JPH0622540A - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
- Publication number
- JPH0622540A JPH0622540A JP19896892A JP19896892A JPH0622540A JP H0622540 A JPH0622540 A JP H0622540A JP 19896892 A JP19896892 A JP 19896892A JP 19896892 A JP19896892 A JP 19896892A JP H0622540 A JPH0622540 A JP H0622540A
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- JP
- Japan
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- voltage
- switching
- switching transistor
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチングトランジスタ自体の出力をオン
/オフ可能とするとともに、電圧ドロップを低下させ、
電圧変換効率の向上を実現する。 【構成】 スイッチング電源回路は、オン/オフ動作に
より入力電圧を断続するスイッチングトランジスタQ1
と、このスイッチングトランジスタの出力を平滑して出
力する平滑回路(L,C)と、所定の制御入力電圧によ
りスイッチングトォンジスタをオン/オフ制御すること
ができる電圧フォロワ回路10と、この電圧フォロワ回
路によりスイッチングトランジスタがオン制御されたと
きの出力電圧に基づいて所定周波数パルスを出力し、ス
イッチングトランジスタをオン/オフ制御することがで
きるスイッチング制御回路1とから構成する。
/オフ可能とするとともに、電圧ドロップを低下させ、
電圧変換効率の向上を実現する。 【構成】 スイッチング電源回路は、オン/オフ動作に
より入力電圧を断続するスイッチングトランジスタQ1
と、このスイッチングトランジスタの出力を平滑して出
力する平滑回路(L,C)と、所定の制御入力電圧によ
りスイッチングトォンジスタをオン/オフ制御すること
ができる電圧フォロワ回路10と、この電圧フォロワ回
路によりスイッチングトランジスタがオン制御されたと
きの出力電圧に基づいて所定周波数パルスを出力し、ス
イッチングトランジスタをオン/オフ制御することがで
きるスイッチング制御回路1とから構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源回路に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電池等で駆動させる機器において
は、できるだけ消費電流を節約するためにスイッチング
電源回路を用いることが多い。図2は従来のスイッチン
グ電源回路を示したもので、ドライバとなるスイッチン
グトランジスタQ1 に対して例えばPWM(パルス幅変
調)信号によりスイッチング制御を実行するスイッチン
グ制御回路1が設けられている。
は、できるだけ消費電流を節約するためにスイッチング
電源回路を用いることが多い。図2は従来のスイッチン
グ電源回路を示したもので、ドライバとなるスイッチン
グトランジスタQ1 に対して例えばPWM(パルス幅変
調)信号によりスイッチング制御を実行するスイッチン
グ制御回路1が設けられている。
【0003】スイッチングトランジスタQ1 によって断
続された入力電圧Vi はコイルL及びコンデンサCによ
る平滑回路によって整流され、出力電圧Vout とされ
る。また、出力電圧Vout は抵抗RA ,RB によって取
り出されてスイッチング制御回路1における差動アンプ
2に供給される。差動アンプ2にはまた基準電圧電源3
から基準値VR が入力されており、従って差動アンプ2
からは出力電圧Vout の値に応じた差動出力が取り出さ
れ、差動アンプ4に供給される。
続された入力電圧Vi はコイルL及びコンデンサCによ
る平滑回路によって整流され、出力電圧Vout とされ
る。また、出力電圧Vout は抵抗RA ,RB によって取
り出されてスイッチング制御回路1における差動アンプ
2に供給される。差動アンプ2にはまた基準電圧電源3
から基準値VR が入力されており、従って差動アンプ2
からは出力電圧Vout の値に応じた差動出力が取り出さ
れ、差動アンプ4に供給される。
【0004】さらに差動アンプ4にはオシレータ5から
出力される鋸歯状波が入力されるため、差動アンプ4に
おいては差動アンプ2からの差動出力値に応じたパルス
幅変調信号が出力され、この出力によってトランジスタ
Q2 がオン/オフされる。即ち、トランジスタQ2 のオ
ン/オフによりスイッチングトランジスタQ1 が制御さ
れることにより、入力電圧Vi に対して所定電圧レベル
の出力電圧Voutが得られる。
出力される鋸歯状波が入力されるため、差動アンプ4に
おいては差動アンプ2からの差動出力値に応じたパルス
幅変調信号が出力され、この出力によってトランジスタ
Q2 がオン/オフされる。即ち、トランジスタQ2 のオ
ン/オフによりスイッチングトランジスタQ1 が制御さ
れることにより、入力電圧Vi に対して所定電圧レベル
の出力電圧Voutが得られる。
【0005】このようなスイッチング電源回路において
は電圧変換効率を向上させるためにドライバとなるスイ
ッチングトランジスタにおける電圧ドロップをできるだ
け小さくする必要がある。
は電圧変換効率を向上させるためにドライバとなるスイ
ッチングトランジスタにおける電圧ドロップをできるだ
け小さくする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スイッチン
グ電源回路自体の出力をオン/オフ制御するには、入力
電圧Vi 又は出力電圧Vout についてゲート回路を設け
ることがなされていた。ところが、ゲート回路によりオ
ン/オフ制御すると、ゲート回路へ流す電流により消費
電流が増大するという問題があり、また、ゲート回路に
より入力(V1 )から出力(Vont )にわたる系でオン
/オフ制御させると、スイッチングトランジスタQ1 に
対する負荷が変動することになり出力にパルス的なノイ
ズが生じやすく、パルスノイズの影響で電圧変換効率が
悪化する虞がある。つまり、スイッチングトランジスタ
Q1 における電圧ドロップに影響を与えずにオン/オフ
制御することは困難であるという欠点もあった。
グ電源回路自体の出力をオン/オフ制御するには、入力
電圧Vi 又は出力電圧Vout についてゲート回路を設け
ることがなされていた。ところが、ゲート回路によりオ
ン/オフ制御すると、ゲート回路へ流す電流により消費
電流が増大するという問題があり、また、ゲート回路に
より入力(V1 )から出力(Vont )にわたる系でオン
/オフ制御させると、スイッチングトランジスタQ1 に
対する負荷が変動することになり出力にパルス的なノイ
ズが生じやすく、パルスノイズの影響で電圧変換効率が
悪化する虞がある。つまり、スイッチングトランジスタ
Q1 における電圧ドロップに影響を与えずにオン/オフ
制御することは困難であるという欠点もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみてなされたもので、オン/オフ動作により
入力電圧を断続するスイッチングトランジスタと、この
スイッチングトランジスタの出力を平滑して出力する平
滑回路と、所定の制御入力電圧によりスイッチングトラ
ンジスタをオン/オフ制御することができる電圧フォロ
ワ回路と、この電圧フォロワ回路によりスイッチングト
ランジスタがオン制御されたときの出力電圧に基づいて
所定周波数パルスを出力し、スイッチングトランジスタ
をオン/オフ制御することができるスイッチング制御回
路とから構成されるスイッチング電源回路を提供する。
点にかんがみてなされたもので、オン/オフ動作により
入力電圧を断続するスイッチングトランジスタと、この
スイッチングトランジスタの出力を平滑して出力する平
滑回路と、所定の制御入力電圧によりスイッチングトラ
ンジスタをオン/オフ制御することができる電圧フォロ
ワ回路と、この電圧フォロワ回路によりスイッチングト
ランジスタがオン制御されたときの出力電圧に基づいて
所定周波数パルスを出力し、スイッチングトランジスタ
をオン/オフ制御することができるスイッチング制御回
路とから構成されるスイッチング電源回路を提供する。
【0008】
【作用】スイッチングトランジスタに対して差動対とな
るトランジスタによる電圧フォロワ回路を設け、その差
動対に対しての入力電圧を制御することで、スイッチン
グ電源回路自体の出力をオン/オフ制御できる。
るトランジスタによる電圧フォロワ回路を設け、その差
動対に対しての入力電圧を制御することで、スイッチン
グ電源回路自体の出力をオン/オフ制御できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の実施例となるスイッチング電
源回路を示すもので、前記図2と同様にスイッチングト
ランジスタQ1 からコイルL、コンデンサCを介して取
り出された出力電圧Vout のレベルに応じて、スイッチ
ングトランジスタQ1 に対して例えばPWM(パルス幅
変調)信号に基づくスイッチング制御を行なうスイッチ
ング制御回路1が設けられている。スイッチング制御回
路1については前記図2と同様であるため説明を省略す
る。
源回路を示すもので、前記図2と同様にスイッチングト
ランジスタQ1 からコイルL、コンデンサCを介して取
り出された出力電圧Vout のレベルに応じて、スイッチ
ングトランジスタQ1 に対して例えばPWM(パルス幅
変調)信号に基づくスイッチング制御を行なうスイッチ
ング制御回路1が設けられている。スイッチング制御回
路1については前記図2と同様であるため説明を省略す
る。
【0010】本実施例ではスイッチングトランジスタQ
1 に対して、一点鎖線で囲ったように、差動対を構成す
るトランジスタQ3 ,Q4 を有する電圧フォロワ回路1
0が接続されており、スイッチング制御回路1はこの電
圧フォロワ回路10を介してスイッチングトランジスタ
Q1 を制御することになる。
1 に対して、一点鎖線で囲ったように、差動対を構成す
るトランジスタQ3 ,Q4 を有する電圧フォロワ回路1
0が接続されており、スイッチング制御回路1はこの電
圧フォロワ回路10を介してスイッチングトランジスタ
Q1 を制御することになる。
【0011】電圧フォロワ回路10においてトランジス
タQ3 のベース入力となる端子11は開放状態か、又は
接地状態(開放又は接地電位VON)を取ることができる
ようになされている。
タQ3 のベース入力となる端子11は開放状態か、又は
接地状態(開放又は接地電位VON)を取ることができる
ようになされている。
【0012】例えば電位VONが開放状態であるときは抵
抗Rを介して供給されるベース電圧によりトランジスタ
Q3 は導通し、従ってスイッチングトランジスタQ1
は、スイッチング制御回路1による制御に応じたパルス
幅で入力電圧Vi の断続出力をなす。なお、この断続出
力は差動対Q3 ,Q4 の動作により定電圧出力となる。
抗Rを介して供給されるベース電圧によりトランジスタ
Q3 は導通し、従ってスイッチングトランジスタQ1
は、スイッチング制御回路1による制御に応じたパルス
幅で入力電圧Vi の断続出力をなす。なお、この断続出
力は差動対Q3 ,Q4 の動作により定電圧出力となる。
【0013】一方、電位VONをアース電位とすること
で、トランジスタQ3 はオフとなり、従ってスイッチン
グトランジスタQ1 はスイッチング制御回路1の制御に
基づく動作を行なわない。このため所定電圧の出力電圧
Vout は得られず、スイッチング電源回路はオフ状態と
なる。
で、トランジスタQ3 はオフとなり、従ってスイッチン
グトランジスタQ1 はスイッチング制御回路1の制御に
基づく動作を行なわない。このため所定電圧の出力電圧
Vout は得られず、スイッチング電源回路はオフ状態と
なる。
【0014】つまり本実施例では電圧VONにより、容易
にスイッチング電源出力のオン/オフ制御が可能とされ
ており、ゲート回路を用いないため消費電流の節約が実
現され、またスイッチングトランジスタQ1 自体の動作
を利用して電源出力のオン/オフ制御を行うため、スイ
ッチングトランジスタQ1 に対する負荷の変動は生じ
ず、従ってスイッチングトランジスタQ1 における電圧
ドロップを可及的に低くし、電圧変換効率を向上させる
ことができる。
にスイッチング電源出力のオン/オフ制御が可能とされ
ており、ゲート回路を用いないため消費電流の節約が実
現され、またスイッチングトランジスタQ1 自体の動作
を利用して電源出力のオン/オフ制御を行うため、スイ
ッチングトランジスタQ1 に対する負荷の変動は生じ
ず、従ってスイッチングトランジスタQ1 における電圧
ドロップを可及的に低くし、電圧変換効率を向上させる
ことができる。
【0015】なお、本実施例においては、さらに電圧V
ONの値をコントロールすることにより、スイッチングト
ランジスタQ1 を所望の半導通状態に制御することが可
能になり、従って、出力電圧Vout の電圧値を変えるこ
とも可能になる。
ONの値をコントロールすることにより、スイッチングト
ランジスタQ1 を所望の半導通状態に制御することが可
能になり、従って、出力電圧Vout の電圧値を変えるこ
とも可能になる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスイッチン
グ電源回路は、スイッチングトランジスタに対して差動
対となるトランジスタによる電圧フォロワ回路を設け、
その差動対に対して入力電圧を制御することで、スイッ
チング電源回路自体の出力をオン/オフ制御できるた
め、ゲート回路等を設けてスイッチング電源出力をオン
/オフ制御することは不要となり、従って電流消費量の
削減や、スイッチングトランジスタにおける電圧ドロッ
プの低下による電圧変換効率の向上を実現することがで
きるという効果がある。
グ電源回路は、スイッチングトランジスタに対して差動
対となるトランジスタによる電圧フォロワ回路を設け、
その差動対に対して入力電圧を制御することで、スイッ
チング電源回路自体の出力をオン/オフ制御できるた
め、ゲート回路等を設けてスイッチング電源出力をオン
/オフ制御することは不要となり、従って電流消費量の
削減や、スイッチングトランジスタにおける電圧ドロッ
プの低下による電圧変換効率の向上を実現することがで
きるという効果がある。
【図1】本発明のスイッチング電源回路の一実施例の回
路図である。
路図である。
【図2】従来のスイッチング電源回路の回路図である。
1 スイッチング制御回路 10 電圧フォロワ回路 Q1 スイッチングトランジスタ Q2 ,Q3 ,Q4 トランジスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 オン/オフ動作により入力電圧を断続す
るスイッチングトランジスタと、 前記スイッチングトランジスタの出力を平滑して出力す
る平滑回路と、 所定の制御入力電圧により前記スイッチングトランジス
タをオン/オフ制御することができる電圧フォロワ回路
と、 前記電圧フォロワ回路により前記スイッチングトランジ
スタがオン制御されたときの前記スイッチングトランジ
スタの出力電圧に基づいて所定周波数パルスを出力し、
前記スイッチングトランジスタをオン/オフ制御するス
イッチング制御回路と、 から構成されることを特徴とするスイッチング電源回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19896892A JPH0622540A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19896892A JPH0622540A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | スイッチング電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622540A true JPH0622540A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16399924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19896892A Pending JPH0622540A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622540A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6262168B1 (en) | 1998-03-11 | 2001-07-17 | Cytec Technology Corp. | Aqueous dispersions |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP19896892A patent/JPH0622540A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6262168B1 (en) | 1998-03-11 | 2001-07-17 | Cytec Technology Corp. | Aqueous dispersions |
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