JP2000232850A - 冷菓の注出装置 - Google Patents

冷菓の注出装置

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JP2000232850A
JP2000232850A JP11034328A JP3432899A JP2000232850A JP 2000232850 A JP2000232850 A JP 2000232850A JP 11034328 A JP11034328 A JP 11034328A JP 3432899 A JP3432899 A JP 3432899A JP 2000232850 A JP2000232850 A JP 2000232850A
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Japan
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door
ice cream
stopper pin
pouring
base
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JP11034328A
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Hironori Chikaraishi
宏則 力石
Michiharu Ishihara
道治 石原
Shinji Nozu
慎次 野津
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受け皿から床面に冷菓等が垂れることを防止
し、また装置の安定化を図る。 【解決手段】 冷凍庫1の下面に機械室2が設けられ、
機械室2の前面は容器の受け皿29よりも少し前方まで
張り出して形成されている。受け皿29から垂れ落ちた
アイスクリームAや水滴が機械室2の張り出した上面2
Aやカバー31で受けられ、床を汚すことが防止され
る。受け皿29の下方はデッドスペースとなっているか
ら、設置スペースは拡大されない。ディスペンサが安定
した状態で設置され、注出時にコック23を開放操作し
たり、パックBの交換に当たって断熱扉6開放して前倒
れ方向の力が作用した場合にも、前倒れすることが確実
に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイスクリームや
ヨーグルト等の冷菓を注出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来アイスクリームディスペンサとして
図11に示すようなものが知られている。このものは、
全体としては冷凍庫100の下面に機械室101が設け
られた構造であって、冷凍庫100内には機械室101
内の冷凍装置と接続された冷却器102が配設されてい
るとともに、前面に設けられた扉103の裏面に注出シ
リンダ104が縦向きに取り付けられている。この注出
シリンダ104は、ピストン105の上面側にアイスク
リームのパックBが収納される一方、ピストン105の
下面側に作動流体としてタンク106内に貯留されたブ
ライン(不凍液)Xがポンプ107により給排可能とさ
れている。また、扉103の表面の上部にはコック10
8付きの注出部109が設けられてパックBと接続さ
れ、下部には容器111を置く受け皿110が設けられ
ている。そしてアイスクリームを注出するには、受け皿
110の上に容器111を置いた後、コック108を開
けつつ注出スイッチを操作すると、ポンプ107により
ブラインXが注出シリンダ104側に供給されること
で、ピストン105が加圧上昇してパックBが圧縮さ
れ、アイスクリームが注出部109から容器111に注
出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなデ
ィスペンサでは、注出部109の口からアイスクリーム
が垂れ落ちたり、注出部109の外面に結露した水滴が
垂れることは往々に生ずるところである。これらは一応
受け皿110で受けられる構造とはなっているが、量が
多い等で受け切れなかった場合は、そのまま床に滴下し
て床を汚してしまう結果となっていた。
【0004】また別の問題として、注出時にはコック1
08を下げる操作を行うのであるが、それに伴い背の高
いディスペンサの上部を手前側に引っ張るような力が作
用するため、操作力が大きいような場合にはディスペン
サが手前に倒れるおそれがある。また、パックB内のア
イスクリームを使い切ったら新たなパックBと交換する
必要があり、その場合は、扉103を開けることに伴っ
て注出シリンダ104を庫外へ出してパックBを交換す
るのであるが、注出シリンダ104ともども比較的重量
の大きい扉103が前方へ突出した状態となるので、こ
の場合も前倒れ方向に力が作用しやすい。したがって、
前倒れを防止するために格別の手段を施さねばならない
場合があった。本発明は上記のような不具合を除去すべ
く完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基台
の上面に、冷菓を収容した注出用機器を内部に装備した
冷却貯蔵庫が設けられ、この冷却貯蔵庫の前面の上部
に、前記注出用機器の吐出側と接続された注出部を設け
る一方、下部に容器を載置する受け皿を設け、前記注出
用機器を駆動しつつ前記注出部を開放操作することによ
り、受け皿上の容器に冷菓を注出するようにした冷菓の
注出装置において、前記基台が、その前面を前記受け皿
の突出端付近にまで張り出した形状に形成されている構
成としたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記冷却貯蔵庫の前面には扉が縦軸回りの揺
動開閉可能に設けられ、この扉の裏面に前記注出用機器
が取り付けられている一方、表面に前記注出部と受け皿
とが設けられているところに特徴を有する。請求項3の
発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記基台にお
ける張り出し部分の上面に、前記扉の下縁側を揺動可能
に支持するヒンジ部が設けられているところに特徴を有
する。
【0007】請求項4の発明は、請求項3に記載のもの
において、前記扉の下縁における揺動軸と偏心した位置
にはストッパピンが設けられる一方、前記基台の張り出
した上面には、前記ストッパピンが嵌入可能でその揺動
軌跡に沿ったガイド溝が形成され、このガイド溝の一端
に前記ストッパピンが当たることで前記扉の開放角度が
規制される構成となっている構成となっているところに
特徴を有する。請求項5の発明は、請求項4に記載のも
のにおいて、前記ストッパピンは、前記ガイド溝に沿っ
た方向の前後に位置を調節して取り付け可能となってい
るところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>受け皿の下
方はいわばデッドスペースとなっているから、基台の前
面を受け皿の突出端付近まで張り出したとしても、設置
スペースが拡大されることにはならない。そして、基台
の前面が受け皿の下方に張り出していることで、受け皿
から垂れ落ちた冷菓や水滴が基台の上面で受けられ、床
を汚すことが防止される。また、基台の平面積が増える
から、同じ容量を得るのに基台の高さを低くでき、ひい
ては装置全体を背の低いものにまとめることができる。
さらに、装置の下部側を構成する基台が冷却貯蔵庫より
も平面積の大きい形状とされることで、装置を安定して
設置することができる。
【0009】<請求項2の発明>扉を開放することに伴
い注出用機器が庫外に出されるため、冷菓の補充等がし
やすくなる。扉並びに注出用機器が前方に突出して前倒
れ方向に力が作用するが、基台が平面積が大きい形状と
されていることで、前倒れに抗する安定性が得られる。 <請求項3の発明>基台の張り出した上面にヒンジ部を
設けたことで構造が簡単となり、また断熱扉の下端を基
台の上面に近接させることができて外観にも優れたもの
となる。
【0010】<請求項4の発明>扉を開放することに伴
いストッパピンがガイド溝に沿って移動し、ガイド溝の
一端に当接することでそれ以上の開放が規制される。簡
単な構造でもって扉の開放角度を規制できる。 <請求項5の発明>ストッパピンが開放時の軌跡上にお
ける前方位置に配されていれば、小さな開放角度でスト
ッパピンがガイド溝の一端に当接し、逆に相対的に後方
位置に配されていれば、大きな角度開放して初めてスト
ッパピンがガイド溝の一端に当接する。ストッパピンの
取付位置を前後に調節するだけで扉の開放規制角度を任
意に設定できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をアイスクリームデ
ィスペンサに適用した実施形態を添付図面に基づいて説
明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
8によって説明する。この実施形態のディスペンサは、
図1及び図2に示すように、冷凍庫1の下面側に機械室
2を配設した構造となっており、機械室2の底面の四隅
に配された脚3で支持されている。冷凍庫1は前面の開
口された断熱箱体によって形成され、内部が冷凍室5と
なっており、前面の開口には、断熱扉6が、正面から見
た右側の側縁を中心として揺動開閉可能に支持されてい
る。断熱扉6の支持構造については後述する。
【0012】断熱扉6の裏面側には、取付具11を介し
て注出シリンダ12が縦向きに取り付けられている。こ
の注出シリンダ12内にはピストン13が緊密にかつ摺
動自由に嵌装され、作動流体がブライン(不凍液)Xと
なっている。注出シリンダ12におけるピストン13の
上面側にはパック収容室16が、下面側にはブラインX
が給排される圧力室17がそれぞれ形成されている。注
出シリンダ12の断熱扉6と対応する壁面には、上縁か
ら縦向きのU溝18が切られており、パック収容室16
内には、アイスクリームAの封入された伸縮性を有する
パックBが、その取出口CをU溝18に嵌めつつ収納可
能とされている。パック収容室16の上面開口には、蓋
19が着脱可能に被着されている。
【0013】断熱扉6の上端寄りの位置には注出管21
が水平方向の貫通状に設けられ、その内方の端部がパッ
クBの取出口Cと接続されているとともに、外方の突出
端には注出部22が形成され、コック23の操作により
弁体24を介して注出口20が開閉されるようになって
いる。断熱扉6の表面の上端部には操作パネル28が設
けられており、この操作パネル28には、詳しくは説明
しないが、コック23の上げ下げの操作に応じてオンオ
フされる注出スイッチや、ピストン下降スイッチ等が装
備されている。また断熱扉6の表面における注出部22
の下方位置には、アイスクリームAを入れる容器30を
載せる受け皿29が前方に突出して設けられている。
【0014】機械室2は、その前面が、上記した受け皿
29の突出端よりも少し前方に張り出すようにして形成
されており、その前面にはカバー31が被着されている
とともに、底面の四隅に上記のように脚3が設けられて
いる。機械室2内の正面から見た右側には、図3に示す
ように、前面側から順次に、冷凍装置33を構成する凝
縮器34、凝縮器ファン35及び圧縮機36が設置され
ている。また左側には、電装箱37と、可逆のポンプ2
7とが前後に設置されている。
【0015】そして冷凍室5の天井部分には、機械室2
に設けられた冷凍装置33と接続された冷却器8と、庫
内ファン9とが装備されており、冷凍室5の奥面に設け
られたダクト10を介して吸引された庫内空気が、冷却
器8を通過する間に熱交換されて冷気が生成され、その
冷気が庫内ファン9によって冷凍室5内に循環供給され
るようになっている。これにより冷凍室5内は、アイス
クリームAが注出可能な状態を維持しつつ冷却保存され
るような冷却温度に維持されるようになっている。
【0016】また、冷凍室5内の奥側の底面上にはブラ
インXを貯留するタンク25が設置されており、このタ
ンク25と注出シリンダ12における圧力室17の底面
との間がブライン流路26で接続され、その途中に上記
したポンプ27が介設されている。したがってポンプ2
7が正方向に駆動されると、図2の実線の矢線に示すよ
うに、タンク25内のブラインXが圧力室17内に供給
され、一方ポンプ27が逆方向に駆動されると、同図の
破線の矢線に示すように、圧力室17内のブラインXが
吸引されてタンク25側に戻されるようになっている。
【0017】断熱扉6は、上記のように冷凍庫1の開口
39の右側の側縁を中心に揺動開閉可能に支持されてお
り、その支持構造は以下のようである。上部側では、図
4に示すように、冷凍庫1の天面の右隅に突設されたプ
レート41に下向きのヒンジピン42が設けられ、断熱
扉6の上縁の右端にヒンジピン42が嵌まる軸受孔43
が開口されている。一方、下部側では、図5にも示すよ
うに、断熱扉6の下縁の右端に、下向きのヒンジピン4
5が上記の軸受孔43と同軸に設けられているととも
に、機械室2における張り出した上面2Aの右側の奥方
位置に、ヒンジピン45が嵌まる軸受孔46が開口され
ている。詳細には、図6に示すように、鍔47付きのヒ
ンジピン45が後端の雄ネジ部48を断熱扉6のネジ孔
49にねじ込んで固着され、鍔47の下面にカラー50
を挟んでヒンジピン45が軸受孔46に嵌合されてい
る。
【0018】また、断熱扉6におけるヒンジピン45の
突設位置から左方向に入った位置には、図5に示すよう
にストッパピン52が突設されているとともに、機械室
2の張り出した上面2Aには、軸受孔46の前方から左
側方に亘るようにして1/4円形のガイド溝53が形成
されている。そして、断熱扉6が閉じられた状態では、
図7(A)に示すように、ストッパピン52がガイド溝
53の後端53A側に嵌まっており、断熱扉6が90度
開放されると、同図(B)に示すように、ストッパピン
52がガイド溝53の前端53Bに当接し、断熱扉6の
それ以上の開放が規制されるようになっている。
【0019】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。アイスクリームAを注出す
るには、容器30を受け皿29上に載せたのち、コック
23の操作により注出口20を開くと、それに伴い注出
スイッチがオンされ、ポンプ27が正方向に駆動され
る。これによりタンク25内のブラインXが汲み上げら
れて注出シリンダ12の圧力室17内に供給されて加圧
され、ピストン13が上昇してパックBが圧縮されるこ
とで、アイスクリームAが注出口20から容器30内に
注出される。適量が注出されたら、コック23を閉鎖方
向に操作すると、ポンプ27が停止して注出が終了し、
続いて注出口20も閉じられる。以上の繰り返しによ
り、アイスクリームAが順次に注出される。
【0020】この間、注出口20からアイスクリームA
が垂れ落ちたり、あるいは注出部22に結露した水滴が
垂れる場合があり、それらは受け皿29で受けられる。
仮にそれらが受け皿29から溢れたとしても、受け皿2
9の下面には機械室2の前端側が張り出して来ているか
ら、溢れたアイスクリームAや水滴は機械室2の張り出
した上面2Aやカバー31で受けられ、床まで落下する
ことはない。また、注出を行うに際して、コック23を
開放操作するごとに、前倒れする方向の力が作用する
が、機械室2の前端側が張り出していることで安定し、
前倒れすることが防止される。
【0021】注出が進んでパックB内のアイスクリーム
Aを使い切ったら、パックBを新たなものと交換するこ
とが行われる。その場合は、図8に示すように、断熱扉
6を開いてそれに伴い注出シリンダ12を庫外に出す。
断熱扉6は、上記のようにストッパピン52がガイド溝
53の前端53Bに当接することで90度の開放姿勢に
保持される。続いて、操作パネル28に装備されたピス
トン下降スイッチをオン操作すると、ポンプ27が逆転
駆動され、注出シリンダ12の圧力室17内のブライン
Xが吸引されてタンク25側に戻され、圧力室17内が
負圧に傾くことでピストン13が下降し、パック収容室
16が次第に広げられる。ピストン13が下端位置に達
したら、ポンプ27の逆転が停止される。そうしたら、
蓋19を外して使用済みのパックBを取り出し、新たな
パックBと交換すればよい。このパック交換の間、比較
的重量の大きい断熱扉6並びに注出シリンダ12が前方
に突出した状態となって前倒れ方向に力が作用するが、
上記のように機械室2の前端側が張り出していることで
安定し、同様に前倒れすることが防止される。
【0022】以上説明したように本第1実施形態によれ
ば、以下のような数々の利点を得ることができる。機械
室2の前面が受け皿29の突出端を少し越えた位置まで
張り出して形成されているから、受け皿29から垂れ落
ちたアイスクリームAや水滴が機械室2の張り出した上
面2Aやカバー31で受けられ、床を汚すことが防止さ
れる。しかも、受け皿29の下方はいわばデッドスペー
スとなっているから、機械室2の前面を張り出したとし
ても、設置スペースが拡大されることにはならない。
【0023】また、図12の従来例のように、機械室1
01の奥行き寸法が小さいと、特に電装箱37を収納す
る場合に縦向きにしか収納できず、そのため機械室10
1の高さを大きく設定する必要があって、ディスペンサ
全体の背が高くなってしまう。なお、ポンプ107以外
は第1実施形態と同一符号が付されている。その点この
実施形態では、機械室2の前面を張り出した分奥行き寸
法が大きくなるから、図3に示したように電装箱37を
奥行き方向に寝かせて収納することが可能となる。した
がって電装箱37を寝かせて収納できる分機械室2の高
さを低くでき、もってディスペンサ全体の背を低く抑え
ることができる。さらに、ディスペンサの下部にある機
械室2を前面に張り出した形状としたことにより、ディ
スペンサが安定した状態で設置され、注出時にコック2
3を開放操作したり、パックBの交換に当たって断熱扉
6を開放して前倒れ方向の力が作用した場合にも、前倒
れすることが確実に防止される。
【0024】また、断熱扉6の下縁側を支持するのに、
機械室2の張り出した上面2Aを利用したから、下部ヒ
ンジ用のプレートを設けることが不要にでき、コスト低
減に寄与することができる。また、プレートの取付スペ
ースを設けることが不要であるから、断熱扉6の下縁を
機械室2の上面2Aに近くでき、詳細にはカラー50の
厚み分のみを開けて接近させることができ、見栄えも良
くなる。さらに、断熱扉6に突設したストッパピン52
を機械室2の張り出した上面2Aのガイド溝53の前端
53Bに当接するといった簡単な構造でもって、断熱扉
6の開放角度の規制を行うことができる。
【0025】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図9及び図10によって説明する。この第2実施
形態では、断熱扉6の開放角度規制を90度と120度
の2つに切り替えて設定し得るようになっている。その
ため、機械室2の張り出した上面2Aに形成されたガイ
ド溝55は、軸受孔46の前方から左側方のさらに奥方
にわたる120度の範囲の円弧形に形成されている。一
方、断熱扉6に設けられるストッパピン52は、図9
(A)に示すように、ヒンジピン45の左側方に対応す
る第1位置と、図10(A)に示すように、第1位置か
らさらに30度奥方に回り込んだ第2位置とで選択的に
取り付け可能となっている。
【0026】したがって、ストッパピン52が図9に示
す第1位置に取り付けられた場合は、断熱扉6が閉じら
れた状態では、同図(A)のように、ストッパピン52
がガイド溝55の後端55Aよりも手前の位置55Cに
嵌まっており、断熱扉6は90度開放されたところで、
同図(B)のようにストッパピン52がガイド溝55の
前端55Bに当接して、それ以上開放されることが規制
される。一方、ストッパピン52が図10に示す第2位
置に取り付けられた場合は、断熱扉6が閉じられた状態
では、同図(A)のように、ストッパピン52がガイド
溝55の後端55Aに嵌まっており、断熱扉6は120
度開放されたところで、同図(B)のようにストッパピ
ン52がガイド溝55の前端55Bに当接して、開放が
規制される。
【0027】すなわち、ストッパピン52の取付位置を
第1位置と第2位置とで選択的に変えることによって、
断熱扉6の開放角度を90度と120度に分けて使用す
ることができる。なお、ストッパピン52の取付位置を
その揺動経路に沿った前後に3カ所以上に設定すれば、
断熱扉6の開放規制角度を同数だけ設定することができ
る。
【0028】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、冷凍庫の下面に機械室の配さ
れた場合を例示したが、機械室に代わって例えば付属部
品等の収納室の設けられたもの等、要は基台上に冷凍庫
(冷却貯蔵庫)の配されたもの全般に本発明は適用する
ことが可能である。 (2)上記実施形態に言うアイスクリームとは、ソフト
アイスクリームとハードアイスクリームの両方を含んで
おり、また本発明は、ヨーグルトやシャーベット等の他
の冷菓の注出装置全般に広く適用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の側面図
【図2】 その断面図
【図3】 機械室内の配置構造を示す概略平面図
【図4】 断熱扉の取付構造を示す分解斜視図
【図5】 下側のヒンジ部分の分解斜視図
【図6】 その断面図
【図7】 断熱扉の開放角度の規制構造を示す概略平面
【図8】 断熱扉を開いた状態の側面図
【図9】 第2実施形態に係る断熱扉を90度に開放規
制する場合を示す概略平面図
【図10】 その120度に開放規制する場合を示す概
略平面図
【図11】 従来例の断面図
【図12】 (A)は従来例の機械室内の配置構造を示
す概略平面図、(B)は概略正面図
【符号の説明】
A…アイスクリーム B…パック X…ブライン 1…
冷凍庫 2…機械室 2A…(機械室2の張り出した)上面 6…断熱扉 1
2…注出シリンダ 20…注出口 22…注出部 23
…コック 27…(可逆)ポンプ 29…受け皿 30…容器 31…カバー 33…冷凍装置 37…電
装箱 45…ヒンジピン 46…軸受孔 52…ストッ
パピン 53…ガイド溝 55…ガイド溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野津 慎次 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内 Fターム(参考) 4B014 GB18 GB22 GT08 GU08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の上面に、冷菓を収容した注出用機
    器を内部に装備した冷却貯蔵庫が設けられ、この冷却貯
    蔵庫の前面の上部に、前記注出用機器の吐出側と接続さ
    れた注出部を設ける一方、下部に容器を載置する受け皿
    を設け、前記注出用機器を駆動しつつ前記注出部を開放
    操作することにより、受け皿上の容器に冷菓を注出する
    ようにした冷菓の注出装置において、 前記基台が、その前面を前記受け皿の突出端付近にまで
    張り出した形状に形成されていることを特徴とする冷菓
    の注出装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却貯蔵庫の前面には扉が縦軸回り
    の揺動開閉可能に設けられ、この扉の裏面に前記注出用
    機器が取り付けられている一方、表面に前記注出部と受
    け皿とが設けられていることを特徴とする請求項1記載
    の冷菓の注出装置。
  3. 【請求項3】 前記基台における張り出し部分の上面
    に、前記扉の下縁側を揺動可能に支持するヒンジ部が設
    けられていることを特徴とする請求項2記載の冷菓の注
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記扉の下縁における揺動軸と偏心した
    位置にはストッパピンが設けられる一方、前記基台の張
    り出した上面には、前記ストッパピンが嵌入可能でその
    揺動軌跡に沿ったガイド溝が形成され、このガイド溝の
    一端に前記ストッパピンが当たることで前記扉の開放角
    度が規制される構成となっていることを特徴とする請求
    項3記載の冷菓の注出装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパピンは、前記ガイド溝に沿
    った方向の前後に位置を調節して取り付け可能となって
    いることを特徴とする請求項4記載の冷菓の注出装置。
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