JP2000234651A - サイレントチェーン伝動装置 - Google Patents
サイレントチェーン伝動装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/06—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with chains
Abstract
下振動による振動騒音と衝撃騒音を低減するとともにチ
ェーン張力の変動を解消することができ、しかも、サイ
レントチェーンおよびスプロケット自体の耐久性を長期
にわたって持続することができるサイレントチェーン伝
動装置を提供することである。 【解決手段】 チェーン・ピッチ線から内側フランク・
ピッチ線までの距離をHi、チェーン・ピッチ線から外
側フランク・ピッチ線までの距離をHo、チェーン多角
形運動の振幅をHsとしたとき、リンクプレート3a,
3b,3c・・・のリンク歯を形成するフランク形状
が、 Hi=Ho+Hs を満足するように形成したことによって、サイレントチ
ェーンの多角形運動による振動騒音と衝撃騒音を低減し
たものである。
Description
グチェーン伝動装置、産業機械の動力伝達チェーン伝動
装置等として用いられるサイレントチェーン伝動装置に
関する。
いているサイレントチェーンのリンクプレートは、リン
ク歯の外側を形成する外側フランクのみでスプロケット
と噛み合い始めるようにするため、図5に示すような歯
形を有しており、そのリンク歯の内側を形成する内側フ
ランクは、スプロケットとの噛み合いの過程でスプロケ
ットのインボリュート歯と干渉しないように、リンク歯
の外側を形成する外側フランクの輪郭と対称な仮想輪郭
よりも内側に抉られている。したがって、図5に示すよ
うに、内側フランク・ピッチ線(すなわち、内側フラン
クとの交点同志の距離がチェーン・ピッチの1/2とな
るような、チェーン・ピッチ線に平行なライン)は、外
側フランク・ピッチ線(すなわち、外側フランクとの交
点同志の距離がチェーン・ピッチの3/2となるよう
な、チェーン・ピッチ線に平行なライン)よりも概ねチ
ェーン・ピッチ線(すなわち、リンクプレートにおける
ピン中心の相互を結ぶ直線)に近い位置に存在してい
た。
ーン・ピッチ線から内側フランク・ピッチ線までの距離
をHi、チェーンのピッチ線から外側フランク・ピッチ
線までの距離をHoとしたとき、Hi≦Hoの関係にな
っている。
み合うスプロケットのインボリュート歯は、図6に示さ
れるような一般的なスプロケットの歯切り加工方法を用
いて、外側フランクの形状と概ね相似な歯形のホブカッ
ターによって、歯切り中心線(すなわち、スプロケット
のピッチ円に対する接線)とホブの中心線(すなわち、
スプロケットの噛み合い円に対する接線)との相互間の
距離を転移量Hfとして歯切りされている。
ロケットに、図5に示すようなリンクプレートで構成さ
れたサイレントチェーンを掛けると、正多角形状に巻く
付くことが知られており、実際に使用されている。
うなサイレントチェーンのリンクプレートは、外側フラ
ンクのみでスプロケットのインボリュート歯と噛み合う
ため、スプロケットとの噛み合い開始時にサイレントチ
ェーンがスプロケットの半径方向に上下動を伴う多角形
運動を呈する。
量的に分析してみると、図7に示すようなサイレントチ
ェーンのピッチ角αとスプロケット1の歯数Nとがα=
(360°/N)の関係を有しているので、以下のこと
が明らかになる。
スプロケット1の中心とピン2aとリンク3b以降のフ
リースパンのチェーンとが直角を成す場合の、スプロケ
ット1の中心からフリースパンのチェーンのピン2aま
での距離は、 U=P/2sin(α/2) となる。なお、ここで、「フリースパンのチェーン」と
は、スプロケットと噛み合って着座する以前の噛み合い
進行中のチェーンであって、いわゆる、スプロケットに
完全に拘束されていない比較的フリーな状態のチェーン
のことである。
1が半ピッチ角α/2だけ回転して、スプロケット1の
中心とリンク3bの中心とスリースパンのチェーンとが
直角を成す場合の、スプロケット1の中心からフリース
パンのチェーン・ピッチ線までの距離は、V=P/2t
an(α/2)となる。
と噛み合い始めるサイレントチェーンは、図9に示すよ
うに、スプロケット1がピッチ角の半分(α/2)回転
する間に、 振幅Hs=U−V の上下動を伴う多角形運動を呈することになる。
チェーン伝動装置においては、振幅Hs=U−Vの上下
振動を伴う多角形運動がリンクプレート3a,3b,3
c・・とスプロケット1のインボリュート歯との衝撃、
すなわち、ビーティング・モーションを引き起こし、高
速回転させた場合には、噛み合い開始時に振動騒音と衝
撃騒音を発生してサイレントチェーン伝動装置における
振動と騒音の主たる原因となり、しかも、サイレントチ
ェーンおよびスプロケット自身の耐久性を著しく悪化さ
せるという問題があった。
されるサイレントチェーンの張力変動によって、サイレ
ントチェーン自身の耐久性を更に悪化させるという問題
があった。
ーンの多角形運動に伴う上下振動による振動騒音と衝撃
騒音を低減するとともにチェーン張力の変動を解消する
ことができ、しかも、サイレントチェーンおよびスプロ
ケット自体の耐久性を長期にわたって持続することがで
きるサイレントチェーン伝動装置を提供することであ
る。
ーン伝動装置は、一対のリンク歯を有するリンクプレー
トをピンで相互に連結して編成してなるサイレントチェ
ーンと、該サイレントチェーンのリンク歯と噛み合うイ
ンボリュート歯を有するスプロケットとを備えたサイレ
ントチェーン伝動装置において、チェーン・ピッチ線か
ら内側フランク・ピッチ線までの距離をHi、チェーン
・ピッチ線から外側フランク・ピッチ線までの距離をH
o、チェーン多角形運動の振幅をHsとしたとき、リン
クプレートのリンク歯を形成するフランク形状が、 Hi=Ho+Hs を満足するように形成したことによって、前記課題を解
決した。
装置においてリンクプレートを相互に連結するピンは、
通常、丸ピンであるが、ロッカーピンを用いてもよい。
ェーン伝動装置において使用するサイレントチェーンの
リンクプレートは、その噛み合い面がシェービング加
工、或いは、ファイン・ブランキング加工によって形成
されており、その剪断面長さがリンクプレートの板厚の
約70%以上となっているので、衝撃騒音を低減すると
ともにサイレントチェーン自体の耐久性を長期にわたっ
て持続することができるばかりでなく、これらの効果に
相乗してスプロケット歯面の摩耗を低減させ、サイレン
トチェーンの屈曲不良の発生を防止することができる。
線」とは、リンクプレートにおけるピン中心の相互を結
ぶ直線のことである。
ピッチ線」とは、内側フランクとの交点同志の距離がチ
ェーン・ピッチの1/2となるような、チェーン・ピッ
チ線に平行なラインのことである。
ッチ線」とは、外側フランクとの交点同志の距離がチェ
ーン・ピッチの3/2となるような、チェーン・ピッチ
線に平行なラインのことである。
動の振幅」とは、外側フランクのみで噛み合うサイレン
トチェーンがインボリュート歯を有するスプロケットと
噛み合い開始時にスプロケットの半径方向に生じる上下
振動の幅のことである。
=Ho+Hsを満足するようにリンクプレートの内側フ
ランク形状を形成したことによって、噛み合い開始時か
ら噛み合って着座するまでの如何なる噛み合い過程にお
いても、スプロケットの中心からフリースパンのチェー
ンまでの高さを一定値Uとすることができるので、従来
のようなサイレントチェーンのチェーン多角形運動に伴
う上下動を解消することができる。
ランクのピッチ線までの距離が外側フランクのピッチ線
よりもチェーン多角形運動の振幅Hsだけ遠い内側フラ
ンク形状のリンクプレートを、インボリュート歯型のス
プロケットに噛み合わせると、チェーン多角形運動をゼ
ロにすることができる。
ェーン伝動装置を、図面に基づいて説明する。図1は、
本実施例のサイレントチェーン伝動装置に用いたサイレ
ントチェーンのリンクプレートの外形を示す図であり、
図2は、図1のリンクプレートを用いたサイレントチェ
ーンの編成状態を示す図であって、まず、本実施例のサ
イレントチェーン伝動装置は、一対のリンク歯を有する
リンクプレートをピンで相互に連結して編成してなるサ
イレントチェーンと、該サイレントチェーンのリンク歯
と噛み合うインボリュート歯を有するスプロケットとを
備えたものである。
動装置において用いたリンクプレートのリンク歯を形成
するフランク形状は、チェーン・ピッチ線から内側フラ
ンク・ピッチ線までの距離をHi、チェーン・ピッチ線
から外側フランク・ピッチ線までの距離をHo、チェー
ン多角形運動の振幅をHsとしたとき、 Hi=Ho+Hs を満足するように形成されている。
ンを構成するリンクプレートは、全て同一形状のものを
採用している。そのため、図2に示すように、隣り合う
リンクプレートとの間でそれぞれ対応する内側フランク
および外側フランクの相互間隔は、リンクプレートにお
ける一対のピン間の距離として定義されるピッチPと等
しい。
のサイレントチェーン伝動装置の作動状態を図3乃至図
4に基づいて説明すると、以下のとおりである。まず、
図3は、スプロケット1の中心とピン2aとフリースパ
ンのチェーンとが直角を成す場合の噛み合い状態を示
す。なお、ここで、「フリースパンのチェーン」とは、
スプロケットと噛み合って着座する以前の噛み合い進行
中のチェーンであって、いわゆる、スプロケットに完全
に拘束されていない比較的フリーな状態のチェーンのこ
とである。
すような従来の噛み合い状態と同様に、スプロケット1
に対して両側の外側フランクで噛み合って着座している
から、スプロケット1の中心からフリースパンのチェー
ンのピン2aまでの距離は、 U=P/2sin(α/2) となるが、スプロケット1の中心からフリースパンのチ
ェーンのリンクプレート3bのチェーン・ピッチ線まで
の距離は、リンク進行方向の内側フランクでスプロケッ
ト1と噛み合うから、ピン2aと同じようには定まらな
い。
フリースパンのチェーンは、チェーン張力によって直線
状に引っ張られた状態において、内側フランクが外側フ
ランクの輪郭と対称な仮想輪郭よりも外側に膨出してい
るため、スプロケット1をピニオンとした場合に多数の
内側フランクで構成された台形歯型のラックと見做すこ
とができる。すなわち、フリースパンのチェーンとスプ
ロケット1とは、一般的に良く知られたラックとピニヨ
ンとの噛み合い関係を呈することになる。
ク進行方向の内側フランクでスプロケット1と噛み合っ
ており、内側フランク・ピッチ線は外側フランク・ピッ
チ線よりHsだけチェーン・ピッチ線から相対的に遠い
位置にあるため、スプロケット1の中心からフリースパ
ンのチェーンのリンクプレート3bのチェーン・ピッチ
線までの距離は、V+Hs=Uとなる。
プロケット1が半ピッチ角α/2だけ回転してリンクプ
レートが半ピッチだけ進んだ噛み合い状態を示す。 す
なわち、リンクプレート3aは、図8に示すような従来
の噛み合い状態と同様に、スプロケット1に対して両側
の外側フランクで噛み合って着座しているから、スプロ
ケット1の中心からピン2aまでの高さとなる距離は、
V=P/2tan(α/2)である。
行方向の内側フランクでスプロケット1と噛み合ってお
り、内側フランクのピッチ線がHi=Ho+Hsとなっ
ているため、図8に示した従来のチェーンの場合より噛
み合い高さVがHsだけ高くなるので、スプロケット1
の中心からピン2bまでの高さとなる距離は、U=P/
2sin(α/2)となる。
3cの内側フランクがスプロケット1に噛み合い始めて
から、ピン2bがピン2aのあった位置まで進むまでの
間、リンクプレート3cの高さは、常にUに保たれる。
クは、ピン2aを中心とする屈曲運動によってスプロケ
ット1から離れ、リンクプレート3bはピン2aとピン
2bに支持されて滑らかにスプロケット1に噛み込んで
行く。他方、リンクプレート3bの外側フランクは、H
i=Ho+Hsの関係を有しているので、まだ、スプロ
ケット1と接触しない。
ントチェーンの噛み合いの全区間において、フリースパ
ンのチェーンは、常にUの高さにあり、多角形運動によ
る上下動を発生しなくなる。
ランクのピッチ線までの距離が外側フランクのピッチ線
よりも多角形運動の振幅Hsだけ遠い内側フランク形状
のリンクプレートを、インボリュート歯型のスプロケッ
ト1に噛み合わせると、チェーン多角形運動をゼロにす
ることができるのである。
ントチェーン伝動装置は、図7に示すような従来のHi
≦Hoの関係を有するリンクプレートを備えたサイレン
トチェーン伝動装置と比較すると、噛み合い開始時から
噛み合って着座するまでの如何なる噛み合い過程におい
てもスプロケット1の中心からチェーンまでの高さを一
定値Uとすることができるため、サイレントチェーンの
多角形運動に伴う上下振動を解消することができ、噛み
合い時の振動騒音と衝撃騒音を低減することができる。
装置において使用するサイレントチェーンのリンクプレ
ートには、剪断面長さがリンクプレートの板厚の約70
%以上となるシェービング加工を噛み合い面に施すこと
によって、スプロケット歯面の摩耗を低減させ、サイレ
ントチェーンの屈曲不良の発生を防止することができる
が、上述したような噛み合い時の振動騒音と衝撃騒音を
より一層低減することができる。
は、以下のような特有の効果を奏することができる。す
なわち、 (1)本発明のサイレントチェーン伝動装置では、Hi
=Ho+Hsを満足するようにリンクプレートのフラン
ク形状を形成したことによって、噛み合い開始時から噛
み合って着座するまでの如何なる噛み合い過程において
もスプロケットの中心からチェーンまでの高さを一定値
Uとすることができるので、従来のようなサイレントチ
ェーンの多角形運動に伴う上下振動を解消することがで
き、噛み合い時の振動騒音と衝撃騒音を低減することが
できる。
置では、従来のようなサイレントチェーンの多角形運動
に伴うチェーン張力の変動を解消することができるの
で、サイレントチェーン自体の耐久性を更に長期にわた
って持続することができる。
たサイレントチェーンのリンクプレートの外形を示す
図。
たサイレントチェーンの編成状態を示す図。
る噛み合い状態を示す図。
/2)回転した時の噛み合い状態を示す図。
れているサイレントチェーンのリンクプレートの外形を
示す図。
スプロケットの歯切り加工の概念図。
噛み合い状態を示す図。
/2)回転した時の噛み合い状態を示す図。
チェーン多角形運動を示す図。
グチェーン伝動装置、産業機械の動力伝達チェーン伝動
装置等として用いられるサイレントチェーン伝動装置に
関する。
いているサイレントチェーンのリンクプレートは、リン
ク歯の外側を形成する外側フランクのみでスプロケット
と噛み合い始めるようにするため、図5に示すような歯
形を有しており、そのリンク歯の内側を形成する内側フ
ランクは、スプロケットとの噛み合いの過程でスプロケ
ットのインボリュート歯と干渉しないように、リンク歯
の外側を形成する外側フランクの輪郭と対称な仮想輪郭
よりも内側に抉られている。したがって、図5に示すよ
うに、内側フランク・ピッチ線(すなわち、内側フラン
クとの交点同志の距離がチェーン・ピッチの1/2とな
るような、チェーン・ピッチ線に平行なライン)は、外
側フランク・ピッチ線(すなわち、外側フランクとの交
点同志の距離がチェーン・ピッチの3/2となるよう
な、チェーン・ピッチ線に平行なライン)よりも概ねチ
ェーン・ピッチ線(すなわち、リンクプレートにおける
ピン中心の相互を結ぶ直線)に近い位置に存在してい
た。
ーン・ピッチ線から内側フランク・ピッチ線までの距離
をHi、チェーンのピッチ線から外側フランク・ピッチ
線までの距離をHoとしたとき、Hi≦Hoの関係にな
っている。
み合うスプロケットのインボリュート歯は、図6に示さ
れるような一般的なスプロケットの歯切り加工方法を用
いて、外側フランクの形状と概ね相似な歯形のホブカッ
ターによって、歯切り中心線(すなわち、スプロケット
のピッチ円に対する接線)とホブの中心線との相互間の
距離を転移量Hfとして歯切りされている。
ロケットに、図5に示すようなリンクプレートで構成さ
れたサイレントチェーンを掛けると、正多角形状に巻く
付くことが知られており、実際に使用されている。
うなサイレントチェーンのリンクプレートは、外側フラ
ンクのみでスプロケットのインボリュート歯と噛み合う
ため、スプロケットとの噛み合い開始時にサイレントチ
ェーンがスプロケットの半径方向に上下動を伴う多角形
運動を呈する。
量的に分析してみると、図7に示すようなサイレントチ
ェーンのピッチ角αとスプロケット1の歯数Nとがα=
(360°/N)の関係を有しているので、以下のこと
が明らかになる。
スプロケット1の中心とピン2aとリンク3b以降のフ
リースパンのチェーンとが直角を成す場合の、スプロケ
ット1の中心からフリースパンのチェーンのピン2aま
での距離は、 U=P/2sin(α/2) となる。なお、ここで、「フリースパンのチェーン」と
は、インボリュート歯を有するスプロケットと噛み合っ
て着座する以前の噛み合い進行中のチェーンであって、
いわゆる、スプロケットに完全に拘束されていない比較
的フリーな状態のチェーンのことである。
ト歯を有するスプロケット1が半ピッチ角α/2だけ回
転して、スプロケット1の中心とリンク3bの中心とフ
リースパンのチェーンとが直角を成す場合の、スプロケ
ット1の中心からフリースパンのチェーン・ピッチ線ま
での距離は、V=P/2tan(α/2)となる。
歯を有するスプロケット1と噛み合い始めるサイレント
チェーンは、図9に示すように、スプロケット1がピッ
チ角の半分(α/2)回転する間に、 振幅Hs=U−V の上下動を伴う多角形運動を呈することになる。
チェーン伝動装置においては、振幅Hs=U−Vの上下
振動を伴う多角形運動がリンクプレート3a,3b,3
c・・とスプロケット1のインボリュート歯との衝撃、
すなわち、ビーティング・モーションを引き起こし、高
速回転させた場合には、噛み合い開始時に振動騒音と衝
撃騒音を発生してサイレントチェーン伝動装置における
振動と騒音の主たる原因となり、しかも、サイレントチ
ェーンおよびスプロケット自身の耐久性を著しく悪化さ
せるという問題があった。
されるサイレントチェーンの張力変動によって、サイレ
ントチェーン自身の耐久性を更に悪化させるという問題
があった。
インボリュート歯に対するサイレントチェーンの多角形
運動に伴う上下振動を解消して振動騒音と衝撃騒音を低
減するとともにチェーン張力の変動を解消することがで
き、しかも、サイレントチェーンおよびスプロケット自
体の耐久性を長期にわたって持続することができるサイ
レントチェーン伝動装置を提供することである。
ーン伝動装置は、一対のリンク歯を有するリンクプレー
トをピンで相互に連結して編成してなるサイレントチェ
ーンと、該サイレントチェーンのリンク歯と噛み合うイ
ンボリュート歯を有するスプロケットとを備えたサイレ
ントチェーン伝動装置において、チェーン・ピッチ線か
ら内側フランク・ピッチ線までの距離をHi、チェーン
・ピッチ線から外側フランク・ピッチ線までの距離をH
o、チェーン多角形運動の振幅をHsとしたとき、リン
クプレートのリンク歯を形成するフランク形状が、 Hi=Ho+Hs を満足するように形成されており、噛み合い開始時から
噛み合って着座するまでの噛み合い過程において前記ス
プロケットの中心からフリースパンのチェーンまでの高
さが常に一定となるようにしたことによって、前記課題
を解決した。
装置においてリンクプレートを相互に連結するピンは、
通常、丸ピンであるが、ロッカーピンを用いてもよい。
ェーン伝動装置において使用するサイレントチェーンの
リンクプレートは、その噛み合い面がシェービング加
工、或いは、ファイン・ブランキング加工によって形成
されており、その剪断面長さがリンクプレートの板厚の
約70%以上となっているので、衝撃騒音を低減すると
ともにサイレントチェーン自体の耐久性を長期にわたっ
て持続することができるばかりでなく、これらの効果に
相乗してスプロケット歯面の摩耗を低減させ、サイレン
トチェーンの屈曲不良の発生を防止することができる。
線」とは、リンクプレートにおけるピン中心の相互を結
ぶ直線のことである。
ピッチ線」とは、内側フランクとの交点同志の距離がチ
ェーン・ピッチの1/2となるような、チェーン・ピッ
チ線に平行なラインのことである。
ッチ線」とは、外側フランクとの交点同志の距離がチェ
ーン・ピッチの3/2となるような、チェーン・ピッチ
線に平行なラインのことである。
動の振幅」とは、外側フランクのみで噛み合うサイレン
トチェーンがインボリュート歯を有するスプロケットと
噛み合い開始時にスプロケットの半径方向に生じる上下
振動の幅のことである。また、本発明における「フリー
スパンのチェーン」とは、スプロケットと噛み合って着
座する以前の噛み合い進行中のチェーンであって、いわ
ゆる、スプロケットに完全に拘束されていない比較的フ
リーな状態のチェーンのことである。
=Ho+Hsを満足するようにリンクプレートの内側フ
ランク形状を形成し、前記インボリュート歯を有するス
プロケットの中心からフリースパンのチェーンまでの高
さが常に一定となるようにしたことによって、前記リン
クプレートが噛み合い開始時から噛み合って着座するま
での如何なる噛み合い過程においても、従来のようなサ
イレントチェーンのチェーン多角形運動に伴う上下動を
解消することができる。
ランクのピッチ線までの距離が外側フランクのピッチ線
よりもチェーン多角形運動の振幅Hsだけ遠い内側フラ
ンク形状のリンクプレートを、インボリュート歯型のス
プロケットに噛み合わせると、チェーン多角形運動をゼ
ロにすることができる。
ェーン伝動装置を、図面に基づいて説明する。図1は、
本実施例のサイレントチェーン伝動装置に用いたサイレ
ントチェーンのリンクプレートの外形を示す図であり、
図2は、図1のリンクプレートを用いたサイレントチェ
ーンの編成状態を示す図であって、まず、本実施例のサ
イレントチェーン伝動装置は、一対のリンク歯を有する
リンクプレートをピンで相互に連結して編成してなるサ
イレントチェーンと、該サイレントチェーンのリンク歯
と噛み合うインボリュート歯を有するスプロケットとを
備えたものである。
動装置において用いたリンクプレートのリンク歯を形成
するフランク形状は、チェーン・ピッチ線から内側フラ
ンク・ピッチ線までの距離をHi、チェーン・ピッチ線
から外側フランク・ピッチ線までの距離をHo、チェー
ン多角形運動の振幅をHsとしたとき、 Hi=Ho+Hs を満足するように形成されている。
ンを構成するリンクプレートは、全て同一形状のものを
採用している。そのため、図2に示すように、隣り合う
リンクプレートとの間でそれぞれ対応する内側フランク
および外側フランクの相互間隔は、リンクプレートにお
ける一対のピン間の距離として定義されるピッチPと等
しい。
のサイレントチェーン伝動装置の作動状態を図3乃至図
4に基づいて説明すると、以下のとおりである。まず、
図3は、スプロケット1の中心とピン2aとフリースパ
ンのチェーンとが直角を成す場合の噛み合い状態を示
す。
すような従来の噛み合い状態と同様に、インボリュート
歯を有するスプロケット1に対して両側の外側フランク
で噛み合って着座しているから、スプロケット1の中心
からフリースパンのチェーンのピン2aまでの距離は、 U=P/2sin(α/2) となるが、スプロケット1の中心からフリースパンのチ
ェーンのリンクプレート3bのチェーン・ピッチ線まで
の距離は、リンク進行方向の内側フランクでインボリュ
ート歯を有するスプロケット1と噛み合うから、ピン2
aと同じようには定まらない。
フリースパンのチェーンは、チェーン張力によって直線
状に引っ張られた状態において、内側フランクが外側フ
ランクの輪郭と対称な仮想輪郭よりも外側に膨出してい
るため、スプロケット1をピニオンとした場合に多数の
内側フランクで構成された台形歯型のラックと見做すこ
とができる。すなわち、フリースパンのチェーンとイン
ボリュート歯を有するスプロケット1とは、一般的に良
く知られたラックとピニヨンとの噛み合い関係を呈する
ことになる。
ク進行方向の内側フランクでインボリュート歯を有する
スプロケット1と噛み合っており、内側フランク・ピッ
チ線は外側フランク・ピッチ線よりHsだけチェーン・
ピッチ線から相対的に遠い位置にあるため、スプロケッ
ト1の中心からフリースパンのチェーンのリンクプレー
ト3bのチェーン・ピッチ線までの距離は、V+Hs=
Uとなる。
プロケット1が半ピッチ角α/2だけ回転してリンクプ
レートが半ピッチだけ進んだ噛み合い状態を示す。すな
わち、リンクプレート3aは、図8に示すような従来の
噛み合い状態と同様に、インボリュート歯を有するスプ
ロケット1に対して両側の外側フランクで噛み合って着
座しているから、スプロケット1の中心からピン2aま
での高さとなる距離は、V=P/2tan(α/2)で
ある。
行方向の内側フランクでインボリュート歯を有するスプ
ロケット1と噛み合っており、内側フランクのピッチ線
がHi=Ho+Hsとなっているため、図8に示した従
来のチェーンの場合より噛み合い高さVがHsだけ高く
なるので、スプロケット1の中心からピン2bまでの高
さとなる距離は、U=P/2sin(α/2)となる。
3cの内側フランクがスプロケット1に噛み合い始めて
から、ピン2bがピン2aのあった位置まで進むまでの
間、リンクプレート3cの高さは、常にUに保たれる。
クは、ピン2aを中心とする屈曲運動によってスプロケ
ット1から離れ、リンクプレート3bはピン2aとピン
2bに支持されて滑らかにスプロケット1に噛み込んで
行く。他方、リンクプレート3bの外側フランクは、H
i=Ho+Hsの関係を有しているので、まだ、インボ
リュート歯を有するスプロケット1と接触しない。
プロケットに対するサイレントチェーンの噛み合いの全
区間において、フリースパンのチェーンは、常にUの高
さにあり、多角形運動による上下動を発生しなくなる。
ランクのピッチ線までの距離が外側フランクのピッチ線
よりも多角形運動の振幅Hsだけ遠い内側フランク形状
のリンクプレートを、インボリュート歯型のスプロケッ
ト1に噛み合わせると、チェーン多角形運動をゼロにす
ることができるのである。
ントチェーン伝動装置は、図7に示すような従来のHi
≦Hoの関係を有するリンクプレートを備えたサイレン
トチェーン伝動装置と比較すると、噛み合い開始時から
噛み合って着座するまでの如何なる噛み合い過程におい
てもスプロケット1の中心からチェーンまでの高さを一
定値Uとすることができるため、サイレントチェーンの
多角形運動に伴う上下振動を解消することができ、噛み
合い時の振動騒音と衝撃騒音を低減することができる。
装置において使用するサイレントチェーンのリンクプレ
ートには、剪断面長さがリンクプレートの板厚の約70
%以上となるシェービング加工を噛み合い面に施すこと
によって、スプロケット歯面の摩耗を低減させ、サイレ
ントチェーンの屈曲不良の発生を防止することができる
が、上述したような噛み合い時の振動騒音と衝撃騒音を
より一層低減することができる。
は、以下のような特有の効果を奏することができる。す
なわち、 (1)本発明のサイレントチェーン伝動装置では、Hi
=Ho+Hsを満足するようにリンクプレートのフラン
ク形状を形成し、インボリュート歯を有するスプロケッ
トの中心からフリースパンのチェーンまでの高さを一定
にしたことによって、噛み合い開始時から噛み合って着
座するまでの如何なる噛み合い過程においても、従来の
ようなサイレントチェーンの多角形運動に伴う上下振動
を解消することができるので、噛み合い時の振動騒音と
衝撃騒音を低減することができる。
置では、従来のようなサイレントチェーンの多角形運動
に伴うチェーン張力の変動を解消することができるの
で、サイレントチェーン自体の耐久性を更に長期にわた
って持続することができる。
たサイレントチェーンのリンクプレートの外形を示す
図。
たサイレントチェーンの編成状態を示す図。
る噛み合い状態を示す図。
/2)回転した時の噛み合い状態を示す図。
れているサイレントチェーンのリンクプレートの外形を
示す図。
スプロケットの歯切り加工の概念図。
噛み合い状態を示す図。
/2)回転した時の噛み合い状態を示す図。
チェーン多角形運動を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のリンク歯を有するリンクプレート
をピンで相互に連結して編成してなるサイレントチェー
ンと、該サイレントチェーンのリンク歯と噛み合うイン
ボリュート歯を有するスプロケットとを備えたサイレン
トチェーン伝動装置において、チェーン・ピッチ線から
内側フランク・ピッチ線までの距離をHi、チェーンの
ピッチ線から外側フランク・ピッチ線までの距離をH
o、チェーン多角形運動の振幅をHsとしたとき、リン
クプレートのリンク歯を形成するフランク形状が、 Hi=Ho+Hs を満足するように形成したことを特徴とするサイレント
チェーン伝動装置。
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