JP3768077B2 - 飲料ディスペンサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、飲料ディスペンサに関し、更に詳細には、水槽に貯溜した冷却水の一部を蒸発管の周囲に氷結させることで、該水槽に収納した飲料タンクに貯溜されている飲料を冷却するよう構成した蓄氷式の飲料ディスペンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アイスコーヒーやジュース等の冷たい飲料を注出する飲料ディスペンサでは、筐体の内部に、冷却水が貯溜された水槽が配設されると共に、該水槽の内部には、所要量の飲料を貯溜する飲料タンクが冷却水に一部を浸漬した状態で収納される。また冷凍装置から導出する蒸発管が、飲料タンクを取囲む巻回状態で配置され、冷凍装置の冷却運転により冷却水の一部を蒸発管の周囲に氷結させるようになっている。そして、前記蒸発管の内側に配設されているスクリューをモータにより回転することで、得られた氷塊により冷却される冷却水に下向きの水流を発生させて飲料タンクの周囲を循環させ、該タンク内の飲料を間接的に冷却するよう構成している。また飲料タンクは、筐体の前部に配設した注出コックに連通接続され、該コックを開放操作することで、タンク内の飲料は注出コックを介して注出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の飲料ディスペンサでは、前記飲料タンクを取囲むように蒸発管が巻回状態で配置されているため、該タンクの外面と水槽の内面との間には、蒸発管およびこれに氷結する氷塊の厚みを考慮した隙間を設ける必要がある。このため、筐体の前部に配設される注出コックと飲料タンクとが位置的に離れ、両者を連通接続する注出パイプが長くなり、飲料タンクの飲料が注出パイプを介して注出コックに至る間に温度上昇し易くなる難点が指摘される。また注出パイプが長いと、注出間隔が長くなったときに温度上昇する飲料の量が多くなり、再開後の最初に注出される飲料が飲用に適さない温度となるおそれがあった。そのため、従来は蒸発管に氷結する氷塊の厚みを薄く設定することで、飲料タンクと注出コックとの配管距離の短縮化を図っているが、この場合には氷塊が短時間で融けるために冷凍装置の運転間隔が短かくなり、ランニングコストが嵩む問題を招いていた。
【0004】
そこで、前述した課題に対処する1つの提案が、本件出願人により、発明「飲料ディスペンサ」として出願されている。先の出願に係る飲料ディスペンサは、冷却水を貯溜する水槽の内部において飲料タンクを注出コックの配設位置に近接する前部に収納すると共に、該タンクから離間する後部に蒸発管を収納することで、飲料タンクと注出コックとの配管距離を短かくし、注出される飲料の温度上昇を抑制することができるものである。
【0005】
ここで、前記蒸発管に氷結する氷塊の大きさは、飲料ディスペンサの周囲温度の変動により異なり、通常よりも大きく成長すると、蒸発管に成長した氷塊の下端と水槽の内底面との間の隙間が狭くなり、冷却水は流れ難くなる。この場合において、先に出願した飲料ディスペンサでは、蒸発管の外側に飲料タンクが配設されると共に、該蒸発管の内側にスクリューが配設されているため、該スクリューの回転により発生する水流によっても蒸発管の外側に冷却水が効率的に流れず、専ら氷塊の内側でのみ冷却水が循環する。すなわち、飲料タンクが配設される領域での冷却水の充分な循環がなされず、飲料タンクに貯溜されている飲料の冷却効率が低下する問題があり、これを如何に解決するか、が解決課題となっている。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、水槽に貯溜されている冷却水を飲料タンクが配設されている領域にまで充分循環させて、該タンクに貯溜されている飲料の効率的な冷却を達成し得る飲料ディスペンサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る飲料ディスペンサは、
前記冷却水に浸漬した状態で水槽に収納され、飲料を貯溜する飲料タンクと、
前記水槽の内部における前記飲料タンクから離間する位置に冷却水に浸漬した状態で収納され、冷凍装置から供給される冷媒により冷却されて冷却水の一部を氷結させる蒸発管と、
前記蒸発管の内側に位置し、モータで回転されることで冷却水に下向きの水流を発生させて前記水槽の内部で該冷却水を循環させるスクリューと、
前記蒸発管の内側に、前記スクリューを囲繞するよう配設され、冷却水が流通する穴を該スクリューより上方位置に開設した案内部材とを備え、
前記案内部材における前記飲料タンクから離間する壁の前記スクリューより下部に、下方に向かうにつれて飲料タンクに近接する方向に所要角度で傾斜して、該スクリューにより発生した水流を飲料タンクに向けて案内する水流調整板を配置すると共に、
前記蒸発管の下方に臨む水槽の底板に、前記飲料タンクから離間する方向に向けて下方傾斜する傾斜面を形成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る飲料ディスペンサにつき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。図1は、実施例に係る飲料ディスペンサの全体構造を示すものであって、該飲料ディスペンサ10では、上方に開口する筐体11の内部には、その底板11a上に架台12が配設されると共に、該架台12に、断熱構造の水槽13が載置されている。この水槽13は、上方に開口する箱状の内装14の外側に、所定厚みで断熱材15を一体的に発泡成形して構成されており、該水槽13内(内装14の内)には、前側に位置するタンク収納空間S1と、後側に位置する蒸発管収納空間S2とが連通状態で画成してある。そして、両収納空間S1,S2に、冷却水としての水道水が略満水状態で貯溜されるようになっている。
【0009】
前記水槽13のタンク収納空間S1には、図2に示す如く、所要量の飲料を内部画成した貯溜部16aに貯溜する2基の飲料タンク16,16が、幅方向に離間して筐体11の前面に沿って並列に収納されている。そして各飲料タンク16は、水槽13の内底部(内装14の底板14a)に設けられた対応する案内部18(後述)に載置された状態で、図示しない取付具を介して水槽13に対して取付けられる。また両飲料タンク16,16は、水槽13の内側面に対して所定の隙間を存して配置され、両飲料タンク16,16の外周囲を冷却水が円滑に流れるよう構成される。なお、前記各案内部18に載置された飲料タンク16の外底面と水槽13の内底面との間にも、冷却水が流通する空間が画成される。
【0010】
前記水槽13の底部には、各飲料タンク16と対応する位置に、該飲料タンク16の底部に一端部が連通接続される注出パイプ20が夫々配設される。各注出パイプ20は、前記筐体11の前部に配設されたフロントパネル21にナット22を介して着脱可能に配設される対応の注出コック23に他端部が接続されており、該注出コック23を開放操作することで、対応する飲料タンク16に貯溜されている飲料が注出コック23を介して注出されるようになっている。また各注出コック23の下方には、前記フロントパネル21に対して受皿24が夫々着脱可能に配設されており、該注出コック23から垂れる飲料を受容し得るよう構成される。なお、フロントパネル21は、図3に示すように、各飲料タンク16に対応して筐体11の前部に並列に配設されている。図1において参照符号41は、筐体11の上部開口を開閉するトップパネルを示し、参照符号42は、各飲料タンク16の開口部を開閉する蓋体を示す。
【0011】
図1に示す如く、前記筐体11の底板11aには、冷凍装置25を構成する圧縮機26、凝縮器用のファンモータ27および凝縮器28が配置されると共に、該冷凍装置25から導出する蒸発管29が、前記水槽13における蒸発管収納空間S2において、螺旋状に巻回された状態で収納配置されている。すなわち、冷凍装置25の冷却運転により蒸発管29に冷媒を循環供給して冷却することで、蒸発管収納空間S2に貯溜されている冷却水の一部を該蒸発管29の周囲に氷結させ、円筒状の氷塊30を生成するよう構成される。なお、冷凍装置25は、蒸発管29に近接して配設した氷厚の検知手段31により、該蒸発管29の表面に一定厚みの氷塊30が生成されるように運転制御される。また蒸発管29は、その下端が水槽13の内底面から所要高さだけ上方に臨むよう位置決めされる。
【0012】
前記水槽13における蒸発管収納空間S2の上方に、図1に示す如く、取付板32を介してモータ33が倒立状態で配設され、該モータ33により回転されるスクリュー34が、巻回されている前記蒸発管29の内側に臨むよう配置される。そして、モータ33によりスクリュー34を回転することで、蒸発管収納空間S2内の冷却水に下向きの水流を発生させ、蒸発管29に氷結する氷塊30の厚みを均一化させると共に、該冷却水を蒸発管収納空間S2と前記タンク収納空間S1との間で循環させて(図2参照)、前記2基の飲料タンク16,16を均一に冷却して飲料を間接的に冷却するよう構成されている。
【0013】
前記水槽13の内部には、図1および図2に示す如く、上下に開口する略角筒状に形成された案内部材35が、前記スクリュー34を囲繞するように、その上端部を前記取付板32に配設した状態で垂下している。この案内部材35の幅方向に対向する両側壁36,36には、前記スクリュー34より上方位置に、冷却水が流通する複数の角穴(穴)36aが夫々開設されている。また、案内部材35における後壁37(飲料タンク16,16から離間する壁)のスクリュー34より下方に臨む下部に、下方に向かうにつれて前記飲料タンク16,16に近接するよう所要角度で傾斜する水流調整板38が折曲形成されている。この水流調整板38の傾斜角度については、前記スクリュー34の回転によって発生する水流により流れる冷却水を、前記蒸発管29における飲料タンク側の下方で、かつ後述する凹部39と案内部18,18との境界部に向けて案内するよう設定される。すなわち、水流調整板38により案内される冷却水は、蒸発管29の下方を通過した後に、前記飲料タンク16,16の配設領域(タンク収納空間S1)に効率的に流れるようになっている。
【0014】
前記水槽13における内装14の底板14aには、図1に示す如く、前記蒸発管29の内側から前記タンク収納空間S1に亘って、下方に凹む凹部39が形成され、前記蒸発管29に氷塊30が氷結した際にも、その下端と凹部39との間に冷却水の流通を許容する所要の隙間を画成するよう構成してある。なお、凹部39の底面は、後方(飲料タンク16,16から離間する方向)に向けて下方傾斜するよう設定され、この傾斜面39aにより、前記スクリュー34の回転によって生ずる水流の一部を、水槽13の後側に向けて案内するよう構成される。
【0015】
また前記タンク収納空間S1に臨む内装14の底板14aには、図2に示す如く、両飲料タンク16,16の後部(蒸発管29を向く側)に対応して幅方向に離間する位置に、所定高さで立上がる案内部18が夫々突設され、各案内部18に飲料タンク16の後部が載置されることで、飲料タンク16の外底面と水槽13の内底面との間に、冷却水が流通する空間が画成されるようになっている。なお、案内部18は裁頭角錐形状を呈し、その後側の案内面18aに当った水流を、飲料タンク16の胴部に沿って下から上に向かうように案内するべく機能する。更に、前記水槽13の内部前面には、図2に示す如く、両飲料タンク16,16の間に臨む位置に、内方に向けて台形状に突出する整流部40が、上下方向の全長に亘って突設され、前記飲料タンク16,16の前側を流れる冷却水を、該整流部40によって両飲料タンク16,16の間あるいは各飲料タンク16の離間する側面側に向けて流れるようにしている。
【0016】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る飲料ディスペンサの作用につき説明する。前記飲料ディスペンサ10では、前記冷凍装置25の運転が開始されると、前記蒸発管29に冷媒が循環供給されて経時的に冷却されると共に、前記モータ33によりスクリュー34が回転を開始する。これにより水槽13の蒸発管収納空間S2に貯溜されている冷却水は、このスクリュー34の回転に伴って攪拌されつつ次第に冷却され、その一部が蒸発管29の表面で氷結し始める。この蒸発管29の表面で成長する氷は、相互に連結し合うことにより筒状の氷塊30となり、その潜熱によって水槽13に貯溜された冷却水を経時的に冷却するに至る。
【0017】
また氷結に至らずに流動状態にある冷却水も、前記スクリュー34によって蒸発管収納空間S2とタンク収納空間S1との間で循環されるため、水槽13に貯溜されている全ての冷却水は氷塊30の潜熱によって次第に冷却される。すなわち、スクリュー34が回転すると、図1に矢印で示すように、該スクリュー34の近辺に滞留する冷却水が前記案内部材35の水流調整板38に沿って水槽13の内底面に向け流動する。水流調整板38に案内されて、前記凹部39と案内部18,18との境界部に向けて流動する冷却水は、蒸発管29の表面で成長した氷塊30の下側を通過してタンク収納空間S1に流れ込む。そして、案内部18,18の案内面18a,18aに当った冷却水は、下から上に向かって流れるよう案内され、該冷却水は前記飲料タンク16,16における後側の胴部に沿って上方に流動する。
【0018】
ここで、前記氷塊30は、前記検知手段31により一定厚みを保持するようになっているが、周囲温度の変動等により設定厚みよりも大きく成長することがあり、この場合には氷塊30が飲料タンク16,16に接触し、タンク内の飲料が氷結するおそれがある。しかるに、実施例の飲料ディスペンサ10では、冷却水の一部が、飲料タンク16,16と氷塊30との間を流動するよう構成したので、氷塊30がタンク16,16に接触するまで成長するのを抑制することができ、タンク内の飲料の氷結を防止し得る。
【0019】
前記案内部18,18に当たらない冷却水は、前記飲料タンク16,16の外底面と水槽13の内底面との間の空間を前方に流動した後、該水槽13の内部前面に沿って上方に流動する。そして、飲料タンク16,16の前側を流れる冷却水は、前記整流部40によって両飲料タンク16,16の間あるいは各飲料タンク16の離間する側面側に向けて流れるよう案内される。すなわち、両飲料タンク16,16の周囲を冷却水が効率的に流動し、各飲料タンク16に貯溜されている飲料を均一に冷却することができる。
【0020】
また、前記スクリュー34の回転によって水槽13の凹部39に向けて流動する冷却水の一部は、該凹部39の傾斜面39aに沿って後側に流れ、この冷却水が図1に矢印で示すように、前記飲料タンク16,16から離間する位置の氷塊30に沿って上方に流動する。すなわち、氷塊30における後側の部分も冷却水の冷却に効率的に利用され、冷却能力が向上する。
【0021】
前記フロントパネル21に配設されている注出コック23を開放操作することで、前述したように冷却水で冷却される飲料タンク16に貯溜されている飲料が、前記注出パイプ20を流通した後に該コック23から注出される。この場合において、飲料タンク16の外側に蒸発管29を配置していないから、飲料タンク16の外面と水槽13の内面との間に画成する隙間は、冷却水が流通し得る寸法であればよく、蒸発管29およびこれに氷結する氷塊30の厚みを考慮する必要はない。すなわち、飲料タンク16を筐体11の前部に近接するよう水槽13内の前部に収納配置することができ、該タンク16と注出コック23との配管距離が短かくなり、飲料タンク16の飲料が注出パイプ20を介して注出コック23に至る間に温度上昇するのを抑制し得る。また注出パイプ20が短かくなるから、注出間隔が長くなった場合であっても、再開後の最初に注出される飲料が飲用に適さない温度となるのを防止することができる。更に、飲料タンク16から蒸発管29が離れて配置してあるから、氷塊30の厚みを大きく設定することができ、冷凍装置25の運転間隔が長くなってランニングコストが低減する。
【0022】
前述した実施例では、水槽に2基の飲料タンクを収納した場合で説明したが、本願はこれに限定されるものでなく、水槽に収納する飲料タンクの数は1基でも3基以上であってもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る飲料ディスペンサでは、スクリューにより発生した水流を飲料タンクに向けて案内する水流調整板を設けたことで、飲料タンクの配設領域に冷却水を効率的に循環させることができる。従って、飲料タンクに貯溜されている飲料を効率的に冷却し得る。また、水槽の底板に形成した傾斜面により、飲料タンクから離間する位置の蒸発管側で冷却水が循環し、該蒸発管に氷結した氷塊での冷却水の効率的な冷却が達成され、冷却能力が向上する利点を有する。
【0024】
更に、飲料タンクの蒸発管を向く側の下部に臨む水槽の底板に、前記スクリューにより発生した水流を下から上に向かうように案内する案内部を設けたので、蒸発管に氷結した氷塊と飲料タンクとの間を冷却水が流動し、氷塊がタンクに接触するまで成長するのを抑制することができ、タンク内の飲料の氷結を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好適な実施例に係る飲料ディスペンサの縦断側面図である。
【図2】 実施例に係る水槽および飲料タンクを示す平面図である。
【図3】 実施例に係る飲料ディスペンサの正面図である。
【符号の説明】
13 水槽,14a 底板,16 飲料タンク,18 案内部,25 冷凍装置
29 蒸発管,33 モータ,34 スクリュー,35 案内部材
36a 角穴(穴),38 水流調整板,39a 傾斜面
Claims (3)
- 冷却水を貯溜する水槽(13)と、
前記冷却水に浸漬した状態で水槽(13)に収納され、飲料を貯溜する飲料タンク(16)と、
前記水槽(13)の内部における前記飲料タンク(16)から離間する位置に冷却水に浸漬した状態で収納され、冷凍装置(25)から供給される冷媒により冷却されて冷却水の一部を氷結させる蒸発管(29)と、
前記蒸発管(29)の内側に位置し、モータ(33)で回転されることで冷却水に下向きの水流を発生させて前記水槽(13)の内部で該冷却水を循環させるスクリュー(34)と、
前記蒸発管 (29) の内側に、前記スクリュー (34) を囲繞するよう配設され、冷却水が流通する穴 (36a) を該スクリュー (34) より上方位置に開設した案内部材 (35) とを備え、
前記案内部材 (35) における前記飲料タンク (16) から離間する壁の前記スクリュー (34) より下部に、下方に向かうにつれて飲料タンク (16) に近接する方向に所要角度で傾斜して、該スクリュー(34)により発生した水流を飲料タンク(16)に向けて案内する水流調整板(38)を配置すると共に、
前記蒸発管(29)の下方に臨む水槽(13)の底板(14a)に、前記飲料タンク(16)から離間する方向に向けて下方傾斜する傾斜面(39a)を形成した
ことを特徴とする飲料ディスペンサ。 - 前記蒸発管 (29) の下方に臨む水槽 (13) の底板 (14a) に、下方に凹む凹部 (39) が形成され、該凹部 (39) の底面に、前記傾斜面 (39a) が形成されている請求項1記載の飲料ディスペンサ。
- 前記飲料タンク(16)の蒸発管(29)を向く側の下部に臨む前記水槽(13)の底板(14a)に、前記スクリュー(34)により発生した水流を下から上に向かうように案内する案内部(18)が設けられ、前記水流調整板 (38) の傾斜角度は、前記スクリュー (34) より発生した水流を、前記案内部 (18) と凹部 (39) との境界部に向けて案内するよう設定されている請求項2記載の飲料ディスペンサ。
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