JP2000232342A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP2000232342A
JP2000232342A JP11032920A JP3292099A JP2000232342A JP 2000232342 A JP2000232342 A JP 2000232342A JP 11032920 A JP11032920 A JP 11032920A JP 3292099 A JP3292099 A JP 3292099A JP 2000232342 A JP2000232342 A JP 2000232342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源の電圧変動の影響を受けずに、台形波電
流を出力する通信装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 台形波電圧発生回路10は、入力信号S
inに基づきコンデンサC1への充放電作用により、グ
ランドを基準として台形波電圧を出力し、電圧−電流変
換回路20は、台形波電圧発生回路10から出力された
台形波電圧を台形波電流に変換する。カレントミラー回
路30は、電圧−電流変換回路に駆動されて、電圧−電
流変換回路に台形波電流を流すとともに、その台形波電
流と略相似形の台形波電流を送信信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台形波電流を出力す
る通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用電子制御装置間の通信で
は、車両用電子制御装置の一方からの入力信号としての
矩形波電圧を通信装置でもって台形波電流に変換し他の
通信装置に出力し、他の通信装置が当該台形波電流を矩
形波電圧に変換し他方の車両用電子制御装置に出力する
ものがある。
【0003】このような車両用電子制御装置間の通信に
適用されて、台形波電流を出力する通信装置としては、
図2に示すものがある。この通信装置では、台形電圧発
生回路1は、矩形波電圧(図3(a)参照)を入力信号
Sinとして受け、コンデンサC1への充放電作用によ
り台形波電圧を発生し、電圧−電流発生回路2に出力す
る(図3(b)参照)。そして、電圧−電流発生回路2
は、台形電圧発生回路1からの台形波電圧と相似形の台
形波電流を他方の車両用電子制御装置に送信信号Sou
tとして出力する(図3(c)参照)。
【0004】ここで、コンデンサC1は電源Vcc及び
台形電圧発生回路1の間に接続されている。このため、
電源Vccの電圧変動が生じると、台形電圧発生回路1
からの台形波電圧が変動し、これに伴って、電圧−電流
発生回路2からの台形波電流が変動するため、他方の車
両用電子制御装置において、正確に送信信号Soutを
受信できない場合がある。
【0005】そこで、当該通信装置では、電源Vcc及
びグランドの間にコンデンサC2を接続して、このコン
デンサC2により電源Vccの電圧を平滑化するように
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記通信装置
では、上述の如く、電源Vccの電圧を平滑化する為に
コンデンサを採用しているので、コスト高を招いてい
た。そこで、本発明は、このようなことに鑑みて、電源
電圧を平滑化する為のコンデンサを採用することなく、
電源の電圧変動の影響を受けずに、従来と同様の出力形
式の台形波電流を出力する通信装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、入力信号に基づ
きグランドを基準として台形波電圧を出力する台形波電
圧発生回路(10、C1)と、台形波電圧発生回路から
出力された台形波電圧を台形波電流に変換してグランド
側に流す電圧−電流変換回路(20)と、電源と前記電
圧−電流変換回路との間に設けられて、電圧−電流変換
回路に前記台形波電流が流れるようにするとともに、そ
の台形波電流と略相似形の台形波電流を送信信号として
出力する出力回路(30)とを備える。
【0008】このような構成により、通信装置として
は、電源の電圧変動の影響を受けずに、従来と同様の出
力形式の台形波電流を出力することができる。また、請
求項2に記載の発明のように、出力回路としては、カレ
ントミラー回路を用いることができる。なお、上記した
括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段と
の対応関係を示すものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。図1は本発明に係る車両用電子制御
装置の通信装置の一実施形態を示す。通信装置は台形波
電圧発生回路10、コンデンサC1、電圧−電流変換回
路20及びカレントミラー回路30を備えている。
【0010】台形波電圧発生回路10は、車両用電子制
御装置に搭載されたマイクロコンピュータ(図示せず)
から入力端子Tinを通して入力された入力信号Sin
(矩形波電圧)を受け、コンデンサC1への充放電作用
により、台形波電圧を出力する。具体的には、台形波電
圧発生回路10は定電流回路を有しており、台形波電圧
発生回路10は、入力信号Sinの立ち上がり時に、コ
ンデンサC1を定電流で充電し、入力信号Sinの立ち
下がり時に、コンデンサC1を定電流で放電する。この
ような定電流回路を用いた充放電作用により台形波電圧
が出力される。
【0011】但し、コンデンサC1は台形波電圧発生回
路10とグランドとの間に接続されているので、台形波
電圧発生回路10はグランドを基準とする台形波電圧を
発生することになる。電圧−電流変換回路20は、オペ
アンプOP1、トランジスタQ1及び抵抗素子R1を備
えている。電圧−電流変換回路20では、オペアンプO
P1は、その非反転端子(+)にて、台形波電圧発生回
路10からの台形波電圧が印加されてトランジスタQ1
を駆動する。よって、トランジスタQ1は、オペアンプ
OP1により駆動されて、上記台形波電圧と相似波形の
台形波電流をカレントミラー回路30から抵抗素子R1
を経てグランドに流し込む。
【0012】但し、オペアンプOP1の反転端子(−)
は抵抗素子R1を通してグランドに接続されているた
め、電圧−電流変換回路20はグランドを基準に台形波
電圧に基づき台形波電流を発生することになるカレント
ミラー回路30は、トランジスタQ2乃至Q5及び抵抗
素子R2乃至R6を備えており、トランジスタQ2、Q
3及びトランジスタQ4、Q5は、それぞれ、縦続接続
(インバーテッドダーリントン接続)されている。これ
は、出力電流を大きくとるためである。
【0013】カレントミラー回路30では、トランシス
タQ2、Q3がトランジスタQ1の駆動によって、電源
Vccから抵抗素子R3を通して電圧−電流変換回路2
0を経てグランドに台形波電流を流すと共に、トランシ
スタQ4、Q5が当該台形波電流と相似波形の電流を送
信信号Soutとして出力端子Toutを通して他の車
両用電子制御装置に出力する。
【0014】以下、このように構成した本実施形態の作
動につき説明する。先ず、台形波電圧発生回路10が入
力信号Sinとしての矩形波電圧を受けると、台形波電
圧発生回路10が矩形波電圧を台形波電圧に変換し、こ
の台形波電圧を電圧−電流変換回路20に印加する。つ
いで、電圧−電流変換回路20は当該台形波電圧に基づ
きオペアンプOP1を介してトランジスタQ1を駆動す
る。
【0015】すると、トランジスタQ1の駆動状態に従
い、当該台形波電圧と相似波形の台形波電流が、電源V
ccからカレントミラー回路30の抵抗素子R3及びト
ランジスタQ2、Q3を経て電圧−電流変換回路20の
トランジスタQ1及び抵抗素子R1を通してグランドに
流れる。これに伴い、上記台形波電流と相似形の台形波
電流が、カレントミラー回路30の抵抗素子R5及び両
トランジスタQ4、Q5を通して出力端子Toutを経
て他の車両用電子制御装置に送信信号Soutとして出
力される。
【0016】以上説明したように、台形波電圧発生回路
10及び電圧−電流変換回路20をグランドを基準とし
て構成し、台形波電流をグランドを基準として発生させ
る。これにより、電源Vccの電圧変動により電圧−電
流変換による電流波形が変動することを防止できる。そ
して、この台形波電流をカレントミラー回路30により
電源Vccを基準とする台形波電流に変換することで、
電源Vcc基準の所望の台形波電流を得られる。最終的
に、電源Vcc基準の台形波電流にすることで、従来の
方式同様の出力形式にできるため、受信側等の電源Vc
c基準のシステムを変更する必要がない。以上から、電
源Vccの電圧変動に影響による他の車両用電子制御装
置の誤動作を抑え得る。
【0017】また、通信装置は、上述した構成でもっ
て、電源Vccの電圧変動に影響されることなく、台形
波電流を送信信号Soutとして出力し得るため、電源
電圧を平滑化する為のコンデンサを採用する必要がな
い。なお、上記実施形態では、電圧−電流変換回路20
としては、オペアンプOP1を採用した例につき説明し
たが、これに限らず、エミッタフォロー形式でのトラン
ジスタを採用してもよい。
【0018】また、これに限らず、トランスコンダクタ
ンスアンプを採用するようにしてもよい。なお、本発明
の実施にあたり、カレントミラー回路30としては、上
述の如く、各トランシスタQ2乃至Q5を採用したもの
に代えて、一対のPNP型トランジスタを組み合わせた
ものを採用するようにしてもよい。
【0019】また、これに限らず、アーリー効果を抑え
たウィルソン形式、その他の形式のカレントミラー回路
を採用するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す電気回路図である。
【図2】従来技術を示す電気回路図である。
【図3】(a)は図2に示す通信装置への入力信号の電
圧波形を示す図、(b)は図2に示す台形波電圧発生回
路から出力される台形波電圧の波形を示す図、(c)は
上記通信装置により出力される台形波電流の波形を示す
図である。
【符号の説明】
10…台形波電圧発生回路、20…電圧−電流変換回
路、30…カレントミラー回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に基づきグランドを基準として
    台形波電圧を出力する台形波電圧発生回路(10、C
    1)と、 この台形波電圧発生回路から出力された台形波電圧を台
    形波電流に変換して前記グランド側に流す電圧−電流変
    換回路(20)と、 電源と前記電圧−電流変換回路との間に設けられて、前
    記電圧−電流変換回路に前記台形波電流が流れるように
    するとともに、その台形波電流と略相似形の台形波電流
    を送信信号として出力する出力回路(30)とを備えた
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記出力回路は、カレントミラー回路で
    あることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015119480A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング パルスを発生させる方法、およびパルスを発生させる電子ユニット用の回路装置

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