JP2000230396A - トンネル外殻体の構造 - Google Patents

トンネル外殻体の構造

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隆 千葉
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勉 木内
Shigeyuki Kono
重行 河野
Shinji Yabuki
信二 矢吹
Tsuneo Obuchi
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NIKKEN GIJUTSU KAIHATSU KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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NIKKEN GIJUTSU KAIHATSU KK
Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 裏込め材の充填が省略できるか、または、最
小限で済み、なおかつ、裏込め材を充填するまでの間に
生じる地山のゆるみを抑制できるようなトンネル外殻体
の構造を提供する。 【解決手段】 外殻体本体11と、外殻体本体11に取
り付けられて、外殻体本体11がトンネルの周面に沿っ
て配置された場合に、地山に対向して位置するように設
けられた突出ブロック12とを備えた構成において、突
出ブロック12の外殻体本体11から地山側への突出長
を調整可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルを構築す
る際に用いられて、前記トンネルの周面に沿って組み立
てられるとともに、該トンネルの外殻をなすトンネル外
殻体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ボーリングマシンを用いてトンネ
ルを掘削する工法(以下、TBM工法と呼ぶ。)によ
り、トンネルを施工する事例が増加している。TBM工
法のメリットとしては、 施工速度が速い。(特に、健全な地山がトンネル延
長で長く続く場合) 機械掘削のため、地山を痛めることが少ない。 従って、地山のゆるみも少なく、軽量な支保材料で
トンネルを支えられる。 が挙げられる。
【0003】一方、TBM工法は、地山変化に対する臨
機応変な支保変更が難しいという問題点を有している。
特に我が国の山岳部では、地山の変化が激しく、10m
単位で支保構造を替える必要がある場合も珍しくない。
【0004】このような我が国の地山条件に適合するべ
く、全地質対応型のTBM工法が開発されている。この
TBM工法は、全体をシールドシェルによりシールドし
た掘削装置を用い、装置の先端に設けられたカッタヘッ
ドにより地山の掘削を行うものであり、地質の悪い地山
に遭遇した場合には、シールドシェル内において、トン
ネルの外殻を構成するライナー(トンネル外殻体)を組
み立て、その後、シールドジャッキを用いてライナーか
ら推進反力を確保しながらカッターヘッドを回転させて
地山を掘進する。これにより、ライナーを地山に残しつ
つ、トンネル掘進を行うことができる。
【0005】この場合、ライナーとしては、例えば、図
3および4に示すような構造のものが用いられていた。
これらの図に示すライナー1は、シールドシェル内にお
いて組み立てた場合に、他のライナーに対して接するこ
ととなる外枠材2と、外枠材2の内部に配置されて外枠
材2を補強する内枠材3と、これら外枠材2および内枠
材3により支持されて、ライナー1が組み立てられた場
合に地山側に位置することとなるスキンプレート4とを
備えた構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のライナー1を組
み立ててトンネルの外殻を構成するようにした場合、地
山とライナー1のスキンプレート4との間には、空隙が
生じる。この空隙は、掘削外径とライナー外径との間の
差により生じるものであり、その寸法は、シールドシェ
ルの厚みとライナー組立余裕代の和に相当する。通常
は、この空隙には、裏込め材を充填するが、この場合、 ・裏込め材の材料費と施工手間が必要であること、 ・ある程度の長さをまとめて施工するため、その時間内
に、ますます地山のゆるみを増長させること、 等の問題が発生する。
【0007】このような事情に鑑み、本発明において
は、裏込め材の充填が省略できるか、または、最小限で
済み、なおかつ、裏込め材を充填するまでの間に生じる
地山のゆるみを抑制できるようなトンネル外殻体の構造
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては以下の手段を採用した。すなわち、
請求項1記載のトンネル外殻体の構造は、トンネルを構
築する際に用いられて、前記トンネルの周面に沿って組
み立てられるとともに、該トンネルの外殻をなすトンネ
ル外殻体の構造であって、外殻体本体と、該外殻体本体
に取り付けられて、該外殻体本体が前記トンネルの周面
に沿って配置された場合に、地山に対向して位置するよ
うに設けられた突出ブロックとを備えてなり、前記突出
ブロックは、前記外殻体本体から前記地山側への突出長
が調整可能とされていることを特徴としている。
【0009】このような構成とされているため、このト
ンネル外殻体の構造によれば、トンネル外殻体を組み立
てた後、裏込め材を充填するまでの間に、外殻体から突
出ブロックを地山側に突出させて、地山のゆるみを抑え
ることができる。また、この場合、従来、裏込め材が充
填されていた部位を、突出ブロックが占めることになる
ために、裏込め材の充填を省略できるか、あるいは、最
小限とすることができる。
【0010】請求項2記載のトンネル外殻体の構造は、
請求項1記載のトンネル外殻体の構造であって、前記外
殻体本体の前記外周面が複数の領域に区画され、前記領
域のそれぞれに、前記突出ブロックが配置されているこ
とを特徴としている。
【0011】このような構成とされるために、このトン
ネル外殻体の構造によれば、トンネル外殻体の外周面と
地山との間の空隙の大きさが場所によって異なる場合に
は、各領域の突出ブロックを、突出寸法を異ならせて突
出させることにより対応できる。
【0012】請求項3記載のトンネル外殻体の構造は、
請求項1または2記載のトンネル外殻体の構造であっ
て、前記外殻体本体は、前記トンネルの周面に沿って組
み立てられた場合に、前記トンネルの軸線と平行方向ま
たは前記トンネルの周方向に平行に配置される補強材を
備えた構成とされ、前記突出ブロックの前記トンネル中
心側の位置に、固定板が、前記補強材に固定された状態
で前記突出ブロックの外周面と略平行に配置され、該固
定板には、前記トンネルの半径方向に貫通するボルト孔
が設けられ、該ボルト孔には、ボルトが螺着され、該ボ
ルトの先端が、前記突出ブロックを前記トンネルの中心
側から押圧する構成とされていることを特徴としてい
る。
【0013】このような構成とされるために、このトン
ネル外殻体の構造によれば、簡易な構成により、突出ブ
ロックを地山に対して押圧できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1および図2は、本発明の一
実施の形態であるライナーピース(トンネル外殻体)1
0を示したものであり、図1は、ライナーピース10を
その内周面10a側から示した図、図2は、ライナーピ
ース10をその外周面10b側から示した図である。
【0015】このライナーピース10は、全地質対応型
のTBM工法によりトンネルを構築する際に用いられる
ものである。すなわち、全体をシールドシェルによりシ
ールドした掘削装置を用いて、装置の先端に設けられた
カッタヘッドにより地山を掘削するとともに、地質の悪
い地山に遭遇した場合には、シールドシェル内におい
て、ライナーピース10をリング状に組み立てて、これ
らライナーピース10によりトンネルの外殻を構成す
る。この場合、ライナーピース10の内周面10aがト
ンネルの内壁を形成することとなり、また、ライナーピ
ース10の外周面10bは、トンネルの構築対象の地山
に面して位置することとなる。
【0016】また、この後、さらにトンネルを掘進する
際には、シールドジャッキを用いて、ライナーピース1
0により構成されたトンネルの外殻から推進反力を確保
しながらカッターヘッドを回転させて地山を掘進する。
【0017】図中に示すように、ライナーピース10
は、外殻体本体11と、外殻体本体11に取り付けられ
た突出ブロック12とを備えた構成となっている。外殻
体本体11は、シールドシェル内において組み立てた際
に、他のライナーに対して接することとなる外枠材13
と、外枠材13の内部に配置されて外枠材13を補強す
る内枠材14とを備えた構成となっている。
【0018】外枠材13は、他のライナーピース10に
対してトンネル軸線方向に接する主桁板16,16と、
他のライナーピース10に対してトンネルの周方向に接
する継手板17,17とにより形成されている。
【0019】一方、突出ブロック12,…は、外枠材1
3および内枠材14によって区画された各領域R,…に
対して、外枠材13および内枠材14と接合されること
なく、一つずつはめ込まれた構成となっている。また、
この突出ブロック12は、その外周面12aが、主桁板
16および継手板17の外縁端16aおよび17aのな
す曲面と同一形状とされている。
【0020】また、外殻体本体11の主桁板16,16
間には、固定リブ(補強材)18,…が架設されてい
る。固定リブ18は、主桁板16の内縁端16bおよび
継手板17の内縁端16bのなす曲面上に位置するよう
に設けられて、トンネルの軸線方向と平行に配置されて
おり、二本一組のものが、トンネルの周方向に計三組配
列されている。
【0021】また、互いに対をなす固定リブ18,18
同士の間は、固定板19,19により連結されている。
固定板19は、各突出ブロック12の内周面12bに対
向する位置に、それぞれ一箇所ずつ設けられており、突
出ブロック12の外周面12aと略平行に配置されてい
る。また、固定板19には、トンネルの半径方向に貫通
するボルト孔20が設けられており、このボルト孔20
には、ボルト22が螺着される。
【0022】ボルト22の先端22aは、突出ブロック
12の内周面12b,…に当接することが可能な構成と
なっており、ボルト22を回転させることにより、突出
ブロック12を内周面12b側から押圧することができ
る。これにより、ライナーピース10を組み立ててトン
ネルを構築した際に、突出ブロック12を、トンネルの
中心側から押圧して、外殻体本体11から地山側に突出
させることができる。また、この際に、ボルト22の回
転を調整することにより、突出ブロック12の外殻体本
体11から地山側への突出長を調整できるようになって
いる。
【0023】このライナーピース10を用いて、トンネ
ルを構築する際には、上述のように、トンネル掘削機の
シールドシェル内において、ライナーピース10をリン
グ状に組み立て、これにより、トンネルの外殻を構成す
る。また、この後、さらにトンネルを掘進する際には、
シールドジャッキを用いて、ライナーピース10により
構成されたトンネルの外殻から推進反力を確保しながら
カッターヘッドを回転させて地山を掘進する。
【0024】この場合、ライナーピース10の外周面1
0bと地山との間には、空隙が生じることとなるが、こ
の際に、ボルト22をボルト孔20にねじ込むことによ
り、ボルト22の先端22aにより突出ブロック12を
押圧し、突出ブロック12を外殻体本体11から地山側
に突出させて地山を押圧するようにする。これにより、
地山のゆるみを抑制することができる。また、この場
合、ライナーピース10と地山との間の空隙を、突出ブ
ロック12により埋めることができるので、裏込め材の
充填を不要または最小限とすることができる。また、ラ
イナーピース10の外周面10bと地山との間の空隙の
寸法に場所的な差がある場合には、各突出ブロック12
ごとに突出長を異ならせることにより対処する。突出長
の調整は、ボルト22の回転を調整することにより行
う。
【0025】以上述べたように、本実施の形態のライナ
ーピース10によれば、突出ブロック12の外殻体本体
11からの突出長が調整可能となっているために、ライ
ナーピース10と地山との間の空隙に合わせて、突出ブ
ロック12を突出させ、これにより、裏込め材の充填を
待つことなく、地山を早期に支保することができる。し
たがって、従来に比較し、地山のゆるみ荷重を減少させ
ることができ、より確実なトンネル施工を可能とするこ
とができるとともに、支保部材の軽減も可能となる。ま
た、このような構成により、崩落が進んでいる箇所にお
いても、良好に適用可能となる。さらに、裏込め材の充
填の手間を不要とするか、あるいは、最小限とすること
ができるために、トンネル施工の容易化および材料費・
施工費の軽減化を図ることができる。
【0026】また、上述のライナーピース10によれ
ば、外殻体本体11の外周面が外枠材13および内枠材
14によって領域R,…に区画され、これら各領域R,
…に突出ブロック12が配置されることとなるために、
ライナーピース10と地山との間の空隙の場所的な寸法
差に対処可能であり、より確実に地山を支保することが
できる。
【0027】さらに、上述のライナーピース10によれ
ば、固定リブ18,18に取り付けられた固定板19に
ボルト孔20が設けられ、ボルト孔20に螺着されたボ
ルト22の先端22aが、突出ブロック12の内周面1
2bに当接して、突出ブロック12を地山に押圧するこ
ととなるため、ボルト22の回転を調整するのみで突出
ブロック12の突出長を調整できる。これにより、簡易
な操作により、ライナーピース10が、トンネル掘削機
のシールドシェルから地山にでたら直ちに、しかも、小
さな力で突出ブロック12の位置を拡張することができ
る。
【0028】なお、上記実施の形態において、ボルト2
2に台形ネジを用いるようにすれば、高い耐力を期待す
ることができる。また、固定リブ18は、シールドジャ
ッキの掘進反力も受けられるようにトンネル周上で絶え
ず同一場所になるように計画すれば、兼用も可能であ
る。また、上記のライナーピース10を、シールドトン
ネルを施工する際のセグメントとして利用するようにし
てもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るト
ンネル外殻体の構造によれば、突出ブロックの外殻体本
体からの突出長が調整可能となっているために、トンネ
ル外殻体と地山との間の空隙に合わせて、突出ブロック
を突出させ、これにより、裏込め材の充填を待つことな
く、地山を早期に支保することができる。したがって、
従来に比較し、地山のゆるみ荷重を減少させることがで
き、より確実なトンネル施工を可能とすることができる
とともに、支保部材の軽減も可能となり、さらに、崩落
が進んでいる箇所においても、良好に適用可能となる。
また、それに加えて、裏込め材の充填の手間を不要とす
るか、あるいは、最小限とすることができるために、ト
ンネル施工の容易化および材料費・施工費の軽減化を図
ることができる。
【0030】請求項2に係るトンネル外殻体の構造によ
れば、外殻体本体の外周面が複数の領域に区画され、こ
れら各領域に突出ブロックが配置されることとなるため
に、トンネル外殻体と地山との間の空隙の場所的な寸法
差に対処が可能となり、より確実に地山を支保すること
ができる。
【0031】請求項3に係るトンネル外殻体の構造によ
れば、補強材に取り付けられた固定板にボルト孔が設け
られ、ボルト孔に螺着されたボルトの先端が、突出ブロ
ックの内周面に当接して、突出ブロックを地山に押圧す
ることとなるため、ボルトの回転を調整するのみで突出
ブロックの突出長を調整できることとなり、トンネル施
工時には、簡易な操作により、トンネル外殻体が、トン
ネル掘削機のシールドシェルから地山にでたら直ちに、
しかも、小さな力で突出ブロックの位置を拡張するよう
にすることができる。これにより請求項1または2の発
明を良好に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を模式的に示すライナ
ーピース(トンネル外殻体)の内周面の斜視図である。
【図2】 同、外周面の斜視図である。
【図3】 従来のライナーの内周面の斜視図である。
【図4】 同、外周面の斜視図である。
【符号の説明】
10 ライナーピース(トンネル外殻体) 10a 内周面 10b 外周面 11 外殻体本体 12 突出ブロック 12a 外周面 12b 内周面 18 固定リブ(補強材) 20 ボルト孔 22 ボルト 22a 先端
フロントページの続き (72)発明者 千葉 隆 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 和田 利彦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 木内 勉 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 河野 重行 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 矢吹 信二 東京都江東区越中島2丁目3番9号 日建 技術開発株式会社内 (72)発明者 大渕 恒雄 東京都江東区越中島2丁目3番9号 日建 技術開発株式会社内 Fターム(参考) 2D055 CA01 GB12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネルを構築する際に用いられて、前
    記トンネルの周面に沿って組み立てられるとともに、該
    トンネルの外殻をなすトンネル外殻体の構造であって、 外殻体本体と、該外殻体本体に取り付けられて、該外殻
    体本体が前記トンネルの周面に沿って配置された場合
    に、地山に対向して位置するように設けられた突出ブロ
    ックとを備えてなり、 前記突出ブロックは、前記外殻体本体から前記地山側へ
    の突出長が調整可能とされていることを特徴とするトン
    ネル外殻体の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトンネル外殻体の構造で
    あって、 前記外殻体本体の外周面が複数の領域に区画され、 前記領域のそれぞれに、前記突出ブロックが配置されて
    いることを特徴とするトンネル外殻体の構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のトンネル外殻体
    の構造であって、 前記外殻体本体は、前記トンネルの周面に沿って組み立
    てられた場合に、前記トンネルの軸線と平行方向または
    前記トンネルの周方向に平行に配置される補強材を備え
    た構成とされ、 前記突出ブロックの前記トンネル中心側の位置に、固定
    板が、前記補強材に固定された状態で、前記突出ブロッ
    クの外周面と略平行に配置され、 該固定板には、前記トンネルの半径方向に貫通するボル
    ト孔が設けられ、 該ボルト孔には、ボルトが螺着され、 該ボルトの先端が、前記突出ブロックを前記トンネルの
    中心側から押圧する構成とされていることを特徴とする
    トンネル外殻体の構造。
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