラ間は二重化制御バス4によって接続され、これに
よって相手の状態を互いに監視するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、二重化制
御バス4が正常である限りは、稼働系コントローラ11
は図2に点線で示すように、IO制御装置21〜23の
制御を行なうとともに、他コントローラ13との間でデ
ータのやりとりを行なう。しかし、二重化制御バス4が
切れるか故障すると、待機系は直ちに稼働系を異常と判
断し稼働系として動作するようになるため、IO制御装
置と他コントローラ間とのアクセスを、図3に点線で示
すように稼働系,待機系の双方から行なってしまい、I
O制御装置と他コントローラ間とのアクセスが正常に行
なわれなくなる、という問題が生じる。よって、この発
明の課題は上記の如き不都合をなくし、制御対象に対し
て安定な制御を可能とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、入出力制
御およびデータの授受を行なう複数のコントローラ間を
互いに伝送線を介して接続し、かつ稼働側,待機側の二
重化システムを構成するコントローラ間は二重化制御バ
スにより接続してなる二重化制御システムにおいて、前
記待機側が二重化制御バスの異常を検出したときは、前
記伝送線を介して稼働側が正常か否かを判断し、稼働側
が正常でないときのみ、待機側を稼働側として運用する
ことを特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態を示
すフローチャートである。これは、待機系の処理手順を
示すもので、そのため、ステップS1で待機系かどうか
を判断し、待機系(YES)の場合は以下の処理を実行
する。なお、ステップS1で待機系でない(NO)と判
断された場合は、処理を終了する。
【0007】次のステップS2では二重化制御バスが正
常かどうかを判断し、正常ならばステップS4以下の処
理に移行し、正常でない場合はステップS3で、コント
ローラ間伝送、つまり伝送線3を介して稼働系の状態を
読み込む。ステップS4では稼働系の状態が正常かどう
かを判断し、稼働系が正常でないならば待機系が稼働系
に切り替わり(ステップS5参照)、正常の場合は処理
を終了する。
【0008】すなわち、従来は二重化制御バスに異常が
生じたら、稼働系の状態の如何に関わらず待機系が稼働
系に切り替わるため、IO制御装置と他コントローラ間
とのアクセスを稼働系,待機系の双方から行なってしま
うという不都合が生じていたが、この発明では、二重化
制御バスに異常が生じても、伝送線3を介して稼働系の
状態を読み込み、稼働系が正常でないときのみ待機系が
稼働系に切り替わるようにしたので、上記のような不都
合を回避することができ、これにより、制御対象に対す
る安定な制御が確保されることになる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、コントローラ二重化
システムの二重化制御バスが切れたり故障した場合で
も、直ちに待機系が稼働系に切り替えるようなことはせ
ず、稼働系が正常でないときにのみ切り替わるようにし
たので、IO制御装置や他コントローラに対する正常な
アクセスを維持することができ、信頼性を向上させるこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すフローチャートで
ある。
【図2】従来例における正常動作を説明するための説明
図である。
【図3】従来例における異常動作を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
11,12,13…コントローラ、21,22,23…
入出力(IO)制御装置、3…伝送線、4…二重化制御
バス、5…IOバス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力制御およびデータの授受を行なう
    複数のコントローラ間を互いに伝送線を介して接続し、
    かつ稼働側,待機側の二重化システムを構成するコント
    ローラ間は二重化制御バスにより接続してなる二重化制
    御システムにおいて、 前記待機側が二重化制御バスの異常を検出したときは、
    前記伝送線を介して稼働側が正常か否かを判断し、稼働
    側が正常でないときのみ、待機側を稼働側として運用す
    ることを特徴とする二重化制御システムの運用方法。
JP11041465A 1999-02-19 1999-02-19 二重化制御システムの運用方法 Pending JP2000242302A (ja)

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