JP2007315436A - サイレントチェーン伝動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Hia=Ho+Hsを満足してスプロケット200の中心からフリースパンのチェーンまでの高さが常に一定となるように噛み合い着座するAリンクプレート110と外側フランクのみで噛み合い着座するBリンクプレート120とをチェーン長手方向に混在させて連結ピン130によりそれぞれ連結してなるサイレントチェーン100と、このサイレントチェーン100を巻き付けるインボリュート歯を備えたスプロケット200とで動力伝達するサイレントチェーン伝動装置。
【選択図】図1
Description
そして、このような動力伝達チェーン伝動装置に用いているサイレントチェーンは、ラックピッチの異なるリンクプレートをチェーン長手方向に不規則に混在させることによって、スプロケットとの噛み合い時に発生するピッチ音を低減してその音振性能を向上させている。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の構成に加えて、前記AリンクプレートとBリンクプレートとが、前記サイレントチェーンのチェーン長手方向に連続する4リンク分単位で常に混在していることによって、前記課題を更に解決したものである。
まず、図1は、本実施例のサイレントチェーン伝動装置に用いたサイレントチェーンの全体概要を示す側面図であり、図2は、図1の平面図であり、図3は、図1のサイレントチェーンを構成するAリンクプレートとBリンクプレートとの一部編成状態を示す図であり、図4は、Aリンクプレートの外形を示す図であり、図5は、Bリンクプレートの外形を示す図である。
なお、図1乃至図2における符号140は、チェーン長手方向に混在したAリンクプレート110とBリンクプレート120とを連結する連結ピン130の長い方のロッカーピン132がかしめなどで嵌合固定され、スプロケット200との噛み合いにおいてスプロケット歯の側面に沿って案内されるガイドプレートである。また、図1乃至図2における符号131は、連結ピン130の短い方を構成するジョイントピンである。
なお、本実施例で用いたAリンクプレート110とBリンクプレート120における一対の連結ピン間の距離、すなわち、チェーンピッチPは、全て同一寸法を採用するとともに、Aリンクプレート110とBリンクプレート120における一対の外側フランク間の距離は、前述したピッチPの3/2倍に等しくなるように構成されている。
Hia=Ho+Hs
を満足し、噛み合い開始時から噛み合って着座するまでの噛み合い過程においてスプロケット200の中心からフリースパンのチェーンまでの高さが常に一定となるように形成されている。
ここで、本実施例のサイレントチェーン伝動装置に用いるサイレントチェーン100は、配合割合の大部分を占めているAリンクプレート110が主たる噛み合い動作を呈することとなり、この主たる噛み合い動作にBリンクプレート120の副次的な噛み合い動作が混在して奏するようになっているため、説明の便宜上、Aリンクプレート110が連続してなる主たる噛み合い動作を説明する。
なお、図6は、スプロケット200の中心と連結ピン130aとフリースパンのチェーンとが直角を成す場合の模式的な噛み合い状態を示す。
U=P/2sin(θ/2)
となるが、スプロケット200の中心からフリースパンのチェーンのAリンクプレート110bのチェーン・ピッチ線までの距離は、リンク進行方向の内側フランクでインボリュート歯を有するスプロケット200と噛み合うから、連結ピン130aと同じようには定まらない。
すなわち、Aリンクプレート110aは、インボリュート歯を有するスプロケット200に対して両側の外側フランクで噛み合って着座しているから、スプロケット200の中心から連結ピン130aまでの高さとなる距離は、
V=P/2tan(θ/2)である。
U=P/2sin(θ/2)となる。
すなわち、本実施例では、Aリンクプレート110とBリンクプレート120とがサイレントチェーン100のチェーン長手方向に4リンク分以上連続することなく、連続する3リンク分単位で常に混在していることによって、チェーン長手方向の如何なるチェーン領域においてもAリンクプレート110(Aリンク)とBリンクプレート120(Bリンク)とが、以下に示す8通りの配列形態のいずれかで連結されている。
(1)Aリンク−Aリンク−Aリンクからなる配列形態
(2)Aリンク−Aリンク−Bリンクからなる配列形態
(3)Aリンク−Bリンク−Aリンクからなる配列形態
(4)Aリンク−Bリンク−Bリンクからなる配列形態
(5)Bリンク−Aリンク−Aリンクからなる配列形態
(6)Bリンク−Aリンク−Bリンクからなる配列形態
(7)Bリンク−Bリンク−Aリンクからなる配列形態
(8)Bリンク−Bリンク−Bリンクからなる配列形態
更に、本実施例のサイレントチェーン伝動装置において使用するサイレントチェーン100のAリンクプレート110とBリンクプレート120には、剪断面長さがAリンクプレート110とBリンクプレート120の板厚の約70%以上となるシェービング加工を噛み合い面にそれぞれ施すことによって、スプロケット歯面の摩耗を低減させ、サイレントチェーン100の屈曲不良の発生を防止することができるが、上述したような噛み合い時の振動騒音と衝撃騒音をより一層低減することができるなど、その効果は甚大である。
110a,110b,110c ・・・Aリンクプレート
120 ・・・Bリンクプレート
130a,130b ・・・連結ピン
140 ・・・ガイドプレート
200 ・・・スプロケット
P ・・・チェーンピッチ
Hia ・・・チェーン・ピッチ線から内側フランク・ピッチ線までの距離
Hib ・・・チェーン・ピッチ線から内側フランク・ピッチ線までの距離
Ho ・・・チェーン・ピッチ線から外側フランク・ピッチ線までの距離
Hs ・・・チェーン多角形運動の振幅
Claims (2)
- AリンクプレートとBリンクプレートとをチェーン長手方向に混在させて連結ピンによりそれぞれ連結してなるサイレントチェーンと、該サイレントチェーンを巻き付けるインボリュート歯を備えたスプロケットとで動力伝達するサイレントチェーン伝動装置において、
前記Aリンクプレートのリンク歯を形成するフランク形状が、チェーン・ピッチ線から内側フランク・ピッチ線までの距離をHia、チェーンのピッチ線から外側フランク・ピッチ線までの距離をHo、チェーン多角形運動の振幅をHsとしたとき、Hia=Ho+Hsを満足し、噛み合い開始時から噛み合って着座するまでの噛み合い過程においてスプロケットの中心からフリースパンのチェーンまでの高さが常に一定となるように形成されているとともに、
前記Bリンクプレートのリンク歯を形成するフランク形状が、前記スプロケットのインボリュート歯に外側フランクのみで噛み合って着座するように形成されていることを特徴とするサイレントチェーン伝動装置。 - 前記AリンクプレートとBリンクプレートとが、前記サイレントチェーンのチェーン長手方向に連続する4リンク分単位で常に混在していることを特徴とする請求項1記載のサイレントチェーン伝動装置。
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