JPH0342746Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342746Y2 JPH0342746Y2 JP1983194115U JP19411583U JPH0342746Y2 JP H0342746 Y2 JPH0342746 Y2 JP H0342746Y2 JP 1983194115 U JP1983194115 U JP 1983194115U JP 19411583 U JP19411583 U JP 19411583U JP H0342746 Y2 JPH0342746 Y2 JP H0342746Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- square wave
- output
- wave oscillator
- signal
- operational amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 101100119059 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) ERG25 gene Proteins 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は低周波発生回路に係り、特に、1Hz及
至50Hz程度の極低周波における三角波を発生させ
る回路に関する。
至50Hz程度の極低周波における三角波を発生させ
る回路に関する。
(従来技術)
従来より、1Hz乃至50Hz程度の極低周波におけ
る三角波の発生回路としては第1図に示すように
ミラー積分回路10を用いたものが一般的であ
り、デユーテイー比50%の方形波発振器11、直
流カツト用コンデンサC1、正相入力端がアース
(GND)されていると共に逆相入力端に上記方形
波発振器11からの信号がコンデンサC1及び抵
抗R3を介して入力されるようになつているオペ
アンプAや積分コンデンサC等から構成されてい
た。
る三角波の発生回路としては第1図に示すように
ミラー積分回路10を用いたものが一般的であ
り、デユーテイー比50%の方形波発振器11、直
流カツト用コンデンサC1、正相入力端がアース
(GND)されていると共に逆相入力端に上記方形
波発振器11からの信号がコンデンサC1及び抵
抗R3を介して入力されるようになつているオペ
アンプAや積分コンデンサC等から構成されてい
た。
しかしながら、上記した従来のものにおいて
は、P点においてOVを中心とした方形波を得る
ために直流カツト用のコンデンサC1を用いざる
を得ず、電源投入後コンデンサC1への充電が完
了するまでの間出力波形にDCずれが生じてしま
うという欠点があつた。
は、P点においてOVを中心とした方形波を得る
ために直流カツト用のコンデンサC1を用いざる
を得ず、電源投入後コンデンサC1への充電が完
了するまでの間出力波形にDCずれが生じてしま
うという欠点があつた。
本考案の目的は上記した従来の欠点を解消した
低周波発生回路を提供することにある。
低周波発生回路を提供することにある。
(考案の構成)
本考案に係る低周波発生回路は、ミラー積分回
路が用いられていて、零電位を基準とする三角波
を低周波で発生させるための低周波発生回路であ
つて、上記ミラー積分回路におけるオペアンプの
正相入力端へ接続され、かつ入力方形波信号の波
高値の1/2の電位に設定された基準電源と、方形
波発振器と、該方形波発振器からの信号を逆位相
の信号にてクランプして出力する逆相緩衝増幅器
とを備え、上記方形波発振器からの出力と上記逆
相緩衝増幅器からの出力とが合成されて上記オペ
アンプの逆相入力端へ印加されるように構成した
ものである。
路が用いられていて、零電位を基準とする三角波
を低周波で発生させるための低周波発生回路であ
つて、上記ミラー積分回路におけるオペアンプの
正相入力端へ接続され、かつ入力方形波信号の波
高値の1/2の電位に設定された基準電源と、方形
波発振器と、該方形波発振器からの信号を逆位相
の信号にてクランプして出力する逆相緩衝増幅器
とを備え、上記方形波発振器からの出力と上記逆
相緩衝増幅器からの出力とが合成されて上記オペ
アンプの逆相入力端へ印加されるように構成した
ものである。
(実施例)
本考案に係る低周波発生回路の実施例を第2図
及び第3図に基づいて説明する。
及び第3図に基づいて説明する。
図中、1はミラー積分回路全体を示し、オペア
ンプ2、積分コンデンサC、オペアンプ2の逆相
入力端側に接続された抵抗R1とから構成されて
いるが、本考案においてはオペアンプ2の正相入
力端側に、基準電源Bが接続されている。3は方
形波発振器であつて、デユーテイー比50%の方形
波が出力されるようになつており、ここからの出
力は抵抗R2,R3を介して上記オペアンプ2の逆
相入力端に入力されるようになつている。4は逆
相緩衝増幅器であつて、インバーター5とFET
6として示されているスイツチング素子とから構
成されており、インバーター5の入力端は上記方
形波発振器3の出力端に接続されている。インバ
ーター5の出力端は上記FET6のゲートに接続
されており、該FET6のソースはアース
(GND)に、ドレインは上記抵抗R1と抵抗R2と
の接続点に接続されている。なお、各抵抗の抵抗
値関係はR1≫R2となつている。
ンプ2、積分コンデンサC、オペアンプ2の逆相
入力端側に接続された抵抗R1とから構成されて
いるが、本考案においてはオペアンプ2の正相入
力端側に、基準電源Bが接続されている。3は方
形波発振器であつて、デユーテイー比50%の方形
波が出力されるようになつており、ここからの出
力は抵抗R2,R3を介して上記オペアンプ2の逆
相入力端に入力されるようになつている。4は逆
相緩衝増幅器であつて、インバーター5とFET
6として示されているスイツチング素子とから構
成されており、インバーター5の入力端は上記方
形波発振器3の出力端に接続されている。インバ
ーター5の出力端は上記FET6のゲートに接続
されており、該FET6のソースはアース
(GND)に、ドレインは上記抵抗R1と抵抗R2と
の接続点に接続されている。なお、各抵抗の抵抗
値関係はR1≫R2となつている。
上記した構成においてその動作例を説明する
に、方形波発振器3の出力オフセツト電圧はOV
になつており、Q点が+E(V)のときFET6は
オフとなりS点での電圧はQ点と同様+E(V)
に保される(R1>R2)。実施例ではオペアンプ2
の正相入力端子の電圧が+E/2(V)=基準電圧
Bに設定されており、ミラー積分回路1の出力
(OUT)は抵抗R1とコンデンサCとの時定数に
より一電源電圧に向つて積分を開始する。
に、方形波発振器3の出力オフセツト電圧はOV
になつており、Q点が+E(V)のときFET6は
オフとなりS点での電圧はQ点と同様+E(V)
に保される(R1>R2)。実施例ではオペアンプ2
の正相入力端子の電圧が+E/2(V)=基準電圧
Bに設定されており、ミラー積分回路1の出力
(OUT)は抵抗R1とコンデンサCとの時定数に
より一電源電圧に向つて積分を開始する。
次に、Q点が約OVである時間帯では、FET6
がオン状態となりS点は略OVにクランプされ
る。(∵R2>RON(RON:FET6のオン抵抗))この
とき積分回路の出力はS点の電位が基準電圧(+
E/2(V))よりも低いために+電源電圧に向つ
て積分を開始する。なお、第3図のQ,S,T,
Uは夫々第2図の点QS,T,Uにおける波形図
を示す。
がオン状態となりS点は略OVにクランプされ
る。(∵R2>RON(RON:FET6のオン抵抗))この
とき積分回路の出力はS点の電位が基準電圧(+
E/2(V))よりも低いために+電源電圧に向つ
て積分を開始する。なお、第3図のQ,S,T,
Uは夫々第2図の点QS,T,Uにおける波形図
を示す。
以上述べたように、本回路においてはFET6
及び基準電源Bを備えたことにより、従来回路で
は不可欠であつた直流カツト用コンデンサが不要
となり、電源投入後の過渡応答を大巾に改善する
ことができ、例えば、従来、1〜30(Hz)の正規
の三角波を発生させるために数十秒程度を要して
いたエージング時間を方形波発振器3からの入力
信号の一周期に要する時間、即ち、数秒から数分
の一秒程度にまで短縮することができる。
及び基準電源Bを備えたことにより、従来回路で
は不可欠であつた直流カツト用コンデンサが不要
となり、電源投入後の過渡応答を大巾に改善する
ことができ、例えば、従来、1〜30(Hz)の正規
の三角波を発生させるために数十秒程度を要して
いたエージング時間を方形波発振器3からの入力
信号の一周期に要する時間、即ち、数秒から数分
の一秒程度にまで短縮することができる。
(考案の効果)
本考案に係る低周波発生回路によれば、出力波
形を短時間で安定させることができるから、電源
投入後、直ちに使用することができる。しかも、
回路構成が簡単であるため大巾なコストアツプに
はならない等の優れた特長がある。
形を短時間で安定させることができるから、電源
投入後、直ちに使用することができる。しかも、
回路構成が簡単であるため大巾なコストアツプに
はならない等の優れた特長がある。
第1図は従来の低周波発生回路を示す回路図、
第2図及び第3図は本考案に係る低周波発生回路
を示し、第2図は回路図、第3図は各部の波形図
である。 1:ミラー積分回路、2:オペアンプ、3:方
形波発振器、4:逆相緩衝増幅器。
第2図及び第3図は本考案に係る低周波発生回路
を示し、第2図は回路図、第3図は各部の波形図
である。 1:ミラー積分回路、2:オペアンプ、3:方
形波発振器、4:逆相緩衝増幅器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ミラー積分回路が用いられていて、零電位を基
準とする三角波を低周波で発生させるための低周
波発生回路であつて、 上記ミラー積分回路におけるオペアンプの正相
入力端へ接続され、かつ入力方形波信号の波高値
の1/2の電位に設定された基準電源と、方形波発
振器と、該方形波発振器からの信号を逆位相の信
号にてクランプして出力する逆相緩衝増幅器とを
備え、上記方形波発振器からの出力と上記逆相緩
衝増幅器からの出力とが合成されて上記オペアン
プの逆相入力端へ印加されるように構成したこと
を特徴とする低周波発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19411583U JPS60101829U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 低周波発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19411583U JPS60101829U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 低周波発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60101829U JPS60101829U (ja) | 1985-07-11 |
JPH0342746Y2 true JPH0342746Y2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=30417335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19411583U Granted JPS60101829U (ja) | 1983-12-19 | 1983-12-19 | 低周波発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60101829U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4958731A (ja) * | 1972-10-04 | 1974-06-07 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56669Y2 (ja) * | 1974-02-07 | 1981-01-09 | ||
JPS54148453U (ja) * | 1978-04-07 | 1979-10-16 |
-
1983
- 1983-12-19 JP JP19411583U patent/JPS60101829U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4958731A (ja) * | 1972-10-04 | 1974-06-07 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60101829U (ja) | 1985-07-11 |
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