JP2000234614A - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
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- JP2000234614A JP2000234614A JP11202270A JP20227099A JP2000234614A JP 2000234614 A JP2000234614 A JP 2000234614A JP 11202270 A JP11202270 A JP 11202270A JP 20227099 A JP20227099 A JP 20227099A JP 2000234614 A JP2000234614 A JP 2000234614A
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- bracket
- pin
- shaft
- bearing device
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2350/00—Machines or articles related to building
- F16C2350/26—Excavators
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
連結ピンとの間に締付けるときに、ナット部材を所定の
締付けトルクをもって容易に締付けられるようにする。 【解決手段】 ブームボス20内に嵌着したブッシュ2
3内には、両端側がテーパ面26Aとなった連結ピン2
6を摺動可能に挿嵌すると共に、この連結ピン26の両
端側をブラケット18のピン挿通穴18A内に挿通す
る。また、シャフト34、固定ナット35および締付け
ナット37等からなる締付け機構31により、内周側が
テーパ面となった筒状のスリーブ27を、ブラケット1
8のピン挿通穴18Aと連結ピン26のテーパ面26A
との間に締付ける。そして、ブラケット18と固定ナッ
ト35との間には、アーム部40、係合ボルト41から
なる廻止め部材39を設ける。
Description
ル等の建設機械に適用される作業装置のピン結合部に好
適に用いられる軸受装置に関する。
っては、例えば作業装置のブーム、アームおよびバケッ
ト間をそれぞれ軸受装置により回動可能に連結し、土砂
等の掘削作業時には、これらの軸受装置によってブー
ム、アームおよびバケットをそれぞれ俯仰動(回動)さ
せる構成としている。
バケット側に設けられた一対のブラケットと、該各ブラ
ケット間に位置してアームの先端側に設けられたボス
と、該ボスの内周側に設けられたブッシュと、該ブッシ
ュ内に摺動可能に挿嵌され両端側がブラケットのピン穴
に挿通された連結ピンと、連結ピンの一端側をブラケッ
トに対して廻止め状態に保持する固定ボルト等によって
構成されている。
結ピンをブラケットのピン穴に対し僅かな隙間をもって
挿通させると共に、前記固定ボルトについてもブラケッ
トと連結ピンに対し僅かな隙間をもって挿通させ、これ
により軸受装置の組立時には、連結ピンの挿通作業、固
定ボルトの挿通作業をそれぞれ容易に行えるようにして
いる。
固定ボルトと連結ピンとの間、および固定ボルトとブラ
ケットとの間には、それぞれ前記隙間によってがたつき
が生じ易くなり、掘削作業時等に例えばバケットに岩石
等が衝突して衝撃力が作用すると、連結ピンとブラケッ
トとが互いに軸方向または回転方向等に相対的に微小変
位する。そして、このような微小変位が繰返されると、
連結ピンとブラケットとの間に摩耗が生じるという問題
がある。
に、例えば他の従来技術として下記の如く構成されたも
のが知られている(特表平5−501144号公報
等)。
軸体として形成すると共に、ブラケットのピン穴に挿通
される連結ピンの両端側には、端面に向けて縮径するテ
ーパ面を形成している。また、このテーパ面と各ブラケ
ットのピン穴との間には、内周側が該連結ピンのテーパ
面に当接するテーパ面となった筒状体からなる2個のス
リーブを嵌入して設けると共に、この連結ピンの内周側
にはシャフトを挿通して設けている。そして、このシャ
フトの軸方向の一端側には、スリーブに当接するマッシ
ュルーム型の当接部材を設けると共に、シャフトの軸方
向の他端側にはナットを設ける構成としている。
締付けることにより、前記当接部材とナットとの間で各
スリーブに対して軸方向の締付け力を付与し、これによ
りスリーブを連結ピンとブラケットとの間に締付ける構
成としている。
締付け力によりスリーブとブラケットとの間、およびス
リーブと連結ピンとの間にそれぞれ大きな摩擦力を与
え、連結ピンとブラケットとの相対回転を規制し、これ
によりブラケットのピン穴と連結ピンとの間のがた付き
をなくし、両者間で摩耗が生じるのを防止している。
の従来技術では、シャフトの軸方向の一端側にマッシュ
ルーム型の当接部材を設け、シャフトの他端側からナッ
トを締付けることによって、これらの当接部材とナット
との間で各スリーブに軸方向の締付け力を付与する構成
としている。
階では、シャフトがナットと一緒に共廻りする虞れが生
じ、ナットに所定の締付けトルクを与えることが難しく
なり、ナットの締付け作業が作業者にとって困難な作業
になるという問題がある。
るときに、シャフトが連結ピンに対して軸方向に傾くよ
うに動くと、ナットと当接部材との間で各スリーブに加
えられる締付け力が互いに不均衡になり、これらの締付
け力を共に十分に高めることが難しくなるという問題が
ある。
油圧ショベルに装備されるロアブームとアッパブームと
のピン結合部、あるいはアームステーとアッパブームと
のピン結合部に用いる場合、この軸受装置は上,下方向
(縦方向)に配置される。そして、この場合、ナットが
緩んだきの軸受装置の落下防止についての対策が施され
ていないという問題がある。
ュルーム型に形成しているため、該当接部材の形状が複
雑化してしまい、全体の加工コストが高くつくという問
題がある。さらに、軸受装置の組立時には、連結ピンを
ブラケットのピン穴に挿通した後、連結ピンの端部にス
リーブ、ワッシャ、ナット等を順次取付ける必要がある
ため、全体の組立工数が増え、作業に多大な時間を費や
してしまうという問題がある。
ら連結ピンを取外すときには、まず、ブラケットのピン
穴と連結ピンとの間に差込まれたスリーブを軸方向に抜
取る必要があるが、スリーブはブラケットのピン穴と連
結ピンとの間に楔状に強固に差込まれている。このた
め、ブラケットのピン穴からスリーブを軸方向に抜取る
作業を手作業で行うことは困難であり、油圧ジャッキ等
の大掛かりな抜取り装置が必要になるという不具合があ
る。
てなされたもので、本発明の目的は、スリーブをナット
部材を用いてブラケットのピン穴と連結ピンとの間に締
付けるときに、ナット部材を所定の締付けトルクをもっ
て容易に締付けることができ、作業性等を高めることが
できると共に、組立時の作業性等を向上でき、加工コス
トの低減等を図ることができるようにした軸受装置を提
供することを目的としている。
締付けるときには、このナット部材の締付け力を連結ピ
ンの両端側にそれぞれ設けた一対のスリーブに対して均
等に伝えることができ、この連結ピンの両端側をスリー
ブによりブラケットのピン穴に対して廻止め状態で安定
して取付けることができ、装置の信頼性等を高めること
ができるようにした軸受装置を提供することを目的とし
ている。
ットを上,下方向に配置して、ブラケットとボスとを連
結ピンにより左,右方向に回動可能に連結する構成とし
た場合に、連結ピンの落下防止対策を容易に図ることが
できるようにした軸受装置を提供することを目的として
いる。
のピン穴と連結ピンとの間に差込まれたスリーブを容易
に抜取ることができ、連結ピンを取外すときの作業性を
向上できるようにした軸受装置を提供することにある。
ために、本発明による軸受装置は、軸方向に離間して設
けられた一対のブラケットと、該一対のブラケット間に
配設されるボスと、該ボス内に設けられたブッシュと、
軸方向の両端側に端面に向けて縮径するテーパ面が形成
された中空の軸体からなり、該ブッシュの内周側に摺動
可能に挿嵌されると共に両端側のテーパ面が前記ブラケ
ットのピン穴に挿通された連結ピンと、内周面に該連結
ピンのテーパ面に当接するテーパ面が形成された筒状体
からなり、該連結ピンのテーパ面外周側に位置して前記
ブラケットのピン穴との間に嵌入して設けられた一対の
スリーブと、該各スリーブをそれぞれ前記ブラケットの
ピン穴と前記連結ピンのテーパ面との間に締付けるため
の締付け手段とを備えてなる。
特徴は、締付け手段は、連結ピンの内周側に遊嵌され両
端側が前記連結ピンから軸方向に突出したシャフトと、
該シャフトの軸方向の一端側に固定的に設けられてスリ
ーブの端面に当接する当接部材と、前記シャフトの軸方
向の他端側に設けられ該当接部材との間で前記各スリー
ブに対して軸方向の締付け力を付与するナット部材と、
前記シャフトをブラケットに対して廻止め状態に保持す
る廻止め部材とによって構成したことにある。
装置の組立時にナット部材をスリーブ側に向けて締付け
るときには、廻止め部材によってシャフトがブラケット
に対して廻止め状態に保持されるから、ナット部材がシ
ャフトと一緒に共廻りする事態を防止でき、このナット
部材を所定の締付けトルクをもって容易に締付けること
ができる。
側にそれぞれ設けた当接部材とナット部材との間で軸方
向の締付け力が付与され、各スリーブをブラケットのピ
ン穴と連結ピンのテーパ面とに対して強固に締付けるこ
とができる。これにより、連結ピンをブラケットのピン
穴に対して廻止め状態に保持できると共に、ブラケット
のピン穴と連結ピンとの間のがた付きをなくすことがで
きる。
は、スリーブと当接部材との間に設けられ内周側にシャ
フトの軸方向の一端側が挿嵌される一方側の環状プレー
トと、前記スリーブとナット部材との間に設けられ内周
側に前記シャフトの他端側が挿嵌される他方側の環状プ
レートとを備え、前記各環状プレートには前記スリーブ
との当接面側に位置して前記環状プレートを前記連結ピ
ンと同軸上に位置決めする位置決め突起を形成してな
る。
レートは、位置決め突起によって連結ピンと同軸上に位
置決めされるから、この環状プレートの内周側に挿嵌さ
れるシャフトを、環状プレートと共に連結ピンと同軸上
に配置することができる。
は、基端側が当接部材に固着されて先端側が径方向に延
びたアーム部と、ブラケット側に固着して設けられ該ア
ーム部の先端側に係合することによってシャフトの回転
を規制するストッパ部とによって構成してなる。
材による締付けトルクがシャフトに加えられたときに
は、固定部材に設けたアーム部の先端がブラケット側に
固着して設けられたストッパ部に係合することにより、
シャフトの回転を規制することができる。
シャフトに螺合した状態で前記シャフトに溶接された固
定ナットにより構成し、前記シャフトには該固定ナット
を抜止め状態に保持するための抜止め具を設けてなる。
た状態で溶接されるから、固定ナットをシャフトに対し
て容易に固定的に取付けることができる。また、例え固
定ナットとシャフトとの間の溶接部の強度が低下して固
定ナットに緩みが生じた場合でも、抜止め具により固定
ナットの脱落を防止することができる。
トは、軸方向の一端側にボルト頭を有すると共に軸方向
の他端側に前記ナット部材が螺合して取付けられるボル
トによって構成し、当接部材は前記ボルト頭により構成
してなる。これにより、シャフトとボルト頭を1個のボ
ルトによって構成することができる。
は、シャフトに螺合してスリーブ側に締付けられる締付
けナットにより構成し、前記シャフトには該締付けナッ
トを抜止め状態に保持するための抜止め具を設けてな
る。
を利用して、スリーブを連結ピンのテーパ面とブラケッ
トに対して安定して締付けることができる。また、例え
締付けナットに緩みが生じた場合でも、抜止め具により
締付けナットの脱落を防止することができる。
ットを上,下に配置し、連結ピンはボスをブラケットに
対して左,右方向に回動可能に連結する構成とし、当接
部材はシャフトの上端側に取付けると共に前記ナット部
材はシャフトの下端側に取付ける構成としてなる。これ
によりナット部材はシャフトの下端側に取付けられるか
ら、このナット部材を比較的低い位置で容易に締付ける
ことができる。
溝掘り仕様の油圧ショベルに装備されるロアブームとア
ッパブームとの間のピン結合部に用いてなる。これによ
り、当該軸受装置を用いてロアブームとアッパブームと
の間を連結するときには、請求項7の発明と同様にナッ
ト部材を比較的低い位置で容易に締付けることができ
る。
溝掘り仕様の油圧ショベルに装備されるアッパブームと
アームステーとの間のピン結合部に用いてなる。これに
より、当該軸受装置を用いてアッパブームとアームステ
ーとの間を連結するときには、請求項7の発明と同様に
ナット部材を比較的低い位置で容易に締付けることがで
きる。
レートのうち上側に位置する環状プレートはブラケット
のピン穴よりも大きい外径をもって形成し、下側に位置
する環状プレートは前記ブラケットのピン穴より小さい
外径をもって形成してなる。
装置の組立時には予め締付け手段によってスリーブを連
結ピンに組付けておき、この状態で連結ピンを上側のブ
ラケットのピン穴側から挿通することにより、下側の環
状プレートをブラケットに干渉させることなく、連結ピ
ンを容易に挿通することができる。
ても、この場合には上側の環状プレートが上側のブラケ
ットの端面に当接することにより、連結ピンをブラケッ
トに対して抜止め状態に保持することができる。
ブのうち少なくとも一方のスリーブには、前記締付け手
段を取外した状態で前記ブラケットのピン穴から前記一
方のスリーブを抜取る抜取具を取付けるための抜取具取
付部を設ける構成としたことにある。
段を取外した後、スリーブの抜取具取付部に抜取具を取
付け、この抜取具を用いてスリーブをブラケットのピン
穴から抜取ることにより、連結ピンをブラケットから取
外すことができる。
は前記スリーブの外周面のうち前記ブラケットのピン穴
から突出する部位に凹設された環状溝により構成し、抜
取具は、前記スリーブの外周面に挿嵌され周方向に離間
して軸方向に複数のねじ穴が形成された環状部材と、該
環状部材を前記スリーブに挿嵌した状態で前記環状部材
を抜止めするために前記スリーブの環状溝に嵌着される
止め輪と、前記環状部材の各ねじ穴に螺入され前記ブラ
ケットに当接することにより前記環状部材および止め輪
を介して前記スリーブをブラケットのピン穴から離間す
る方向に移動させるボルトとにより構成したことにあ
る。
の外周面のうちブラケットのピン穴から突出した部位に
環状部材を挿嵌し、スリーブの環状溝に止め輪を嵌着し
た後、環状部材のねじ穴にボルトを締込むと、該ボルト
の先端部がブラケットに当接した状態で、スリーブを環
状部材および止め輪を介してブラケットのピン穴から離
間する方向に移動させることができる。このため、ボル
トを締込んでいくことにより、スリーブをブラケットの
ピン穴から抜取ることができ、連結ピンを容易にブラケ
ットから取外すことができる。
は前記スリーブの内周面に形成された雌ねじ部により構
成し、抜取具は、前記スリーブの雌ねじ部に螺入され前
記連結ピンの端面に当接することにより前記スリーブを
前記ブラケットのピン穴から離間する方向に移動させる
ボルトにより構成したことにある。
の雌ねじ部にボルトを締込むと、該ボルトの先端部が連
結ピンの端面に当接した状態で、スリーブをブラケット
のピン穴から離間する方向に移動させることができる。
このため、ボルトを締込んでいくことにより、スリーブ
をブラケットのピン穴から抜取ることができ、連結ピン
を容易にブラケットから取外すことができる。
は前記スリーブの外周面のうち前記ブラケットのピン穴
から突出する部位に形成された雄ねじ部により構成し、
抜取具は、前記スリーブの雄ねじ部に螺入され前記ブラ
ケットに当接することにより前記スリーブを前記ブラケ
ットのピン穴から離間する方向に移動させるナットによ
り構成したことにある。
の雄ねじ部にナットを締込むと、該ナットがブラケット
に当接した状態で、スリーブをブラケットのピン穴から
離間する方向に移動させることができる。このため、ナ
ットを締込んでいくことにより、スリーブをブラケット
のピン穴から抜取ることができ、連結ピンを容易にブラ
ケットから取外すことができる。
部は前記スリーブの外周面のうち前記ブラケットのピン
穴から突出する部位に径方向外向きに設けられた突起部
により構成し、抜取具は、前記突起部を通過して前記ス
リーブの外周面に挿嵌され周方向に離間して軸方向に複
数のねじ穴が形成された環状部材と、該環状部材と前記
突起部との間に設けられ前記突起部に対して環状部材を
保持する半割環状部材と、前記環状部材の各ねじ穴に螺
入され前記ブラケットに当接することにより前記環状部
材、半割環状部材および突起部を介して前記スリーブを
ブラケットのピン穴から離間する方向に移動させるボル
トとにより構成したことにある。
通過してスリーブの外周面に環状部材を挿嵌し、突起部
と環状部材との間に半割環状部材を挟込んだ後、環状部
材のねじ穴にボルトを締込むと、該ボルトの先端部がブ
ラケットに当接した状態で、環状部材、半割環状部材お
よび突起部を介してスリーブをブラケットのピン穴から
離間する方向に移動させることができる。このため、ボ
ルトを締込んでいくことにより、スリーブをブラケット
のピン穴から抜取ることができ、連結ピンを容易にブラ
ケットから取外すことができる。
軸受装置を、側溝掘り仕様の油圧ショベルに適用した場
合を例に挙げ、添付図面に従って詳細に説明する。
実施の形態を示し、1は油圧ショベルの下部走行体、2
は該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体
で、該上部旋回体2は、旋回フレーム3を有し、該旋回
フレーム3上にはキャブボックス4およびエンジンカバ
ー5等が設けられている。
設けられた作業装置を示し、該作業装置6は、旋回フレ
ーム3の前部側にピン結合されたロアブーム7と、該ロ
アブーム7の先端側に左,右方向(水平方向)で回動可
能にピン結合されたアッパブーム8と、該アーパブーム
8の先端側に左,右方向で回動可能にピン結合されたア
ームステー9と、該アームステー9にピン結合されたア
ーム10と、該アーム10の先端側にピン結合されたバ
ケット11とによって大略構成されている。
フレーム3との間にピン結合されたブームシリンダ12
により上,下に俯仰動される。また、ロアブーム7とア
ッパブーム8との間には、平行四辺形構造をなすリンク
13とオフセットシリンダ14とがピン結合して設けら
れ、該オフセットシリンダ14は、アッパブーム8をロ
アブーム7に対しリンク13を介して左,右に回動させ
る構成となっている。
間には該アーム10を上,下に俯仰動させるアームシリ
ンダ15がピン結合して設けられ、アーム10とバケッ
ト11との間には該バケット11を上,下に回動させる
バケットシリンダ16がピン結合して設けられている。
置が装備されており、例えばロアブーム7とアッパブー
ム8とは、図2に示す軸受装置17により回動可能に結
合されている。そして、この軸受装置17は、後述のブ
ラケット18、ブームボス20、連結ピン26および締
付け機構31等によって構成されている。また、アッパ
ブーム8とアームステー9との間には後述する他の軸受
装置71が装備されている。
8,18はロアブーム7の先端側に軸方向(上,下方
向)に離間して突設された上,下のブラケットで、この
ブラケット18には、連結ピン26用のピン挿通穴18
Aが穿設されている。また、各ブラケット18のうち上
側のブラケット18には、ピン挿通穴18Aの近傍位置
に軸方向に向けて後述する係合ボルト41用のねじ穴1
9が設けられている。
たブームボスで、該ブームボス20は、筒状のボスパイ
プ21と、該ボスパイプ21の軸方向両側に設けられた
一対のボス筒22,22とにより段付円筒形状をなして
一体に形成されている。
に離間して各ボス筒22内に嵌着された上,下のブッシ
ュで、該ブッシュ23は、鋳鉄等の金属材料により円筒
形状に形成され、その内周側は連結ピン26が摺動可能
に挿嵌されるピン挿通穴23Aとなっている。
側に離間してボス筒22の内周側に装着されたシール部
材で、該シール部材24は、例えばブッシュ23と連結
ピン26との摺動面間に潤滑油を封止すると共に、外部
からの異物が両者の摺動面間に浸入するのを阻止する構
成となっている。
20の各ボス筒22との間に配設された環状のシム板
で、該シム板25は、ブラケット18とボス筒22との
間で作用するスラスト荷重を受承するものである。
に摺動可能に挿嵌された連結ピンで、該連結ピン26
は、上,下のブラケット18,18間の寸法とほぼ等し
い長さをもった中空の軸体からなり、その軸方向の両端
側には端面に向けて縮径するテーパ面26A,26Aが
形成されている。そして、連結ピン26は、その両端側
のテーパ面26Aが各ブラケット18のピン挿通穴18
Aにそれぞれ挿通して設けられることにより、ブームボ
ス20をブラケット18に対して回転可能に連結する構
成となっている。
A外周側に位置してブラケット18のピン挿通穴18A
との間に嵌入して設けられた上,下のスリーブで、該ス
リーブ27は筒状に形成され、その内周側には連結ピン
26のテーパ面26Aに当接するテーパ面27Aが設け
られている。
に周方向に離間して例えば3個のスリット27Bと1個
の他のスリット27Cとが設けられている。そして、ス
リット27Bは、スリーブ27の両端部のうち薄肉側の
端部から軸方向に向けて細長く延びると共に、スリット
27Cはスリーブ27の全長に亘って軸方向に延びてい
る。また、スリーブ27は、各スリット27B間および
スリット27B,27C間で挟まれた部位が締付片27
D,27D,…となっている。
ピン挿通穴18Aから一定寸法だけ軸方向に突出し、こ
の状態で後述の締付け機構31により軸方向の締付け力
が付与される。このため、スリーブ27は、各締付片2
7Dがブラケット18のピン挿通穴18Aと連結ピン2
6のテーパ面26Aに対してそれぞれ強く締付けられ
る。
ン挿通穴18Aと連結ピン26のテーパ面26Aとの間
に締付けるための締付け機構で、該締付け機構31は、
後述のワッシャ32,33、シャフト34、固定ナット
35、締付けナット37および廻止め部材39等によっ
て構成されている。
間に設けられた環状プレートとしての上側のワッシャ
で、該ワッシャ32は、ブラケット18のピン挿通穴1
8Aよりも大きな外径をもって形成され、その内周側は
シャフト34の上端側が挿嵌されるシャフト挿嵌穴32
Aとなっている。
との当接面側に位置してシャフト挿嵌穴32Aの周囲を
環状に取囲む位置決め突起32Bが形成され、該位置決
め突起32Bは、スリーブ27の最小内径寸法よりも僅
かに小さな外径を有する環状突起として形成されてい
る。このため、位置決め突起32Bは、スリーブ27の
内周側に嵌合し、図2、図8に示すようにシャフト34
を連結ピン26の軸線O−Oと同軸上に位置決めする構
成となっている。
の間に設けられた環状プレートとしての下側のワッシャ
で、該ワッシャ33は、ブラケット18のピン挿通穴1
8Aと同一ないし僅かに小さな外径をもって形成され、
その内周側はシャフト34の下端側が挿嵌されるシャフ
ト挿嵌穴33Aとなっている。
ャ32と同様にスリーブ27との当接面側に位置して位
置決め突起33Bが形成され、該位置決め突起33B
は、スリーブ27の内周側に嵌合することにより、ワッ
シャ32を連結ピン26の軸線O−Oと同軸上に位置決
めする構成となっている。
られたシャフトで、該シャフト34は、上,下のブラケ
ット18,18間の寸法よりも長尺な棒状体として形成
されている。そして、シャフト34の上,下方向(軸方
向)の両端側には、それぞれねじ部34A,34Aが形
成されている。また、このシャフト34は、両端側が連
結ピン26から軸方向にそれぞれ突出してワッシャ33
のシャフト挿嵌穴33A内に挿嵌されている。
2,33と共に連結ピン26の軸線O−O上に位置決め
される。また、シャフト34の両端面のうち上側の端面
には、軸方向にねじ穴34Bが設けられ、このねじ穴3
4Bには、後述する当該軸受装置17の組立時にクレー
ンのフックを引掛けるためのアイボルト(図示せず)が
螺着される。
端側)に固定的に設けられた当接部材としての固定ナッ
トで、該固定ナット35は、シャフト34のねじ部34
Aに螺合した状態でこのねじ部34Aに溶接されてい
る。そして、この固定ナット35は、スリーブ27の端
面側となるワッシャ32に当接している。
の上端側に設けられた抜止め具としての割りピンで、該
割りピン36は、シャフト34と固定ナット35との溶
接部の強度が低下して固定ナット35に緩みが生じた場
合に、該固定ナット35がシャフト34から脱落するの
を防止するものである。
端側)に設けられたナット部材としての締付けナット
で、該締付けナット37は、シャフト34のねじ部34
Aに螺合されてワッシャ33側に向け所定の締付トルク
をもって締付けられている。このため、締付けナット3
7は、固定ナット35との間で各スリーブ27に対して
それぞれ軸方向の締付け力を付与する構成となってい
る。
4の下端側に設けられた抜止め具としての割りピンを示
し、該割りピン38は、締付けナット37に万が一緩み
が生じた場合に、締付けナット37がシャフト34から
脱落するのを防止するものである。
8との間に設けられた廻止め部材で、該廻止め部材39
は、長方形状の板体によって形成されたアーム部40
と、ストッパ部としての係合ボルト41とによって構成
されている。
に切欠かれた切欠部40Aとなって固定ナット35の外
周壁に溶接され、先端側は径方向に延びている。そし
て、このアーム部40の先端側にはボルト挿通穴40B
が穿設されている。また、係合ボルト41はアーム部4
0のボルト挿通穴40B内に挿通され、この状態でブラ
ケット18のねじ穴19に螺着されている。
うに締付けナット37を締付けたときに、シャフト34
側のアーム部40がブラケット18側の係合ボルト41
に係合し、これによりシャフト34の回転を規制する構
成となっている。
如き構成を有するもので、この油圧ショベルを用いて側
溝掘り作業を行う場合には、例えばオフセットシリンダ
14によりロアブーム7の先端側でアッパブーム8を
左,右方向に揺動させ、ロアブーム7に対してアーム1
0およびバケット11を左,右方向に平行移動させる。
そして、アームシリンダ15によりアッパブーム8の先
端側でアーム10を俯仰動させると共に、バケットシリ
ンダ16によりアーム10の先端側でバケット11を回
動させて土砂を掘削する。
連結する軸受装置17の組立方法について説明する。
それぞれ連結ピン26の両端側に形成したテーパ面26
Aに挿嵌する。また、締付け機構31を構成するシャフ
ト34の一端側には固定ナット35を溶接により固定的
に取付ける共に、この固定ナット35には廻止め部材3
9のアーム部40を溶接する。
の一端側に挿嵌し、この状態でシャフト34を連結ピン
26の内部に遊嵌し、さらにシャフト34の他端側にワ
ッシャ33を挿嵌する。
シャ32,33の位置決め突起32B,33Bをそれぞ
れスリーブ27の内周側に嵌合させ、この状態でこれら
のワッシャ32,33をスリーブ27の端面に当接させ
ることにより、シャフト34をワッシャ32,33と共
に連結ピン26の軸線O−Oと同軸上に位置決めし、こ
れらの連結ピン26とシャフト34との芯合わせを行
う。
螺合して仮締めし、固定ナット35と締付けナット37
との間で各スリーブ27をワッシャ32,33を介して
それぞれ連結ピン26のテーパ面26Aに固定すると共
に、シャフト34の両端側には割りピン36,38をそ
れぞれ取付ける。
締めするときに、例えシャフト34と固定ナット35と
の間の溶接部の強度が低下して固定ナット35に緩みが
生じたとしても、割りピン36,38によりこれらの固
定ナット35、締付けナット37の脱落を防止すること
ができる。
Aとブームボス20に設けたブッシュ23のピン挿通穴
23Aとを芯合わせし、この状態で上述の如くスリーブ
27および締付け機構31が一体に組付けられた連結ピ
ン26を、上側のブラケット18のピン挿通穴18Aか
らピン挿通穴23Aを介して下側のブラケット18のピ
ン挿通穴18Aへと下向きに挿嵌し、この状態でシャフ
ト34の下端側を下側から支持する。
27および締付け機構31からなる組立体の全体重量が
比較的重い場合には、シャフト34の上端に設けたねじ
穴34Bにアイボルトを螺着し、このアイボルトをクレ
ーンのフックに引掛けることにより、前記組立体をクレ
ーンによって吊り下げた状態で支持してもよい。
40のボルト挿通穴40B内に挿嵌して、ブラケット1
8側のねじ穴19に螺着し、最後に締付けナット37を
所定の締付けトルクをもって強く締付ける。
ト37の締付け時に、シャフト34は前記締付けトルク
によって締付けナット37と一緒に共廻りしようとする
ものの、このときに固定ナット35側のアーム部40が
ブラケット18側の係合ボルト41に係合することによ
り、シャフト34をブラケット18に対して廻止め状態
に保持することができ、この状態で締付けナット37を
容易に締付けることができ、締付け作業時の作業性等を
向上することができる。
付けることにより、各スリーブ27には、固定ナット3
5と締付けナット37との間でワッシャ32,33を介
して軸方向の締付け力が付与される。この結果、スリー
ブ27の締付片27Dは連結ピン26のテーパ面26A
とブラケット18のピン挿通穴18Aとの間に対し強固
に締付けられる。
ーム8をロアブーム7に対して左,右方向に揺動させる
ときには、ブラケット18のピン挿通穴18Aとスリー
ブ27との間、および連結ピン26のテーパ面26Aと
スリーブ27との間にそれぞれ大きな摩擦力を発生さ
せ、連結ピン26をブラケット18に対して廻止め状態
に保持することができる。
通穴18Aと連結ピン26との間のがた付きをなくし、
ブラケット18とブームボス20とを円滑に相対回動さ
せることができると共に、ブラケット18と連結ピン2
6との間で生じる摩耗をなくして、これらの耐久性、寿
命等を高めることができる。
ッシャ32,33にそれぞれ設けた位置決め突起32
B,33Bにより、連結ピン26をシャフト34に対し
て芯合わせすることができるから、締付けナット37を
締付けるときには、このときの締付けナット37による
締付け力をワッシャ32,33を介して両方のスリーブ
27に対して均等に伝えることができる。
これらのスリーブ27により各ブラケット18と連結ピ
ン26との間にそれぞれ安定した摩擦力を発生させるこ
とができ、ブラケット18と連結ピン26との結合力を
さらに高めて、装置の信頼性等を向上することができ
る。
8のピン挿通穴18Aよりも大きな外径をもって形成し
たから、万が一締付けナット37に緩みが生じて、連結
ピン26がスリーブ27、締付け機構31と共に下方に
ずれるように動いたとしても、このときにワッシャ32
をブラケット18の端面に係合させることができ、連結
ピン26の落下防止を図ることができる。
8のピン挿通穴18Aと同一ないし僅かに小さい外径を
もって形成したから、上述の如く連結ピン26を上側の
ブラケット18のピン挿通穴18Aから下向きに挿嵌し
たときには、ワッシャ33をブラケット18に干渉させ
ることなく連結ピン26をピン挿通穴18A内に容易に
挿通することができ、このような挿通作業を容易に行う
ことができる。
ピン26、スリーブ27および締付け機構31を互いに
サブアッセンブリした状態で、ブラケット18とブーム
ボス20に組付けることができるから、従来技術で述べ
たように連結ピン、スリーブおよび締付け機構等を別々
に組付ける必要がなくなり、組立時の作業性等を向上す
ることができる。
れる当接部材を固定ナット35により構成したから、従
来技術で述べたように当接部材をわざわざマッシュルー
ム型に加工する手間を省くことができ、全体の加工コス
トの低減等を図ることができる。
をシャフト34の上端側に配置し、締付けナット37を
シャフト34の下端側に配置する構成としたから、作業
者は締付けナット37の締付け作業を比較的低い位置で
容易に行うことができ、軸受装置17の組立時、メンテ
ナンス時における作業性等を一層向上することができ
る。
の形態を示し、本実施の形態の特徴は、廻止め部材を構
成するストッパ部を角板状に形成し、このストッパ部を
シャフト側のアーム部の先端近傍位置でブラケット側に
固着する構成としたことにある。なお、本実施の形態で
は、前記第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の
符号を付し、その説明を省略するものとする。
間に設けられた本実施の形態で用いる締付け機構で、該
締付け機構51は、第1の実施の形態による締付け機構
31とほぼ同様に、シャフト34、固定ナット35、ワ
ッシャ52および廻止め部材53等によって構成されて
いる。
間に設けられた本実施の形態で用いる環状プレートとし
ての上側のワッシャで、該ワッシャ52は、第1の実施
の形態によるワッシャ32とほぼ同様に、シャフト34
が挿嵌されるシャフト挿嵌穴52Aと、該シャフト挿嵌
穴52Aと共にシャフト34を連結ピン26に対して同
軸上に位置決めするための位置決め突起52Bとを有し
ている。
Bは、第1の実施の形態による位置決め突起32Bより
も小さな外径をもって形成され、連結ピン26の内周側
に嵌合して設けられている点で、第1の実施の形態のも
のとは異なっている。
間に設けられた本実施の形態で用いる廻止め部材で、該
廻止め部材53は、基端側がV字状の切欠部54Aとな
って固定ナット35の外周壁に溶接されたアーム部54
と、ブラケット18側に溶接された角板状のストッパ部
55とによって構成されている。
54Bとなって下向きに略L字状に折曲げられている。
また、ストッパ部55は、アーム部54の屈曲部54B
先端面と近接して平行状態に配置されている。
形態でも、締付けナットの締付時には、アーム部54の
屈曲部54Bがストッパ部55に対して係合することに
より、シャフト34をブラケット18に対して廻止め状
態に保持することができ、第1の実施の形態とほぼ同様
の作用効果を得ることができる。
を示し、本実施の形態の特徴は、締付け機構のシャフト
を、軸方向の一端側にボルト頭を有するボルトを用いて
構成すると共に、前記ボルト頭により当接部材を構成し
たことにある。なお、第1の実施の形態と同一の構成要
素には同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
で、該締付け機構61は、第1の実施の形態で述べた締
付け機構31とほぼ同様に、ワッシャ32,33、締付
けナット37および廻止め部材39等を備えている。し
かし、この締付け機構61は、第1の実施の形態による
シャフト34および固定ナット35の代わりに後述のボ
ルト62を備えている点で、第1の実施の形態のものと
は異なっている。
ャフトとしてのボルトで、該ボルト62は、上,下方向
(軸方向)の両端側がそれぞれワッシャ32,33のシ
ャフト挿嵌穴32A,33A内に挿嵌して設けられた軸
部62Aと、該軸部62Aの上端側に設けられたボルト
頭62Bとによって構成され、該ボルト頭62Bは、ワ
ッシャ32に当接する当接部材を構成している。そし
て、ボルト62は、軸部62Aの下端側に設けたねじ部
62Cに締付けナット37が螺合して取付けられてい
る。
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。特に、本実施の形態では、締付け機構
61を構成するシャフトと当接部材とを1個のボルト6
2により構成することができ、装置全体の部品点数の削
減等を図ることができる。
を示し、本実施の形態の特徴は、軸受装置は、作業装置
を構成するアッパブームとアームステーとの間を連結す
るピン結合部に用いる構成としたことにある。なお、本
実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成要
素には同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
の間を左,右方向に回動可能に連結する軸受装置で、該
軸受装置71は、第1の実施の形態による軸受装置17
とほぼ同様に、アームステー9に上,下方向に離間して
設けられた上,下のブラケット72,72と、該各ブラ
ケット72間に上,下方向に配置されてアッパブーム8
の先端側に設けられたブームボス73と、該ブームボス
73内に設けられたブッシュ74と、該ブッシュ74の
ピン挿通穴74A内に摺動可能に挿通され、両端側のテ
ーパ面75Aがそれぞれブラケット72のピン挿通穴7
2A内に挿通して設けられた中空軸体からなる連結ピン
75と、後述の締付け機構81等とによって構成されて
いる。
と連結ピン75のテーパ面75Aとの間には、上,下の
スリーブ76,76が嵌入して設けられ、該スリーブ7
6は、第1の実施の形態によるスリーブ27とほぼ同様
に形成され、その内周側には前記テーパ面75Aに当接
するテーパ面76Aが設けられている。
ン挿通穴72Aと連結ピン75のテーパ面75Aとの間
に締付けるための締付け機構で、該締付け機構は、第1
の実施の形態による締付機構とほぼ同様に、連結ピン7
5の両端側に設けられた上,下のワッシャ82,83
と、連結ピン75の内部に上,下に遊嵌されて両端側が
ワッシャ82,83のシャフト挿嵌穴82A,83A内
に挿嵌されたシャフト84と、該シャフト84の上端側
のねじ部84Aに固定的に設けられた当接部材としての
固定ナット85と、シャフト84の下端側のねじ部84
Aに設けられたナット部材としての締付けナット86
と、後述の廻止め部材87によって構成されている。
76の内周側に嵌合してシャフト84を連結ピン75と
同軸上に位置決めするための位置決め突起82B,83
Bがそれぞれ設けられている。
間に設けられた廻止め部材で、該廻止め部材87は、第
1の実施の形態で述べた廻止め部材39と同様に、基端
側の切欠部88Aが固定ナット85に固定的に設けられ
たアーム部88と、該アーム部88の先端側のボルト挿
通穴88B内に挿通されてブラケット72のねじ穴19
に螺着されたストッパ部としての係合ボルト89とによ
って構成されるものである。
形態でも、第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得
ることができる。
第5の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、スリ
ーブの外周面のうちブラケットのピン穴から突出した部
位に、該スリーブをピン穴から抜取る抜取具を取付ける
ための環状溝を設けたことにある。なお、本実施の形態
では、前記第1の実施の形態と同一の構成要素には同一
の符号を付し、その説明を省略するものとする。
よる各スリーブ27,27のうち一方(下側)のスリー
ブ27に代えて適用したスリーブで、該スリーブ101
は、図15に示すように、スリーブ27よりも軸方向寸
法が大きい筒状に形成され、連結ピン26のテーパ面2
6Aに当接する内周側のテーパ面101Aと、周方向に
離間して薄肉側の端部から軸方向中間部まで延びる3個
のスリット101Bと、軸方向の全長に亘って形成され
た他のスリット101Cと、複数の締付片101Dとを
備えている。
ラケット18のピン挿通穴18Aから突出する厚肉側の
部位には、後述のスリーブ抜取具102を取付けるため
の環状溝101Eが全周に亘って凹設され、この環状溝
101Eが抜取具取付部を構成している。
スリーブ101を有するもので、本実施の形態において
も、一方のブラケット18のピン挿通穴18Aと連結ピ
ン26との間にスリーブ27を装着し、他方のブラケッ
ト18のピン挿通穴18Aと連結ピン26との間にスリ
ーブ101を装着した状態で、締付け機構31を用いて
スリーブ27,101を軸方向に締付ける構成となって
いる。これにより、スリーブ27の各締付片27D、ス
リーブ101の各締付片101Dが、ブラケット18の
ピン挿通穴18Aと連結ピン26のテーパ面26Aとの
間に楔状に差込まれるので、連結ピン26をブラケット
18に強固に固定することができ、第1の実施の形態と
ほぼ同様の作用効果を得ることができる。
等の大掛かりな抜取り装置を用いることなく、連結ピン
26をブラケット18から容易に取外すことができる構
成となっており、以下、連結ピン26の取外し作業につ
いて説明する。
38を取外し、続いて締付けナット37、上側のワッシ
ャ33を取外す。次に、係合ボルト41をブラケット1
8側のねじ穴19から取外した後、シャフト34を上方
に抜取り、上側のワッシャ32を取外す。
31等を取外した状態では、スリーブ27の各締付片2
7Dが上側のブラケット18のピン挿通穴18Aと連結
ピン26のテーパ面26Aとの間に楔状に差込まれ、ス
リーブ101の各締付片101Dが上側のブラケット1
8のピン挿通穴18Aと連結ピン26のテーパ面26A
との間に楔状に差込まれているので、連結ピン26の両
端側は各スリーブ27,101を介して各ブラケット1
8に強固に固定された状態にある。
1の外周面のうちブラケット18のピン挿通穴18Aか
ら突出した部位に、スリーブ101を軸方向に抜取るた
めのスリーブ抜取具102を取付ける。ここで、スリー
ブ抜取具102は、スリーブ101の外周面に挿嵌され
た環状板103と、スリーブ101の環状溝101Eに
嵌着され、環状板103を軸方向に抜止めする止め輪1
04と、環状板103の後述する各ねじ穴103Bに螺
入される複数のボルト105とにより構成されている。
の外径寸法D1よりも大径で、かつ止め輪104の外径
寸法D3よりも小径の内径寸法D2(D1<D2<D
3)をもったスリーブ挿通穴103Aを有し、該スリー
ブ挿通穴103Aの外周側には周方向に等しい間隔をも
って軸方向に延びる複数(例えば3個)のねじ穴103
B,103B,…が形成され、これら各ねじ穴103B
にはボルト105がそれぞれ螺入される構成となってい
る。
103を挿嵌し、スリーブ101の環状溝101Eに止
め輪104を嵌着した後、環状板103の各ねじ穴10
3Bにボルト105をそれぞれ螺入し、該各ボルト10
5の先端部をブラケット18の軸方向端面に当接させた
後、スパナ等の工具を用いて、各ボルト105を順番に
少しづつ締込んでいく。
ット18の端面に当接しているので、ボルト105を締
込むことにより、環状板103はブラケット18のピン
挿通穴18Aから離間する方向(矢示A方向)へと移動
し、止め輪104を軸方向に押圧する。従って、各ボル
ト105をさらに締込むことにより、スリーブ101
が、ブラケット18のピン挿通穴18Aおよび連結ピン
26のテーパ面26Aからの締付力に抗して矢示A方向
へと移動し、軸方向に抜取ることができる。
のピン挿通穴18Aから抜取った後には、例えばスリー
ブ27側に位置する連結ピン26の端面を、ハンマ等に
よって下向きに叩くことにより、連結ピン26を容易に
ブラケット18から抜取ることができる。
7,101のうち一方のスリーブ101の外周面に環状
溝101Eを凹設し、スリーブ101の外周面に挿嵌さ
れる環状板103と、スリーブ101の環状溝101E
に嵌着され環状板103を抜止めする止め輪104と、
環状板103の各ねじ穴103Bに螺入されるボルト1
05とによって構成されたスリーブ抜取具102を用い
て、ブラケット18のピン挿通穴18Aからスリーブ1
01を容易に抜取ることができる。
7,101を介してブラケット18のピン挿通穴18A
に強固に取付けられている場合でも、油圧ジャッキ等の
大掛かりな抜取り装置を用いることなく、作業者の手作
業によってブラケット18のピン挿通穴18Aからスリ
ーブ101を抜取ることにより、連結ピン26の取外し
作業を短時間で行うことができ、その作業性を大幅に向
上することができる。
第6の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、スリ
ーブの内周面に、該スリーブをブラケットのピン穴から
抜取る抜取具を取付けるための雌ねじ部を設けたことに
ある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態
と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
よる各スリーブ27,27のうち一方(下側)のスリー
ブ27に代えて適用したスリーブで、該スリーブ111
は、図18に示すように、スリーブ27よりも軸方向寸
法が大きい筒状に形成され、連結ピン26のテーパ面2
6Aに当接する内周側のテーパ面111Aと、周方向に
離間して薄肉側の端部から軸方向中間部まで延びる3個
のスリット111Bと、軸方向の全長に亘って形成され
た他のスリット111Cと、複数の締付片111Dとを
備えている。
ラケット18のピン挿通穴18Aから突出する厚肉側の
部位には、後述の抜取りボルト112を螺入するための
雌ねじ部111Eが形成され、この雌ねじ部111Eが
抜取具取付部を構成している。
スリーブ111を有するもので、本実施の形態において
も、スリーブ27の各締付片27D、スリーブ111の
各締付片111Dが、ブラケット18のピン挿通穴18
Aと連結ピン26のテーパ面26Aとの間に楔状に差込
まれることにより、連結ピン26をブラケット18に強
固に固定することができ、第1の実施の形態とほぼ同様
の作用効果を得ることができる。
等の大掛かりな抜取り装置を用いることなく、連結ピン
26をブラケット18から容易に取外すことができる構
成となっており、以下、連結ピン26の取外し作業につ
いて説明する。
からシャフト34等を取外した状態で、スリーブ111
の雌ねじ部111Eに、抜取具としての抜取りボルト1
12を螺入し、該抜取りボルト112の先端部を連結ピ
ン26の軸方向端面に当接させた後、スパナ等の工具を
用いて抜取りボルト112を徐々に締込んでいく。
連結ピン26の端面に当接しているので、抜取りボルト
112を締込むことにより、スリーブ111を、ブラケ
ット18のピン挿通穴18Aおよび連結ピン26のテー
パ面26Aからの締付力に抗して矢示A方向へと移動さ
せ、軸方向に抜取ることができる。
のピン挿通穴18Aから抜取った後には、上述したと同
様に、スリーブ27側に位置する連結ピン26の端面
を、ハンマ等によって下向きに叩くことにより、連結ピ
ン26を容易にブラケット18から抜取ることができ
る。
11の内周面に雌ねじ部111Eを設け、該雌ねじ部1
11Eに螺入した抜取りボルト112を、連結ピン26
の端面に当接させて締込むことにより、スリーブ111
をブラケット18のピン挿通穴18Aから抜取ることが
できる構成としている。このため、油圧ジャッキ等の大
掛かりな抜取り装置を用いることなく、作業者の手作業
によってブラケット18のピン挿通穴18Aからスリー
ブ111を抜取ることにより、連結ピン26の取外し作
業を短時間で行うことができ、その作業性を大幅に向上
することができる。
第7の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、スリ
ーブの外周面に、該スリーブをブラケットのピン穴から
抜取る抜取具を取付けるための雄ねじ部を設けたことに
ある。なお、本実施の形態では、前記第1の実施の形態
と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
よる各スリーブ27,27のうち一方(下側)のスリー
ブ27に代えて適用したスリーブで、該スリーブ121
は、図21に示すように、スリーブ27よりも軸方向寸
法が大きい筒状に形成され、連結ピン26のテーパ面2
6Aに当接する内周側のテーパ面121Aと、周方向に
離間して薄肉側の端部から軸方向中間部まで延びる3個
のスリット121Bと、軸方向の全長に亘って形成され
た他のスリット121Cと、複数の締付片121Dとを
備えている。
ラケット18のピン挿通穴18Aから突出する厚肉側の
部位には、後述の抜取りナット122を螺入するための
雄ねじ部121Eが形成され、この雄ねじ部121Eが
抜取具取付部を構成している。
スリーブ121を有するもので、本実施の形態において
も、スリーブ27の各締付片27D、スリーブ121の
各締付片121Dが、ブラケット18のピン挿通穴18
Aと連結ピン26のテーパ面26Aとの間に楔状に差込
まれることにより、連結ピン26をブラケット18に強
固に固定することができる。
ケット18のピン挿通穴18Aに強固に固定された連結
ピン26をブラケット18から取外す作業について、図
22を参照しつつ説明する。
取外した状態で、スリーブ121の雄ねじ部121E
に、抜取具としての抜取りナット122を螺入し、該抜
取りナット122のうちブラケット18側の端面をブラ
ケット18に当接させた後、スパナ等の工具を用いて抜
取りナット122を徐々に締込んでいく。
ラケット18に当接しているので、抜取りナット122
を締込むことにより、スリーブ121を、ブラケット1
8のピン挿通穴18Aおよび連結ピン26のテーパ面2
6Aからの締付力に抗して矢示A方向へと移動させ、軸
方向に抜取ることができる。
のピン挿通穴18Aから抜取った後には、上述したと同
様に、スリーブ27側に位置する連結ピン26の端面
を、ハンマ等によって下向きに叩くことにより、連結ピ
ン26を容易にブラケット18から抜取ることができ
る。
21の外周面に雄ねじ部121Eを設け、該雄ねじ部1
21Eに螺入した抜取りナット122を、ブラケット1
8の端面に当接させて締込むことにより、スリーブ12
1をブラケット18のピン挿通穴18Aから抜取ること
ができる構成としている。このため、油圧ジャッキ等の
大掛かりな抜取り装置を用いることなく、作業者の手作
業によってブラケット18のピン挿通穴18Aからスリ
ーブ121を抜取ることにより、連結ピン26の取外し
作業を短時間で行うことができ、その作業性を大幅に向
上することができる。
第8の実施の形態を示し、本実施の形態の特徴は、スリ
ーブをブラケットのピン穴から抜取る抜取具を取付ける
ため、スリーブの外周面のうちブラケットのピン穴から
突出した部位に、径方向外向きに突出する突起部を設け
たことにある。なお、本実施の形態では、前記第1の実
施の形態と同一の構成要素には同一の符号を付し、その
説明を省略するものとする。
よる各スリーブ27,27のうち一方(下側)のスリー
ブ27に代えて適用したスリーブで、該スリーブ131
は、図24に示すように、スリーブ27よりも軸方向寸
法が大きい筒状に形成され、連結ピン26のテーパ面2
6Aに当接するテーパ面131Aと、周方向に離間して
スリーブ131の薄肉側の端部から軸方向中間部まで延
びる3個のスリット131Bと、軸方向の全長に亘って
形成された他のスリット131Cと、複数の締付片13
1Dとを備えている。
ラケット18のピン挿通穴18Aから突出する厚肉側の
部位には、径方向外側に突出し後述のスリーブ抜取具1
32を取付けるための突起部としてのフランジ部131
Eが全周に亘って一体に形成され、このフランジ部13
1Eが抜取具取付部を構成している。
スリーブ131を有するもので、本実施の形態において
も、スリーブ27の各締付片27D、スリーブ131の
各締付片131Dが、ブラケット18のピン挿通穴18
Aと連結ピン26のテーパ面26Aとの間に楔状に差込
まれることにより、連結ピン26をブラケット18に強
固に固定することができる。
ケット18のピン挿通穴18Aに強固に固定された連結
ピン26をブラケット18から取外す作業について、図
25を参照しつつ説明する。
取外した状態で、スリーブ131のフランジ部131E
とブラケット18との間に、スリーブ131を軸方向に
抜取るためのスリーブ抜取具132を取付ける。ここ
で、スリーブ抜取具132は、フランジ部131Eを通
過してスリーブ131の外周面に挿嵌(遊嵌)された環
状板133と、該環状板133とフランジ部131Eと
の間に挟込まれ、フランジ部131Eに対して環状板1
33を保持する2枚の半割リング134,134と、環
状板133の後述する各ねじ穴133Bに螺入される複
数のボルト135とにより構成されている。
1Eの外径寸法D4よりも僅かに大径の内径寸法D5
(D5>D4)をもったスリーブ挿通穴133Aを有
し、該スリーブ挿通穴133Aの外周側には周方向に等
しい間隔をもって軸方向に延びる複数(例えば4個)の
ねじ穴133B,133B,…が形成され、これら各ね
じ穴133Bにはボルト135がそれぞれ螺入される構
成となっている。
び図25に示すように、環状板133のスリーブ挿通穴
133Aよりも大径な環状リングを半分に分割した半円
弧状に形成され、スリーブ131の外周面と該スリーブ
131に設けたフランジ部131Eの外周面とに係合す
る段付円弧面134Aを有している。
ーブ131の外周面に環状板133を挿嵌した後、各半
割リング134を径方向外側からフランジ部131Eと
環状板133との間に挟込み、該半割リング134の段
付円弧面134Aをスリーブ131の外周面とフランジ
部131Eの外周面とに係合させる。そして、環状板1
33の各ねじ穴133Bにボルト135をそれぞれ螺入
し、該各ボルト135の先端部をブラケット18の端面
に当接させることにより、各半割リング134によって
環状板133をフランジ部131Eに対して保持した状
態で、スパナ等の工具を用いて、各ボルト135を順番
に少しづつ締込んでいく。
ット18の端面に当接しているので、ボルト135を締
込むことにより、環状板133はブラケット18から離
間する方向(矢示A方向)へと移動し、各半割リング1
34を介してスリーブ131のフランジ部131Eを押
圧する。これにより、スリーブ131を、ブラケット1
8のピン挿通穴18Aおよび連結ピン26のテーパ面2
6Aからの締付力に抗して矢示A方向へと移動させ、軸
方向に抜取ることができる。
のピン挿通穴18Aから抜取った後には、例えばスリー
ブ27側に位置する連結ピン26の端面を、ハンマ等に
よって下向きに叩くことにより、連結ピン26を容易に
ブラケット18から取外すことができる。
31の外周面に径方向外側に突出するフランジ部131
Eを設け、該フランジ部131Eを通過してスリーブ1
31の外周面に挿嵌される環状板133と、該環状板1
33とフランジ部131Eとの間に挟込まれる半割リン
グ134と、環状板133のねじ穴133Bに螺入され
るボルト135とによって構成されたスリーブ抜取具1
32を用いて、ブラケット18のピン挿通穴18Aから
スリーブ131を容易に抜取ることができる。
7,131を介してブラケット18のピン挿通穴18A
に強固に取付けられている場合でも、油圧ジャッキ等の
大掛かりな抜取り装置を用いることなく、作業者の手作
業によってブラケット18のピン挿通穴18Aからスリ
ーブ131を抜取ることにより、連結ピン26の取外し
作業を短時間で行うことができ、その作業性を大幅に向
上することができる。
55をアーム部54の屈曲部54B先端面に平行状態で
配置する構成として述べたが、これに替えて、例えば図
10に示す一点鎖線のようにストッパ部91をアーム部
54の側面部近傍位置に配置する構成としてもよい。
53は、固定ナット35側にアーム部54を設け、この
アーム部54をブラケット18側のストッパ部55に係
合させる構成として述べたが、これに替えて、例えば固
定ナット35の外周径をさらに大きく形成することによ
り、この固定ナットをストッパ部55に直接係合させる
構成としてもよい。
7を、ロアブーム7とアッパブーム8とを連結するピン
結合部に適用するものとして述べたが、本発明はこれに
限らず、例えばリンク13等に設けられる他のピン結合
部に軸受装置を用いる構成としてもよい。また、第2,
第3,第4の実施の形態についても同様に構成してよ
い。
7を上,下方向に配置して用いるものとして述べたが、
これに替えて、軸受装置を左,右方向に配置して、例え
ばアーム10とバケット11との間のピン結合部に用い
る構成としてもよい。また、第2,第3,第4の実施の
形態についても同様に構成してよい。
ット37をシャフト34に対して回転可能な状態で取付
ける構成として述べたが、例えばシャフト34のねじ部
34Aには、締付けナット37の下側に位置して他のナ
ット部材をダブルナットとして設けることにより、締付
けナット37の緩止めを行う構成としてもよい。また、
第2,第3,第4の実施の形態についても同様に構成し
てよい。
個のスリーブ27,101のうち一方のスリーブ101
にのみ、抜取具取付部としての環状溝101Eを設けた
場合を例に挙げたが、本発明はこれに限るものではな
く、例えば各スリーブ27,101の両方に抜取具取付
部を設ける構成としてもよい。このことは、第6,第
7,第8の実施の形態についても同様である。
結ピン26の取外し作業を行うときに、スリーブ101
に環状板103、止め輪104等を取付ける場合を例に
挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、これら環
状板103、止め輪104等を予めスリーブ101に取
付けておいてもよい。
リーブ131の外周面に突起部としての環状のフランジ
部131Eを設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれ
に限らず、例えばスリーブ131の外周面に周方向に一
定の間隔をもって複数の突起部を設ける構成としてもよ
い。
て油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限らず、油圧クレーン等の他の建設機械にも広く適用
できるものである。
れば、スリーブをブラケットのピン穴と連結ピンのテー
パ面との間に締付けるための締付け手段は、連結ピンの
内部に遊嵌して設けられたシャフトと、該シャフトの軸
方向の一端側に設けられた当接部材と、シャフトの軸方
向の他端側に設けられ該当接部材との間で各スリーブに
対して軸方向の締付け力を付与するナット部材と、シャ
フトをブラケットに対して廻止め状態に保持する廻止め
部材とによって構成としている。
部材を締付けるときには、廻止め部材によりシャフトが
ナット部材と一緒に共廻りする事態を防止でき、該ナッ
ト部材を所定の締付けトルクをもって容易に締付けるこ
とが、このような締付け時の作業性を向上することがで
きる。そして、スリーブによりブラケットのピン穴と連
結ピンとの間のがた付きをなくし、ブラケットとボスと
を円滑に相対回動させることができると共に、ブラケッ
トと連結ピンとの間で生じる摩耗をなくして、これらの
耐久性、寿命等を高めることができる。
スリーブおよび締付け手段を互いにサブアッセンブリし
た状態で、ブラケットとボスに組付けることができ、従
来技術で述べたように連結ピン、スリーブおよび締付け
機構等を別々に組付ける手間を省くことができ、組立時
の作業性等を向上することができる。
接部材との間、およびスリーブとナット部材との間には
環状プレートをそれぞれ設け、これらの環状プレートの
内周側にシャフトの両端側を挿嵌すると共に、この環状
プレートに設けた位置決め突起により環状プレートを連
結ピンと同軸上に位置決めする構成としたから、シャフ
トを環状プレートと共に連結ピンと同軸上に配置するこ
とができる。これによりナット部材の締付け力を両方の
スリーブに対して均等に伝えることができ、連結ピンの
両端側をスリーブによりブラケットのピン穴に対して廻
止め状態で安定して取付けることができ、装置の信頼性
等を高めることができる。
は、固定部材側に固着されたアーム部の先端側を、ブラ
ケット側に固着したストッパ部に係合させる構成とした
から、これらのアーム部とストッパ部の2部材によって
廻止め部材を容易に構成することができる。
シャフトに螺合した状態でこのシャフトに溶接された固
定ナットにより構成したから、この当接部材を従来技術
で述べたようにわざわざマッシュルーム型に加工する手
間を省くことができ、全体の加工コストの低減等を図る
ことができる。しかも、シャフトには固定ナットを抜止
め状態に保持するための抜止め具を設けたから、例えシ
ャフトと固定ナットとの間の溶接部の強度が低下して固
定ナットに緩みが生じたとしても、抜止め具により固定
ナットの脱落防止を図ることができ、装置の信頼性等を
さらに高めることができる。
は、一端側にボルト頭を有し他端側にナット部材が螺合
して取付けられたボルトにより構成し、当接部材はボル
ト頭により構成したから、シャフトと当接部材を1個の
ボルトによって構成することができ、装置全体の部品点
数の削減等を図ることができる。
は、シャフトに螺合してスリーブ側に締付けられる締付
けナットにより構成し、シャフトには該締付けナットを
抜止め状態に保持するための抜止め具を設ける構成とし
たから、締付けナットによる締付け力により、スリーブ
を連結ピンのテーパ面とブラケットのピン穴に対して安
定して締結することができると共に、例えナットに緩み
が生じたとしても抜止め具により締付けナットの脱落防
止を図ることができ、これによっても装置の信頼性等を
高めることができる。
上,下方向に沿って配置することにより、ボスを連結ピ
ンを介して各ブラケットに対し左,右方向に回動可能に
連結すると共に、当接部材はシャフトの上端側に取付
け、ナット部材はシャフトの下端側に取付ける構成とし
たから、ナット部材の締付け時には、このナット部材を
比較的低い位置で容易に締付けることができ、作業性を
向上することができる。
装置を側溝掘り仕様の油圧ショベルに装備されるロアブ
ームとアッパブームとの間のピン結合部に用いる構成と
した場合でも、ナット部材を比較的低い位置で容易に締
付けることができ、請求項7の発明とほぼ同様の効果を
得ることができる。
装置を側溝掘り仕様の油圧ショベルに装備されるアッパ
ブームとアームステーとの間のピン結合部に用いる構成
とした場合でも、ナット部材を比較的低い位置で容易に
締付けることができ、請求項7の発明とほぼ同様の効果
を得ることができる。
レートのうち上側に位置する環状プレートを、ブラケッ
トのピン穴よりも大きい外径をもって形成し、下側に位
置する環状プレートをブラケットのピン穴より小さい外
径をもって形成したから、当該軸受装置の組立時には、
予めスリーブと締付け手段とを連結ピンに組付けてお
き、この状態で連結ピンを上側のブラケットのピン穴側
から挿通することにより、下側の環状プレートをブラケ
ットに干渉させることなく、連結ピンを容易に挿通する
ことができ、このような挿通作業を容易に行うことがで
きる。また、ナット部材に例え緩みが生じたとしても、
この場合には上側の環状プレートが上側のブラケットの
端面に当接することにより、連結ピンの落下防止等を図
ることができる。
のうち少なくとも一方のスリーブには、ブラケットのピ
ン穴から前記一方のスリーブを抜取る抜取具を取付ける
ための抜取具取付部を設ける構成としたから、抜取具取
付部に取付けた抜取具を用いて一方のスリーブをブラケ
ットのピン穴から抜取ることにより、連結ピンをブラケ
ットから容易に取外すことができる。
部をスリーブの外周面のうちブラケットのピン穴から突
出する部位に凹設された環状溝により構成し、抜取具
を、スリーブの外周面に挿嵌され周方向に離間して軸方
向にねじ穴が形成された環状部材と、スリーブの環状溝
に嵌着され環状部材を抜止めする止め輪と、環状部材の
各ねじ穴に螺入されるボルトとにより構成したから、ス
リーブの外周面に環状部材を挿嵌し、スリーブの環状溝
に止め輪を嵌着した後、環状部材のねじ穴にボルトを締
込むだけで、スリーブを環状部材および止め輪を介して
ブラケットのピン穴から離間する方向に移動させ、ブラ
ケットのピン穴から抜取ることができる。このため、例
えば油圧ジャッキ等の大掛かりな抜取り装置を用いるこ
となく、作業者の手作業によって連結ピンをブラケット
から容易に取外すことができる。
部をスリーブの内周面に形成された雌ねじ部により構成
し、抜取具をスリーブの雌ねじ部に螺入され連結ピンの
端面に当接するボルトにより構成したから、スリーブの
雌ねじ部にボルトを螺入して連結ピンの端面に当接させ
た後、該ボルトを締込むだけで、スリーブをブラケット
のピン穴から抜取ることができる。このため、作業者の
手作業によって連結ピンをブラケットから容易に取外す
ことができる。
部を、スリーブの外周面のうちブラケットのピン穴から
突出する部位に形成された雄ねじ部により構成し、抜取
具をスリーブの雄ねじ部に螺入されブラケットに当接す
るナットにより構成したから、スリーブの雄ねじ部にナ
ットを螺入してブラケットに当接させた後、該ナットを
締込むだけで、スリーブをブラケットのピン穴から抜取
ることができ、連結ピンを容易にブラケットから取外す
ことができる。
付部をスリーブの外周面のうちブラケットのピン穴から
突出する部位に径方向外向きに設けられた突起部により
構成し、抜取具を、突起部を通過してスリーブの外周面
に挿嵌され周方向に離間して軸方向にねじ穴が形成され
た環状部材と、該環状部材と突起部との間に設けられ突
起部に対して環状部材を保持する半割環状部材と、環状
部材の各ねじ穴に螺入されブラケットに当接するボルト
とにより構成したから、スリーブの外周面に環状部材を
挿嵌し、スリーブの突起部と環状部材との間に半割環状
部材を挟込んだ後、環状部材のねじ穴にボルトを締込む
だけで、スリーブを環状部材および半割環状部材を介し
てブラケットのピン穴から離間する方向に移動させ、ブ
ラケットのピン穴から抜取ることができる。
ョベルを示す正面図である。
断面図である。
材等を拡大して示す要部縦断面図である。
して示す要部縦断面図である。
らみた平面図である。
る。
等を分解して示す分解図である。
等を組立て状態で示す縦断面図である。
リーブ、固定ナットおよび廻止め部材等を拡大して示す
要部縦断面図である。
からみた平面図である。
縦断面図である。
を、図1中の矢示XII −XII 方向からみた状態で示す縦
断面図である。
縦断面図である。
拡大して示す要部縦断面図である。
体で示す拡大斜視図である。
ーブに環状板、止め輪等を取付けた状態を示す要部縦断
面図である。
よび締付けナット等を拡大して示す要部縦断面図であ
る。
体で示す拡大斜視図である。
ーブに抜取りボルトを取付けた状態を示す要部縦断面図
である。
よび締付けナット等を拡大して示す要部縦断面図であ
る。
体で示す拡大斜視図である。
ーブに抜取りナットを取付けた状態を示す要部縦断面図
である。
よび締付けナット等を拡大して示す要部縦断面図であ
る。
割リングを示す拡大斜視図である。
ーブに環状板、環状リング等を取付けた状態を示す要部
縦断面図である。
A,121A,131Aテーパ面 27,76,101,111,121,131 スリー
ブ 31,51,61,81 締付け機構 32,33,52,82,83 ワッシャ(環状プレー
ト) 32B,33B,52B,82B,83B 位置決め突
起 34,84 シャフト 35,85 固定ナット(当接部材) 36,38 割りピン(抜止め具) 37,86 締付けナット(ナット部材) 39,53,87 廻止め部材 40,54,88 アーム部 41,89 係合ボルト(ストッパ部) 55,91 ストッパ部 62 ボルト 62B ボルト頭 101E 環状溝(抜取具取付部) 102 スリーブ抜取具(抜取具) 103 環状板(環状部材) 104 止め輪 105 ボルト 111E 雌ねじ部(抜取具取付部) 112 抜取りボルト(抜取具) 121E 雄ねじ部(抜取具取付部) 122 抜取りナット(抜取具) 131E フランジ部(抜取具取付部) 132 スリーブ抜取具(抜取具) 133 環状板(環状部材) 134 半割リング(半割環状部材) 135 ボルト
Claims (15)
- 【請求項1】 軸方向に離間して設けられた一対のブラ
ケットと、該一対のブラケット間に配設されるボスと、
該ボス内に設けられたブッシュと、軸方向の両端側に端
面に向けて縮径するテーパ面が形成された中空の軸体か
らなり、該ブッシュの内周側に摺動可能に挿嵌されると
共に両端側のテーパ面が前記ブラケットのピン穴に挿通
された連結ピンと、内周面に該連結ピンのテーパ面に当
接するテーパ面が形成された筒状体からなり、該連結ピ
ンのテーパ面外周側に位置して前記ブラケットのピン穴
との間に嵌入して設けられた一対のスリーブと、該各ス
リーブをそれぞれ前記ブラケットのピン穴と前記連結ピ
ンのテーパ面との間に締付けるための締付け手段とを備
えてなる軸受装置において、 前記締付け手段は、前記連結ピンの内周側に遊嵌され両
端側が前記連結ピンから軸方向に突出したシャフトと、
該シャフトの軸方向の一端側に固定的に設けられて前記
スリーブの端面に当接する当接部材と、前記シャフトの
軸方向の他端側に設けられ該当接部材との間で前記各ス
リーブに対して軸方向の締付け力を付与するナット部材
と、前記シャフトをブラケットに対して廻止め状態に保
持する廻止め部材とによって構成したことを特徴とする
軸受装置。 - 【請求項2】 前記締付け手段は、前記スリーブと当接
部材との間に設けられ内周側に前記シャフトの軸方向の
一端側が挿嵌される一方側の環状プレートと、前記スリ
ーブとナット部材との間に設けられ内周側に前記シャフ
トの他端側が挿嵌される他方側の環状プレートとを備
え、前記各環状プレートには前記スリーブとの当接面側
に位置して前記環状プレートを前記連結ピンと同軸上に
位置決めする位置決め突起を形成してなる請求項1に記
載の軸受装置。 - 【請求項3】 前記廻止め部材は、基端側が前記当接部
材に固着されて先端側が径方向に延びたアーム部と、前
記ブラケット側に固着して設けられ該アーム部の先端側
に係合することによって前記シャフトの回転を規制する
ストッパ部とによって構成してなる請求項1または2に
記載の軸受装置。 - 【請求項4】 前記当接部材は、前記シャフトに螺合し
た状態で前記シャフトに溶接された固定ナットにより構
成し、前記シャフトには該固定ナットを抜止め状態に保
持するための抜止め具を設けてなる請求項1,2または
3に記載の軸受装置。 - 【請求項5】 前記シャフトは、軸方向の一端側にボル
ト頭を有すると共に軸方向の他端側に前記ナット部材が
螺合して取付けられるボルトによって構成し、前記当接
部材は前記ボルト頭により構成してなる請求項1,2ま
たは3に記載の軸受装置。 - 【請求項6】 前記ナット部材は、前記シャフトに螺合
して前記スリーブ側に締付けられる締付けナットにより
構成し、前記シャフトには該締付けナットを抜止め状態
に保持するための抜止め具を設けてなる請求項1,2,
3,4または5に記載の軸受装置。 - 【請求項7】 前記一対のブラケットを上,下に配置
し、前記連結ピンは前記ボスをブラケットに対して左,
右方向に回動可能に連結する構成とし、前記当接部材は
シャフトの上端側に取付けると共に前記ナット部材はシ
ャフトの下端側に取付ける構成としてなる請求項1,
2,3,4,5または6に記載の軸受装置。 - 【請求項8】 側溝掘り仕様の油圧ショベルに装備され
るロアブームとアッパブームとの間のピン結合部に用い
てなる請求項7に記載の軸受装置。 - 【請求項9】 側溝掘り仕様の油圧ショベルに装備され
るアッパブームとアームステーとの間のピン結合部に用
いてなる請求項7に記載の軸受装置。 - 【請求項10】 前記各環状プレートのうち上側に位置
する環状プレートは前記ブラケットのピン穴よりも大き
い外径をもって形成し、下側に位置する環状プレートは
前記ブラケットのピン穴より小さい外径をもって形成し
てなる請求項7,8または9に記載の軸受装置。 - 【請求項11】 前記各スリーブのうち少なくとも一方
のスリーブには、前記締付け手段を取外した状態で前記
ブラケットのピン穴から前記一方のスリーブを抜取る抜
取具を取付けるための抜取具取付部を設ける構成として
なる請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9または
10に記載の軸受装置。 - 【請求項12】 前記抜取具取付部は前記スリーブの外
周面のうち前記ブラケットのピン穴から突出する部位に
凹設された環状溝により構成し、 前記抜取具は、前記スリーブの外周面に挿嵌され周方向
に離間して軸方向に複数のねじ穴が形成された環状部材
と、該環状部材を前記スリーブに挿嵌した状態で前記環
状部材を抜止めするために前記スリーブの環状溝に嵌着
される止め輪と、前記環状部材の各ねじ穴に螺入され前
記ブラケットに当接することにより前記環状部材および
止め輪を介して前記スリーブをブラケットのピン穴から
離間する方向に移動させるボルトとにより構成してなる
請求項11に記載の軸受装置。 - 【請求項13】 前記抜取具取付部は前記スリーブの内
周面に形成された雌ねじ部により構成し、 前記抜取具は、前記スリーブの雌ねじ部に螺入され前記
連結ピンの端面に当接することにより前記スリーブを前
記ブラケットのピン穴から離間する方向に移動させるボ
ルトにより構成してなる請求項11に記載の軸受装置。 - 【請求項14】 前記抜取具取付部は前記スリーブの外
周面のうち前記ブラケットのピン穴から突出する部位に
形成された雄ねじ部により構成し、 前記抜取具は、前記スリーブの雄ねじ部に螺入され前記
ブラケットに当接することにより前記スリーブを前記ブ
ラケットのピン穴から離間する方向に移動させるナット
により構成してなる請求項11に記載の軸受装置。 - 【請求項15】 前記抜取具取付部は前記スリーブの外
周面のうち前記ブラケットのピン穴から突出する部位に
径方向外向きに設けられた突起部により構成し、 前記抜取具は、前記突起部を通過して前記スリーブの外
周面に挿嵌され周方向に離間して軸方向に複数のねじ穴
が形成された環状部材と、該環状部材と前記突起部との
間に設けられ前記突起部に対して環状部材を保持する半
割環状部材と、前記環状部材の各ねじ穴に螺入され前記
ブラケットに当接することにより前記環状部材、半割環
状部材および突起部を介して前記スリーブをブラケット
のピン穴から離間する方向に移動させるボルトとにより
構成してなる請求項11に記載の軸受装置。
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JP (1) | JP3660530B2 (ja) |
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