JPH0326798Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0326798Y2
JPH0326798Y2 JP1983132574U JP13257483U JPH0326798Y2 JP H0326798 Y2 JPH0326798 Y2 JP H0326798Y2 JP 1983132574 U JP1983132574 U JP 1983132574U JP 13257483 U JP13257483 U JP 13257483U JP H0326798 Y2 JPH0326798 Y2 JP H0326798Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
circuit
inverting input
input
control signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983132574U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6042096U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13257483U priority Critical patent/JPS6042096U/ja
Publication of JPS6042096U publication Critical patent/JPS6042096U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0326798Y2 publication Critical patent/JPH0326798Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はモータ制御回路の改良に関する。
一般的なモータ制御回路は次のような構成を有
する。
第1図において説明する。
1はモータ駆動回路で、反転入力3、非反転入
力4を有する差動型増幅回路2の出力端子5を第
1の抵抗R1を介して上記反転入力3に接続し、
この反転入力3を第2の抵抗R2を介して接地す
るととともに、この第2の抵抗R2と並列に第3
の抵抗R3とコンデンサCの直列回路からなる第
1の時定数回路6を接続した構成を有し、この第
1の時定数回路6と上記第2の抵抗R2により第
2の時定数回路7が構成され、この第2の時定数
回路7によつて差動型増幅回路2を含むモータ駆
動系の位相補償回路が構成される。すなわち、こ
のようなモータ制御回路では、その駆動系の伝達
関係から明らかなように、特定の周波数から駆動
系の利得が減少するとともに、その位相がシフト
し始め、この位相差が大きくなると、駆動系が安
定性を欠くようになる。このため、一般的には、
位相差を元に戻すために位相補償回路が付加され
る。上記の例では、第1の時定数回路6、第2の
時定数回路7によつて差動型増幅回路2を含むモ
ータ駆動系の位相補償回路が構成され、これは位
相進み系として動作する。そして、増幅回路2の
非反転入力4は第4の抵抗R4を介して入力端子
8に接続され、この入力端子8にモータ制御信号
(モータを駆動するための制御信号)が入力され
る。また、増幅回路2の出力端子5はモータ9に
接続される。
そして、増幅回路2の非反転入力4をスイツチ
ング回路ないしはスイツチング素子たとえばトラ
ンジスタ10を介して接地し、そのベースを第5
の抵抗R5を介して制御端子11に接続する。こ
の制御端子11にON(ローレベル)−OFF(ハイ
レベル)の制御信号を入力することにより、モー
タ9の起動、停止を行なうようにした構成であ
る。
このような一般的なモータ制御回路では、入力
端子8に基準電圧発生回路(図示せず)からのモ
ータ制御信号(一定のモータ駆動電圧または変化
(増大または減小)するモータ駆動電圧)が供給
され、そして、制御端子11にモータを起動、停
止させるためのON(ローレベル)またはOFF(ハ
イレベル)の制御信号を入力することによつて、
モータの起動、停止が行われる。すなわち、制御
端子11から入力されるON(ローレベル)の起
動制御信号によりトランジスタ10を遮断させる
ことにより、入力端子8から入力されるモータ制
御信号をそのまま増幅回路2に入力し、その増幅
出力をモータ9に供給して、モータ9の起動およ
びその後の定常動作を行ない、また、OFF(ハイ
レベル)の停止制御信号によりトランジスタ10
を導通させることにより、モータ制御信号をトラ
ンジスタ10を介して短絡して、モータ9の停止
を行なうようにした構成である。したがつて、増
幅回路2の出力電圧V3すなわちモータ9の制御
電圧は、ON−OFFの制御電圧V2(第2図a)に
対して、同図bに示すようになり、モータ9の起
動、停止動作が緩慢になり、このような起動、停
止時の緩慢な動作は特にモータトルクが小さい場
合は顕著なものとする。このため、従来は、起
動、停止時に起動パルス、停止パルスを印加する
などの手段が構じられているが、この場合、ON
−OFFの制御信号に同期して起動パルス、停止
パルスを発生するパルス発生回路を必要とし、構
成も複雑になり、高価になる欠点がある。
本考案はこのような従来欠点を改良したもの
で、以下図において一実施例を説明する。図中、
第1図の従来例と同等部分については同一符号を
付し、その説明は省略する。
また、第1の時定数回路6、第2の時定数回路
7によつて構成される差動型増幅回路2を含むモ
ータ駆動系の位相補償回路の技術的意義およびそ
の作用効果の点、入力端子8に基準電圧発生回路
(図示せず)からのモータ制御信号(一定のモー
タ駆動電圧または変化(増大または減小)するモ
ータ駆動電圧)が供給され、そして、制御端子1
1にモータを起動、停止させるためのON(ロー
レベル)またはOFF(ハイレベル)の制御信号を
入力することによつて、モータの起動、停止を行
う点については、その基本的動作は従来例と同等
であるので、その説明は省略する。
第3図において説明すると、増幅回路2の反転
入力3とON(ローレベル)−OFF(ハイレベル)
の制御信号が入力される制御端子11との間に、
第3の抵抗R3とコンデンサCの直列回路からな
る第1の時定数回路6を接続した構成である。
以上の構成は、第3の抵抗R3とコンデンサC
の直列回路からなる第1の時定数回路6は制御端
子11からみて微分回路を構成する。モータ起動
時、OFF(ハイレベル)からON(ローレベル)に
変化する制御電圧V2(第4図a)は第1の時定数
回路6によつて微分され、同図bに示すような負
の微分パルスが得られる。この負の微分パルスは
増幅回路2の反転入力3に入力され、反転増幅さ
れて、出力端子5から正の微分パルスとして出力
される。この正の微分パルスA(第4図c)が起
動パルスとしてモータ9に供給される。モータ停
止時は、ON(ローレベル)からOFF(ハイレベ
ル)に変化する制御電圧V2の正の微分パルスが
反転増幅されて、負の微分パルスとして出力され
る。この負の微分パルスBが停止パルスとしてモ
ータ9に供給される。
モータ定常動作時は、制御端子11はローレベ
ル(接地)に保持されるため、第1図の従来例と
同様に、第1の時定数回路6と第2の抵抗R2に
より第2の時定数回路7が構成される。
このようにして、モータ起動、停止時、モータ
9には正の微分パルスA、負の微分パルスBが起
動パルス、停止パルスとして供給され、これらの
微分パルスのピーク値はほぼ電源電圧(+V、−
V)に等しいので、モータ9は瞬時に起動、停止
動作を行なう。
また、本考案は、第1の時定数回路6の微分機
能に着目したものであり、その接続位置を変える
だけであるから、部品点数は第1図の従来例と同
数であり、構成も複雑にならず、コスト上昇にも
ならない。
以上のように、本考案は、モータ駆動系の位相
補償回路を構成する第1の時定数回路の微分機能
に着目することにより、モータ起動、停止時、
ON−OFFの制御信号に同期した起動パルス、停
止パルスをモータに供給するようにした構成であ
るので、モータの起動、停止特性を著しく改善さ
れ、かつ、構成、コストの点でも従来例と同一で
ある優れた実用的利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモータ制御回路の構成を示す
図、第2図は同、説明のための波形図、第3図は
本考案のモータ制御回路の構成を示す図、第4図
は同、説明のための波形図である。 2は差動型増幅回路、3は反転入力、4は非反
転入力、5は出力端子、6は第1の時定数回路、
9はモータ、10はスイツチング素子、11は制
御端子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反転入力3、非反転入力4を有する差動型増幅
    回路2の出力端子5を第1の抵抗R1を介して上
    記反転入力3に接続するとともに、この反転入力
    3を第2の抵抗R2を介して接地し、上記出力端
    子5にモータ9を接続し、上記非反転入力4にモ
    ータ制御信号を入力するようにし、上記差動型増
    幅回路2の非反転入力4をスイツチング素子10
    を介して接地し、このスイツチング素子10を制
    御端子11から入力される制御信号によつて遮
    断、導通させるようにするとともに、この制御端
    子11と上記反転入力3との間に第3の抵抗R3
    とコンデンサCとの直列回路からなる第1の時定
    数回路6を接続した構成であつて、上記制御信号
    入力時この制御信号を上記第1の時定数回路6に
    よつて微分した微分信号を上記反転入力3に入力
    し、モータ定常動作時上記反転入力3を第1の時
    定数回路6を介して接地するようにしたことを特
    徴とするモータ制御回路。
JP13257483U 1983-08-26 1983-08-26 モ−タ制御回路 Granted JPS6042096U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13257483U JPS6042096U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 モ−タ制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13257483U JPS6042096U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 モ−タ制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6042096U JPS6042096U (ja) 1985-03-25
JPH0326798Y2 true JPH0326798Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=30299341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13257483U Granted JPS6042096U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 モ−タ制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6042096U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421509A (en) * 1977-07-19 1979-02-17 Ricoh Co Ltd Drive stop system for motor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421509A (en) * 1977-07-19 1979-02-17 Ricoh Co Ltd Drive stop system for motor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6042096U (ja) 1985-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0449287B2 (ja)
JPH0326798Y2 (ja)
JP2707461B2 (ja) 波形整形回路
JPS60117913A (ja) のこぎり波発生回路
JP2703410B2 (ja) 電圧コンバータ回路
US3946253A (en) Pulse train generator
JPH0332113Y2 (ja)
JPH0449701Y2 (ja)
JP2738024B2 (ja) 負帰還差動増幅回路
JPS622821Y2 (ja)
JPS6115619Y2 (ja)
JPH0533105Y2 (ja)
SU1378027A1 (ru) Генератор треугольного напр жени
JPS597771Y2 (ja) 非安定マルチバイブレ−タ
JPS6338718Y2 (ja)
JPH0344459B2 (ja)
JPS5924225Y2 (ja) テレビジヨン受像機のミユ−テイング回路
JPS6342620Y2 (ja)
JPH0113463Y2 (ja)
JPS6119141B2 (ja)
JPS5944806B2 (ja) 発振回路
JP2572458Y2 (ja) ショックノイズ低減回路
JPS59225609A (ja) シユミツトトリガ回路
JPS5969518U (ja) ミユ−テイング制御回路
JPS6233766B2 (ja)